レディリー「安価で死んでやる」 (88)
レディリー「どうにかして私を殺して頂戴」
レディリー「さて、まずは何をしたらいいかしら」
>>3 どうする?
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425122116
レディリーって劇場版禁書のやつだっけ?
樹海を散策
>>2そうだよ
レディリー「樹海……富士のかしら」
レディリー「まああそこは自殺の名所って言われてるし、なにかしら『死』に繋がることがあるかもしれないわね」
レディリー「オーケー! さあ☆、外出の許可を!」
☆「はい」
~樹海~
レディリー「……寒い。それに何か悪寒が……」
レディリー「とはいっても今のところ身体に変化はないし、なにかしら起こる気配が微塵としないわ」
レディリー「……、」
レディリー(こんなんで本当に死ねるのか?)
ガサッ
レディリー「ッ、誰!?」
>>6「私だ」
↑
脳幹「私だ」
レディリー「……知ってる。木原一族の脳幹"ちゃん"だったわよね?」
脳幹「おやおや、私も君に知られるくらいには有名なのかな」
レディリー「冗談。木原ン中でも貴方みたいにイかれてるのは、裏の人間なら大体知ってるんじゃないかしら」
脳幹「イカれてるって……冗談がキツいんじゃないかい? 私は割とマトモな方だと自負してるんだが」
レディリー「……、まあいいわ。で? 私に何か用? 生憎今は死ぬために全力投球なのよ」
脳幹「>>9」
ここには何もないぞ死ねるようなものは
脳幹「ここには何もないぞ死ねるようなものは」
レディリー「…………は?」
脳幹「残念だが君の望むものは何もない、と言ったんだ」
レディリー「……え? じゃあ私がわざわざここに来た意味は?」
脳幹「無い」
レディリー「」
脳幹「ちなみにこれは☆からの伝言だ。今頃君のアホ面を想像して笑ってるんじゃないかな」
レディリー「……分かった、それじゃあもうこんな所に用はないわ。次! 次よ!! 次で絶対に死んでやる!」
脳幹「君、以外と切り替えが早いんだな」
>>12 次はどうしようか
磯へ行く
~磯~
ザッバーン!
レディリー「はい磯」
レディリー「……で?」
レディリー「こっからどうなんのよ。後ろから誰か押してくれるの?」
レディリー「私別にドロドロした三角関係とか築いてないし、あまりそういう展開になるとは思えないんだけど……」
レディリー「……」
>>15 ひとまずどうする?
ダイビングをする
レディリー「ダイビングか……」
レディリー「この寒い中で?」
レディリー「……」
レディリー「まあいいわ。安価は絶対だし、この海に飛び込めば身体を氷漬けにできるかも」
レディリー(服は……このままでいいか。溺れよう)
レディリー「セイッ!」シュバッ
ドッボーン
レディリー『冷たッ!?』
レディリー『こ、凍える凍える!! ……いや、それを狙ってたんじゃない、私』
レディリー『よし! 凍えろ! 凍えろ私!! そして死ね!!』ゴボゴボ
~1時間後~
>>18 どうなった?
