苗木「気になる先輩が居る」 (66)
日向「それで俺のとこに来たって訳か」
苗木「はい…日向くんが良ければなんだけど話す機会でも作ってくれたら嬉しいなぁなんて」
日向(相手によるよな…七海だったら困るな)
日向「それで?誰なんだよその相手って」
苗木「じつは…罪木さんなんだ」
日向(とりあえず七海じゃないのは安心したけど罪木か…あいつはかなりネガティブな所があるし前向きな苗木とは相性いいかもしれないな)
日向「罪木かぁ、苗木って罪木みたいな女の子がタイプなのか?」
苗木「タイプっていうのかな…もっと前向きになって欲しいって思ってさ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428115081
ここでの日向くんは在り来たりですが超高校級の相談窓口の才能を持ってます
苗木×罪木のカップリングになるので注意のほどよろしくお願いします
ダンガンロンパは1と2と絶望少女はプレイ済みでゼロなどの文庫は未読です
至らぬ点が多いと思います。指摘など頂けたらな幸いです。
ゆっくりですが始めていきます
日向「ん?恋愛感情はないってことか?」
苗木「恋愛感情なんて大それたものじゃないんだけどさ…ほら、罪木さんってかなりネガティブでしょ?他人の為なら平気で自分を傷つけようとする所とかなんか放って置けなくて」
日向(毎回色んな事件に突っ込んでいったり江ノ島の嫌がらせで死にそうな目に遭ってるお前がそれを言うのか…)
日向「確かに体に落書き~とかすぐ脱ごうとする所とかどうにかしたいよなぁ」
苗木「それに前に僕が階段から落ちて怪我した時もさ…」
日向(苗木の場合階段から落ちる頻度が多いんだよな…江ノ島がなんか仕掛けてるってのもあるけど本当に苗木は超高校級の幸運なのか…?)
ーーーーーーーーー回想開始ーーーーーーーーー
罪木「どうやったらこんなに身体中痣だらけになるんですかぁ~!!」
苗木「たまたま階段にワックスがかかっててそれに気付かずに」
罪木「ふゆぅ、あ、足元には気を付けて下さいねぇ…今回は痣で済みましたが打ち所が悪かったら大怪我じゃすみませんでしたよぉ」
苗木「あはは、僕の幸運が少しだけ働いてくれたのかな」
罪木「笑い事じゃないですよぉ…擦りむいた所を消毒しますねぇ。ちょっと染みますよ」
苗木「イタタタっ!!!!!」
罪木「これで絆創膏を貼ってと…これで処置は完了です」
苗木「うん、ありがとう罪木さん」ニコッ
罪木「ふゆぅ、湿布も出しておきま」ガッシャーン
その時罪木さんは盛大に転けたんだ………
見たことない独創的なポーズで不覚にもドキッとしたことを覚えてるよ
瞬時に反応出来ず僕に出来るのはその場に立ち尽くすことだけだったよ
包帯が絡まってさ胸が強調されててさ足元に閉じれないよになってたんだ
それはもう扇情的で僕は彼女に手を伸ばし…
ーーーーーーーーー回想終里ーーーーーーーーー
日向「おい」
苗木「ん?」
日向「一番良いところで回想終わってんじゃねーよ!!どうなったんだよ?!話繋がらねーよ!!」
苗木「どうしたのいきなり?怒ってるならほら深呼吸、深呼吸」
日向「それお前のセリフじゃねーから!!」
苗木「そのあとは普通に絡まった包帯をほどいただけだよ。罪木さんってすごくいい匂いするんだよね」
苗木「でもそのあとに罪木さんがさ、ノロマでどんくさい豚でごめんなさいとか何でもするから許して下さいって大変だったんだよ」
日向「あいつのは最早発作みたいなもんだよな」
苗木「罪木さんはノロマでもどんくさくもないのにね。僕を手当てしてくれた時だって凄いテキパキ処置してくれたんだよ」
日向「超高校級の保健委員だしな」
苗木「僕はそんな罪木さんにもっと自信をもって欲しいんだ!転ぶことなんて誰にだってあるじゃないか…それなのに罪木さんは」
罪木「何でもするので許してくださぁい」
罪木「片付けまで手伝ってもらって本当にごめんなさいぃ」
罪木「私を好きにしてもってかまいませぇん」
苗木「なんて言うんだよ。そんなのを他の人にも言ってると思うといてもたっても居られなくなって」
日向「俺の所に来たわけか」
苗木「日向くん二回目だよそのセリフ」
日向「そんで?どうして欲しいんだ?」
苗木「罪木さんと話したいんだけどどうすればいいか分からなくて…期は違うけど一緒に昼食でもって…」
日向「なんだそんなことでいいのか。いいぞ。明日の昼でもいいか?」
苗木「えっ?いくらなんでも急すぎない?」
日向「バーローこう言うのはすぐやった方がいいんだよ。思い立ったが吉日って言うだろ?」
苗木「…うんっ!!それに賛成だ!!ありがとう日向くん!」
日向(そこに七海も誘えるしな)
日向「じゃあ、明日の昼に窓側の席でな!」
苗木「うん!!ありがとね日向くん!」
日向(苗木のやつ嬉しそうだったなぁ…よし、俺も七海を誘いにいくか)
日向「七海ちょっといいか?」
七海「日向くん、どうしたの?」
日向「明日の昼食なんだけどさ、一緒に取らないか?」
七海「えー日向くんと二人で?」
日向(グッ…)「いや、罪木と苗木もくる予定だ」
七海「んーどうして苗木くん?」
日向「かくかくしかじか」
七海「なるほどーそういうことなら仕方ないかな。いいよ明日のお昼ね」テクテク
日向(っし)「さて、次は罪木か」
罪木「え、えぇ~わ、私なんかがお昼をご一緒してもいいんですかぁ~?」
日向「いいもなにもこっちから誘ってるんだからそんな畏まるなよ!苗木がお前と話したがってたんだ」
罪木「苗木さんが…ですかぁ?」
日向「あぁ、罪木と友達になりたいんだってよ」
罪木「と、友達…えへへ、はい!明日ぜひご一緒させてください」
日向(よし、罪木もオッケーだな。苗木、頑張れよ)
ーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーー
日向(うん、窓側の席に苗木はいた。俺と七海は少し遅れたが今日は授業は午前中までなので俺たちが多少遅れても問題はない。問題は無いのだが…苗木と罪木が二人きりになてってもなんの問題もない。寧ろそれが理想の形なのかもしれない。俺達が遅れてきたのに窓側の席にいたのは二人じゃなかった。席の構図が二対二ならまだわかるがなんと三対一だ。苗木の両サイドを霧切と舞園が固めている。そして罪木に信じられないプレッシャーを掛けている。何いってるかわかんねーと思うが俺もわかんねぇ)
七海「日向くん、そろそろ現実逃避を止めて罪木さんを助けてあげるべき…だと思うよ?」
日向「遅れてわりぃ!俺と七海は授業長引いちゃってさ」
ーその時の罪木の顔は遭難者が救助隊に発見された時の、そんなような顔をしていた
ーーー昼食開始ーーー
日向「所でなんで舞園と霧切がいるんだ?お前らって何時も一緒に飯食ってたか?」
舞園「いえ、何時もはクラスの女子と食べているんですが…苗木くんレーダーにビンビン来ましたので」
日向(は?)
