小町「これもぜーんぶ月島さんのおかげだね!」
八幡「……は?」
八幡「もしかして、今その手に持ってるボールペンサイズのやつのことか」
小町「うん、そうだよ」
八幡「あー、よく見ると確かに月島さんが持ってた剣っぽいな」
八幡「ジャンフェスとかで買ってきたのか?」
小町「だからぁ、月島さんのおかげなんだってば」
八幡「なん……だと……?俺の妹が漫画に入り込みすぎててやばい」
八幡「いいか、小町。俺たちの世界に月島さんなんていない」
八幡「だからそれもただのファングッズだ。分かるな?」
小町「月島さんはいるよ!それでこれはちっちゃいけど、つついた相手の過去に本当に自分の存在を挟み込める力があるんだってば」
小町「まあ、さすがにこの大きさのせいで月島さんの本物みたいに好き勝手にはできないんだけどね」
小町「相手にどんな過去が挟み込まれるかはランダムで決まりまーす☆ミ」
コンマ一桁が
0 ストーカー
1 血の繋がらない兄弟姉妹
2 幼馴染み
3 前世では恋人だった記憶がある
4 友達
5 友達以上恋人未満
6 告白はした
7 一時的に恋人関係だった(キスとかしてない)
8 キス済み
9 肉体関係済み
ゾロ目だと独占欲がカンストに
小町「とにかく、一回試してみてよお兄ちゃん」
八幡「これでつつくだけでねえ……」
小町「じゃ、最初は誰にしよっか」
↓1
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小町「なんなら最初は小町でもいいよ」
八幡「お前それってただ演技するだけじゃね?」
小町「ちがうよー。ほんとーに過去がそうだったように改変されちゃうから、小町が変わったらすぐ分かるでしょ?」
八幡「ふーん。じゃあまあ」
ぷすっ
小町「やんっ」
↓1
2、幼馴染み
八幡「で、どう変わったんだ」
小町「今に分かるよ」
八ママ「ただいまー」
小町「あ、おかえりなさーい」
八ママ「あら小町ちゃん、いつも悪いわねー。バカ息子の夕食頼んじゃって」
小町「いえいえー、もう慣れっこですよー」
八幡「……は?何言ってんの。小町はうちの子だろ」
八ママ「何言ってるの。ほら、あんたもたまには小町ちゃんにお礼言いなさい」
八ママ「ほーんと小町ちゃんがうちの子だったら良かったのにねえ。なんならうちのバカ息子、もらってくんない?」
小町「ふふふ、考えときます。じゃ、わたしは帰りますね」
八幡「は?帰るってどこに」
小町「お隣の自分のうちだよ、幼馴染みの八幡お兄ちゃん」ニコッ
八幡「なん……だと……?」
小町「ね、言った通りだったでしょ?」
八幡「窓から入ってくるってどんだけ幼馴染みなんだよ……」
小町「じゃ、お兄ちゃん、明日は他の人にも試してみてね」
八幡「や、試すも何も元に戻したいんだけど。小町が幼馴染みって、小町は妹だからいいんだろ」
小町「わぁ、シスコンだ……お兄ちゃん、それ幼馴染みになったらいつもよりもきもいよ」
八幡「きもいって言うなよ。泣きたくなるだろ。それよりも元に戻す方法をだな」
小町「それをくれた月島さんの話だと、お兄ちゃんに彼女ができたら、その彼女以外は元に戻るらしいよ」
八幡「は、マジで月島さん存在してんの?」
小町「だから最初からそう言ってたでしょ」
小町「あー後、小町以外は刺された後、過去が変わったって認識できないからね」
小町「じゃ、また明日ね、お兄ちゃん」
八幡「彼女ができるまで……だと?」
翌日
八幡(これを使って彼女を作る……ねえ)
八幡(とりあえず小町を戻さなきゃだな……あの状態でもし小町のうちが引っ越しでもされたら、お隣のお兄ちゃんに成り下がった俺は寂しくて死んじゃう)
八幡(さて、誰にするか……)
↓1
八幡(なるべく当たり障りがない奴のがいいよな……すぐ別れられるように)
「あ!せんぱーい!」
八幡「……」
いろは「こんなところで会うなんて奇遇ですね!もしかして、運命……だったりして///」
八幡(はいはいあざといあざとい。うん、こいつはないな)
いろは「あ、ちょっと、無視とかひどくないですか!?下級生いじめですよそれ!」
八幡「はぁ……よ、一色。じゃ」
いろは「ちょっと!すこしはかわいい後輩と談笑しましょうよ!」グイッ
八幡(うお、引っ張られてこけっ)
ぷすっ
八幡(あ……)
いろは「いたっ!」
↓1
8、キス済み
八幡「わり、一色、大丈夫か」
八幡(今、刺さったよな……)
いろは「大丈夫ですけど……痛かったです」
八幡「あ、ああ、悪かったな。急に引っ張るからバランスがな」
いろは「許しません」
いろは「どうしても許して欲しかったら……また、キスしてください///」
八幡「いや、ねえ……また?」
いろは「はい、この間みたいに、してください……」
八幡「待て、ちょっと待て」
八幡(この間!?この間一色とキス済みだと!?この間の俺、どういう流れでそうなったんだよ!)
いろは「それに、そろそろ……わたしたちの関係をはっきりして欲しいです……」
八幡「あー……そのな」
八幡(や、待てよ。ここで告白をして付き合ってしまえば、イコール彼女ができるわけだよな)
八幡(つまり、小町は妹に戻り、一色とこの間キスをしたという事実だけが残る)
八幡(もしかしたらこれは一番改変が少ない状態で終われるのでは……?)
一色ルートへ行く
(二周目は予定ありません、数人改変後に一色ルートを選ぶこともできます)
↓2
一色ルート
八幡「分かった……悪かったな、その、キスまでしたのにな」
いろは「それじゃあ……」
八幡「付き合おう」
いろは「本当ですか!?」
八幡「こういう時に冗談を言うのは、俺は一番嫌いだ」
いろは「じゃ、じゃあ……!また、キスしてください!」
八幡「……は」
いろは「正式に付き合うことになったんですから、いいですよね?記念です、記念///」
八幡「あー、いや、そのな。そういうのは、もう少し大事にしたほうがいいだろ?」
いろは「なに言ってるんですか。一度奪ってるくせに……///」
八幡(おい、どんな風にキスしやがったんだこの間の俺)
八幡「ま、待て……あれだ。いきなりここでキスってのはあれだろ?」
いろは「……わかりました。じゃあ、どこでしてくれるんですか?」
八幡「ど、どこで?」
いろは「はい、教えてください」
八幡「いや、待てって。だから、今日付き合って今日キスってのはどうかと思うぞ」
八幡「もっとこう、あれな」
いろは「……だって、はじめてのキスがあんなだったなんて……早く思い出を塗り替えたいんです」
八幡(なにしたんだよ……この間の俺……)
八幡「わかった、じゃああそこだ、ほら」
1、俺の家で
2、生徒会室で
3、校舎裏で
※ほかのキャラとのエンカウントする可能性があります
↓2
2、生徒会室で
※ルートに入っただけでNTRれない(八幡が)とは言ってない
八幡「生徒会室なんてどうだ、ここだとほら、人が来るかもしれないし」
八幡「ああ、でももう始業も近いしな、昼休みにでもしようぜ」
八幡(とにかく先伸ばしだ。その間に小町と連絡を取り、小町が妹に戻っていたら、一色との交際も終了させる)
いろは「や、やるなんて、先輩の変態」
八幡「ばっ、そんな意味じゃねえよ」
いろは「でも、わかりました。じゃあお昼休みに生徒会室に来てください」
いろは「役員には、昼は活動しないし鍵も開けないと伝えておきますから」
八幡「わかった」
八幡(なんとか一色と離れ、小町にメールをする)
八幡(でも、どんな文面がいいんだろうか。妹に戻ったか?とか?なんかやばい人みたいだな……)
八幡(それとも、彼女できたぞ、か?それとも比企谷に戻ったか?とか?)
八幡(うーん、簡潔でいいか。戻ったか?と)
八幡(お、帰ってきた。早いな。えーと……)
『何言ってるの?お隣の八幡お兄ちゃん』
八幡(戻ってねえじゃん……あれ使って彼女作ってみたんだが、と)
『告白した?』
八幡(したから報告してるんだが)
『ほんとに心の底からした?』
八幡(……してないな)
『してないんでしょ』
八幡(なんで返信してないのにわかるんですかねえ……)
『じゃあキスもまだ?』
八幡(その通りです……)
『ちゃんとやることやってないから、彼女って認められてないんだよ』
八幡(こら、年頃の子がやるとかやってないとか言うんじゃありません!)
『とにかく、小町はまだ幼馴染みのままだからね。じゃ』
八幡(やること……つまりキスをしろ、と?)
八幡(既に一色の中では、一度俺としたことになってるんだ……気にしなくても)
八幡「……」
昼休み
生徒会室
いろは「お待ちしてました」
八幡(頷いて、返す。それから。それから……なんて言えばいい)
八幡(キスを前に、どうすればいいかなんて、俺に分かるわけがない)
八幡(一色は、顔を真っ赤にして、立ち尽くしている)
八幡(しかしそれは俺も同じだった。動けない)
いろは「せん……ぱい……」
八幡(呼び掛けられ、俺は……)
乱入者
めぐりんかはるのん
好きな方の名前と、数字を三つまで書いて
その数字のどれかがコンマにあれば乱入
書かなければ元より乱入はなし
↓2
乱入者なし
八幡「俺で……いいのか……」
いろは「え」
八幡(自然と、口から疑問が滑り出ていた)
八幡「俺のことが、本気で好きなのか……?」
八幡(その一言で、一色の顔がさっと翳るのがわかった。演技じみたあざとさのない、本気で傷ついた表情)
八幡(だが、口は止まらない)
八幡(こんなことを言わないで、キスをしてしまえば済んだ話だったかもしれないのに)
八幡(しかし、俺の心がこの状況を拒絶していた。納得できない、と)
八幡「実は俺はな。この間一色とキスしたってのを、覚えてないんだ」
八幡「まるで記憶にない。だから、今ので愛想が尽きたって言うならーー」
コンマが偶数ならいろはすからキス(ハッピーエンド)
奇数ならいろはすビンタ
↓1
八幡(次の瞬間、一色の顔が目前にあった)
八幡(精一杯目を瞑って、俺の顔と交差している。同時に、唇に感触があった)
八幡(キスされたのだと、頭が理解する。いつの間にかしていたことになっていたファーストキスとは違う)
八幡(本当の、現実に、一色いろはとキスをしている)
いろは「っぷは」
八幡(いったいどのくらいされていたのか。そう長い時間ではなかったはずだが)
八幡(一色は、何分もそうしていたかのように息を切らしていた)
八幡(だが、俺の顔をまっすぐと見据え、こう言い切った)
いろは「今のキスも、忘れそうですか?」
八幡(声を出すこともできず。顔を横に振る。忘れられるわけがない)
いろは「なら、これでわたしたちは本当にキスをした仲ですね」
八幡「あ、ああ」
いろは「あと、なんでしたっけ。わたしが先輩を本当に好きかどうか?」
いろは「今、もう一度同じことが聞けますか?」
八幡(聞けるわけがない。ここまでした女の子に、そんなことを言えるのは屑だ)
八幡(また俺は首を横に振った)
いろは「じゃあ先輩、もう一度聞きます。わたしたちの関係を、はっきりさせてください」
八幡(俺を見る一色の目には、数ヵ月前に感じた弱さも甘えもない)
八幡(彼女は一色いろはだ。誰でもない、誰の劣化でも強化版でもただ一人の女の子だと、俺は今さら認識させられた)
八幡(その彼女が、俺を好き……だと?)
