チルノ「どうやらのんびりしてる暇は無さそうよ」

遊馬「そんなことわかってるぁ！」

遊馬「俺のターン！ﾄﾞﾛｫｰｳ！」

凌牙「遊馬ァ！お前がどんなモンスターを出そうと！」

凌牙「俺のエアロ・シャークとリバイス・ドラゴンには敵わないぜ！」

チルノ「トンマ、エクストラデッキを見なさい」

遊馬「だからトンマじゃ…って、なんだこりゃ！？」

ｴｸｽﾄﾗﾍﾟｶｰ

遊馬「エクストラデッキが光輝いてる……！？」

チルノ「この力で勝つのよ、遊馬」

遊馬「……！おう！」

遊馬「俺はゴブリンドバーグを召喚！」

ゴブリンドバーグ「ﾊﾊｯ!」

チルノ「その調子よ」

チルノ「ゴブリンドバーグは召喚に成功した時、レベル４以下のモンスターを呼び出して守備表示になる」

遊馬「お前が解説するんじゃねー！」

ゴブリンドバーグ「ツッコミしてくれて、ご苦労さん！遊馬巡査！」

遊馬「俺はゴブリンドバーグの効果を発動！現れろ、ガンバラナイト！」

ガンバラナイト「頑張らないと(使命感)」

凌牙「レベル４のモンスターが２体……来るな遊馬！」

チルノ「さあ、最強のモンスターを呼びなさい！」

遊馬「おっしゃあ！かっとビングだ、俺ェ！」

かっとビング！それは勇気を持って一歩踏み出すこと！
かっとビング！それはどんなピンチにも決して諦めないこと！
かっとビング！それはあらゆる困難にチャレンジすること！

遊馬「俺は！レベル４のゴブリンドバーグとガンバラナイトでオーバーレイ！」

２体「ﾊｧｯ!」

凌牙「な、何ィ！？」

遊馬「２体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築！エクシーズ召喚！」

遊馬＆チルノ「「現れろ、『Ｎｏ.３９』！」」

ｽｳｼﾞｷｭｲｰﾝ

遊馬＆チルノ「「『希望皇ホープ』！！」」

ホープ「ﾎｫｫｫﾌﾟ!!」

凌牙「ナンバーズだと！！」

遊馬＆チルノ「「行け、ホープ！エアロ・シャークを攻撃！」」

遊馬＆チルノ「「ホープ剣・スラッシュ！！」」

ホープ「ﾎｫｫｫﾌﾟ!!」

エアロ・シャーク「グワーッ！」

凌牙「ぐああああっ！！」

遊馬「俺はこれで、ターンエンドだ！」

チルノ「その調子よトンマ！」

遊馬「……」

凌牙「チッ……俺のターン！ドロー！」

凌牙「リバイス・ドラゴンの効果発動！オーバーレイ・ユニットを１つ取り除くことで、攻撃力を３０００にする！」

凌牙「さらに俺はマジックカード、アクア・ジェットを発動！」

取り巻き「出た！シャークさんのマジックカードだ！」

凌牙「……水属性モンスターの攻撃力を、ターン終了時まで１０００ポイントアップさせるぜ！」

遊馬「なんだって！？」

チルノ(デーモンの斧でおｋ？)

凌牙「目障りなナンバーズには消えてもらうぜ！」

凌牙「バトルだ！攻撃力４０００のリバイス・ドラゴンで、ホープを攻撃！」

チルノ「かわせ遊馬！」

遊馬「お、おう……って、どうやって？」

チルノ「あんた⑨？ホープの効果に決まってるでしょ」

遊馬「そ、そうなのか……俺はホープの効果発動！モンスターの攻撃を無効にできる！」

遊馬「ムーンバリア！」

ホープ「ﾎｫｫｫﾌﾟ」ｶﾞｷﾝ

凌牙「チッ……ターンエンドだ！」

凌牙「この瞬間、リバイス・ドラゴンの攻撃力は３０００に戻る……」

遊馬「いくぜ！俺のターン、ドロー！」

凌牙「だが！ホープの攻撃力じゃ、このリバイスを倒すには程遠いんだよ！」

遊馬「それはどうかな？」

取り巻き(と言える……)

