女「拾ってくれ」 男「は?」 (26)
どうも、SS書くの初です。ほぼ何も分からぬひよっこですが、皆さんに助けてもらえれば、と思います。挨拶はほどほどにSSに移ります
ザアアアアッ……男「ふんふんふーん♪」 トントン 男「………」 女「………」 男「うわあああああ!?」 女「何を驚いている?」 男「いや、誰だよ!?」 女「女だ」フンスッ 男「あ、いや……」(なんだこいつ!?いや、可愛いけどよ!) 女「……っ!?///」ボコッ 男「いでえっ!?な、何すんだよ!?」 女「貧乳で悪かったな!」 男「はい?」 女「ふんっ」 男「…………」(どうしよう、なんか可哀想に見えてきた……) 女「まぁいい、私を拾ってくれ」 男「はい?」(おかしい、何なんだこいつは!?)
一回切っていいんだよね?まぁいいや切ります。
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ザアアアアッ……今日の天気は雨。しかし俺の心は晴れやかだった。
今日が給料日だからである。
苦学生の俺としては月に一度の多少の贅沢が出来る聖なる日なのだ。
男「ふんふんふーん♪」
鼻唄を歌いながらオンボロアパートの二階にある自室の階段を上る。
カンカンカン…錆びた赤い階段を昇るにつれて違和感を覚える。
俺の部屋の前に誰かいる…?女?
…俺に用…な訳ないか…女の友達なんて出来た事無いしそもそも作る気も無い。作り方が分からないからって強がりを言ってる訳じゃないんだからね…。あー思考がまとまらない。
ガチャガチャ…あれ?部屋の鍵が合わない…おかしいな…ガチャガチャ
表札を見ると「隣人」と書いてある。
あれ?俺の部屋じゃない…
男「………」
女「………」
目が合う…やはり女がいるのは俺の部屋の前だ。
前だ…まえだまえだ…前○あつこ…まえだ…えーと
男「うわあああああ!?」
女「何を驚いている?」
男「いや、誰だよ!?」
女「女だ」フンスッ
男「あ、いや……」(なんだこいつ!?いや、可愛いけどよ!)
女「……っ!?///」ボコッ
男「いでえっ!?な、何すんだよ!?」
女「貧乳で悪かったな!」
男「はい?」
女「ふんっ」
男「…………」(どうしよう、なんか可哀想に見えてきた……)
女「まぁいい、私を拾ってくれ」
男「はい?」(おかしい、何なんだこいつは!?)・
ワタシヲヒロッテクレ?落ち着け…今この女なんて?…私を拾ってくれ?
って言ったのか?初対面の俺に?私を拾えって事はつまり捨て猫的な意味で?餌を上げたり撫でたり家賃と称して肉きゅうをプニプニさせた頂いたりテレビを見てる時膝に乗ってきて可愛さに身悶えしろって事なのか?
いぃや!待て待て待て…!!
早まるな!男よ!
ワタシヲというなんか俺の知らない言葉…なんか外国の主にアジアの方の特産的な物質…それを落としたから拾ってほしいって意味かも…!
いやもしかしたらドッキリか!?あー!ドッキリだな!そうだ!ついに来やがったな!脳内で予行演習してた甲斐があったと言うもの!
クールに!常にクールに振る舞うんだ!男よ!
ドッキリなんて人を陥れて笑い者にし金を稼ぐだけのクソ番組だ!俺騙せずに仕掛人から小道具から丸々大損しやがれ!
女「おい…!聞いてるのか!?」
男「ひゃい!」
違ーう!!!!こんなんじゃない!!そこはイケボで「なんだい?」って言う所だろー!!いきなり声かけるなよ!!これじゃプロデューサーの思うツボだろ!!落ち着け!クールに!!冷静になれ!!母ちゃんの乳首の黒さを思い出せ!!
…うん…思ったより冷静になれるな…かあちゃんの乳首は…今度から冷静になりたい時使おう…
男「なんだい?」
女「返事を聞いていないぞ」
男「え?」
女「私を拾ってくれるのか?それとも嫌なのか?嫌なら私は帰るぞ。春とはいえ雨に濡れた体で外にいては風邪を引くかもしれん」
男「え!?」(この子制服だ…しかもビショビショだ…っていうか帰るとこあるならなんで家に来たんだよ)
女「バカ!私はBカップだ!」
男「そんな事考えてねぇよ!!説明が無くて状況が理解できん!帰るとこがあるなら帰れよ!大人をからかうな!」
女「説明?…まったく女の口から言わせるのか…?それに帰る所はないぞ。還ると言ったのだ。土に還り他の生を繋ぐ存在になると…」
男「それって…じ…自…殺って事?」
女「その言い方は好きではない。生き方も死に方もそのタイミングも私の自由だ。私は死んだら土に還りたい。墓石に閉じ込められこの世の理の輪から外れるなんて寂しいじゃないか?」
男「お…落ち着けよ…そんな自殺なんて…まぁ立ち話もなんだしさ…ちょ…ちょっと寄ってってコーヒーでも飲みなよ!そしたら考えも変わるよ!さぁ!さぁさぁ!上がって上がって!」
女「おぉ!拾ってくれるのか!?」
男「その話も含めてさ!まぁ中で聞くよ!」
ガチャ…バタン!