通りかかった吹寄に助けられた
レディリー「ゲホッ、ゴホゴホ……ッ!」
吹寄「ハァ、ハア……、ちょっと貴女! こんな所で寒中水泳!? もう溺れる寸前だったじゃない」
レディリー「……チッ、もう少しで死ねたかもしれないのに」
吹寄「は?」
レディリー「なんでもないわよ。それよりその制服、学園都市の高校生ね。こんな所で何をしてるのかしら」
吹寄(助けられた礼も無しか……、まあいいけど)
吹寄「私は>>22」
美容に効く伝説のアワビを探しに潜りに来たのよ、もちろん許可は取ってるわ
吹寄「私は美容に効く伝説のアワビを探しに潜りに来たのよ、もちろん許可は取ってるわ」
レディリー「あ、そう。その服のままで?」
吹寄「そんなわけないわよ。ウエットスーツは中に着てるわ。ホラ」
レディリー「……でかい」
吹寄「はい?」
レディリー「なんでも。まあせいぜい頑張りなさい、私は疲れたから一旦帰るわ」
吹寄「……、もうこんな真似はしちゃダメよ」
レディリー「ハイハイ」
~窓のないビル~
☆「おかえり」
レディリー「私って何すれば死ねるの?」
☆「>>26」
……親友を作れば死ぬことができるだろうな
☆「……親友を作れば死ぬことができるだろうな」
レディリー「親友?」
☆「そう、親友だ」
レディリー「……そりゃまたなんでよ?」
☆「勘だ」
レディリー「勘かよ」
☆「ただ、君の不死というのは後天的なものだ。アンブロシアにより体内の生命力がサイクルを描いているんだったな」
レディリー「ええ」
☆「つまり、その固定化した概念を砕けるほどの想い……」
☆「つまりは己にとって何よりも大切な親友を作ることこそが、その運命から逃れる術なのではないか、ということだ」
レディリー「根拠は?」
☆「ない」キッパリ
レディリー「結局勘かよ」
☆「まあ、今まで試してこなかったことならやってみる価値はあるんじゃないか?」
レディリー「……そうね。ま、考えとくわ」
~そと~
レディリー(親友と言ってもねぇ……)
レディリー「さて、どうしようかしら」
>>29 親友をつくろう→まず何をしようか?
上条さんちに訪問
レディリー「取り敢えず現状知ってる人間との関係を深めてみようかしらね」
レディリー「えーと、知り合い……」
レディリー「……」
レディリー(そういえば……私ってまともな知り合い全然いない気がする)
レディリー「まず☆、あと……シャットアウラ、とか……」
レディリー「☆は論外。シャットアウラも論外」
レディリー「自動人形は……やめよう。悲しくなってくるわ」
レディリー「……」
トウマトウマー!
レディリー「っ! あの修道服、あの時の」
レディリー「……」
レディリー(知り合い……よね? 一応。あの時も少しは同情してくれてたっぽいし……)
レディリー「尾行するか」
~とある学生寮~
レディリー「……」
レディリー(ついにここまで来てしまったけど……あのシスター、こんなところに住んでるの?)
レディリー「っ」ゴクリ
レディリー「ええいままよ! かっとビングだ私!!」ポチ
ピンポーン
>>33「はいはーい」
オティヌス
無理ならインデックス
上条「はいはーい」ガチャ
レディリー「……ん?」
上条「ん?」
レディリー「……」
上条「……」
レディリー(え、誰この男? ここはあのシスターが入っていった家で……、え?)
上条(あれ? 何この雰囲気。ドアあけたら妙にちっこい金髪ゴスロリが……ってかこの子どっかでみたよう……な?)
レディリー「……あの」
上条「は、はい? なんでせうか?」
レディリー「>>36」
↑+友達にならないと私はずっと生きないといけないんだ
レディリー「私と友達になって頂戴」
上条「え、と、友達?」
レディリー「そう。……私、早く友達を作らないとずっと生きなきゃならないの」
上条「は? ずっと生きなきゃって、え?」
レディリー「うーん……話が伝わらないかしら。私と友達になってほしい、ってだけなんだけど」
上条「えー……っと、まあ、それがあんたの為になるんなら喜んで……ハイ」
レディリー「本当? 友達になってくれるの?」
上条「あ、ああ。別に構わないけど」
上条(話が意味不明すぎてよく分からないけど、取り敢えず肯定しといた方がいいんだよな……)
レディリー「そう、ありがとう。……さて、これで前提は満たしたはず。ちょっと想定外だけど、プロセスとしては正常に段階を踏んだはずだわ」
上条「??」
レディリー「ちょっと、そこの……えーと、『友達』」
上条「俺?」
レディリー「殺してくれない?」
上条「…………俺にはついていけん。なんで俺ん家にはこんなのばっかり攻め込んでくるんだ……あぁ不幸だ」
レディリー「ねえ殺してってば」
>>39 上条目線でどうする
ベッドに押し倒してくすぐりまくる
腹パン
あと今更ながらだけど >>33だからオティヌスかインデックスだよ
>>40 すいません、次からは気をつけます。 あと一応新約11巻終了時点です
上条「……取り敢えず入ってくれ。寒いだろ」
レディリー「殺してよ」
上条「いいから」
レディリー「……」チッ
ドサッ!
