幸子「ボクはカワイイから友達がいないのは仕方ないですね!」 (135)

幸子「だって教室を見てくださいよ!」

幸子「女子グループが3つできているのわかりますよね?」

幸子「そして当然、ボクよりカワイイ子がいませんね!」

幸子「もし、その中どれかのグループにボクが入るとどうなるかわかりますか?」

幸子「そう!!」「一瞬で顔面のグループバランスが崩れます!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428248851

幸子「女子グループ・・・しかも中学生となればいかに上位のグループに存在できるかが肝になります」

幸子「極論、中学時代の3年間を有意義に過ごせるかは「どのグループに属しているか」といっても過言ではありません!!」

幸子「そしてそのグループで生きていく・・・そのためにはバランスが重要になってきます」

幸子「そのグループでブスすぎてもハブられ、かわいくてもハブられる・・・」

幸子「平均を保ち続ける必要があります」

幸子「では、もしグループから離れてしまったら?」

幸子「それはこの先の中学生活において「死」を意味するでしょう」

幸子「この先の行事において、必ず複数人での作業が要すり場面は必ず発生します」

幸子「1人で過ごしていくにはあまりにも過酷・・・学生生活にもはや勉学以外に価値はないでしょう」

にちゃんねる初めてなんですごい遅いと思いますが気軽によかったら見てってください。
漫画の担当切られてむしゃくしゃして、もう適当に書いてるだけのSSですが。
あと誤字脱字、多いと思いますがそれもご了承を・・・。

幸子「しかし、このまま友達がいないままの中学生活なんてボクもいやですからね!」

幸子「そのために本を買ってきましたよ」

(人に好かれる技術)

幸子「まぁ・・・あくまで参考程度に・・・ですがこの本に書いてあることを実践したいと思います」

幸子「ふむふむ・・・単純接触法?」

幸子「どんな他愛ない会話でも同じ人と繰り返し話すことで、親睦を深め仲良くなることができる、もっともスタンダードな方法」

幸子「なるほど、単純ですが・・・いや単純だからこそぬけのないストレートな良い方法ですね・・・」

幸子「・・・では早速試してみましょうか」

幸子「しかし、もうすでに完成してるグループの一人に声をかけるというのは至難」

幸子「いかに自然に、二人の状態で話せるかがポイントになりますね・・・」

幸子「偶然を装うのは3流でしょう・・・」「不測の事態を演じるというのは素人には難しい上に、ばれるリスクが大きい」

幸子「なのでここは、どうしても接触しなければない本当の理由をもとに接触し、会話をつなげるのがベストですね」

幸子「幸いボクは図書委員なので・・・そうですね」

幸子「そういえば、クラスの子でまだ本を返してない子が・・・」

幸子(よし・・・今は一人みたいですね!)

幸子「・・・・・・あの・・・すいません」

A子「?」

幸子「A子さんまだ本を返してませんよね?」

A子「あー、なに・・・返却期限きれてた?」

幸子「いや!大丈夫ですよ、ちょっとくらい遅れても」

A子「チッ・・・じゃあいちいち催促すんなよ・・・」ボソッ

幸子「え」

A子「別に、なんでもないし。じゃ、代わり返しといて」

幸子「・・・・・・」

A子「あ、B子!ちょっとやばいんだけどー!」

A子「なんか急に輿水さんに話しかけられたんだけどー」ボソボソ

B子「は・・・うわ、まじA子気に入られたんじゃね?」ボソボソ

A子「うわっ、マジやめてよー!」キャハハハハ

幸子「・・・・・・」

幸子「迂闊でした・・・」

幸子「そうです、ボクは世界一カワイイんです・・・」

幸子「もしそんな世界一カワイイ ボクと話しているところを誰かに見られたら・・・」

幸子「裏切りにも近いタブー」

幸子「即座無視するか、同じグループの人間に見られていた危険性を考えた場合、ボクに対し攻撃的な
態度をとることで仲間グループへの結束の証明を図る・・・」

幸子「ボクはなんて馬鹿なんてしょう・・・」

幸子「ボクがカワイイことはわかっていたのに・・・」

幸子「とにかく教室に戻りましょう・・・」ガラガラ

女子「・・・ナンカB子ガー、Aコガハナシカケラレテー」ヒソヒソ

幸子「噂がもう広まってる・・・いやまぁこれは予想内です」

幸子「しかもなにが一番の問題かというと、話しかけた相手がクラスの最上位グループの女子だったことです」

幸子「仮にほかのグループの女の子に話しかけた場合、ボクが最上位グループの女の子から嫌われている以上、ボクに話しかけられた女の子は
最上位グループの女子からのいじめを意識し、接触を拒んでくるでしょう」

幸子「・・・ボクはもうしばらく友達作りをしない方がよさそうですね」

幸子「それにこれ以上、最上位グループ女子に反感買うようなマネをすれば、次はひとりぼっちでは済まされませんからね」

幸子「ここは安静に・・・」

イケメン男子「輿水さんってここのクラスにいるー?」

幸子「!!!!」

やめないよ
でも絶対ハッピーエンドだよ

イケメン男子「あ、えーと・・・俺知ってる?・・・じゃなくてちょっといいかな・・・」

幸子(ああああ!女子たちの視線が貫くように痛いです!!)

幸子「な・・・なんでしょう」

幸子(しかもこの人は、読者モデルをやっているという学校の有名人じゃないですか!)

