提督「榛名と摩耶の人格が入れ替わった」 (84)
提督「だと?」
霧島「はい」
提督「…何があって?」
霧島「そのー、夕張さんが作った"適当に誰か二人の人格を入れ替えるスイッチ"の効果のようです」
提督「何つーもん作ってんだアイツは…」
霧島「夕張さんは怒った榛名になった摩耶さんにマイクチェックされてノびているようで…」
提督「解除方法が分からずってことか。しばらく出撃翌予定は無いとはいえ問題だぞ」
霧島「しかし夕張さんの技術はデータ以上の様ですね…。そのような凶悪なものまで作ってしまうとは」
提督「能力を活かす方向を盛大に間違えてると思うんだがな」
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霧島「とりあえず二人を呼んでいますので執務室に入れますね。榛名ー、摩耶さーん」
摩耶(榛名)「し、失礼します…」
榛名(摩耶)「邪魔すんぜー…」
提督「……」
霧島「えー、口調で分かるとは思いますがこの様n「可愛い!!!!!!」え?」
提督「摩耶!」
榛名(摩耶)「あ、ああん?」
提督「間違えた!中身が榛名の摩耶!!」
摩耶(榛名)「な、何でしょうか…?」
提督「うおおおおおお!!!!大人しそうな摩耶可愛い!!!撫で撫でしたい!!!!」
摩耶「て、ていとく?」
榛名「おい!何言い出してんだいきなr」
提督「榛名!!!!!」
摩耶「は、はい!?」
提督「じゃない!中身が摩耶の榛名!!!!」
榛名「あ?な、なんだよ?」
提督「おおおおおヤンチャっぽい榛名もいいなああああ!!!!うおおおお!!!!」
霧島「えーっと司令…?そんなキャラでしたか?そんなに目を輝かせた司令は初めて見たのですg」
提督「榛名!!摩耶!!ちょっとこっち来い!!」
摩耶「え、はい…」
榛名「な、なんだってんだよ」
提督「榛名!!クソが!って言ってみて!!」
摩耶「え?え?」
提督「あー…ややこしいな!摩耶!クソがって!いつもの様に!はやく!」ハァハァ
榛名「なんだよ気持ち悪いなクソが!」
提督「うおおおおお!!!!!!」ドピュッ
提督「次は榛名!!頭撫で撫でさせて!撫で撫で!」ナデナデナデナデ
摩耶「て、ていとく…!?あぅ…」
提督「んあああああああ!!!!」ビュルルル
提督「ふぅ…。さて、お前ら入れ替わっちまったとのことだが、戦艦と重巡だ。体に違和感とかは無いのか?」キリッ
摩耶「」
榛名「」
霧島「」
榛名(ん?幻覚でも見てたのか?)
摩耶「えーっと…はい、特にはありません。摩耶さんとは体型も似ていますし」
提督「そうか。確かにお前達はスレンダーだしおっぱいも結構大きいしな」
榛名(あ、幻覚じゃないな…)
提督「とにかく…えーっと榛名が摩耶」
榛名「あ!?あ、おう」
提督「摩耶が榛名」
摩耶「はい」
提督「摩耶が榛名でマルナがヤナ?」
提督「ん?ヤマがハルヤでヤルナがナヤ?」
榛名「なにいってんだこいつ」
提督「摩耶」ユビサシ
榛名「おう」
提督「榛名」ユビサシ
摩耶「はい」
提督「摩耶で榛名で榛名で摩耶」
榛名・摩耶「おう(はい)」
提督「ややこしやー」
霧島「あの司令、そろそろ真面目モードに戻ってください」
提督「んなこと言われてもどうしろっていうんだって感じなんだよな…。不便はあるだろうがしばらく我慢してくれとしか言えんぞ。ていうかこの事他の奴らは知ってるのか?」
霧島「二人のことは卯月さんを筆頭とした駆逐艦の皆さんに広めて貰う様に言っておきました」
提督「アイツらならすぐ鎮守府中に広まるだろうし問題は無い…か。しかし何でお前らが入れ替わったんだ?」
榛名「知らねーよ。アタシは部屋で漫画読んでたのにいつの間にか金剛とティータイムしてたんだぞ」
