花陽「最近エリマキトカゲ飼い始めました!」穂乃果「へえ~」 (36)

穂乃果「穂乃果は爬虫類苦手だなあ……」

花陽「見た目は気持ち悪いかもしれないけど慣れると可愛いよ」

穂乃果「名前とか付いてるの?」

花陽「エリマキですっ」

穂乃果「え?」

花陽「エリマキですっ」

穂乃果(あ、そのまんまなんだ)

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凛「かよちん、穂乃果ちゃん、なんの話してるの?」

穂乃果「あ、凛ちゃん。えっとね、花陽ちゃんのペットの話だよ」

凛「ペット?えー!凛知らないよ!どんな飼ってるのかよちん?」

穂乃果「エリマキだよね」

花陽「はい!エリマキです!」

凛「えっ……」

凛(絵里真姫!?)

凛「ええっ!?そ、それってどうやって飼ってるの!?」

花陽「え?砂を入れたおっきな水槽だよ」

凛「す、水槽に!?」



以下妄想↓

花陽『えへへ♪可愛いな、絵里ちゃんと真姫ちゃん』

絵里『は、花陽!お願い!こんな狭いとこいやよ!』

真姫『出しなさいよ!意味わかんない!』

花陽『えへへ♪2人とも可愛いです』


凛「」

穂乃果「そういえば餌とかは何食べるの?」

花陽「えっとね、コオロギとかマウスをあげてます」

凛「にゃっ!?」

穂乃果「うわぁ……穂乃果は絶対無理だ」

花陽「私もです、花陽はピンセット使ってます。お父さんは素手ですけど」

穂乃果「ピンセットでも無理だよ……」

花陽「あ、フルーツも食べますよ」

凛「」




花陽父『はーい絵里ちゃんどうぞ』

絵里『ひいいいいっ!?いやぁ!コオロギいやああああ!』

花陽『うーん、マウス派かな?』

花陽父『よしっ、ほれっ』

絵里『ぎゃああああっ!!誰か助けてぇぇー!!』

真姫『ヴエエッ……フル-ツオイシイ……(白目)』

凛「か、かよちん……そんなのあげるなんてあまりにもひどいよ!」

花陽「えっ?美味しそうに食べてるけど……」

凛「ええっ!?」




花陽『はいっ、どうぞっ』

絵里『わーい♪花陽がくれるマウスは美味しいなあ♪』

真姫『プリプリしててクセになるわね♪』

凛「す、すでに調教されている……!?」

花陽「?」

穂乃果「そういえばアレはしないの?」

花陽「アレ?」

穂乃果「ほら、アレだよ!パッて開くやつ!」

凛「開く……?」

花陽「ああ!襟がですね!」

凛(絵里ちゃんが……開く?)

凛「口のことだよね?ね?」

穂乃果「え?違うよ、あそこだよ」

凛「そ、それって……///」



花陽『ほら、早く開いてください』

絵里『ううっ……こんな恥ずかしいのいやぁ……』

花陽『見えませんよう。よく見せてください』

絵里『は……はい』

凛「ひ、卑猥だにゃぁぁ!!」

花陽「わっ!?」

穂乃果「り、凛ちゃんどうしたの?」

凛「開くってなに!?なんで!?どうやったらそういう展開になるの!?」

花陽「(あっ、凛ちゃんもエリマキトカゲに興味あるのかな?)えっとね、開くのは怒った時とかが多いよ」

凛「ええっ!?」

凛「怒った時に……開く!?」

花陽「うん」



絵里『もう!花陽ったら真姫ばかり相手して!……たまには私と……ね?』

花陽『しょうがないですね、じゃあおねだりしてください』

絵里『はい……』


凛「にゃああああああ!!!?////」

花陽「凛ちゃん!?」

穂乃果「さっきからどうしたの凛ちゃん!?」

凛「かよちん、いつからそんな卑猥な子に……」

花陽「ええっ!?なんで!?」

凛「なんで!?えっ……それは……その……////」

穂乃果(凛ちゃんどうして顔真っ赤にしてるの?)

凛「とにかく!ダメったらダメにゃぁぁ!!」

花陽 穂乃果「?」

穂乃果「そ、そういえば飼うって決めたのは花陽ちゃん?」

花陽「ううん、お父さんが」

凛(元凶はかよちんのパパか!?)