イケメン男子「とりあえず、こっちきてもらっていい?」

幸子「・・・・・・はい」



幸子(紅潮した頬・・・そして体育館裏・・・これはもう十中八九あれですね)

イケメン男子「俺と・・・付き合ってくれない?」

幸子(もう友達作りの道は閉ざされましたね・・・これは・・・)

イケメン男子「どうしたの?」

幸子「ご・・・ごめんなさい」

イケメン男子「え・・・え!?」「なんで?付き合えないってこと!?」

幸子「はい」コクリ

イケメン男子「・・・・・・ちなみに理由は」

幸子「実はボク、ほんと最近ですがアイドルを始めたんです」

イケメン男子「・・・・・・は?」「アイドル?」

幸子「346プロとういう会社で・・・まだできたてで、小さなアイドルグループですがそこで活動しているんです」

幸子「だから・・・ごめんなさい」

幸子「色恋沙汰がばれるわけにはいかないんです」

イケメン「・・・あ、そうなんだ」

イケメン「いや~、マジふられたこととかなかったからさ~」

イケメン「へー、アイドルね」「うん・・・まぁじゃあ、頑張って・・・」サヨナラ

幸子(今もしボクが告白を受け取っていたら、ボクは一気に学校の上位グループに入ることができたでしょう)

幸子(でも、それは好きでもない彼を利用するだけの行為で、そんなことボクにはとてもできません)

幸子(もしそんなことをしたら、自らの地位を守るために平気で人を傷つけるあいつらと同じだから)

幸子「・・・・・・だからこれで・・・いいんです」

幸子「」

幸子「」グスッ


A子「あ、輿水さんおかえり~」

B子「帰ってきてすぐで悪いんだけど~・・・ちょっと相談いいかな?トイレで聞きたいことあるから」

幸子「・・・・・・はい」

6人1組の女子グループに連れて行かれる


B子「告白されたの?」

幸子「・・・いや、まぁ・・・その」

B子「うじうじしてねぇではっきり言えよ!!」ダン!!!

幸子「ひっ・・・!」

B子「ってか、今日A子に話しかけてただろ。あれ、A子がイケメン男子のこと好きなの知ってたから話しかけたの?」

幸子「え、どういうこと・・・」

B子「だから、今日お前は告白されることを知ってて、そしてA子もイケメン男子のことが好きなのを知っていた!
だからA子に話しかけたんだろって言ってんだよ!!」ダン!!

幸子「な・・・なんのためにそんなこと・・・」

A子「私のことそんな嫌いだった?」

幸子「?」

A子「輿水さんいつもひとりだもんね」「そんな人からしたら友達といっぱい話してる私なんか目障りだったんでしょ?」
「おかしいと思ったの」「急に話しかけてくるからなにかなって?」「あれは、私に対する嫌がらせだったんだね」

幸子「・・・ちがっ!」

ダンッ!!

幸子「ひぅ・・・!!」

A子「B子やめときなって・・・仮にももうイケメン男子の彼女だし」「・・・あんまやりすぎると」

幸子「・・・・・・」

B子「チッ・・・むかつくわ」

幸子「・・・・・・」

A子「もういこう・・・しょうがないよ」

ポーン

B子「・・・・・・ちょっと待って」

B子「こいつ付き合ってない」

A子「・・・・・・は?」

B子「断ったって」

B子「ラインで回ってきた・・・」

幸子「・・・・・・」

A子B子「・・・・・・」

B子「座れ」

すいません、明日朝から研究があるので今日はここで失礼します。
明後日まで忙しいので続きは8日にまた書きたいと思います。
ちゃんとハッピーエンドにする予定・・・というより幸子が不憫すぎるのでちゃんとハッピーエンドにします。

B子「…なんで断っ・・・いやそれはもうどうでもいいや」

A子「じゃああんたは別に彼女でもなんでないんだね」

幸子「そ・・・そうです!別になんの関係も・・・だから!!」

B子「A子・・・」

A子「うん・・・顔はだめだよ」

幸子「え」

幸子「ま、待ってください!!なんで羽交い絞めに・・・!?」

B子「腹に力入れろよ!」

幸子「まっ・・・!!待って待って待って!!」

ドゴッ!!!

幸子「・・・うぐ!!」

幸子「・・・・・・オエッ」

A子「・・・・・・」

A子「輿水さん・・・一つ聞いていい?」「もしあの時話しかけたのが嫌がらせじゃないなら、なんだったの?」


幸子「・・・・・・」

幸子「・・・・・・別に・・・図書委員の仕事をしただけですよ・・・」

A子「強がらなくてもいいんだよ」

A子「ほんとは友達がほしかったんだよね?」

幸子「・・・!!」

A子「わかるよ、私もそういうことあったから」「でもダメだよ」「友達になりたかったらちゃんと言わなきゃ」

A子「・・・輿水さん」

A子「私と友達になろうか?」

幸子「!?」

A子「だから言わなきゃね輿水さん・・・友達になってくださいって」


幸子「・・・・・・」

B子「早くいえよ」

幸子「・・・ボクと・・・・・・友達に、なってください」

B子「聞こえねー、A子、も一発いっとく?」

幸子「!!」

A子「そうだね、ほんとはやだけど」

幸子「ぼぼ、ぼ、ボクと友達になってください!!」

B子「聞こえねーつってんだろ!!」

幸子「ボクと友達になってください!!!!」
 
ピロリンッ

幸子「・・・え?」

B子「プッ・・・キャハハハハハハ!」

B子「気づかなかった!?ずっとカメラとってたこと!!」

A子「なんかー、輿水さんってアイドルやってんだって?」

A子「でもアイドルがこんなトイレで手ついて「友達になってください」とか・・・マジアイドル以前に人として問題でしょ」キャハハ

B子「知ってるー?今youtubeとか簡単にUPできるアプリあるんだってー」

幸子「」




A子「あー、でもわたしすっごく今、輿水さんの言葉心響いたかもー」

A子「だからー、友達になってあげる」

A子「輿水さん、私たちいい友達になれそうだよね」スマホヒラヒラ

幸子「お・・・お願いします・・・今の動画だけは・・・・」

B子「いや、正直あんたのアイドル生命とかどうでもいいし・・・てかその程度じゃそもそも無理でしょ」

幸子「ぼ・・・ボクだけならいいです・・・」

幸子「でも、事務所の子たちにも迷惑が・・・・・・!!」

A子「・・・・・・ん!いいよ、UPはしないであげる!!」

A子「輿水さんて優しいんだね」「すごくかわいそうな人で、存在しない方がいいくらだけどー」

A子「気の毒だから私が友達になってあげる」

A子「だからずっとずーと、いい友達でいようね!」

A子「よろしくね輿水さん!」

幸子「・・・・・・はい」グスッ



*放課後の夕暮れ

幸子(・・・・・・やっと放課後になって解放されました・・・)