いろは「先輩が、わたしと同じ気持ちなら……先輩から……」
八幡(そう言って、一色は目を閉じた。完全に待ちの体勢だ。待ちガイル)
八幡(一色いろはを俺がどう思っているか)
八幡(答えは、驚くほど簡単だった。一歩踏み出すだけで、それが答えになったのだから)
八幡(一色のことが好きだと、俺の心は迷いなく答えを出していた)
八幡(はっきりと俺に好意を伝える一色の姿に、俺はいつの間にか惚れていた)
八幡(初めてキスされたからとか、そんな理由かもしれないが、それでも、今はいろはとキスをしたかったのだからしょうがない)
いろは「キスするだけでほんとにめんどくさいですね、先輩は」
八幡「だけじゃねえよ。キスなんてあからさまな親愛の表現だぞ。誰彼構わずできるかよ、欧米じゃあるまいし」
いろは「じゃあ、先輩はわたしが好きだからしてくれたってことですよね」
八幡「お前、自分は聞けるかなんて言っておいて……」
いろは「女の子は言葉にしてほしいものなんですぅ」プクー
八幡「はいはい……悪いが、今日の俺はさっきのキスだけ精一杯だ……」
いろは「ヘタレですねえ、先輩は」
八幡「まあ、そのうち言ってやるよ」
いろは「絶対ですからね!」
おわり
思っていたより一直線でビビった
ええ、月島さんのおかげです。
月島さんのおかげでやる気が出たのでもう少しやろかと思います。
コンテニュー
最初から(全部リセット)
小町orいろはすの後
↓3
最初から
小町「というわけで全部月島さんのおかげなんだよ!」
八幡「なん……だと……!?」
小町の判定
↓1
※このスレはすべてライブ感覚で進みます
※あれ、前と言ってることちがうぞーとか思ってもスルーで
9、肉体関係済み
八幡「で、これが本物だとして、なんでこんなもん使わなきゃいけないんだ」
小町「だってお兄ちゃん……このままじゃ不健全だよ。わたしたち、兄妹なのに……」
八幡「ん?不健全?」
小町「これがあれば、きっとお兄ちゃんでも彼女が作れるから、頑張ってね!」
小町「で、でももし、それでも小町のがいいって言うなら……小町……」スルッ
八幡「ちょい待て、なに脱ごうとしてんの?」
小町「え、いつもみたいに、しないの?」
八幡「いや、そのいつもって……」
小町「も、もうお兄ちゃん、そういう感じでしたいの?」
小町「しょうがないなぁ……だから、お兄ちゃんと小町は兄妹なのに、家で二人きりの時に、せっ」
八幡「よしわかった、言うな、何も言うんじゃない!」
八幡「おい、この力を消す方法は聞いてないのか。月島さんでもなんでもいいから」
小町「んー、月島さんは彼女さえ作れば、彼女以外は元に戻るって言ってたけど」
八幡「くっ、どっちにしろ彼女は作らなきゃいけないのか……」
小町「そりゃそうだよ、小町もお兄ちゃんのことは大好きだけど、いつまでもこのままってわけにはいかないよ……やっぱり」
八幡(なんでそんな未練がたらたらな言い方をするんですかねぇ……)
八幡(だがこれはいかん。小町の青春は兄と近親相姦で爛れた毎日だったなんて、携帯小説みたい人生を送らせるわけにはいかない)
八幡(なんとしてでも彼女を作らなければ……)
誰にするか
(一色は五人以上判定するまでお休み)
↓2
残念ながら小町ルートはまだ解禁されていないので
↓1
はるのん
八幡(彼女作らなきゃ(使命感)というわけで、とりあえず家を出たものの)
八幡(普段ぼっちの俺がそうそう女子と遭遇するはずもなかった)
八幡(誰か呼び出すか?誰かって、俺の携帯に番号入ってるので女子って言ったら)
八幡(小町を除くと由比ヶ浜か……あとは大志経由で川なんとかさんとか……いや、呼び出してくるかどうかわかんねえけど)
八幡(平塚先生もいるけど、先生はさすがになあ……あれだよ?もし仮に先生を彼女にすると仕事やめなきゃいけなくなるかもしれんとかそういう心配だよ?)
八幡(どうするか。小町は一刻も早く戻さなきゃならん。小町の存在が現在進行形で汚されているのが我慢できん)
八幡(しかしそのためにこれで彼女を作ると言うのはどうなんだろうか……)
八幡(刺された上にいきなりわけわからん過去をおしつけられ、それを利用する男の彼女にされるのだ)
八幡(強姦被害なんぞの比ではないレベルでかわいそうなんじゃないだろうか)
八幡(そううんうんと悩む俺の背後から、突然声はかけられた)
「あれー、比企谷くんじゃーん」
八幡(声から、それを発した当人を理解して、背筋が凍る)
八幡(ちょっと待って。この人は呼んでないんですけど)
八幡(知り合いから選んで誰でも彼女にしていいよって言われたら絶対に避ける相手だって……)
陽乃「おーい、無視はよくないってお姉さんは思うなあ」
陽乃「そういうので避けられる相手と、避けられない相手がいるってこと、比企谷くんなら分かってると思ってたんだけどなあ……」
八幡「す、すいません、ちょっと考え事を……」
八幡(聞こえなかったふりは無理だ。そう判断して、陽乃さんに応じた)
八幡(とにかくやりすごしてしまおう。なに、これで刺さなければいいだけの話なんだ)
陽乃「ねえ、なんか隠してるでしょ」ヒソ
八幡「」
八幡「いや、別に」
八幡(なんなの?エスパーなの?なんの確信があってそういうことを耳元で囁くんだよ……心臓出るかと思っただろ……)
陽乃「比企谷くん、挙動不審なんだもん、すぐ分かっちゃうよそれじゃあ」
八幡「いや、挙動不審はいつものことなんで……」
陽乃「隠してることはねぇ、たぶんそのポケットの中身のことかな」
八幡「」
八幡(だからマジなんなのこの人……)
陽乃「わたしに振り向いた時、一回だけそこ触ったんだよねー。でもそのあとは意識的にさわらないようにしてたから、ぴんときちゃった」
陽乃「ね、見せてよ」
八幡「あ、や、これはその……」
陽乃「いいじゃん、ちょっとぐらいさあ」
陽乃「見せてくれないなら、雪乃ちゃんや静ちゃんに、比企谷くんが道行く女の子をなんかやばい目付きで見てたって言っちゃうよ」
八幡「」
八幡「はい、どうぞ……」
陽乃「はい、ありがとねー。へー、剣の玩具かな?なんでこれがそんなに大事だったの?」
八幡(だ、大丈夫だよな?俺が持ってない状態なら能力は発動しないとか、そういう縛りがきっと」
ぷすっ
陽乃「いたっ、結構鋭いねーこれ」
↓1
8、キス済み
陽乃「うん、気が済んだから返す」
八幡「どうも。あ、それじゃあ……」
八幡(ぺこりーと頭を下げる。それじゃあの先は言わない。だが、ここで別れましょうと言いたいのははっきり伝わったはずだ)
八幡(この人は去るもの追わずという感じだし、これで引き留められることは)
陽乃「待って、折角会ったんだからそう逃げるようにしなくてもいいんじゃない?」
陽乃「それとももしかして、あの事気にしてるのかな?」
八幡(あ、あの事?やっぱり過去改変は起きてたのか?)
八幡「えっと、それってあの」
八幡(とりあえずかまをかけてみる。どう改変されたのか、俺は知っておかなくてならない)
陽乃「そ、わたしが君に、キスしたこと」ヒソヒソ
八幡(ファッ!?)
八幡(ああ、ついに言ってしまった。これだけはいうまいと思ってたのに。これ以上に今の自分の気持ちを表す言葉がなかった)
陽乃「大丈夫だって、わたしだってそう何度も一方的にキスはしないから」
八幡(笑いながらそう言っているが、一方的にのところになんかやたらと力が入ってたような気がしてならない)
八幡(なんなの?俺からしろってことなの?)
陽乃「でもまあ、君があんまりそうやってかわいい態度ばかりしてたら」
陽乃「ついまたしちゃうかもしれないけどね」
八幡(に、肉食だ!この人完全な肉食系だ!)
八幡(はや、早く逃げなきゃ!トムソンガゼル俺の喉笛なんて、この人の牙にかかったら一噛みだぞ!)
陽乃ルートに入りますか?
(あとでまた選ぶことができます)
↓3
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