男「おいーっす」友「お疲れー」(24)

居酒屋にて

男「俺さー、実はししゃもが大嫌いなんだよね」

友「え?なんで?美味いじゃんししゃも」

男「まぁそうなんだけどさ」

男「昔さー、実は大好物で毎日浴びる様に食らいついてたんだ」

友「好きなんじゃんwwww」

男「うん、でも大学入ってバイト始めてから……」

店員「ウィーッスwww生二つお待ちwwwwww」

男友「あざまーっす!!」

ゴクゴク……

男「ぷはーっうめぇ」

友「仕事終わりのビールは最高だな」

男「でさっきの続きなんだけど」

友「おう」

男「俺さ、ファミレスで毎日頑張ってたじゃん」

友「死にそうな顔で講義受けてたよな」

男「うん、で頑張ったから給料いっぱい入るじゃん」

友「お前まさか……」

店員「ウィーッスwwwwww突き出しの枝豆お待ちwwww」

男友「おー美味そっ」



男「この塩がいい肴になるんだよ」パクパク

友「犯罪的な美味さだよな」

男「で毎月15万ぐらい稼いでたのよ」

友「え?あ、あーバイトね」

男「うん」

男「で業務スーパー行って一箱30匹の冷凍の奴買ってさ」

友「そんなに食うのかよwwww」

男「これがまた美味かったんだ」

男「普通に焼いたり七輪で炙ったりオーブンでこんがり焼いたり」

友「焼いてしかいねぇぞ」

男「それはもう空気を吸うかの如くししゃもを食べてさ」

友「新手の拷問だな」

男「いやそん時はすっごい美味く感じてたんだって」

男「だけどある日突然……」

店員「チョリーッスwwwwwwコロコロステーキお待ちwww」

友「やっべ腹の虫が治まんねえ!」ジュルリ

男「チッ……」

友「どした?食わないのか?」

男「はぁ……何かタイミング悪いよな」

友「あーあの店員さんな」

男「これからが盛り上がる所だってのに」

友「これそんなに盛り上がる話か?」

男「……そうでもないな」

友「でどうなったんだよ」

男「聞くのかよwwww」

友「そりゃ大親友の話だ」

友「聞かない訳にはいかないだろ」モグモグ

男「一生ステーキだけ食ってろ」

友「まぁまぁ」

男「はぁ……それである日突然……」

店員「うぃ~!!ハマチお待ちwwwww」ゴトッ

男「お前何なんだよさっきから!!」ガタッ

友「男!?」

店員「ちょっお客さん!?」

店員「B☆KOOL……落ち着いてください」

男「なんでさっきから話の腰折りにくんだよ!」

店員「話の腰ってなんすか?」

友「男……そいつに悪気はないから」

男「チッ……悪かったよ」

店員「もぉ~そんなにハマチお待ちが気に入らなかったんすかwww」

男「……」

友「全然面白くなかったすよwww」

店員「え~じゃあもっと面白いの考えときます!」



男「はぁ……何だかなぁ」

友「いい人じゃん、俺たちを笑わそうとしてくれて」

男「赤の他人には求めてねえよ」

男「所でお前さっき大親友とか言ってたけどさ」

友「本音だから」

男「…………親友の定義ってなんだろな」

友「あ~……あれじゃね?こうやってしょうもない話出来る奴のこと」

男「確かにしょうもない事だったな」

友「いや待てよ……何でも話し合えるって事だけじゃ違うような……」

男「真面目な話もか」

友「ていうか仲が良いと逆に言い出せなかったりするんだって!」

男「あー確かにお前には死んでも言えない事あるわ」

友「同じく」

友「ていうか別に言ってもいいんだけどな」

男「マジ?聞かせてよ」

友「怒らないで聞いてくれよ?」

友「実はお前の彼女……」

店員「ウィーッスwwwさっきはサーセンwww」

店員「これお礼の品!店長特製ウインナーッスwwwww」

男友「おおおおお」

パリッ

男「……これただのアルトバイエルンじゃね?」

友「美味いから別にいいけど」

男「つーかお詫びの品だろ何だよお礼の品って……」

