柑奈「私のラブに付き合ってください!」 (138)
※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
長崎弁注意
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428294261
比奈「付き合ってください、お願いしまス!」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1426804170
美玲「ぴ、P!た、たまにはウチに付き合えッ!」 http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1427011344
志希「にゃっはっは!付き合いたくなっちゃったでしょ♪」
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まゆ「少しだけ付き合ってもらえるかしらぁ……?」 URI
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友紀「あたしが一番愛を持って付き合ってる!」
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つかさ「付き合ってくれとか頼んでねえし」 つかさ「付き合ってくれとか頼んでねえし」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1428118055/)
の続きです
ラブ&ピースの64作目
前回までのあらすじ:
本文よりwikiの方が面白いんじゃ………
とある公園
???「意気揚々と田舎から出てきた物の………」
???「………東京って思ったより広かった………」
???「探せばすぐ会ゆっと思ったとばってんな………」
???「………こ、こがんに東京には人がいっぱいいるなんて…………」
???「ううう………人ごみは苦手……」
???「…………まあ、くよくよ考えててもしょんなかね!ラブさえあれば万事解決!」
???「こうして公園で弾き語りばしすごうだいも聞いてくれんばってん………鳩はおるけんね!」
鳩「くるっくー。」
???「ラブば伝ゆっ相手がかえるっから鳩になっただけ!例えだいが相手やろうてあたしはラブば歌うよ!」
???「よし、一曲弾くからよく聞いとってね。………ら〜…ら〜…ら〜………♪」
鳩「くるっくー。くるっくー。」
前回も64作目ってあるぞー
>>6
正しくは65作目でした……すみません
〜〜〜
???「〜〜〜♪…っと。………今日もお客さんは鳩だけか……やっぱい音楽で食べていくとは難しかとかな……?」
鳩「くるっくー。くるっくー。」
???「…………あたしのラブはどうやった?」
聖「あの……とてもすてきでした…」///
???「?!」
聖「聞いてて………心が温かくなる歌でした………」///
???「………え、えっと……(あれ……い、今さっきまで鳩しかいなかったはずだよね………?!)」
聖「……………きれいな音色……」///
???「…………え、えっと……あ、ありがとう……?」
聖「………名前………教えてください……」///
???「………あ、有浦……柑奈……です……」
聖「………有浦………柑奈さん……いい名前……ありがとうございます……名前……覚えました……」///
柑奈「……え、えっと………き、君は……?」
聖「>>10」
名前…「聖」…っていうの
聖「名前…『聖』……と言います…」
柑奈「…………?」
聖「あっ………私の名前です……自分の名前も教えるのが……マナーだからって……合ってますか……?」
柑奈「えっと……合ってるんじゃないかな……?(な、何だか不思議な子だなぁ………)」
聖「……良かった……また一つ……身につける事ができた…………」///
柑奈(………金髪だ……私金髪の人って初めてみたかも………すごくきれいな子………お人形さんみたい…………)
聖「……………?……どうか…しましたか……?」
柑奈「あ、ああ…髪の毛きれいだなって思って………!」
聖「…………えっと……ありがとうございます……ちょっとだけ…自慢なんです…………」///
柑奈「い、いえ………(東京にはこんなに可愛い子が……肌も雪みたいにきれいだし……何よりすごく神秘的な雰囲気がある…………)」
聖「……あの人が……きれいだって言ってくれたから………そうなのかなって………」///
柑奈「………………………」
聖「…………あっ……ごめんなさい……もう行かないと………!……すてきな歌をありがとうございました………」
柑奈「……………あっ……!ちょっと待っ……!」
柑奈「………あれ……?……おらん……さっきまで確かに……?」
柑奈「………………」ゴシゴシ…
柑奈「………聖ちゃん……?」
柑奈「……………こがんすぐに移動でくっはずはないし……夢でん見とったとかな………?」
柑奈「……思わず見とれちゃうぐらい……嘘んごときれか子やっとこさっし………」
柑奈「………でん……聖ちゃんって名前は覚えとるし………」
音葉Pの家
聖「……………」スゥ……フワッ
音葉P「おや……この音色は聖君か。」
聖「はい………お帰りなさい………」///
音葉「…ふふっ……いつもお出迎えしてくれて……ありがとう………ただいま……」
聖「………い、いえ…………」///
音葉P「>>16」
↑+
…………おや?心なしかいつもより音色が楽しげに見えるが、なにか楽しいことでもあったのかね?