幸子(・・・彼女たちがほんとにあの動画をUPすることはない・・・大規模な脅しに使うことはないと思いますが・・・)

幸子(それでも家族や知人、周辺の人間・・・少なくともクラスの人たちには確実に回るでしょうね・・・)

幸子(あはは・・・)

幸子(あははははははははは・・・)

幸子「もうこれでおしまいですね」

幸子「友達どころか、話しかけることすら許されない学校の疫病神ですね、ボクは!!」

幸子「あははははは!どうですか、神ですよ!ボクは!・・・神!!」「ついに天使を超えて神にすら到達しましたよ!!」

幸子「ただし厄病神ですがね!!」

幸子「あはははははははは!!」

*事務所


武内p「・・・珍しくおそいですね」

ちひろ「まだ学生ですから、学校の行事なんかで遅れてるかもしれませんね」

幸子「お疲れ様です・・・」

ちひろ「あ、幸子ちゃんおはよう!ってあら、なにかいつもより元気ないわね」

武内p「どうかしましたか?」

幸子「!!」「い、いやだなぁプロデューサーさんは!!」「いつも通りのカワイイボクですよ!!」

幸子「これから現場で撮影の仕事でしたよね!?」「ほらプロデューサーさん!!行きますよ!」

ちひろ・武内p「?」

*車中 中古のワゴン車のエンジン音が響く

武内p「少し急ぎましょう、小梅さんと輝子さんは先に現場に到着してるので・・・」

幸子「・・・・・・」

武内p「・・・・・・」

武内p「学校でなにかあったんですか?」

幸子「え!?な、なななんでですか!?」

武内p「いえ、明らかにいつもより元気がないので・・・」

幸子「もう!いつも通りだっていってるじゃないですか!」

幸子「ほんとにプロデューサーさんはボクのことをみて・・・」

幸子「・・・ほんとに、プロデューサーさんはボクをみてて関心です・・・」

武内p「なにか問題でもあったんですか?」

幸子「誤解しないでください!!ボクは学校の人気者ですよ!!」

幸子「なんせこんな天使のようなカワイイボクを無視するなんてできるはずないですからね!!」

幸子「プロデューサーさんはこんなカワイイボクといられることに・・・!!」

幸子「・・・・・・」

武内p「相談なら・・・のりますよ」

幸子「ほんとになにもないですよ・・・」

幸子「・・・ただ確かにクラスで問題のある子はいますね!!」

幸子「いつも一人のくせにほんとは友達がほしいんでしょうね!!友達グループの方をチラチラとみて!!」

幸子「まったく!そんなにほしいなら声をかければいいんですよ!」

幸子「一声・・・たった一声かけるだけなのになんでしょうね!!」

幸子「なにをそんなに躊躇してるんでしょう!」

幸子「そんなおどおどしてるからせっかく勇気を振り絞って声をかけても、嫌がられるんですよ!」

幸子「自覚がないんでしょうね!嫌われてることに!!」

幸子「おめでたいことに自分が好かれてると勘違いしてたみたいですよ、その子は!!」

幸子「一体なにを勘違いしていたのか!!ほんとにバカですよ!!」

幸子「バカでそうしようもなくて!あがけばあがくほど嫌われて!!そのくせムキになって!!」

幸子「利用されてなお嫌われて!なんでいるんでしょうね!!」

幸子「疫病神はもう学校にこないでほしいですよ!!」

幸子「いるだけで迷惑して、ほんとになんで存在してるのかわかりませんよ!!」

幸子「消えてしまえばいいのに!!」

幸子「・・・・・・・」

幸子「ふふ・・・ふふふふ・・・・」

武内p「輿水さん・・・」

武内p「最初あったとき、こういってましたよね」

武内p「ボクが一番カワイイに決まってますよ。プロデューサーさんはそんなコトも分からなかったんですか? 失礼ですね!
いいです、許してあげます!その代わりにボクがカワイイって証明するの手伝って下さいね!・・・って」