摩耶「摩耶さんの言う通り、榛名もお部屋で金剛お姉様と紅茶を飲んでいました」
提督「…近くにいる奴らが入れ替わる…とかじゃなくてマジでランダムに入れ替えるのか?バカだけど夕張すげぇな」
榛名「夕張のバカはアタシらが入れ替わったの知ってたらしくてな、金剛型の部屋に乗り込んできて腹立つドヤ顔で説明しやがったんだ」
提督「そこをマイクチェックしたと」
榛名「さすがにキレても許されるだろ?」
提督「許す」
提督「ていうかちょっといいか?」
榛名「なんだよ?」
提督「ヤンチャでキツそうな目つきしてる榛名が可愛すぎて俺の理性がもちそうに無い」
榛名「」
摩耶「提督…、榛名はヤンチャな性格の方が良いですか…?」シュン
提督「ないないないないそんなことは無い!ナーイ!Nai!ギャップ萌えってやつ!!普段の控えめで大人しい榛名も超可愛いくて好きだけどこっちの活発でヤンチャな榛名も好きです!!」
摩耶「あ、ありがとうございます…?」
提督「あああああああああ!!!!大人しくて控えめな摩耶も激かわ!!撫で撫でしてからおっぱい揉んでいいか!?」
榛名「駄目に決まってんだろ!!!」
摩耶「…提督が望むのなら…」
提督「Yeahhhhhhhhhhh!!」
榛名「駄目だっつってんだろ!榛名もそれアタシの体だぞ!」
榛名「アタシの体といえば…体格はさっき榛名が言ってた通りあんまり変わらねぇけど、服が違うっていう理由で違和感はあるな」
摩耶「あ、確かにそうですね」
提督「まぁ全く種類が違う服装だからな。つーか摩耶と鳥海って相当エロい服装してるよな。どんなパンツ履いてるんだ?」ピラリ
摩耶「!!??」
榛名「」
霧島「」
提督「お、白か」
榛名「白か、じゃねーよ!!なにやってんだお前!!」カオマッカ
提督「いやずっと気になってたんだよ。あの短いスカートの中身どうなってんのかなって」
霧島(憲兵さんに報告した方が良いですかね…)
提督「あと摩耶と鳥海のそのセーラー服、スク水と一緒の素材なんだろ?エロスの塊じゃねぇか。榛名、おっぱいに顔埋めていいか?」
摩耶「て、提督が望むのでしたら榛名は大丈夫です!」
榛名「摩耶は大丈夫じゃねーよ!!」
霧島「えーっと、とりあえずお二人は服を交換してきたらどうですか?服で判断できて間違える人も少なくなると思うのですが」
榛名「…それもそうだな。榛名、いいか?」
摩耶「そちらの方が良さそうですね、分かりました」
提督「ここで交換するの?」
榛名「しねーよ!」
摩耶「は、榛名は大丈夫…」
榛名「じゃねーよ!!」
榛名「ったくセクハラ提督が。…てかあいつあんなキャラだったか?」
摩耶「提督も少し混乱されていたのではないでしょうか」
榛名「どっちかと言うと狂乱じゃねーか?」
提督「いったか」
霧島「司令にも何かと物申したいことはありますが、姉妹ながら榛名はあんな子でしたっけ?」
提督「榛名は結構積極的な子だぞ?改二になってからは夜な夜な俺の布団に入り込んでくることもたまにあるしな」
霧島「…え?」
提督「俺ラブを隠そうともせんがそういった行動に移さない金剛よりだいぶ積極的だと思うぞ」
霧島(…たまに夜中起きたら布団に入ってない事があると思ったらそんなことしてたのね榛名)
霧島「…榛名とは"そういった行為"もされているので?」
提督「いやいや手は出してねーよ。ケッコンカッコカリもまだしてないしな。」
霧島「そういうところはしっかりされているのですね。先程は憲兵に通報しようか真剣に迷ったのですが」
提督「でもそろそろ理性が持ちそうにないかもしれない」
霧島「ダメじゃないですか!」