音葉P「舞台の仕事はやりがいがあっていいのだがね、ひどく疲れてしまったよ。…少し手伝ってくれないかね?」
聖「は、はい……何をすれば…いいですか……?」
音葉P「そうだね……一曲歌って聞かせてくれないかね?君の歌が聞きたい気分なんだ。」
聖「……………!」///
音葉「…私からもお願いできるかしら……?…聖ちゃんの歌は……まるで新雪のようなメロディーでしょう……歌が聞きたいわ……」
聖「………はい…!……すぅ……〜〜〜♪」
〜〜〜
聖「〜〜〜♪…………ふぅ……」
音葉P「……………ありがとう、また上手くなったね。」
聖「いえ………音葉Pさんと音葉さんが……教えてくれたおかげです………」///
音葉「……旋律を刻むのは自分自身でしょう……あなたの音色はあなたの音色………ふふっ……」
聖「………………」///
音葉「……すてきなメロディーをありがとう……」
聖「…………はい……」///
音葉P「………少しこちらに来給え。」
聖「……………?」トコトコトコトコ…
音葉P「………ふふふ……この辺りかな……?」ナデナデ
聖「わわっ………?!」///
音葉P「………相変わらず美しい髪触りだ………ふふふ……」
聖「………………」//////
音葉「……ふふっ……」
音葉P「…………おや?心なしかいつもより音色が楽しげに聞こえるが、何か楽しいことでもあったのかね?」
聖「……はい………公園で…温かい歌を歌う人に……出会えました…」///
音葉P「そうか……それは良い出会いをしたね。」ナデナデ
聖「………はい………また聴きたいです………」///
音葉「………………」///
音葉P「…………………音葉君も撫でて欲しいのかね?」
音葉「>>22」
↑+ 聖に「…いいかしら?」
音葉「………いえ……ただ……私にも撫でさせてもらえないでしょうか……?」
音葉P「ふふふ…僕は構わないがね。」
音葉「…いいかしら…?」
聖「……………はい………」///
音葉「……………」スッ……ナデナデ
聖「…………………」///
音葉P「…良い手触りだろう?」
音葉「……はい……聖ちゃんのメロディーが伝わってきます………」ナデナデ
聖「………………(何だか……くすぐったい)……」///
音葉「……………」ナデナデ…
聖(頭をなでられてるのに………心がくすぐったい………何だろう………?)///
音葉P(良い音色が響き合っている………温かくて澄んだハーモニーだ………)
音葉P「………そうだ、明日の休みは三人で散歩にでも出かけないかね?」
音葉「……いいかもしれませんね………散歩は素敵です……色々な音楽との出会いがあるでしょう……」
音葉P「最近働き詰めだったからね、音探しを兼ねて良い息抜きになるだろう。……聖君は構わないかね?」
聖「…はい……行きたいです……お散歩……」///
音葉P「ふふっ……あまり遠くへは行けないがね。」
聖(……温かくてくすぐったい……この気持ちは何だろう………?)///
翌日 公園
柑奈「ら〜……ら〜……ら〜……♪」
聖「……あ………いてくれた……!」
柑奈「………あっ、君は昨日の……?!」
聖「はい……すてきな歌だったので……また聴きたくて……昨日は突然いなくなって……ごめんなさい……」
柑奈「んー、少し驚いたけど……それよりもまた聴きに来てくれてありがとうございます♪」
聖「……今日は……私の他にも聴きたい人がいるの………いいですか……?」
柑奈「>>28」
↑
安価把握
一時中断します
再開します
柑奈「どんな人でも大歓迎とよ!
