男「安価で奇妙な冒険」(54)
男「俺は今までただの学生だった…」
男「しかし!今朝!俺は自分に特殊能力が備わっていることに気付いた!」
男「この能力をウマく使い、俺はこれからの人生をハッピーにイージーに生きてくぜ!」
男「俺の能力…それは>>2だ!」
上条さんの幻想殺しと同じもの
男「そう!他人の能力の無効……」
男「……」
男「つ、使えん!平穏な人生において要らない能力ランキング52位ぐらいの使えなさだ!」
男「そもそもこの能力は俺の手からでるのか?それとも何かが具現化したりするのか?」
>>4
具現化するなら形指定
触手が具現化して、その先っぽから能力発動
触手っておまえ
ウネウネビローン
>>6→ ↓1
男「俺の『ウネウネビローン』は勘が良いというか、簡単な先読みが出来るみたいだな」
男「さーて!早速触手を使って遊びに……」
?「ちょっといいかな?」
男「はい? !?」(何だこのデカいブ男は!?)
?「君、さっき触手を出していたよね?よかったらその事で話がしたいのだが…」
男(コエーよ……でもちょっと興味あるかも…)
↓1
1 逃げるが勝ち、触らぬ神に祟り無し
2 話を聞く、若いうちに冒険するべし
男「あ、あの学校があるので!」
?「うむ……仕方ないな…」クルッ
男(逃げ出せたっー!よかったー!俺、外国人苦手なんだよねっ)
男「というかリアルに遅刻しそうだな、急がなくては!」タタッ
?(やはり、あの少年のことはジョースターさんに言っておいたほうがいいかな…)
学校
男「おっーすっ」
友人「よう男、聞いたか?昨日あのジョジョが刑務所から出てきたらしいぜ?」
男「ジョジョって空条 承太郎のことか?」
友人「何だ知り合いか?」
男「↓1」
1 ああ、ご近所さんで昔はよく遊んだんだ
2 いや名前を知ってるだけだ
3 俺はアノ人の舎弟だからな
男「ああ、ご近所さんで昔はよく遊んだんだ」
友人「へー、硬派なジョジョとチャランポランなお前じゃソリがあわないと思うんだけど」
男「昔は優等生タイプだったんだぜ?まあ今もそこまで悪じゃねーらしいけどな」
教師「はーい席に着きなさーい」ガラッ
休み時間
友人「ジョジョが登校中に死にかけて保険室にいるそうだ」
男「お前はどこでその情報を仕入れてるんだよ」
友人「久しぶりに会いに行ったらどうだ?」
男「そーしますかな」
友人「行ってらっしゃい」
保険室 裏
男「裏から回ったほうが教室から近いんだよなー」
男「うん?保険室の窓の側に誰かいるぞ?まさか覗き魔か?」
↓1
1 怪しい奴だ、声をかけてみよう
2 まあいいや、スルーして保険室へ
男(医務室に女は先生しかいないし、承太郎もいるからまあ危ないことにはならないだろう…)
男「おーい承太郎、大丈夫か?」ガラッ
承太郎「………男か、久しぶりだな…どうかしたか?」
男「お前の見舞いに来たんだよ、階段から落ちたんだって?大丈夫かよ?」
承太郎「転んだだけだ」
先生「本当に喧嘩じゃないでしょうね!」
不良「ジョジョが喧嘩で怪我したところなんて見たことねーぞ、なあ?」
赤ん坊「ダブッー!」
男(何で赤ん坊が高校にいるんだよ…、というか何で裸?)
先生「怪我を看るためにズボンを切るわ」
承太郎「ズボンがもったいねーから嫌だ、脱ぐぜ」
先生「ホホホホ意外とセコい奴ね、さあジョジョがズボンを脱いでる間に君の体温を計って仮病だってことを証明したげるわ」
不良「風邪ッスよ、早びけさせて下さいよ」
パサッ
男「おい承太郎、ハンカチ落としたぞ」スッ
男「ん?なんか書いてあるな…」ペラッ
『空条 承太郎、本日中にきさまを殺すわたしの幽波紋(スタンド)で! 花京院 典明』
承太郎「なんだっ?これは!?」
不良「先生、何で万年筆を振り回してるんスか?」
先生「この体温計が万年筆!?頭の悪い子ねっ!ガボッ」ビュンッ ビュンッ
先生「それじゃあよくッ!見て見なさいッ!!」ズン
不良「危ねぇ」ヒョイ
男「おい!先生!?どうかしちまったのかよ!?生徒を刺そうとするなんて…」
承太郎(目が明らかに正気じゃねぇ…スタンドの能力か?とにかくまずは…)
承太郎「男、お前は不良と一緒に逃げな」
男「はぁ?お前一人より三人で押さえた方がいいだろ?それに不良が…」
不良「なんかよくわからないけど、売られた喧嘩は買うぞっ!」グッ
赤ん坊「アッーイ!」キャッ キャッ
男「あんなんだし」
承太郎「詳しくは話せねぇがあの先生は操られている、俺は対処できるお前達じゃ無理、理由はそれだけだ」
男(コイツがこんな場面で嘘を吐く奴じゃないってことは知っている、でも…もし…もしこの場から逃げて承太郎が殺されたら…)
男(俺は多分後悔するだろう、罪の意識で後悔するなんてゴメンだね、俺は平穏に楽しく生きたいんだから)
