もう日付変わるけどね
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愛「なんですか!!! エイプリルフールって!!?」
絵理「四月馬鹿?」
愛「絵理さんひどい!!! 馬鹿って言いました!!!」
絵理「ひうっ……そうじゃなくて……」
――――
愛「なるほど!!! 嘘をつかないといけないんですね!!!」
絵理「強制じゃないけど……」
愛「分かりました!!! 嘘をつきにいってきまーーーーす!!!」
絵理「あっ……」
バタン!!!
絵理「……」
カタカタカタ……ッターーン!
【悲報】あのアイドルが実は男の娘だった!?
絵理「フヒッ……」
テクテクテクテク
愛「うーん、嘘をつくにしても誰につこうかな……」
愛「あっ!!! あそこにいるのは【安価下】さん!!!」
タイトルに【安価】ってつけるの忘れてたorz
アニデレくらいなら許そうかと思ったけど、やっぱ765、876、ジュピター限定で
安価下
愛「涼さーーーーん!!!」
涼「うわっ!? 愛ちゃん!?」
愛「今日は何の日か知っていますか!!?」キラキラキラキラ
涼「えーっと」
涼(知らないふりをした方がいいんだろうなぁ……)
涼「ごめん、知らないや」
愛「そうですか!!!」
愛(よーし!!! 嘘つくぞぉ!!!)
愛「涼さん!!! 実はですね!!!」
愛「【安価下】」
涼「こ、恋人!? 愛ちゃんに!?」
愛「はいっ!!! 恋人です!!!」
涼「しーっ! しーっ!」
フサギフサギ
愛「むごご……!!!」
涼「愛ちゃん、エイプリルフールでしょ?」
愛「ええっ!!? 知っていたんですか!!?」
涼「うん……わざと騙されようかと思ったけど、流石にその嘘は……」
愛「なるほど!!! 知らないって言ったのが、涼さんの嘘だったんですね!!!」
涼「そういうわけじゃないけど……」
愛「奥が深いんですね……嘘って……!!! 」
涼「う、うん? だから、嘘をつくのも周りを気にしてつこうね?」
愛「はい!!! 頑張って嘘をつきます!!!」
ビュン!!!
涼「行っちゃった……ちゃんと分かったのかなぁ?」
愛「うーむ……奥が深いなぁ……!!!」
愛「あっ!!! あそこにいるのは【安価下】!!!」
愛「ピピン板橋さん!!!」
ピピン板橋「うるせーよ! 二重の意味でうるせーよ!」
愛「すみません!!! 冬馬さんを呼ぶ時はこう呼べって……!!!」
ピピン板橋「誰がだよ!」
愛「絵理さんが……!!!」
ピピン板橋「あのネット中毒者が……!」
冬馬「で、なんだよ?」
愛「ふっふっふ……実はですね……」
愛「【安価下】」
冬馬「ば、馬鹿だと!?」
愛「はい!!!」
冬馬「ふざけるn……ハッ!
冬馬(ま、待て! 落ち着け……こいつが意味も無くこんな事言う奴か!?)
愛「えへへ」ニコニコ
冬馬(最初のピピン呼びからして、これは……)
冬馬「ハッ……!」
冬馬(ドッキリに違いない! バラエティ番組の企画だろう……だとすると俺が取るべき行動は……)
冬馬「ま……そうかもな……俺は馬鹿かもな……」
愛「えっ……」
冬馬「ただし……アイドルっていう名の馬鹿だけどな……」
愛「はぁ……」
冬馬「ふっ……じゃあな……!」
愛「あっ……行っちゃいました……」
冬馬(完璧だったな……そろそろネタばらしか?)
冬馬「……」
翔太「あっ! 冬馬くん、危ない! 空から隕石が!」
冬馬「えっ!? なにっ!?」
翔太「嘘だよー! 今日はエイプリルフールだからね!」
冬馬「あっ……あーーーーーーーー!!!」
冬馬「マジかよ……///」
愛「冬馬さん、変なものでも食べたのでしょうか……」
愛「ん!!? あそこにいるのは【安価下】!!!」
夢子「あら、日高さんじゃない。どうかしたの?」
愛「えっとですね!!!」
愛「【安価下】」
夢子「はぁーーーーっ!? う、嘘でしょ!?」
愛「はい!!!」
夢子「えっ……嘘なの?」
愛「いいえ!!!」
夢子「ええっ……本当にしてたの?」わなわな
愛「はい!!! ドラマみたいなキスをしていました!!!」
夢子「し、親戚同士で……!?」
愛「多分、『きんしんそうかん』の『れずびあん』ってヤツなんでしょうねぇ」
夢子「あ、あいつーーーー!!!」
ダダダッ!
愛「よし!!! 今度はちゃんと嘘をつけました!!!」
愛「でも、何が楽しいのかなぁ? 嘘つくのって……」
愛「いけない! いけない! 今日はエイプリルフールなんだから、ちゃんと嘘つかないとママに怒られる!!!」
愛「おおっ!!! あそこにいるのは【安価下】」
愛「律子さん!!!」
律子「あら、何かしら?」
愛「【安価下】」
律子「はっ……?」
愛「 だ か ら 涼 さ ん が ! ! ! 」
律子「分かった! 分かったから!」
愛「はい!!!」
律子「本当なの?」
愛「本当です!!!」
律子「そう……」
律子「あいつ……私だけを愛してくれるって言ったのに……」
愛「ええっ!?」
律子「許さない!!! 絶対に許さないわよぉぉおおおお!!!」
愛「ひ……ひぃぃいいいい!!?」
律子「なーんてね! 嘘よ! 嘘! 日高さんも変な事してないで……って……」
律子「いない……?」
愛「ど、どうしましょう……まさか、本当に律子さんが涼さんと……」
愛「こういう時ってどうしたらいいんでしょうか……」
愛「辛いんですね……嘘をつくのも……涼さん大丈夫かなぁ……」
愛「ううん……本当の事を言いたいけど、ちゃんと嘘をつかなきゃ!!!」
愛「ややっ!!! あそこにいるのは【安価下】」
愛「あのゆうめいなすーぱーあいどるあまみはるかさん!!!」
春香「こらこら、美少女と千早ちゃんより歌がウマいが抜けてるゾ☆」
愛「そんな事はどうでもいいんです!!!」
春香「お、おう……」
愛「実は!!!」
愛「【安価下】」
春香「ええっ!? 本当に!?」
愛「はい!!! ですので、よろしくお願いします!!!」
春香「そっかぁ……765にねぇ……」
愛「はい!!!」
春香「じゃあ、私とトレードなんだね!」
愛「ええっ!?」
春香「私、876に移籍するからさ。聞いてなかった?」
愛「し、知りませんでした!!!」
春香「そうなんだ。てっきり、伝わってるのかと……」
愛「じゃあ、876に来たら一緒にユニット組めますね!!!」
春香「ん? 愛ちゃんは765に行くんでしょ?」
愛「あっ……!!! えっと……そうじゃなくって……ええと……」
春香「ふふっ……知ってるよ。今日はエイプr
愛「ごめんなさーーーーい!!!」
ダダダッ!!!
春香「あ、あれぇー?」
愛「た、大変だ……もしかすると……あたしが嘘をついたせいで……」
愛「絵理さんが言っていました……なんでも『いんがりつ』がどーとか……」
愛「でも、仕方ないんです!!! 今日がエイプリルフールだから!!!」
愛「次は【安価下】に嘘をつきましょう!!!」
愛「雪歩さん!!!」
雪歩「ひゃい!? な、なんだ……愛ちゃんかぁ……」
愛「お久しぶりです!!!」
雪歩「う、うん……一週間ぶりだけど……」
愛「あのですね!!!」
愛「【安価下】」
雪歩「ええっ!? それってどういう……」
愛「なんか、『まってろよ、いまむかえにいくから!』って言ってました!!!」
雪歩「それって……真ちゃんのまね?」
愛「えっ……はい!!!」
雪歩「ふーん……」
愛「あの……なんか、怖いですよ?」
雪歩「私さぁ……そういう中途半端なものまね大嫌いなんだよねぇ……」
愛「え……えと……」
雪歩「しかも真ちゃんの!!!」
愛「あ……あっ……」ガクガク
雪歩「埋めるしかないかぁ……」
愛「う、埋める!?」ブルブル
雪歩「そうだよ……だって真ちゃんを汚したんだからさぁ……愛ちゃんは……!!!」
愛「そ、そんなつもりじゃ……」ガクブル
雪歩「埋めるんだから、まずは穴を掘らないとね……いや、その前に愛ちゃんを……」
愛「ひっ……」
雪歩「動けなくしないとねぇーーーー!!!」
愛「ぎゃぁぁああああ!!!!!!」
雪歩「って、嘘だよ! 嘘! ご、ごめんね? 最近やってるドラマの役がこんなだから……あれっ? 愛ちゃん?」
愛「大変だ……大変だ……どうしよう……雪歩さんとはもう仕事できないっ……!!!」
【安価下】「あれっ? そこにいるのは……」
愛「ぎゃっ!?」
愛「ごめんなさい! ごめんなさい! 許して下さい!!!」
美希「ちょ、ちょっと! 落ち着くの!!!」
愛「み、美希さん!? ええっと……ごめんなさい!!!」
美希「何があったか知らないけど、ひとまず深呼吸するの!」
愛「ヒッヒッフー! ヒッヒッフー!」
愛「な、なんとか落ち着きました……」
美希「なんかおかしいけど、まぁいいの……それでどうしたの?」
愛「実は……ハッ!」
愛(駄目だ……どこまで言っていいのか分からない……もっと絵理さんにちゃんとルールを聞いておくんだった……!)