レディリー「私は『殺して』って頼んだんだけど。こんなシチュエーションは望んでないわ」
上条「……」
レディリー「まあ別にいいけど。ヤることヤった後に殺してくれりゃそれで構わないわ」
上条「そげぶ!!」コチョコチョコチョコチョ
レディリー「!!?」ビクッ
上条「」コチョコチョコチョ
レディリー「っあ、アハアハハハハハっハハ!!! ちょっ、こらッ……ッハハ、やめッ!」
上条「くすぐり」コチョコチョ
レディリー「ぎっ……アハハ、ハハッ……ヒーっ、ハハハハハハハhah────」
~5分後~
レディリー「も……もぅ、やめて……。やめてください。早く殺して」ピクピク
上条「悪いけど、俺は殺してだとかそんな物騒なこと言ってる奴には容赦はできないんだ。これに懲りたら殺してなんて言うんじゃありません!」
オティヌス「お母さんかよ」
上条「うおっ!? お、オティヌスさんいつからワタクシの頭の上に!」
オティヌス「お前がくすぐりに没頭し始めてから約2分後くらいだ、人間。それよりいいのか? この絵面……犯罪の匂いしかしないな」
レディリー「殺して……殺して……はやくぅ」
上条「」
>>44 ひとまずどうしようか
ご飯の支度をして落ち着こう
上条「昼飯」
オティヌス「あ?」
上条「そうだ、昼飯の支度をしよう。この子腹減ってそうだし、なにか食えば正気に戻るだろ」
オティヌス「正気じゃなくしたのはお前だと思うが」
上条「ち、違いますぅ! 上条さんはコイツが『自分を殺して』とか言うから、目を覚ましてやろうと思って……ッ」
オティヌス「……」ジー
上条「なっ、なんだその目は! 言っとくけど本当だからな、コレ!」
オティヌス「まぁいい。ともかく飯を作るならさっさとしてくれ。私もお腹が空いてきた」
上条「そういやインデックスはまだ寝てるのか……いや、寝てるというより空腹で倒れたのか」
オティヌス「さっきお前に昼飯をねだっていたな」
上条「そ、そうだったけか? えーっと……きょ、今日はどうしようかな」
オティヌス「そうめん以外のみ」
上条「」
~20分後~
インデックス「……ハッ! ご飯! お昼ご飯の気配がするんだよ!」ガバッ
インデックス「とうまとうま! お昼! ランチタイム! エクセプトそうめんプリーズ!」
インデックス「……ん?」
レディリー「……ん、ぅ」ゴロッ
インデックス「」
>>49 レディリーは寝ている。どうするインデックス
パイタッチ
インデックス(この子……あの時の。なんでここに?)
レディリー「」
インデックス「……」ペタッ スッ
レディリー「」ペタッ
インデックス「…………勝った」
レディリー「」
インデックス「──ハッ、こんなことしてる場合じゃない! 昼飯! 昼飯じゃとうまああああ!!」ウガー
上条「はいはい、ほらインデックス。今日の昼飯、『もやしそうめん』だ」
オティヌス「結局そうめん……最悪だ。ふざけろ人間」
上条「そうめんしかないの。わがまま言うんじゃありません」
インデックス「……とうま」ゴゴゴ
上条「ん? どしたーインデックス」
インデックス「いい加減にそうめんは飽きたんだよ!! 違うものを要求する!」
上条「ない! さっきも言ったけどな、ウチにはそうめんしかないんだ。あと少量のもやしとお茶」
インデックス「飽きた!」
上条「やかましい!」
ギャーギャー!!