完全に理解した。俺は完全に理解してしまった。
これはドッキリだ…!司会は多分中居君だ…!
なるほど!苦学生に可愛いJKをぶつけてみよう的な企画だ!
しかし…中々いい仕掛人を用意したモンだ。
女「ん?なんだ?じろじろ見て」
まぁそれならそれで騙されてるフリして楽しむのも悪くない。自殺なんてどうせするつもり無いくせに…仕事とはいえ軽々しく命を口にした罪は重い。こいつにもお仕置きが必要だな。
男「いやぁ悪かったね!気が利かなくて!さぁさぁ適当に座りなよ!」
女「それはありがたいが…床が濡れてしまうぞ?」
そういえばこの子ビショビショなんだった…
綺麗なロングの黒髪。
切れ長の目。
背は少し高め…165センチぐらいか?
声は「沢城みゆ○」さんのような少しハスキーな声…
胸は…
女「うるさい!まだ成長期だ!Cぐらいにはなる予定だ!今に見ていろっ!愚か者め!」
男「誰も何も言ってねぇよ!…まぁとりあいず、なんだ…まずは風呂でも入って来いよ」
女「む…うむ…!すまないな」
男「風呂は玄関の左側だ。タオルはそこに干してある奴適当に使ってくれ」
女「ありがたい」
そういうと女は風呂に行った。
さて…と…
隠しカメラは…どこだ?
ここか!ここか!と心の中でそう叫びながら様々な物をどかしてみても隠しカメラは見つからなかった。
さては…俺の隙を見て仕掛人に設置させるタイプのドッキリか…中々やるじゃないか!!プロデューサー!!
女「おい」
男「ん?」
そこにはバスタオル一枚のJKが立っていた。
濡れた髪…そして風呂上がりに上気した頬…水を弾く綺麗な柔肌…
男「ぶっほぉ!!」
女「どうした!?」
男「お前がどうした!なんだ!なんで裸で出てきた!誘ってるのか!」
女「誘ってなどいるものか!着替えが無いんだから仕方がないだろう!愚か者!」
男「あ…そうか」
女「まったく驚かせるな」フンスッ
男「こっちの台詞だ。待ってろなんか服用意する」
女「本当か!?ありがたい!」
とは言った物のジャージぐらいしか無い。
しかもネタで買った痛ジャージ。
背中に「萌え」と大きくプリントされた物だ。
男「これでいいか?」
女「すまないな脱衣所を借りるぞ」
…
女「着れたぞ」
男「おう。…ぷふっ!」
なんとも…凛とした顔立ちに「緑ジャージ」がよく似合う。
背中には「萌え」。とてもシュールな出で立ちだ。
女「笑うな!」
男「いや似合う似合う!マジで」
女「ほ…ほんとか?////」
男「お…おう」(くそ…可愛いじゃねえか…!)
おっとついついドッキリと言う事を忘れてしまう。
いかんいかん。こいつは人を騙して金を貰う悪魔なんだ…絶対に心を許してはならんぞ!男よ!
男「さて飯で作るか」
女「!!…手伝うぞ!」
男「え?いいよ。テレビでも見てろよ」
女「そういう訳にはいかん!居候として果たせる事は果たしたい!」
男「まだ完全に拾うと決まった訳じゃないぞ。ちゃんとした説明を…」
女「ダメか…?」ウルル…
男「え?」
女「私では…ダメか?」ツー
一筋の涙を流したJK…それを見た俺の中の俺が俺を殴った。
バキッ!
男「ぐほぉ!!」
女「どうした!!何故自分を殴った!」
男「いや…いいんだ気にするな…同然の報いだ甘んじて受けよう…」ボタボタ
料理を誰かの為に作るなんて久しぶりだ。
彼女はというと床にきちんと正座している。
萌えジャージを来ていても絵になるな。
にしてもポニテ可愛い…
ジュー!
