本編「765プロ事務所のとある日常」のおまけSS (16)

このSSは
「765プロ事務所のとある日常」
「765プロ事務所のとある日常」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425055972/)
のおまけSS(本編の続き)となります。

本編を読んでいないとイミフです。全力でスルーしてください。
また、本編と比較して世界観が一変します。テンション高めです。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425097517

スレッドsage中……
本編のネタバレになるので、このスレッドはsageでおなしゃす。

タ〇リ「彼女たちの日常を……彼らは非日常だと感じ、絶望してしまったようです」

タ〇リ「あなたは、彼女たちの日常と彼らの日常……どちらが真面に見えましたか?」

タ〇リ「私には……」

タ〇リ「どちらも狂っているように見えましたが……」

タ〇リ「しかし、私が日常だと思っていることもまた、誰かにとっては非日常なものなのかもしれません」

タ〇リ「あなたの日常は果たして本当に……当たり前と呼べる日常なのでしょうか?」

てれれれれん! てれれれれん! てれれれれっれんてれれれれん!
てれれれれん! てれれれれん! てれれれれっれん――

‐プツン








P「いや~! 765プロオールスター初のドラマ出演、最高だったな!」

伊織「……」

― 765プロ事務所 ―

P「ん? どうしたいおりん? 嬉しさのあまりに体が震えているぞ?」

伊織「……こんなバットエンディングで、嬉しさのあまりに体が震えるわけがないでしょうが!!」

P「伊織!? ちょ、ちょっと落ち着け――」

伊織「落ち着けるわけないわよ! よりによってなんで私がやよいを絞め殺すのよ!?」

P「しっかり演技しといて、今さら文句言うんじゃねーよ!」

やよい「名演技だったよ? さすが伊織ちゃん!」

伊織「ありがとうやよい! あんたも名演技だったわよ!!」

やよい「えへへ~。そんなことないよ~」

伊織「何、この複雑な気持ち」

P「まぁ、落ち着けって伊織。ネットの実況スレでもだいぶ盛り上がってるみたいだぞ?」

P「音無さん、お願いします」

小鳥「はい!」



小鳥『究極のやよいおりを俺は今日垣間見た』

小鳥『生き死にという概念を超越する存在……それがやよいおり』

小鳥『ひびたかは永遠』

小鳥『僕の首も絞めて下さい、伊織様!!』

小鳥『はぁ? 俺が先だ。お前は指咥えてみてろ』

P「HAHAHA! さすが伊織のファンたちだ。しっかり調教されてやがる」

伊織「あんたも粗相がないように今から調教してやろうかしら……」

P「ありがとうございます!!」

小鳥「でも、伊織ちゃんの言う通り、確かに賛否両論なレスが飛び交っていますね」



小鳥『折角、765プロオールスター出演ドラマなのになんでこんな話にした。脚本家土下座しろ』

小鳥『やよいが殺させるとか……シナリオ書いたやつ、どんな精神しとんねん』

小鳥『こんなドラマに出演を許可した事務所氏ね』

小鳥『そんなことよりPがハーレム状態なことに突っ込みなしかよ。ちょっとPになってくる』

小鳥『やよいちゃんの泣き顔……やばい俺、何か目覚めそう』

小鳥「あと、これなんか良いこと書いてますよ! きゃ~どうしよー!///」

小鳥「それよりあの緑の服着た事務員誰だよ! めちゃくちゃ可愛いじゃねーか!!」

P「……ちっ、そんなこと一言も書いてねーよ。嘘つくな」

小鳥「!?」

P「うーん……」

伊織「ほら見なさいよ。私たちみんなが出演するドラマよ? ハッピーエンドがみたいに決まってるじゃない!」

P「しかし……ほら! お前は観たことないかもしれないが、国民的アイドルSM〇Pだって昔、殺人事件の犯人役やってたし……」

P「それにジョ〇ー・デッ〇だってケ〇ィン・ベー〇ンだって、売れる前はホラー映画に出演して、それはそれは無残な死に方してたんだからな!」

P「お前らはまだいい方だぞ!?」

伊織「後半の情報はいらないわよ! 何? 私たちに死にまくれっていうの!?」

P「いやーそれにしてもホント、やよいの演技よかったぞー」

P「もしかしたらこれを機に演技のオファーが増えるかもしれん」

やよい「ホントですかぁ! うっうー! 嬉しいです!」

伊織「……はぁ、もうなんかどうでもよくなってきた」

P「やよいの笑顔は天使の笑顔だもん……な」ボソッ

伊織「っ!///」

P「痛い痛い! そんな強く叩く……あっ……ありがとうございます!!」

小鳥(私もちょっと……してもらいたいかも)

小鳥「それはそれとしてプロデューサーさん……あれ、なんでここにあるんですか?」

P「もっと……つ、つよ――あっ、あれですか?」

伊織「――そ、そうよ! どうしてあんなものがここにあんのよ!」

やよい「うぅ、確かに……ちょっと怖いかなって」

P「えっ、いや記念に小道具さんから頂いたんだけど……ここに置いちゃダメ?」

伊織「 い や だ 」

P「えーだって、ほら。これを俺のデスクに置いとけば、身代わりになるかもしれ――」

小鳥「余計に認めません」

P「くっ……わかりましたよ! 捨ててくればいいんでしょ捨ててくれば!」

P「……後で欲しいって言ってもあげないからな」

伊織「いらないわよ!」

P「……ふん!」

ガチャ バタン

P「……って、勢いよく飛び出してきたのはいいが、マジでこれどうするかなー」

P「俺の部屋に持って帰っても、寝ている間に体乗っ取られそうだし……」

P「かといって、燃えるゴミに出した日には警察沙汰になりそうだ」

P「……」

P「そうだ! とりあえず事務所の物置に隠しておいて、うまく誤魔化せばいいか!」

P「うん、それがいい。そうと決まれば、ばれないうちに隠蔽隠蔽……」

ガチャ 

P「簡単に見つからないように……こうやって、奥に突っ込んで……っと」

バタン

P「――よし! それにしても、伊織のやつ……結構マジで踏みつけてきやがったな……最高だぜ、全く」

P「さーて。やよいおりを家に送ってから、もう一仕事するかなー」

P「ふんふっふっふーん♪」






マネキン「……」


お し ま い

やよいが殺された――なんていう出来事をありませんでしたってことが書きたかっただけど……
蛇足感がはんぱないなこれ(笑)

ROMしてくれた方。
そして、これからROMってくれる方&もしも感想レスしてくれる方、ありがとう。

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