妹「私の胸でそんなことするなんて･･･兄ぃのえっちぃ･･･」

妹「兄ぃのドキドキが伝わってきて、私もドキドキするの･･･」

妹「兄ぃ･･･兄ぃ･･･」



兄「妹の部屋から俺を呼ぶ声がする」

姉「はいはいはい妹はお取りこみ中なのですよー、決して近づいてはいけまっせーん」ｸﾞｲｸﾞｲ

姉「それより私の部屋で格ゲでもしないかーい？」

兄「格ゲ？別にいいけど･･･」

姉「よっしゃ！ではではでは、私の部屋にカムヒアヒア！」ｸﾞｲｸﾞｲ

兄「ちょ、引っ張るなよ！」

姉「はーやーくーやーろーうーよー！」ｸﾞｲｸﾞｲ

姉（格闘ゲームをね！格ゲ格ゲうふふ･･･）


こんな感じなの？

あにぃ
じゃないの？
まぁ実際
妹に｢ねぇ、あに｣
なんて呼ばれないだろうけど

妹が兄を名前で呼んでるの見たことないな…

妹｢ﾀｶｼｨ……ﾀｶｼｨ……｣ﾊｧﾊｧ

……
やっぱお兄ちゃん呼びが１番だと思います

＜ﾃｰﾚｯﾃｰ fatal k.o.！

兄「だーもうっ！トキでハメんのやめろよお！」

姉「激流に身をまかせて同化するっ」ﾋﾞｼｯ

兄「いてっ」

姉「いしししっ！まぁでもハメられるのはアタシだったり～」

兄「よそ見してっと･･･とりゃっ！」

＜ﾋｼｮｳﾊｸﾚｲｯ！ ﾃｰﾚｯﾃｰ

姉「あべしぃぃ！」

兄「はっはっは、また勝ってしまったな、くるしゅう無いぞ」

姉「おどりゃ会話を使って気を反らすなんて卑怯だぞー！」

姉「リアルファイト！レディィィィ･･･ゴーッ！」ｶﾞｧｧ

兄「おい！すぐ武力制裁に頼るのはやめろー！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

姉「ひひひ、そのまま兄ぃの汚物を消毒･･･」

ｶﾞﾁｬ

「〇〇兄ぃ」みたいなイメージであった

妹「兄ぃと姉ちゃん、なにしてるの･･･？」

兄「おお妹！姉がゲームで負けた腹いせに襲って来るんだ！」

兄「引きはがしてくれぇ！」

姉「たのむぅ！後生だからぁ！ってかー！」ｺﾁｮｺﾁｮ

兄「ぎゃはははは！やめろっ！死ぬー！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

妹「あ、あのっ」

兄「やめてくれっ！ひいいー！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

姉「うぇへへへへ、たまらんのう！」ｺﾁｮｺﾁｮ

妹「私も･･･混ざっても･･･いい･･･？」

兄・姉「「それはだめだっ！」」

妹「ふぇっ？！」

妹「ど、どうして･･･？」

兄「それはだな、妹に触れてはいかんモノがついているからな」

姉「うむ、実にけしからんのだ」ｳﾝｳﾝ

妹「わ、わたし、お風呂入るし、ちゃんと体洗って･･･」

兄「いや、そういうわけじゃないんだ、だだな、性別的な壁があるというか」

兄「あ、壁は姉か」

姉「シネ」

兄「賭けのアイス奢ってもらってから死ぬわ」

姉「ぐやじいいいい！」

妹「か、壁？」

兄「その、な。主張してる部分がな」

姉「アラブ首長国連邦みたいな」

妹「主張って･･･これ？」ﾎﾟｲﾝｯ

兄「まぁそれですね、ははは、手で掴むのはやめてほしいなーとか」

姉「ハァハァ･･･なんか手ブラしてるみたいで･･･」ｺﾞｿｺﾞｿ

姉「はっ！カメラ忘れてた！」ｼﾏｯﾀ

兄「なにっ！ばか！」

姉「ばかじゃない！」

妹「カメラ、トイレに置きっぱなしだったけど･･･」

姉「おお、かたじけない。ささ、アタシにそれを･･･」

妹「いやだ」ﾊﾟｯ

姉「なんですと？！んぎぎぐぎ、とどかない！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

兄「姉ちっさ」

姉「ちくしょおー！」

妹「中身･･･見てもいい？」

姉「ダメ」

兄「ゼッタイ」

妹「じゃあ混ぜて！」

兄「くっ、妹もやるようになったな･･･」

姉「よもや人質･･･いや、カメラ質をとってくるとは･･･」

姉「ちぇー、兄ぃと夜中までツンツンしあおう計画がー」

兄「なにそれ」

姉「ほらーこのこのっ///」ﾂﾝﾂﾝ

兄「それ10分も続かないだろ」

