安価とコンマで進むRPG!!【オリジナル設定】 (124)
世界の何処かに 誰もが幸せになれる楽園があると 人々は信じていた。
人々はその楽園を探す 当てもない無限に見える旅に出るのであった。
そして 今もまた一人………
安価スレは初めてです。夜などに進めて行く予定ですので、よろしければお付き合いください。
今から様々なルールを説明しますが、アラの多いルールになってるかもしれません。その時は指摘してください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428418312
エンカウントは基本コンマで決まります。特定の場所や終盤に行くとエンカウント率は高くなります。
序盤はコンマ一桁が1〜2だとエンカウント、中盤は1〜4、終盤は1〜5とこの様になってます。(特殊イベントなどによって鬼エンカウントになったり、エンカウントしなくなったりする予定もあります)
ただ、通常時なのにFCゲーのような鬼エンカウントになる可能があるようであれば変更するかもしれません。
レベル概念の前にまずステータスの説明に入ります。
キャラ名 性別 種族 レベル
体力(HP)
技力(TP)
術力(MP)
攻撃力
防御力
回避率
知識
運
特殊技 技名レベル
装備 武器名 頭装備名 胴装備名 腰装備名 脚装備名 アクセサリー名
ステータス画面はこんな感じです。
まず、この世界では術が使える人、技特化に分かれます。また、使える人の中にも術特化とオールラウンダーといます。
オールラウンダーは技と術の両方を使い、術特化は文字通り、技特化も文字通りです。
種族は人間、魔族、魔人族といます。人間は技特化の人が多く、魔人は術特化の人が多いです。
そして、魔人族ですが彼は魔族と人間のハーフでオールラウンダーが多いですが、物語の難易度が上げります。
ここで重大なことが。この世界ではレベルを上げても体力と知識しか上がりません!
この世界では技力は技を使えば増え、術力も術を使えば増えます。そして、その他のステは全て装備やイベント依存です。
回避率ですが、初期値は20で重装備にすると低くなり、軽装備だど高くなります。重装備でも脚装備で高く出来たりもします。
知識は技や術の覚える機会が増える重大なステです。
次に運。運は相手の攻撃ミス、自分のクリエティカルヒット、特殊イベントの成功率などに関するステです。アクセサリーなどで高くすることが出来ます。
技や術の説明です。術は本や人から教わることで覚えることが出来ます。そして、技は戦闘時にキャラが閃くことで覚えます。閃き率はキャラによって変動します。
また、技や術も使えば使うほどレベルが上がり、攻撃力1でも技によって50近くの力を発揮します。
続きの説明はキャラメイク後にします。それではキャラメイク。
↓2 性別(コンマ一桁目で初期運値が決まります)
性別は男
初期運は4
次に種族↓2(コンマ一桁目で初期知識値が決まります)
魔族
ごめん誤爆
ハーフエルフは魔人族ってことで良いですよね?
0って10なの
>>13 わかりました
これでは下の魔族で
初期知識値は10に魔族ボーナスで10プラスの20
>>15 その予定です
それでは最後に名前を↓3で
キラト
キラト 男 魔族 レベル1
体力 25
攻撃力 1
防御力 1
回避率 20
知識 20
運 4
で決定です
それでは物語が始まる前にルールなどで不明な点や説明不足は所があれば指摘ください。
主人公の行動指針はなんですか?
最終目的とか
>>23 すいません、すっかり抜けてました
クリア条件はラスボスを倒す。
目標は楽園を見つける
です。目標は達成出来なくてもクリア条件さえ達成すればEDとなります。
それと、これも抜けてたんですが。キラトの見た目についてなんですが、できれば>>12か>>20の方に決めてもらいたいです
いろいろ抜けててすいません
バンパイア的なダークな見た目のイケメン
自由度は高いんですか?