友「社会に出てないと分からないんだよ」

男「いや出なくても分かるだろwwww」

男「で?俺の彼女がどうしたの?」

友「あ、あぁ……お前の彼女、妹いるじゃん」

男「いるね」

男「それはもうそっくりの可愛い妹が」

友「……実はお前が付き合ってる彼女さ」

店長「お客様!!大変申し訳ありませんウチの馬鹿が御迷惑お掛けして!!」

店員「ちょっwwww生土下座初めて見たっすwwww」

店長「お前もするんだよ!!」ググッ

店員「やめっ……それだけは俺のプライドが……」ググッ

男「……あー別に怒ってないんで大丈夫ですよ」

友「そうそう」

店長「そういう訳には!!」

店員「店長~もうだるいんで帰っていいすか?」

店長「お前が適当な接客してるからだろ」

店長「いいから謝れこの役立たずが」

店員「チェッ……」

店員「マジサーセンした」ペコリ

男「いや本当お気持ちだけで十分ですよ」

友「何か俺らが悪い事してるように見えますから頭上げてwww」



男「……結局1000円割引きしてくれるらしいな」

友「居酒屋で1000円なんてはした金だけどな」

男「うん」

男「で?俺の彼女が何?」

友「あー……やっぱ気になる?」

男「そりゃそうだろ」

友「実はお前が付き合ってる彼女さ……」

友「二年前から……」

女「あっれー?男くんに友くんじゃん!」

女「久しぶり~相変わらず変わってないね~」

男「おー高校以来じゃん!」

友「うっわ金髪とかお前キャバでもやってるのか?」

女「そんな訳ないじゃんwww」

女「ほら、私まだ院生だから」

男「院生って金髪許されるのか!?」

友「いやいや……絶対ないから」

女「本当だってー!ウチの院適当だからさー」

男「はぁ……そんなんじゃ卒業出来ないぞ」

友「そうだぜ」

女「関係ないから」

男「まったく最近の若い女は……」

男「で?二年前からどしたの?」

友「うお……急に来たな」

女「なになに何の話ー?」

男「内容によっちゃ……俺たち縁切らないといけないんじゃないのか?」

友「……違うぞ」

男「何がだよ!」

男「どうせお前が俺の彼女と浮気してたとかそんなオチなんだろ!!」

友「ちげーって!!実はお前の彼女二年前から……」

女「あー見て!友達が猫買ったんだってー」

女「いいなー私もにゃんこちゃんとニャンニャンしたいなぁー」

友「あ、本当だ可愛い」

男「コイツのアイコンどうみてもキャバ嬢じゃん」

女「この子は確かにキャバやってるけどさー」

女「私はカタギの人間でござる!」

男「いやいやパツキンの時点でカタギじゃねえから」

友「薄汚れた男達の性処理係でもやってるのか?」

女「もー!ただのイメチェンよイメチェン」

男「……ビール空になっちまった」

友「すんませーん生二つおかわり」

店員「あいよー」

女「あ、私も生くださーい」

店員「うぃ~」



男「……でさ」

友「おう」

男「結局どうなったの?」

友「……実はさ」

女「そう言えば男くんどうして彼女さん捨てたのよ!?」

男「は!!?」

女「泣いてたわよあの子」

女「私よりも妹を取ったーって」

男「いやいやいやそんな馬鹿な……」

友「だからお前の彼女……」

女「ええ!!?もしかして二年間も彼女が入れ替わってた事に気が付かなかったの!?」

男「……マジでか」

友「チッ」

男「そう言えばある日突然香水の香り変わったなあとは感じてたが」

友「その時から既に妹ちゃんが」

女「うわぁドン引き~」

女「男くん自分の彼女を見極める事も出来ないの?」

男「無茶言うなよ……あいつらマジでそっくりじゃん」

友「……」

今日はここまで

難解

期待

話の腰おられスギィ

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