衛宮士郎「ゴッドイーター2令呪バースト」 (18)
凛「ちょっと衛宮くん!?あなた最近学校にも来ないでどういうつもり!?」
士郎「あぁ、遠坂じゃないか、久しぶり」ピコピコ
凛「あら衛宮くんお久しぶり……じゃないわよ!」
凛「あなた何持ってるの?ゲーム?高校生にもなってゲームだなんてどうなの?」
士郎「何言ってるんだ遠坂、このゲームは15歳以上向け、むしろ高校生にならないとできないんだぞ?」
凛「……そういうことじゃなくてねぇ」ハァ
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セイバー「凛もやってみてはどうですか?」
凛「セイバー、あなたもゲームしてるわけ!?」
セイバー「えぇ、士郎が強く薦めてきたのでつい……これが意外と夢中になってしまうものですね」
セイバー「あ、結合破壊しました士郎」
士郎「でかしたぞセイバー!」
凛「……いくらなんでも堕落しすぎじゃない?」
凛「……どんなゲームなのよ?」チラッ
士郎「お?興味持ったか遠坂?」
凛「ち、違うわよ!あのアンタが夢中
になるゲームがどんなのか知りたいだけ!」
士郎「興味持ってるじゃないか」
凛「う、ううるさい!早く見せなさいよ!」
士郎「はいはい、ほらよ」
凛「ふーん」
G┃sirou
┃seibar
凛「この文字は何?」
士郎「これはコードネームだ、俺がsirouでセイバーがseibar」
凛「セイバー、あなたセイバーのスペル間違えてない?」
セイバー「士郎が入力したので私にはよく分かりません」
士郎「ちょ、ちょっとくらい間違えることもあるさ」
士郎「そんなのよりゲーム画面を見てくれ遠坂」
凛「ええ」
凛「ふーん、ま、いかにもゲームって感じよね」
士郎「遠坂ってゲームとかしたこと無さそうだよな」
凛「まぁ……したこと無いわね」
士郎「じゃあ、遠坂には無理だろうな難しすぎて」
凛「何よそれ、アンタが出来るなら私だって出来るわ!」
凛「アーチャー!」
凛「今すぐ買ってきて、私とあなたの分……これだけあれば足りるわよね?」
アーチャー「ちょっと待てマスター、正気か?」
凛「私はいつだって正気よ!早くしなさい!」
アーチャー「これではただのパシり凛「今すぐ買ってきて、お願いアーチャー」ニコッ
アーチャー「やれやれ、サーヴァントはこんなことまでしなければならないのか」
アーチャー「戻ったぞ」
凛「ありがとうアーチャー、で?どこをどうすればいいの?」
アーチャー「……ハァ」
士郎「セイバー!バーストが切れそうだ、頼む!」
セイバー「了解です士郎!」
凛「大まかな操作方法は覚えたわ」
凛「名前とコードネーム?何が違うの?」
士郎「本名とあだ名みたいなもんだ、ただし、コードネームは後から変えられないから慎重にな」
凛「ふーん、無難に遠坂凛とRinでいいかしら」
凛「アーチャーは?」チラッ
衛宮士郎 Emiya
凛「へ?」
アーチャー「!しまった……つい癖で……」
凛「あはは、アーチャー間抜けねぇ、衛宮くんの名前入力しちゃうなんて!」
アーチャー「こ、こういうのに自分の名前を入れるものでは無いだろう」
凛「そうだけど、人の名前入力しちゃうなんて悪趣味よねぇ」
アーチャー「……」
凛「さぁ!衛宮くん!私も混ぜなさい!」
士郎「いや、遠坂はアーチャーと一緒にストーリーを進めてくれ」
凛「へ?」
士郎「ストーリーを進めないと俺とセイバーがやってるミッションは一緒にできないんだ」
凛「何よそれ、聞いてないわよ?」
セイバー「士郎、ストーリーを手伝うという形で一緒にできるのでは?」
士郎「いや、俺達の装備だとすぐに終わってしまって飽きてしまうかもしれない、それに操作も下手になってしまうかもしれないし、なるべくは自分で進めた方がいい」
セイバー「そうですね」
凛「分かったわよ……」
凛「すぐに追いついて見せるから!アーチャー!いくわよ!」
アーチャー「やれやれ」
数時間後
凛「あぁ!また死んだわ!アーチャー!」
アーチャー「了解した」
凛「アーチャー、あなた操作上手すぎない?」
アーチャー「凛が下手すぎるだけなのではないか?」
凛「何ですって!?」
アーチャー「……撤回する」
凛「よろしい」
士郎「でも確かにアーチャーは上手いな、今日始めたとは思えない」
アーチャー「……」
セイバー「この調子だとすぐに私達に追いつきそうですね」
アーチャー「いや、一番の問題が……」
凛「空から降りて正々堂々戦いなさいよ!何なのかしらこのアラガミ!」
凛「ちょっと!私の攻撃中に突進なんてどういうつもり!?」
凛「あぁっ!アーチャー回復お願い!」
アーチャー「まだまだかかりそうだ」
終わり
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