男「ふんふ～ん」

男「メロンパンうまいなー」

男「……」

男「……」

男「……はぁ」

男「ふんふ～ん」

男「メロンパンうまいなー」

男「……」

男「……」

男「……はぁ」

男「女ぁ…」ﾒｿﾒｿ

男「いくら俺がダメ男だからって…」

男「付き合って3日で別れることになるなんてな…」

女『男くんってなんか優柔不断だしナヨナヨしてるからやだ！別れよ！』

男『そんなーーーっ』

男「ってな感じで即、…」

男「おまけに20年間ずーっと童貞のまま…
　　彼女もアレ以来もうないだろうしな…」

男「まず大学も受かったのに行ってない俺なんかに、
　　彼女なんて出来るワケないよな」

男「はぁ…」

ﾌﾖﾌﾖﾌﾖﾌﾖ　ﾄﾞｺｰｰｰｰﾝｯ

男「なっ、なんだぁ！？」

幼女「うぅぅぅ……」

男「こ…っ子供！？」

幼女「うぅ…痛いでありマス」ｽﾞｷｽﾞｷ

男「…」(まぁ確かに痛いよね)

幼女「」ｼﾞｰｯ

男「え…」

幼女「」ｼﾞｲｨｨｨｯ

男「えっ、えぇっ…」

幼女「きさまっ」ﾋﾞｼｯ

男「はっ、はひっ！？」ﾋﾞｸｯ

幼女「此処はドコでありマスか！？」

男「えぇぇっ！？」

男(ち、地球人じゃないのか！？)

幼女「どんな状況か理解皆無でありマス！説明するでありマス！」

男「」ｲﾗｯ　(こいつ…ガキのくせして生意気だな)

男「え、えーっと…お嬢ちゃん、お母さんは？」ﾆｺ

幼女「母などいないでありマス」ﾌﾟｲｯ

男「なっ…じゃ、じゃあ誰かお家の人は？いないのかな？」

幼女「ひとりで来たでありマス」

男「えっ…で、でも、どうして空から降ってきたの？」

幼女「そ、それは……」ﾓｼﾞｮﾓｼﾞｮ

男「……」

男「じゃ、じゃあ、これだけ教えて！どこの国の子？」

幼女「あたしは宇宙から来たでありマス。地球侵略を図っているでありマス」

男「まっ、マジかよ！」

幼女「ホントでありマス」

男「な、名前は？」

幼女「それよりあたしは行くあてがないでありマス。
　　　きさまの家に案内するでありマス」

男「はぁ！？」

男宅

男「どうしてこうなった」

男(幼女をこのボロアパートに連れてきてしまった…)

男(しかもなんか不思議系幼女っぽいし…)

男(この子、自分が宇宙人だと思ってんのかな？)

幼女「あたしは地球侵略するでありマス！えいっ、たぁーっ」ﾋﾟｮﾝｺﾋﾟｮﾝｺ

男(ダメだ、はやくなんとかしてあげないと)

男「ね、ねぇ幼女ちゃん」

幼女「なんでありマスか」ｷﾞﾛｯ

男「怖っ！」

幼女「言っておくけど、あたしはホントにこの星の住民ではないでありマスよ」

男「な、なぜそれを！？」ｷﾞｸｯ

幼女「そんなに疑うなら、色々質問してみればいいでありマス。
　　　証拠も揃ってるでありマス」ﾌﾟｲｯ

男「ふ、ふぅーん…」

男「じゃ、じゃあ、遠慮なく…」