凛「毎晩レコード屋と愛し合っていたら寝不足だわ…」 (61)

◆ひなビタ♪SSです
◆性的描写が多めです、ご了承下さい
◆関係ないですけどアルトラは名曲ですよね

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423920602


カチ、カチ……

凛「……あら、もうこんな時間?」

凛(そろそろ寝ようかしら……と、思ってはみるけれど……)

まり花「りんちゃん、りんちゃぁん……」スリスリ

凛(真横で私の彼女が枝垂れかかってくるのに、そんな……)

まり花「ねぇねぇりんちゃん……」

凛「な、何かしら」

まり花「今日も……しよ?」

凛「……!」

凛(そんな顔して催促されたら、こ、断れるわけ、ないじゃない……!)

……

……

クチュリ、チュ、チュッ……

凛「ん、はぁ、あ、ん、まりか、あ、はぁ」

まり花「りんちゃん、あっ、りんちゃ、あ」

ヌチュッ、ヌチュッ

まり花「あ、はぁ、りんちゃん、気持ちいい?あ、あぁ」

凛「え、ええ、あ、はぁ、と、とっても……は、っ、あ」

まり花「そう?よかった、あ、ん、はぁ、あ」

凛「ね、ねぇ、まりかぁ、わ、私っ」

まり花「じゃ、じゃあっ、一緒、一緒にね?」

グチャッ、グチュッ、グチュリ

凛「あ、ああ、ま、まり、まりか、まり、かぁ、あああっ!!」

まり花「はぁ、りんちゃんっ、りんちゃん、りんちゃあ、あ、あああっ!!」

ビクビクッ!

凛「は、はぁ……あ……」

まり花「はー、はー……りんちゃんっ……♪」

チュッ……

……

……

まり花「りんちゃん、りんちゃんっ……♪」スリスリ

凛「うう……」

まり花「りんちゃんのお肌、とってもすべすべさんだよう……」

凛「今は汗とかでベタベタだけど……?」

まり花「それでもだよっ!ねぇりんちゃん」

凛「な、何かしら……」

まり花「りんちゃんにすりすりしてたら、またしたくなっちゃった……だめ?」

凛(だ、だからその表情は、反則……!)

凛「い、いいけど……」

まり花「わぁいっ!りんちゃん大好きっ!」

凛「そ、そう……///」

まり花「じゃありんちゃん、キスしよー?」

凛「言わなくてもするでしょう……んんっ」

チュ、チュルッ……

…………
……

~翌日~

凛「…………」ボケー

一舞「やっほーりん!借りてた本……あー……大丈夫?」

凛「……あ、洋服屋、いたの」

一舞「いや、さっき来たんだけど……」

凛「そう……」

一舞「いや、あんたちょっとおかしいよ?なんというか上の空っていうか……」

凛「………え?」

一舞(これは重症かもしれない……)

凛「ああ、ごめんなさい洋服屋、ちょっと寝不足で……」

一舞「やっぱりそうなの?」

凛「あまり眠れていないのよ……今日はお父さんもいないから店番しなくちゃならないし……」

一舞「ふうん…りんはあんまり夜更かしするイメージはあんまりないけど」

凛「いやそうなんだけれど……昨日も朝方までまr……い、いや、なんでもないわ」

一舞「まりかといちゃいちゃ?」

凛「な、何故直ぐに分かったの///」

一舞「それくらいしかないでしょ……」

一舞(色恋沙汰に関してはりんは分かりやすいよねえ)

一舞「大体二人の仲なんてみんな知ってるんだから今更照れる事じゃないしっ」

凛「いやでも、指摘されると気恥ずかしいわ……」

一舞「まぁあたしもそうだけど……でもまりかとするなんて、いつもの事なんじゃ……」

凛「貴方、私にどういうイメージを抱いているの……?」

一舞「だって、好きでしょ?」

凛「何が……?」

一舞「まりかとそういう事するの」

凛「……え、ええ///」

一舞「……」

凛「そ、そんな顔しないで頂戴///」

一舞「でもあたしも一晩とかするけど、そんな状態にはあんまり……」

凛「……これで9日連続ね」

一舞「え」

凛「今日もそうだとするなら、10日連続になるわね、うふふ……」

一舞「あー……そういう事なんだ」

凛「ええ……だからあんまり寝れてなくて……でもレコード屋は割と元気そうよね」

一舞「いや、授業中によく寝てるよ」

凛「やっぱり?」

一舞「りんもそういう時に寝たらいいんじゃない?なんちゃって……」

凛「私は枕が無いと良く眠れないのよ」

一舞(そこ?)