武内p「正直なにいっているんだ、と思いました」

武内p「ですが、仕事をしていく内にほかのアイドルの子がやりたがらないような、バンジージャンプやワイヤーアクションのライブ」

武内p「危険な仕事を挑むさまを見て、この子はすごいアイドルになると思いました」

武内p「もう輿水さんはこの346プロになくてはならないアイドルなんです」

武内p「輿水さん」

武内p「まだあなたがカワイイってこと・・・証明できてません」

武内p「きちんと証明できるまで、約束通り見守り続けます」

武内p「あなたは決していらない人間なんかじゃない」

武内p「周りがどう言おうが輿水さんがすごいってこと・・・私も証明してみますよ」

すいません まだ研究作業が残っているので今日はこのくらいで・・・。
明日続きを書くのは厳しいかもです。
それでは、また。

幸子「」

幸子「・・・・・・・フ」

幸子「フフーン!プ・・・プロデューサーさんもちょっとは女の子の扱いができるようになったみたいですね!!関心です!!」

幸子「でもいっときますが!!今のはほんとにクラスの子の話でボクのことじゃないですからね!!」「ホントですよ!!」

幸子「ま、まったくプロデューサーさんはすぐ、か、勘違いするんですから!!」

武内p「・・・輿水さん・・・ハンカチをどうぞ・・・」

幸子「な・・・!違いますよ!これは決してないてるわけじゃ!!」

幸子「そうです!!花粉がひどいんですよ!!」「ほ、ほら!だから・・・こんな目が・・・真っ赤になって・・・!!」

幸子「ほ・・・ほんと、な、涙がとまりません・・・よ!」

武内p「・・・・・・」

幸子「あ、あーあ!それにしても4月なのにまだまだ寒いですねえ!!」

幸子「・・・・・・」

幸子「・・・プロデューサーさん・・・手を出してください・・・!!」

武内p「・・・今は運転中ですので・・・では左手だけ・・・」

幸子「・・・プロデューサーさん・・・ボクはやさしいので冷えた手をあっためてあげますよ」ギュッ

幸子「こ、これは別にお礼のつもりとかじゃありませんからね!!」

幸子「ただボクがやさしいからやってあげてるんです!!」

幸子「こんなカワイイボクに手を握ってもらえるなんてプロデューサーさんは世界一の幸せものですね!!」

幸子「・・・・・・だからプロデューサーさん・・・」

幸子「ボクがカワイイって証明できるまで・・・離れちゃダメですよ・・・」

武内p「・・・もちろんです」

子「もっとボクをプッシュしてくださいね」

武内p「・・・もちろんです」

幸子「ボクが負けるはずないんです!」

武内p「・・・もちろんです」

幸子「ボクが一番に決まってます!!」

武内p「・・・もちろんです」

幸子「ボクがこんなくだらないことで屈するなんてありえません!!」

武内p「・・・もちろんです」

幸子「だから・・・プロデューサーさん・・・」

幸子「誰にも言わないでくださいね・・・」

武内p「・・・・・・もちろんです」





















ちひろ「さて、準備をしますかね」

ちひろ「幸子ちゃんの様子がおかしいから、こっそり車に着けたCCDカメラをみてみたら・・・」

ちひろ「これは見逃せません」

ちひろ「しかし・・・私ひとりでは・・・難しい問題ですね」

「あ、あの!ひとりで解決する問題じゃないんじゃないですか!?」

ちひろ「!?」

小日向「すいません急に驚かせてしまって・・・」

ちひろ「美穂ちゃん・・・」

小日向「ごめんなさい・・・こっそり聞いちゃいました・・・」

小日向「幸子ちゃん・・・いじめられてるってことですよね・・・」

ちひろ「・・・そうね、本人はそれを認めたくはないでしょうけど・・・」

小日向「ち・・・ちひろさん!助けてあげましょう!・・・その、ふたりじゃ難しくても・・・私たちだけなくほかのにも頼んで・・・!!」

ちひろ「・・・でも幸子ちゃんはいじめられるってこと知られたくないのよ」

ちひろ「それなのに無暗に協力を求めて事実を複数人に知られると、この先幸子ちゃんはきっと346プロで活動しづらいと思うの」

小日向「そ・・・そうですよね・・・」「ごめんなさい・・・」

ちひろ「そう・・・だからこれは私ひとりで解決できれば最良なのだけど・・・」「でもそれは・・・やっぱり難しいですね・・・」

小日向「やっぱり・・・厳しいですか・・・」

小日向「でも・・・わたし嫌です!!このまま幸子ちゃんをほっておくなんて!」

小日向「幸子ちゃんはすごくやさしくて・・・あんなに心があったかいのに・・・それなのに苦しめられたままだなんで!!」

小日向「わたしでよかったらなんでもするから・・・だから幸子ちゃんを助けたいんです!!」

ちひろ「・・・・・・・美穂ちゃん」

ちひろ「別に解決策がないわけなじゃないわよ」

小日向「・・・・・・っえ?」

ちひろ「ただ・・・この方法は最良ではないということ・・・」

ちひろ「責任をだれかにとってもらう必要があるの」

すいません、明日も研究で早いので今日は寝ます。
ただ明日は書く時間が夜とれるのでまとまったところまでかけるかと・・・。
それではまた。

小日向「責任ならわたしが・・・!」

ちひろ「それは無理よ・・・美穂ちゃんはまだ未成年・・・」

ちひろ「だからどうやっても問題がばれたときに責任の追従は事務所事態にくるわ」

ちひろ「そうなると、次は無関係のアイドルにまで飛び火して問題の収束は不可能になるわ」

小日向「でも・・・それをいったら事務所にはアイドルしかいないのに・・・!」

小日向「誰も責任なんてとれませんよ・・・・・・」

ちひろ「・・・・・・そう」

ちひろ「アイドルは責任はとれないわ」

ちひろ「アイドルの問題行動ほど世間がおもしろがるスキャンダルはないわ」

ちひろ「だから今からの作戦の責任・・・」

ちひろ「すべてわたしが請け負います」

小日向「ちひろさん!?」

ちひろ「それじゃあ、美穂ちゃん」

ちひろ「今からいう3人を連れてきてくれる」

小日向「ほんとに・・・いいんですか?ちひろさん・・・下手したらクビにもなりかねないんじゃ」

ちひろ「私これでもアイドルスタッフよ?」

ちひろ「アイドルが困ってたら力になるし、責任もとるわ」

ちひろ「アイドルのために尽くす、むしろこれも私の仕事よ」

小日向「ちひろさん・・・!!」

ちひろ「それじゃ、呼んできてくれる?」

小日向「・・・はい!!」タタタッ

ちひろ「・・・・・・」

ちひろ「っふう」

ちひろ「エナドリでも飲みますかね・・・」

晶葉「きたぞ」

美嘉「やっほ~★ってあれ?ちひろさんだけ?」

きらり「おっすおっす!きらりだよぉ~☆」

ちひろ「みなさんいらっしゃい、ちょっとこっちに来てくれるかしら」

美嘉・きらり・晶葉「?」

ちひろ「・・・・・・・・・・・・っていうことがあったの」

美嘉「なにそれ!幸子ちゃんいじめられてるってこと!?」

きらり「・・・全然きづかなかったにぃ・・・」

晶葉「・・・いじめられてる証拠はあるのか?」

ちひろ「証拠はこの音声だけだけど、高確率で誰かにいじめられてるわ」

晶葉「誰かにってことは、相手の人数もわからない状況みたいだな」

美嘉「それで、私たちをよんだってことはそのいじめを解決するためでいいんだよね」

ちひろ「ええ、その通りよ」

晶葉「・・・待った」

ちひろ「なにかしら」

晶葉「助けるのはいいが、どうやって助けるか教えてもらっていいか?」

ちひろ「それは・・・」

美嘉・きらり・晶葉「・・・・・・・!!」

きらり「ちひろちゃん・・・えげつないにぃ・・・」

美嘉「確かに大打撃で、うまくいけば問題は解決するだろうけど・・・」

晶葉「犯罪ね」


ちひろ「いじめだって名を借りた犯罪よ」「内情は結局、暴行・傷害・名誉棄損」

ちひろ「目には目を歯には歯を・・・犯罪には犯罪を」

ちひろ「極端だっていわれるかもしれないけど、結局学校って子供の世界なのよ」

ちひろ「社会の縮図が、その小さい箱に凝縮してて、一応大人のシステムの元稼働はしていても」

ちひろ「動いているのは子供自身・・・大人には救えない世界があるの」

ちひろ「だからお願い」

ちひろ「どうかあなたたちで幸子ちゃんを救ってくれないかしら・・・」

申し訳ありません・・・疲れすぎて頭が働きません。
というか私事ですが、この先休みがブラック研究室と就活でずっとなくSSを書く暇がありません。
それ以上に内容がキャラクターの思考を一人一人まじめに考えながら、現実的に考えているため
私程度の人間では疲れた状態これを書いていく気力がたりません。

ですがこのまま幸子をそのままにするわけにもいかないので、どなたか続きを書いて、
幸子を救ってはくれませんか。

最後によんでいただいていたみなさま、私は漫画を担当と書いていましたが、「面白い」のひとことが
こんなにうれしいものだとは思いませんでした。
使い捨てどころか、使われず捨てられた身だったのでとてもうれしかったです。

空いた時間に本当に軽いギャグショートSSくらいは書くことはあるかもですが、このSSを私に完結させるには
時間と気力が残ってません。

どうか、書いていただける方、何卒よろしくお願い致します。

HTML化ってなんですか?すいません無知で・・・。

ってことは、この作品はここで終わってしまうってことですか?

晶葉「・・・ちひろさんならわかると思うけど私たちも子供でもあり、アイドルなんだぞ」

晶葉「もしアイドルとして問題が起きたら、ただじゃすまされないのはちひろさんはわかってるだろう」

ちひろ「・・・ええ、そうね」

晶葉「自分だけじゃなく、他のアイドルにも火の粉が降りかかる危険性はわかってるはずだ」

晶葉「そうなれば、プロダクション事態の危機につながる」

晶葉「関係者で責任はとる、そしてちひろさんが一番責任をとる・・・でも自分たちの問題だけではすまない」

ちひろ「・・・・・・」

晶葉「でもそれは、アイドルとしての私の意見だ」

小日向「!」

晶葉「輿水さんの人となりは私も知ってるよ」

晶葉「私もアイドルである前に、同じ仲間でもあるんだ」

晶葉「だから私は、アイドルとしではなくて、池袋晶葉としてこの案に加担するよ」

晶葉「もし、他のアイドルの子に責任の火の粉が飛びそうになったら、この身をもってかばおう!!」

美嘉「わ・・・わたしだって同じだし!!今同じこといおうとしたし!!」

ちひろ「・・・みなさん!」

きらり「・・・ぷぷっ」

きらり「ちひろちゃん最初からこうなることわかってたにぃ」ボソッ

ちひろ「・・・内緒ですよ」フフッ

自分がかくしかないなら、遅筆になると思いますが、完結はさせたいと思います。
せめて幸子が救われるところまでは書きます。
こんな意志薄弱な作者ではありますが、よろしくおねがいします。
ただ、今日はもう寝たいと思います。 それでは、また。

2日後

ちひろ「とりあえず、幸子ちゃんをいじめていた犯人の特定はすみました」

ちひろ「それでは晶葉さん、報告よろしくお願いしますね」

晶葉「うむ、A子とB子のIPアドレスの経由からハッキングしてみたが・・・」

晶葉「A子のスマホから、輿水さんをいじめを確認する動画を発見した」

ちひろ「では、犯人はこの二人で・・・」

晶葉「間違いないな」

晶葉「一応他の生徒の携帯に細工をして、A子とB子の声帯フォルマント周波数が反応すると検出後サンプリングデータがこちらに送られるように設定しておいた」

美嘉「え~と・・・どゆこと?」

晶葉「つまり、2人の声で学校内ならどこにいても居場所がわかるようにしたということだ」

きらり「にょわー、晶葉ちゃんすごいすご~い!!☆」

晶葉「べつに単純な適応フィルタを作っただけさ・・・それよりこれで犯人は特定できたが、あの作戦の結構は本当に明日でいいんだな」

ちひろ「ええ、むしろ明日しかチャンスはありません」

美嘉「さすがに緊張するわね・・・でもあいつに話をつけるには私が手っ取り早いし・・・」

ちひろ「少し相手に酷な気もするでしょう」

ちひろ「しかし、仲直りや話し合いなんていう形式上だけの、大人が自己満足で押し付けるだけの解決策なんてものはここにはいりません」

ちひろ「だからといってこれが正しいとももちろんいえません」

ちひろ「それでも、今よりはましに・・・幸子ちゃんの当たり前の日常と笑顔を取り戻す手段として、わたしができること」

ちひろ「そしてみなさんができるベストを尽くす、それが今の私のベストの解決策と信じています」

美嘉「うん、私もそれでいいと思うよ」「幸子ちゃんは喜ばないなんていう人もいると思うけど・・・確実にもとの日常を幸子ちゃんは望んでいると思う」

きらり「そうだにぃ~☆悪い子はめっ!!しなきゃね☆☆」



月~日まで研究があるので、GWに入ったら一気に書き上げます。

 作戦当日  

幸子「・・・今日は文化際ですが、クラスの出し物が兵馬俑資料展示ではだれもいませんね」

幸子「カワイイボクがいるだけでも集客につながりそうなものですが、まず人がよりつかないのでは仕方がありません」

幸子「文化祭が終わるまでここで受け付けを全うしましょう」

幸子「どうせ一緒に回る友達もいませんし・・・」

小日向「幸子ちゃん」

幸子「・・・!?」

幸子「こ、小日向さん!?どうしてここに!?」

小日向「えへへ、実はこの近くで今日お仕事があるからこっそり寄ってみたの!」

幸子「そ、そうだったんですか・・・」

小日向「お客さん誰もいないみたいだし、幸子ちゃん!一緒に回らない?」

幸子「え、でも店番が・・・」

小日向「大丈夫大丈夫!それにみせたいものもあるの!」グイッ

幸子「あ・・・ちょっと・・・!」

/*----------------------------------------------------------*/

作戦前日

晶葉「では、小日向さんには明日、輿水さんに誰にも気づかれずに接触してほしい」

小日向「それはわかったけど、幸子ちゃんどこにいるのかわからないよ?」

美嘉「まぁ・・・高確率でクラスにいるだろうね」「当日のパンフレット見て」「幸子ちゃんのクラス兵馬俑展示だよ」

小日向「・・・・・・?」

きらり「つまり~、クラスのみんなは他のクラスの出し物を見に行って、店番だけを幸子ちゃんだけに任せるつまりってわけにぃ~~」

晶葉「そういうわけだ」「というわけで小日向さんはバレずに接触を頼む」

/*------------------------------------------------*/
イケメン男子「いや、マジなんだって!」

女子達「え~先輩だってあんなにテレビとか出てる人ですよー」

イケメン男子「マジマジ!ほんとに俺あの城ヶ崎美嘉先輩と友達なんだって!」

美嘉「よんだ?」

イケメン男子・女子達「!!!????」

イケメン男子「どどどど!!どうして城ヶ崎先輩がここに!!??」

美嘉「こないだ一回たまたま雑誌の仕事で一緒になっただけだよね?そんな私たち仲良かったっけ?」

イケメン男子「い、いや・・・それは・・・・・・・」

美嘉「なんてね、別にいじわるいいたくて来たわけじゃないんだ」

美嘉「ごめんね、ちょっとこっちで話があるから来てくれるかな」

イケメン男子「は、はい!!」

女子達「・・・・・・本物だ」

イケメン男子「あの・・・それで話ってなんでしょうか」ドキドキ

美嘉「こないだ幸子ちゃんに告白したでしょ」

イケメン男子「え?ああ、はい、そうですね・・・」

美嘉「実は幸子ちゃんて私と同じ事務所の子なんだ」

イケメン男子「そうだったんですか?そんなすごい事務所の子だったなんて・・・」

美嘉「あんたが告白した後、幸子ちゃんどうなったか知ってる?」

イケメン男子「いや、俺がフラれて・・・んでその後は会ってないんで」

美嘉「これ見て」

イケメン男子「動画?・・・・・・」

イケメン男子「・・・・・・んだよこれ・・・」

イケメン男子「輿水さん、これ完全にいじめられてますよね・・・」

美嘉「いじめてるこの2人に身に覚えある?」

イケメン男子「はい、結構遊んだりしたことあります・・・でもこんなやつらだったなんて・・・」

イケメン男子「あの!これ、原因は俺だったり・・・」

美嘉「うん、まぁそうだろうっていうか間違いなくそうだろうね」

美嘉「だからって責任を感じる必要はないよ、あんたはただ好きな子に告白した・・・それ自体は素直な行為に過ぎないんだから」

イケメン男子「城ヶ崎先輩・・・こんなの見せられたら責任を感じるななんて無理ですよ・・・」

イケメン男子「仮にも告白した好きな相手ですよ・・・俺に原因があるのは確かなんです」

イケメン男子「それに先輩だって、輿水さんを助けたくてわざわざ俺を探したんですよね?」

イケメン男子「自分が蒔いた種なんです」「城ヶ崎先輩、協力させてください!お願いします!」

美嘉「ありがとう」「でも協力といっても、あんたはただ自分の思ったことをあとでまっすぐ喋ればいいよ」
「それで、すべて解決するから」

イケメン男子「?」

美嘉「とりあえず、移動しようか」「すぐに終わるから」

/*-------------------------------*/
小日向「こっちこっち!」

幸子「ここは第二グラウンドですね・・・でもなんでこんなに人が集まって?」

きらり「みぃんな~~!きらりだよぉ~!おっすおっす!!」

幸子「!!??」

男子「うわーーー!テレビで見るよりでけえええ!」

女子「やば!でか!でもかわいい!やっぱアイドルってめちゃくちゃかわいすぎー!」

きらり「あ!!幸子ちゃーん!!」ブンブン

幸子「あ・・・あの!?どうしてここに!?」

きらり「ん~、小日向ちゃんと一緒で~、きらりもお仕事のついてだよぉ~」

クラス女子「え、輿水さんて二人と友達なの!?」

クラス女子「てかとなりにいるのってもしかして小日向美穂!!??」

幸子「え、あ・・・はい、同じアイドル事務所で」

クラス女子「すごーい!!そんなすごいアイドルだったんだね!輿水さん!」

クラス女子「やっぱり輿水さんてすごいかわいいもんね!」「あこがれるわー」

小日向(クラスのいじめを黙視してたくせに、芸能人と関係があると分かった瞬間にこの掌返し・・・)プルプル

きらり(こらえるにぃ、小日向ちゃん・・・目標はあくまであの2人)

A子「きゃーー!まじだ!諸星きらりだ!!」

B子「げげ!小日向美穂までいる!」

きらり・小日向(きた!!)


