マオウ「なんでやの?」
側近「さあ」
マオウ「わい悪いこと言った?」
側近「知りません、あとそのエセ関西弁やめてもらえます?」
マオウ「いやじゃ」
側近「そういうところですよ」
マオウ「だ、だってぇ」
側近「マオウとしての威厳を保ちたいとかはわかりますがね、エセ関西弁じゃたもちませんよ」
マオウ「ほんまに?」
側近「はぁ……」
マオウ「えっ」
側近「はぁ……」
雑魚「側近さま!」
マオウ「おおう、ざこじゃないか!よっ」
雑魚「うるせえよはげ!おいらは側近さまに用があるんじゃ!」
マオウ「」シュン
側近「なにようですか?」
雑魚「炎の四天王さまが勇者たちに惨殺されました」
側近「なっ……」
雑魚「なんでも、湖に蹴り落とされたようです」
側近「まあ」ウットリ
雑魚「勇者たちの顔はみな笑っていたようです」ガクブル
側近「わかりますわ、その気持ち」
側近「で、聞きました?マオウさま」
マオウ「はぁ、ウチが女の子だからみんなついてきてくれへんのかなぁ」
側近「マオウさま?」
マオウ「雑魚にはげ言われるし……はげてんのかな、ウチ」
側近「おい」ガシッ
マオウ「ひゃっ!?」
側近「聞きましたか?さっきのはなし」
マオウ「あ、ごめんなさい」
側近「」チッ
マオウ「あわわ」
側近「まあいいでしょう。四天王再弱の炎がやられました」
マオウ「えっ?あのやたらあつい炎が?」
側近「はい。炎の四天王とかいわれてるのに下級の火属性呪文しか使えない肉弾魔神です」
マオウ「まあ常に燃えてるしいいんじゃない」
側近「それは、まあ」
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