世界中に私のラブを届けたいけんね! 」
聖「…『らぶ』……?」
柑奈「そう、ラブ!じっちゃんから受け継いだこのギターで私をラブを歌うの、あっ、まだ生きてるけどね!」
聖「……………………」
柑奈「そうして世界をラブで満たして、ピースにするのが私の目標………なんちゃって、今はこうやって公園で弾き語りをしてるんだけどね!」
聖「………………………」
柑奈「それでもラブと夢はでっかく持たなきゃ!でっかいラブを届けなきゃいけないけんね!」
聖「……………………」
柑奈「……聖ちゃん……?」
聖「…………『らぶ』って……なんですか………?」
柑奈「……コホン、ラブって言うのは……………」
音葉P「お話中失礼するよ。」
柑奈「?!」
音葉P「………なるほど………君が聖君の言っていた人物か…………」
柑奈「え、えっと…………(な、なんか燕尾服のかっこいい人が………?!)」
聖「……はい……この人です……」
音葉P「………ふむ…………ふむ……………ああ………よし、覚えた。」
柑奈「…………あ、あの…………(どっかで見覚えがあるような……
…?)」
音葉P「………聖君の評価を得るだけはある………彼女をどう思うかね、音葉君。」
音葉「……そうですね………………」
柑奈「?!(ま、また物語から出てきたみたいなすごかべっぴんさんが……すらっとしてて背が高くて…………髪も綺麗な金色…………ん……?)」
柑奈「………い、今……音葉君って言いましたか………?」
音葉P「む………しまった……」
柑奈「……………………も、もしかして………梅木…音葉さん……ですか………?」
音葉「………はい……そうですが………?」
柑奈「……………と、と言う事は………あなた………音葉Pさんです………か………?」
音葉P「おや、僕らを知ってくれているとは光栄な事だ。……僕は音葉Pと言う者だ。今日はよろしく頼むよ?」
柑奈「……………………」
柑奈「…………聖………あ………あああ………も、望月聖……?!」
聖「……は…はい………?」
柑奈「………ど、ど、ど、どがんしよう……?!何でそんな人たちがこがんところに………?!」
聖「……………?」
音葉P「ああ、余計な遠慮などしないでくれ給えよ。今日は僕らは聴衆、君が演奏家だ。さあ、君の演奏を聴かせてくれ給え。」
柑奈「>>37」
わかりました...その代わり
後でPさんのところに連れてってくださいね
柑奈「わ、わかりました...その代わり
後でPさんのところに連れてってくださいね……?」
音葉P「おや、君は彼とは知り合いなのかね?」
柑奈「そ、その……知り合いっていうか……ラブとピースについて語り合った仲と言うか………」
音葉P「…………君は嘘をつくような人間ではない。信用しよう。」
柑奈「あ、ありがとうございます………じゃ、じゃあ…………」
音葉P「………………………」
1時間後 音葉Pの家
音葉「……お茶です……」カチャッ
柑奈「ど、ど、ど、どうも…………」カタカタカタカタカタカタ……
音葉「……ゆっくりしていってください………」
柑奈「は、は、は、はい…………」カタカタカタカタカタカタ……
音葉「…すみません……わがままを言ってしまって………」
柑奈「……い、い、いえ…………(な、なしてこうなった……?!)」
柑奈(な、何か外国語の盾とかトロフィーとかいっぱいある……)
音葉「…もう少し待っていてください……もうすぐ来ると思いますから……」
柑奈「は、は、は、はい………!(うわ……家具とかも何ちゃかんちゃひとつも残らんごとお洒落……うちといっちょん違う…………お、落ち着かん…………)」
音葉「…………あの…紅茶は嫌いでしたか……?」
柑奈「……あ、い、いただきます……!」グイッ……
柑奈「えっ……………な、何こい………?!……すごう美味しい………!!」
音葉「……ふふっ……ありがとうございます……」
柑奈「あっ……………」///
音葉「…………有浦……柑奈さん…でしたか……?」
柑奈「は、はい!」
音葉「……さっきは…とても良いものを聴かせてもらいました……改めてお礼を言わせてください…」
柑奈「い、いえ……!そ、そんな…現代を代表する音楽家のお二人からしたら……わ、私なんて………!!」
音葉「>>44」
あなたも現代を代表する音楽家になれるかもしれませんよ
いや、なれますよ
音葉「…あなたも現代を代表する音楽家になれるかもしれませんよ……いえ、なれるでしょう……」
柑奈「えっ………?!」
音葉「……私もまだまだ未熟で……現代を代表する…などと名乗るのは……おこがましいですが………………」
柑奈「……………………」
音葉「……柑奈さんからは……確かな物を感じました……音楽家に一番大切な物を………」
柑奈「…………………」
音葉「………技術的には……少し荒削りなのは否めませんが………」
音葉「…これから磨いていけば………必ず輝けるでしょう………どうかしましたか………?」
柑奈「………あ………す、少し驚いちゃって………」
音葉「…………?」
柑奈「…………あの……本当になれますか…?!世界中にラブを届けられるような人間に……?!」
音葉「…………なれます……私は…愛を感じましたから………」