一舞「でも、寝不足になるくらいだったら断ればいいのに……」

凛「貴方」

一舞「は、はい」

凛「もし貴女が喫茶店に誘われて、断れるの?」

一舞「…………」

凛「断れないでしょう?」

一舞「…………」

凛「だって、レコード屋が夜な夜な私の家に来て、私に擦り寄りながらこう言うのよ、
  『ねぇりんちゃん、今日も、しよ?』って!可愛すぎるわっ……!
  そうやって誘われると、どうやっても断れないというか……その……
  頑張って抗おうとしてもやっぱりキスされるとなんというか意識が……」

一舞(りんってこんなキャラだったっけなあ……)

一舞「まぁそれはそうかもしれないけどさ、生活に支障をきたすんじゃ困るでしょ?」

凛「そうなのよね……でもやっぱりレコード屋と愛を育むのも好きだし……」

一舞「……」

一舞「はぁ……」

凛「そ、そんな呆れた視線を向けながら溜息を吐かないで頂戴」

一舞「いやしたくもなるよ…好きで身体壊してるんだから」

凛「うぐぐ」

一舞「このままじゃ本当にどっかでぶっ倒れちゃうよ?」

凛「でもレコード屋が求めてくるなら応えてあげたいし、それに彼女とするのはとっても……」ブツブツ

一舞(危機感あんのかな?)

一舞「しょうがないなぁ、このイブ様が一肌脱いであげるしっ!」

凛「喫茶店の前で?」

一舞「そ、そういう意味じゃないしっ!全く、おちょくるならやめよっかなー」

凛「じょ、冗談よ……」

一舞「ふぅん……まぁいいや、ようするにあたしがまりかに伝えればいいんでしょ?」

凛「私が寝不足だって?」

一舞「そうだしっ!言えば少しは抑えてくれるよ、まりかだってりんに無理はさせたくはないだろうしね」

凛「それもそうね……」

一舞「りんからは言い辛いかもしれないけど、あたしから言えば簡単でしょ?」

凛「うん……そうね、洋服屋、わざわざありがとう」

一舞「いやいや、このくらいならお安い御用だしっ」

~喫茶店シャノワール~

一舞「やほほやほ!」チリーン

咲子「イブちゃん、いらっしゃいませっ!」

一舞「あのさぁ、まりかいる?」

咲子「まりかちゃんならあそこでちくわパフェ食べてますけど……まりかちゃんに御用なんですか?」

一舞「そうだし、まりかー?」

まり花「ん、は、ひふはっ!ほほひはほ?」モゴモゴ

一舞「食べ終わってからでいいよ」

まり花「ふん」モグモグ

まり花「ごちそうさまっ!」

一舞(あんなにあったちくパが一瞬で……!)

まり花「で、イブ、わたしに用事ってなあに?」

一舞「まりか、最近りんとよくしてるみたいだけど……」

まり花「えっ、もうイブ、そんな事言われると恥ずかしいよっ///」

一舞「いやね、りんが……」

まり花「りんちゃんとキスすると、すっごく気持ちいいんだよっ!」

一舞(聞いちゃいねえ)

まり花「わたしで気持ちよくなってくれてるりんちゃん見ると、わたしとっても嬉しくてねっ?」

一舞(それは分かる)

まり花「あとりんちゃんの細い身体をぎゅっぎゅってするのも……」

一舞(惚気を聞いてたらキリないな……)

一舞「あのねまりか、りんね、寝不足なんだって」

まり花「不眠症さんなのかな?」

一舞「違うしっ!最近はなんか朝までしてるんでしょ?」

まり花「うーん、そういえばそうかも……」

一舞「だからだしっ」

まり花「そうだったんだ、りんちゃん、言ってくれればよかったのに……」

一舞「りんはまりかから誘われたら断れないんだってさ」

まり花「ふうん……」

一舞「だからさ、少しだけ、りんを休ませてあげてよ」

まり花「うん……」

まり花「りんちゃん、わたしのせいで無理してたんだね……」シュン

一舞「そ、そんなに落ち込まないでよ、ちょっと休むだけだからさ!
   少し間を置いたら、なんなら1日空けたらまた誘えばいいよ」

まり花「うん、そうだね」

一舞「りんなら大丈夫だしっ、まりかと愛を育むのは大好きだって言ってたよ」

まり花「えへへ、そっかあ///」

一舞(嬉しそうだなあまりか……)

一舞「分かってくれた?」

まり花「うんっ!ありがとね、イブっ!」

一舞「うんうん、仲良くするのも節度を守って、だし」

咲子「あらイブちゃん、もうお帰りですか?ミルクティーでもお出ししようかと思ったんですけど……」

一舞「いやね、本当は店番あるんだ、また今度飲みに来るからね」

咲子「そうなんですか……あの」

一舞「なに?」

咲子「今晩……そっち行っていいですか?」

一舞「えっ、そ、それって……」

咲子「あの、駄目ならそれでもいいんですが……」

一舞「だ、駄目な訳ないしっ!着替え、持ってきてね」

咲子「はいっ!とってもとっても、楽しみですねっ!」

一舞「う、うん///」

まり花(さきちゃんとイブって昨日もお泊りしてたような……)

~夜~

凛「…………」ソワソワ

凛「……」ソワソワ

凛「……」

凛「……今日はまりか来ないのかしら……」

凛「……そういえば、洋服屋が話をしてくれたのよね……」

凛「……まぁ、寝不足だったから丁度いいけれど……」

凛「……」チラ

まり花ぷぎゅット「」

凛「……」ギュ…

凛「……」

凛「……」

凛「……まりか」

凛「……」

凛「…明日は、来るかしら……」

まり花ぷぎゅット「」

凛「……」ギュ

凛「おやすみなさい……」

~数日後~

凛(おかしい……おかしいわ……)

凛(あれからまりかが誘ってこない……)

凛(もしかして……嫌われた?)

