ナレーター「近所の有名なお爺さんを追ってみました」(7)

am5:30

今日からお爺さんを追跡したいと思います

聞いた話によると、大いなる力を授かった(プフッ

では、行ってみましょう

・・・

爺「今日はどこまでいこうかのぉ」

いつも散歩をしているお爺さん(78)

爺「そうじゃ、久々に王様に会いに逝こうかの」

爺「なんつってのぉ!ハハハ!」

皆さん、これが寒いギャグです

爺「ボチボチいくか」トボトボ

追跡開始

高原

お爺さんはこの長い道のりを歩いていくそうです

爺「暑いのぉ……ブリザド」

シンッ!

爺「やはり涼しいのが一番じゃ」トボトボ

見、見、見ましたか!?

魔法です!氷魔法です!

爺「うーむ……」

ご老人は何かお気に召さない様子

爺「そうじゃ!」ポンッ

爺「光の加護より託されし力よ!」

え?

爺「今ワシの元に舞い降りん!」

え?え?

爺「出でよ、バハムート!」

シュゥゥ!キラッ
ゴォォォ

バハムート「ガァァァァァ!」

えええええ!?
えええええ!?

ちょ、えええ!?

ピリリ

あ、プロデューサー……

はい、はい……はい…

皆さん、取り乱してしまい、申し訳ありません

ただいま起こったことを説明いたします

爺二病が発症したかと思われた直後、地面に魔方陣が描かれ、バハムートが現れました

爺「いこうか」ヨイショ

あ、では追ってみたいと思います!

ヒュゴォォォ!!

は、早い!

城下町

着きました

爺「いいんじゃいいんじゃ、では任せとくれ」

王「すまんの」

爺「すぐ戻ってくるわい」

王「じゃあそのあと一杯…」クイッ

爺「ええのぉ!フォッフォッフォ!」

王「ヒッヒッヒ……ゲホッ!ゲホッ!うっ……うぅぅ……」

爺「大丈夫か?」

王「ワシももう年じゃのう……」

爺「無理するでないぞ」

王「言わずもがなじゃ」

何やら話している様子
王様、そんな身体ならお酒やめましょうね

町を散歩しているようです

「オイゴルァ!」
「ジジイてめぇゴルァ!」

爺「なんじゃ」

た、大変です!
若い人たちに因縁つけられたようです!

「カネダシャゴルァ!」
「ダシャゴルァ!」

爺「すまんが喋れるようになってから来てくれ」トボトボ

「マッチナヤゴルァ!」
「マッシャーゴルァ!」

ど、どうするんでしょう

爺「うるさいのぉ…」

「ダシャッツッテンゴルァ!」
「ダシャッシャァゴルァ!」

爺「ニフラム」

「ダシャッシャァ………」サァァ

「ダシャッツッテ……」サァァ

け、消しました!なんと言うことでしょう!

そして何事もなかったかのように歩いていきます!

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