高森藍子のゆるふわラジオ特別編 (21)
藍子「『高森藍子のゆるふわラジオ』のお時間です」
藍子「みなさん、こんにちは。高森藍子です」
藍子「今週も『ゆるふわラジオ』のお時間がやってきました」
藍子「この番組は、アイドル高森藍子が、リスナーのみなさんと一緒に日常の小さな幸せを発見していくラジオ番組です」
藍子「この番組はネット配信ラジオで、映像付きとなっています」
藍子「え? なんだか楽しそうですか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424412218
藍子「思えば、ここまでいろいろありました」
藍子「始めてから、時間が飲まれたり、『ゆるおた』でリスナーさんやスタッフさんに弄られたり……」
藍子「本当にいろいろありましたけど、まだやってないこともありましたよね?」
藍子「ここまでの映像は不自然ですよね? 私ばっかり映して」
藍子「机の上を見てくださいっ」
藍子「いや、私じゃなくてですね……いいかげん諦めましょうよ」
藍子「あ、映りましたね。豪華なお料理とお菓子が並んでいますっ」
藍子「そろそろスタッフさんのペナルティも大変なことになってきたので、ここで解消しようと思いまして」
藍子「今回は、超豪華ゲストパーティー回ですっ」
藍子「決して前々回が罠お便り回だったからじゃありませんよ?」
藍子「特にもう何度目になるかわからない『なんとか姫親衛隊』さんや、つい罠お便りにも送ってきた『宮益坂下』さんとかとは関係ありません」
藍子「ほら、制作費のことなんて考えないでもっと楽しく行きましょうっ」
藍子「というわけで、今日は特別にゲストが来てくれましたっ」
藍子「ニュージェネレーションの3人ですっ」
卯月「みなさん、こんにちは! 島村卯月です♪」
凛「こんにちは。渋谷凛です」
未央「みんなー、でれーっす! 本田未央だよ!」
藍子「って未央ちゃん! ここデレラジじゃないし、それデレパでもないよ」
未央「おお、ナイス突っ込み! ここはあーちゃんに任せて自由に出来るからいいね!」
藍子「え、ええと、凛ちゃん助けてっ」
凛「ごめん、藍子。未央がああなったら私も卯月で手一杯」
卯月「私、そんなにボケませんよ?」
凛「それとも、代わってみる?」
藍子「あはは……まだ未央ちゃんの方が慣れてるかな」
未央「それでは、ゆるふわラジオ、スタートです!」
藍子「ああ、未央ちゃん! もう……」
藍子「本当に大丈夫かなぁ……」
凛「藍子、次の進行」
藍子「ああっ。今回は、ゲストもいらっしゃっているので、大幅にコーナーを変更してお送りします」
未央「そうそう。今日のコーナーはいつものコーナーとは違うけど、とっても楽しいコーナーだからね」
藍子「そうですね。今日のコーナーはちょっと特別なコーナーです」
未央「でも、いつもあーちゃんがやってるコーナーを私達が参加できるように変えたコーナーなだけだから、安心してくれたまえよ!」
凛「未央……藍子まで……」
卯月「そういえば、打ち合わせからスタッフさんにだけペナルティがありましたね。私達にはなかったですけど」
未央「あーちゃんへのご褒美&ペナルティ清算回だからねっ! スタッフ諸君にはそれはそれは過酷な罰ゲームがあるのだよ」
藍子「スタッフさんだけコーナー禁止ですね。それに、いつもスタッフさんよく言ってますから」
未央「面白くなければっ!」
藍子「意味がない!」
凛「やっぱり藍子と代わっておいた方がよかったかも……」
卯月「料理が秋のパーティーみたいにおいしいです! 凛ちゃん、楽しいですね♪」
凛「……うん、確かに。これなら卯月と食べながらでいいかな。藍子はいつからこうなったんだろう」
藍子「凛ちゃん、私は普通だよっ?」
凛「うん、立派なパッショングループだね」
藍子「なんだか優しい目で見ないで……」
藍子「それでは、そろそろ最初のコーナーに行ってみましょう」
藍子「最初は、『ゆるおた』です」
藍子「今回は、ニュージェネレーションの3人と一緒にお話をしていきます」
藍子「それでは、最初のお便りを・・・…卯月ちゃん、読んでくださいっ」
卯月「はい♪ ラジオネーム『ぺぺろん』さんからです」
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こんにちは
卯月さんは一人でラジオをされたことはありませんよね
もし一人で番組を持ったらどうなるのでしょうか
考えてみて貰いたいです
個人的には、マイペースな卯月さんだとゆるふわラジオ化してしまうのではないかと考えています
