スイレン「なんか最近マオとサトシって仲良いね」 (55)



カキ「あぁ、確か食材探しから仲良く成ってたな……」

スイレン「でも、手つなぐ?」

カキ「……仲の良い男女ならまぁ」

スイレン「過剰なまでのボディタッチとハグってする?」

カキ「……」

スイレン「……」

カキ「まさか、マオがあんなに積極的だとわ」

スイレン「でも、サトシ気付いてないよねあれ」

カキ「えっ!?」




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スイレン「だって、ほらサトシ女の子が抱き付いてるのに平気な顔してる…」

カキ「なっ慣れてるのか!?」


スイレン「そうなのかなぁ…」

カキ「なんだ、焼き餅か?」


スイレン「そんなんじゃない!!と思うんだけど…」

カキ「そうか?」


スイレン「でも、サトシとマオを見てると胸の中がモヤモヤして…ねぇカキちょっとサトシに聞いてきて!!」


カキ「何を聞くんだよ」

スイレン「付き合ってるかどうか!!」

カキ「」



カキ(結局行くことになった…)

カキ「おーい、サトシ!!」


マオ「ちっ」


サトシ「どうしたんだ、マオ」

マオ「ううん、何でもないの少しくしゃみしただけ」

サトシ「所でカキ俺に何か用?」

カキ「あぁ、えーと」


マオ「用が無いならあっちに」

カキ(しまったノープランだった…そうだ!!)

カキ「Zワザの良い練習を思い付いたんだ!!」


サトシ「ほんとか!?そりゃすげぇ」

カキ「だから、実践を兼ねて」

マオ「じゃぁ、後でも良いよね?」


カキ(マオの笑顔が怖い…)

サトシ「どうしたんだマオ、急に力を込めて」

マオ「別にー、サトシこれから二人でぇ カキ「そうだ、オーキド博士から連絡があったんだ!!」



サトシ「そうなのか、なんで早く言ってくれなかったんだよ」


カキ「すっすまん少しどわすれをしててなはっはは」

マオ「それじゃしょうがないわね、けどカキ…それもしも嘘だったらただじゃ置かないよ?」

カキ「」ゾクッ


サトシ「何こわいかおしてんだよ」

マオ「べっつに~」ホホプク

カキ(限界だ…スイレン俺には…)

スイレン(や・れ!!)

カキ「」





カキ「……どうすりゃ良いんだよ…」

サトシ「あれ?スイレンそんな所で何してんだよ!!」

スイレン(バレた……でもマオが怒りそうだから知らんぷりを)


マオ(サトシに声掛けて貰って無視って何様よ!!)ギロ


スイレン(あっ無視したら駄目な奴だ)

スイレン「あっ、サトシこそこんなとこでなにしてるのー(棒」


サトシ「俺はオーキド博士に会いに行くけど?」

スイレン「そっそうなんだー」

マオ「……ねぇ、サトシ私も着いていって良い?」


サトシ「んっ、良いと思うけど?」

マオ「そっかなら、一緒に行こっ!!」ニコ


カキ「すっすまん、サトシ俺の勘違いだった!!」


サトシ「えっ!?」

カキ「本当にすまない、俺の勘違いだったみたいだ!!」ドゲザ

マオ「どんな、勘違いよ」



カキ「それとは、別に男同士で話があるんだ『男同士で』!!」

サトシ「おっおうなんだ?」

マオ「ちょっ勝手に話を……」

カキ「ここでは言いにくいからちょっと来てくれないか?」


サトシ「良いけど…」チラ

マオ「」イヤ


サトシ「ごめん、また後でも良いか?」

カキ「いやっ!!今すぐじゃないと駄目なんだ!! ウデガシッ

サトシ「えっうわっ」ピュー


マオ「あっカキ待ちなっスイレン!?」

スイレン「男同士の話しを邪魔したら駄目です」

スイレン(カキ頑張って!!)




カキ「話ってのはマオとの関係なんだが」

サトシ「マオと?」

カキ「単刀直入に聞くがつっ付き合ってるのか?」

サトシ「?」

カキ「?」

サトシ「付き合うって何を?」

カキ(スイレンの読み通り、何にも分かって無かったのか……)

カキ「マオの事好きなのか?」

サトシ「あぁ、好きだぜ!!」


カキ「そっそうか、マオを独り占めしたりずっと居たいとか思わないか?」

サトシ「えっ、いや別に…」

カキ(なるほど、恋愛感情では無いみたいだ…どんかんな奴みたいだしマオの事気持ちに気づいて無いみたいだ)


サトシ「話しはこれだけか?」

カキ「あっあぁ、すまなかったな」

サトシ「変なカキ」

ーーー同時刻

スイレン「あのさ、サトシの事どう思ってるの?」


マオ「へっ、サトシ//いやそのっ」アセアセ

スイレン「すっ好きなの?」

マオ「えっ」プシュー

マオ「うん、好きなの//」




スイレン「へぇ~」ニヤニヤ

スイレン(何だろう凄く胸が痛い…)

スイレン「いっいつからなの?」

マオ「えっと、転校生みたいな感じでちょっと違うなぁと思ってたんだけど…毎日学校とかで会ってる内に気になって……」

スイレン(凄く胸が痛くて苦しいヤバい)


マオ「でっ、この間私の為なのか料理の為なのか分からないけど材料を一緒に探してくれたりして…」

スイレン「惚れたと?」


マオ「うん、そんな感じ//チョロいよね私って//」

スイレン「そんな事無いと思うよ…でっ二人は付き合ってるの?」


マオ「付き合ってません」ズーン

スイレン「そうなんだ…」

スイレン(あれ?何か少し軽くなった)





マオ「でさっ、今日告白しようと思ったのにカキの奴」ワナワナ


スイレン(やばい、今までより一番キツい)

マオ「でっ、出来たら恋人になって~きっキスまでしようかなぁってスイレン!?どうしたの!?」


スイレン「なんか、キツいごめん帰るね」

マオ「うん、大丈夫?」

マオ「あっ、サトシ帰って来たサトシ~!!」


サトシ「おぅ、ただいまぁ」


カキ「どうだった?」

スイレン「…何も言うな」

カキ「はっ?」








ククイ「それじゃぁ、皆気を付けて帰るように」

一同「はーい」

マーマネ「んっ、サトシどうかしたの?」

サトシ「いや、何かカキが俺にマオの事好きなのかとか聞いてきてさ」


マーマネ「えぇ、カキが?」

リーリエ「それって、カキさんマオさんの事好きになったのでは?」

マーマネ「あぁ、だから恋敵?のサトシを偵察してたのか」


サトシ(ふーん、カキがねぇ……)


マオ「ねっ、ねぇサトシ」カタポンポン

サトシ「んっ、マオかっ」フニ

マオ「やーい引っかかたぁ」


サトシ「あっ、やったなぁー」

マーマネ「あっ」

リーリエ「噂をすれば」

マオ「えっ?どうしたの?」


マーマネ リーリエ「ふふっ、さぁさぁカキ(さん)の所へどうぞ!!」

マオ「えっちょっと何でよぉ!!」




カキ(何故かマオと一緒にいる、マオは凄く迷惑そうに此方を睨んでいる……)

マオ「ねぇ、なんで私カキと帰らないといけないの?」

カキ「知らん!!」

マオ「でも、マーマネとリーリエがカキが私に用事があるみたいに!!」


カキ「そんなものは無い!!」


リーリエ「上手くやってますかね?」

マーマネ「どうだろうね?」


マオ「なら、私サトシと帰るからじゃあね」


カキ「サトシと……なぁマオ」

マオ「用事は無いんじゃなかったの?」

カキ「お前、サトシの事どう思ってる?」

リーリエ「おぉ!!この流れはもしや!!」

マーマネ「カキ頑張れ!!」

マオ「……ご想像にお任せしまーす」ダッ


マーマネ「これは……」

リーリエ「脈無しですかね?」




カキ「あの後何故かマーマネ達に励まされた…訳が分からん…んっ」


スイレン「待ってたカキ」

カキ「何か用か?」


スイレン「本日、マオとサトシの尾行を行います。着いてきて」


カキ「俺をこれ以上巻き込むな!!」


カキ「サトシとマオだ…」

スイレン「楽しそうに話してる」ギリギリ


カキ「スイレン恐いぞ?」

ーーー

ククイ「えっ、あの子達にバレた!?」

オーキド博士「すっすまん、どうやらケンジ君から漏れたみたいだ」

ククイ「くそっ、あの子達が今のサトシを見たら……」


???「ここね、サトシの居る島は」

???「早く会いたいかも」

???「早くあいたーい」

???「……」

???「サトシサトシサトシサトシサトシサトシ。」



マオ「たっだいまぁ!!」

サトシ「ただいま、ククイ博士あれ?博士は?」

ククイ「おっおぉ、サトシお帰り…マオもお帰りか?」

マオ「はい、今日もお泊まりに来ましたぁ!!」

ククイ「ふーむ、今日は残念ながらやる事があって留守にするんだけどなぁ」ニヤニヤ

マオ「しょっしょーが無いですね、では今日もサトシのご飯等は任せて下さい」

ククイ「ありがとう、頑張ってな………サトシの方もな」ぼそっ

マオ「」ボン




マーマネ「にしても、残念だったね」

リーリエ「やっぱり、サトシの事が好きなのでしょうか?」

マーマネ「マオが?それともカキが?」

リーリエ「何言ってるんですか?」

???「ちょっとサトシって聞こえたんだけど?」


リーリエ「あっ、貴方は?」

カスミ「私はおてんば人魚ーカスミよ」

マーマネ「あっ、サトシが最初に旅をしてた時の……」

カスミ「でっ、サトシの居場所教えてくれる?」ニコ

ーーーー

オーキドR「たっ助けてクレーベス」

???「逃げなくて良いんですよ、サトシの居所を教えてくれたらそれで…」

オーキドR「サトシなら此処には居ない、ククイ博士の家に帰ったと思うぞ…」

???「教えてくれて、ありがとうございます。」

オーキドR「君は何者かね?」

ヒカリ「サトシが好きな人の一人ヒカリです。」





ムサシ「にしても、基地は完成したけど肝心の作戦がねぇー」

コジロウ「そうそう、何時も良い所で邪魔が入るんだよなぁ」

ニャース「奴等はピンチになると都合よく何か起きるからにゃー」

???「ねぇ、貴方なら知ってるよねサトシの居場所?」

ムサシ「はぁー?何よ今カフェでお茶ってあんたかなり前のジャリガールじゃない」

???「ねぇ、教えて?」

コジロウ「へへーんだ、知ってても教えてやんないもんねぇー」

???「………教えて」ユラ

ニャース「なんなのにゃこの感じ、そうにゃミミッキュの中身を見た時と同じ感覚なのにゃ!!」

ムサシ「ニャースあんた何言ってんのよ?」

コジロウ「そうだぞ何か可笑しいってムサシ!!」

ムサシ「なーにってげぇ!!」

???「知ってるの?知らないの?」

ニャース「ジャリボーイなら多分博士の所に居るって前に他のポケモンから聞いたにゃ!!」

???「そぅ、嘘だったらお仕置き……かも?」

ムサシ「あいつ、あんな子だったけ?」

コジロウ「いやー、心優しい子だと思ったけどそういやー何ね名前だっけ」

ニャース「おみゃーら覚えて無いのかにゃ?」

ハルカ「サトシ待っててね?」




カキ「……なぁ、止めないか」

スイレン「どうして?」

カキ「スイレンも聞いただろ、マオは今日サトシの家に泊まるってこりゃもう間違いないだろ!!」

スイレン「だから?」

カキ「だからって……」

???「おのー、サトシの友達ですか?」

カキ「はい、そうですが貴方は?」

アイリス「はぁ、私はドラゴン使いのアイリスです。何か皆にサトシを探して来いって言われたので……」

カキ「サトシなら、ククイ博士の家に居ると思うが」

アイリス「地図とかあります?」

カキ「待っててください、これを」

アイリス「ありがとうございます。」

ーーーー

ククイ「さってと、もう出てきても良いんじゃないか?」

???「………」

ククイ「君には聞きたい事がある、君が誰なのかを先ずは聞かせてくれ」

???「私は、サトシのお嫁さんになる存在セレナ」



ククイ「へぇ、君がセレナか噂はかねがね」

セレナ「サトシったら、私の事をそんなに//」

ククイ「いや、君があの子達の中で一番厄介だと聞いていてね」

セレナ「………サトシは何処に居るの?」

ククイ「君なら既に居場所くらい分かるだろ?スイレン?」

セレナ「?」

セレナ「スイレンって何方ですか?」

ククイ「勿論君の事さ」




セレナ「そんな、笑えないですよ」


ククイ「ふんっ僕の目は誤魔化せないさ、アシマリ!!」

リュック「ふぉう!!」

セレナ「!?」


ククイ「やはりな、君の手からほんのりアローラの海の匂いがしたんだ…」


スイレン?「ふふっ、流石ククイ博士です。」

ククイ「魂だけを入れ換えるポケモンが居ると聞いた事があるが……」

スイレン?「普通の変装ですよ」



ククイ「いや、何かまだ残った違和感…君は何時からセレナと入れ替わっていた」


スイレン「お得意の推理で当ててみては?」

ククイ「成る程、僕が予想するには昨日から入れ替わってたと、推測する」

スイレン「………」

ククイ「理由は昨日からアシマリを1度も見ていないからだ…幸い昨日は休日知り合いと出くわす回数も少ない」

スイレン「おみごとです、ククイ博士……私はスイレン?です」カツラヲハズシ


ククイ「スイレン?……記憶があやふや…そうかセレナが周りに気付かれなかったのはもう1つ理由があった」

ククイ「さいみんじゅつだな」


スイレン「はぁ、何でもお見通し困りましたね…」

ククイ「君とセレナはさいみんじゅつで互いが自分だと思い込ませて入れ替わった…そして君はまだ掛かったままで記憶があやふや成る程」


スイレン「でも、良いんですか?」


ククイ「何がだい?」


スイレン「本物のセレナはもうすぐ記憶を取り戻します」




ククイ「確かに慌てるべきなのだろうが…君が大人しく返してくれる訳が無いと思ってね」

スイレン「……アシマリ」


カキ「なぁ、スイレン止めよう家を覗くなんて流石にやりすき」


スイレン?「じゃぁ帰って良いよ、むしろ邪魔かも(サトシ以外の人間)」

カキ「なんだ、その言い草は!!」ハラニケリガハイル

クリティカルストライク!!

カキ「ぼぅえっ!!」カベニゲキトツ

ゲームクリアァ!!


セレナ「サトシ……」




ピンポーン

サトシ「誰だこんな時間に?」

マオ「非常識ね」プク

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンピンピンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

マオ「ひっ一体何事?」

バキッ

セレナ「お邪魔しまーす…サトシどこー?」


マオ(はぁはぁっ、クローゼットの中に隠れちゃったけど…)

サトシ「んー」

マオ(この状況どうしよう、目の前にサトシが……)プシュー

サトシ「スイレン?」

マオ「えっ?あっ本当だスイレンビックリしたぁ」


セレナ「そこね?」ガキ



マオ「すっスイレンどっどうしたの?」


セレナ「マオこそ、何でサトシとそんなに密着してるの?」

マオ「そっそれは変な人が入ってきたと思って」


セレナ「ふーん」

サトシ「……本当にスイレンか?」


マオ「えっ、サトシ何を言ってるの?って顔が何か凛々しくなってるんだけど//」

ロトム「多分、サトシが前に旅をしていた時の顔ロト」

マオ「なんで、いきなり変わるのよ!!」

ロトム「きっと、サトシの顔の変化はRフォームとは関係の無いものだからロト」

ロトム「ポケモンの中でも環境によって体が変化するポケモンも居るらしいロト、アローラに来てすぐに顔が変わる訳無いと思っていたから…多分あの子がカロスの環境を持ってきたんだロト」


マオ「ごめん、意味不明」

サトシ「カロス……まさかセレナ!?」

セレナ「やっぱり、サトシは分かってくれると思ったよ?」ヘンソウカイジョ

セレナ「サートシ?」




セレナ「サトシぃ、所でその子彼女でも無いのに何で此処に居るの?」


サトシ「今日、誰も居ないから手伝いに来てくれたんだ」


セレナ「じゃぁ、私が居るからいらないね?」

マオ「いやっ、その」

セレナ「いらないよね?」ハイライトオフ

サトシ「でも、泊まる気だったみたいだし…追い返すのも」


セレナ「だってぇ、二人の時間を邪魔されたく無いから」シュン


マオ「貴方は、前に旅をしていた方ですよね?」

セレナ「うん、サトシのお嫁さん候補のセレナ」

マオ「おっ、お嫁さん!?」



サトシ「何か変じゃないかセレナ熱でもあるんじゃないか?」ヒタイペト

セレナ「あっうっ//」

マオ「…………」


ーーー

ククイ「まさか、君がそんな物を持ち出すとはね」


スイレン「やれ」

ーーーー

カスミ「あれ?雨?」

アイリス「急いで、研究所に行かなくちゃ」
ーーーー

ヒカリ「」



セレナ「さっサトシぃ」

サトシ「どうしたんだよ、まぁマオとも仲良くしてくれ」


セレナ「うぅ」モジモジ

セレナ(久しぶりのサトシ……格好いいよぉ///)

マオ「」ハイライト

ーーーー

ククイ「そのポケモンを操る為に、わざわざ入れ替わったんだな…他の子達を入国しやすくする次いでに…」


スイレン「セレナにも仕事があったみたいだし、都合も良かったから入れ替わってたの」


ククイ「んじゃ、1つ教えてくれ入れ替わる方法…さいみんじゅつで合ってるかい?」


スイレン「勿論、さいみんじゅつで互いに自分の目的だけを残して完全に他人だと思わせた…」


ククイ「それは、ポケモンである領域を越えていないか?僕はそこが気になってしょうがないんだ」

スイレン「えぇ、ポケモンの力…」

ククイ(…守り神や神話級のポケモンでもそんな、逸話は聞いた事が無い……考えられるとすればかなりレベルの高いさいみんじゅつを覚えたポケモン…?)

スイレン「ハイドロポンプ」

ククイ「くそっ、まさかそのポケモンを相手にするとはな!!」

カイオーガ「ぴしゃぁぁぁぁ」







ククイ(何とか、スイレンの持っているあの玉を奪えれば……多少…いやかなり分の悪いが…)


スイレン「ちょこまかと、男らしく無いですね」

ククイ「こっちだ!!」

スイレン「成る程、私とカイオーガの間に入って攻撃を反らす作戦ですか?」

ククイ「いいや、違うさ」

スイレン「!!そのままこっちに玉だけは」

ククイ「ぐっ」

地面に転がるククイ博士しかし、カイオーガを操る玉はククイ博士の手の中には無かった…代わりに

スイレン「アシマリ!!」

空中に投げられたアシマリをキャッチするスイレンしかし!!

ククイ「君が目的に忠実で手段を選ばない子だったら、負けていたカイオーガよ再び眠れ」

カイオーガ「バイバーイ」

ククイ「さて、サトシ達が心配だ…」

ーーー

セレナ「ねぇ、サトシ一緒にお風呂入ろ?」

サトシ「何言ってるんだよ…/」

セレナ「照れてるぅ」ホホツンツン

マオ「」イラッ


遅くなってすみません、もう少し後で更新します




ククイ「サトシ大丈夫か!?」

サトシ「博士どうしたんだよ?」

セレナ「ちっ」


ククイ「やぁ、やっと会えたね本物のセレナ」


セレナ「へぇ私に会ってたんだ…」

ククイ「サトシ、逃げろこの子は君の知ってるセレナであってセレナでは無い…」


カスミ「ごめんなさい、もう無駄みたいね」

サトシ「カスミ?」

ククイ「遅かったか……」

スイレン「サトシは逃がさない…」




サトシ「これは、一体どうなんてるんだ?」

ククイ「はぁ、サトシこれは…」

サトシ「………」

ハルカ「サトシーやっと会えたぁ抱っこしてぇ」

ヒカリ「こら、抜け駆けは駄目よ」

ハルカ「ブー」

ククイ「彼女達は君に会いに来たんだ、ただし悪い意味でだけどね」

セレナ「ねぇ、サトシそんな人と話してないで私達と一緒に居よ?」

ククイ「サトシ、今からの話を良く聞いて欲しいんだ…」
サトシにセレナとスイレンが入れ替わっていた事を説明した。





サトシ「でも、そんななんで」

ククイ「スイレンは、これを探しに行っていたんだろうそれと多分彼女達を集めて入国させる為」

サトシ「それは、カイオーガを操る…」

ククイ「そして、セレナは多分一度…この島を知る目的で来たんだろ、彼女はあの中でも特に力を持っているから…」

セレナ「成る程、なかなかの御明察ですが」

セレナ「目的はそれだけでは」

「ダイナミック!!フル↑フレーイム!!」



サトシ「危ない!!」

カキ「ふんっ、お前はスイレンでは無いみたいだが正体を現せ!!」


炎は直撃するがセレナ達には怪我1つ無かった、そして煙の中から現れる1つの影から声がした


サトシ「……カキ」

カキ「さっサトシ、なんでお前がそれより無事なのか!?」

サトシ「…カキっ!!」


カキ「!!」

サトシ「その技は人に向けて撃つものじゃないだろ!!お前の実力を認めて貰って得た大事なものじゃないのか」


カキ「その通りだしかし」

サトシ「それを自分の私怨の為に使うなんて、しかもお前は大事な相棒にその片棒を担がせた…カキお前はトレーナー失格だ!!」


カキ「だが」

サトシ「カキ、お前が使うって事は使われる覚悟が有るんだろうな?行くぞピカチュウ!!」

ピカチュウ「ピカ」コクリ


サトシ「これが、俺たちの全力!!」

ピカチュウ「ピカピカ!!」

サトシ「全開!!」

「スパーキングぅギガっボルトぉー」


バグ「ガメース!!」

カキ「うわぁぁぁ!!」




サトシ「セレナ大丈夫かっそれは!?」

セレナ「そう、これが私がここに来たもう1つの 理由… 」


ククイ「まさか、その首飾りの正体は!?」

セレナ「その通りノーマルZ」


スイレン「まって、そんなの聞いてない!!」

セレナ「どうしても手に入れる必要があったんだもん、サトシをゲットする為に」スイッチオン


「Zメロメロ!!」


サトシ「うわっ!!」


ヒロインズ「サトシ!!」

サトシ「これは、セレナの気持ちが俺の中に入り込んでくる…どれだけ俺を思っていたからどんなに頑張ってきたか…俺の中に入ってくる」


セレナ「これが、私の目的…これでサトシを」

サトシ「うっうぅあぁぁぁ!!」

セレナ「うそっ、効いてない?」







サトシ「うぉぉ!!セレナ!!」

セレナ「はひっ!!」

サトシ「何でこんな事するんだよ…」

セレナ「だってサトシが全然私の気持ちに気付いてくれなかったから…私を置いてまたどっか行っちゃうから…だから」


サトシ「それだったら!!」

セレナ「」ビク

サトシ「話してくれよ、俺馬鹿だから気付いて欲しくても分かんないんだよ…だからぶつけてくれよセレナの言葉を!!気持ちをさ!!」


セレナ「さっサトシぃ~」ポロポロ

セレナ「私、さっさとひが好きなの…ずっと一緒に居たいの一人にしないで欲しいの…」

サトシ「ごめんな、分かってやれなくて…」

ククイ「所で、そんなのんびりしてて良いのかな? 」


セレナ「えっ??」

ククイ「この状況に黙って居られない子が居るみたいだよ?」




セレナ「えっ?」

カスミ 「…………」

アイリス「………」

セレナ「ごっ、ごめんなさい勝手な事ばかりして皆に黙ってて本当に……カスミ?アイリス?」

カスミ「」ドサッ

アイリス「」バタッ

セレナ「うそっ、有り得ないふっ二人目なんて同じ地方から二人目なんて!!」

マオ「…………」ゴゴゴゴ


セレナ「ハルカ!!」

ハルカ「サトシぃ」ゴローン

サトシ「どうしたんだよ、ハルカ久しぶりに会ったと思ったら甘えてきて」ナデナデ


セレナ「なにあれ、うらやまっじゃなくて!!」




ハルカ「サトシ専用のイワンコだよぉ」スリスリ


セレナ「ヒカリは!?」

ヒカリ「良い?先輩としてここでのルールを教えてあげる先輩としてね?」

スイレン「はいっ」

セレナ「なんか、あっちも駄目そう…」

セレナ「てことは………」

マオ「…」

セレナ「私が……何とかしなくては」




マオ「………サトシは私のサトシは私のサトシは私の」

セレナ「良く聞いて、このままだとサトシは幸せになれないの!!」

マオ「!?」

セレナ「このままだと、サトシは結局…監禁されたり嫉妬が嫉妬を呼んだり誰かが………」

マオ「……」

セレナ「でも、私達と一緒に皆で暮らすなら問題が起きても直ぐに解決するし…休みには必ず誰か一人づつ交代でサトシとデートしたり出来る様にする……」


マオ「」チラ

サトシ「……皆が幸せになるなら構わないぜ!!」

マオ「!!」キュン


セレナ「どう?」

マオ「サトシが良いなら//でもその前に!!」

セレナ「なに?」

マオ「セレナはサトシとキスしたんでしょ?」

セレナ「ぅっ」

カスミ(復活)「私もしたい!!」

ヒカリ「私も!!」

ハルカ「わん!!」





サトシ「慌てるなって、皆ともするから」

ヒロインズ「本当!!」

サトシ「あぁ勿論さ!!」

カスミ「じゃぁ私から……その前に」


ククイ「気にするな!!」

マオ「」ズルズル

ククイ「ぐっ!!」


カスミ「じゃぁ…私はねずっと喧嘩とか言い合いしてたけど長い間一緒に居て何度も助けられる内に好きになってたのだから、此れからも宜しくね」チュッ

カスミ「…………」

ヒカリ「ちょっと長いぃー!!」

カスミ「もう少しだけ~」

ヒカリ「もぅ…私はね助けられる事も多かったし落ち込んでる時は励まされた。優しくて格好いいサトシが好き/」チュッ


アイリス「……えっ、私もするの?」

サトシ「」グイッチュッ

アイリス「!!」




ハルカ「わん!!くぅーん」スリスリ

サトシ「お手」

ハルカ「わん!!」パフッ

サトシ「おかわり」

ハルカ「わん!!」パフッ

サトシ「よしよし」ナデナデ

ハルカ「くぅん!!」スリスリ


ヒカリ「何かいらつく」

アイリス「あれ/サトシが格好良く見える…」

ハルカ「………大好き…言葉で表しきれない位大好き」ギュッチュー

サトシ「んっ」ダキヨセ

ハルカ「んっはんっ」ベロチュー

セレナ「こぉっらぁ!!」ズルズル

ハルカ「くぅーーん!!」




マオ「………サトシ私も//」

サトシ「あぁ」チュッ

スイレン「わたし///」チュッ

スイレン「もぅ、もっと雰囲気を…」

サトシ「セレナ!!」

セレナ「なぁに?サトシが?」

サトシ「」

サトシ「この間のお返し」

セレナ「////」

カスミ「セレナばっかりずるーい!!」

ハルカ「あっそうだこれバトルフロンティアから」

サトシ「これは………」

~~fin



何か修羅イチャが書きたかった以上です。
ここまでお付きあい頂きありがとうございます。


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