妹「むーっ、たあっ！」

兄「まずい！業を煮やした妹が！」

姉「ライフで受けるっ！」ｻﾞｯ

ﾄﾞｺﾞｵｯ

姉「 」

妹「ね、姉ちゃん･･･邪魔しないで･･･！」ﾑﾆｭ･･･

兄「ひ、ひいい！殺人クッションだ･･･！」

妹「ねぇ、兄ぃ、私と･･･遊ぼ･･･？」ﾑｸﾘ

兄「だ、だめだ･･･！やめるんだ！」ｼﾞﾘ･･･

妹「いいんだよ？触れても･･･私は構わないから･･･」ﾕﾗｧ

ｶﾞｼｯ

妹「･･･姉ちゃん、まだ動けたんだ」

姉「ふ･･･ふふふ･･･兄ぃは譲らないし･･･！」

妹「黙らせてあげる･･･」ﾀﾞｷｯ

姉「ーー？！？！」ﾓｶﾞﾓｶﾞ

兄「妹の胸に埋まる姉･･･」

兄「ここは桃源郷か･･･」

妹「･･･どう？姉ちゃん」ｷﾞｭｳ

姉「･･････」ﾋﾟｸﾋﾟｸｯ

兄「はっ？！まずい！これではアイスを奢ってもらう約束が！」

兄「姉を離すんだ！妹！」ﾀﾞｯ

妹「･･･隙あり」ﾎﾟｲｯ ﾊﾞｯ

姉「ぶはあっ！」ﾄﾞｻｯ

兄「なにっ！カウンター･･･」

＜ﾐﾝﾅｰ ｺﾞﾊﾝﾖｰ

妹「･･････」ﾋﾟﾀｯ

兄「･･･た、助かった」

～夕食～

妹「･･････」ﾁﾗｯ ﾓｸﾞﾓｸﾞ

姉「･･････」ﾁﾗｯ

父「あっはっは！見たことあるぞ！こんな感じの」

父「同僚のイケメンを取り合ってる女社員連中、ズバリそれだ！」

母「大きい声ださないでよ、オリンピックのハイライト見てるんだから」

父「あいや、すまん」

兄「取り合うって誰をだよ」

父「そうだな･･･ん？『誰』･･･？」

父「そんな･･･もうそんな年頃なのか･･･」

父「･･･しかし、それに比べて兄、お前ときたら」

兄「だ、大学行ってからだよ！大学行ってから！」

父「いーや、俺もそう思ってたけどできなかったもんね」

兄「夢を壊すようなこと言わないでくれよな･･･」

～夕食後～
＜姉の部屋＞

姉「･･･シット！」

姉「妹ちゃんがよろしくやりだす頃合いを見計らって」

姉「兄ぃと愛の第2round作戦がっ･･･！」

姉「･･････」

姉「･･･でも」ｻｽｻｽ

姉「兄ぃすごいタジタジになってたし、あったほうがいいんかねぇ」ｽﾘｽﾘ

姉「んー･･･んっ」ﾋﾞｸﾝ

姉「うげ、やばいやばい、カメラはー･･･あった」

姉「ふっふっふ、兄ぃ、カメラの所有者はこのアタシ」

姉「妹ちゃんが写ってるだけだとは限らんのだよ･･･」

＜妹の部屋＞

妹「なんで姉ちゃんとは遊べて、私と遊べないのかな･･･」

妹「･･･これのせい？」ﾀﾕﾝ

妹「･･････」ｺﾞｿｺﾞｿ

ﾊﾟｻｯ

妹「兄ぃの部屋にあった本には、･･･してるのがあって･･･」

妹「ええと、それを兄ぃに･･･///」ｷﾞｭｯ

妹「･･･どうしたらいいんだろう」

妹「少なくとも、姉ちゃんには取られないようにしないと･･･！」

～翌早朝～

姉「なはははっ！」

姉「･･･おっと、隠密作戦中であった」ｺｿｺｿ

姉「先日、兄ぃの写真を見ながらあれやこれやしていた末に編み出した作戦･･･」

姉「妹ちゃんがんじがらめ作戦を成功させれば･･･！」

兄「おい」

姉「一に妹ちゃんのふしだらな姿をカメラに収めることができ･･･」

兄「おいってば」

姉「アタシの後ろに立つなあ！」ﾊﾞｷｯ

兄「ぐえっ？！」

兄「その作戦、乗らせてもらおうか」

姉「マジですか」

兄「おおマジです」

姉「クソが･･･なんだかんだ言って見たいんじゃん･･･」

兄「俺も男ですし」

兄「昨日は正直なびきそうだった」

姉「ゼッタイだめだかんね！」

兄「わかってますって･･･」

姉「よろしい、それでは」

兄「作戦開始･･･」

＜妹の部屋＞

妹「んー･･･」

姉「･･･作戦成功」

兄「なんだこの胸を強調するような縛り方は」

兄「デキる姉だ･･･」

姉「もっと言うがいいぞ」

姉「ふふふ、どんなアングルからでも撮り放題･･･！」

姉「乱れている服からのぞくパンツ･･･」ﾊﾟｼｬｯ

姉「そしてお腹･･･胸･･･いいやっほお！」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