愛(あたしの馬鹿!!! 四月馬鹿!!!)
愛(負けない!!! 美希さんにも嘘を!!!)
愛「【安価下】」
美希「ハ、ハニーが交通事故に!?」
愛「そ、そうなんです!!!」
美希「た、大変なの!! ど、どこの病院なの!?」
愛「ええと……双海医院だそうです!!!」
美希「い、行かなきゃ……!! 待っててなのーーーー!!」
愛「うぅ……凄いざいあくかんです……」
愛「あそこにいるのは……【安価下】」
高木社長「ふむ……」
愛「あ、あのっ!!!」
高木社長「あぁ……日高くんかね」
愛「どうかしましたか?」
高木社長「実は……星井くんが……星井くんがぁ!!!」
愛「み、美希さんがどうかしたんですか!!?」
高木社長「交通事故で……!」
愛「ええっ!!?」
高木社長「何故かとても慌てていたらしくてね……トラックに轢かれたそうだ……」
愛「あ……」
愛「あたしのせいだ……あたしの……」
高木社長「はっはっは! ちょっと、悪質だったかな? でも、それはキミも……」
愛「どうしよう……」
高木社長「うんたらかんたら……これに懲りたら……」
愛「うわぁぁああああああん!!!」
ダダダッ!!!
高木社長「日高くん!?」
愛「神様!!! 許して下さい!!! もう嘘はつきませんからぁ!!! 美希さんを!!! みんなを!!!」
【安価下】「ねぇ」
愛「ち、千早さん!!! ごめんなさぁーーーーい!!!」
千早「ど、どうしたの!?」
愛「嘘なんです!!! 全部嘘なんですーーーー!!!」
千早「な、何が!?」
愛「安全運転だし、花嫁は真さんだし、あたしは765に似合わないし、ピピンさんは鬼ヶ島なんですーーーー!!!」
千早「支離滅裂よ!? 落ち着いて!!」
愛「実は……」
――――
千早「なるほどね……ふふっ……大丈夫よ、みんな嘘って分かってるわ」
愛「えっ……」
千早「さっき、美希からメールが来たわ、からかってごめんなのって」
愛「じゃあ、美希さんは無事なんですね!!?」
千早「そうよ。でも、日高さんももうちょっと考えて嘘をつかないとね? 美希も少しだけ怒ってたわよ?」
愛「す、すみませんでした……でも……良かった……」
千早「それと、嘘をついた後はちゃんと嘘でしたって言わないと」
愛「そ、そんな……ルールが!!? 知りませんでした……!!!」
千早「ルールというか……まぁ、そうね、ふふふ」
愛「……千早さんは何か嘘をついたんですか?」
千早「そういえば、ついていないわね……」
愛「もったいないです!!!」
千早「そ、そう? じゃあ、せっかくだし……うーん」
千早「日高さん……実は、私ね……」
愛「はい!」
千早「胸が少し大きくなったの!!!」
愛「ええっ!!?」
愛「全然変わってないように見えますが……?」
千早「……」
千早「くっ……///」
――一方、その頃――
夢子「涼~~~~!!!」
涼「ギ、ギブ! 痛い! 痛いからぁ!」
夢子「ギブ!? じゃあ、認めるのね!? 律子さんとキスした事を!」
涼「ち、違っ! そうじゃなくて!」
夢子「問答無用!!!」
涼「ぎゃおぉぉおおおおん!!!」
おわり
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