レディリー(……っ、なんだ、騒がしいわね)
レディリー(私……確か、あの男にめちゃくちゃにされて……)
レディリー「ッ」バッ
上条「あ、起きた」ダラー
インデックス「ん? あ、ほんほふぁ」ガブガブ
オティヌス「……」
レディリー(何このカオスな状況)
レディリー(……ひとまず>>53をしよう)
上条の膝の上に座る
レディリー「……」チョコン
上条「え?」
インデックス「!?」
オティヌス「あ?」
レディリー「……うん。まあ座り心地は中々と言ったものね。ちょっとゴツゴツしてるけど」
オティヌス「おい、お前。"何"をやっている?」
レディリー(……? なにコレ。妖精? ……魔術の類かしら)
レディリー「ただ、この男の膝の上に座ってるだけよ。なにかいけなかったかしら」
上条(俺の膝の上に座るのって、許可申請とかそういうの抜きなのか……)
オティヌス「いや、いけないというか、その……他人の膝に座って何がしたいんだお前は?」
レディリー「>>56」
とりあえずお腹空いたから食べさせてもらうけど?
私は箸が使えないから
レディリー「とりあえずお腹空いたから食べさせてもらうけど?」
オティヌス「聞けよ」
レディリー「あと、フォークとかくれない? 私は箸が使えないから」
上条「そうか。そんなら、えっと……ちょっとどいてくれ。今持ってくる」
レディリー「ええ、分かったわ」スクッ
インデックス「そうめん美味しい」パクパク
オティヌス「フン」モキュモキュ
レディリー「……」モグモグ
上条「……そういや、まだあんたの名前聞いてなかったな。何もんなんだあんた」
レディリー「私? あぁ……えっと、レディリー。レディリー・タングルロードよ」
上条「レディリー?」
上条(あっ、思い出した。エンデュミオンの時の……)
上条「ゴスロリ社長!」
レディリー「元、ね」
上条「は、はあ。……え、でもなんだってこんなところに?」
レディリー「『親友』」
上条「親友?」
レディリー「そう。『親友』をつくるために、以前会ったことのあるそこのシスターを追いかけてきたのよ」
上条(そうか……インデックスはあの時こいつと一緒にいたんだっけ)
上条「でも、親友なんて作ってどうするつもりだったんだ? 何かわけでもあるのか」
レディリー「さっき言ったはずだけど……。死ぬためよ」
上条「お前アレ本気だったのかよ」
レディリー「もちろん」
上条「ん~……」
>>59 どうしようか
インデックスやオティヌスと協力して親友を作りを手伝うことにする
上条(なんか全然理解できないけど、前にインデックスが言ってたことが本当なら、こいつは本物の不老不死なのか)
上条「……分かったよ。ひとまず俺たちも手伝ってやる。親友作り」
レディリー「? あなたは私の『親友』じゃないの?」
上条「あのなあ、親友ってのは『親友になりましょう』って言ってなるもんじゃないんだよ」
上条「一緒に笑って、泣いて、長い時間を過ごしてようやく人は親友になれるんだ。だから、俺たちも親友作りを手伝う過程でお前の親友になってやる」
レディリー「……そんなもんかしら」
上条「そんなもんだよ。……で、お前らも付き合ってくれるか? 別に無理に頼むわけじゃないけど」
インデックス「わたしは別に、とうまがそう言うならいいよ」
オティヌス「好きにしろ」
上条「だってさ」
レディリー「……そう。ありがとう」
>>63 レディリー目線でこのあとどうする