凛(そ、そんな……)

凛(いや、でも会話は普通に行えているのよね……)

凛(何故かしら……彼女も省みている?)

凛(まぁそれはいい事なのかもしれないわね……)

凛「……」

凛「…………」ムラムラ

凛(それに数日してないだけで妙に昂っちゃって……)

凛(習慣とは恐ろしいものね……)

凛(自分からまりかに言えば、してくれるかしら……?)

凛(い、いや、そういう思考は良くないわ……どんどん彼女に依存してしまっているし……)

凛(こういう時は深呼吸して、心を落ち着かせましょう……)

凛「スゥーッ……ハァーッ……スゥーッ……ハァーッ……」

凛「……」

凛「…………」ムラムラ

凛(ああもう!何も変わらないじゃない!)

凛(やっぱり……あれしかないのかしら……)

スルッ……

凛「ふう……」

凛(一人なのに裸で布団に転がるなんて、変な感じ……)

凛(いつもは隣にまりかがいるのに……)

凛(それに、この行為自体も久々……)

ナデリ……

凛「ん……」ビク

凛(ただ愛撫してるだけなのに、感じてる……)

凛(でも、まりかに撫でられたなら、もっと……)

ナデ、ナデ

凛「はぁ、あ……」

凛「胸も、愛撫……」

スリスリ

凛「んん、あぁ、っ」ビクッ

凛(自分で言うのも何だけど、結構柔らかね……)

凛(でもまりかの方がもっと……)

凛「あ、あっ、はぁ」

凛(もう、濡れてる……?)

クチュッ…

凛「んんっ……!」

凛(いくらなんでも早いわね……まりかと、できてないから?)

凛「はぁ、あ、んんっ……」

凛「あ、ああ……はぁ」

凛(まりか……まりかぁ……)

凛「ああ、はぁ、まりか……まりか、ぁ」

凛(まりかが欲しい……でも、今はいない……)

凛「まりかぁ、まり、まりかぁ」ヌチュッ

凛「はぁっ、あ、まりかぁ、もっと、もっと……」グチュグチュ

凛(まりか、まりか、まりか、まりか)

凛「まり、っ、んんんんっ……!!」ビクビクッ

凛「あ、ああ、はぁ…………」グテェ

凛(もう、達しちゃったのね……久々の、事なんだけど……)

凛(自慰なんて、まりかと恋人になってから、全然してなかったのに……)

凛(でも、やっぱり……)

凛「一人は、嫌よ、まりかぁ……」

……

凛「あ、あの、れ、レコード屋っ!」

めう「めう?」

まり花「んー、なあに、りんちゃん?」ニコッ

凛(ああ、まりか、貴方はいつ見ても天使だわ…少なくとも智天使級……
 って見とれている場合じゃないのよ……それにしてもさっき、レコード屋と言ってしまったのは失敗だったわ…
 これから彼女に伝える言葉を考えれば、レコード屋ではなくまりか、と言うべき……)

まり花「……りんちゃん?」

凛「あっ、い、今言うわ、今言うから」

まり花「?」

凛(す、少し落ち着きなさい私……ただ彼女を布団に誘うだけじゃない……
 今に始まった事でもないでしょう……!それなのに何を動揺しているの、霜月凛……!)

凛(こ、こんな時は深呼吸……やらないよりはマシかしら……)

凛「スゥーッ……ハァーッ……」

まり花「……」

凛(よ、よし、少し落ち着いたわね……取り敢えず今のサイレント映画じみた沈黙の状態を……!)

凛「ま、れ、レコード屋っ!」

まり花「りんちゃん、声がひっくり返ってるよう……」

凛「あ、あの、今日は、お、お暇、かしら……」

凛(ああっ!何を言っているのよ私!もう半日過ぎてるのに!)

まり花「えっ、うーんと、うん、大丈夫だよっ!」

凛「そ、そう、よかった、わ……ええ……」

凛(ああ、私がおかしな事を言ってもちゃんと受け止めてくれるまりかはやっぱり天使だわ……熾天使にランクアップだわ……)

まり花「……?」

凛「その、えっと、もしよかったら……その……」

まり花「その?」

凛「あー……わ、私の部屋に、来ない、かしら……」

凛(や、やっと言えた……)

まり花「……それって、どういう意味かな、りんちゃん」

凛「えっ、な、何を言っているのよ、分かっているでしょう……?」

まり花「むー……言ってくれないならわたし行かないっ!」プクー

凛「そ、そんな」

凛(頬も膨らませて……もしかして怒ってる……?ナンデ……?)

凛「あ、あの、えっと……」

まり花「むう」

凛(ああああ!とてもまずい状況になってしまったわ……!この状態が続けば今日は出来ないかもしれない…!
 それだけで済めばまだしも、この状態が続いて、最悪破局、なんてことに……!)

まり花「……りんちゃん」

凛「は、はい」

まり花「わたしはね、りんちゃんに素直に言って欲しいんだけなんだよ?」

凛「素直」

まり花「うん、だから、言って欲しいな?」

凛「う……ま、まりか」

まり花「えへへ、まりかって呼んでくれるんだ……♪」

凛「こ、こういうお誘いの時は、その方がいいかと思って……」

まり花「うんうん」

凛「で、その……今日の夜は、わ、私と一緒に……」

まり花「一緒に?」

凛「あ……い、一緒に、あ、愛を、は、育んで、欲しいの……///」カッカー

まり花「……70点、かな」

凛「な、ななじゅう?」

まり花「でも、合格点さんだよ、りんちゃんっ!」ガバッ

凛「きゃっ!?」

まり花「えへへ、りんちゃん、意地悪してごめんね?」ギュッ

凛「何か悪いことしたのかと思ったじゃない……」

まり花「ううん、りんちゃんはなんにも悪くないんだよ、ただね」

凛「ただ……?」

まり花「りんちゃんとするのを少し休んだときね、思ったんだ、
    なんか、する時に誘うのっていつもわたしだなって」

凛「そういえば、そうね……」

まり花「別にそれが嫌な訳じゃないんだけど、たまにはりんちゃんの方から誘って欲しいなって」

凛「そうだったの……意思を汲み取れなくてごめんなさい」

まり花「えへへ、いいんだよっ」

まり花「それでね、これは言おうかどうか迷ったんだけど……」

凛「別に言いたくないなら無理しなくても」

まり花「ううん、りんちゃんにだから言っちゃうねっ!
    わたしね、りんちゃんとしてなかった時、ずっと一人でしちゃってましたっ!」

凛「え、そ、それって……///」

まり花「でも一人でしても、寂しいよね、やっぱりりんちゃんにしてもらった方がいいなっ」

凛「そ、そう///」

まり花「りんちゃんも、そう思ってくれてる?」

凛「…あ、当たり前、じゃない///」

まり花「えへへへへ、そっかぁ……♪」ギュー

凛「まりか、話も纏まったし、移動しない?ほら、ここじゃ……」

まり花「それでもいいけど、ねぇりんちゃん」

凛「なに?」

まり花「わたしに、キスして?」

凛「なっ……!」

まり花「ほら、数日キスもしてなかったから、寂しくて……だめ?」

凛「だ、駄目じゃないわよ……」

まり花「ほんと?じゃあ、して欲しいな……」

凛「う、ううう……ま、まりか」

まり花「りんちゃん」

凛「……」

ちゅっ。

凛「ん……はぁ、こ、これで、いいかしら///」

まり花「えへへへ、バッチリさんだよっ!」

凛「そ、そう……じゃあ、私の家に……続きは私の部屋で///」

まり花「久々だし、とっても楽しみだなー♪」ギュー

凛「もう、まりかったら……節度を守ってくれれば、いつでも出来るわよ……」

まり花「そうだね、じゃあめうめう、またねっ!」

めう「」

まり花「めうめう?」

凛「はんこ屋には悪いことしたわ……せめて貴方がはんこ屋を後にした時に声を掛ければよかったかしら……」

まり花「大丈夫だよっ!絶対大丈夫だよっ!」

凛「貴方が言うの……?」

めう(このバカップルはやくどっか行ってほしいめう)

~凛の部屋~

まり花「えへへへ、りんちゃんのお部屋に来るのも久しぶりだねっ♪」

凛「た、たった数日よ……」

まり花「そうだけど、感覚的に、だよっ」

凛「そ、そう……」

まり花「お布団も敷いてあるし……ふふふっ♪」

凛(まりか、布団の上に座って……まだ夕方ですらないけど、もう……)

まり花「ねぇりんちゃんも、こっち来て?」

凛「ええ」スッ

まり花「ふふふ、りんちゃん」

凛「ま、まり、か」

まり花「りんちゃん、お顔さんが真っ赤だよ?」

凛「貴方も、そうじゃない……」

まり花「そうかな?きっと、りんちゃんと近くにいるからだよ」

凛「は、恥ずかしい事をよくそんな簡単に……」

まり花「何言ってるのりんちゃん、これからもっと恥ずかしい事するんだよっ?」

凛「それはそうだけれど…感覚的に、よ……///」

まり花「ふふふ、恥ずかしがってるりんちゃんも可愛いよっ」

まり花「そんなりんちゃん見たら、わたし、我慢出来ないなっ」

凛「まりか……ちょっと早いんじゃ……」

まり花「えへへ、だめかなあ?わたしね、りんちゃんとしたくてね、しょうがないんだ」

凛「ま、まりかったら……///」

まり花「それとも、えっちなわたしはきらい?」

凛「嫌いな訳ないじゃない……寧ろ、す、好き、よ」

まり花「ふふふ、そっかあ、嬉しいなっ」ギュッ

凛(さ、更に密着されて、まりかの体温が直に……!)

