晴「もっかいやっちゃいます!」 (79)
悪魔のリドルSSです。
以前書いたSSの続きみたいな感じです。
晴「やっちゃいます」
晴「やっちゃいます!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1410437420/)
エロです。ふたなりです。兎晴です。
ひどい感じにエロくなっておりますので苦手な方はご注意ください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424521503
晴はベッドに座り、ソファでくつろぐ兎角に向けて不機嫌に口を尖らせていた。
晴「兎角さーん、あれ使おうよー」
前回使用して以来、兎角の机の引き出しにしまい込まれたあの薬。
兎角「絶対嫌だ。お前、痛い目見ただろ」
あの時の兎角の行為は強引で、いつもの優しい彼女とは違う一面が見れた。
その後に何度かさりげなく誘ってみたが兎角はそれに手を出そうとはしない。
晴「晴は強引な兎角さん好きだよ?」
兎角「……ダメだ」
晴「あ、ちょっと揺らいだ」
返事の間を指摘して身を乗り出すが、兎角は晴を冷静な視線でこちらを一瞥するだけだった。
兎角「揺らいでない」
晴はベッドから降りた。
頑丈に作られた質のいいベッドは軋み音一つ立てない。
それでも兎角はその気配に気付いているはずなのに、携帯電話のディスプレイを見つめたまま振り向きもしない。
完全に相手をしないように振る舞う彼女の態度が気に入らなくて、ソファの後ろから兎角に抱きつく。
晴「ダメ?」
耳元でわざと甘えた声を出してあざとく兎角を誘う。
髪の毛から白く覗いた兎角の耳に朱が差して、その反応に晴は満足した。
兎角「あれがないと、その……良くないか?」
しかし兎角は不安そうに、そして恥ずかしそうに晴の目を覗き込んできた。
晴「そんな事はないよ!兎角さん上手だから、いつも、い、イっちゃうし……」
不満があって迫っているのだと、そんな風には思われたくない。
兎角の指はいつも優しくて不満に思う事は一度もなかった。
それに、強く誘えばその分愛情を注いでくれる。
兎角「……じゃあ別に構わないだろ」
兎角の耳が更に赤くなった。
冷静そうにしながらも、兎角はその白い肌をすぐに赤く染める。
晴「だって、兎角さんと一緒に気持ち良くなれるし、いっぱいくっつけるし、兎角さんのおち——!」
兎角「や、やめろっ。生々しい……!」
兎角は勢いよく振り返ると、晴の頬をくいっと引っ張って喋るのを無理矢理止めた。
それを外して頬をさするが、別に痛いわけじゃない。
晴「とにかく、セックスって楽しんでやる事も大事なんだよ?」
兎角の奥手さもそろそろ煩わしくなってきて、率直に伝えてみる。
兎角「セックスって言うなっ。お前、よくも恥ずかしげなくそんな事を……!」
晴「兎角さんとのセックスは恥ずかしい事じゃありません」
きっぱりと言い放つと兎角は更に顔を紅潮させた。
兎角「そういうことじゃなくてっ!お前は誘い方が過激なんだって!」
晴「だって兎角さん、誘った分ちゃんと反応してくれるんだもん」
晴はぷくっと頬を膨らませてわざと拗ねた顔をして見せた。
そんな晴を見て兎角が半眼になる。
兎角「流されやすいみたいな言い方はやめろ」
晴「兎角さんはやらしい晴は嫌い……?」
晴が眉を下げると、困ったように兎角は口元を引きつらせた。
兎角「う……」
晴「積極的なのは嫌なんですか……?」
続けて声を静めて追い打ちをかける。
思惑通り兎角は顔を上げて真剣な眼差しで晴に向かい合った。
