おっちゃん「どうだ?」
おっさん「でもすぐ捕まりますよ」
おっちゃん「そこを工夫してな、三億円を強盗するんだ」
おっさん「捕まりたくないですって」
おっちゃん「でもなぁ……お互い娘の事を考えると……」
おっさん「うーん…」
おっさん「仮にやるとして、計画はあるんですかい?」
おっちゃん「窓口で頼むのはいかんのか?」
おっさん「残高がないと無理じゃないですかねぇ……」
おっちゃん「うーん……」
おっちゃん「いきなり貰うことを考えるのはダメだ」
おっさん「そうですね、下調べからやりましょう」
おっちゃん「そうしよう」
銀行
おっちゃん「でかいなぁ……」
おっさん「これはどこからいけばいいのやら……」
おっちゃん「地下とかどうかね?」
おっさん「おぉ、そうしましょう」
おっちゃん「じゃあなかに入ろうか」
ウィン
おっちゃん「ハイテクやなぁ……」
おっさん「ですねぇ……」
おっちゃん「お、あそこに関係者以外立ち入り禁止って扉があるぞ」
おっさん「あそこに金庫があるんですかね?」
おっちゃん「おっちゃん中卒だからわからないけど入ってみようか」
おっさん「ですね」
「何回言ったらわかるんだ!」
おっさん「」ビクッ
おっちゃん「」ビクッ
「言われたこともまともにできないのか!?」
おっさん・おっちゃん「申し訳ありません!!」
「え?」
おっさん「あ……」
おっちゃん「あ、あの……」
ダダダダ
ウィン
「……なんだ?……いやそんなことより!」
おっちゃん「ついつい体が反応しちゃったよ」
おっさん「条件反射みたいなものですね……」
おっちゃん「まぁちゃんと監視カメラの位置だけは把握したよ」
おっさん「私も従業員の配置は把握しました」
おっちゃん「あの短時間でやるじゃないか」
おっさん「いえそんな……」
おっちゃん「よし、今日の夜、銀行前のマンホールに」
おっさん「はい」
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