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卯月「しませんよ! 私だって一人でちゃんと出来ます!」
凛「うん、ライブのときはね。先週もラジオは私が進行してたんだけど」
卯月「あ、あれ……?」
藍子「私だってそんなに酷くありませんっ」
未央「あーちゃんは他に人がいるとちゃんとしてるよね! 一人だとマイペースだけど!」
藍子「え……私ってそんなに普段は抜けてますか……?」
卯月「藍子ちゃん……!」
藍子「卯月ちゃん……」
未央「料理を食べさせあうしまむーとあーちゃんをお楽しみください」
凛「なんだろう……なんだろうこれ……美嘉が恋しくなるんだけど」
未央「いやぁ、眼福ですなぁ」
藍子「次のお便りです。料理はおいしかったです」
藍子「それでは、未央ちゃんお願いします」
未央「はいはーい! ラジオネーム『メシア』さんからです。げっ」
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みなさんこんにちは
今回は人気芸人として活躍中の未央ちゃんが出演ということで、どうなるか楽しみにしています
今までのゆるふわラジオにない新鮮な笑いが加わるとどうなるのか
凛ちゃんの胃ははたして無事なのか
癒しラジオにはならないことは確かですね
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未央「私はアイドル! いつも言ってるけどアイドル!」
藍子「自分でそう言っちゃう時点でちょっと違うような……」
卯月「未央ちゃんはおもしろいですよね♪」
凛「もう手遅れだと思う」
未央「みんな酷いよっ!? こんなにステージで輝くアイドルに向かって!」
卯月「ステージ以外のせいでそう言われるんじゃないかな……?」
凛「未央も卯月も、ステージで変わりすぎ……」
藍子「ちゃんとアイドルしてるからいいんじゃないかな?」
凛「藍子も……藍子はまだ大丈夫かな」
藍子「あれ? まだってどういうことっ?」
藍子「それじゃあ、最後は凛ちゃんです」
凛「これかな。ラジオネーム『道玄坂登』さんから……って本当に私が読むの?」
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ふ、ふーん……アンタが宮益坂下? ……ま、まあ、悪くないかな
…………いい表情してるね
今日はもっと蒼くなってもいいんじゃないかな?
私も生で聴いておくよ
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凛「なんでバレたの!? というかこの人心当たりあるんだけど!」
卯月「えっと、ラジオを聴いてて似ていたのでたぶんそうだろうなと思って投稿したそうです」
凛「確かにあの人には親近感わくけど! 聴いてるんですよね? なかなか会えないけど次会ったら覚えておいてくださいよ!」
藍子「ここのスタッフさんはゲストにも容赦ないんですね……」
藍子「そっかぁ……あれは凛ちゃんだったんだ……あのお便りとかあの写真とか……」
凛「藍子、なんか怖いよ? ちょっと落ち着こうか」
未央「いやぁ、大変なことになったね。でも、スタッフのみんなも今日は罰ゲーム回なんだから、あんまりやったら駄目だぞ!」
未央「向こうの収録をお楽しみに! あと、しぶりんは後でちょっとお話しようか」
卯月「私もちょっと凛ちゃんとゆっくりお茶したい気分です♪」
凛「未央、卯月……わかったから、今は生放送だから……次に行こう」
前半終了いったんここまで
土曜日はゆきんことつぼっちに会いますけど、日曜は弩フリーになったのでこれも第7回も遅延はないかなーって思います……
藍子「終わったら私もゆっくりお話しますねっ! いいカフェを見つけたんですっ」
卯月「それじゃあ、そこに行きましょう♪」
藍子「ケーキがとにかくおいしいんだよっ。今日ならけっこう空いてるんじゃないかな?」
凛「ほら、次のコーナーに行こうよ」
藍子「はい。次は、『思い出のアルバム』です」
藍子「このコーナーでは、ゲストのみなさんに写真を持ってきてもらって紹介していくきます」
藍子「さっそく、凛ちゃんから行ってみましょう」
凛「私が持ってきたのは、この写真です」
卯月「この前のライブのときの写真ですか?」
凛「うん、せっかくだからこの4人で写ってるのを選んだよ」
卯月「舞台裏で、移動のときにちょうどすれ違ったんですよね」
未央「時間がなかったけど、記念だーって言って急いで撮ったんだよね」