兎角「そんなわけないだろ。その……、嬉しいに決まってる。ただ、お前に痛い思いをさせた事は後悔しているんだ」
晴「そんなの、晴は気にしてないよ?晴に夢中の兎角さん可愛かったしね」
晴の中に放たれた兎角の熱い想いは今でも記憶に残っている。
受け止めきれずに溢れた滾りは、目に見える愛情だった。
夢中になったのは兎角だけではなかった。
体の繋がりが全てだとは思わないが、それでも二人で同じ感覚を共有できる事が嬉しかった。
兎角「晴……」
晴「優しい兎角さんも、熱くなってる兎角さんも、好き」
痛みですらも快感だったなんて言ったら、彼女は驚いてしまうかもしれない。
兎角から与えられるものならなんだってよかった。
わずかに顔を寄せると兎角もそれに合わせて顎を上げた。
ほんの少しじゃれ合うつもりで差し出した唇に、兎角が意外にも積極的に舌を這わせてきた。
晴「んっ……」
驚いて身を震わせ、少しずつ高鳴っていく気持ちに合わせて晴も兎角に舌を絡ませる。
晴「っ!?」
下半身にぴりっとした違和感を覚えて、晴は身を引いた。
ちょっと犬の散歩に行ってきます。
3、40分くらいで戻ります。
兎角「晴?」
いきなりの反応に兎角が怪訝な表情を向けてくる。
なんでもない。
そう言いかけて、それが無駄である事はすぐに判断できた。
言い訳を考えて、かき消して、もう一度言い訳を考える。
そして諦めるまでの時間は数秒程度。
晴「……兎角さん。兎角さんは怒るかもしれないけど、面白半分とかじゃなくて、本当に兎角さんを好きだと思ってるよ?」
兎角「その保身に走る口調がものすごく気になるんだが……」
晴「晴が悪いのは分かってるから、その、ダメならダメって言ってくれていいからね?」
兎角「そんな言い方されたら私が怒れないし責められないしダメって言えないの分かってるんだろ」
晴「……」
兎角から不信感が伝わってくる。
彼女は基本的には優しいが、説教くさいところがあるので出来れば機嫌を損ねたくはない。
兎角「黙るな。目を逸らすな」
なんて言えば穏便に済むだろうかと考えている間に兎角ははっと目を見開いた。
兎角「お前まさか……」
晴「えへへ」
気付かれてしまっては仕方がない。
開き直って晴が笑うと、兎角は大きくため息をついた。
兎角「飲んだんだな。いつ?」
意外にも怒らないようだった。
今後使用禁止なんて言われたら困るので、晴も兎角を刺激しないように穏やかに口を開いた。
晴「だいぶ前だよ。全然効果が出ないから、晴には効かないのかなって思ってたんだけど、今キスした時に出てきたみたい……」
兎角「私のせいか?」
晴「そんなことは——」
反射的に否定しようとして、思いとどまる。
勝手に薬を使ってしまった晴が悪いのは十分承知している。
ずるいのは分かっているが、今回は兎角にも責任を感じて貰うことにした。
晴「兎角さんがいやらしいキスしてくるから……」
でもそれは恐らく嘘ではない。
興奮が引き金になったのは間違いないのだろう。
兎角「放っておけば元に戻りそうか?」
晴「正直このままは辛いかなー……」
変に意識をしているからか、晴の中心は少しずつ硬さを増している。
兎角「だろうな。仕方ない。晴、座って」
兎角に促されるまま、晴はソファに座った。
晴「してくれるの?」
兎角「ああ。出せば落ち着くだろ」
兎角は床に膝をつき、晴のスカートをめくって膨れ上がったそこを晒した。
冷静な面持ちのまま、ぴくりと震えるそれに触れ、指で筋を掻いていく。
晴「舐めてくれる……?」
兎角「分かった」
奇遇ですね。
私もリドルが大好きなんです。狂おしいほどに。
べべべ別にそんなこと言われても嬉しくなんてあるんだからね!
いやもうほんとにこんな所にお立ち寄り頂きまして大変有り難く存じます。
これから先は全てエロでございます。長々とエロでございます。
いつもキャラを使ってエロい妄想しまくって申し訳ないなと思ってはいるんです。
おかげで携帯の予測変換はいつだってエロい言葉とエロい台詞を導き出してくれます。
友人が見ている前で文字を打った際、あえぎ声が羅列された時の気まずさといったらもう。
私の事はどうでもいいので続けますね、すみません。
恐る恐る尋ねたのに兎角は戸惑う事もなく返答してきた。
晴「いいの?」
兎角「晴にしてもらった時、気持ち良かったから……」
まだ柔らかさの残るそこを、存在を確かめるようにゆっくりと指先でなぞる。
剥き出しになった先を兎角の舌が這う。
手はその下を握り、根元から先にかけて上下し始めた。
晴「んっ、あ……ふぁっ!」
晴の腰から背中にかけてぞわぞわとした快感が突き抜けた。
兎角は探るような舌使いで筋を舐め、指を使って撫で上げていく。
兎角「ここ?」
一番感じる部分を言い当てられ、そこに指と舌の動きが集中する。
いやらしく舐める兎角の姿があまりに扇情的で、恥ずかしいくらいに体が震えた。
晴「ぅ、んっ、そこ、気持ちぃ……!」
下腹部の奥から何かが湧き上がってくるのを感じた。
どんどん膨らんでいくそれを兎角が深くまで咥え込む。
舌がねっとりと吸い付いて、そこをすする音、唾液の絡む水音すらも刺激になる。
晴「出……そっ……」
気が付いた時にはもう耐えられない状態で、次の瞬間には兎角の口の中で達してしまっていた。
熱く滾った体液が尿道を通り、兎角の中に放たれる。
しかし兎角は晴から離れない。
断続的に体液を吐き出すたびに彼女の中で晴自身が暴れるように跳ねる。
兎角「ん……ぅンっ、んくっ」
兎角の喉がこくりと揺れた。
晴「晴の、飲んでるの……?」
止めるべきだと頭では考えながらも体は動かなかった。
精液を飲み下す彼女を見ていると、支配欲が満たされていく気がした。
理性が働かず、こんなものを飲ませた事への興奮が抑えられない。
兎角「まだ勃ってるのか……」
兎角はそこから口を離し、萎え切らないそれを見て呆れたように呟いた。
晴「自分でするから、もう大丈夫だよ」
本当は兎角の体を抱いてしまいたかった。
しかし攻める立場で強引になるのは、彼女を欲望の捌け口にするみたいで気が引ける。
兎角が積極的にこの薬を使おうとしない理由が分かった気がした。
我慢が出来なくなる前に兎角の横をすり抜けようと腰を上げたが、強い力で腕を掴まれてしまった。
兎角「そういうわけにはいかないだろ」
腕を引かれて晴がまた腰を下ろすと、兎角は自分でネクタイを緩め、続けてシャツのボタンを外していった。
晴「と、兎角さんっ?」
兎角「あんまり見るな」
冷静な口調な割に、兎角は口元をきゅっと締めて顔を赤くしている。
そしてソファに膝をつき、晴に覆い被さるようにして深く口付けてきた。
晴「いいの?」
兎角「したくないならやめるけど」
晴「し、したいっ」
身を起こして遠ざかりそうになる兎角の手を掴んで引き寄せる。
キスをして、軽く舌を絡ませながら兎角の服を剥ぎ取っていく。
兎角「どうしたい?」
積極的な兎角の目にどきりと胸が高鳴る。
いつもとは違う行為をするのだと思うと余計に興奮を覚えた。
服を全て脱がせると、兎角は恥ずかしそうに胸を腕で隠した。
それをそっと外しながら晴は胸に口付け、強めに吸ってつけた跡を見ながら独占欲を満たす。
晴「上に乗って……」
兎角「ん……」
腰の上にまたがる兎角の下腹部に目を向けた。
真上に愛しい人の中心があると思うだけで、下半身に血が集まっていくのを感じた。
さっき出したばかりだというのに、もう充分に使える状態になっている。
今すぐにでも触れたい気持ちを堪えてゆっくりと息を吐く。
晴「うん……自分で入れて」
興奮を抑えてそう告げると、兎角は晴の先に自分の中心を当てて、腰を下ろした。
