拳と魔法のファンタジー(19)

拳···それは古より伝わる、神にも通づる力。

魔法···それは何人足りとも寄せ付けぬ技。

そして、それらが交錯し、争い合う国、ローゼン皇国。
この国は、拳闘士団と魔法連盟の抗争により、荒れ果てていた。
そんな中、抗争を終わらせるため、異端の実力者が立ち上がる···!

「······腹、減った」

「金は···450c」

「······仕事するしか、ねぇよな···」

さて、どう見てもやる気なし覇気なし金なし
の救えない、救いようのないこのダメ人間こそ、
異端の実力者である。···たぶん。

名前を、ミランという。

ミラン「おーい、おっちゃん、仕事くれ」

おっちゃん「お?嬢ちゃんが仕事かい?珍しいな?」

ミラン「金が無いんだよ」

おっちゃん「がっはっは、そいつぁ災難だなぁ」

ミラン「うるせぇ、いいから任務寄越せ」

おっちゃん「そんな顔すんな、美人が勿体ない。···ほらよ」

ミラン「また暴徒鎮圧かよ?」

おっちゃん「このご時世だ、まともな依頼なんて殆どない」

ミラン「他になんかねぇのか?」

おっちゃん「まぁ、あるにはあるが···」

ミラン「さっさと寄越せ」

おっちゃん「ったく、せっかちだなぁおい。ほらよ」

ミラン「···拳魔際か」

おっちゃん「おう」

あぁ、眠い···
寝まする

気がついたら仕事終わってて家にいたので更新していきます

拳魔際とは!

その名の通り、拳と魔法で戦うスポーツである!

おっちゃん「ただ、今回はちょっといつもと違うらしい」

ミラン「? どういうことだ」

おっちゃん「今回は優勝者に、ローゼン皇国の統治権限が与えられる」

ミラン「はぁ!?」

おっちゃん「今、皇居には世継ぎがいない」

ミラン「んで優勝者に継いでもらえ、と?」

おっちゃん「まぁ、そんなところだ」

ミラン「···賞金は?」

おっちゃん「100000000000c」

ミラン「よっしゃ優勝めざすぞ!契約書だしてくれ!」

おっちゃん「お、おう。ほら、これに名前」

ミラン「サンキュー」カキカキ

ミラン「ふんふんふーん♪」

おっちゃん(いつもこうしてりゃ可愛いんだがな)

指釣ったあぁぁぁぁぁ!!!

また今夜更新に来ます。

打ち間違いです。

拳魔祭です。

ミラン「書いたぞ」

おっちゃん「んじゃ、こっちで提出しておくぞ」

ミラン「頼む。じゃあな」

おっちゃん「おう。また来いよ」

カランカラン

おっちゃん「気を付けろよ」

おっちゃん「······今回はお前でも、負けるかもな」

ミラン「拳魔祭か······」


「ば、化け物······」

「勝てるわけねぇ」

「ま、待て、殺さないでくれ!」


ミラン「······くそ、ヤケ食いだ」

ミラン「······金が無いんだった」

???「もし」

ミラン「あぁ?誰だよお前」

???「まぁ、わたくしを知らないんですの?」

ミラン「あぁ知らん」

???「わたくし、ミスティア=ローゼンと申します」

ミラン(嫌な予感しか無いんだが)

ミスティア「人を疫病神みたいに言わないで下さい」

ミラン「······オレ何も言ってないぞ」

ミスティア「顔に出てましてよ」

ミラン「そうかい」

PSVは打ちにくいです。

全然更新出来てませんが、今回はCoCoまで。

PSVは打ちにくいです。

全然更新出来てませんが、今回はCoCoまで。

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