穂乃果「へえ〜、そういうの好きなのかな?」

花陽「ううん……なんか思いつきみたい」

凛(思いつきで!?)

凛「ちょ、ちょっと待つにゃ!一体どこで買ったの!?」

花陽「え?お店だと思うけど」

凛「お店!?そんな怪しいとこにかよちんのお父さん行くの!?」

花陽「あ、怪しいかな……?」

穂乃果「(ペットショップなら)家の近くにもあるし、穂乃果も時々エサとか買いに行くよ(犬の)」

凛「えっ!?穂乃果ちゃんも飼ってるの!?」

穂乃果「う、うん。あれ?凛ちゃんも(うちの犬)見たことあるよね?」

凛「ないにゃ!そんなの見たことないよ!?」

穂乃果「おかしいなあ……??」

凛(大声出したら疲れた……)

穂乃果「そういえば、エリマキっていくらくらいするの?」

花陽「ネットで調べたら2〜4万くらいでしたからそのくらいかと」

凛「……えっ!?嘘だよね!?」

凛(一人1〜2万!?絵里ちゃんと真姫ちゃんそんなに安いの!?ひどくない!?)

凛「あんまりだにゃ……いくらなんでも……」



悪そうなおっさん『小泉さん!今日はイキのいいJKが入ったから見て見ねえか!?』

花陽父『…………』

絵里『助けてー!!誰かー!!』

真姫『ママぁ……パパぁ……』

小泉「……いくらだ?』

悪そうなおっさん『あんたにはお世話になってるからな、特別に4万で売ろう』

花陽父『……交渉成立だ』

凛「そんな……そんにゃ……」

凛(ああ、でもどこぞの悪い人よりはかよちんのお父さんならまだ安心かも…….ってそうじゃないにゃ!!)

穂乃果「さっきから凛ちゃんどうしたんだろ?」

花陽「さ、さぁ……?」

穂乃果「そういえば凛ちゃんの家はペット飼ってるの?」

凛(既に穂乃果ちゃんは絵里ちゃん達を人間扱いしてないの!?)

凛「かっ、飼ってないにゃ!何言ってるの!?凛はそんなことしないから絶対に!!」

穂乃果(えっ……なんか怒られちゃった……)

花陽「凛ちゃん大丈夫?さっきから変だよ?」

凛「ハァハァ……ゴメンね穂乃果ちゃん。凛ちょっと持病が……」

花陽「凛ちゃん持病なんか患ってないでしょ」

凛(穂乃果ちゃんもかよちんも……悪くないにゃ……ただちょっとアレなだけだよ、アレってなんにゃ)

穂乃果「あ、そういえば、昔ね、海未ちゃんは小鳥飼ってたんだよ」

凛「!?」

ことり『ピィィ!やめて!やめてよ海未ちゃん!首輪引っ張らないで!』

海未『おら、歩きなさいペット。自分の身分をわきまえたらどうです?』

ことり『ピィィィィィ!私は海未ちゃんのペットですぅぅ!』

凛「みんなクズなの?」

穂乃果「えっ!?」

花陽「凛ちゃんが死んだ目になってる……」

凛(そっかー……幼なじみの闇って深いんだね。凛勉強になったにゃ)

花陽「あっ、そうだ、凛ちゃん、穂乃果ちゃん」

花陽「今からエリマキ見に来ない?」

凛「!?」

穂乃果「うーん、触らないなら行ってみようかな」

凛「えっ……」

凛(かよちんは一体何を考えてるの……?ま、まさか!?)



花陽『えへへ、次はほのりんです』

花陽『可愛がってあげるね凛ちゃん。幼なじみだから、特に……ね?』

凛「にゃああああ!!ダメにゃ!それはダメにゃかよちん!そんな禁断の飼育方法なんてちょっと嬉し……って違うにゃ!」

凛「こ、こうなったら……!次の被害者が出る前になんとかしなきゃ……!」


穂乃果「本当に凛ちゃんどうしたんだろ」

花陽「練習で疲れてるのかな?」

小泉家 リビング

穂乃果「そういえば、花陽ちゃんの部屋に飼ってるの?」

花陽「ううん、空いてる部屋があったからそこにいるよ。温度管理とかも大変みたい」

凛「もう完全にペットなんだ……」

花陽「え?うん」

凛「かよちん……家族でこんなことしてるの……?」

花陽「(お世話なら)そうだよ。お父さんと私がエサやりで……お母さんは鑑賞かな」

凛「かよちんのママは見てるだけなんだ……」

花陽「うーん、触るのに抵抗あるって言ってたから」

凛「ひどい」

花陽「?」

穂乃果「穂乃果も触るのは怖いなあ……噛みつきそうだしバイキン持ってそう」

凛(穂乃果ちゃんは絵里ちゃんと真姫ちゃんのこと、そんな風に思ってたんだね……)