静かな森の中にある賑やかな小さな集落ビナ。そこにある木造の家がキラトの家。
「おーい、キラト。まだ寝てるのか?」
外から近所の友人の声が聞こえる。
「起きてるっての…。まったく、朝から元気なもんだな」
バンパイアと間違われるほどの白く美しい肌の男。これこそがこの物語の主人公キラトだ。
「木こりの朝は速いんだよ」
彼はダオル。キラトとは正反対の黒く日焼けした大男だ。彼は薪を売って商売をしている。薪は火を必要とする様々なところで必要とされるので、力の弱い学者などの特定の顧客から支持を得ている。
「で、何の用だ?薪はこの前の蓄えがあるからいらないぞ」
室内にある薪を指差して言う。キラトも術を研究する者で、ダオルの顧客の一人だ。
「いいや。商売の話じゃなくてな、この前人間の客からこんな物貰ったんだ」
そう言って背中にしょっていたバッグから一冊の本を取り出し、キラトに見せた。
「ん?……古い本だな…。中に入れよ、話が聞きたい」
キラトはその本を手に取り、パラパラとページを捲る。その本に書かれていた言葉はどれも見たことがなく、古い言語の可能性があるとキラトは判断した。
「人間の持ってる資料にはその言語はないらしい。だから知識のある人に解読を頼みたいって言われたんだ」
椅子に腰掛けたダオルが続きを話す。しかし、頼みという単語を耳にしてキラトは手を止めた。
「頼みってお前…金は取ってないだろうな?商売の話はなしだぞ」
そう言って問い詰める。キラトはダオルに近付き、目をじっと見る。ダオルはキラトの全てを見透かすような目が苦手だった。
「ば、バレちまったら仕方ない。依頼金として貰ったよ。でも、お前にもちゃんと分けるって!仲介費ってことで2割だけでいいからさ!」
キラトから距離を取り、膝に手を当てて深々と頭を下げるダオル。
ここで次の行動安価です。ここはまだチュートリアル的な部分を含んでいるので、あまり自由には動けません。
ここでは依頼を受ける。受けない。嘘をついて本をもらうの三つが出来きます。それでは↓3で決めます
「まぁ、面白そうだし受けるよ」
そう言って本を持って自分の作業机に向う。机の上には薬品、植物、様々な言語の辞書がある。
「さすがはインテリのキラトだ!依頼は長期間取ってある。だから、ゆっくりやってもいいけど、しっかりやってくれよ!」
そう言って、ダオルは出て行った。ありがとうも言わずに出て行く辺り素晴らしい商売根性だとキラトは思った。
「しかし、何の言語だ?古代の言語にしちゃ状態が良すぎる」
この世界は歴史は深く、様々な言語、文化が存在する。
解読に勤しみ数時間が経った。どうやらこの本は古代魔族によって書かれた物だということが判明した。全てを解読することは不可能だったが、度々出てくる単語『楽園』だけは読み解けた。
「楽園……あの話は本当なのか?」
そう言って席を立ち、本棚に目を向ける。200冊を超える術書の中で楽園という単語が出なかったことは無かった。そして、その中で一番楽園について突き詰めた本を取り出した。
『楽園…全ての者が幸せを見つけることが出来ると言われ、誰もが夢見る場所。そこには万物の源と呼ぶべき物質が存在し、その源を見つけることが出来れば何にも困ることは無くなる』
キラトが付箋をつけたページにはその言葉が書いてある。この本の著者は本を書き終わること無く亡くなった。未完の本ではあるが、読む価値は十分にある。
「この本以外はろくな情報がないからな……やっぱり情報集めるしかないのか…」
そう言って、キラトはバッグに未完の本、古代魔族の本、ペンと手帳を持って外へ出た。
安価の時間です。次にキラトがどこに向かうかの選択になります。キラトの旅は情報集めと本の解読がメインとなりますが、寄り道することによって様々な出来事が起きるかもしれません。
市場、住宅街、広場、ビナから出るの中から選べます。ちなみにキラトは何も装備していないのでビナから出ることはお勧めしません。
それでは↓3に決めてもらいます。
それと進みが遅いと思っている方がいたらすいません。これからもこれくらい時間がかかるようになるかもしれません
-広場-
