鳥丸「大丈夫ですか？小南先輩」

小南「タコスを食べたら頭が...頭が...」ｶﾞｸｶﾞｸ

鳥丸「病院行きますか？」

小南「う...うーん」

鳥丸(タコスアレルギー？そんなことあるのか？取り敢えず)

鳥丸「っしょしっかりつかまっててください」おんぶ

小南(この格好、どっかで覚えが...)

小南「きょ」

鳥丸「きょ？」

小南「きょうすけえええええええええええ」ｶﾞﾌﾞｯ

鳥丸「！！？」

鳥丸「ど、どうしたんですかいきなり！？」

小南「タコスをタコスを作れえええええええ」ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ

鳥丸「タコス！？それならそこに」

ｶﾗｰﾝ

鳥丸「....無い」

小南「タコスは私の腹の中だー」ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ

鳥丸「....ソースが...」ﾀﾗｰ

小南「早く作れええ」ｶﾞｵｰｯ

鳥丸「あの、どうせ何か作るなら俺じゃなくてレイジさんの方が...」

小南「お前は先輩に作らせる気かー」ｶﾞｵｰｯ

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

鳥丸「なぜこんな事に...」ｻﾞｸｻﾞｸ

小南「まだかまだかー」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

鳥丸「まだ作り始めたばかりですよ」

小南「早くしろー、東場の私のようにっ」

鳥丸(東場？短期決戦型だからか？というか、何故そんな言い回しを...)

鳥丸(取り敢えず、この状況をどう打破すればいいのか...)

鳥丸「迅さん...」

小南「ふぇっ？何か言ったか？」

鳥丸「いえ、なんでも」

小南「そうか」

鳥丸(なにも、今から電話して迅さんにどうなるか聞けばいいのか)ﾁｬｯ

小南「どうしたきょうすけ？」

鳥丸「すみません、タコスの事でちょっと聞きたい事があるので」

小南「分かった、いてらー」

鳥丸(案外すぐに開放してくれたな)

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

鳥丸「もしもし、迅さんですか？」

『どうした京介、何か用か？』

鳥丸「いまさっきから小南先輩の様子が可笑しくなってて」

『それはまた...』

鳥丸「迅さん今何処ｎ」

『やっぱり、ウチはふとももやと思うで、ムニムニのあの感触』

『いやいや、結局の所胸ダナ、そこに原点回帰するのが世の常ってやつだと思うゾ』

『そんな、淫獣みたいな...、尻派の迅さんから見たらどう思うん？』

『ん？いやぁ....あっ、すまん京介掛け直す』ﾌﾟﾂｯ

ﾂｰﾂｰﾂｰ

鳥丸「・・・」

鳥丸「戻りました」ｶﾞﾁｬｯ

小南「遅いぞきょうすけー」

鳥丸「すみません、少し手間取って」

小南「そんなのどうでもいい、はやくタコスを作るのだー」

鳥丸「はいはい」

鳥丸(ん？なんで俺は逃げずに戻って来たんだろうか)

小南「はやくはやく」ｶﾝｶﾝ

鳥丸(仕方ない、早く作ってしまおう)ｼﾞｭｰｯ

小南「おお！また腕を上げたなきょうすけ！！」

鳥丸(また？やはり今日の小南先輩はおかしい)

鳥丸(でも、確かにタコスは初めてとは思えない出来栄えだな)

鳥丸(いや...もしかしたら昔こんな事が...)

鳥丸「いや...止めておこう」

小南「？」

鳥丸「できました、特性タコスです」ｺﾞﾄｯ

小南「おお！このジューシーなお肉とヘルシーな野菜が絡み合い最高なテイストを醸し出した臭い、そして一切の崩れが無い見た目」

小南「きょうすけ、また腕を上げたな！！」

鳥丸「今日が初めてですよ」

鳥丸(の...筈だよな？)

小南「それはさておき、いただきまーす」ﾊﾟﾝ

小南「うーん、うまい、うまいじぇー」ﾊﾞｸﾊﾞｸ

鳥丸(どれだけガッつくんだ)

小南「これも私への愛の賜物だな！」

鳥丸「そんなんじゃないすよ」

小南「照れるな、愛い奴めー、そんなきょうすけには特別に私のこの豊満な胸でパフパフしてやるじぇ」

鳥丸「は！？」

鳥丸「いや、やめてください本当に」

小南「そんな照れるな、私ときょうすけの仲じゃないかー」ｽﾞｲｽﾞｲ

鳥丸「い、いや、ほ、ほんとうに」

小南「くらえー！！！」ｽﾞｵｵｵｵ

鳥丸「うわあああああああああああ」

ﾑﾆｭｯ

・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

鳥丸「いやいや、お前のそのぺったんこな胸で興奮するわけねーだろって」ｹﾞｿｯ

小南「なんだとー、きょうすけきさまー」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

そして...

修「ええと...これは..どういう」

レイジ「俺にも分からん、戻ってきたらこうなってた」


小南「今日もお仕事疲れたわねー、ア☆ナ☆タ」

鳥丸「止めろ！気色わりい！」


宇佐美「ええと...取り敢えずコーヒー入れよっか」


鳥丸「あっ、宇佐美先輩俺やります」

小南「なら、私にはタコスを入れて貰おうか」

鳥丸「タコスはそんなポンポンつくれねーよ！！」

雷神丸　ﾉｯｿﾉｯｿ

鳥丸「おっ、お前もエサか、待ってろ」ｺﾞｿｺﾞｿ

小南「雷神丸、私をタコスの国へ連れてくのだー！！」

鳥丸「いや、無理だから、てかタコスの国ってなんだよ！」


陽太郎「うう...雷神丸が...」

小南「ほら、きょうすけーパンチラパンチラ」ﾊﾞｯ

鳥丸「だから、止めろって！！」


千佳「あわわわわわ///」

修「く、空閑!!ふ、二人は！！///」

遊真「うむ、こちらを騙してるわけじゃなさそうだな」

修「それって...」

遊真「うむ、直るとか直らないとかの話になるな」

千佳「ってことは...」

レイジ「当分このままって事か...」

みんな「はあーー...」

槓

その頃のキトラ

トッキー「ずっとあのままですか？

嵐山「ああ、ショックで一時期虚ろになったと思えばずっとあの調子で」

佐鳥「いいんじゃないですか？ずっと目標にしてた後輩から尊敬されてますし、ついでに同年代や年上からも」

トッキー「あれを尊敬って言って良いのかな...」

嵐山「まあ、いいんじゃないか？」



木虎「お任せあれ！」


もいっこ槓！