凛「せめて人間扱いしないの?」

穂乃果「え?人間……じゃないと思うけど?」

凛「明日から穂乃果ちゃんを見る目が変わりそう」

穂乃果「ええーっ?」

花陽「た、多分外に出たら死んじゃうかも……」

凛(二人ともそんなに弱ってるの……!?)

花陽「日本だと環境とか違うから」

凛(そりゃ、絵里ちゃんのロシアと比べたら環境は違うかもしれないけど……)

花陽「あ、そういえばこの前逃げ出しちゃって」

凛「にゃ!?」

穂乃果「うわぁー、大変そう」

花陽「その時は家族で血まなこになって探したよぉ〜」

凛(恐ろしい……)

花陽「結局ソファの下に居ました」

凛「はっ!?ソファの下!?」

花陽「う、うん?」

凛「いやいやいや!無理だにゃ!かよちん何言ってるの!?」

花陽「えっ?スペース的には余裕だと思うけど」

凛「10センチもないよ!?」

凛(危険にゃ……2人は相当弱ってるはず……)

絵里『助けて……誰か……』

真姫『……ハァハァ』

凛(凛が2人を助けなきゃ!)

凛「かよちん!!」

花陽「うぇえっ!?な、なに!?」

凛「どこにいるの!?」

花陽「えっ、エリマキさんならそこの部屋だよ」

凛「にゃああああ!!」

花陽「えっ!?凛ちゃん!?」

穂乃果「凛ちゃんそんなに見たかったんだエリマキ」

凛「今行くにゃ!だからもう少し待っててね2人共!!」

穂乃果「え?じゃあ待ってるよ???」

花陽「凛ちゃん、鍵かけてるから持ってくるね」

凛「いらないよ!!一刻を争うんだから!」

凛「にゃりゃあああああ!!」

バキッ!!!ドゴオオオオオ!!

花陽 穂乃果「ドア壊したーーー!!?」

凛「絵里ちゃん!真姫ちゃん!助けに来たにゃ!どこにいるの!?」

凛「絵里ちゃん!真姫ちゃん!」


エリマキ(トカゲ)「ウェェ?」

凛「え?」

エリマキ(トカゲ)「ヴェェ」

凛「と、トカゲ……?」

穂乃果「あっ、これがエリマキ?」

花陽「は、はい」

凛「えっ」

凛「もーーー!!」

穂乃果「そういうことか」

花陽「凛ちゃんずっと勘違いしてたんだね」

凛「トカゲならトカゲって言ってほしいにゃ!」

穂乃果「えー、エリマキトカゲだと長いから」

花陽「幸いドアも直せたよ」

凛「まったく!びっくりしたんだから!」

エリマキ「ヴェェ!!」バッ!

穂乃果「おおっ、開いた」

凛(……なんてこと考えたんだろ///)

花陽「凛ちゃんどうしたの?」

凛「な、なんでもないよ!////」

後日


凛「かよちん、今日も行っていい?」

花陽「いいよ、すっかりエリマキトカゲにハマったみたいだね凛ちゃん」

凛「なんだか見てるだけでも楽しいにゃ♪」

穂乃果「慣れれば可愛いね本当に」

海未「なんの話をしてるんです?」


穂乃果「あ、海未ちゃん。えっとね、花陽ちゃんが飼ってるエリマキだよ!」

海未「えっ…………」

海未「…………」






海未「絵里真姫ぃ!!?」



花陽「あっ、パターン入った……」

凛「やっぱり“トカゲ”って付けようよ穂乃果ちゃん」

穂乃果「そうだね、ごめん」



終わり

なに転載してんの?

236 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage] 投稿日:2015/04/02(木) 22:01:12.05 ID:QUVmZ00TO
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完結したのでよろしくお願いします


なにが「完結した」だ
転載カスが

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