まり花「りんちゃんあったかーい♪」

凛「あ、貴方が暖かいのよ……///」

まり花「ねぇりんちゃん、キスしよ?」

凛「え、ええ、いいけれど……」

凛(キスしちゃったら、やっぱり……)

まり花「今度は、すぐに離しちゃやだよ?」

凛「ええ、勿論よ……」

まり花「えへへ、りんちゃんっ」ギュ

凛「ま、まりか……」

まり花「わたし、りんちゃんのこと、大好きっ!」

凛「な……わ、私だって、愛してるわよ、まりか……」

ちゅっ。

……

「ん、ちゅ、ちゅる、ちゅっ」

りんちゃんと久々のキス。
とは言っても、数日なんだけどね?
だけど、わたしには妙に新鮮に感じられて。
りんちゃんもそうなのかな?

「んんっ、れる、ちゅる、ん、ちゅ、ちゅ」

舌をお互いに絡ませて、唾液の交換。
それはなんだか甘く感じられて。
わたしの意識はぼうっとしてきちゃう。
でも、目の前のりんちゃんもそうかな?
綺麗な瞳はもう焦点が合ってなかったから。
久々のキスだから、余計に感じちゃってるのかもね。

「ぷぁ、はぁ、あ、んん、ちゅっ」

りんちゃんの口元からどろり、って唾液が溢れてる。
もう拭う気力もないんだね。
わたしとひたすら舌を絡ませて、自分の意識も絡ませて。
もうりんちゃんの頭の中は、わたしの事でいっぱいかな?
わたしにいっぱい、愛して欲しいって思ってるのかな?
凄く嬉しいけど、ちょっと照れ臭いなあ、なんて。
でも、もっと、いっぱいりんちゃんを愛してあげたいな。
そのための行為なんだから、ね?

「ん、っ、ぷ、あ、っ」

わたしとりんちゃんの唇が離れて、つう、と唾液で橋がかかった。
この橋って、なんだか、わたしとりんちゃんの気持ちを表してるみたいで、好きだな。
でも直ぐに千切れちゃうんだけどね。
わたしはその気持ちをりんちゃんにぶつけるみたいにして、りんちゃんをお布団へ転がした。
りんちゃんはぼうっとした表情のまま。
じっとわたしの方を見つめていて。
きっと、わたしが早く欲しくて、仕方ないんだ。
ふふふ、とっても可愛い。

「まりか、ぁ」
「りんちゃん、お洋服、脱がせてあげるね」

するするとりんちゃんが着ているお洋服を脱がしていく。
りんちゃんは無抵抗どころか、脱ぐのを手伝ってくれるくらい。
綺麗なおみ足を通ってスカートを外して、その下の下着もするり。
あっという間にりんちゃんははだかんぼ。
白くて綺麗なお肌と、すらりとした体型。
わたしは思わず見とれちゃった。
見慣れてるはずなんだけどね。

「りんちゃん、きれい……」
「そ、そんなじっと見つめられると、恥ずかしいわ……」

りんちゃんの白い肌がほんのり赤くなって。
照れてるりんちゃんも可愛いなぁ。

わたしはそのお肌を指先でつう、となぞる。
まるで線を引くみたいに。

「ん、っ」

それだけでりんちゃんは荒く息を漏らしちゃって。
指先の感触だけでも心地良いけれど。
それじゃりんちゃんはそれじゃ足りないよね。
今度は手のひらで優しくりんちゃんをなでなで。
やっぱりすべすべ。でもちょっとべたべたする、のかな。
ふふふ、りんちゃんも興奮してくれてるんだ……♪

「はぁ、は、ぁ」

ただ撫でてるだけなのにりんちゃんの息は荒くなって。
顔に息がぶつかってくすぐったいな。
別に嫌じゃないんだけどね。

「りんちゃん、んっ」
「ひあ、っ」

わたしはりんちゃんの白い首筋にキスをする。
この前付けた痕は、すっかり薄くなっちゃってた。
だからそこを上書きするように、ちゅ、と吸い付いて。
くっきりと赤い痕。
こうやってりんちゃんの白い肌に痕を付ける行為は大好き。
なんだか、わたしのもの!ってりんちゃんに印を付けているみたいで。
ふふふ、わたしも結構、独占欲あるんだね。

更にりんちゃんのお肌をわたしの印で彩っていく。
さっき付けた部分の横に、またキス。
そこが終わったら、また顔をずらして、ちゅ、って。
首が赤い痕でいっぱいになったら、今度は鎖骨らへんを。
その次は肩、二の腕、手の甲、おへその辺りにも。
綺麗なおみ足はついつい何回もキスしちゃう。
こうやってりんちゃんの白い肌はわたしの痕でいっぱいになっちゃうんだ。

「えへへ、りんちゃんにわたしの印がいっぱい……♪」
「も、もう…こんなにいっぱい付けて……」

りんちゃんは首筋を指で擦ってる。
なんか感触でも違うのかな?そんな事ないと思うけどなあ。

「りんちゃん、おっぱい、撫でてあげるね」

今度は敢えて触ってないりんちゃんの控えめのおっぱいに触る。
それほど大きくないけど、とってもすべすべで、とっても柔らかいんだ。
でも、最近ちょっと大きくなった気もするなあ。
昔は、どうだったかな?まあいいや。
わたしはそんなりんちゃんの胸が大好きで。
だから、楽しみにとっておいた。
ケーキに載ってるイチゴさんみたいな感じかな?