男(ここで俺がとるべき行動は……)
↓1
1 一人より二人、不良を逃がして承太郎を援護する
2 命の方が大事、どうせ俺は臆病者さ…逃げる
※3 むしろ不良と一緒に承太郎の援護をする
今後『不良』のような人物が時々出てきて、『※』印のついた選択支を選ぶと仲間になります、ただしハズレ選択支を選ぶと『※』は出なくなります
仲間にするかどうかは自由ですが、最大でも3人までしか仲間にできませんので注意して下さい
仲間の数やメンバーでストーリーが分岐します
男「おい男鹿、さっき屋上にメタルキングがいたぞ」
男鹿「マジか!?経験値稼ぎに行くぞ!べる坊!」ガラッ タッタッタッ
べる坊「うぃぃー!」
承太郎「うまく追い払ったな…お前も早いとこ逃げな」
男「嫌だ、俺はお前の援護をする、俺が決めたんだからコレは絶対な!」ニヤッ
承太郎「お前がどうこう出来るレベルじゃない!」
男「悪いが、今朝から俺には美術で描いた自分の自画像くらい要らない能力があるんでな、少しは役に立つぜ?」ニョロニョロ
承太郎「お前!?スタンドを!?」
男「スタンド?この『ウネウネビローン』のことか?」ニョキ ニョキ
承太郎「……後で説明してやる、それより今は…」
男「先生を操ってるクソ野郎をぶっ飛ばすのが先だな!」
?「茶番は終わったかい?」(やっと出てこれた…)スッ
承太郎「やはりオメーか、花京院 典明」
花京院「お前の予想通りその女医を操っているのは僕のスタンドだ、だがお前等に僕のスタンドが攻撃できるか?女医の体内にいるスタンドを…」
花京院「ペチャクチャ……ペチャクチャ…」
承太郎「……」
男(急に饒舌になったが、これってまさかチャンス?何か行動するべきか…)
↓1
1 『ウネウネビローン』を女医の体内に潜入させる
2 『ウネウネビローン』で花京院を攻撃する
3 何もしない、慎重に行動するべきだ
4 何となくだが花京院の髪型を褒める
承太郎(やれやれ……やはり、先生の口からスタンドを引きずり出すしかねーか…)
男「しかし、あの野郎…イカす髪型してやがるぜ…」
承・花「!?」
男「独創的っーか、アイデンティティが確立されてるっーか…あそこまで自己表現できる奴はそうそう居ねーぜ…!」
承太郎(何をイキナリ言い出すんだ…?コイツ…)
花京院「ほぅ…僕の髪型の良さを分かる人物が父さんと母さん以外にいるとはな」
男「よく見たらそのピアスもイカすぜ……、これならきっとスタンドも…」
花京院「分かってるじゃないか!君みたいな人物とは初めて会うよ、特別に僕の『法皇の緑』を見せてあげよう!」シュンッ
承太郎「『星の白金』!」ドゴォッ
花京院「ボッチィ!!?」ドガッ
承太郎「陽動作戦とは、やるじゃないか男」
男「お、おう…」(本気で言ってたなんて言えねーよな…)
承太郎「俺は今から花京院を家に連れてくがお前はどうする?」
男(ふむ…、正直言ってこれ以上面倒ごとに首を突っ込みたくないが、コイツが何故襲ってきたのか気になるなぁ…)
↓1
1 俺も行く、スタンドとやらのことも聞きたいしな
2 遠慮しとく、俺はただの学生なんだ
男「俺も行くぜ」
承太郎「俺が右肩を持つ…」
男「俺が左足を持つ」
承太郎「……左肩を持ってやれ」
空条家
男「おじゃましまーす」
ホリィ「あら!男君久しぶりね!でも学校はサボっちゃダメよー」
男「普段はサボってませんよー」
ホリィ「承太郎も!」
承太郎「……じじいは茶室に居るか?」
ホリィ「ええ、アヴドゥルさんと居ると思うわ、それよりそのオカシな髪型の人は?」
男「コイツ、便所飯の最中に倒れたみたいなんです」
ホリィ「あら、そうなの」
茶室
ジョセフ「ダメだなこりゃあ、手遅れじゃコイツはもう助からん、あと数日のうちに死ぬ」
ジョセフ「承太郎…男…おまえらのせいではない…カクカクシカジカ」
アヴドゥル「マルマルウマウマ」
男(ふむ……つまりdioって奴が諸悪の根元なのか)
男(話を聞くにスタンド使いの俺も狙われるかも……まあ日本に居れば大丈夫か)
男(おっ、なんやかんやで花京院が助かったみたいだな)
ジョセフ「男君、今日のところはもう帰りなさい、君も精神的に疲れただろう」
男「そうですね」
アヴドゥル「スタンドを無闇に使うんじゃないぞ」
男「へいへーい」
帰路
男「いやー、色々あって疲れたなー」
男「まだ家に帰るには早いな…適当にブラつくか」
↓1 辿り着いた場所は?
1 妖怪が出ると評判の森
2 真っ赤な太陽がよく居る公園
3 ゲロ臭い陰陽師の事務所前
4 大男のシスターが住んでいると噂される河川敷
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