広場には多く人がいて、そこで友人、知人と談笑している。他には市場のスペースが貰えなかった怪しいアクセサリー売りの露店などもある。また、この集落の長の家も近くにある。長は長年の経験から様々なことを教えてくれるので皆からも信頼されている。
「普段研究ばっかで見てなかったが、たまにはいろいろ見て回るか」
そう言って辺りを見渡す。キラトはこの集落でも人気の男性でミステリアスな雰囲気が素敵なんだとか。
ここでは情報集め、露店を見る、長の家に行く、広場から出ることが出来ます。
先の話になりますが、この集落以外の場所で情報集めをする場合コンマが絡んできます。失敗の場合、最悪通報されます
行動安価↓2で
すいません>>3の種族の説明で
魔人が術特化が多いと書かれてますが、術特化は魔族に多いです
混乱している人がいたらごめんなさい
遅くなったので今日はここまでにします
続きは情報集めからで
人がいたら再開します
「目的通り行くか……すいません。ちょっと聞きたいことがあるのでお時間を頂けませんか?」
話し掛けた相手は近くのベンチに座って本を読んでいた女性だ。
「え、ええ。構いませんが…」
女性は本を閉じ、膝に置いた。途中、キラトの顔を見て少し戸惑っている表情を見せた。
質問選択です。街や集落の中央部ではそのエリアに関する情報を中心に、市場では近くの別エリアに関する情報を中心に得れます。そして、そのエリアの長の家などでは確率で特殊コンマが起きます。
ここではビナの歴史、ビナにある店、ビナ周辺の森の情報、何の本を読んでいたのか(コンマが14未満だと不審がられ答えてくれません)が質問出来ます。(質問は最大三回です)
↓2
「自分は物書きをしているもので、今はこの集落の情報を集めているところでして、あなたが知ってるこの集落の歴史を教えてくれませんか?」
不審に思われないために本を書いてると嘘をつき、メモを取り出した。
「はぁ…、わかりました。歴史って言っても詳しい話は長様に聞いた方が良いと思いますけど、知ってる事ならお話します!
まず、この集落の始まりは今の長『ルゴフ様』のお父様が家族と友人を連れてこの森に家を構えたのが始まりだと聞いてます。そのあと、この森にある変わった美味しいフルーツを見つけた事で人々がここに集まったんだとか…。
あっ、今はそのフルーツを取ることは禁止されてますから気をつけてください。いっぱい取りすぎて数が激減したことから秋まで取る事を禁止されてるんです」
「なるほど…そのフルーツの名前などは?」
「名前は『トーチャ』と言って、見た目はリンゴと変わらないのにとても甘く、疲労回復効果があるらしいですよ。お恥ずかしい話ですけど…実はかなりの値段になるので食べたことがないんですよ…」
トーチャ…回復アイテム。体力を少し回復させ、技力・術力も回復させます。
↓2 他に質問しますか?するなら残りから選んでください。
「ありがとうございます。それでは、この集落にある店に関する情報がほしいのですが…」
「お店ですね、わかりました!
市場には武器・防具屋、服屋、道具・雑貨屋、食べ物屋、薬屋とあります。武器屋は『北にある街』から仕入れてるんだとか。それ以外はみんなこの集落で作られた物ですよ。
それと、この広場にある少し怪し目なアクセサリーの露店があるんですけど…そこのアクセサリーを身に付けると運が上がるって話題なんですよ。実は私のこのネックレスもそこで買ったんですが、なんだか運が上がった気がします!」
そう言って綺麗に加工された白い石の付いたネックレスを嬉しそうに見せた。
武器・防具屋では回避率が下がる代わりに高い防御力の重装備、服屋では回避率が上がる代わりに低い防御力の軽装備や回避率を上げる脚装備が買えます。
道具・雑貨屋では戦闘で役立つ物とイベントで持っているとお得な物、食べ物屋では安い値段の代わりに効果の低い回復アイテムや確率で状態回復させる状態回復アイテムが、薬屋では高い値段の代わりに効果の高い回復アイテムや状態回復アイテムが買えます。
アクセサリーの露店では運を上げるアクセサリーが買えます。(運は60を超えるとコンマ判定が奇数偶数の1/2になります)
↓2 最後の質問をしますか?