柑奈「………………!」
音葉「……直向きで……温かい演奏でした……例えるなら……陽だまりでしょう…」
ガチャ……
音葉P「お待たせして申し訳ない。着替えるのに手間取ってしまってね。」
聖「……………」トコトコトコ バタン
音葉P「…ありがとう、聖君。」
聖「……い、いえ…………」///
柑奈「……………(燕尾服から燕尾服に…………)」
音葉「……ありがとう…聖ちゃん……聖ちゃんが居てくれると………助かるわ………」ニコ
聖「…………………」///
音葉「…………………」スクッ……スタスタスタ スッ
音葉P「……………」ギュッ
音葉「……ソファーはこっちです…」スタスタスタ
音葉P「ああ……ありがとう。」スタスタスタ
柑奈「………………ラブですね……」
音葉「…………?」
柑奈「……あ……お二人を見ていたら……すごくラブだなって………」
音葉「>>52」
↑
関係ないが夕美2位に感極まって泣いた…
>>52
ホワイトレースフラワー
音葉「……ふふっ……私と音葉Pさんは……お互いに…心から愛し合っていますから……♪」///
音葉P「共にハーモニーを奏でてゆける、僕の人生の伴奏者だ……そして、僕もまた音葉君の人生の伴奏者なのだよ……愛しているよ、音葉君。」
音葉「…………………」//////
柑奈「…ラブを感じます……温かいラブです……まさにラブ………愛です…!」
音葉P「……ふふっ……ありがとう。………聖君も来給え。」
聖「…………………!」///トコトコトコ
音葉P「……………」スッ……
音葉「…………」スッ……
音葉P「……聖君は僕の左隣に座り給え。」
聖「…………!」///スッ……
音葉P「………ふふっ……」
音葉「………………」///
聖「…………………」///
柑奈「見てるだけでこっちまでラブが伝わって来ます…!すてきなお家ですね…!」
音葉P「…愛が無くては、愛のある音楽は奏でられないからね。……その点で言うなら君は素質がある。……君の愛は何への愛なのだね?」
柑奈「世界への愛です!」
音葉P「……ほう…………」
柑奈「私のラブは世界中の全ての物に対する愛なんです!世界の全てが愛おしいから、それを歌にしたいんです!」
音葉P「…………驚いたな…」
柑奈「…声の大きさですか?声の大きさには自信があるんです!」
音葉P「…………いや……君の才能は本物だったようだ………そこで君を見込んで話がある。」
柑奈「えっと……な、なんでしょうか?」
音葉P「……P君が帰って来るまでで構わない。少し僕らに協力してくれないかね?」
柑奈「えっ………?!」
音葉P「彼は今化石採集に出かけていて、あと5日は帰って来ないのだよ。」
柑奈「……………な、何をすれば………?」
音葉P「>>58」
↑+……ああいや、正確には君の音を舞台に乗せて貰いたい。君の音からは僕らに足りない新しく自由な風を感じる。……僕らの舞台に君の風を吹かせてくれないかね。
安価把握
音葉さんにも入れてください(ステマ
お休みなさい
再開します
音葉P「いやなに、少し舞台に出てもらうだけさ。」
柑奈「………………へ……?!」
音葉P「……ああいや、正確には君の音を舞台に乗せて貰いたい。君の音からは僕らに足りない新しく自由な風を感じる。……僕らの舞台に君の風を吹かせてくれないかね?」
柑奈「……………え、えっと…………え、ええええっ……?!」
音葉P「楽器、機材、人、場所、何でも言い給え。全て用意しよう。」
柑奈「……………………」ボーゼン
音葉P「僕らにはそれだけの力はある。」
音葉「……あなたなら…私たちに新たな音を与えてくれるでしょう……より良くハーモニーを奏でられる気がする………だめでしょうか……?」
柑奈「……い、いや……その……だ、駄目とかじゃなくて………」
聖「……柑奈さんの音は…温かいです……柑奈さんの音を……もっとたくさんの人に聞いてほしい………みんな…温かくなれると思うから……」
柑奈「……………………!」
聖「……力を貸してください……笑顔をいっぱいにしたいから………」
柑奈「……………………」
柑奈「…………ぶ、舞台って言うのは………」
音葉P「今話題になっているようだね。おそらく君の想像通りだよ。」
柑奈「……………わ、私なんかが………そ、そんな事に関わって……」
音葉P「君で無ければならないんだ。君のような愛を持つ人間でなければね。」
柑奈「………す、少し考えさせてください……!」
音葉P「……………………」
夜 安アパートの一室
柑奈「………」プルルルル……プルルルル……プルルルル……ガチャ
老人改めじっちゃん「…………はい、どちら様で………」
柑奈「じ、じっちゃあああああん!!!」キーン!!
じっちゃん「……………っ!!」
柑奈「じっちゃん!わ、私どがんしたらよかとろう……?!」
長崎 田舎のある一軒家
じっちゃん「……お前は相変わらず声がデカい………まぁだ耳が痛くて敵わんわ………」
柑奈「ごめんなさい…!でんこいも私からじっちゃんへのラブだけん!」
じっちゃん「………………何の用だ…?ギブアップにはまぁだまぁだ早すぎるぞ。」
柑奈「そうそう!!そいなんばいばってんじっちゃん!!」キーン!!