提督「だってあいつ超いい匂いするんだぞ!!体はふんわり柔らかいし華奢な癖に出るところは立派に出てるし頭がどうにかなっちゃいそう!」
提督「あと俺が榛名の布団に入っていったのなら立派な痴漢行為だが榛名から来たからいいかな…って」
霧島「いいかなってじゃありません!せめてケッコンカッコカリをするまでは持ちこたえてください!全く…榛名にも言っておかないと」
提督「えー」
霧島「えーじゃありません」
提督「霧島は堅いなぁ」
霧島「金剛お姉様や比叡お姉様はチャランポランとアンポンタンですし榛名はアレですし常識人枠と捉えてください」
提督「常識人ね…(敵戦艦にインファイトを挑みタコ殴りにする霧島を思い出しながら)」
霧島「…何か?」
提督「いーやなんでも無い。さて…」
霧島「司令?どちらへ?」
提督「パンツ変えてくる」
霧島「」
榛名(摩耶服)「んー、やっぱこっちのがしっくりくんなー」
鳥海「…こっちからすると物凄い違和感があるけどね」
榛名「しょーがねぇだろ?夕張のバカが起きないせいで元に戻る方法も分かんねぇし」
鳥海「起きない程にボコボコにしたのは摩耶だけどね」
愛宕「でも確かに摩耶ちゃんの性格の榛名さんは違和感がすごいわよね~。正反対の性格だし」
高雄「まさしく想像できないって感じよね」
榛名「んだよ、失礼な奴らだな。アタシだって一応女なんだぞ。榛名と同じ!」
鳥海「読んでる漫画は熱血系の少年漫画ばっかりだけどね…」
高雄「榛名さんは寝る時に豪快にお腹出してたりしてないと思うわよ~」
摩耶「んぐぐ…」
愛宕「あ、でも摩耶ちゃんも乙女な所あったのよね~うふふ」
榛名「あ、あぁ?なんだよそれ」
愛宕「うふふ、見ちゃったのよね~。こう言えば分かるかしら?バ・レ・ン・タ・イ・ン!」
榛名「はッ…!?」
鳥海「あら…急に摩耶の顔が真っ赤に」
高雄「摩耶ちゃん、まさか…!」
愛宕「そうそう。バレンタインデーの前日に私がデパートにお買い物しに行った時に見ちゃったのよね~。難しそうな顔でチョコレートを吟味してる摩耶ちゃん!」
鳥海「あら…」
高雄「あらあら!」
榛名「ちちちちげーよ!!買い物行ったついでにバレンタインフェアとやらでチョコ安くなってたから買っただけだっつの!!」カオマッカ
鳥海「あなたチョコはブラックサ○ダーしか食べないじゃない」
愛宕「摩耶ちゃんったら真剣に「苦いのはあんまり好きそうじゃないよな…」なんて呟いてたわよね~」
榛名「なななななにを馬鹿なこといってんだ!あ、アレだ!友チョコってやつだよ!なんか女同士でチョコ渡しまくるの流行ってんだろ!?」
高雄「ならその友チョコは誰にあげたのかしら?」
榛名「えぇー…………………っと、鳥…海?」
鳥海「いや貰ってないし…」
榛名「ぐぬぬ」
愛宕「それで、どうだったのかしら?上手く渡せた?喜んでくれた?」
榛名「あ…、い…、う…!」
鳥海「摩耶もやるわね。口は悪いけどちゃんt」
榛名「お、お前らのばかああああ!!!」ダッシュ
ドア「バターン!!!!!!!」
鳥海「あ、いっちゃった」
高雄「摩耶ちゃんったら」
愛宕「可愛いんだから~」
榛名「ぜーっ、ぜーっ」
摩耶「あ、摩耶さん」
榛名「お、おう榛名か…。そっちは制服に違和感とか無いか?」
摩耶「はい、大丈夫です。金剛お姉様や比叡お姉様も似合っていると言ってくれましたよ?」
榛名「そ、そうか…。アタシはバカ姉貴やアホ妹達に違和感がすげぇって言われたけどな。無理ねぇけどよ」
摩耶「ふふふ、それは榛名も言われました。ところであの…大丈夫ですか?物凄く息が切れていますが…」
榛名「…摩耶は大丈夫ですってな」
摩耶「??」
霧島「榛名、摩耶さん。着替えは終わりましたか?」
榛名「おわ!…霧島か。ほれこの通り」