チルノ「そのカードは……！」

遊馬「バトル！希望皇ホープで、リバイス・ドラゴンを攻撃い！」

取り巻き「攻撃力はシャークさんのリバイスの方が上だろ！」

遊馬「この瞬間、ホープの効果発動！」

チルノ「オーバーレイ・ユニットを１つ使い、攻撃を無効にするの！」

遊馬「俺のセリフだー！」

凌牙「俺にダメージを与えられないコンボに、なんの意味がある！」

遊馬「いや、大有りさ！」

凌牙「何、オオアリだと！？」ｶﾝｺｰﾝ

チルノ「その通り！(？)」

遊馬「速効魔法、発動！ダブル・アップ・チャンス！」

取り巻き「……出た！遊馬のマジックコンボだ！」

遊馬「モンスターの攻撃が無効になった時、モンスターの攻撃力を２倍にしてもう一度バトルできる！」

凌牙「攻撃力……５０００だと！？」

遊馬「いっけえ、ホープ！リバイス・ドラゴンに攻撃！」

遊馬＆チルノ「「ホープ剣・ダブルアップ・スラッシュ！！」」

凌牙「グワーッ！」

取り巻き「シャークはしめやかに爆発四散！」

取り巻き「落ちぶれたぜ、シャーク！」

遊馬「やったぜ！」

チルノ「……観察結果その１、あんたよりあたいの方が最強ね」

【中書き】
正直アニメを覚えてないのでうろ覚えで書いてます。
アニメと違う箇所が多々ありますがこれも全てベクターとプロフェッサーとドン・サウザンドって奴の仕業なんだ。

遊馬「勝ったビングだぜ、俺！」

チルノ「トンマにしては上出来よ」

遊馬「俺は遊馬だー！」

遊馬「……って、だからお前何者なんだよ」

チルノ「……アレ、誰だっけ」

遊馬「ええーっ！？まさか何も覚えてないのかい！？」

チルノ「あたいの名前はチルノよ」

遊馬「名前しか覚えてないのか……」

チルノ「ああ、あとナンバーズ回収よ！ナンバーズ回収」

遊馬「ナンバーズって？」

チルノ「さっきナンバーズ１００枚がこの世界に散らばった」

遊馬「ひゃ、百枚？」

チルノ「それはあたいの記憶の欠片……」

チルノ「全て集めし時、あたいは全て思い出す」

遊馬「お、おい！どういうことだよ！」

チルノ「わからない、でも」

チルノ「全てのナンバーズを集めればわかるかもしれない」

遊馬「ナンバーズってのはどんなモンスターなんだよ！」

チルノ「ナンバーズは最強のエクシーズモンスター」

チルノ「ゆえに、ナンバーズでないモンスターはナンバーズを戦闘破壊できないのよ」

遊馬「マジか」

チルノ「マジよ」

チルノ「そしてナンバーズの所有者は欲望や負の感情が暴発するわ」

遊馬「じゃ、じゃあシャークの様子がおかしかったのは！」

チルノ「Ｎｏ.１７ リバイス・ドラゴンの仕業ね」

遊馬(元々おかしいけどさ)

チルノ「リバイス・ドラゴンを回収した時に頭に流れてきたもの」

チルノ「『１００枚集めちゃえば記憶とか戻るっしょ』と」

遊馬「なんだそれ……」

遊馬「……よっしゃ！これからもかっとビングだぜ！」

鉄男「……あいつ、さっきから独り言言ってるぞ」

小鳥「遊馬……変になっちゃったのかな……」

チルノ(観察結果その２、あんたは変)