じっちゃん「………っ!!……だけん声量ばちょっとは落とさんか!!」
柑奈「うひゃあ?!」
じっちゃん「>>68」
上
じっちゃん「……まずは落ち着いて話してみろ。」
柑奈「………う、うん…あ、あ、あの………!!」
じっちゃん「……深呼吸3回。」
柑奈「えっと………」
じっちゃん「よかから深呼吸3回ばしろ!」
柑奈「わ、分かった………!すぅ……はぁ………すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……………」
じっちゃん「……落ち着いたか?」
柑奈「………うん、ありがとじっちゃん!」
〜〜〜
柑奈「……って事なんばいばってんどがんしたら………」
じっちゃん「知らん。オイに聞くな。」
柑奈「…ちょっとじっちゃん……?!」
じっちゃん「そがん事ばオイに聞くな、こん馬鹿娘が。頭の中でまでラブ&ピースも大概にしろ。」
柑奈「………むぅ……じっちゃんがいつにもまして厳しい……」
じっちゃん「ハッ、オイほど孫に甘か男は居ないわ!」
じっちゃん「……じゃあなんか?お前はオイがお前には無理だけん辞めろって言ったら聞くとか?お前んラブはそがん物なとか?」
柑奈「そがん事ないよ!だいになんば言われたってオイはラブば…………あっ……」
じっちゃん「ふん、とっくに答えは出とるじゃなかか。お前はわがしたかごとやれ。………オイはそいば応援すっだけたい。」
柑奈「………………」
じっちゃん「………東京は大変やろうが負けるなよ……なんか本当に困った時は何でんオイに言え。」
柑奈「……………ありがとぉじっちゃん……じっちゃんのラブの詰まった遺言大事に守るね!」
じっちゃん「……まぁだピンピンしとるわ、勝手に死なすな。」
翌日 音葉Pの家
ピンポーン
音葉「……はい…」ガチャ
柑奈「おはようございます!」
音葉「……あ……来てくれたんですね……ありがとうございます……」
柑奈「はい、私のラブを届けるために来ました!今日からしばらくよろしくお願いします!」
音葉「……ふふっ…はい……あら…昨日よりも…よりすてきな音色になりましたね……?」
柑奈「>>74」
↑
柑奈「それが本当なら…じっちゃんに感謝しないと……」
音葉「……じっちゃん……おじいさんでしょうか……?」
柑奈「はい!私のラブの師匠なんです。このギターもじっちゃんの形見なんですよ……まだ生きてますけどね。」
音葉「……ふふっ……柑奈さんのおじいさんなら……さそがしすてきな方なのでしょう……」
柑奈「……ラブとピースに溢れたな自慢のじっちゃんですよ!」
ピアノルーム
ガチャ
柑奈「おはようございます!」
音葉P「……ああ、おはよう、柑奈君。」
音葉「……………」バタン
音葉P「……来てくれて嬉しいよ。君は実に良い音色の持ち主だからね。」
柑奈「はい、ありがとうございます!それはきっとラブの音色です!」
音葉P「……違いない…愛の音色だ………」
音葉「…昨日よりも……柔らかい音色のような気がします…」
音葉P「……ああ、そうだね………何かあったのかね?」
柑奈「大事な事を再確認させてもらいました!ラブがもっと大きくなりました!」
音葉P「……ふふっ……それは何よりだ。今日からよろしくお願いする。」
柑奈「こちらこそ、まだまだひよっこですが、精一杯のあいのうたを届けさせてもらいます!」
音葉P「………改めて自己紹介をしよう。僕は音葉P、音楽家だ。」
音葉P「それと……既に知っているとは思うが………音葉君。」
音葉「……梅木音葉です…よろしくお願いします……あなたとのハーモニー……楽しみです…」
柑奈「………………」
音葉「………どうかしましたか……?」
柑奈「……いえ……やっぱり音葉さんってすごい美人さんだなって思って………背も高くて大人っぽいし……髪の毛も綺麗な金髪で……お人形さんみたいに綺麗な顔立ちですし……妖精って言われたら信じちゃうぐらいです……」
音葉「>>81」
↑
音葉「…………」//////
柑奈「本当に見惚れちゃうぐらい………」
聖「……妖精さん………?」スゥ……
柑奈「?!」