霧切「そこに苗木くんがいたから…かしら。それとも何かしら?私達がいたらなにか不都合でも?」
罪木「も、もういいじゃないですかぁ!皆で一緒に食べましょうよ」
苗木(日向くんゴメンね…授業終わりのチャイムと同時に物凄い早さで捕まっちゃった)
霧切(………)
七海「…?霧切さんどうしたの?険しい表情してるみたいだけど」
霧切「いえ、ちょっと考え事をね」
(この女共………戦闘力は………88と89ですって?!推定EとF…強敵ね。最近江ノ島さんが苗木くんにちょっかいを出すから外的のマークが疎かになっていたわ。迂闊だった。もし苗木くんが大きい方が好きなら私は圧倒的に不利…!1センチの格差がある舞園さんの更に上を行く脅威、なんとか排除しないと)
舞園(とんかつ食べてる苗木くんかわいい。照れる苗木くんに無理やり口移しでとんかつ食べさせたい。苗木くんナウ)
罪木「あ、あのぅ」
霧切「は?」
罪木「そ、そのぉ」
舞園「は?」
罪木「ふゆぅ、やっぱり何でもないです」
日向(あれ、この流れ何処かで見たような…)
しばらく雑談で流れたが七海は78期生に知り合いがいるらしくその話で舞園達と盛り上がっていたが…やはり罪木はあまり話せてなかったみたいだ
罪木は外から話を聞いてニコニコしているだけだった最初と比べれば雰囲気は幾分か良くなったがやはり罪木のことが気掛かりだった
日向(このままじゃまずいな…やっぱり二人きりになってもらったほが話しやすそうだな。罪木は畏縮してるし苗木は舞園と霧切に阻まれて会話出来てないしなぁ)
日向(もう皆も食べ終わるし、ここは解散でいいか)
日向「みんな食べ終わったことだしそろそろ帰るか。そうだ苗木、連絡先教えてくれよ」
苗木「うん、交換しよう!今日はありがとね」
日向「あぁ、また一緒に飯食おうな」
苗木「七海さんも罪木さんもありがとうございました」
舞園「七海さん今度時間がある時お茶しませんか?今日はとても楽しかったです!」
七海「うん、連絡先交換しよっか」
霧切「七海さんの推理ゲームの話、とても興味深かったわ。是非今度私に貸して欲しいのだけど…良かったら私とも」
七海「うん、いいよー」
苗木「罪木さん」
罪木「ひゃ、ひゃい?」
苗木「驚かしちゃったかな?ごめんね。今日はあまり罪木さんと話せなかったからさ…良かったらその、僕と連絡先交換してくれないかな?」
舞霧ガタッ
罪木「わ、私で良ければ喜んで交換しますぅ!わ、私クラスメートの人以外と連絡先交換するの初めてで…う、嬉しいですぅ」
苗木「以外だなぁ、…ありがとう!帰ったら連絡するね!」
霧切(やはり)
舞園(苗木くんが気があるのは)
舞霧(この女!!)ギリッ
日向「おーいお前らもうかえるぞー」
期待やご指摘ありがとうございます
やはりSSは難しいですね
少し休憩したらまた書きます
ーーーーーーーーー苗木自室ーーーーーーーーー
ふぅ…日向くんが折角昼食に罪木さんを誘ってくれたのに全然話せなかったなぁ
これじゃだめだ!!
罪木さんに前向きになってもらうためには僕がもっと積極的に話しかけないと!
よし…メールしてみよう!!
苗木:苗木です!今日は一緒に昼食を取れて嬉しかったです!でもあまり話せなかったのでまた近いうちに会いませんか?
pipipi
罪木さんからだ…返事早いなぁ
罪木:いえいえそんな私なんかと昼食を取っていただきこちらこそありがとうございましたぁ!そうですよねぇ苗木さんは私と話したがってるって日向さんから伺っていたのに…私が口下手なばかりにお喋り出来なくてすみませぇん!!是非ご一緒させてください
苗木:なんかなんて言わないでよ、僕は罪木さんとご飯が食べたかったんだから!タイミングが悪かっただけだよ。ありがとう、罪木さんが暇なとき連絡してくれると嬉しいな
罪木:すみませぇん、じゃなくてありがとうございますぅ。私達ってもうお友達ですよね?
苗木:もちろんだよ!僕は罪木さんのこと、友達だって思ってるよ!
ーーーーーーーーー罪木自室ーーーーーーーーー
罪木「お、お友達…えへへ」
罪木:嬉しいですぅとってもとっても嬉しいですぅ!今週の日曜日ゆっくりお話ししませんか?
ーーーーーーーーー苗木自室ーーーーーーーーー
苗木「罪木さん……可愛いなぁ」
苗木:うん!日曜日予定空けておくよ!楽しみにしてるよ!また保健室行くようなことがあったらよろしくね!
罪木:はい!何時でも待ってますね!
苗木:今日はもう遅いしまた学校で!おやすみなさい
罪木:遅くまで付き合わせてしまってすみません…おやすみなさい
苗木「付き合わせてしまったのは僕の方なのになぁ…日曜日が楽しみだな」
ーーーーーーーーー罪木自室ーーーーーーーーー
罪木「苗木さんかぁ…えへへ……苗木さんは私を必要としてくれるでしょうか……ふみゅうzzz」
ーーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーー
苗木(今週の日曜日は罪木さんに会えるぞ…ふふふ)
日向「おーす苗木!朝からなにニヤニヤしてんだよ怖いぞお前」
苗木「おはよう日向くん!それより昨日はありがとね!それと折角日向くんが罪木さんを誘ってくれたのにあまり喋れなくてごめんね」
日向「気にすんなよ。俺の方は問題ないけどな。舞園と霧切がいたのは驚いたけどさ」
苗木「普段はあんなことないんだけどね…昨日の夜に罪木さんとメールしたよ!」
日向「おっ!それで?」
苗木「昼食の時のフォローと今度遊びに行く約束をしたんだ!」
日向「それで朝からニヤニヤしてたのかよ!でもやるなぁ…これでもう立派な友達だな」
苗木「うん!罪木さんも喜んでくれてたよ…ネガティブなところもあるけど少しずつ自信を持ってほしいな」
日向「これからも何かあれば相談に乗るからどんどん頼ってくれよ。大切なクラスメートや可愛い後輩のためなら協力は惜しまないからさ」
苗木「日向くん…うん!ありがとう!!」
苗木(やっぱり日向くんに相談して良かったな)
日向(なんか誰かの視線を感じるんだけど)キョロキョロ
日向(気のせいか)
苗木「どうしたの日向くん?」
日向「いや、気のせいだった。なんでもない」
「うぷぷぷぷ………絶望の匂いがするね!わっくわくのどきどきだね!」
ーーーーーーーーー教室ーーーーーーーーー
苗木(日向くんはやっぱり頼れるなぁ…よし、今日も一日がんばるぞ!)
ガラッ
舞霧セ(来たか)ガタッ
山田「話題の人物キタ━(゚∀゚)━!!」
桑田「お、おい苗木お、おまっ」
苗木「おはようみんな!ど、どうしたの?」
桑田「ど、どうしたのじゃねーよアホっ!!」
苗木(いきなりアホはひどくないかな)
桑田「お前上級生とデートするらしいじゃねーか!まさか苗木のタイプが年上だったなんてなぁ!相手は誰なんだよ?ソニアさんか?七海さんか?辺古山さんか?」
苗木「え、えぇっと」
セレス「苗木くん?その話詳しく聞かせていただけませんこと?」(私になんの断りも無しに他の女性と…やはり調教が必要ですわね)
苗木「あ、あの」
舞園「苗木くん私苗木くんより誕生日早いんです。即ち私は苗木くんより年上なんです。ここまで言えばわかりますよね?」
霧切「ちょっと勝手に人のセリフ取らないでくれる?私だって苗木くんより誕生日早いわ」
江ノ島(うぷぷ…なにこれ絶望的な状況…まだだッ!!更に火種を!!)
江ノ島「一つの属性に囚われるなどとはオマエラは本当に愚かじゃのう!!」ドーン
江ノ島「わたしなんてぇ残念なお姉ちゃんがいる妹属性も持ってるしぃ」キャルピン
江ノ島「同級生の属性も持ってるしよぉ!!」ドギューン
江ノ島「それに苗木くんよりも誕生日が早いです…12月生まれの私より誕生日が遅いとか絶望的過ぎます…」キノコ
江ノ島「以上の点を踏まえると苗木くんが年上に飽きたら同級生の、同級生に飽きても妹キャラになることができます。苗木くんのニーズに幅広く応えることが可能です。」メガネクイッ
江ノ島「つまーり!!苗木の好みはこの私なのだー!!」バーン
苗木「それは違うよ!!」
江ノ島「うっわぁ…即答で否定とか……絶望的ィ!!!」ハァハァ
戦刃(盾子ちゃんうれしそうだなぁ…それに年上属性なら私にも…)
苗木「それにみんな聞いてよ!僕は朝比奈「年上でお姉さんっぽいって言ったら小泉先輩かな?」
苗木「ちょっ葉隠「西園寺先輩はだけはありえねーべ。あの人年上にもおにぃとかおねぇって付けるぐらいだしな」
苗木「あ大和田「なんで女前提で話が進んでんだよ?男って可能性もあるだろーが」
石丸「君たち静かにしたまえ!!もうすぐ授業が始まるぞ!!」
不二咲「ここまで違うと澪田先輩とかどうかな?」
大神「終里赤音…と言う可能性もあるな」フッ
十神「おいお前らやかま苗木「聞けよ!!!!」
十神「………」
腐川(遮られて言うことが無くなった白夜様も素敵…)ハァハァ
一同「………」
苗木「あ、大きい声出してごめんね。ほら授業始まるからさ…ね?石丸くん」
石丸「う、うむ!そうだな!みんな席につきたまえ!!」
ガヤガヤ
キニナルヨネー
ホウカゴジジョウチョウシュダベ
ナエギクンノクセイニナマイキヨ
僕は放課後のチャイムが鳴ると同時に教室をダッシュで飛び出した
これ以上追求されたらたまったものではないし罪木さんとのお出かけを妨害されるおそれがあるからだ
それにしてもみんあ大げさだよね
デートだなんてさ、ただ休日に二人で遊びに行くだけなのに
桑田くん辺りが聞いたらそれがデートだとか言いそうだけどきっと罪木さんもそうは思っていないはずだ
苗木(朝はひどい目にあったなぁ)
苗木(それになんでみんな罪木さんの名前が出てこないんだよ…あんなにいい人なのに)
江ノ島「なーえぎ!!」ドンッ
苗木「いてっ!え、江ノ島さん…いきなり腰にタックルするのっていうか抱きついてくるのやめてくれるかな?」
江ノ島「ひどいです…苗木くんは私に触るなって言ってるんですね………絶望的です」キノコ
苗木「そ、そうじゃなくてさ」(む、胸が)ムニュ
江ノ島「えー?じゃあどういうことー?わたしわかんなーい」キャルピン
江ノ島(あー希望臭くて最悪絶望的に気持ち悪ぃ)ハァハァ
苗木「あのねぇ…」
江ノ島「朝の苗木くんが誰とデートに行くかの件ですが」
江ノ島「あの場で挙がった名前であなたはあまり反応を示しませんでしたね」
苗木「えっ?」
江ノ島「しかし最初に桑田くんが言った三人の名前の時は別です。つまり77期生の可能性が高いと推測されます
」
江ノ島「更にあの場で上がった名前意外となると罪木蜜柑…彼女以外考えられません。いかがでしょうか?」メガネクイッ
苗木「さ、流石江ノ島さんだね…正解だよ。でもこのことは」
江ノ島「我に他言無用にしろと?それは出来ん相談じゃのぉ!!!」
江ノ島「…なーんてね!別に誰にも言わないよ。別に罪木先輩に恋愛感情があるわけじゃないんでしょ?」
苗木「…うん。罪木さんは可愛いし僕とは違って自分の力でコントロールできる才能持ってるし僕なんかじゃ釣り合わないよ。それでもあんなにすごい才能持ってるんだから僕はもっと罪木さんに前向きになって欲しいんだ!」
江ノ島「ふーん…」(うっはぁキタキタ絶望的に気持ち悪い苗木の前向きさ!絶望させてぇ!!今すぐその顔絶望でめちゃくちゃにしてぇ)
江ノ島「まぁ、今回はあたしはなにもしないから安心しなよ」(今回は…ね)
苗木「ははは、助かるよ」(今回は…か)
江ノ島「んじゃあたしは撮影あるからそろそろ行くわ。またね苗木」
苗木「うん、またあしたね江ノ島さん!」
「………………」
支援ありがとうございます
ここまで全然苗木くんと罪木さんの絡みがありませんでしたがこれから増やしていきます
投稿はかなりゆっくりなのが申し訳ないです
やっぱりダンロンのキャラは魅力的ですね
ーーーーーーーーー77期生教室ーーーーーーーーー
罪木(たまたま江ノ島さんと苗木さんの話を聞いてしまいました……そうですよね…私に恋愛感情なんて持つわけないですよねぇ)
罪木(それでも可愛いって言ってくれたり私なんかのこと気にかけてくれているだけでも私は幸せですよね…はぁ、苗木さん…)
澪田「みーかーんちゃ~ん!!」ドン
罪木「ひゃあ!!」
澪田「どうしたんすか?そんな憂いを帯びたオーラ出して」
罪木「え?わ、わたしはいつも通り普通ですよ?」
澪田「ん~怪しいっすね~唯吹のレーダーにビンビン来てるっす!ずばり!…恋の悩みっすか?!」
罪木「え、えぇ?!」
西園寺「えーありえないよーこんなゲロブタ好きになるやつなんていないよー」
小泉「こら日寄子ちゃん。そんなことないよ罪木ちゃん!でさ、本当に恋愛関係で悩んでるの?」
罪木「えぇっと…」
終里「なんだ飯の話じゃねぇのかよ」
辺古山「罪木だって年頃の女なんだ、意中の相手位居ても可笑しくないだろ」
ソニア「なんと言う青春の一ページ!こうしてはおられません!私も早くマカンゴを見せ合える男性を見つけなくては!」
七海(まさか苗木くんのことかな…難易度高そうだなぁ)
左右田「おい、女子が恋バナで盛り上がってんぞ。マカンゴがなにか知らねぇけどソイツがないとソニアさんと結婚出来ねぇのかよ」
九頭竜「安心しろ、お前には必要ねぇだろ」
左右田「うっせうっせ!俺が生きてる限り可能性はゼロじゃねぇだろ!」
田中「ふっ…凡人の癖にいい台詞を言ったな……だが敢えて言わせて貰おう!その可能性はゼロであるとッ!!」
日向「まぁまぁそれ以上左右田をいじめてやるなよ。俺は応援してるぞ左右田」
左右田「うぉおおお!!分かってくれるのはお前だけだ日向ァ~!!」
狛枝「でも日向くんこの前ソニアさんに卒業したら一緒に国に来ないかって、その国で王様にならないかって誘われてたよね……」
狛枝「それだけじゃなくて色々な女の子からパンツを貰ってたよね?パンツハンターの日向くん」ニコォ
日向「ばっかお前それはちがっ…ちが…」
狛枝「違わないよね?なんなら今から女子全員に同じこと聞いてきてもいいんだよ?」
左右田「やっぱお前は俺の敵だ!!!滅びろ!くたばれ!!」
花村「日向くん、出来ればその話、女の子とどこまでイったか教えてくれないかな?」
田中「クラスのメス共を手懐けるとは……フハハハハハッ!!!やはり貴様も神を超越せし覇王だったということか!!」
狛枝「そんなパンツ覇王の日向くんもまだ攻略してない人が居る……そうだよね?」
日向「う……そうだよ七海はまだだよワリーかよ」(希望の欠片集めたらパンツ渡されたんだよな。でも七海だけは中々希望の欠片が集まらなくて…)
花村「日向くんのパンツの話も興味深いけど…罪木さんの想い人も気になるよね!」
九頭竜「あんな性格だ、わりぃ男に騙されてねぇかどうかだよな」
狛枝「そうだよねぇ…もし希望になれないゴミが罪木さんのような素晴らしい人の心につけこんでいるんだったら許せないよねぇ…あ、超高校級の才能を持つ皆は別だよ?」
日向(まさか苗木かな…罪木はいつも女子と過ごしてるし最近新たに意識するようになった何て言ったらアイツぐらいしか……)
ホォトシシタナノカ
シカモミカンチャンヨリセガヒクインッスカー?!
ソンナタヨリナサソウナヤツヤメテオキナッテー
ソ、ソンナコトアリマセンッテバァ
エェイヒカエオロー
ネミィ
ゲロブタノクセニレンアイナンテヒャクネンハエーンダヨ!!
日向(うん、苗木だな。あいつしかいない)
日向「どうやら九頭龍や狛枝が心配するようなことはないと思うぞ」
花村「えぇ?!日向くん罪木さんの好きな人わかるの?」
左右田「おい花村声でけぇよ!それで?誰なんだよ日向?!」
日向(お前ソニア以外に興味なかったんじゃないのかよ…)
日向「多分なんd狛枝「多分苗木くん…だね」
日向「………」
狛枝「彼女より背の低い男子なんてかなり限られてくるけど本科の年下だと不二咲さんか苗木くんしかいないよね」
狛枝「それに不二咲さんと罪木さんは関わったことがない…そうだと苗木くん以外ありえないよね」
左右田「予備学科って可能性も」
日向(やめろ左右田!!)
狛枝「………はぁ?」
狛枝「なんの才能もないゴミクズの集まりの予備学科と超高校級の才能を持つ罪木さんが?左右田くん、冗談でも言っちゃいけない冗談だよそれは」
狛枝「もしそんな希望の踏み台にもなれないゴミみたいな展開だったら僕も動かざるえないよ…」
左右田「お、おぅ…そうだよな…ははは……」
狛枝「それにしても罪木さんも絶望的だよね…彼って相当モテるって噂だよ。超高校級のストーカーがいるって話だし」
狛枝「でもそんな絶望的な状況や様々な妨害を乗り越えて二人が結ばれたらそれはそれは大きな希望になるだろうね!!」
狛枝「あっははははははっはは!!今から楽しみで仕方ないよぉ…」
日向「おいおいお前の発作には慣れたけどさ、邪魔だけはしてやるなよ」
狛枝「もちろんだよ…だって僕はいつだって希望の踏み台なんだから。僕は罪木さんも苗木くんも大好きなんだ」
狛枝「彼らはきっと素晴らしい希望になるにちがいないよね」
花村「苗木くんかぁ…彼って可愛いよね!思わず味見したくなっちゃうよ」
九頭龍「刺される前にやめとけよ」
左右田「そういやぁ弐大と十神はどこだよ?」
九頭龍「十神は図書室で弐大は便所だろ」
ーーーーーーーーー図書室ーーーーーーーーーー
十神「おい…」
豚神「おい…」
腐川「白夜様はそんなに太ってないわよ!ふざけんじゃないわよ!!」
ーーーーーーーーートイレーーーーーーーーーー
弐大「くそじゃああああああぁぁあぁぁあああああああ!!!出番がすくないんじゃぁあああああああぁあああ!!!」
改めて本当に見直すと本当に誤字脱字多いですね。
極力気をつけます。過去のものは脳内補完でお願いします。
ーーーーーーーーー土曜日・苗木自宅ーーーーーーーーー
苗木「久々に家に帰ってきたなぁ…」
ガチャ
苗木「ただいまー」
こまる「お兄ちゃん!!!!お帰りなさい!!久しぶりだね!希望ヶ峰学園はどんな感じ?」
苗木「周りはみんなすごい人ばかりだよ。でもみんないい人ばっかりだよ。ところで父さんと母さんは?」
こまる「いいなぁ~舞園さやかとか江ノ島盾子とかいるんでしょ?文化祭とかあったら連れてってよ!あ、お父さんとお母さんは今日は遅くなるってー」
苗木(舞園さんはともかく江ノ島さんは危険な気がするなぁ)
苗木「文化祭なんてまだまだ先だよ?でもチケットは取れるみたいだしそれを困るにあげるよ」
こまる「本当?!やったー!お兄ちゃん大好き!」ダキッ
苗木「ちょっ、いきなり抱きつくなよ!」(む、胸が…江ノ島さんほどでないにしろこまる、成長したんだな…)
こまる「むっ!今お兄ちゃん失礼なこと考えたでしょ?!」
苗木「そ、そんなことないよ!いいから早く離れろよ!」
こまる「だめー!さっき何考えたか言うまで離れないからね!」
苗木「なんにも考えてないって!」
こまる「いいや嘘だねッ!私のレーダーにビンビン来てるよ!」
苗木(そういえばこまるはいつの間にアンテナが…)
そんなこんなでこの件をうやむやにしてなんとか夕食を終えた僕は部屋に戻ったのだった…
ーーーーーーーーー苗木自室ーーーーーーーーー
苗木…(そういえばさっきのこまるの話…罪木さんってかなり大きいよね………だめだだめだ!何考えてるんだぼくは!!)
明日のこと連絡しなきゃな…電話でいいかな?
ruuuuuuuuu
罪木「は、はい!もしもし罪木です!どうかしましたか?」
苗木「こんばんわ罪木さん。今大丈夫かな?」
罪木「だ、大丈夫ですよ!お風呂に入ろうとしてただけですからぁ!」
苗木(た、タイミング悪かったかな?でも折角電話に出てもらったし…早めに要件だけ話せればいいかな)
苗木「明日のどこで待ち合わせてどこで遊ぶのかなって思ってさ」
罪木「はわわわっご、ご、ごめんなさいぃ私とした事が苗木さんに何も伝えずに頭の中で全て伝えていたことになってましたぁ」
苗木(頭の中でって…罪木さんも僕のこと考えてくれてたってことかな?…だめだ…意識しすぎるな…ニヤニヤしてしまうッ!)
罪木「ごめんなさい
途中で送信してしまいました。申し訳ないです…
ーーーーーーーーー土曜日・苗木自宅ーーーーーーーーー
苗木「久々に家に帰ってきたなぁ…」
ガチャ
苗木「ただいまー」
こまる「お兄ちゃん!!!!お帰りなさい!!久しぶりだね!希望ヶ峰学園はどんな感じ?」
苗木「周りはみんなすごい人ばかりだよ。でもみんないい人ばっかりだよ。ところで父さんと母さんは?」
こまる「いいなぁ~舞園さやかとか江ノ島盾子とかいるんでしょ?文化祭とかあったら連れてってよ!あ、お父さんとお母さんは今日は遅くなるってー」
苗木(舞園さんはともかく江ノ島さんは危険な気がするなぁ)
苗木「文化祭なんてまだまだ先だよ?でもチケットは取れるみたいだしそれを困るにあげるよ」
こまる「本当?!やったー!お兄ちゃん大好き!」ダキッ
苗木「ちょっ、いきなり抱きつくなよ!」(む、胸が…江ノ島さんほどでないにしろこまる、成長したんだな…)
こまる「むっ!今お兄ちゃん失礼なこと考えたでしょ?!」
苗木「そ、そんなことないよ!いいから早く離れろよ!」
こまる「だめー!さっき何考えたか言うまで離れないからね!」
苗木「なんにも考えてないって!」
こまる「いいや嘘だねッ!私のレーダーにビンビン来てるよ!」
苗木(そういえばこまるはいつの間にアンテナが…)
そんなこんなでこの件をうやむやにしてなんとか夕食を終えた僕は部屋に戻ったのだった…
ーーーーーーーーー苗木自室ーーーーーーーーー
苗木…(そういえばさっきのこまるの話…罪木さんってかなり大きいよね………だめだだめだ!何考えてるんだぼくは!!)
明日のこと連絡しなきゃな…電話でいいかな?
ruuuuuuuuu
罪木「は、はい!もしもし罪木です!どうかしましたか?」
苗木「こんばんわ罪木さん。今大丈夫かな?」
罪木「だ、大丈夫ですよ!お風呂に入ろうとしてただけですからぁ!」
苗木(た、タイミング悪かったかな?でも折角電話に出てもらったし…早めに要件だけ話せればいいかな)
苗木「明日のどこで待ち合わせてどこで遊ぶのかなって思ってさ」
罪木「はわわわっご、ご、ごめんなさいぃ私とした事が苗木さんに何も伝えずに頭の中で全て伝えていたことになってましたぁ」
苗木(頭の中でって…罪木さんも僕のこと考えてくれてたってことかな?…だめだ…意識しすぎるな…ニヤニヤしてしまうッ!)
罪木「ごめんなさいぃ!!なんでもしますから許してくださぁい!」
苗木「じゃあ明日の予定教えてほしいな!そしたら許すからさ」
罪木「本当ですか?えぇっとあ、明日は…お天気もいいので>>28に行きませんか?待ち合わせは希望ヶ峰学園の最寄駅の○○駅に10時ぐらいでどうでしょうか…?」
舞園さんのところ
ご指摘ありがとうございます
なるべく少なくしていきます
更新遅くて申し訳ないです
罪木「本当ですか?えぇっとあ、明日は…お天気もいいので舞園さんのところに行きませんか?待ち合わせは希望ヶ峰学園の最寄駅の○○駅に10時ぐらいでどうでしょうか…?」
苗木「ま、舞園さんのところ?う、うん、わかったよ。舞園さんの予定聞いてみるよ」(天気は関係ないんじゃないかな…)
罪木「はい!実はこの前上手くおしゃべりできなかったので今度こそしっかり話したくて…それに舞園さんって可愛いですよねぇ…」
罪木(舞園さんも霧切さんも近くで見るとすごい顔が整ってました…)
苗木(何か閃きそうだ………)
ー閃きアナグラムー
レ○○ア○
苗木「罪木さんは舞園さんとも仲良くしたいんだね!確かに可愛いよね!一生懸命頑張ってる人って輝いてるよね」
罪木「はい!それにお昼をご一緒させてもらった時も私なんかと違ってプロポーションがすごい良くて…えへへ、憧れちゃいますぅ」
苗木(霧切さんも舞園さんもすごいすらっとしてて…苗木さんもああ言った感じの女性が好みなのでしょうか…)
レ○ビア○
苗木(もう少しだ!)
苗木「あの体型を維持するのも適度な運動と食事制限が必要だって聞いたことあるよ。アイドルって大変だよね」
罪木「それにぃ…唇がぷっくりしててすごいかわいいと思ったんですよぉ…」
罪木(どんな運動をしているんでしょうか…私にもできるでしょうか…)
レズビアン
苗木「そうか分かったぞ!!」
罪木「ひぅ?!」
苗木(罪木さんはレズビアンだったんだ!それで舞園さんと仲良くなりたいんだね!女の子好きなのは残念だけどこれも希望のためだよね!)
罪木「あの…苗木さん?」
苗木「そういうことなら任せてよ!明日は舞園さんのところだね!仕事じゃなければいいんだけどね…」
罪木「は、はぃ…よろしくお願いしますぅ」(そういうことって…どういうことなのでしょうか…)
苗木(確かに罪木さんは女性の先輩と過ごしてる時が多いし西園寺先輩にめちゃくちゃ言われても離れていかないし…そういうことだったんだね!)
罪木(舞園さんのところで食事や運動のことを学んで私も痩せたらもうブタとか言われずに済むのでしょうか…)
苗木(でも節操なしはよくないよね…)
苗木「罪木さんって今付き合ってる人とかいるんですか?」
罪木「ひぇ?1わわわ、私みたいなのが誰かとお付き合いなんてできるわけないじゃないですかぁ!」
苗木「そんなことないと思うんだけどなぁ…(罪木さんは可愛いし」ボソッ
罪木「えっ?」
苗木「それを聞いて安心したよ!舞園さんに予定聞いてみるね!もしダメだったらまた連絡するからさ!」
罪木「えぇえ?!は、はい!よろしくお願いしますぅ」
罪木(安心したってどういうことでしょうかぁ…これは期待してもいいんでしょうかぁ…)
苗木「それじゃお休み罪木さん!またあしたね!」ツーツ
苗木(さて、舞園さんに連絡だな…電話にしよう)
pururururururuがちゃ
苗木「こんばんわ舞園さん!夜遅くにごめんね。明日の予定って空いてたりしないかな…?」
舞園「こんばんわ苗木くん!明日は午前中にダンスのレッスンで午後はフリーですよ!」(本当はグループの子達とご飯を食べる予定が半分参加できなくなって流れちゃいましたしね)
苗木「もしよかったら舞園さんのところにいっていいかな?」
舞園「えっ?私のところ…ですか?」(え…まさかデートのお誘い?しかも私のところ?つまり私の家?私の部屋?!)
苗木「そうなんだ!どうしても舞園さんのところに行きたい(人がいる)んだ」
舞園「そ、そうなんですか…す、少し早いと思いますが苗木くんがどうしても来たいっていうなら仕方ないですね…」(ふふ、お部屋綺麗にしなきゃ♪)
苗木「いいってことだよね?ありがとう舞園さん!」
舞園「じゃあ明日は午後一時に私の家に来てもらえますか?」
苗木(午後一時じゃ罪木さんと待ち合わせてから暇になっちゃうな…一刻も早く合わせてあげたいし」
苗木「舞園さん、そのダンスのレッスンて見学できないかな?」(罪木に舞園さんのカッコいいところを見せてあげたいな)
舞園「本当は関係者以外は立ち入り禁止なんですが…一般の練習場を借りているので多分大丈夫ですよ!スタジオの場所は△△です!」
苗木「じゃあ明日は10時半ぐらいに見学に行くね!」
舞園「はい!楽しみにしてますね!」
ーーーーーーーーー舞園自室ーーーーーーーーー
うふふふ…霧切さんやセレスさん、残念な戦刃さん、ダークホースの江ノ島さんから一歩リードした気分です
上級生の人たちも危険だと思ってましたが今の苗木くんの様子だと杞憂でしたかね…
苗木くんからデートのお誘いなんてこれはもう…明日決めるしかないですね
またツイッターの裏垢で苗木くんナウしなきゃ…ふふふ
つまらなくて申し訳ありません
安価に頼るのはあまりよくないですね
つまらないなりに投下していきます
ーーーーーーーーー当日ーーーーーーーーー
苗木「30分前に着けばいいよね。罪木さんの私服楽しみだなぁ…ここらへんだよね…あ」
罪木さんが居た
まだ30分前だというのに時計を何度も確認してソワソワしてるのが見て取れる
やっぱり罪木さんは可愛いなぁ
苗木「おはよう罪木さん!待たせちゃったかな?ごめんね」
罪木「お、おおおおはようございます!わ、私男の人とこうして待ち合わせしてお出かけするの初めてで…えへへ…私も今来たところですぅ」
罪木(…わくわくしすぎて30分なんてすぐでしたよぉ)
苗木「舞園さんのところだよね!行こうか」
罪木「はい!あ、あの今日はよろしくお願いしますぅ!」
苗木(そんなにかしこまらなくてもいいのになぁ…よし、罪木さんをサポートするぞ!)
罪木(苗木さんは休日でもパーカーは外さないんですねぇ…)
苗木「ここからなら歩いて行けそうだね。大丈夫かな?」
罪木「いい運動ですよぉ!全然大丈夫ですぅ!」
苗木「ははは、じゃあ行こうか」ニコッ
苗木「このビルだね…」
罪木「はわわわぁ…大きいですねぇ…」
苗木「9階だね、フロントの人に通してもらわなきゃ…」
ーーーーーーーーーダンス練習場ーーーーーーーーー
舞園(今日は苗木くんが来てくれますね…練習にも熱が入ります!ふふふ)
コーチ「はーいじゃあ休憩終わり!全体で合わせましょう!」
苗木「舞園さんは…居たね」
罪木「ふわぁ…全然動きにズレがないですねぇ…」
罪木(あのスタイルもこのダンスから作られているのでしょうか…あんなに激しい動き私には無理ですぅ!)
苗木(罪木さん真剣に見てるなぁ…それにしても流石日本No.1のアイドルグループだね…なんていうかオーラが違うや…)
コーチ「はーいじゃあ今日はここまで。柔軟は怠らないように!また来週ね!お疲れ様でした!」
アイドルズ「はい!!お疲れ様でした!!」
苗木(練習終わったね…舞園さんに挨拶しなきゃ)
アイドルA「あれ?見学者なんて居たんだ?しかも男の子じゃん」
アイドルB「ちょっとー誰かの彼氏じゃないでしょうねー?」
舞園(苗木くんのことですね!さっそく行かな
アイドルC「それ無いっしょー女の子と来てたし」
舞園(…はい?女の子…?)
舞園(まさかあの苗木くんが…?しかも私に会いに来てくれるのになんでどこの馬の骨ともしれないビチグ、女性と…?とりあえず会いに行きましょう)トコトコ
苗木「あ!舞園さん!お疲れ様!ダンスすごいかっこよかったよ!流石日本一のアイドルだね!」
罪木「全体の動きも全然ずれてなくて綺麗でしたよぉ!」
舞園「い、いえそんな!いつもの練習の成果ですよ!アイドルは見えないところで努力してるんですよー」
苗木「あはは、もっとたくさん話を聞きたいんだけどこのあとって時間いいかな…?」
罪木「私も舞園さんのお話たくさんききたいですぅ」
舞園「もちろんです!そのために午後は開けておいたんですよ!…でも一つ質問いいですか?」
苗木「ん?なにかな?」
舞園「どうして罪木さんがここにいるんですか…?」
罪木「ふぇ?」
苗木「あれ?言ってなかったけっけ?元々罪木さんと遊ぶ予定だったんだけど罪木さんが舞園さんのところに行きたいって…」
罪木「そ、そうなんですぅ!この前は舞園さんとあまり話せなかったので…もっと舞園さんと話してみたかったんですぅ」
舞園(この人は何を考えているのでしょうか…話なら学校でもできるじゃないですか…しかも苗木くんと休日にお出かけとは羨ましい…)
舞園(…しかし、苗木くんを連れて来てくれたのはプラスですね。それに私の練習姿を苗木くんは褒めてくれました。)
舞園(こういう姿を見せることは普段はできませんし苗木くんが一人できた場合私としても対応に困ります…今回は罪木さんの功績が大きいですね)
舞園「そういうことでしたか!いいですよ!みんなで今からランチに行きましょうか!私も罪木さんとお話ししたかったんです」ニコッ
罪木「ああ、ありがとうございますぅ!」
舞園「そんな大げさですよー私も準備してくるので一回のフロントで待っていてもらえますか?」
苗木「わかったよ!罪木さんいこっか?」
罪木「は、はい!いきまs」ズデーン
苗木「わわっ罪木さん!」
後の舞園さやかは某喫茶店でこう語る
え?ドジ…ですか?う~ん…当時は全然はわかりませんでしたね。よく転ぶってことは聞いてたんですが…
ゴチュウモンオキマリデショウカー あ、ケーキセットお願いします
そうそう、タイミングが…ですね。そう、わざわざ私の目の前であんな抱きついて押し倒すような倒れ方は…普通しませんよ。普通は
足が縺れたのはわかったんですよ。えぇ、何も躓くようなものはありませんでしたからね。そんなところで転ぶなんてやっぱり
ドジ…なんでしょうかね?問題は転んだ後ですよ!押し倒すような形で抱きついて胸を苗木くんに押し付けてたんですよ!!
転んだあとも
「つ、罪木さんはやく立って」
「ひゃん!な、苗木さん、あんまり動かないで…んっ…」
「もがもが」
「ひゃうん!だ、だめですぅ!そ、そこは」
なーんて始めて……よくある少年漫画かよって思いました。え?私ですか?とりあえず包丁を探しましたね(笑)
あ、今のは冗談ですよ!ダンスの練習場に包丁なんてないですよ!
まぁ見ていてイライラしたのですぐに起こしましたけどね。あー思い出したらイライラしてきました!ケーキ五個追加です!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーフロントーーーーーーーーー
罪木「さっきは申し訳ありませんでしたぁ重かったですね?なんでもするので許してくださぁい!」
苗木「あ、あれは事故だったし…それに全然重くなかったよ」(柔らかかったし)
罪木「でもでもぉ」
苗木「大丈夫だよ!今日僕と出かけてくれたってことでさっきのは許すよ」
罪木「そ、そんな!それはぁ…むしろ私の方がお世話になってるといいますかぁ…」
苗木「それに僕は罪木さんとこう出かけられただけで嬉しいからさっきのことなんて全然許しちゃうよ」ニコッ
罪木「はうぅ…あ、ありがとうございますぅ」キュン
舞園「………こほん」
罪木「ひゃうぅう!!ま、舞園さん?!」
舞園「はい、舞園です」ニコッ ゴゴゴゴゴゴ
苗木「完璧な変装だね…全然わからなかったよ!」
舞園「アイドルの嗜みですよ。待たせてしまってすみません。行きましょうか」
舞園「罪木さんともゆっくり語りたいですしね」ニッコォ
罪木「ひゃい…」(な、なんか怒ってませんかぁ?)
舞園「怒ってませんよ?」ニコッ
罪木「え?私声にだして」
舞園「エスパーですから」
罪木「え、でもぉ…」
舞園「エスパーですから」<○><○>
舞園(本当は表情でわかっただけなんですけどねー)
苗木「?二人とも早く行こうよー舞園さんのお気に入りのお店楽しみだなぁ」
舞園「雰囲気が良くて料理も美味しいんですよーお値段もお手頃なんです!」エッヘン
罪木「私も楽しみですぅ」(ダンスみたいな激しい運動は無理でも食事制限なら…運動も軽いジョギングから始めてみましょうか…)
舞園「私も久々に行くから楽しみなんですよーケーキが美味しいので罪木さんもきっと気に入ると思いますよ!」
苗木(女の子の平和な会話だなぁーこまるも甘いもの好きみたいだし今度連れて来てあげようかな…)
苗木(それに罪木さんと舞園さんもすぐに仲良くなれそうだね。舞園さんのコミュ力の高さのおかげでもあるのかな…)
ーーーーーーーーー某喫茶店ーーーーーーーーー
苗木「落ち着いた雰囲気で過ごしやすいねーゆっくりするには最適だね」
罪木「メニューを見てもお料理もどれもとても美味しそうで迷っちゃいますぅ」ニコニコ
舞園「私のおすすめはランチセットですよ。デザートにケーキが付いてくるんですがここのケーキがまた美味しくて」
罪木「じゃあ私はランチのAセットにしますぅ」(今度同期の人も誘ってきてみたいですぅ)
苗木「僕はBにしようかな」
舞園「私はAです!注文お願いします」
カシコマリマシター
苗木(Aセットケーキ3個…二人とも甘いものが好きなんだなぁ…)
pipipipipipi
苗木「ん?こまるからだ…ごめん、ちょっと席外すね」
舞園「いえいえ、急用かもしれませんし早く出てあげてくださいね」
罪木「待ってますねぇ」
苗木「すぐ戻ってくるよ!」
…………
罪木(こまるさんってだれでしょうか…)
舞園「苗木くんの妹さんですよ」
罪木「あ、教えていただいてありがとうございますぅ…じゃなくて!私口に出してましたかぁ?」
舞園「そんなことより罪木さん」
罪木「は、はいぃ!」
舞園「今日は苗木くんを連れて来てきれてありがとうございました」
罪木「いえいえ!私みたいなやつの顔を休日にまで見せてしまって
舞園「シー…ここは静かに雰囲気を楽しむところですよ」ニコ
罪木「ふゆぅ…ごめんなさいぃ…ついいつもの調子で声が大きくなってしまいました…」
舞園「いえいえ…それに休日に罪木さんを見たからって私は不快な気分になったりしませんよ」
罪木「そうですよね…私の存在なんてどうでもいいですよね…へへへ…すみません」
舞園(これは重症ですね……う~ん)ヒキワライ
舞園「罪木さんは…今日苗木くんを遊びに誘ったんですよね?どうしてですか?」
罪木「それはですねぇ…この前の昼食では苗木さんとあまり話せなかったのもあって…苗木さんもいつでも誘ってくれといわれたので」モジモジ
舞園(この前のアレのせいですか…やりすぎましたね…しかも罪木さんにアドバンテージを与えてしまった気がします)
罪木「それにそれに、私舞園さんとも話したかったんですぅ」
舞園「えっ?」
舞園(これは予想外です…あれの後に私と話したがるなんて…じつは強いメンタルの持ち主?)
罪木「舞園さんってとってもスタイルが良くて素敵なプロポーションじゃないですかぁ」キラキラ
罪木「どうして7そのスタイルを維持しているのか是非伺いたくてですねぇ」テレテレ
舞園(この一見して女の子らしい悩み…しかしバストは罪木さんの方がありますし罪木さん自体スタイルは悪くないはず…)
罪木「私この体型だからかノロマとか豚って言われてそれでぇ…」
舞園(なるほど…西園寺さんのせいですね…普通の女の子なら誰しもスレンダーな体型に憧れますよね)
罪木「でも今日の舞園さんの姿を見てわかった気がしました…やっぱり毎日の努力が必要なんだって」
舞園「そうですよートップアイドルのセンターを守るには才能だけじゃ全然足りないんです。だから努力を積み重ねるしかないんです」
罪木「私も明日から軽いジョギングからでも始めてみようと思いましたぁ…舞園さんのおかげです」
舞園「えっ?」
罪木「舞園さんの頑張る姿を見たら私もそのぉ…頑張ってみよう!…って私なんか意気込んだところで
舞園「はいストップ」罪木の口に人差し指当て
舞園「頑張ろうと思うのは決して悪いことじゃありませんよ。むしろ立派だと思います。「」
舞園「そして私の姿を見てそう思ってくれたならこれほど嬉しいことはありません」ニコッ
罪木「あわわわわ、あの、その私ぃ」
舞園「罪木さんも自分を変えたいならまずは苗木くんを見習って前向きになってみませんか?」
罪木「いきなりあそこまで前向きになるのは難しいと思いますが…そっちも頑張みますぅ…えへへ」
舞園「その意気です!…それにしても苗木くん遅いですね~」
罪木「妹さん何かあったんですかねぇ…心配ですぅ」
舞園「…罪木さんは」
罪木「はいぃ」
舞園「苗木くんのこと、どう思ってますか?」
罪木「へ、へぇえええええ?!」
舞園「シッー」
罪木「す、すみませぇん…最近仲良くなった私のことを気にしてくれて、許してくれる優しい友達ですぅ」モジモジ
罪木「こんな私を励ましてくれて…優しくしてくれて…気にかけてくれて…」
舞園(この反応…はぁ、またライバルがふえちゃうんですかね…)
舞園「…私は苗木くんと同じ中学校でした」
罪木「えぇ…同じ中学校から二人も超高校級の生徒が出たなんてすごいですぅ」
舞園「でも希望ヶ峰学園に来るまでは喋ったこともありませんでした」
罪木「………」
舞園「でも私はずっと苗木くんを見てきました。最後まで喋れず終いでしたけどね…」
舞園「私も苗木くんは気になる人です。だから」スッ
罪木「ふぇ?」
舞園「私たち友達になりましょう。顔見知り程度じゃない、本当の友達に」
罪木(こ、これは…この差し出された手はまさか…噂の握手ってやつですかぁ~?!)
罪木(し、しかも舞園さん今お友達になろうって…)
罪木「ふぇ…」ジワァ
舞園「つ、罪木さん?私何かしちゃいました?」
罪木「ち、違うんですぅ…嬉しくって…こんなこと言ってもらえたの初めてでぇ、それで…うぅ、すみませぇん」
舞園「罪木さん……もぅ!大げさですよ!こんなの当たり前のことですよ!それより」スッ
罪木「!…はいっ!こちらこそよろしくお願いします」
ーーーーーーーーー苗木sideーーーーーーーーー
苗木「もしもし?」
こまる「もしもしお兄ちゃん?今どこにいるの?」
苗木「えっ?今から友達と一緒にランチの予定だけど」
こまる「いいなぁ~私も連れて行ってほしかったなぁ」
苗木(僕が家を出るときこまるはまだ寝てたじゃないか…ちょっと機嫌悪そうだな)
こまる「あーあーお兄ちゃんは可愛い妹を置いて自分だけ美味しいもの食べにいってるんだぁー」
苗木「わかったよ…帰りにケーキでも買って帰るよ…」
こまる「さっすがお兄ちゃん!話わかるー三個お願いね!!」
苗木「えぇえ?!」
こまる「そうそう!今日の夜は久々マグロの目玉が出るんだって!楽しみだなぁ」
苗木「えぇ…またあれなのかよ…」
こまる「なにー?食べないなら私にちょうだいよー」
苗木(ここからなんでもない雑談が続いてしまった…早く罪木さんと舞園さんのところに戻らないと…)
ーーーーーーーーー舞園&罪木話し中ーーーーーーーーー
苗木(罪木さん、舞園さんとうまく話せてるみたいだね…ここからじゃどんな話をしてるか聞こえないけど…)
苗木(二人共いい笑顔だね!らーぶらぶ…何言ってるんだ僕は…あ、握手した)
苗木「そろそろいいかな?」
苗木「ごめんね、遅くなっちゃったよ」
舞園「いえいえ、まだお料理も来てませんし、それに罪木さんとのお話もとても楽しいですよ」
罪木「きょ、恐縮ですぅ…私も舞園さんとお話するのはとても楽しいですよ」
舞園「それにしても結構長電話だったんですね」
苗木「いやぁ…妹がさ、私も連れて行ってほしかったなぁって話からちょっと長くなっちゃったよ」
舞園「ふふ、妹さん、まだお兄ちゃん離れできてないんですね」
苗木「兄離れというか…いいように扱われてる気がするよ」
罪木(妹さん、羨ましいですぅ)
罪木「それなら次は妹さんも一緒に来ましょうよ!」
舞園(この人、次も苗木くんと遊ぶ約束を自然に…やりますね罪木さん)
舞園「そうですね!またこのメンバーで妹さんも加えて一緒にご飯を食べましょう!」
オマタセシマシターゴチュウモンノランチセットデス
苗木「わぁ~いい匂いだね!とっても美味しそう!」
舞園「冷めない内に食べてしまいましょう」
ーーーーーーーーー昼食を終えてーーーーーーーーーーー
苗木「すっごく美味しかったね!流石舞園さんオススメのお店だよ」
舞園「ふふ、喜んでいただけたようで何よりです」
罪木「どのケーキもとっても美味しかったですぅ」
苗木「これからどうしようか?」
舞園「せっかくですし近くのデパート行きませんか?私買いたいものがあるんですよ」
苗木「僕は大丈夫だけど罪木さんもそれでいいかな?」
罪木「えぇ?私もご一緒させてもらえるんですか?!」
舞園「なに当たり前のこと言ってるんですか!友達なんですから当たり前じゃないですか!」
苗木「罪木さんだって西園寺さんや澪田さんと買い物ぐらい行くんじゃ…」
罪木「そ、それはそうですけどぉ…同じクラスの人以外と遊んだ事無くて…」
苗木(なんで照れながらそんな重い話を…)
苗木「なんていうか…うん、これからそういう機会増えると思うから慣れた方がいいんじゃないかなーって思うよ」
舞園「希望ヶ峰の人はみんないい人ばかりですしね!葉隠くん以外は」
苗木「そうだね!みんないい人ばかりだよ!葉隠くん以外は」
舞園・苗木「はっはっは」
苗木「罪木さん、お金とか貸したらダメだよ?」
罪木「はいぃ…気をつけます…」
ーーーーーーーーーデパートーーーーーーーーー
僕はデパートに入り舞園さんと罪木さんの買い物に付き合った。改めて女の子の買い物って長いと思い知った。
舞園さんが罪木さんに服を選んだりしてあげていた。罪木さんは疲労回復のサプリメントなどを舞園さんに教えて
いた。僕自身は帰りにこまるにケーキを買うだけでいいんだけど…結局荷物持ち状態だった。
二人共たくさん買うなぁなんて思っていた時だった。
西園寺「あれ?冴えないチビの苗木おにぃじゃん。こんなところで荷物番とか誰のパシリにされてるわけ?」
小泉「こら、ひよこちゃん。ごめんね苗木。誰かと一緒に来てるの?」
たまたま小泉さんと西園寺さんに出くわした。それにしても西園寺さんは毒舌だなぁ
苗木「あぁちょっと罪木さんと
西園寺「はぁ?!あのゲロ豚と休日にデート?苗木おにぃ気持ち悪い~」
罪木さんと舞園さんって言おうとしたら遮られてしまったワケだけど…罪木さんのことを悪く言わないでほしい
小泉「ほらひよこちゃん、蜜柑ちゃんを取られたからって拗ねないの」
西園寺「はぁ?!誰があんなゲロ豚…別に誰と何しようが関係ないし!」
小泉「ごめんね苗木、邪魔しちゃったかな?」
苗木「いや、そんな…それよりさっきの話なんだけど」
~苗木説明中~
西園寺「はぁ?舞園も一緒なわけ?全然デートじゃないじゃん!」
苗木「それを言おうとしたんだけど西園寺さんが…」
西園寺「はぁ?なに?あたしに文句あるわけ?」
小泉「でも珍しい組み合わせだよね~あんたたちって何か繋がりあったっけ?」
苗木「この前たまたま学食で一緒になったんだよ(本当のことは言わない方がいいよね…)」
西園寺「ま、ゲロ豚の奴がデートなんてありえないと思ったけどね~」
小泉(一番焦ってたのひよこちゃんだと思ったんだけどなぁ)
苗木「そんなことないと僕は思うけどなぁ。罪木さんは素敵な人だと僕は思うよ」
西園寺「は?」
小泉「おぉ?」
罪木「えぇええええ?!」
舞園「そうなんですか」ニコニコ
苗木「あっ、舞園さんと罪木さん!ちょうど小泉さんと西園寺さんと会って……」
小泉(うわぁ舞園ちゃんすごい黒いオーラ出してる。こんなに笑顔なのに全く写真に収めたくならないぐらいやばいオーラ出てる)
西園寺「よかったねゲロ豚?苗木お兄が素敵な肉だってさ!」
罪木「そ、そんな、私」テレテレ
西園寺「誰も褒めてねーよ!」
小泉「ちょっとひよこちゃん、ごめんね二人とも!私たちもう行くから!舞園ちゃんまた撮影の時はよろしくねー!」タッタッタ
西園寺「ちょっと小泉お姉引っ張りすぎ着物が…」ヒキズラレー
小泉さんと西園寺さんが去っていったあとは舞園さんはずっとニコニコしているだけだった。
笑っているはずなのになんだかとても怖かったな…
罪木さんはこっちをチラチラ見ていて緊張している様子だった。
さっきまであんなに会話があったのにどうしたのかな?
苗木「そろそろ帰ろうか?いい時間だしね」
罪木「その…今日は本当にありがとうございましたぁ……とっても楽しかったです」ニコニコ
舞園「私の方こそ!色々忙しい身ですけど、予定が合ったらまたみんなで遊びましょうね」
そっか…舞園さんはアイドルだし今日はたまたま予定があっただけなんだよね。また遊べる日があるといいな
舞園「たまたま予定が合って国民的アイドルと遊べる日があるなんてやっぱり苗木くんは超高校級の幸運ですね!私も楽しみにしています」
苗木「あれ?僕いま
舞園「エスパーですから!苗木くんは罪木さんを送ってあげてください。私はここから家が近いので」
苗木「そっか…舞園さん今日は本当にありがとうね!」
舞園「こちらこそありがとうございました!また学園で…罪木さん」チョイチョイ
罪木「はいぃ?なんでしょうか?」
舞園「今は一歩リードされているかもしれませんが…負けませんからね」ボソッ
罪木「え、ぇえ?!あ、あの、その」
舞園「また遊びましょうね!それでは」
そう言うと舞園さんは慣れた感じでタクシーを拾って行った
苗木「じゃあ罪木さん、僕たちも行こうか?」
罪木「は、はぃい!不束者ですがよろしくお願いしますぅ!」
苗木「えっ?」
罪木「はっ、私ったら何を…す、すみません私なんかが出しゃばった真似を!なんでもするので
苗木「じゃあとりあえず帰ろうか?待ち合わせた駅から罪木さんの家って近いかな?」
罪木「は、はい。本当に歩いて直ぐなんでそんなに気を使っていただかなくても」
苗木「舞園さんに頼まれてるしね、それに僕ももうちょっと罪木さんと喋りたくてさ」
罪木「苗木さん…」
苗木「どう?今日はたのしめたかな?」
罪木「はい!とっても!舞園さんがですねぇ」
そこから罪木さんの話をたくさん聞いた
本当にとても楽しそうに話してくれて、今日のことだけじゃなく77期生のみんなの話とか自分のこととか色々話してくれた。
こんなに喜んでもらえるとなんだかこっちまで嬉しくなるな!
狛枝「こっちの方からすごい希望の気配がすると思ってきてみれば…やっぱり苗木くんだったか。
休日に苗木くんを見れるなんて僕はなんて幸運なんだろうね!しかも罪木さんといい雰囲気になってるし。
そりゃ僕なんかがあの二人に話しかけるなんておこがましいことできないしそのぐらいの空気は読むけどさ…なんだろうね。
まだ今の希望じゃ弱いよね。やっぱり希望が大きく輝くためには絶望という踏み台がないとダメなんだよね。
もしその絶望を乗り越えたら二人の希望はもっと大きく輝くんだろうね…考えただけでもワクワクするね!アッハハ!!
僕の幸運でなにか起きないかなぁ…偶然何か起きないかなぁ…苗木くんの幸運に僕の幸運がどこまで通用するかなぁ」
このSSまとめへのコメント
期待
超絶期待
珍しいだけに完結させてほしいな