男「あっちち!」
女「大丈夫か!?」
男「あぁ問題ねぇ!さぁ出来たぞ!今夜はすき焼きだ!」
女「すごいな!男は!料理も出来る男なんてすごいぞ!」
男「こんなの食材いれてタレいれただけだ。料理の内には入らねぇよ///」
女「殿方が作った料理か!板前以外では初めてだ!」
男「いいから食おうぜ///。冷めるだろ…っ!」
男・女「いただきます!」
女「おいしい…!!」
男「だろ?ゴマ油をちょっと入れるとなんでも旨くなるという世界の理を利用したすきやき男スペシャルだ」
女「二日間何も口にしてなかったから本当に生き返るようだ」
男「は!?そんなに腹減ってたなら言えよ!」
女「武士は食わねど高翌楊枝…だ」
男「え?武士なの?」
女「あ…いや…えと…!失言だ!忘れてくれ!」
なんかすごい設定の仕掛人だな。
武士で貧乳キャラのJKか…
多分新人プロデューサーの初ドッキリ番組なんだろうな…冒険しすぎてまとまってねぇ。
…
男・女「御馳走様でした」
男「ふー食った食った」
女「プッ…中年のような発言だな」カチャカチャ
男「うるせぇ。てかなにしてんの?」
女「片付けぐらいはやらせてくれ」
男「いいって」
女「それでは私の気がすまん。ありがとう男。おいしかったよ」
男「ぐっ///照れるだろ…」
女「ふふっ可愛い奴め」クスッ
男「///っ!俺も片付けるっ!」
女「ダメだ。私が…!」
男「貴重な皿を割られても困るしな」
女「そんな不覚を取る物か…!いいから座っていろ」ググッ
男「おい押すなって…!おわっ!」
ドサッ…
いててと…目を開けると俺が女に覆い被さるような形になっていた。
こんな漫画みたいな事が…現実に起こるとは…!
そんな事を考える暇は無く俺は目の前の光景に見とれていた。
女の切れ長の目が俺の目と合う。向こうも意識しているのか…ほんのりと赤くなっていた。
女「す…すまない…そんなに強く押したつもりはなかったんだ…///」
男(かっ…可愛い…!!)
もうダメだ!耐えられない。
きっとここでキスをしたりしてしまったらドッキリの看板を持ったADが現れて俺が「えっ!?えっ!?」ってなってお茶の間の笑い者にされるんだろう…
でももう耐えられない…こんな可愛い子を組み強いて…耐えられる訳が…
女「…っ!」
目が合う…彼女はゆっくり目を閉じた。
これは…これってつまり…OKって事!?
いいのかい?いいのかい?本当に…しちゃうよ…?
いいんだね?するよ?いくよ?いいの?え?ほんとに?してもいいの?するよ?
えーい!ままよ!
チュッ…
終わった…何もかもが終わった。
そして笑い者にされる人生が始まったんだ…
いやそれよりも…柔らかっ…唇…!ぷるっぷるや…
どうせ笑い者にされるなら少しでもこの感触を楽しんでやるっ!
チュッ!チュチュッ!
女「んっ…ん…」
俺のキスを女は躊躇いもなく受け入れた。
そして俺の首に手を回して向こうからも何度もしてきた。
え!?まだいいの!?ってかこれ放送出来ないタイプのキスだよ!DEEPなkissだよ!早く止めにこないと…ADさん!急いで!
女「軟弱そうに見えて以外と積極的なんだな…惚れ直したぞ///」
男「っ…///」プスプス
女「もう終わりか…?///」
男「っ!!///」
カバッ!
もういい!もうどうにでもなれ!!
俺は決めたぞ!もう全国中継されようがネット配信されようがもうここまで来たら止められるか!
俺は女を抱くぞ!今夜今ここで童貞を捨てる!!
これは決定事項だ!宇宙意思だ!!誰も俺に逆らうな!
女「ちょ…男…乱暴…あっ…///」
男「はぁ…はぁ…」
ジャージの下を脱がすと綺麗な長い足が露になった。
女「お…男…せめて…電気を…///」
男「嫌だ…」
そういってジャージの上もジッパーを下ろし剥ぎ取る。
ジィィィィ!スティッキーフィンガー!!
そんなジョジョネタを挟む余裕はない。
あまりに綺麗な体だ。まるでフィギィアのような…しかし触れれば暖かく合成樹脂のそれとは違う。「本物」の感触があった。
女「あ…あまり見るな…///」
可愛い…くそ可愛い…!