「ん、あ、はぁ、あ、っ」

切なげに息をわたしに吐きかけるりんちゃん。
だからくすぐったいってばあ。
りんちゃんの視線はずっとわたしに向けられてて。
ご飯を欲しがってる黒猫さんみたい。
そんなにじっと見つめられると、わたしもなんだか……。

「りんちゃん、わたしも、脱ぐね」

わたしもお洋服をするすると脱いでいく。
畳むこともしないで、衣服を横に放り投げて。
普段はしないんだよ?ただ、りんちゃんを攻めてて興奮したし、暑いし。
それに、裸で抱き合った方が、気持ちいいもんね。
するするっ、と手早く下着も脱いで、りんちゃんと同じはだかんぼ。
じっとりんちゃんはわたしの身体に視線を注いで。
うーん、普通だよ?

「もうりんちゃん、そんなにじっと見られると恥ずかしいよっ」
「だって、綺麗だから……」
「ふふふ、りんちゃんっ♪」

ぎゅっ、ってわたしはお布団に横たわるりんちゃんに抱きついた。
わたしとりんちゃんのそれほどない胸が合わさって潰れる。
やっぱり裸で抱き合うのは気持ちいいな。
りんちゃんの体温が直に感じられて、幸せ。
ただ触れ合ってるだけなんだけどね。
思わず頬擦りしちゃう。

「りんちゃん、りんちゃんっ……♪」

すべすべしてて、暖かくて。
もっとりんちゃんを感じたくなって。
もっともっと、撫でて、感じさせてあげないと。

やっぱりりんちゃんのお肌はすべすべしてる。
特におっぱいなんか、特にそう。
自分の指をそこに這わせて、むにむにと揉みしだく。
それほど摘める部分がある訳じゃないんだけど、やっぱり柔らか。

「んんっ、あ、はぁ、あ」

荒く息を吐き出すりんちゃん。
更にきゅって強く抓ると、また身体をびくびくさせて。

「ひぐっ!ああ、は、っ」

りんちゃんの感じてる顔はとっても可愛い。
でも今してるのは序の口さん。
メニューでいうならザーサイさんだよ!ザーサイ?
もっとしてあげたいけど、どうかな、もう大丈夫かな?
触ってみれば分かるかな。

「りんちゃん、こっちは……」

抱き合いながら、すっ、とりんちゃんの下半身に手を伸ばして。
綺麗なおみ足とおみ足の間に指先を。
指先がりんちゃんのそこに触れる。
ぬちゅり。

「ひっ……!」
「りんちゃん、もう、こんな……」
「だ、だって……」

もうりんちゃんのそこはこれでもかというくらいぐっしょりで。
そんなに興奮してたんだ。
ふふふ、嬉しいなあ。
もっと触りたくなっちゃうよ?

「触っていいよね、りんちゃん」
「い、言わなくても、分かってるくせに……」

顔を真赤にするりんちゃん。
りんちゃんの綺麗な瞳の縁には涙が貯まってて。
そんな表情も可愛いんだから。
わたしは指をりんちゃんに刺激を与えるためにゆっくりと中に差し込んだ。

「あ、あああっ、ま、まりか……」

中はやっぱりりんちゃんの愛液でぐっしょり。
指を動かせばぐちゃぐちゃと音が鳴って。すごいなあ。
でも、わたしもこんな感じなのかな。
貝合わせとかした時は、こんな音が鳴ってるしね。
お互い様だね、りんちゃん。

「ひ、あ、ああっ!あ、ああ、は、ああ」

絶えず喘ぐりんちゃん。
指を動かせば動かすほど、その声は大きくなって。
わたしの指はふやけちゃいそうだよ。
いくら外に出しても奥から溢れてきてる。
それだけ感じてくれてるって事なのかな。

「ねぇりんちゃん、気持ちいい、かな?」
「あ、ああ、はぁ、ああ、い、いいの、すっごく、っ」
「ふふふ、よかった」

わたしはりんちゃんに向かって微笑みかけた。
でも、今のりんちゃんじゃ、見えてないんじゃないかなあ。

りんちゃんの中を掻き混ぜるように、わたしは指を動かす。
中は熱くて、指が溶けちゃいそうだった。
勿論、そんなことにはならないんだけど。

「あああ、は、はぁ、っ!あ、あああんっ!あ、ああ」

こんなに乱れるりんちゃんを見れるのはわたしだけ。
そう思うとぞくぞくする。
りんちゃんの細い身体はびくびくと震えてきて。
そろそろ、りんちゃんも……。

「りんちゃん、いきそう、かなっ?」
「ああ、はぁっ、ま、まり、まりかぁ」

りんちゃん、わたしの声、聞こえてないかな?
今、もっと気持ちよくしてあげるからね。
その後身体が重たくなるけど…それはしょうがないよ。
いいよね?
更にりんちゃんに快楽を与えるために、わたしは指を動かして。
ぐちゅ。ぐちゃ。ぐちゅり。ぐぽぐぽ。
鳴らしておいてなんだけれど、凄い音だね。