霧島「…司令が着替え終わったら二人揃ってまた司令官室に来いとのことです…」
榛名「えぇ…嫌な予感しかしねーんだが」
摩耶「は、榛名は大丈夫ですよ!」
霧島「大丈夫じゃないの…。まぁまた暴走しそうに…というかするでしょうが、程度によりますけれどその時は私が直々にマイクチェックしますので」
榛名「お、おう…それなら安心か…?」
摩耶「霧島のマイクチェック…提督は無事で済むのでしょうか…?」アオザメ
霧島「あのね…。それより榛名、司令から聞いたわよ?たまに司令の布団に夜な夜な潜りこんでるんですって?」
摩耶「!?」
榛名「!?」
霧島「金剛お姉様に負けじとと思っての行動ってとこなんだろうけど、はしたないわよ?ケッコンカッコカリしてるならともかく」
榛名「ほ、ほぉー。ふーん。へぇー。
…意外とやるのな、榛名って」
摩耶「だ、だって…」
霧島「だってじゃないの。司令が鋼の精神をお持ちだからまだ良いとして、並の男性ならまずあんなことやこんなことされてるわよ?」
榛名(…鋼の精神?)
提督『撫で撫でしてからおっぱい揉んでいいか?』
提督『お、白か』
提督『おっぱいに顔埋めていいか?』
榛名(鋼ってなんだっけ?)
摩耶「うぅ…でも榛名は提督にならd」
霧島「大丈夫じゃないの。必死に耐えてる司令のことも考えなさいな」
霧島「あーだこーだガミガミくどくど」
摩耶「うぅ…」
霧島「まったく…。言ってもあなたもそろそろケッコンカッコカリできる練度に近いでしょう?そういうことはしばらく止めて、第一号になれるように頑張りなさい」
摩耶「霧島…」ウルウル
榛名(第一号ねぇ…ふーん。ほーん…)
霧島「ごほん。とにかく司令がお待ちだわ。摩耶さんも大丈夫かしら?」
榛名「ん、あぁ…おう」
霧島「では行きましょうか」
霧島「司令?二人ともよろしい様なので失礼しますね」
提督「おう。入っていいぞ」
霧島「失礼します。あら?」
榛名「うぃーす」
摩耶「失礼しますね」
提督「おう。三人ともお疲れさん」
電「なのです!」
霧島「電さん、来ていたのですか」
電「なのです!」
提督「遠征から帰ってきた報告にな。ちゃんとバケツも持って帰ってきてくれた。偉かったな、電」ナデナデ
電「えへへ、頑張ったのです~」
提督「今日はもう休んでくれていいぞ。あと…ほら、暁達と一緒に行ってこい」
電「はわわ、間宮券なのです…!」
提督「日頃のご褒美だと思ってくれていい。頑張ったらまたあげるからな」
電「ありがとうなのです!皆と行ってくるのです~」パタパタ
提督「おう、お疲れさん」
榛名(んー、やっぱりまぁ…いい提督だよな。普通にしてたら)
摩耶(榛名、感激です!)キラキラ
提督「さて…」スクッ、クルッ
霧島「司令…?」
提督「……」ススス
霧島「し、司令?何故急にムーンウォークを?」
提督「……」ピタッ(榛名の目の前で止まる)
榛名「あ、あぁん?」
提督「……すぅー」
提督「うおおおおおおおおおお!!摩耶服の榛名激かわなんじゃあああああああ!!!!!!」(勢いよく背を逸らし榛名のおっぱいに後頭部を埋めながら)
霧島「!!??」
摩耶「!!??」
榛名「ぎぃやあああああ!!???な、なにやってんだテメエエエエ!!!??」
提督「ウヘヘ…ここがエデンか…。いい枕だぜ…。どれ、そのスケベなスカートの中身はどうなってんだ?ほれ」バサー
縞パン「」フワーッ
榛名「」ボーゼン
提督「うむ。ダズル柄か。流石に下着の交換はしなかったんだな。榛名はやっぱり縞パンだよな。ああ普段より露出の多い脇と太腿が眩しい。最高」ドピュッ
霧島「」
榛名「」
摩耶「」
提督「さて…」ヒュンッ
霧島(疾ッ!?榛名の後ろに回り込んだのが全く見えなかったわよ!?)
提督「巫女服の摩耶も超かわあああああ!!!!!露出は減ったけど清楚な感じがたまらんっぽおおおおおい!!!!」ムネワシヅカミ
摩耶「ひゃああああ!!??」
榛名「」
提督「おお…布が薄いとはっきり柔らかさが伝わってくるな…百万点だな…」モミモミ
摩耶「あん…っああっ!やっ!提督、駄目…です…んっ!」
提督「ぐへへ…エロい体しやがって。大人しい摩耶も最高だな…。待てよ?そういや摩耶服もスク水素材だったな…どぉれ触り心地を確かm」
霧島「マァ!!!」
①鳩尾に渾身のボディーブロー
提督「ゥッ…!」
②左側頭部目掛けて上段回し蹴り
霧島「イク!」
③回転の勢いを利用し脇腹にバックエルボー
霧島「チェァァァァァァァ!!!」
④素早く向き直り提督の上半身へ怒涛の拳打のラッシュ
霧島「ックッ!!!」
⑤腰の捻りを十分に入れた顎への渾身のアッパーカット。提督の体が宙に浮く
霧島「ワン!!!!」
⑥腰を深く落として思いきり足を踏み込み、体を捻りながら拳を引いて"溜め"を作る
霧島「すぅー……」
提督「」
霧島「ツー!!!!!」
⑦重力に逆らわず落下してきた提督の胴体へ全身全霊を込めた正拳突きを放つ
提督「」ボヒューッ…ドンガラガッシャーン
霧島「…フィニッシュ。マイクチェック完了ね」
摩耶「」ガタガタ
榛名「」ガタガタ
霧島「二人とも大丈夫だったかしら?…こんなに震えて…。いえ、暴走した司令があんなになるなんて思いもしなかったから仕方ないわね…」
榛名「え?あ、いや、この震えはですね…」
摩耶「て、提督は壁を破壊して飛んでいきましたが大丈夫なのでしょうか…!?」
榛名「いや…あれは死んだだろ。多分」
摩耶「て、ていとく…!」ダッシュ
霧島「榛名ったら…大丈夫よ。手加減はしたから」
榛名「え?」
提督「」目グルグル頭たんこぶ
摩耶「よ、よかった…気を失ってるだけです!提督は大丈夫です!」
榛名「ポケモンが戦闘不能になった時みたいになってんぞ」
霧島「ね?言ったでしょう?」
榛名(つーかなんで頭にたんこぶ出来ただけで体にダメージ無さそうなんだよ)
霧島「うーん。でもやっぱり気絶させたのはまずかったかしら?榛名と摩耶さんにセクハラさせただけで何も対策できなかったわね…」
摩耶「この様子だとしばらく目は覚まさなさそうです…」
提督(気絶中)を執務室に運び床に転がしておいた
金剛「ヘーイ提督ゥー!」
霧島「あら、金剛お姉様」
金剛「Oh、提督はスリーピングナウですか」
霧島「ええ。最近お仕事が忙しくて疲れていたようですから、少し休むと」
榛名「……」
摩耶「……」
壁「」
金剛「…What?あの壁の大文字の大穴は何デスか?」
霧島「司令が少し空気を入れ替えたいんだと仰って破壊していました」
榛名「……」
摩耶「……」
金剛「窓をオープンすればよかったんじゃないデース?」
霧島「流石金剛お姉様!!!その発想は司令には無かったようです!!データ以上の方ですね!!」
榛名「……」
摩耶「……」
霧島「ごほん。それで、金剛お姉様は何をなさいに?」
金剛「Oh、そうデース!夕張が目を覚ましたそうデース!」
榛名「マジか!?」
