サトシ「何だよシトロン、話って。」 (29)
1スレ目
セレナ(サトシ・・・)
2スレ目
ロケット団(ジャリボーイ・・・///)
の続編です。
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ユリーカ「私もセレナと話がした~い!」
シトロン「では、男性陣と女性陣に別れましょうか。サトシ、こっちです。」
ユリーカ「セレナ、こっちで話そ!」グイッ
~サトシ・シトロンside~
サトシ「どうしたんだよシトロン。男二人で話そうなんて。」
シトロン「・・・サトシ、昨夜何故ユリーカがサトシとセレナを一緒にしたか分かりますか?」
サトシ「それはユリーカがお前と寝たかったからだろ?」
シトロン「はぁ、サトシは本当に鈍感ですね。あれはユリーカの罠ですよ!」
サトシ「罠?」
シトロン「はい。恐らくユリーカはセレナの気持ちを理解してこんな事を・・・」
サトシ「そうか・・・。じゃああの二人がコソコソ話してたのは・・・」
シトロン「恐らく、サトシの事でしょう。サトシと一緒に寝ろとか、昨日はどうだった?みたいな感じですかね。全く、だから小さな親切、大きなお世話だって言ったんですけど・・・。すみません、サトシ」ペコ
サトシ「いや、別に良いんだよ!気にしてないし、それに、そのお陰で自分を理解出来たんだからな!」
シトロン「じゃあ、やはりお二人は付き合っているんですね?」
サトシ「///!なんでそれを!?」カァー
シトロン「今朝のお二人を見ていれば分かりますよ。腕を組んだり、それに裸で寄り添って///」
サトシ「流石にシトロンには誤魔化せないか~。」ハハハ
シトロン「はい。それに、セレナの言葉が引っ掛かったので・・・」
サトシ「セレナの言葉?」
シトロン「えぇ。僕がお二人の部屋に入った時・・・」
シトロン『それよりも、服着てください///』
セレナ『裸・・・キァアアアアアアアアアア!シトロン!とりあえず部屋から出てって!今着替えるから///』ガバッ
シトロン『・・・サトシは良いんですか?』
セレナ『サトシは良いの!///早く出てって!』バシ
シトロン『は、はい~っ』バタン
シトロン「・・・って」
サトシ「ハハハ・・・。確かに不自然だよな・・・」アセアセ
シトロン「そしてサトシ、僕以外に知ってる人がいます!」
サトシ「誰だ?ユリーカか?」
シトロン「・・・いいえ。ロケット団です。」
サトシ「なっ、何~~~~!!」
シトロン「ニャースが言ってました。ピカチュウを取りに来たら二人が・・・」
サトシ「あんにゃろー。今度会ったらぶっ潰す!!」
シトロン「いえ、しばらく会えなくなるかと・・・」
サトシ「何で?」
シトロン「彼らが吹っ飛ぶ時、微かに聞こえたんですけど、あの二人の愛を邪魔しちゃいけないとか何とか・・・」
サトシ「そっか・・・。あいつ等も良いところあんだな!」
シトロン「サトシ、ここからが本題です。サトシはこの先どうするんですか?」
サトシ「えっ・・・」
~セレナ・ユリーカside~
ユリーカ「ねぇねぇセレナ!サトシともう付き合ってんでしょ?」ニコニコ
セレナ「///!なっ何でそれを?///」ドキッ
ユリーカ「だってお兄ちゃんが言ってたもん!二人はもうくっついた~って。でも、それを越したとか何とか・・・」
セレナ「?!///」
ユリーカ「ねぇセレナ、あの後サトシとどうなったの?越したって何を?」グイグイ
セレナ(グイグイ聞いてくるわね・・・)「確かに私達は付き合い始めたけど、それと言ったことまでは・・・」アセアセ
ユリーカ「ふ~ん。じゃあさ!結婚しないの?」キラキラ
セレナ「ふぇ?///」
ユリーカ「だってもう付き合ってるんでしょ?だったら結婚しなよ!」
セレナ「まだ私達そんな歳じゃないし・・・」
ユリーカ「じゃあ婚約しなよ!」
セレナ(凄い攻めてくるわね・・・)「何でユリーカはそんなに私とサトシを結婚させたいの?」
ユリーカ「これと言った理由は無いけど、セレナが幸せになるならその方が良いかな~って!それに凄くお似合いだもん!」
セレナ「ユリーカ・・・///」
ユリーカ「セレナがしないなら、私がサトシキープするよ?」ニコ
セレナ「・・・私ね、サトシに言われたんだ。」
ユリーカ「?」
セレナ「俺がポケモンマスターになったら、結婚しようって。それまで待ってくれって///」
ユリーカ「やったじゃんセレナ!サトシのシルブプレじゃん!」
セレナ「うん!///」
ユリーカ「結婚式には呼んでよね!私楽しみ~。」ウキウキ
セレナ「・・・ありがとね、ユリーカ。ユリーカがあそこで背中押してくれなかったら私、片想いで終わってた。だから、ありがとう・・・」ギュウ
ユリーカ「ううん。気にしないで、セレナ。」
サトシ「おーい、セレナ!ユリーカ!話は終わったか~」
セレナ「サトシ達終わったみたい。私達も行こ!」
ユリーカ「うん!」
シトロン「二人で何話してたんですか?」
ユリーカ「秘密~」
サトシ「ハハハ。さぁ次の町までもうすぐだ!早く行こうぜ!」
セレナ「うん!」
シトロン「はい!」(サトシ・・・)
シトロン『サトシはこの先、どうするんですか?』
サトシ『・・・俺な、シトロン。セレナに言ったんだ。俺がポケモンマスターになったら結婚してくれって。』
シトロン『そうですか・・・。じゃあサトシ達ともお別れ・・・』
サトシ『それとな、こうも言った。お前達に出会えて良かった。お前達といると楽しいってな!』
シトロン『サトシ・・・』
サトシ『だから、まだまだ一緒に旅しようぜ!俺達の関係はそんなもので壊れないだろ?』ニコッ
シトロン『その言葉が聞けて、嬉しいです。』ウル
シトロン「・・・」
サトシ「お~い、シトローン!早くしろよ~!」
サトシ「はい!待って下さ~い!」タッタッタッ
~夜、ポケモンセンターにて~
サトシ「ゲコガシラ、みずのはどう!」
ゲコガシラ「ゲコー!」シュー ドーン
サトシ「よし!これで明日のジム戦はバッチリだな!」
シトロン「では、夜も遅いですし、今日はもう寝ましょう。」
サトシ「そうだな!よーし、明日の為にぐっすり寝るぞ~!!」
ピカチュウ「ピカピ!」
これならわざわざ新スレ立てなくて同じスレでやればよかったんじゃないだろか
乱立と言えなくもない気がする
>>15
訳あって別にしました。すみません。
サトシ「今日は四人一部屋か~。」
シトロン「はい。二人とも、今朝みたいな事はさせませんよ!」
セレナ「え~。折角二人きりの夜を・・・」ガクッ
サトシ「まぁそう言うなって!また今度な!」ポン
セレナ「うん!///」
ユリーカ「二人とも、本当にラブラブだね~。」ニヤッ
サトシ「そっ、そうかな///」
セレナ「なんか照れるね///」
シトロン「本当にお似合いですよ。さぁ、部屋に入りましょう!」ガチャ
サトシ「おぉ~。結構広いな!」
シトロン「良い部屋ですね。」
セレナ「お風呂も広~い!」
ユリーカ「お兄ちゃんお兄ちゃん!テレビもあるよ!」
シトロン「本当ですね!何やってるか見てみましょう!」ポチ
アナウンサー『さぁ、ポケモンリーグセキエイ大会もいよいよ大詰め!優勝は果たしてどちらの手に!』
セレナ「あ!ポケモンリーグだ!初めて見る~。」
サトシ「・・・懐かしいな。」ボソッ
セレナ「え?」
サトシ「俺がさ、一番最初の旅の時、バッチが八つ集まったから、挑戦したんだ。」
シトロン「サトシもポケモンリーグ出てたんですか?」
サトシ「あぁ。でも、ベスト16て負けちゃったんだ。」
ピカチュウ「ピカピ。」コクコク
サトシ「その時の俺はまだ、ポケモンの気持ちなんて本当に理解出来てなかったんだ。」
セレナ「そうだったんだ。」
サトシ「でも、それがあったからこそ今の俺がいると思うんだ。な!ピカチュウ。」
ピカチュウ「ピカ!」ニコッ
ユリーカ「サトシも色々苦労してんだね~。」
サトシ「まぁな。そして色々な地方に旅に出て、色んな人と出会って、その地方の大会に出て、色々あったぜ!だから、今回も負けていられないんだ。約束の為にも。」チラッ
セレナ「っ///」
サトシ「まっ、この話はまた今度な!セレナ達、先に風呂行ってこいよ!俺とシトロンは後で良いから。良いだろ?シトロン。」
シトロン「はい。どうぞ先に入って下さい!」
セレナ「じゃあ入ろ!ユリーカ。」
ユリーカ「うん!」
シトロン「約束って、セレナとの事ですか?」
サトシ「それもあるけど・・・。今までの仲間とも約束したんだ。ポケモンマスターになれよって。」
シトロン「そうですか。サトシのポケモンマスターの夢は、ある意味皆の夢みたいなものですね!」
サトシ「まっ、そんなもんかな!・・・今頃どうしてんのかな、みんな。」
ザァァァァァ
ユリーカ「サトシの言う約束ってセレナとの結婚じゃない?」ニヤッ
セレナ「それもあるかもだけど、多分、それだけじゃないと私は思うの。」
ユリーカ「?」
セレナ「サトシがポケモンマスターになるのは、ある意味私の夢でもあるし、今までの仲間との約束でもあるんじゃないかな。」
ユリーカ「セレナ、サトシの事よく知ってるね~」ニコッ
セレナ「っ///あくまで予想よ!予想。」(だって私の知ってるサトシはそんな軽い約束なんてしないはずだから・・・)バシャン
ガチャ
セレナ「サトシ、シトロン。お風呂空いたよ!」
サトシ「あぁ!シトロン、先入って良いよ。」
シトロン「え?良いんですか?」
サトシ「俺、もう少しこの試合見たいんだ。」
シトロン「分かりました。では、お先に。」
サトシ「あぁ。」
ワァァァァァァ!
アナウンサー『おぉ~っと!サトシ選手のリザードンが寝てしまった~~~!!』
サトシ『おい、リザードン!起きてくれ!試合中だぞ!!』
リザードン『zzz』
サトシ『リザードン!』
審判『リザードン、戦意喪失!よって勝者、ヒロシ!』
ワァァァァァァ!
サトシ『戻れ!リザードン。』(・・・こんな負け方ありかよ・・・)
シトロン「・・・シ、サトシ、サトシ!」
サトシ「えっ・・・」
シトロン「何かあったんですか?」
サトシ「いや、ちょっと考えてただけさ。さーて、風呂に入るか!」
シトロン「・・・」
サトシ「さぁて、ジム戦に備えて寝るか!」
シトロン「そうですね。では皆さん、お休みなさい。」
三人「お休み~。」
パチッ
サトシ(あの時、リザードンとちゃんと通じ合えたら・・・)
シトロン「サトシ、もしかしてポケモンリーグの事を考えてたんですか?」ボソボソ
サトシ「えっ」
シトロン「サトシの事です。昔の自分を戒めているのかなと。」ボソボソ
サトシ「・・・あぁ、シトロンの言う通りだよ。あの試合は悔いしかないからな。」
シトロン「でも、それをバネにするのがサトシですよね!」
サトシ「当たり前だろ!俺はいつでもチャレンジャーだぜ!」
ユリーカ「二人ともうるさい!」ムニャムニャ
シトロン「ごめんよユリーカ。」
サトシ「ありがとうシトロン。これでぐっすり寝れそうだぜ!」ボソボソ
シトロン「はい!明日は頑張って下さいね!」ボソボソ
サトシ「あぁ!」
セレナ(・・・いつサトシの布団に潜り込もうかな///)
チュンチュンチュン
サトシ「う~ん、・・・朝か。」
セレナ「おはよう!サトシ。」
サトシ「おは・・・、何で俺の布団にいるんだ?」
セレナ「うふっ///」チュッ
シトロン「そういうのは僕らのいない所で///」
ユリーカ「サトシとセレナ、チューしたよチュー!!」
サトシ「ハハハ///。・・・今日は最後のジム戦だ。」
シトロン「いよいよこの時が来ましたね!」
セレナ「頑張ってね!サトシ。」
ユリーカ「私応援する!」
サトシ「あぁ、ありがとうみんな!」
サトシ「ここが、最後のジムか・・・」
シトロン「なんか雰囲気が凄いですね・・・」
サトシ「今までの経験をここにぶつける!」
シトロン「そうですね!それがサトシです!」
サトシ「行くぜ・・・」
ガチャン
タノモー!
サトシ「・・・いよいよカントー地方だな!ピカチュウ。」
ピカチュウ「ピカ!」ニコッ
セレナ「カントーのポケモンか~。なんか緊張する~」ドキドキ
サトシ「大丈夫だよ!みんな優しいから。」
シトロン「まさかこうなるなんて・・・」
オーキド博士『おぉー、そうか!見事八つ目のバッチをゲットしたんじゃな!』
サトシ『はい!』
オーキド博士『それで、カロス大会はいつなんじゃ?』
サトシ『それが・・・一年後なんです。』
オーキド博士『こりゃまた随分先じゃな~。その間、サトシはどうするんじゃ?』
サトシ『はい。みんなと一緒にカントーに帰ろうと思います!久々にみんなに会いたいんで!』
オーキド博士『そうか!楽しみに待っておるぞ!』
サトシ『はい!失礼します!博士。』
プツン
ユリーカ「でも良いじゃん!こうやってサトシの町に行けるんだから!」
シトロン「それもそうですね!」
セレナ「サトシのポケモンに早く会いたいな~。」ウキウキ
サトシ「一年もあるんだ。カントーでゆっくり休んで、修行でもしようぜ!」
こうして、見事八つ目のバッチを手にしたサトシ。一年後のカロスリーグにむけて一度マサラタウンに帰る。サトシの挑戦はまだ終わらない。
サトシ「皆、待ってろよ・・・」
続く!
to be continued!
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