「ああ、あ、ま、っ、まり、まりか、まり、か、あああ、ああああああああっ!!!」

びくびくとりんちゃんの細い身体が大きく震えた。
エビ反りにまでなって、そしてぐったりと手足を投げ出しちゃって。
暫く起き上がれないだろうな。
絶頂しちゃったんだから、しょうがないよね。

「あああ……はぁ………あ……」

息苦しそうに呼吸するりんちゃん。
今はそれくらいしか出来ないんだよね。
だから、わたしはりんちゃんをぎゅ、って抱きしめてあげた。
こうすると、早く回復するらしいから。
あと、暖かいもんね。

「りんちゃんっ……♪」
「あ……ああ……まり、かぁ」

わたしはりんちゃんの長くて綺麗な黒髪をよしよしと撫でる。
いつもさらさらな髪は、ちょっとだけべたべたしてた。


「ねぇりんちゃんっ……」
「ん……」

やっとりんちゃんの意識が元に戻ったみたい。
まだ瞳の焦点さんは合ってないけど、多分大丈夫だよね。
あんなに可愛いりんちゃん見せられちゃったら、わたしも……。
こうなったのは、りんちゃんのせいなんだから!

「りんちゃんりんちゃん、次は、わたしに……」

すりすりしながらわたしはりんちゃんにおねだり。
応えてくれるかな。
でも、わたしは別に不安なんじゃないんだ。
だって、りんちゃんはわたしの期待を裏切ったりなんかしないから。

「まりか……」
「あっ」

ちゅっ、っておでこにキスされちゃった。
暖かくて、柔らかくて。
それだけでわたしの意識がぼうっとして。
単純だなあ。でも、仕方ない事なんだ。

「ふふふ、そんなに言うなら、愛してあげるわ……♪」

そう言いつつ嬉しそうなりんちゃん。
わたしにするのがそんなに嬉しいのかな。
えへへ、わたしも嬉しいよっ。

「まりかっ」

今度は唇にちゅってキスされる。
ちょっと湿ってて、でも暖かい。
でもそんな感触を確かめてる時間はなくて、すぐにりんちゃんの舌がわたしの唇を撫でてきて。
暖かい唾液が塗られて、お口の中に染み出した。
せっかちさんだなあ。でも、わたしも早くして欲しいって思ってたから。

「ちゅ、ちゅ、ちゅるっ」

わたしとりんちゃんの舌がまた絡み合う。
ちゅるちゅるって、えっちな音。
それ以上の音がこれから鳴るんだけどね。

「んむ、ちゅる、ふ、っ」
「ちゅっ、りんちゃ、ちゅ」

積極的に絡むりんちゃんの舌に、わたしは翻弄されちゃった。
だから、わたしの頭はまたぼーっとして。
もっとりんちゃんが欲しくなる。
もっと、もっと、わたしを、ね?

「ん、ぷぁ、はぁ……」

りんちゃんと顔が離れちゃう。
つう、とお互いを繋ぐ糸はまたぷつり、と切れる。
わたしはそれを寂しく感じちゃって。
これからもっと触れ合うのにね。
じっとわたしは目の前のりんちゃんを見つめる。
もっとしてとばかりに。

「まりか……♪」

ちゅ、とわたしの首にキスされる。
わたしと同じように、首筋にくっきりと痕を残した、のかな。
わたしからは見えないから分かんないけど、多分そう。
りんちゃんはこの印を恥ずかしがるけど、わたしは嬉しいんだよ?

「んっ、はぁ」

キスの刺激でわたしの呼吸は荒くなって。
大したものじゃないんだけど、ちゃんと気持ちよくて。
ぞくぞくするような感覚もして。
でもまだまだだよ。
りんちゃんはもっともっとわたしを愛してくれるんだから。

「ちゅ、ちゅっ」
「あ、ん、はぁ、っ」

また首筋にキスをされて。
それと同時に、わたしのおっぱい揉んでるのかな?
りんちゃんの指先の感触がする。
やっぱりちょっとせっかちさんだね。
でも、すごく気持ちいいよ、りんちゃん。
わたしは荒い息を目の前のりんちゃんに向かって吐きかけた。

「あ、んっ、はぁ、あ」
「まりかの胸、とても、柔らかよ……」

そう言ってむにむにとわたしのおっぱいを揉みしだくりんちゃん。
何度も触った事あるでしょ。
再確認でもしてるのかな。
その指先の動きで、わたしは感じちゃって。
びくびくと身体を震わせて、あんあんと喘いだ。