摩耶「やっと戻れるのでしょうか…?」
金剛「ウ~、それがですね…」
霧島「金剛お姉様?」
金剛「とにかく百聞は一見になんとやらデース!夕張の所に行くネ!」
明石「お名前は?」
夕張「UバリMk-3と呼ばれています」
明石「年齢はいくつですか?」
夕張「女性に年齢を尋ねてはダメですよ」
明石「…ここはどこか分かりますか?」
夕張「ピピーッ。データベースと照合中…コンプリート。該当無しです。」
榛名「…なんだありゃ?」
金剛「どうやら一種の記憶喪失のようデース!」
霧島「アレは記憶喪失で済んでるんでしょうか?」
夕張「ウィーンウィーン」
明石「あ、金剛さん!皆さんも!」
金剛「ヘイ明石!状況はどうデス?」
明日「見ての通りです…。どうやら自分をロボットと勘違いしてるみたいで。はる…じゃない。摩耶さん?夕張に何したんですか?」
榛名「え、いやバックドロップとか…」
霧島「摩耶さんったらバイオレンスね」
榛名(あんたにだけは言われたくねぇ)
明石「うーん、一時的なものだとは思うんですがね、いつ復旧するかも分かりません」
摩耶「それでは榛名達が元に戻る方法は…
」
明石「とりあえずはお預け…ですね。」
榛名「んだよー。なぁ明石なんとかしてくれよ。改修に使う装備とかなら提供してやんぜ?」
明石「うーん…。仕方ありません!明石が一肌脱ぎますよ!その代わり事が終わればバンバン手伝って貰いますからね!」
金剛「一肌脱ぐとはいっても何をするんデース?」
明石「それはもう明石もメカニックの端くれですから!」
霧島「何を作るの?」
明石「夕張さんの記憶を元に戻すスイッチです!」
榛名「すげぇなお前!?」
摩耶(明石さんなら私達が元に戻るスイッチも作れるのでは…)
夕張「ウィーンガガガピーッ」
てなわけで再び執務室
霧島「明石さんは2時間ぐらいしたらもう一度来てくださいとのことですが、どうしましょう?」
摩耶「提督はまだ目が覚めていないようですね…」
提督「うーん、明石のスケベスカートが1枚…大淀のスケベスカートが1枚…」
榛名「起きない方がいいんじゃねぇの」
榛名「しかし何でコイツはこんなド変態になってんだ?もっと真面目なやつだっただろ?」
提督「うーん…武蔵のサラシは良い出汁が出るなぁ…」
霧島「それはまぁ司令も男性ですから女性だらけの職場だと思うことも色々あるでしょう。あと大体榛名のせいだと思うわよ」
摩耶「は、榛名が!?」
提督「うーん…雲龍のミルクはコーヒーによく合うなぁ…」
霧島「そうよ。さっきも言ったけど間違いを起こしてはいけないと司令が頑張っていた中で夜中に布団に潜り込まれでもしてみなさい。悶々として堪らなかったでしょう」
摩耶「うぅ…」
霧島「それで我慢に我慢を重ねていたところにこの事件で爆発しちゃったんでしょうね。ギャップ萌えっていうの?司令を刺激しちゃったんでしょう」
提督「うーん…リスになって長門の体を駆け回りたい…」
榛名「おいちょっとこいつ黙らせられねぇのか?」
提督「うーん…阿賀野型のお風呂の残り湯を使った炊き込みごはフゴモッ」(口元に座布団を被せられる)
榛名「これでよし」
