はじめに。このSSは『おねショタ』がメインのモバマスSSです。各話の時間軸は適当で、モバPはショタっ子となっております。
全アイドルがショタコンではありませんが、キャラ崩壊が激しいと思います。
なので、『おねショタ』がダメな方はブラウザバックしてください。
駄作ですが、それでも読んでいただける方は、生温かい目で見守っていただけたら幸いです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428323018
大石泉「意気軒昂」
意気軒昂
意味…意気込みが盛んで、奮い立つ様子
大石泉。親友である村松さくら、土屋亜子と一緒に『ニューウェーブ』というユニットを組んでいる、クール系アイドル。このお話は、そんな彼女を中心とした、ちょっとした日常のお話である。
9月某日 346プロダクション事務室
亜子「なあなあお2人さん。今日の晩、お好み焼きパーティーやらへん?」
http://i.imgur.com/DdineUX.jpg?1
さ・泉「お好み焼きパーティー!?」
亜子「2人とも、声が大きいって……」キョロキョロ シー
さくら「でもでも……。わたし、料理なんてできないよぉ……」ボソボソ
亜子「心配せんでも、さくらには期待してへんから」
さくら「ガーン……」
泉「私もそんなに得意って訳じゃないけど……」
亜子「まあ、アタシといずみで作って、さくらは味見役って事でいけるやろ?」
泉「……。味見役がいるって事は、誰か本命の人に食べてもらうって事?」
亜子「さすがニューウェーブのブレーンやね、いずみ」クイクイ
さ・泉「ん?」クルッ
ショタP「……」カタカタカタカタ
泉「なるほどね。確かにお世話になってるし、たまにはいいかもね」
さくら「それじゃ、早速交渉しにレッツゴーだよ~」トテトテトテトテ
モバP「あれ? おつかれさまです。どうかしたんですか?」
亜子「いやいや、あんな? 今日の晩、お好み焼きパーティーしよう思ってるんやけど、モバPちゃんも一緒に参加せぇへん?」
泉「日頃の感謝も込めてって事なんだけど、どうかな?」
モバP「きょうですか? ……。スケジュールてきにももんだいないようですし、だいじょうぶですよ?」
さくら「やったぁ~♪ おいしいお好み焼き、楽しみでぇす♪」
亜子「ほな、時間まで適当にしてるから、終わったら呼んでな?」
モバP「わかりました~」コクコク
亜子「ほなら、またあとで~」フリフリ
さくら「お好み焼きに桃とか入れたら、甘くなっておいしいと思うなぁ~」トテトテ
亜子「そんなん邪道やって。大阪のお好み焼きやねんから、王道で行かな」トテトテ
泉「っていうか、そんなの作ったら、苺パスタの悲劇再びだと思うけど……」トテトテ
モバP「んっ。これでよしっと……」ポチッ
ちひろ「お疲れ様です、モバPさん。これから泉ちゃんたちと?」
モバP「ええ。なんでもパーティーするとかで」
ちひろ「パーティーといえば、今度の船上パーティーの隠し芸、決まりました?」
モバP「ボクたちのほうはきまってますよ。ちょっとしたコスプレをするみたいです」
ちひろ(これはまた、お金になりそうな匂いがプンプンしてきますねぇ)チーヒッヒッヒッ
モバP「あと、ニュージェネレーションとトライアドプリムスで、かえうたのひろう。みくさんとえみさんはまんざいをするそうです」
ちひろ「卯月ちゃんたちの替え歌はともかく、みくちゃんと笑美ちゃんの漫才は、完成度次第で局に売り込みできそうですね」
モバP「ふたりともおおさかじんですから、きたいできそうですよね」
ちひろ「目指せ漫才グランプリ優勝ですね」
モバP「まあ、ほんしょくはアイドルですから、そこまではもとめませんよ。それでは、おさきにしつれいします」ペコッ トテトテ
ちひろ「お疲れ様でした~」フリフリ
午後5時 346プロダクションエントランスホール
モバP「すいません。おまたせしました」トテトテ
亜子「おっ、待っとったで~」フリフリ
さくら「お疲れ様でぇす」ニコニコ
泉「材料なんだけど、さすがに全部ある訳じゃないから、スーパーに寄るけどいいかな?」
モバP「はい、いいですよ」
亜子「おやつは300円までやで?」
さくら「先生ぇ。バナナはおやつに入りますか~?」ハーイ
亜子「バナナは入らんけど、桃は入れとこかな」
さくら「ガーン……」ガックシ
泉「ほら、時間もったいないし、行くよ?」
一同「は~い」トテトテ
午後6時 346プロダクション女子寮近くのスーパー
さくら「到着でぇす!」ダダダッ!
泉「さくら!? どこ行くつもりなの!?」ダッ!