聖「……今…呼ばれたような………?」
柑奈「えっ……………?い、今…どこから………?」
聖「…………?」
音葉「……あら…………」
音葉P「…………聖君。」
聖「…………あっ……!」///アセアセ
音葉P「………少し困った事になってしまったな。」
聖「…すみません……昔…妖精さんって呼ばれてたときがあったので………つい……」アセアセ
柑奈「………………(明らかに何もない場所から…………)」
音葉P「いや、気を付けていなかった僕にも責任がある。」
音葉P「………見たかね?」
柑奈「…………は、はい……」
聖「え、えっと………あの……そ、その…………!い、今のは………うう………ばれちゃう………」アセアセ
音葉P「………見られてしまったからには仕方がない……」
柑奈「……聖ちゃんって一体……?」
音葉P「………音葉君。」
音葉「………………」コクッ……
30分後
音葉P「…………と言う訳だ。信じるのも信じないのも好きにしてくれ給え。」
聖「………………」
柑奈「…………どうしてそんな話を私に………?」
音葉P「……見られたのと……君を信用に足るもの相手だと判断して、話させてもらった。………秘密にしてもらえるね。」
柑奈「…………………」
音葉P「…………………」
聖「……………柑奈さん………」
柑奈「………信じます!そして絶対に他の誰にも話しません!」
聖「……………!」
音葉P「………ありがとう。」
柑奈「ぐすっ……いえ………何と言うラブ……私感動しました…!とってもでっかいラブですね……!!音葉Pさんと……音葉さんのラブが………ぐすっ………」
音葉「………やはり………いい人ですね……」
聖「………らぶ………?」
柑奈「>>88」
↑
安価把握
一時中断します
再開します
柑奈「はい、ラブです! つまりは愛!」
聖「…………愛………愛………」
柑奈「愛は全てに勝つ byじっちゃん。愛は温かくて優しい感情です!ちょっとくすぐったいですけど!」
聖「………温かくて………くすぐったい…………あっ……!」///
音葉P「………聖君?」
聖「…………愛………愛………愛だったんだ……この気持ち……また一つ………学べた…………」///
聖「…愛………愛………音葉さん……くっついてみても……いいですか……?」///
音葉「………………ふふっ……どうぞ……温もりの旋律が伝わるでしょう……」
聖「…………!」///ピト……
聖「………温かい………これが………愛………ラブなんだ………」///
音葉「………………」ナデナデ…
聖「………………」//////
柑奈「………………」
聖「……あ、あの………私……音葉Pさんと……音葉さんに…『らぶ』です………!」///
音葉P「……………ふふっ……ありがとう、聖君。」
音葉「…………………」ナデナデ…
聖「……………」//////
柑奈「…………ら〜…ら〜…ら〜…♪………あっ、すみません!いいラブを見せてもらったので、ついあいのうたを歌いたくなってしまいました…!」
音葉・聖「……………!」///
音葉P「……聖君が早速学ばせてもらったようだね……ふふっ……」
聖「……ありがとうございます……柑奈さん……!えっと………一緒に歌わせてもらっても……いいですか………?」///
柑奈「…………あいのうたを歌いたくなりましたか?」
聖「はい………教えてもらったこの気持ちを……歌にしたいんです……!気分がいいと………歌いたくなります………」///
音葉P「………いいかもしれないね……ぜひ聴かせてくれないかね?」
聖「>>96」
↑+……柑奈さんも……さあ……
聖「……私の……ラブを聞いてください………柑奈さんも………さあ……」
柑奈「……はい、一緒にラブを奏でましょう!」
音葉P「……僕らは少し聴衆に徹しようじゃないかね…」
音葉「………はい………」///
聖「…………ら〜…………♪」
柑奈「……ら〜……ら〜……♪」〜〜〜♪
〜〜〜
聖・柑奈「……ら〜…………♪」
聖「………ふふっ……」///
柑奈「………………ふふっ……」
パチパチパチパチパチパチパチパチ!