A子「あ、はじめまして~、私幸子ちゃんの友達のA子っていいます!」

B子「なんかぁ~、幸子ちゃんアイドルっていうのは知ってたけどこんなすごいアイドルだったとかマジ衝撃!」

小日向「へぇ~・・・幸子ちゃんの友達ですか」

A子「はい!もうめっちゃ仲良しでーす!」ガシッ

幸子「・・・・・・」

きらり(幸子ちゃん笑ってるけど、目がめちゃくちゃおびえてぅ・・・」

小日向(幸子ちゃんがどんなに苦しかったか・・・その顔を見れば一瞬でわかったよ)

小日向(苦しくても表にだせないその表情・・・絶対にもうさせない!)

小日向「いつから仲が良かったんですか?私は一度も聞いたことがありませんが」

A子「え?」

きらり「美穂ちゃん!!」

B子「まあ仲良くなったのは最近っていうかね、別によくないっすか?」

A子「てかメアド教えてもらったりいいですか~?よかったら幸子ちゃんとうちらで遊びにいきましょうよ~」

小日向「別に幸子ちゃんの友達なら行ってもいいですよ、本当に友達なら」

B子「・・・・・・は」

B子「・・・・・・・・・・なにこいつ」ボソ

A子(B子、落ち着いて・・・多分これうちら輿水さんになにしたかバレてる)ボソボソ

B子(じゃあこれって私らに仕返しにきたってこと?)

A子(いや、わかんないけど・・・)

B子(仮にも大物アイドルだよ・・・もしこんなにギャラリーのいる中、大それた仕返しなんてしたら問題になるでしょ)

A子(じゃあなんでわざわざ輿水さんに2人は会いにきたの!?)

B子(ただの警告でしょ!!もう気にすんなよ!)

A子(くそ・・・覚えとけよ輿水・・・明日からまた楽しみにしとけ)





プルルルルル・・・

きらり「あ、ちょっと電話でるにぃ~」

小日向「・・・・・・」

B子「・・・・・・」

幸子「あ、あの一体これは・・・」

きらり「たいへんたいへ~ん!Pちゃんもこっちに来てるらしいにぃ~!」

小日向「え、そうなの!?」「幸子ちゃんもちょっと会っていこうよ!」ガシッ

幸子「なな、なんでプロデューサーさんまで!!」タタタッ




B子「くそ・・・調子のんなよ・・・」

イケメン男子「おい」

A子「あ!イケメン男子じゃん!どうしたの?」

B子「ちょっと聞いてよ~、さっき諸星きらりと小日向美穂がきてたんだけど性格最悪~、悪すぎ~~!」

イケメン男子「性格悪いのはお前らだろ・・・」

A子・B子「・・・・・・え」

イケメン男子「全部聞いたよ、お前ら輿水さんにひどいことしてたみただな」

クラス女子「あれ?イケメン男子君だ」「でもなんか険悪そうな雰囲気じゃね?」

イケメン男子「別に理由とか、もうどうでもいいし言い訳とかも聞きたくねえよ」

イケメン男子「ただお前らがほんと最悪な人間ってのは理解できたけどな!!」

A子「っちょ!!急になにを!?」

B子「やめてよ!周りに人がいるのに・・・!」

イケメン男子「こんな時でも結局するこちは身の保身か」

イケメン男子「あんだけ酷いことしといて、芸能人と仲良くなれると思ったら仲がいいふりをして!」

イケメン男子「お前らの道具じゃねえんだよ!輿水さんは!!」

クラス女子「え、なんかめちゃA子とB子嫌われてない?」

A子「ちょっと待ってよ!そんなやったって誰に聞いたの!?噂だけで判断しないでよ!」

B子「友達と思ってたのに・・・そんな噂程度ですぐ人を悪者みたいにするんだね・・・信じてたのに・・・」

イケメン男子「噂じゃねえよ」 動画再生ポチ

A子・B子「!!??」

クラス男子「うわ・・・最低だわあれは」

クラス男子「なんだよ、女子ってあんなことやってたのかよ」

クラス女子「ち・・・違うし!!あれはA子とB子が勝手にやっててあたしら関係ないし!!」

A子「はあ!?あんたらだって一緒になって笑ってたじゃん!」

クラス女子「うわ、とばっちりとかマジやめてほしいわ!!」「ドン引きしてたに決まってんじゃん!」

イケメン男子「ってわけで、もう二度とお前らに関わりたくないから」

イケメン男子「じゃあな」

B子「いや、みんなマジでこれ完全にデマっていうか、勘違いだから」

男子「うわ~~、女子怖いわ・・・裏であんな感じなのかよ」

クラス女子「いやいや、あの二人がマジ性格悪いだけだから、あたしらと関係マジないから」

A子「ちょっと!待ってよ!」

クラス女子「いこいこ、マジあたしらもいじめっ子とは関わりたくないわ」

A子・B子「・・・・・・」












P「お疲れ様です、輿水さん」

幸子「プロデューサーさん、まったく勝手に連絡もなしにボクに会いにくるなんていい度胸ですね!」

小日向「さっきも学校の校門前に立ってただけで警備員さんに連行されそうになってましたもんね」

きらり「Pちゃんは~、ひとりでいると完全に不審者だにぃ~」

小日向「じゃあ、私たちはこれからお仕事だからそろそろ行くね」

きらり「幸子ちゃんも、元気で~はっぴはぴで頑張るにぃ~!うぇへへ!」

P「輿水さん、明日からまたトップアイドル目指して頑張りましょう」

幸子「当然です!ボクはカワイイんですからトップアイドルになるのは時間の問題です!!」

小日向「ふふっ」

小日向「幸子ちゃんやっぱりプロデューサーさんの前だとすごく元気になるね」

きらり「幸子ちゃんは~、Pちゃんのこと大好きだにぃ!うきゃーー!!」

幸子「ち、ちち、違いますよ!!ボクはただ、アイドルとして抱負を語っただけで!!」

幸子「ほんとに・・・プロデューサーさんとは仕事の関係だけなんですからね!!」

小日向「えー、じゃあ今日仕事終わりにプロデューサーさんと一緒にみんなでごはんに行こうと思ってたのに、幸子ちゃんはいかないのかなぁ~」

幸子「・・・え」

きらり「きらりもぉ~、残念ゆぅ~」「カワイイ幸子ちゃんも一緒ならもっとキャッキャできるのに・・・ねえPちゃん」

P「はい、キャッキャできます」

幸子「・・・そ、そんないいうのなら仕方ありませんね!!カワイイボクがついて行ってあげましょう!!」

小日向(幸子ちゃんわかりやすい)クスクス







男子・女子「・・・・・・アイドルの後をついていったら、なんかヤクザがいる・・・」

男子「さっきあの大男のこと輿水さんプロデューサーっていってたよな・・・」

女子「輿水さんのプロデューサーってヤクザだったんだ・・・」ぞっ・・・








幸子「じゃあ、もうボクもクラスに戻りますね」

小日向「うん、じゃあまた事務所でねー!」

幸子「・・・・・・」

幸子「・・・・・・あの、みなさん!!」

きらり・小日向「?」

幸子「きょ・・・今日はありがとうございました!!」

小日向「・・・・・・幸子ちゃん、今度みんなで遊びに行こう!!」

幸子「はい!!」

教室前-----------------

幸子「はぁ・・・やっぱりこの扉を開ける瞬間は憂鬱ですね・・・」

幸子「」ガラガラ

クラス女子「あ!幸子ちゃーん!」

幸子「!?」

クラス女子「あの・・・ごめんね!今まで無視してて!」

クラス女子「ほんとは早くA子とB子から助けた方がいいってわかってたんだけど・・・私たちも怖くて・・・」

クラス女子「でももう私たちも勇気だして仲良くなりたいって思ったの!」

クラス女子「だから、幸子ちゃん・・・そのよかったら友達にならない?」

幸子「・・・・・・!!」

幸子「は・・・・・・はい!」










晶葉「今カメラで確認したが、大丈夫だ」「無事問題は解決した」

美嘉「よかったぁ~、ちゃんと仲良くやれてるみたい」

きらり「かなり強引だったから~、もうヒヤヒヤだったにぃ・・・」

ちひろ「みなさん協力ありがとうございます」

小日向「・・・ちなみにA子さんとB子さんはどうしていますか?」

晶葉「あの二人は午後の放課後前のホームルームの前に先に帰宅してしまったようだな」

ちひろ「あれだけ人を苦しめといて、立場が悪くなると逃げるなんて最後の最後まで醜い人たちでしたね」

ちひろ「結果的に輿水さんは苦しい想いをしてしまいましたが、きっとこれも経験にはなったと思います」

美嘉「いい経験ではなけどね」

ちひろ「いいえ、良いかどうかはその人次第です」

ちひろ「いじめられ、ひねくれて人を疑うようになりより苦しむようになる者、いじめられて、その人間と同じように
なるまいと、人に優しくなろうとする人間・・・さまざまな解釈はできます」

ちひろ「そうやって気づかないうちに、人は+にも-にも成長します」

ちひろ「だからみなさんも、楽しくても苦しくても+の解釈をしてください」「そうすればみなさんも+に成長します」

きらり「なんだかちひろちゃん、先生みたいだにぃ~~」

美嘉「さて、みんなで遊びに行く計画でも立てようか」


/*一週間後-------------------------------------------------------------------*/


クラス女子「あれ?幸子ちゃんそれ手作り?」

クラス女子「うわー、かわいいー!お弁当手作りでアイドルとか完璧すぎ!」




幸子(あれから1週間、ボクの学校生活は変貌しました)

幸子(ご飯を食べるとき、誰かがそばにいて)

幸子(放課後にちょっとみんなと寄り道して)

幸子(きっとこれが普通の学校生活・・・でもボクにとっては輝かしい平穏と複数の友達)

幸子(・・・でも本当にこれが友達といえるか言われると少し戸惑います)

幸子(ボクがアイドルで有名アイドルと知り合いだから仲良くしているのか・・・それともA子さんとB子さんとの関係を断つためにボクを利用しているのか・・・)

幸子(でもそれは今はいいんです)

幸子(いろんな考えの人がいて、行動して、みんな自分の正しいを元に生きているんです)








クラス女子「ねえねえ幸子ちゃん、あいついっつもひとりで飯くってね」

クラス女子「こないだトイレで飯くってたらしいよ」

クラス女子「うわー、食と排泄のコラボとかマジ野性的ー」ギャハハ

幸子「」ガタッ

クラス女子「あれ?幸子ちゃん?」







幸子(だからこれが正しいかわかりませんが、今正しいと思うことをボクはしたいんです)

幸子「すいません・・・」

幸子「よかったらボクと一緒にご飯食べませんか?」


END

やっと終わりです!
2、3週間前に書き始めてすぐ終わらせるつもりが、研究と就活で土日もなく、連日徹夜でようやくGWに入り
書き終わりました!
こんな間を空けて見ていただいている方はもう少数かもしれませんが、見ていただいた方、ありがとうございます!
なんとか幸子を助けるところまで書きたいと思い、完結できました!

GW中に実はもう一つ書きたいと思っています。
また真面目でちょっと硬い内容になりますが、見ていただけると幸いです。
それではみなさんありがとうございました!!

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