「ふぁ、あ、んっ、はぁ、あ」

わたしの口からえっちな声が出てる。
こんな声が聞けるのは、りんちゃんだけなんだから。
だから、もっと、揉んで、キスして。
もっと、もっと、いっぱい……。

「ひゃっ!」

急な刺激がわたしの身体を走った。
いつの間にかりんちゃんの指先がわたしの股座を弄ってて。

「ふふふ、もう、ぐっしょりみたいね……」
「り、りんちゃん、言わないでよお……」

わたしは思わず恥ずかしくなっちゃった。
でもこんなやりとりもう何回もしてるはずなんだけど。
ほっぺたが熱い。

「もっと、触ってあげるわね、まりか……♪」

嬉しそうにりんちゃんはわたしの中に指を差し込んだ。
それだけでさっきとは段違いの刺激がわたしを流れて。
鳴る水音はよく聞こえなかったよ。

「ふぁ、ああ、り、りんちゃ……」

わたしの中でりんちゃんの指が動いてる。
中を掻き混ぜたり、中を撫でたり。
そうされるとまた強い刺激が波みたいに押し寄せて。
やっぱり、りんちゃんにしてもらうのはすっごく気持ちいい。
一人でしてる時とは全然違う。
そんな思考すらも、快楽で薄れていって。

「りんちゃ、りんちゃんっ」
「ん、どうしたの、まりか……」
「き、キス、キス、して……?」

わたしは朧げにりんちゃんにキスをねだった。
もう自分でも何を言っているのかよく分からないや。
頭に浮かぶのはりんちゃんの事だけ。
だから、キスをねだったのかな。

「まりか、んっ」

素直にりんちゃんはわたしにキスをしてくれた。
ちゅっちゅ、って、また舌が絡み合う。
心地いい感触だけど、今は息苦しいよ。
自分で言ったんだけどね。
でもやっぱり、幸せな気持ち。

「ちゅ、ん、ふぁ、んんっ、あ、ん、ちゅっ」

喘ぎながら舌を絡ませて。
たぶん口元ではちゅっちゅと音が鳴ってるはずだけれど。
やっぱりよく聞こえない。
聞こえるのはりんちゃんの荒い息遣いばかりで。

わたしの身体は絶えず震えてる。
もう頭の中は白く染まってきちゃって。
今にも達しちゃいそう。

「あ、ぷぁ、り、りんちゃ、わ、わたし」

わたしはりんちゃんにそれを伝えた。
何となく、言ったほうがいいかなって思って。
特に意味は無いような、あるような。
でも目の前のりんちゃんは微笑んだように見えたよ。
本当はよく見えなかったんだけどね。

「まりか、じゃあ、達させてあげる……♪」

りんちゃんの指が更に激しく動く。
わたしの窮屈な中をぐちゃぐちゃと掻き混ぜて。
どろどろと愛液を溢れさせて、また。
わたしも意識もどろどろと零れていく。
何にも無くなって、ただ、白い……。

「り、りんちゃん、りんちゃんっ、りんちゃ、あ、あああああああっ!!!」

大きく喘ぐわたし。
身体中に電流が流れて、頭の中を痺れさせるような感覚。
やっぱり、一人の時とは全然違う。
それの何倍も大きくて。
それに、やっぱり幸せで。

「まりか……?」
「あ、はぁ……はぁ……」

りんちゃんが心配そうに覗きこんでる、と思う。
目の前もボヤケてよく見えないや。
今のわたしは呼吸をするだけで精一杯。
手足は重くて、まるで大きなスイカさんが付いてるみたい。
とっても疲れてる。
でもこれは、しょうがないこと。

「まりか……」

よしよしとりんちゃんがわたしを撫でてくれてる。
えへへ、やっぱり、いい気持ちだな。
優しくて、あったかい。
その感触だけでわたしはほっこりした。
もっと撫でてよ、りんちゃん。

「まりか……♪」

こうやって撫でられてると、安らかな気持ちになれるなあ。
でもなんだか、眠くなっちゃって。
疲れてるから丁度いいかも。
身体も動かせないから、もう……。
…………。

「まりか…まりか……?」

…………
……

~喫茶店シャノワール~

咲子「あらめうちゃん、今日はまりかちゃんとお出かけじゃなかったんですか?」

めう「いや中止になっためう……りんりん先生には敵わないめう」ハァ

咲子「?」

めう「ねぇさきき」

咲子「はい、なんですか?」

めう「ちょっと携帯で電話していいめう?」

咲子「ええ、どうぞ」

めう「…………」ピッピッ

咲子「……?」

めう「………もしもし?」

咲子(誰に電話掛けてるのかな?)

めう「ひなひなぁ、まりりとりんりん先生がめうを虐めるめうう…」

咲子(ひなたさんだ…もしかして中止になったのって……)

めう「いや、そういう意味じゃないめう、ただ……」

咲子(まりかちゃんとりんちゃん、今頃、いっぱい愛し合ってるのかなあ……いっぱい…)

咲子「……」

めう「うう、ひなひなぁ、ありがとめう……」

咲子(今日もイブちゃん誘っちゃおっと!うふふふふ……♪)

おわり

お疲れ様でした
このSSとはあまり関係ありませんが心菜ちゃんが歌う「キモチコネクト」が2/13からボルテで配信されているので是非プレーしましょう

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