兎角「ん、ぅ……んっ、は……ァっ」
少しずつ入っていく様子が晴からははっきりと見えた。
熱く濡れたそこに、自分のそれがずぶずぶと飲み込まれていく。
叶う事のないはずの繋がりに感動さえ覚えた。
兎角の体には何度も触れた事がある。
それでも今までこんなにも彼女の中心を注視した事はなかった。
兎角自身の単体を見つめるより、自分が彼女に入り込んで汚していく感覚にたまらなく興奮した。
性的な欲求がいつもよりずっと深い。
犯したい。
鳴かせたい。
そんな気持ちが深い部分からせり上がってきて、肉欲ばかりが頭の中を埋め尽くした。
暖かく包まれていく気持ち良さに息が詰まる。
兎角の体にはまだ触れていないのに、彼女の中はすでに潤っていた。
晴「兎角さん、晴の咥えながら興奮してたの?」
意地の悪い質問をした。
彼女は冷静な顔をして咥え込んで、精液を飲み下して、そこを濡らしていたのだろう。
兎角「んっ……ぅ」
兎角は答えない。
晴は自分の為に兎角が無理をしているんじゃないかと思っていたが、そうではなかったようだ。
無愛想な誘惑がとても嬉しかった。
しかし、
晴「大丈夫……?」
なかなか奥まで入らない。
少し腰を上げてまた入れ直しても途中で止まってしまう。
兎角「大き、過ぎ、て……っ、痛っ」
目を伏せて痛みに耐える兎角の頬に触れる。
自分勝手に兎角の中心ばかりを見ていた晴は、少し罪悪感を覚えた。
確かに兎角の時と比べたら晴の方が多少は大きいかもしれない。
晴「兎角さん、腰が細いから……。力抜いて?」
胸を触り、下半身に集中した意識を別に向けさせる。
胸の先を爪でこすると兎角の体が震えた。
抱き寄せてキスもしたかったが、入る様子が最後まで見たくてそれは止めておいた。
兎角「あっ……!ふ、ぁっ!」
胸を揉みながら硬くなった先を指でつまんでくにくにといじる。
緊張がほぐれていくのが下半身の緩み方で感じられた。
ほどなくして腰は完全に沈み、兎角は晴の上に座り込んでいた。
晴「入ったよ、兎角」
兎角に包まれた温もりが全身に伝わっていく。
兎角「は……ぁっ……」
安心したように兎角は息を吐いた。
ただ、重要なのはこれからだ。
晴「腰上げて……」
兎角「んっ……ぁ……ぁあっ!」
兎角が腰を上げると、肉壁が絡んで吸い上げられるような快感が走った。
尿道に残った精液が搾り取られる。
それと同時に圧迫される痛みもある。
晴「ぅくっ……ぁ……」
思わず声が漏れ、強過ぎる締め付けに息苦しさすら感じた。
中が狭い。
抜ける直前まで腰を上げ、またゆっくりと戻していく。
兎角「あぅっ……、ぐ、ぅ……っ」
動作は緩慢なのにずいぶん苦しそうにしている。
一番下まで飲み込んだ時、兎角が小さく呻いた。
晴「奥、痛い?腰が震えてる……」
繋がった部分を触るとやはり十分に濡れてはいた。
晴がくいっと腰をわずかに突き上げると、兎角はまた呻き声を漏らして下腹部を押さえた。
兎角「うくっ……。ご、めん ……痛い……」
辛そうに息を吐く兎角の頬を撫でると、彼女は申し訳なさそうに眉を下げた。
そんな兎角が可愛くて、思わず腕を引き寄せて抱きしめてしまう。
唇を重ねて舌を絡ませるたびに中が小刻みに震えて晴を締め付けてきた。
じわじわと中から溢れる粘液を感じながら、兎角も興奮してくれている事に晴は喜びを覚えた。
晴「ベッドいこっか、兎角さん。晴が気持ち良くしてあげる」
兎角「ん……」
兎角をベッドに連れて行き、ベッドに押し倒して、四つん這いなるように促した。
突き出された尻を軽く撫でる。
肉付きはあまり良くないが、引き締まった良い形だと思う。
その割れ目にそそり立った物を当てて擦り付ける。
同時に胸を鷲掴みにして強く揉みしだく。
下を向いているおかげで、膨らみの少ない乳房でも揉み心地が良い。
二、三度揉んだだけで手のひらに固い感触が生まれた。
晴「乳首が勃ってきたよ」
揉むのを止めて、指先で押しつぶす。