兄「我ながら実にけしからん妹を持ってしまった･･･」

兄「姉が哀れになるほどである」

姉「なんやてぇ！？」ﾊﾟｼｬｯ

兄「ひゃっ？！」

姉「･･･チッ」

兄「なぜ舌打ち」

姉「いや、テントでも撮れるかと」

兄「撮って何すんの」

姉「切り札にする」

兄「何に使うかはわからんが恐ろしいやつ･･･」

兄「よし、撮れるものも撮れたし、解いて戻って鑑賞会だな」

姉「え、なんで解くの？」

兄「だってそれじゃ妹ちゃん起きれないじゃん」

姉「それでいいでしょうよう、ほらほら」ｸﾞｲｸﾞｲ

兄「おい、ちょっと！」

＜兄の部屋＞

兄「解いてやらんときついだろあれは･･･」

姉「ふっふっふ、まだわからんか兄ぃ」

姉「あれには、妹ちゃんの動きを封殺するという目的もあったのである！」

兄「な、なんだってー！」

兄「って、それは撮影するためだったでしょ」

姉「それはそうでございますけども」

ｽｽｯ

兄「なんだよ」

姉「ほら、近いっしょ？兄ぃ」

兄「いつもの距離じゃん」

姉「ちっちっち、これが本来の目的だとはわからんのかね、兄ぃは」

兄「さっぱりですね」

姉「くぬやろぅ･･･」

兄「あ、ひょっとして」

兄「妹にもアイス買ってやるのが嫌なんだろ」

兄「ついて来るのを封じるなんてセコいですなあ、姉殿や」

姉「的が外れすぎてモノも言えない」

兄「そうですかね」

姉「･･･ん？だがしかし、アイス･･･」

兄「お？買いに行くか？お？」

姉（アイスといえば液体･･･）

姉（これは脱げる･･･ぬげるぞ･･･！）

姉「ククク、出陣だ、兄ぃ」ﾆﾔﾆﾔ

兄「おう、行きますかね」

＜コンビニ＞

姉（･･･しまった）

姉（アイスを見たとたんに猛烈にピノが食べたくなってきた･･･）

姉（しかし、王道はソフトクリーム･･･）

兄「じゃあ俺はこれな」

姉「かき氷･･･遠慮してるのかね？キミは」

兄「ノンノン、さてはあの食い方を知らんな？」

姉「知らん、とっとと言え」

兄「かき氷+牛乳のコンボだ」

姉「･･･！ほう、ではアタシもそれにしようか」

＜再び兄の部屋＞

兄「ん～朝食うかき氷の旨さといったら！」ｼｬｸｼｬｸ

姉「実にうまいな･･･」ｼｬｸｼｬｸ

兄「なんで今日はそんな口調なんだよ」

姉「気分だよ気分」

姉（･･･堪能したし、頃合いかな）

姉「不意打ちのサイコクラッシャー！」ｸﾞｲｯ

兄「うわっ！」

ｶﾞｯｼｬｰﾝ!

姉「はっはっは、どうだどうだ！」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

兄「こぼしたんだけど･･･服に食わせちゃったじゃん」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

姉「んじゃあ着替えなきゃあいけませんよね？ええ？」

兄「なんだよ、着替えるなら自分の部屋でやりなさい」

姉「廊下に垂らしたら拭くのめんどいし」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

ﾊﾟｻｯ

姉「ほら、どう？兄ぃ」

兄「ん？」

姉「ほらほら？」

兄「ほらって･･･なによ」

姉「へ？」

姉「兄ぃ起きてるよね？」

兄「寝ながらかき氷が食えますか」

兄「拭いてやるから、俺の服でも着てなさい」

姉「･･･あんまりだよ、兄ぃ」ﾌﾙﾌﾙ

兄「ん？」

姉「そこまでアタシをバカにするかー！」ﾄﾞｯｶｰﾝ

兄「どひゃあああ！」

姉「世の中胸か！胸が無いと女じゃないのか！」

姉「･･･ふふふ、まあいい、胸が無くとも誘惑はできる！」

兄「誘惑？！」

姉「そういえばあのかき氷美味しかったけど」

姉「食べ足りないな～」

兄「お、おう」

姉「あー！兄ぃにかかってるじゃん！」

姉「もったいないもったいない！」ｺﾞｿｺﾞｿ

兄「服に潜り込んでどうすんの？！」

姉「いただきまーす･･･」ﾍﾟﾛｯ

兄「うひゃあ？！」

姉「ん～･･･兄ぃ、甘いよ？」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

兄「こ、こそばゆいって！」