しかし
彼女の下半身を見た時…
衝撃的な事実が俺を襲った。
男「フンドシ…?」
彼女は今流行りのフンドシ系女子だったのだ…
しかも可愛いピンクのフンドシだ。
フンドシ×JK=至高
これが真理か…真理の扉が開いてしまったんだね。
それじゃ…いくよ!
俺はピンクのフンドシに顔をうずめ…嗅ぎ…舐めた…。
ペロッ…これは…絹!!あえてシルクとはいはない!
ピンクの絹のフンドシ!
その設定だけでも俺の燃焼棒はもう臨界点に達していた。
女「あっ…あっ…!やっ…はぁ…んっ!」
男「…っ!!」ペロペロペロペロ!!
女「だめ…!!男っ!待って!!待って…!!!あっ…!!そんな…激しくしたら…イッテしまいそうなんだ…!待って…!あっ…!!!!!!イクッ!!イクイクイクゥゥゥゥゥッ!!!」プシャァァァ!!
男「はぁ…はぁ…///」
女「はぁ…はぁ…///」ピクンピクン…
男「もう…いいよなっ///」
女「ん…来てくれ…私を女にしてくれ///」
フンドシを取ると愛液と俺の涎にまみれた女のソレが見えた。
初めて生で見たが
みんながいう程グロくない。
寧ろこんな可愛い子にこんなやらしい物が…と思うとすごく興奮した。
その炉心に俺の燃焼棒を添える。
女「ふぅ…ふぅ…男…優しく…してくれるか?」
男「約束は…出来ないが…努力はしよう…はぁ…はぁ…」
女「ん…。じゃ…来て」
ズズズズズッ!
女「あっああぁぁぁっ!入ってきてる!入ってきてるの分かる!!お…とこぉ…!!」
男「はぁ…はぁ…入った…か?」
女「うん…すごい体内に体の一部を入れるなんて…男…今私すっごく興奮してる…!ドキドキしてるの分かるか?」
男「あぁ…中から伝わってくるぞ…!」
女「っ!恥ずかしい言い方をするな…!」
顔を背けた女の顔を掴みこちらに向かせる。
男「動くぞ…」
返事を聞かずに俺は腰をがむしゃらに振った。
ズチュズチュズチュズチャズチュ!!
女「ぁぁああっ!!あっんっ!!!はげし…!!やっ…!あん!!やさし…っ!!く…!!!んはっ…!!!」
男「無理だ」
女「あはぁっ!!おとこぉ!!おとこおぉぉぉ!!ねぇ!またイク!ねぇ!!また…!!はっ…!!はぁぁっ!!!ギュッてして!!ぎゅってしててっ!!!!あっ!いっ…く…!!!!!イッッッッッッくぅぅぅぅぅ!!!」
男「締めすぎだ…!って!!あっ…!!!」ドギュッ!!ドギュッ!!!
俺はエロゲのように射精した。
俺史上最高の量を彼女の体に出し尽くした。
顔や胸…お腹ふとももに俺の体内で煮立った熱い精をこれでもかと射した。
二人はそのまま…泥のようにベッドで寝た。
そして次の朝…
トントントントントン…
キッチンからの調理音…お味噌汁の匂い…母ちゃんか?あれ?俺実家にいたっけ?
寝ぼけから一気に昨日の事を思い出す。
男「ADは!?中居くんは!?」
女「おはよう。男。寝惚けてるのか?早く顔を洗ってこい」
男「っ!?」パクパク
女「どうしたんだ?」
男「おま…お前昨日の事…」
女「昨日?あぁ夜伽の事か?本で見た通り惚れた男に抱かれるのはとてもいい物だな」
男「惚れ…っ!///」
女「お前は嫌だったのか?」
男「…ぃぇ…その…最高でした。ありがとうございます///」
女「可愛い奴め…」チュッ
女「ともかく…これから宜しく。アナタ」
男「アナタッ!?」
女「契りを交わしたのだから夫婦も同然だろう?」
男「メオト!?」
女「そうだ」
男「っていうかドッキリは!?あれ??」
女「まったく…いつまで寝惚けてるつもりだ。早く顔洗ってこい。朝食が出来るぞ」
男「あぁ…おう…」
こうして二人は自然に(強引に?)許嫁となりましたとさ。
男「なぁなんで俺に拾われようとしたんだ?」
女「詳しい事は気にするな」
男「まぁ別に知った所でお前の事愛してんのは変わらねぇからな」
女「バ…バカッ///」
終わり
SSを書く前に他の人のを沢山読んだ方がいい。
まとめサイトではなくここのSSを
ルール厨氏ね
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