霧島「がみがみくどくど」
摩耶「うぅ…」
霧島「あーだこーだ」(ちぢこまった摩耶さんはすごい違和感あるわね…)
榛名「まぁまぁ霧島。その辺にしといてやれよ」
霧島「ぬ、摩耶さん…」
榛名「コイツが女だらけの職場でムラ…悶々してたように、アタシらにとっても男はコイツ1人なんだぜ?」
霧島「それはそうですが…」
榛名「そりゃあ所謂提督ラブ勢からすれば争奪戦になんだろ?金剛とか酒匂とか積極的なのもいれば加賀みたいに静かーにお近づきになろうとしてるやつもいる」
霧島「ですがそういう仕事場ですし…」
榛名「解決策なんて求めちゃいねーのよ。ただもっと理解してやれ、みたいな?」
霧島「ほう…」キュピーン
霧島「では摩耶さんは理解できるのですね?いわゆる提督ラブ勢の感情を」ニヤニヤ
榛名「…はっ!」
摩耶「…!」
榛名「ば、バカヤロー!バーロー!ばっかもーん!何言ってんだ!そんなんじゃねーよ!」
霧島「摩耶さんも1ページ組(練度)ですものね~。将来的にはケッコンカッコカリも視野にいれてるのかしら?」
榛名「勝手に話広げんなよ!ま、まぁ長く使ってくれてるからな、信頼はしてるのは認めるけどよ…」
霧島「信頼が段々別の感情に変わってきたのかしら?」ニヤニヤ
榛名「そんなんじゃないっての!」
霧島「そういえば司令が前に仰ってましたよ?摩耶の改二もはやく来ないかなーっと」
榛名「え」
霧島「妙高型ばっかり改二の話が来て、練度は十分なのにスペックの差が出始めててかわいそう…ですって。大切に想われてるのね~」
榛名「え…あ、そんな…こと…」モジモジニマニマ
霧島(なにこの人かわいい)
摩耶「摩耶さん…榛名、負けませんよ!」
榛名「はっ!だ、だからそんなんじゃねーし!」
ドア「ガチャッ!!」
ビスマルク「アドミラール!いる?」
霧島「あら?ビスマルクさん?」
ビスマルク「小腹が空いたの。私に軽食かデザートをご馳走してくれてもいいのよ!」
榛名「上から!?」
ビスマルク「あら?アドミラールは寝てるの?」
霧島「はい。残念ながら…」
ビスマルク「むぅ…。この私が来てあげたというのに偉くなったものね!」
榛名「いや実際偉いだろ」
ビスマルク「…?ハルナ?あなたそんな性格というか口調だったのかしら?」
榛名「んだよ、知らねーのか?」
摩耶「今は私が榛名です!」
ビスマルク「???」
霧島「かくかくしかじか」
摩耶「まるまる」
榛名「うまうま」
ビスマルク「じ、人格が入れ替わる…日本のテクノロジーは随分進歩してるのね」
摩耶「いえ、榛名達もびっくりしています」
榛名「冷静に考えなくてもアイツとんでもねーもん作ってるよな。明石もだが」
ビスマルク「そういえばプリンツが…」
プリンツ『わたしもビスマルクお姉様の様な!いえ、もうビスマルクお姉様になってあんなことやこんなことがしてみたいです!ひっうふふひっ』
ビスマルク「って言ってけれど、それなら叶えてあげられるのかしら?」
霧島「絶対に叶えてあげないほうが良いと思います。ビスマルクさん自身のために」
このSSまとめへのコメント
へ、変態だぁ!
摩耶かあいい( *´艸`)