オティヌスをいじる
~10分後~
レディリー「……それにしても」ジッ
オティヌス「なんだ?」
レディリー「あなた、随分と面白い格好してるわね。なんでそんなに小さいの?」
オティヌス「妖精化の術式を中途半端な状態で破壊されたからな。こうやって肉体が消滅せずに小さくなったわけだ」
レディリー「妖精化? ってことは……魔神なの、あなた」
オティヌス「元、だがな」
レディリー「へぇ……そう」プニッ
オティヌス「うわっ、何をする!」
レディリー「ふっ……、いくら魔神って言っても、今のあなたは単なる小人。あぁ久しぶりね、私より小さな人間を見るのは」
オティヌス「なっ!? わ、私の本来の姿はこんなもんじゃないんだぞ!? 心外だ!」
レディリー「昔じゃなくて今のことを言ってるの」
オティヌス「お前……今の私と比べて恥ずかしくないのか?」
レディリー「全然」ニッコリ
オティヌス「クッ……コンプレックスを意識しすぎて逆に壊れたのか? こいつは」
────
インデックス「……」ジー
レディリー「フフフ……」プニプニ
オティヌス「おい、やめろ! いい加減私の身体で遊ぶのはやめろ!」
レディリー「えぇ、面白いのに?」
オティヌス「私は面白くない!! 微塵もな!」
インデックス「ねえ、あなた」
レディリー「? なに」
インデックス「>>68」
今日は取り敢えずここまでにします。
皆さんありがとうございました。お疲れ様です
次は明日か明後日辺りにでも。
クビ
インデックス「クビ」
レディリー「」
インデックス「あなたは何がしたいの? 一応言っておくけど、友達をつくったところであなたは死ねないよ」
レディリー「え?」
インデックス「あなたの死の呪いは、神々の食物を食べた罪によるもの。精神論で乗り越えられるものじゃないんだよ」
レディリー「で、でも☆がそう言って…………ハッ!」
~回想~
☆「つまりは己にとって何よりも大切な親友を作ることこそが、その運命から逃れる術なのではないか、ということだ」
レディリー「根拠は?」
☆「ない」キッパリ
~回想終わり~
レディリー「私は馬鹿なのかしら」
インオティ「「?」」
レディリー「……そうね。友達作ったところで死ねるわけない、当たり前よね。私は何を勘違いしてたのかしら」
レディリー「あーどうしよ。……ねえ禁書目録、呪いとかを一時的にでも解ける代物ってないの?」
インデックス「>>72」
……当麻の右手なら出来るかもしれないけど、私にも良くわからないかも
インデックス「……とうまの右手なら出来るかもしれないけど、私にも良くわからないかも」
レディリー「右手? ナニソレ」
オティヌス「お前も学園都市にいたなら知ってるだろ。『幻想殺し』のことだ」
レディリー「『幻想殺し』? まさか……あの少年が?」
オティヌス「ああ」
レディリー(……知ってるわ。確か☆のプランの中核を担ってるモノよね。確か、どんな異能でも打ち消す……とか)
レディリー「ええと、その『幻想殺し』は魔術でも例外ではないの? 超能力だけとかじゃなくて?」
インデックス「とうまの右手は魔術でもなんでも打ち消しちゃうよ」
レディリー「……成程ね」ニヤリ
レディリー「で? 今まで気がつかなかったけど、彼は?」
オティヌス「今は>>75」
学校の補習に行ってるんだよ、成績が悪いからね(フンス!
オティヌス「学校の補習に行ってるんだよ、成績が悪いからな」フンス!