ぐりぐりと強めに押し付けると兎角がまた喘いだ。
晴「ここ、好き?弄られて興奮するんだよね」
腰から背中にかけて下を這わせると彼女の体がびくびくと震えた。
兎角「はぁ……、はぁ……、は、る……」
こちらを見る兎角の目は潤んでいて、声は懇願していた。
晴にももう余裕はない。
興奮が抑えられない。
自分の中心に立ちのぼった硬さを、兎角の秘部に押し当てる。
晴「入れるよ」
声をかけるとそこがひくっと震えた。
とろとろに溢れた体液を穴の周りに塗り広げ、先をぬるりと滑り込ませる。
そして腰を掴み、ゆっくりと奥まで突き込んでいく。
粘膜同士が擦れる。
深い繋がりにお互いの腰が震えている。
奥までは抵抗なく進み、すぐに二人の肌が触れ合った。
晴「ぁっ……、どう、かな……」
さっきまでの痛いくらいの締め付けはなくなり、少し動作に余裕がある。
兎角「ぅっ……」
苦しそうにはしているが、奥が震えているのは痛みからではないようだ。
浅い部分から奥まで何度か腰を揺らして様子を見る。
兎角「うぁっ、あ、だぃ、……じょうぶ、……ぅっ」
体の動きに合わせて喘ぐ兎角。
今の体勢なら大丈夫そうだった。
晴「もうちょっと腰動かすね?」
腰を掴む手に少し力を入れ、前後に動かす速度を上げる。
出入りする自分のものが見えて興奮が増していく。
兎角「ぅくっ……、あっ、ぅあっ、ンんっ、あぁっ……」
腰を打ち付けるたびに兎角が嬌声を上げた。
全て搾り取られそうなくらいに中が吸い付いてくる。
兎角の気持ちがそこに表れているように思えて、ひどく嬉しくなった。
二人の体液が混ざって、粘膜がくちゅくちゅといらやしい音を立てる。
晴「兎角さ、ん……っ、ぅ……!!」
腰の速度を上げると、がくっと兎角の体が落ちた。
腕に力が入らず、体を支えきれなくなったようだ。
無理矢理兎角の腰を引き寄せて行為を続けながら彼女を横向きに寝かせる。
二人の繋がりが更に深くなった気がした。
兎角「あぅっ!」
兎角の脚が少し開き、もっと奥へと誘い込まれる。
晴「ここ、気持ちいいの?」
兎角の反応を見て声を掛けると、彼女は言葉では答えず、恐らく無意識に腰を揺らした。
晴は今の体勢のまま、兎角の片足を持ち上げてその間に腰を割り込ませる。
そして強めに奥へと突き込んだ。
兎角「うぅっ!くぁっ、あっ、は、ぁあっ!!」
さっきよりずっと良い反応が返ってくる。
兎角の下腹部を押さえると、きゅっと奥が締まり、晴の先を更に深く咥え込んだ。
兎角「そ、こっ……、や……ぁっ!」
苦しそうに晴の手を掴んでくるが、痛みではなく、快感に耐えられなくなっているのだろう。
こんな兎角が見られるなんて思ってもみなかった。
普段は低音の兎角の口から洩れる高い嬌声。
無防備な姿で喘ぎ、快感に飲まれてよがる兎角は、間違いなく晴だけのものだった。
自分だけの守護者をこうしてめちゃくちゃにしていく事に強い興奮が生まれる。
どうしようもない変態だと自覚しながらも止められない。
エディタの文字コードを間違えて保存したせいで、ここから先が全部文字化けしました。
そして上書きしました。
バックアップはありません。
明日、会社に行ってファイルが残ってないか探してみます。
今日はここまででお願いします。
泣きそう。
誰にも渡したくない。
大切な人。
兎角「……は、る……ぅ」
切なげに名前を呼ばれて、はっと顔を上げる。
目に映る兎角の姿は艶かしい。
綺麗で、そして不安定だった。
揺れる視点が不安を語っている。
勝手が過ぎたようだ。
晴は兎角の手を握り、その細い体をぎゅっと抱き締めた。
晴「痛かったら言ってね……」
兎角の頬に優しく口付ける。
さらさらの髪の毛を指で梳いた後、頬から首に掛けて緩やかに撫で下ろしていく。
兎角はずっと潤んだ瞳で不思議そうに晴を見ていた。
兎角を好きな気持ちを伝えようとして、そんな言葉が見つからない。
結局押し黙る。
兎角が何も言わないのは、きっと同じ想いだからだろう。
晴は入れたままの状態で兎角を上に向けて寝かせると、両膝の裏に腕を引っ掛けて腰を引き上げた。
兎角の腰の下に自分の腿を押し込んで目を合わせる。
晴「晴と兎角さんが繋がってるの、見える?」
ぐっと脚を広げると思った以上に兎角の関節が柔らかくて、すんなりと根元まで入ってしまった。
兎角「あっ……!」
兎角の声には痛みは混じっていないようだった。
晴「痛くない?」
興奮ばかりに身を任せすぎて、今更ちゃんと出来ているだろうかと不安に思う。
そんな気持ちが顔に出ていたのか、兎角は晴の頬に手を当てた。
兎角「気持ちいいよ……。晴を中で感じられて嬉しい」
穏やかに笑う兎角の気持ちが嬉しくて胸の奥が暖かくなる。
兎角「っ!?」
兎角の体が跳ねた。
兎角「晴の、硬い……」
気持ちが高ぶると下半身が反応してしまうようだった。
それを誤魔化すわけではなかったが、もう少し気の利いた言葉はないだろうかと頭を巡らせる。
兎角「晴。いいんだ。ちゃんと分かってるから」
晴「兎角……」
兎角「私に触れる動作全てが、お前の気持ちだって伝わってるよ」
兎角はいつでも優しい。
ずっと自分のために生きてきた晴が、これからも自分のために生きていけるよう尽くしてくれる。
兎角の生きる目的は晴だからと、彼女は我が儘すら言おうとしない。
無理をしているわけではなくて、我が儘を言うほど晴以外に必要なものがないからだ。
晴「兎角、もっと晴を求めてよ」
兎角の中から自分を引き抜く。
兎角「……ぁ……っ」
離れた温もりに兎角が手を伸ばすが、晴はそれを取らない。
完全に抜けた自分のものを見れば、兎角の体液でぐっしょりと濡れていた。
晴「欲しがってるのは晴の方だけ?」
そんなわけはないと分かっている。
それでも兎角には自覚して欲望を満たして欲しかった。
兎角「晴が、したいように……」
晴「そうじゃなくて。兎角さんはどうして欲しいの?」
兎角は眉をひそめた。
どうしたいか、どうしてあげられるか、彼女はそんな事ばかり考えていたのかもしれない。
晴の言いたい事を理解したのかどうかは分からなかったが、兎角は晴を見つめたまま少し黙って口を開いた。
兎角「じゃあ、キスして」
今の状態でそんな可愛らしいものを欲しがられるとは思っていなかった。
晴「兎角さん、かわいい」
兎角の上に被さり、軽く触れるようにキスをして、唇を舌で舐める。
すると兎角が舌を差し出してきた。
それを軽く食んで、舌先を合わせる。
晴「したいことはこれだけ?」
唇を離すと兎角の顔が上気しているのが見えた。
兎角の手が晴の中心に触れる。
晴「っ……」
硬さを確かめるように上下に手を滑らせ、兎角が息を吐いた。
兎角「これ、入れて……」
恥ずかしそうに顔を逸らし、目線だけを晴にちらりと戻す。
しかしそれも耐えられなくてすぐに逸らしてしまう。
そんな仕草が堪らなく可愛くて、きゅうっと胸の奥が締め付けられるようで身悶えしそうだった。
晴「兎角っ」
我慢できなくなって、晴は兎角に抱き付いた。
背中に手を回して強く抱きしめると、兎角も気持ちを込めて返してくれた。
兎角「抱きしめたまま、入れて欲しい……」
晴の腰を挟むように兎角の脚が開かれる。
晴は昂ぶる気持ちを抑えてその中心にゆっくりと先を当てた。
熱く濡れた陰部が開いて、淫らに晴を誘う。
腰を進めると簡単に奥まで入り込み、兎角の体がびくんっとのけぞった。
兎角「んんっ……!ぁっ!」
晴「ぅ……っ、ふ……、とかく、気持ちい……?」
しっかりと兎角の体を抱いて、何度も奥を突いた。
溢れた体液が二人の腰回りを濡らし、まるで溶け合っているみたいだった。
兎角「ぅあっ……!あっ……ふ、あぅっ!ひ…ぁっ!」
兎角の腕に強く抱きしめられ、全身に彼女のぬくもりが広がる。
耳元で何度も喘ぐ兎角の息遣いが更に興奮を掻き立てる。
もう兎角を気遣う余裕はなかった。
激しく腰を打ちつけていると、兎角の中がびくびくと締まり始めた。
