22

男「22歳…。変わるのが、いささか遅すぎた気がしないでも無いけど……」

男「まあ、そんなことはいい」

男「俺がリアリストになる第一歩…
手始めに、>>7 するとしよう」

男「今までは、線で造られた世界にばかり没頭していたが、
今日という今日は、棄ててやるからな……！」

男「俺は真人間になるんだ」

ランニング

ごめん寝てたお…


男「よし、ランニングをするぞ！」

男「地に足をつけた生活を送るのには、健康な体が肝要である」

男「そして、そんな体を作るのは文字通り、
地に足をつけて走る、ランニングという訳だ！」

男「…うん、我ながら意味の分からないことを言ってしまったな」

男「さ、時間が勿体ない。早く着替えて外に出よう」


ありふれたジャージに着替えた俺は、一週間ぶりに外に出た。
外は眩しい光に満ちていて、俺の眼球を刺激した。
さて、真夜中ではなく日中に外へ出たのは、何年振りだったか…。
少し小さくなった運動靴を窮屈に思いながら、
足は昔よく遊んでいた、近所の公園に向かっていた。


どのくらい走り込みますか？

1.久々の運動だから軽めに

2.少し無理する

3.かなり無理する

4.アホみたいに…

>>10