レディリー「補習ゥ? ソレ、いつ終わるのよ」
オティヌス「そうだな……午後からだったようだし、いつも通りなら4時までは帰宅するか」
レディリー「……あと3時間」
オティヌス「どうするんだ? 帰ってくるまで待ってるか?」
インデックス「わたしはカナミンを見るんだよ」
レディリー「そうね……、ひとまず帰るわ。また後で来るから」
オティヌス「そうか」
レディリー「それじゃあ」
~窓のないビル~
レディリー「☆! 『幻想殺し』なんてものがあるんならさっさと言いなさい。なんで言わなかったのよ」
☆「>>79」
君がそこまでたどり着けるとは思わなかったな。だが、幻想殺しは私も測りかねる部分があったからな
☆「君がそこまでたどり着けるとは思わなかったな。だが、『幻想殺し』は私も測りかねる部分があったからな」
レディリー「勘でモノ言ってたやつが何言ってんだか」
☆「まあ適当に思いついた意見とは違って、『幻想殺し』はこれからも必要になってくるからね。プランがズレてしまうと修正が面倒くさいんだよ」
レディリー「あーそう。……で? 死ねるの? 私」
☆「先にも言ったとおり、根本的に君の不死性はアンブロシアを体内に取り入れた結果、副作用として現れた現象だ」
レディリー「ええそうね」
☆「もし、『幻想殺し』が原物のアンブロシアをも上回るのであれば、十分にその呪いを破壊することはできるだろう」
レディリー「……確率としては?」
☆「『幻想殺し』は世界の修正力だ。元来、生物である以上あるはずのない『不死』という特性を持つ君は、世界にとって十分『異常な存在』だろうね」
レディリー「ってことは、ほぼ確実に死ねるのね?」
☆「まあ『幻想殺し』の右手に常に触れていなければ効果は適用されないがね」
レディリー「それだけ聞ければ十分よ」
☆「……そうか。ではさよならだな」
~上条宅前~
レディリー(……さっき見た『幻想殺し』の性格からして、目の前で死のうとする人間がいて止めないわけはない)
レディリー(昼と同じようにバカ正直に『殺して』って言っても何も進展しないわね……さて、どうやって私に触れたままにさせようか)
>>82 どうする?
色じかけで攻めて右手を触らせる
レディリー(色仕掛け……)
レディリー(まあ、いきなり触ってって言ったら不審がられるだろうしね。取り敢えず適当に近寄って隙を見て舌でも噛み切ればそれでいいかしら)
レディリー「よし」
~上条宅内~
レディリー「失礼するわ」
オティヌス「あ」
インデックス「戻ってきたんだよ」
上条「あれ、お前どこ行ってたんだ?」
レディリー「ちょっとね。……それより、上条クン?」
上条「は? く、君?」
レディリー「ねえ、私の胸触ってみて」
上条「は!?」
インオティ「「!?」」
レディリー「ほらほら……右手で触ってみてよ。そりゃ小さいけど……それなりに弾力はあるはずだわ! きっと!」
上条「は、はぁ……」
レディリー(あ、しまった。つい熱が入ってしまったわね)
レディリー「ま、まあともかく……ほら触りなさい!!」グイッ
上条「──あっ」
ピタッ
オティヌス「っ!」
インデックス「──とッ!!」
レディリー(勝ったッ! 第3期完!)
レディリー「ありがとう上条当麻……やっと私は……」
上条「ちょ、ちょっと待て! レディリー早く手を離して……ッ!」
インデックス「とうまあああああああああ!!」グアッッ!
レディリー「報われた──」
ガリッ!!
上条「!?」
レディリー(ッ……、この血が止まらない感触……、明らかに今までとは違う!)
レディリー(このまま血が気管を塞いで……私はやっと…………)
レディリー(苦しい……)
レディリー(……あぁ、こんなにも、生きてると感じるの、は……数、百……年ぶり、ね)
レディリー(…)
レディリー「」
数百年を生きた魔術師、レディリー・タングルロード。
幻想殺しを利用した自決により、窒息。
死亡。
~窓のないビル~
☆「……どうやら君の願いは叶ったようだな」
☆「私のプランにもさほど影響は無かったが、一時は共に言葉を交わした仲だ……」
☆「せめて安らかに眠ってくれ、レディリー・タングルロード」
皆さん、ご協力ありがとうございました。
無事レディリーを安価で楽にしてあげることができました。
拙い文章でしたが、御付き合い下さった方々には感謝の言葉を。
本当にありがとうございましたm(__)m
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