地獄の血みどろマッスル鎮守府の日常


『武蔵がチャリで来た』ドドン！！！！！！！！！！！！



青葉「店長！！！！！！！！」

(；Ｔ)「店っ…？いや、俺司令官な？」

青葉「すいません、噛みました！！！！」

(　Ｔ)「いや、わざｔ青葉「そんな事より司令官！！」最後まで言わせろよ」

青葉「那珂ちゃんが！！！那珂ちゃんがやりました！！！！」

(　Ｔ)「何を？遂に全力シャウト二十秒突破？」

青葉「八時間、来ました！！」

(　Ｔ)　ｶﾞｶﾞﾀﾝｶﾞｯﾀﾝｶﾞﾀﾝﾀｰﾝ!!

(　Ｔ)　ﾄﾞﾄﾞｯﾄﾞ

青葉「落ち着いてください！！！！」

(　Ｔ)つ日　ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

青葉「飲んどる場合かーーーーーー！！！！」ｶﾞｯｼｬﾝ!!

(　Ｔ)「っちょっと、待って…昨日、時雨とケッコンマッチョカリして、今日那珂ちゃんが改二になって…」

(　Ｔ)「そんで八時間？マジ？」

青葉「青葉は真実しか報道しませんよ！！」

(　Ｔ)「ダウト！！！！！！」

青葉「いいから工廠まで来てくださいよ！！！早く！！！」

(　Ｔ)「おっ、おう！！！！！」



～工廠～



(　Ｔ)「八時間ってマジ！？」ﾄﾞﾄﾞｯﾄﾞ!!!

那珂ちゃん「ああ！！提督来たよ！！！！」

時雨「遅いよ。どこで油売ってたの？僕が来てと言ったら例え成層圏にいても二秒で飛んできてよ」

(　Ｔ)「盤流源一郎みたいなこと言うなよ…」

青葉「司令官！！アレ見てください！！」


建造タイマー『07:52:38』


(　Ｔ)「…那珂ちゃん」

那珂ちゃん「な、何…？」

(　Ｔ)「サマソニのプラチナチケット二日分プレゼントだ」

那珂ちゃん「ほんと！？マリリン・マンソンに会いに行っていいの！？」

(　Ｔ)「いいに決まってんだろ…！！！！！！」

那珂ちゃん「ありがとーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！」

時雨「那珂ちゃんの音楽趣味はどうでもいいから、早く高速建造しようよ」

那珂ちゃん「どうでも良くないよ！！！！マンソンは現代に生きる最強の悪魔なんだよ！！！！」

(　Ｔ)「まぁまぁ那珂ちゃん。時雨はアホだから早く八時間艦娘に会いたいんだよ」

時雨「金剛扱いかい？工廠裏まで来なよ」

(　Ｔ)「お前さらっと金剛に対して酷いよな」

青葉「司令官も大差ないですけどね。じゃあ、高速建造使いましょうか」


(　Ｔ)「ヒャッハーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！艦娘は消毒だーーーーーーーーーーー！！！！！！！」ﾎﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ!!!!

(　Ｔ)「これを後九回も続けなきゃ行けなーーーーーーーーーーーい！！！！！！あっつーーーーーーーーい！！！！！！！」ﾎﾞｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ!!!!


時雨「頑張れ頑張れ」ｺﾞｸｺﾞｸ


(　Ｔ)「チクショオオオオオオオオオ！！！！涼しげな顔してラムネ飲みやがってーーーーーーー！！！！！ムカつくーーーーーーー！！！！！」ﾎﾞｵｵｵｵｵｵｵｵ!!!!!


～十回やった～


(　Ｔ)「今度明石に頼んで一回で十回分火炎放射できる装置作ってもらおう」

青葉「お疲れ様です」

那珂ちゃん「見て！！出てくるよ！！」

時雨「けぽっ、提督。あげる」

(　Ｔ)「空き瓶は自分で片付けろアホ」

武蔵「フッ、随分待たせたようだな……。大和型戦艦二番艦、武蔵。参る！」※推奨BGM パシフィック・リムのテーマ


(　Ｔ)「おお…」

那珂ちゃん「おー…」

青葉「おお」

時雨「肌が焦げてるじゃないか。提督がアホみたいに火炎放射するから…」

(　Ｔ)「金剛扱いかコラ。工廠裏まで面出せや」

青葉「お二人とも仲良いですね」

武蔵「貴様が提督か？良いガタイだな。こいつは働き甲斐がありそうだ。後この肌色は生まれつきだ」

(　Ｔ)「ようこそ我が『地獄の血みどろマッスル鎮守府』へ。大戦艦の火力、期待してるぞ」

武蔵「任せておけ。この武蔵の主砲、伊達ではないぜ」

(　Ｔ)「っか～！！聞いた今の？かっこいいなぁオイ」

青葉「大戦艦はやっぱり違いますねえ！！もうオーラが金剛さんとはダンチですよ！！」

那珂ちゃん「青葉ちゃんも結構言うね…」

時雨「提督、瓶…」

(　Ｔ)「いや瓶は自分で…もういいや、ほれ」

時雨「ありがとう」

(　Ｔ)「お前これちょっと残ってるじゃん…武蔵はいあげる」

武蔵「あ、ああ…頂こうか」

時雨「…」

那珂ちゃん　(察し)

武蔵「ところで、ここの旗艦は誰なんだ？大和か？長門か？それとも一航戦か？」

(　Ｔ)「大和はまだいねえし、長門はゴリラだし、一航戦は今のところ空気だ。ウチの総旗艦は青葉だよ」

青葉「ども！！恐縮です青葉ですゥ！！一言お願いします！！」

武蔵「ほぉ…」ｺﾞｷｯ　┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛

時雨「…」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛

青葉「…青葉に、何か？」┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛


那珂ちゃん「えっ、何この展開」

(　Ｔ)「いやー、血の気の多い奴が増えて楽しくなってくるな那珂ちゃん！！」

那珂ちゃん「全然楽しくないよ！！見てよあの一発触発の雰囲気！！」


武蔵「貴様、本当に旧式の重巡洋艦か…？」

青葉「青葉は、青葉ですよ？それ以上でもそれ以下でもない」

武蔵「フッ…まぁ良い。貴様をこの場で圧倒すれば、総旗艦の座は私のモノになるのだろう？」

時雨「勝手な解釈しないでくれるかな？生まれたての仔牛が粋がるものじゃないよ」

武蔵「駆逐風情が口を挟むな…言っただろう？『伊達ではない』と」

時雨「…ぶん殴らないと、わからないみたいだね」

武蔵「やるかい？」

青葉「まぁまぁまぁ時雨さん！！抑えて抑えて！！新しい家族なんですから仲良くしないと！！ね？」

時雨「…そうだね」


那珂ちゃん「戦艦クラスの眼光じゃん…」

(　Ｔ)「不知火だってあんな怖い顔しねえよ」


時雨「聞こえてるよ外野」


那珂ちゃん「ごめんなさい！！」

(　Ｔ)「ごめんなマッスル」


武蔵「そう、そうだな。家族だ…では、『家族』としてわがままを聞いてもらってもいいかな？総旗艦殿」

青葉「ええ、青葉に出来ることならなんでも」

武蔵「この武蔵の力を、是非とも手合わせでご確認願いたいのだ。今後、私をどう運用していくか参考にもなると思うが」

(　Ｔ)「いい考えだな！！ウチのトップと大戦艦の火力！！いい比較対象になる！！」

那珂ちゃん「ちょっと提督…」

時雨「ハァ…」

武蔵「提督はああ言っているが…どうだ？」

青葉「いやー…アハハ、参りましたね…わかりました。やりましょう」

武蔵「ハハ！！そう来なくてはな！！」

青葉「ここではアレですので、演習場の方へ行きましょうか。ご案内しますよ」

時雨「…いいのかい？」

(　Ｔ)「何が？」

時雨「確かに強いけど、本気出した青葉なら三秒だよきっと」

(　Ｔ)「本気出したお前なら？」

時雨「十秒が関の山だね」

那珂ちゃん「あーあー…武蔵さん泣くよこれ絶対」





～翌日～


武蔵「姐さん！！おはようございます！！」

青葉「あの、その姐さんってのやめてもらえませんか…？」


青葉に舎弟が出来た


おわり