亜子「あかん。2人とも行ってもうた。ここ、結構広いのに……」ハァ
モバP「あの……。とりあえず、さきにざいりょうをとりにいきませんか?」
亜子「せやな。小麦粉とかはこっちやで」トテトテ
さくら「桃、とったどぉ~」ドヤッ
http://i.imgur.com/CR93qJs.jpg?1
泉「さくら。それ違うから……」ハァ
亜子「なんや? やっぱ桃取って来たん?」
さくら「もちろん。これを入れt」
泉「却下。返してきなさい」グワッ!
さくら「そんなぁ……。アコちゃ~ん……」ウルウル
亜子「入れるのはアカンけど、デザートにするんやったらええんちゃう?」
泉「それなら、まぁ、いいけど……」
さくら「やったぁ~♪ アコちゃん、ありがとうだよぉ」ニコニコ
亜子「小麦粉に山芋にキャベツ、顆粒だし、卵、豚バラにイカと……。まあ、こんなもんでオッケーやな」
モバP「それでは、かいけいしてもどりましょうか」
午後7時 346プロダクション女子寮
泉「それじゃ、荷物を置いたら早速はじめましょうか」キュッ
http://i.imgur.com/qX3HT1E.jpg?1
さくら「あっ、イズミンがポニーテールにしてるよぉ」
亜子「珍しく、本気モードって奴やな」メールヤデ
亜子「ん、なんやろ?」ドレドレ
さくら「アコちゃん、どうしたのぉ?」
亜子「あんな?」ボソボソ
さくら「うんうん……」ボソボソ
さ・亜「……、ニヤァ~♪」
泉「ちょっと、亜子も早く手伝ってよ」
亜子「すまん、泉。さっきメールで巴ちゃんから連絡あったんで、ちょっとさくらと行ってくるわ」
泉「行ってくるって、もう夜だよ?」
さくら「先に食べちゃってていいよぉ」トテトテ バタン
モバP「……。いっちゃいましたね」ポカーン
泉「行っちゃったね……」ハァ
モバP「あのぉ……。ボクもおてつだいしますから、いっしょにつくっちゃいましょう」
泉「そうだね。せっかくいつもお世話になってるモバPに作ってあげるつもりだったのに、付き合わせちゃってごめんね。でも、一緒に料理、ちょっと嬉しいな」
モバP「きにしないでください」ニコニコ
泉「うん、ありがとう。それじゃ、始めよっか」
大石泉のお好み焼きレシピ(参考資料クッ○パッド)
BGM…キュー○―3分クッキング
1…キャベツを粗みじん切りして水気を切る
泉「まったく、亜子たちは……」ザクザクザクザク
2…ボールに小麦粉を入れて、水で溶き、卵、顆粒だしを入れてしっかり混ぜる。
モバP「こうですか~?」シャカシャカシャカシャカ
3…ボールにすりおろした山芋、粗みじん切りのキャベツ、イカを投入。空気を含ませるように、底からしっかりとかき混ぜる。
泉「タブレットを持っといて正解だったわ。亜子がいなかったら、作り方わかんなかったし」グイグイ
4…フライパンに油をひき、熱してからボールの中身をお玉で乗せる。豚バラスライスを乗せ、好みで紅ショウガをトッピング。
モバP「ボクのは、ショウガなしで~」ジュー
5…中火より気持ち弱めで約5分焼く。反対側にひっくり返して同様に。
泉「うん。いい感じになってきたかも」ジュージュー
6…お皿に盛りつけ、ソースとマヨネーズを塗り、青のりとかつおぶしをかけたら、
モ・泉「か~んせ~い♪」パチパチパチパチ
泉「結局、さくらと亜子は戻ってこなかったわね」メールダヨ
泉「ん? 亜子から?」
亜子『泉よ。お前がこのメールを読んでいるということは、何らかの理由で、私はもう、お前のそばにいないのだろう』
泉「パパスかよっ!!」グワッ
亜子『すでに知っているかもしれんが、私は、邪悪な巴にさらわれた、相方のさくらを助けるため、巴の部屋に旅をしている』
泉「いつまで続けるつもりなの? この茶番……」ハァ
亜子『私たちの相方さくらには、不思議な力があった。私にはよく分からぬが、その能力は、ニュージェネレーションにも通じるものらしい。たぶんさくらは、その能力ゆえに巴に連れ去られたのであろう。泉よ! 伝説のプロデューサーを探すのだ! 私n』ポチッ ピポパッ
亜子「おっ? 泉、ちゃんと全部読んでくれたん? なかなかのけっさk」
泉「2人とも、晩ご飯抜きだから……」ピッ
モバP「あの……、いいんですか?」
泉「気にしないでいいよ。さ、あったかいうちに食べよ?」
モ・泉「いただきます!」モグモグ
モバP「ごちそうさまでした~」ゲプッ
泉「山芋入ってたし、結構お腹いっぱいかも……」メールダヨ
泉「ん、今度は何?」イラッ
亜子『泉よ。ライバルに勝つ為の必勝法を授けよう。まずは……(以下略)』
泉「た、確かに……、勝つ為には……」フムフム チラッ
モバP「ん、はい?」キョトン
泉「……。あっ、あのね? モバP……、もしかして、溜まってない?」
モバP「えっ!?」
泉「よっ、良かったら……、その……、私が……」テレテレ グイッ
モバP「あ、あのぉ……」モジモジ
泉「ちょっとあれだから、最初はウェットティッシュで拭くね」キュッキュッ
モバP「んっ、んんっ……」プルプル
泉「これ、こんなに硬くなってるよ?」グリグリ
モバP「んっ、はふうん……」プルプル
泉「くすぐったい? でも、気持ちいいでしょ?」
モバP「はっ、はい……、あっ……」ビクビク
泉「あっ、こんなにいっぱい出た。やっぱり溜まってたんだ?」
モバP「あ、あの……。ご、ごめんなさい……」ショボン
泉「謝らなくていいよ。私でいいなら、いつでもシてあげるから。それじゃ、次は反対向いて? まだまだ耳あか、たくさんありそうだからね」クスッ
翌日 ラジオ局
亜子「という訳で、昨日はさくらと一緒に巴ちゃんとこで、お好み焼き対決してきましたー。関西風対広島風ってやつやね」
泉「ふーん。それで、どっちが勝ったの?」プイッ
亜子「なんや? めっちゃ冷たいやん泉。せっかく気ぃ利かしたのに」ニヒヒッ
さくら「どっちもおいしいって事で、引き分けだったんだよぉ」
亜子「土屋亜子の関西風、村上巴の広島風お好み焼きの秘蔵レシピは、番組終了後にホームページに載せるで~」
泉「ついでに、昨日亜子が送ってきた茶番メールも載せるわね。失笑確実だから」
亜子「なっ!? あれは単なるノリやんかーっ!」
泉「それでは、ラジオ・ニューウェーブ。メインパーソナリティは私、大石泉と……」
亜子「アシスタントの土屋亜子。そして……」
さくら「マスカットの村松さくらでお送りしましたぁ」
泉・亜「マスカットじゃなくてマスコット!」グワッ!
さくら「ひぃん……。また来週ですぅ……」シクシクシクシク
─ 終 ─
とりあえず、前回途中までのをリメイクしました。駄文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
要望があれば、次回は、新田美波「酒池肉林」、その次は、天海春香「宣材写真」と続きます。
※15様
桃華や千枝、晴とかなら。デートとかでリードする展開ですね。
天海春香「宣材写真」
宣材写真
意味…アイドルの営業活動用として、クライアント向けに撮影する写真。
346プロダクションに所属する事になった島村卯月、渋谷凛、本田未央、中野有香、黒川千秋、高森藍子、松本沙理奈、並木芽衣子、水本ゆかり、前川みく、松永涼。今回のお話は、そんな彼女たちのアイドルとしてのはじめてのレッスンのお話である。
11月某日 346プロダクショントレーニングルーム
トレーナー「えー、事務所に所属した事により、本格的なアイドル活動がこれからはじまります。活動するにあたって、必要なモノとはなんでしょうか?」
卯月「はいっ! 笑顔だと思います」ハイ
凜「歌唱力?」キョトン
未央「セクシーなスタイル!」バァーン
トレーナー「そうです。宣材写真です。お仕事をいただくクライアントさんに、自身を知ってもらうのにとても重要ですね」
武内P「履歴書と一緒に送っていただいた写真ですが、あれはあくまでも当社が利用する物ですので、改めて、プロのカメラマンに撮っていただきたいと思います」
トレーナー「そこで本日は、よりよい宣材写真を撮る為に、スペシャルゲストに来ていただきました」パチン
藍子「えっ? まっ、真っ暗ですけど……」
ゆかり「な、なんなんですか?」
BGM…https://www.youtube.com/watch?v=97-q13-1HbA
?「ライブは楽しみと喜びを与える。そして信頼は安らぎと真の友を作るだろう。一点の曇りもない信頼。人、それを『絆』という!」
武内P「何奴!?」パチン
http://i.imgur.com/Jaav2LW.jpg?1
春香「お前たちに名乗る名前はない!」キリッ
沙理奈「えっ? マジで本物の?」
千秋「なんていうか、芸人のノリよね……」
有香「アイドルオーラ、全開ですね」
春香「765あるとこ天海あり。千早いるとこ春香あり。765プロメインヒロイン、わた春香さん参上!」バァーン
モバP「というわけで、こんかい、はるかさんにおねがいして、きてもらいました」
未央「凄ーい! モバP君、765にコネあったんだー」
凜「さすが元人気子役……」
春香「さっきアイドルに必要な物として笑顔と言ってたと思いますが、その通りだと思います」