このままレスが50分までレスがなければ上になります
まだ始まったばかりだからね…最初は人が居なくても根気よく進めて行ったら集まってくると思うよ!
今ある人気スレとかも最初はそうだったからね!根気よく徐々に人気になるか、諦めて失踪するかだから頑張ってほしいな!
他にあるとしたら何時頃始めるよ~みたいなアナウンスをしたら集まるかも
>>72 なるほど、ありがとうございます
始まったばかりの弱小スレなので投げ出す事はないと思いますが頑張ります!
一応、22〜2時までって感じでやって行く予定です。
時間早めたり、伸ばした方が良いならそうします。
30分後くらいに人いたら始めます
下げてたからもう一回
人が居て安心しました
それでは始めていきます
-露店-
動物の骨や怪しい花が置かれていたり、謎のお香が炊かれていたりなど、露店には運がよくなるという噂に似合うオカルト的な装飾を施されていた。
「らっしゃーい」
顔を布で隠した主は椅子に座ってアクセサリーを見ていく人が現れると軽い説明をしていく。
「金は手元にいくらあったか……」
所持金 2000G
石のネックレス(運+5) 500G
白い石のネックレス(運+10) 1000G
青い石のネックレス(運+15) 1500G
装備の中にはステを上げるだけではなく異常状態耐性を持つものもあります。
※現在、キラトはなにも装備していないので注意してください。また、アクセサリーは基本的に値段が高くなってます。
↓2 購入するかしない。する場合はなにを買うか指定してください
「奮発してみるか」
キラトは青い石のネックレスに手を伸ばし、試しに身につけて見た。特に変化はなかったが、不思議となにが起きても平気な気がした。
「あんちゃん、1500だよ」
店の主が手を伸ばし、料金を請求してきた。
「ああ、わかってる」
キラトは1500Gを支払い、店を出た。
キラトの運が15上がった。4→19
買い物した際は自動装備となっています。装備を変更したい場合は行動安価時に装備変更と言ってください。
↓2 市場、住宅街、集落を出るの内どれにするか指定してください。
-住宅街-
キラトの家は術の研究をしているから人とは離れた場所に建っているので静かだが、ここには少し羨ましい暖かさを感じさせる。
「おはよう」
通り過ぎ住民の一部はキラトに挨拶をする。中には初めて会う者もいるが、悪い気はしない。
「さて、何をするか…」
住宅街の中心にある井戸に腰掛け、考える。
ふと、少し遠くを見ると一人の男が何か困った様子で座り込んで考え事をしているのが見える。
住宅街では情報集めではなく、住民からの頼み(フリークエスト)を受けることが出来ます。完了するとお金、アイテム、特殊イベントが発生します。(フリークエストは受けなくとも物語はクリアできます)
↓3 男に話しかける、市場に行く、集落を出るの内どれかを選んでください
「何か困っている様だが、何かあったのか?」
肩に手を掛け、こっちを向いたところに話しかける。
「実はこの金属を『フイメ』って街に住んでる友人に届けたいんだが、外は何かと物騒で自分でいく勇気がないんだ……。誰かに頼もうにもみんな外に出るのは避けたいらしい」
男がその金属を見せた。その金属は青く、不思議な印象を与えさせる。
「フイメ?東の街のことか」
キラトは村長の話を思い出し、そのことを確認する。
「知ってるのか、あんた!知ってるならこいつを持って行ってくれないか?」
殆ど強制的に金属をキラトに持たせ、男は立ち上がって走り出した。
「フイメの市場に鍛冶屋がある、そこの主にビナのユートスからって伝えてくれ!!」
走り去る男はそう叫びながら、どこかに行ってしまった。
「行くかもしれないが、どうしてこうなった」
状況が掴めず、ただ立って見ていることしかできなかった。
青い金属を手に入れた!フイメの鍛冶屋に届けよう。
↓2 市場、ビナから出るのどちらか選択してください。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません