エレン「いやー見事に騙されたなｗｗｗｗｗ」

ミカサ「……」

エレン「筋肉女とか正直ないわｗｗｗｗｗｗｗ」

ミカサ「そんな……」ｶﾞｸｯ

ジャン「エレンの野郎！　許せねえ！！」ｶﾞﾀｯ

ジャン「おいエレン！」

エレン「なんだよ」

ジャン「お前の母ちゃん、実は生きてるらしいぜ」

エレン「えっ……？」

エレン「ホントかよ！！？　どこに行けば会えるんだ！？」




ジャン「ねーよｗｗｗｗｗエイプリルフールだバーカｗｗｗｗｗ」

エレン「」

ジャン「エレンざまぁｗｗｗｗお前の母ちゃん巨人の餌ｗｗｗｗｗ」

エレン「そんな……母さん……」ｶﾞｸｯ

アルミン「ジャン、なんて酷いことを……！！」ｶﾞﾀｯ

アルミン「ジャン！」

ジャン「んだよ」

アルミン「ミカサが君のことを好きだって言ってたよ」

ジャン「えっ……？」

ジャン「マジかよ！！？　実は俺も――」



アルミン「ウソミンｗｗｗｗｗエイプリルフールだミンｗｗｗｗｗ」

ジャン「」

アルミン「半径50km以内に近づくな馬糞がｗｗｗｗｗｗ」

ジャン「そんな……ミカサ……」ｶﾞｸｯ

マルコ「アルミン！　あんまりだ……」ｶﾞﾀｯ

マルコ「アルミン！」

アルミン「どうしたの？」

マルコ「こないだ教官が話してたんだけど、君は上位10人入り確実らしいね」

アルミン「えっ……？」

アルミン「本当に……？　僕なんかが……」



マルコ「ウソじゃボケェｗｗｗｗｗエイプリルフールじゃいワレｗｗｗｗｗ」

アルミン「」

マルコ「メインキャラの中で上位10名に入れないのはお前とそこのソバカスだけだよｗｗｗｗ」

アルミン「そんな……」ｶﾞｸｯ

ユミル「あ？」

ユミル「おいそこのソバカス」

マルコ「何だい？」

ユミル「お前は優秀な指揮官としてこれからも活躍するんだろうな。期待してるよ」

マルコ「えっ……？」

マルコ「そんな……照れるよ//」



ユミル「ウソに決まってんだろｗｗｗｗｗエイプリルフールだっつのｗｗｗｗ」

マルコ「」

ユミル「お前はすぐ死ぬんだよｗｗｗｗ何の見せ場もなくｗｗｗｗｗ」

マルコ「そんな……僕の人生って……」ｶﾞｸｯ

クリスタ「ちょっと、酷いよユミル！」

ライナー「そうだな、クリスタの言うとおりだ」ｶﾞﾀｯ

ライナー「ユミル！」

ユミル「何か用か？」

ライナー「お前はいつもクリスタと一緒にいるが――」

ユミル「そうだけど？」

ライナー「クリスタと結婚するのはこの俺だ！」

ユミル「嘘つけ」

ライナー「」

ベルトルト「エイプリルフールを出すまでもなくやられた……！？」

ユミル「ゴリラなんかに渡すもんかよ。なぁクリスタ」

クリスタ「え……？　もしかしてライナー、私のことを……//」

ユミル「」

ユミル「嘘だろ……？　私のクリスタが……」ｶﾞｸｯ

ベルトルト「自滅か……策士策に溺れるとはこのことだね」

一同「」ｼｰﾝ

クリスタ「ひどい……！　みんなを助けなきゃ！」

ベルトルト「いや、そんなに無理しなくていいんじゃないかな？」

クリスタ「えっ……？」

ベルトルト「みんなに天使とか言われてるけど、君の本性って結構アレじゃないか」

クリスタ「」

ベルトルト「いや、別に傷つけるつもりで言ったわけじゃないんだよ？　僕はただ――」

クリスタ「うわああああああん！！！」ｶﾞｸｯ

ベルトルト「あっ、ごめん……」

アニ「ベルトルト」

ベルトルト「何？」

アニ「無いわ」

ベルトルト「」

アニ「……残ったのは私とバカ二人だけか」

コニー「あっ！　今お前バカっつったろ！？　バカって言ったほうがバカなんだからな！！」

サシャ「そーだそーだ！」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

アニ「分かったよ。三バカでいい」

一同「」ｼｰﾝ

コニー「それにしてもひでえ有様だな」

サシャ「エイプリルフールだからってみんなハメ外しすぎですよ！」

アニ「付き合ってられないね」ﾊｧ

コニー「後半エイプリルフールほとんど関係なくなってたけどな」

サシャ「でも皆さん情けないですよ！」

サシャ「兵士たるもの、精神力の強さも重要ですからね！」ﾄﾞﾔｧ

コニー「あっ、悪いサシャ、お前の明日のパン間違えて食っちまったわ」

サシャ「」

サシャ「いやああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！」

コニー「うっそぴょーんｗｗｗｗｗエイプリルフールだぴょんｗｗｗｗ」

サシャ「いやああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！」

コニー「おーいサシャ、エイプリルフールだって……ダメだ聞こえてねえ」

コニー「よっしゃ俺の勝ちだな！」

アニ「何の勝負してるの？」

コニー「いやーとうとう二人になっちまったな」

アニ「みたいだね」

コニー「そうだ！　折角だしお前もなんか嘘つけよ」

アニ「私はいい。こんな下らないことに興味なんか――」

コニー「いーからいーから！　とりあえず一個だけそれっぽいやつ！」

アニ「……分かったよ」

アニ「私は、人類の敵なんだ」

コニー「えっ……？」



コニー「ぶっふぁｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

コニー「あのアニが真面目な顔でギャグ言ってらｗｗｗｗｗウケるｗｗｗｗｗ」

アニ「……これで満足かい？」

コニー「おう！　俺はもう寝るぜ！　じゃあな～」ﾋﾗﾋﾗ

アニ「……」

アニ『私は、人類の敵なんだ』

アニ（もし、これが嘘だったら……）

アニ（……いや、それはあり得ない）

アニ（だから……）

アニ（この気持ちも、きっと嘘だ）