音葉「………とても美しい音色でした………心が…温かくなりました…」
パチパチパチ
音葉P「……実に良い物を聴かせてもらったよ。……また歌が上手くなったねパチパチパチ
聖「…………………」///
音葉P「……ありがとう、柑奈君。春風のような演奏だった……」
柑奈「い、いえ……!愛を素直に歌っただけですから…!」
音葉P「……何者にも囚われないファンタジー……そう……正しく新しい風……………そうか…これだ……これを求めていたんだ…………音葉君!!」
柑奈「?!」ビクッ
音葉「…はい………」スッ
音葉P「ああ……なるほど……僕とした事が自由さを忘れていた……この吹き抜ける温かさをモティーフにすれば………必ず良い曲を生み出せる……!」ギュッ
音葉P「ラルゴ………いや、ラルゲット……!セレナーデを取り入れつつもファンタジーに!」スクッ
音葉「………………」スクッ
聖「………………生まれた……!」///
柑奈「ど、どがんしたんですか……?!」
音葉P「決まっているじゃないかね!今から曲を形にするのだよ!ああ……メロディーが頭の中に次々と思い浮かんでくる!」
柑奈「…………………」ポカーン……
音葉「>>102」
↑+それでは・・・申し訳ありませんが、しばらく篭りますね・・・
音葉「…こういう人なんです…驚きましたか……?」
柑奈「……………………」
音葉「……普段は落ち着いているのに………たまにはしゃぐ子供のようで…………そこもまた…………」///
音葉P「ふふふ……愛をスコアに刻み、音楽によって風を作り出そう…!スコアこそが僕の愛の言葉だ!」
音葉「………………」///
聖「…あの……私も………!」
音葉「…そうね……聖ちゃんも…立ち会いましょう……曲の芽吹きに……」
聖「…………はい…!」///
聖「……今日もまた……新しい曲が生まれるのを……見れる………」///
柑奈「…………いつも見てるの……?」
聖「……はい……曲が生まれるのに立ち会うのは……とっても嬉しいんです………」///
柑奈「…………………」
音葉「…それでは……すみませんが、しばらく篭りますね……」
柑奈「………………あ、あの………!!」
作曲室
音葉P「……………………」〜〜〜♪
音葉「………………」サラサラサラサラ
聖「………………♪」///
柑奈「……………………」
音葉P「…………ノン・トロッポ………」〜〜〜♪
音葉「…………ノン・トロッポ…………」サラサラサラサラ
柑奈「……………すごい……」
柑奈「……………音葉Pさんも……本当に……それこそ言葉にできないけど………音葉さんも………」
音葉P「…………………」サラサラサラサラ
音葉「………………」サラサラサラサラ
柑奈「………これだけの曲を………聴いただけで正確に書き取っていくなんて………」
聖「…………?……普通は……こう言う風にするんじゃ…ないんですか………?」
柑奈「>>108」
普通…なんてとんでもない
きっとこういうことができるのは、世界中探したって…
柑奈「普通…なんてとんでもない
きっとこういうことができるのは、世界中探したって……」
音葉P「…………歌うように……カンタービレで……」〜〜〜♪
音葉「………カンタービレ…………」
サラサラサラサラ
柑奈「………じっちゃんが言ってた事が分かった………本当の天才って言うのは………こう言う事なんだ…………」
聖「……………?」
柑奈「………………………」
柑奈「……………聖ちゃん……」
聖「………何でしょうか……?」
柑奈「……聖ちゃんには……これが分かるの………?」
聖「………まだまだです………半分ぐらいなら………」///
柑奈「………………!」
聖「………音楽は……奥が深いです…………」///
柑奈(………こんなの………レベルが違いすぎるよ…………)
〜〜〜
音葉P「………フィーネ。」
音葉「………フィーネ……」サラサラサラサラ
音葉「……………できましたね……」
音葉P「……………ああ……良い曲が生まれた………ありがとう、音葉君。」
音葉「……いえ………」///
聖「…………おめでとうございます……!」///
音葉P「……ありがとう、柑奈君。君のおかげだ。」
柑奈「…………いえ……私なんか…全然…………」
音葉P「……いや、君が居なければ………」
柑奈「私も……私も……地元だとちょっとした有名人で……自分でも……少しは才能があるんじゃないかって思ってました……!」
聖「………柑奈さん……?」
柑奈「……レベルが全然違いました………私なんかとは……比べるのも失礼なくらい………」
音葉P「>>115」
>>113+↑
音葉P「…確かに柑奈くんには僕と同じことは出来ないだろうね。……だが、僕にも柑奈くんの音色を奏でることは出来ない。」
柑奈「……………!」
音葉P「人は人、自分は自分だ
僕にしかできない音楽もあれば君にしかできない音楽もある。………問題はそれを見つけられるかどうかだ。」
柑奈「………………」
音葉P「………音楽家に最も大切な事は何だと思うかね?」
柑奈「………自分の……やりたい音楽があるかどうか……」
音葉P「……何だ……分かっているじゃないか。」
柑奈「………じっちゃんが教えてくれました……やりたい音楽の無い演奏家は……演奏家じゃないって……!」