兎角「は……ぁんっ!あっ、あっ、ふぁあっ……!!」
無意識なのか、兎角が腰を強くこすりつけてくるのを感じた。
きっと限界が近い。
晴「あっ……、く、もう……っ」
晴の方も同様に限界が近く、下腹部に力が入る。
兎角「はる……っ!は、……ぅっ!んんっ———!!」
晴「とかく……っ!!」
兎角の体が強張り、びくんと大きく跳ねる。
奥と入口が交互に締まり、まるで射精を催促されているみたいだった。
その快感に促されるまま、晴は熱く滾る想いを兎角の中に打ち出した。
晴「あぅ……っ、く、ふっ」
びゅるびゅると出続ける精液が兎角の中を満たしていく。
吐き出すたびに跳ねるそれに、達したばかりの兎角の体が反応する。
兎角「まだっ、出てる……っ」
晴「ぅ……あ、はぁっ、はぁっ……」
大きく息が乱れ、兎角の上に乗ったまま晴は動けないでいた。
兎角「ぅ……んっ」
出し終わってずるりと抜けていく刺激にすら兎角の体が震えた。
そんな乱れた兎角の姿が見たくて、だるい体を起こして上から彼女を見下ろす。
ぐったりと寝そべる兎角は、体を赤く染め、胸を大きく上下させて息を切らしていた。
繋がっていた部分からは、晴が注ぎ込んだ精液が溢れている。
そこに手を伸ばして広げると奥から混ざり合った体液がどろりと流れ出した。
兎角と交わった証拠がこういう形で見える事が嬉しくて晴は目を細めた。
兎角「……そんなに見るな。恥ずかしいだろ」
体を起こして、晴がじっと見つめていた部分を手で隠す。
そして体液の一部を拭い取り、指先をこすり合わせる。
兎角「なんか、嬉しいな。晴を受け入れた証が見えるのは」
恥ずかしそうに笑う姿が新鮮だった。
晴「兎角さんっ」
兎角の言葉が嬉しくて勢いに任せて抱きつくと、抵抗される事なく押し倒してしまった。
兎角「っ、バカ……。力入んないんだって……」
迷惑そうに呆れた声を出す兎角の首に鼻先をこすり付ける。
抱きしめ返してくれる兎角が愛しくて、ぐりぐりと額を押し付けると無理矢理頭を押し戻された。
兎角「犬か、お前は」
押しつけた辺りをさすりながら半眼で睨んでくる。
晴「これ、嫌じゃなかった?」
軽く腰を揺らして聞くと、兎角は口をへの字に曲げて目を逸らした。
兎角「……嫌じゃないって分かって言ってるんだろ」
不機嫌そうに言っているのは照れ隠しだ。
兎角を見るたびに、声を聞くたびに、触れるたびにどんどん好きになっていく。
そばにいられる事が幸せで、こうして抱き合うだけで胸がいっぱいになった。
晴「あ……」
密着した下半身が窮屈になる。
その理由を察した兎角が大きくため息をついた。
兎角「お前な……」
呆れた声を出して兎角は晴の手を握り、指を絡める。
それと同時に兎角の腰が揺れ、硬さを取り戻した晴のそこがこすれた。
兎角「もう一回、する?」
晴に断る理由なんてどこにもなかった。
終わり
以上となります。
なんか色々やりすぎたなとは思っております。
でも兎角さんを攻め立てるのは楽しかったです。
今回で10本目となりましたが、よくこんなに妄想が出来るなと思いました。
こんなものを見て頂けて本当に感謝しております。
終わった後のコメントや、図々しいながらもまとめサイトでもコメントを見せて頂いておりまして、
皆様優しいコメントばかりで大変ありがたく思います。
何様だって感じなので返信は出来ませんが、本当に嬉しいです。
今のところ、以前ネタをもらった兎晴鳰の3Pと、黒組全員でわちゃわちゃしてる話を2本、計3本を進めています。
そろそろエロネタが尽きてきました。
というか大体ネタが尽きてきました。
リドルのアニメが終わってだいぶ経ち、需要もどこまであるか分かりませんが、
やれるところまでやってみようと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。
このSSまとめへのコメント
犬の散歩さん最高です
新作待ってます