引きこもり娘「外に出るくらいなら、兄さんの奴隷になります」∧@`@`∧(31)

∧,,∧
( `-ω-) ようこそID睡眠スレへ!
/ ∽ |   親の再婚で兄妹になった引きこもりの義妹に奴隷宣言されたい
しー-J    

ここはsageずに書き込み、出たIDの数字の時間だけ睡眠をするという、
どんな状態でも寝れるためのトレーニングスレです。

例1 ID:wwh7KM12 の場合 7+12=19 なので19時間寝ましょう。
例2 ID:bicycle. の場合 数字がないので今日はオールしてください

妹「ということでお願いします!」

兄「無理です」

妹「そんなひどい」

兄「意味分からないことを言うからだよ」

妹「だってだってぇ」

兄「とりあえず外に出ようか」

妹「いーやーでーすー」ジタバタ

兄「よいしょっと」ガシッ

妹「き、きゃっ!?」

兄「もう少しちゃんとしたものを食べようよ」

妹「うー」

兄「唸ってもダメ」

妹「うがあっ!」

兄「襲ってもダメ」

妹「ふえぇ」

兄「泣き落としもダメ」

妹「じゃあどうすればいいんですか」

兄「ご飯でも食べよっか」ニコッ

妹「はあ?」

兄「台所に到着」

妹「わたしのためになんか気を使わなくてもいいです」

兄「でも、せっかく兄妹になったんだからさ、仲良くしたいよ」

妹「わたしは奴隷になりたいんです」

兄「無理です」

妹「うー」

兄「チャーハン作るから」

妹「いいですったら」

兄「はいはい。待っててね」

妹「......別にいいのに」

良いぞ、もっとやれ

兄「できた」

妹「......」

兄「食べて」

妹「......」プイッ

兄「......」

妹「......」

兄「ほい」ヒョイ

妹「......それは何ですか」

兄「はい、あーんっ」

妹「......」

兄「まだー?」

妹「......嫌です」

兄「僕もこのままは嫌です」

妹「......」

兄「......」

妹「......」

兄「......」ニコッ

妹「......全く仕方ない兄さんです」パクッ

兄「そうだね」

妹「ふん」プイッ

兄「食べられるみたいだね」

妹「当たり前です。わたしを何だと思っているんですか」

兄「引きこもり娘」

妹「うぐっ」

兄「ごめんなさい」

妹「なかなかストレートですね。ど真ん中直球です」

兄「まだ会ってから間もないんだから、気を使うとチグハグになりそうだからさ、そのまま思ったことを言うよ」

妹「わたしは傷つきました」

兄「ご、ごめんなさい」

妹「ご飯を一人で食べられないくらい傷つきました。これはいけない。なんとかしなくてはいけませんね。ということで贖罪としてあーんっをする権利を買ってもいいですよ」

兄「......」

妹「安いよー安いよー。今ならタイムセールで半額ですよー。さあっ、さあっ! 」

兄「......今なら何円かな?」

妹「おーとっ、偶然にも今日は花金です。なんと無料で一日お試しできるみたいです。ということでしてもいいのよ」クネッ

兄「仕方ないなぁ。それなら買うしかないなー」

妹「まいど!」

妹「ふぅ。あーんっをされるなんて本当に嫌ですけど買われたなら仕方ないですね。はい、どうぞ」

兄「はい、あーんっ」ヒョイ

妹「ばくっ!」

兄「冷めるから連続でいくよ」

妹「ドンと来い!」

妹「げぷっ」

兄「お疲れさま」

妹「あぁ、おいしかっ──って違います。あぁ、嫌だったなー」

兄「そうだねー」

妹「ふぅ」

兄「はい、お茶」コトッ

妹「あらら、何故かここにちょうどよくお茶があります。これはなんとか処理をしなくてはいけません。では」

兄「あっ、熱いからもしれないから気を──」

妹「って、あっつ!!!!」

兄「ぁああ、だから言おうとしたのに」

妹「まさかの罠でした。うかつ。なんというバカ」

兄「ごめんね!」フキフキ

妹「わっ!?」

兄「僕が熱くしすぎて、注意も遅れたからこうなったんだ。だから、ごめんね」

妹「い、いえそんなことは......」

兄「あーあけっこう濡れちゃったなぁ」フキフキ

妹「ひゃあ!?///」

兄「これ落ちるかなー」

妹「あ、あわ、あわわ」

兄「洗濯するから脱いで」

妹「へ、へへへ、変態っ!」

兄「ええっ......」

妹「ううっ、わたしは襲われようとしてます。ああっ、神様。どうかお救いください」

兄「こんなときにだけ願ってもねぇ」

妹「なら、兄上様に」

兄「よし。救ってあげる」

妹「ありがとうごさいます、お優しい兄様」

兄「自分で脱衣場に行ってきて」

妹「ふむ」トテトテ

兄「なにかあったら呼んで」

妹「あれですか、兄さんコールですか」

兄「う、うん。そうなるね」