音葉P「………君は何がやりたい?」
柑奈「………あいのうたが歌いたいです。世界を……ラブでいっぱいにしたいんです…!」
音葉P「………上出来だ。君も立派な音楽家だ。」
柑奈「………………」
音葉P「…………ふふっ……」
音葉P「………確かに音葉君や聖君は天才だ。普通の人間が幾ら練習しても到底及ばないだろう。……僕も人より恵まれている自覚はある。」
音葉「………………」
音葉P「だがね……それだけでやって行けるほどこの世界は甘くない。……そう言った天才が必死に努力をして、初めてステージに立つ事を許されのだよ。」
柑奈「…………………………」
音葉P「………なら君も天才なのだから、後は努力をするだけでは無いのかね?」
柑奈「………!私が……天才………ですか………?!」
音葉P「ああ……君は愛する天才だ。誰にも真似できない素晴らしい才能だよ。」
柑奈「…………………」
音葉P「君の才能は僕らが保証しよう。」
柑奈「…………………」
音葉「……良い音色……温かくて優しい…………あなただけの音色です………ありがとうございました…」
聖「……あ、あの………また……いっしょに歌って……くれませんか……とっても楽しかったから………」
柑奈「………………!」
音葉P「……そうだ、完成した曲をまずは君に聴かせてあげよう。」スッ………
〜〜〜
音葉P「………………」スッ……
音葉・聖「………………」パチ…パチ…パチ………
柑奈「…………………」ツー………
柑奈(あれ………涙が…………)
音葉P「…………………どうだったかね?」
柑奈「…………あ、あの…………えっと………すごく……感動しました……!胸がいっぱいになって………心にラブが届きました…!」
音葉P「………ありがとう……分かったかね、主旋律に君の先程の演奏を使ったんだ。」
柑奈「……………!……あ、あの……………そ、その……私を弟子にしてください!!」
音葉P「…………おや…」
柑奈「>>122」
私はもっと世界中の人にラブを届けたいんです。だから、音葉Pさんたちと一緒にもっと勉強してよりよい音楽を届けたいんです!
柑奈「私はもっと世界中の人にラブを届けたいんです。だから、音葉Pさんたちと一緒にもっと勉強してよりよい音楽を届けたいんです!」
音葉P「………………」
柑奈「鞄持ちでも何でもします!だから……私に音楽を教えてください!私も音葉Pさんぐらいラブを届けられるようになりたいんです!」
音葉P「………それは無理な相談と言う物だね。」
柑奈「無理な事を言っているのは分かっています!でも……そこをなんとかお願いします!!」
音葉P「……………………」
音葉P「……僕は音楽家としては弟子を取らない主義でね。」
柑奈「……お願いします!!」
音葉P「…………だが、プロデューサーとしてなら、君に指導をしてあげよう。………明日からうちの事務所に所属し給え。」
柑奈「…………!!」
音葉P「…君が僕の担当アイドルになるならば……僕がレッスンを付けてあげよう。……それにアイドルと言うのは………ラブを多くの人間に届けられる職業だと僕は考えるのだがね。」
柑奈「…………ありがとうございます!!その話、受けさせてもらいます!」
音葉P「………ふふっ……」
音葉P「…君、住む場所は?」
柑奈「……一応都内のアパートに………」
音葉P「ならここに引っ越し給え。使ってない部屋は幾らでもあるのでね。音葉君、彼女の為の部屋を用意してあげてくれ給え。」
音葉「………はい……♪」
柑奈「……え、ええっ………?!そ、そんな………?!」
音葉P「その方が指導に都合が良い。何か問題があるかね?」
柑奈「も、問題はありませんけど………!」
音葉P「業者に連絡をして今日中に引っ越しをさせよう。」
柑奈「い、いやいやいいです!荷物なんてこのギターぐらいですから!」
音葉P「そうか、それは都合が良い。………では今日からここに住み給え。聖君、家の案内を。」
聖「……はい……!……今日から……いつでもいっしょに歌えますね……!」///
柑奈「……………………」ポカーン……
聖「>>128」
これからよろしくお願いしますね、柑奈お姉ちゃん♪
聖「…これから……よろしくお願いしますね…柑奈お姉ちゃん……♪」
柑奈「……………」ポカーン……
聖「……あ、あれ………?……こう言えばいいって………美嘉さんに…教えてもらったのに………何かまちがっていましたか………?」
音葉「……ふふっ………仲良く……ハーモニーを奏でましょう……」
音葉P「柑奈君の門出祝いだ。今夜はみんなで行きつけのフレンチレストランに食事に行こう。」
音葉「………楽しみですね……」
長崎 田舎のある一軒家
柑奈「じっちゃああああん!ナイフって右手で持つの?!そいとも左手で持つの?!」キーン!!
じっちゃん「…………っ!!」」
柑奈「…えっ……ちょっと……こい何……?!ラタトゥイユ……?ラタトゥイユって何じっちゃ………!!」
じっちゃん「やぐらしかあああああ!!」
柑奈「ひゃああああ〜〜?!」
ラブ&ピース
乙
泣き虫な自分を変えたくてハートのところに弟子入りすらくるみを
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