藍子「おかげで未央ちゃんと全力でダッシュすることになって大変だったよ」
凛「これが一番今の私達を表してるかな。いつも前に進んで行ってるから」
卯月「毎回大きいライブのときには前回よりもっとすごいものにしようって頑張ってます!」
藍子「卯月ちゃんはいつも中心になってくれて、安心できますよね」
未央「しぶりんも、みんなを引っ張ってくれるよね! こう、背中で語るっていうか! 黙ってついて来いって感じ?」
凛「やめてよ未央」
卯月「凛ちゃんは特にかっこいいです! みんなの憧れなのもわかりますね♪」
凛「もう……」
藍子「ふふっ、凛ちゃん顔真っ赤だよ」
未央「ふっふっふ、今度は私の番だっ!」
藍子「たぶん、新年会かな?」
未央「そうそう! 押し倒されるしまむー。つい追い詰めてしまうしぶりん」
未央「ハプニングからの甘い展開は王道だよねぇ!」
凛「ちょっと未央! なんでこれがあるの?」
卯月「これ事故ですから! たまたまぶつかったんです!」
藍子「私は見てなかったんだけど、そうなの?」
未央「う~ん、倒れるところまでは偶然なんだけど、その後見詰め合ってたのは――」
卯月「あー! あー! 違いますから! 予想外のことがあると固まるじゃないですか!」
凛「けっこう勢いよく倒れたからすぐ動けなかっただけだって」
藍子「あはは、大変だったね……いろいろと」
未央「大丈夫大丈夫、ただの事故だったよ!」
凛「こんなことしてるから芸人って言われるんだよ」
卯月「未央ちゃん、完全におもしろさで選びましたよね?」
未央「なんのことかなぁ……もうこの思考回路は仕方ないんだ……」
藍子「未央ちゃん元気出してっ」
藍子「それにしても、凛ちゃんもかっこいいから絵になるよね…………むふ」
凛「藍子! その癖はいけない」
藍子「あれ? なにかしてた?」
凛「苦労してると思うけど、パッションに飲まれないで」
藍子「う、うん? 気をつけるね……?」
藍子「最後は卯月ちゃんですっ」
卯月「私の持ってきた写真はこれです♪」
未央「あー」
凛「ああ」
卯月「なんか反応薄いです!」
未央「だって、ねぇ?」
凛「こうなるってわかってたから」
藍子「とっても卯月ちゃんらしいね」
卯月「私ってそんなにわかりやすいですか?」
未央「まあね! それにしても、懐かしいね」
凛「ユニットを組むって言われて、最初に集まったときかな」
卯月「そうです! やっぱり、こういうときは一番最初かなって♪」
未央「うんうん、それでこそしまむーだよ!」
藍子「ユニットの名前もこのとき決めたの?」
卯月「そうです♪ 私がつけたんですよ!」
凛「未央の候補は食べ物ばっかりだったし。今でも覚えてるよ」
未央「しぶりんこそ、お姫様だとか蒼だとか」
凛「なんでそこだけ覚えてるかな……」
藍子「卯月ちゃんの名前に決まって、よかったのかな?」
凛「ニュージェネレーション以外は……」
未央「正直覚えてませんなぁ……」
卯月「いろいろ言ったはずなのに。えーと……あれ?」
藍子「それでは、ここで一曲です。ニュージェネレーションで『輝く世界の魔法』です。どうぞ」
藍子「この曲もけっこう懐かしいですね」
卯月「あ、思い出しました! ペペロ……ン……」
凛「結局食べ物じゃん」
卯月「はうっ」
藍子「ええと、そろそろ終わりだよ?」
卯月「ああっ! 『輝く世界の魔法』は楽しい時間がずっと続く曲なので、ぜひ全部聴いてみてください!」
未央「今回はあーちゃんが周りをゆるふわ時空に巻き込む珍しい回だったね」
藍子「そ、そういうパターンもあるんだ……」
藍子「それでは、特別パーティーでお送りした今回も、そろそろお別れのお時間です」
藍子「放送は終わりですけど、私達は残った料理でまだまだパーティーを続けますっ」
藍子「『高森藍子のゆるふわラジオ』、今回のお相手は高森藍子と」
卯月「島村卯月と♪」
凛「渋谷凛と」
未央「本田未央でしたっ!」
藍子「来週も同じ時間にお会いしましょう。お聴きいただきありがとうございましたっ」
卯月「さようなら!」
凛「さようなら」
未央「まったねー!」
以上です。お付き合いいただきありがとうございました。
たぶんこの世界にはPN宮益坂なアイドルもいればPN道玄坂な声優もいるんです。
しかし、まさか1話で0.2秒ほど映った雑誌の記事をあんなに尺を使って6話でやってくれるとは。
今後もアニメにはいろいろと期待できそうです。
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