卯月「ありがとうございます!」
春香「そこで、今日はみんなが346プロに送ったPR写真を弄っ……、もとい参考に、良い宣材写真を撮るにはどうすればいいかを、一緒に考えていきましょう」
一同「オーッ!」
春香「では、最初の写真はこちら!」ジャン
http://i.imgur.com/ijqL5R8.jpg?1
卯月「島村卯月です!」
春香「元気がいいですね。ですが、全くもって普通の写真です。面白くもなんともない、普通に可愛いだけの平均点な写真です」
卯月「ガーン……」
春香「次の写真はこちら!」ジャジャン
http://i.imgur.com/X8MTzuX.jpg?1
凜「私のだね」
春香「うん。はっきり言って無愛想だよね。初期の千早ちゃんよりひどいかも」
凜「……」
春香「さらに次に行きましょう。こちら!」ババン
http://i.imgur.com/0qWKlmQ.jpg?1
未央「これ、写真屋で撮ってもらったけど」
春香「はっきり言ってぱっとしないね。最初に切られるかも」
未央「そ、そんな……」ガックシ
春香「全員の写真の中で、みくちゃんのは良かったと思います。ポーズが猫っぽく、キャラ設定がわかります」
みく「設定じゃないニャ!」フシャー
春香「では、次に参考資料となる写真を提示していきたいと思います。まずはこちら!」バン
http://i.imgur.com/rOMU2pn.jpg?1
ゆかり「如月さんですね」
春香「そうです。765が誇る歌姫、如月千早ちゃんです。楽譜を散らばせてるだけでも、この娘は歌ができるんだなとPRしてます。実にあざとい……」
芽衣子「えっ?」
春香「そして、72しかないバストを重力に引っ張らせる事によって、少しでも大きく見せようとアピールしてる姿。実にあざといですね」
藍子「何か、雲行きが変わってきたような……」
春香「では、参考資料その2を見せましょう」ババン
http://i.imgur.com/rOMU2pn.jpg?1
有香「星井美希さんですね。女子中高生のカリスマの」
春香「そうです、カリスマです! 左右の靴下を間違えているのに、カリスマというだけでオシャレ扱いをされています。実にあざとい」クワッ
武内P「あ、天海さん。落ち着いて……」
春香(ハッ?)「し、失礼しました。このように、うまく自分の長所を活かした写真を撮れれば、いい宣材写真になると思います」
一同「フムフム……」
モバP「ほかにも、いろいろとおしゃしんをおかりしてるので、みなさんでみてください」
千秋「四条さん。黒も白も似合ってるわね」
沙理奈「三浦さんは、やっぱり胸が強調されてるの多いわね。参考になるかも」
※23のリンクをミスりました。正しくは
http://i.imgur.com/LimDO3M.jpg?1
です
春香「それじゃ、私の方もそろそろ時間なので」
一同「ありがとうございました!」ペコリ
春香「現場で一緒にお仕事できるの、楽しみにしてますね?」
モバP「では、そとまでおおくりしますので」バタン トテトテ
午後5時 346プロダクションエントランスホール
春香「いや~。人に教えるのって大変だったよ~」(リボンなし)
モバP「うまくわらいもとれてましたし、よかったとおもいますよ?」
春香「そうかな? ま、これから一緒にお仕事とかするかもしれないし、私にできる事があったら言ってね?」ナデナデ
モバP「はい、ありがとうございます」
男性社員「あれ? その娘、スカウトした娘? 誰かに似てるような……」
春香「えっ!?」
モバP「あっ、かのじょは……」
男性社員「そうだ。確か今度765プロに行くんだよな? もし良かったら、天海春香のサイン、もらえるか聞いといてくれよ?」スタスタ
モバP「いっちゃいましたね……」
春香「……」プルプル
女性社員A「モバP君の隣にいる娘……」
女性社員B「誰かに似てるんだけど思い出せないわねぇ……」
春香「……」ハルカ メールヨ
春香「ん? 千早ちゃんからだ」
千早『あざとくて悪かったわね』
春香「な、なんでバレてるの!?」ハルカ メールヨ
春香「今度は美希?」
美希『あざといのは春香だって思うな。本当なら、ミキがハニーのとこに行くはずだったのに、横取りなんて許せないの』
春香「……」
モバP「はるかさん?」
春香「……。うん。今日はバレないみたいだし、このまま直帰するよ……」ハァ
- 終 -
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