妹「どうやって伝えればいいのでしょうか」

兄「え、適当に声を出せば......」

妹「おっと。わたしは引きこもり娘。故に声を張り上げるなんてことはできない。だから、近くにいなくては兄さんコールは機能しないことになります」

兄「えっ、さっきまで普通に出してたような」

妹「わたしの体力をなめないでください。小学生レベルです」フフン

兄「なんでこの子は尊大な態度をしてるのかな」

妹「ということでついてきてもらいます」ニギッ

兄「ええっ、それはまずいよ」

妹「機能させるためには仕方ないことです。観念してください。来てくれないと夜な夜な耳に息を吹きかけますよ。いいんですか?」

兄「それは嫌だなぁ」

妹「ですから、ねっ」

兄「はぁ、分かったよ」

妹「んっふっふ」トテトテ

妹「さて、脱ぎますからあっちを向いていてください」

兄「うん」

妹「よいしょっ」シュルシュル

兄「......」

妹「うわぁ、けっこう被害が大きいです」

兄「ごめん」

妹「あっ、いえそういうことでは」

兄「そ、そう?」

妹「はい」

兄「な、ならよかった」

妹「はい」

兄「......」

妹「......」

妹「あ、あの」

兄「なにかな」

妹「服の下まで濡れていたみたいなので、お風呂にはいりたいんですけど......」

兄「あー沸いてるから今すぐ入れるよ」

妹「いえ、そういうのではなく、親睦を深めるためにですね......」

兄「ん?」

妹「っ......頭を洗ってくれませんか!」

兄「えっ」

妹「違いますからね。いやらしい意味ではないですよ」

兄「う、うん。分かってるよ」

妹「そうですか。では、お願いします」ガラッ

十分後


妹「ふいっ~」

兄「まだー?」

妹「入ってきてください。もちろん服は着たままですからね」

兄「わかってるって」

妹「どうぞー」

兄「うっ」

妹「はやくしてください」

兄「う、うん」

妹「んふー」

兄「こんな感じ?」ワシャワシャ

妹「もっと優しくー」

兄「はいはい」

妹「あはーそうそう。そんな感じですー」

兄「やりづらい」

妹「仕方ないですよー。やり方違いますもん」

兄「へー」

妹「でも、人にやってもらうのなんて久しぶりです」

兄「......」

妹「んふふー」

兄「......」

妹「あれー手が止まってますよ。どうしたんですか?」

兄「......なんでもないよ」ワシャワシャ

妹「そですかー」

兄「......」ワシャワシャ

兄「はい。おわり」

妹「ありがとうございましたー」

兄「じゃ」

妹「はーい」

リビング


妹「ふひーいいお湯でした」

兄「はい、ジュース」

妹「わーありがとうございますっ!」ゴクゴク

妹「ぷはぁ。うめぇ。うめーぜ。うますぎるぜ」

兄「うわぁ」

妹「そんな目で少女の湯上がり姿をジロジロ見ないでください」

兄「ごめん」

妹「やっと認めましたね。新しくできた妹を奴隷にすることを認めましたね!?」

兄「違うから」

妹「ふふん。そーですね。まず奴隷にされたなら、まずはわたしと寝る必要がありますね。仕方ないですね」

兄「......」

妹「いやん。もう兄さんったら」

兄「──よし、じゃあ寝ようか」ニギッ

妹「......えっ」

兄「どうしたの? 寝るんでしょ」

妹「違います、違いますったら!」

兄「なにが?」

妹「え、えっと、そそ、それは」

兄「行くよ」ニギッ スタスタ

妹「ええっ、えええっ!?」

兄「よし」

妹「あ、あの、あのっ、兄さん......?」

兄「横になろっか」

妹「うええっ!?」

兄「ほらっ」ガシッ

妹「うわっ」

兄「ふぅ」

妹「いや、あのですね、奴隷うんぬんはですね」

兄「分かってるよ。嘘でしょ」

妹「......はい」

兄「そんなこと言わなくたってどこにも行かないから」

妹「......」

兄「ねっ」

妹「......はい」

兄「まあ、今日くらいなら寝てもいいよね?」

妹「......嫌です」

兄「あっ、もしかして勘違いしてたかな? ごめんね」

妹「......違います。その、これからずっと、毎日です」

兄「......」

妹「あっ、もしかして嫌......ですか?」

兄「嫌じゃないよ」

妹「......そうですか」

兄「うん」

妹「ふふっ」

兄「おやすみ」

妹「はい。おやすみなさい。兄さん」


おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月05日 (金) 16:12:38   ID: MHlG71AT

催眠スレ…だとぉう!?

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom