モバP「比奈をデレッデレにさせてみたい」 (225)
・モバマスSS
・安価、コンマ使用
・不定期更新
・病みますん
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423851946
P「……」
ちひろ「プロデューサーさん? どうかしましたか」
P「あ、いえ、特には何も」
ちひろ「比奈ちゃんのプロフィールをまじまじと見ておいて、何もないようには見えませんねぇ」
P「何でもないですってば」
ちひろ「そういえばプロデューサーさんと比奈ちゃんって、>>5でしたっけ」
00~44…Pが自分でスカウトしてきた
45~89…担当になって最近顔を合わせたばかり
90~99…実は昔から知った仲
時間も遅いし自分で取りますね
ちひろ「ご自分でスカウトしてこられたんでしたね」
P「そうですね。いやあ、粘った甲斐がありましたとも」
ちひろ「それで、話を戻しますがどうしてプロフィールを眺めてたんですか?」
P「……まあその、長い付き合いになりそうだし、気持ちよく仕事してもらうためにも仲良くなっておきたいなあなんて」
ちひろ「なるほど。なら直接本人とコミュニケーションを取ってきたらいかがです?」
P「だからこうして作戦を練ってたんですよ。といってもそんな大げさなことするわけじゃないですが」
ちひろ「ふふっ、ではお手並み拝見といかせてもらいますか。ただし! 仲良くなりすぎないように、わかりますね?」
P「ははは、どうでしょうね。仲良くなれるとも限らないわけですし……頑張ります」
安価で行動を、コンマで展開を考えます
00~09…疑念1
10~29…友好1
30~79…友好1、親愛1
80~99…親愛1
(ゾロ目で2倍)
友好、親愛のいずれかが5に達すると対応したルートへ分岐する形になります
・分岐したら全数値0から再スタート、このステップを3回こなしてED
・友好、親愛が同時に5になった場合、どちらかになるような形で安価
先に疑念が3溜まるとルート変動なしで再スタート、つまり1ステップ分の進展がなくなります
・よっぽどな内容の安価は>>1判断で疑念1にするかも?
※前回より追加
・Pのアイドルに対する態度もルート分岐に対応して変化させていきます
・分岐の仕方次第でコンマの00~09…部分を変えます
P「さてと、手始めに何からしていったものか」
P「自分を日陰者とか言う割に社交性は充分備わってるし、普通に接していけば大丈夫だよな」
P「……大丈夫だよな?」
P「よし、>>12で様子をみよう」
ネコの話題を振る
とりあえずいつも通り不定期更新していきます
馴れ初めというかスタート地点からコンマで変化させてみようと思ったのですが、N比奈の台詞見るかぎりPにスカウトされたっぽいですね(白目
P「ネコの話題を振ってみようかな」
P「世間話としちゃあ有りだよな、うん。ネコ……ネコか」
P「やあ比奈、突然だけどネコは好きか?」
比奈「ほんと突然っスねぇ。まぁ好きな方かな? それがどうかしたっスか?」
P「ちょっと気になってさ。そうかそうか」
P(って話終わっちまったい! なんか喋らんと……)
比奈「あ、さては春菜ちゃん絡みで……?」
P「春菜? みくじゃなくて?」
比奈「ほら、春菜ちゃん眼鏡と同じくらい猫好きじゃないでスか。私服のTシャツにプリントされてるくらいには」
P「そうだったな。その割には猫耳とかつけてるところ見たことないけど」
比奈「付けてみたいとは思ってるみたいっスけどね。前に蘭子ちゃん達が猫耳付けてたことあったじゃないスか。そんなノリでそういうお仕事がきたのかと」
P「それも面白そうだけど、あいにくそんな仕事はきてないな。でも春菜にそういう声が掛かったとしてどうして比奈が身構えるんだ?」
比奈「いや~……ははは、アタシと春菜ちゃんって一緒に仕事すること多いし、最近眼鏡かけて仕事してなかったし、遂にキてしまったんじゃ」
P「キてないキてない。多分キてない」
比奈「春菜ちゃん、こと眼鏡にかけては底知れぬプレッシャーを感じる時があるんスよ? いやホント」
P「あー……沙織とか清美も言ってたような。まあ大丈夫だ、仮に猫耳の仕事が来ても比奈なら似合うって」
比奈「うーん、どうっスかねぇ」
P「段々見てみたくなったきたぞ……みくに借りてこようか?」
比奈「いや、いいでスから! なんか恥ずかしくなってきたし!」
P「可愛いと思うけどなぁ。だめ?」
比奈「だめって言われるとそこまで断る理由もないような気がしてくるから怖いっスね……や、そういうのはそれこそ春菜ちゃんに持ち掛けてあげてくださいよ。アタシには、ね?」
P「いやいや、絶対イケる! 可愛いって絶対!」
比奈「……想像だけでそこまで自信持って言われたらさすがに照れるっスね。んー、でもやっぱりハードル高いなぁ」
P「そうかあ……」
比奈「ちょ、そんな落ち込ないでくださいって。もー、アタシが悪いことしてるみたいじゃないっスかー」
P「あ、ごめん。うん、でも前向きに検討してほしいな。ほとんど個人的な興味になりつつあるけどさ」
比奈「それぐらいなら、まぁ……」
P「よっし! その気になったら言ってくれな! よーっし!」
比奈「あ、ちょっとプロデューサー? ……行っちゃった」
比奈「……猫耳かぁ」
比奈「そんな有難がられるようなものになるんスねぇ? ……可愛い、かなぁ?」
(結果 友好+2、親愛+2)
P「いつでもスタンバれるようにみくに猫耳借りにいったらネコパンチされた……」
P「まあ、そろそろアイデンティティーが崩壊してもおかしくないレベルまできてるしなあ。みくには悪いことをした」
P「でも猫耳なんてどこで調達すればいいんだか。高いのか安いのかもわからんぞ?」
P「ま、まあいいか。次は>>22とかどうだろう?」
やっぱり眼鏡とった方が可愛いよなあとか呟く
P「ストレートかつさりげなく褒めてみようかな?」
P「比奈自身が眼鏡をどう思って掛けてるかは聞いたことないけど、俺としては無い方がいい、かもしれない」
P「というわけで眼鏡取ってみてくれないか?」
比奈「何がというわけなのかわからないっスけど、お安い御用っス」
P「ほう……」
比奈「ほうって。ほうってなんスかー」
P「ああいや、じゃあ眼鏡掛けて」
比奈「? はいっ、これでいいっスかね?」
P「ふーむ……」
比奈「まじまじと見つめられても……えっ、何か試されてるんスかこれ?」
P「もう一回眼鏡取ってくれないか?」
比奈「いいっスけど、そろそろ目的をでスね?」
P「……うん、やっぱり比奈は眼鏡取った方が可愛いよなあ」
比奈「」
P「あれ? どうした固まったりして」
比奈「や、あの、そういう不意打ちは……」
P「……そろそろ褒められ慣れてもいいと思うんだ。アイドルなんだから」
比奈「基本的に日陰者なんスってばー! それこそアイドルなんてやってなきゃ、人前で眼鏡外すことなかったんで」
P「なるほどな。そんな比奈をスカウトした俺の目に間違いはなかった」
比奈「この前といい、想像力豊か過ぎませんかね? ま、結局ついてきちゃったアタシもアタシなんスけどねぇ」
P「比奈としては眼鏡無い方がいいって言われてどうなの? 嬉しい?」
比奈「んー…………それ以前に、褒められるだけで未だにもにょもにょってなったりならなかったり? あははー」
P「……比奈は可愛いと思うよ」キリッ
比奈「そんないい顔しながらおだてたって何も出ないっスよ!」
(結果 友好+1、親愛+1)
P「うん、やっぱり女の子は褒めてあげるのがよさそうだ」
P「比奈の場合は本気で謙遜してる節があるからなおさら褒めてあげたくなる」
P「……やりすぎて新手のイジメかと疑われてしまったが。ほどほどにしよう」
P「さてと。次はそうだな、>>26なんかどうかな」
一緒に似合う服を買いに行く
改めてゲーム内のセリフ見直してるんですが、比奈のデレ方可愛いですね……ふぅ
P「比奈に似合う服でも買いに行くのはどうだろう」
P「いつまでもジャージばかりじゃさすがにな……いや、ジャージ姿はジャージ姿で何故か様になってていいんだけど」
P「たまにはジャージじゃない格好で事務所へきてみたらいかがでしょうかね」
比奈「えー、どうせレッスンとかでジャージになるじゃないっスかー。合理的合理的」
P「そんな理由でジャージ着てないのでは?」
比奈「ぐぬぬ……まぁ横着っスけどね。仕事でいろんな衣装着れるんだし普段はいっかなーって」
P「ちなみにジャージ以外の格好はどのくらい持ってるの?」
比奈「えっ」
P「えっ」
比奈「や、やだなぁプロデューサー。さすがに何着かはありまスよ、ありまスとも……ありまスかね?」
P「俺に聞かれても……」
比奈「ちょっと探してくるんで、良さそうなのあったらそれを着てきて証明するっス」
P「もし無かったら?」
比奈「ジャージっス」
P「その日の帰りにでも買いに行こうそうしよう、無理にでも連れていきたくなった」
比奈「あー……でもこんな機会でもないと買いに行きそうにないし……じゃあそういう方向で」
P(そして無事買いに行くことになったのは喜ぶべきか否か、はたして微妙なところだった)
比奈「なるべく安くて地味なのでいいっスかね? あと着るのに手間掛からないとか、洗うの楽なやつで」
P「行き着く先がジャージになりそうだなあそれ……もうちょっと頑張ろうよ。勝負しようよ」
比奈「誰と何を戦えって言うんスかー」
P「そりゃあ……自分との戦い?」
比奈「うっ、一理あるような気がしてうかつに言い返せない……!」
P「ま、まああれだ。じゃあ俺の好みで一着選ばせて。それおごるから」
比奈「それって喜んでいいところなんスかね? アタシなんかにもったいないような」
P「いいんだよ、担当のとはいえアイドルをこうして連れ歩けてるんだ。そのお釣りだと思うことにするよ」
比奈「そんなお高い女になったつもりはないんスけどねぇ。……あ、よく考えたらプロデューサーがそうしたのか」
P「そりゃあスカウトしたの俺だからな。もっと自信持ってくれていいのに」
比奈「そこはほら、根が日陰なもんで。サークルのオタ姫みたいな」
P「サークルのオタ姫? オタサーの姫に掛けてるのか」
比奈「そうそう。別にチヤホヤされることもなく、ただ自分を貫く。それがアタシの忍道っス」
P「お前いつから忍者になったんだよ……アイドルだろうに。俺と一緒に上アイドル目指すんだろうに」
比奈「そしていつかはアイドルの暗部に身をやつすんスね? 日陰者にぴったり」
P「闇が深そうだな……比奈には日の光を浴びてて欲しいんだけど。すくすく育ってくれると嬉しい」
比奈「育ち盛りはとうに過ぎ去ってまスからねぇ。アイドルとして伸びるかは、まぁプロデューサー次第ってことで」
P「じゃあこれからビジュアルレッスンといこうか。あまり遅くならないうちにな」
比奈「はーい」
比奈「プロデューサー……」
P「なに?」
比奈「何で他に誰もジャージで来てる人いないんでスか……逆に浮いちゃってませんでしたかねアタシ」
P「ジャージの人が浮かないのはせいぜいスポーツ用品売り場だろうしなあ……」
比奈「さすがにこんなところ一人ではこれなかったっス。プロデューサーがいてよかったー」
P「服を買いに行く服がない、を地でやる人がまさか担当アイドルにいるとは」
比奈「うぅ、ま、まぁでもこれで連れ添ってもあんまり恥ずかしくないようにはなると思うんで、その……いつかアタシの買い物に付き合ってもらってもいいっスか?」
P「比奈の? 何か欲しい物があるのか?」
比奈「画材っス。……男の人と二人で買い物なんてこれでも緊張してたんスけど、プロデューサーとなら結構楽しかったし……えへへ。ダメっスかね?」
P「いや、そんなことは……時間空いた時にでも。いいともさ」
比奈「ほんとっスか? じゃあ今度、よければまた……お願いしまス」
P(その後、特に何もなく比奈を送って帰った。言えなかったけど、俺も結構楽しかった)
(結果 友好+1)
P「……もうちょっと高い服買ってあげてもよかったんじゃなかろうか」
P「いや、高過ぎても比奈ならこっちを気遣って受け取ってくれなかったかもしれないし、あれでよかったってことにしよう」
P「問題は着てきてくれるかだけど、さすがに急にはハードル高いと言われてしまった。着てきてくれる日を楽しみにしようかな」
P「今度は>>36でいくぞ。いけるか? ……いこう」
比奈が初めて書いた漫画を発掘
比奈といえど嫌がられそうな……? 難しいですね
P「比奈が初めて描いた漫画を発掘……?」
P「興味はあるけど人によっちゃ黒歴史ともなりかねないもの、出せと言って出す人がいるか?」
P「うーん……」
P「比奈の最初の漫画、どんなだと思う?」
飛鳥「ボクに聞かれても困る……がたしかに気にはなるね」
蘭子「かの者の筆に宿る魂の原点……(比奈さんの初めての漫画かー)」
P「お前ら絵とか漫画とか描くんだろ? その道の先輩だ。何か話とか聞いてない?」
飛鳥「あまり仕事で一緒になったことないしな。蘭子は?」
蘭子「生憎深く交わりし邂逅は得られておらぬ(私もあんまり。ゆっくりお話してみたいなー)」
P「ふーむ。ちなみに飛鳥と蘭子は、初めて描いたやつ見せてって言われたらどうする?」
蘭子「いやです!(いやです!)」
飛鳥「同じく。こればかりは抵抗させてもらおう」
P「……まあ、そういうものだろうなあ」
P「駄目元で本人に聞いてみようか……それとも」
比奈「? プロデューサー、ありがちな独り言が漏れてるっス」
P「え、ああ。……ああ、比奈だ」
比奈「ほんとにどうしたんスか? 変な物食べたんじゃあ」
P「食べてない食べてない。それよりちょうどよかった、思い切って聞いてみたいことがあるんだけどいい?」
比奈「思い切らないと聞けないことなんて嫌な予感しかしてこないっスけど……いいっスよ。聞きまスとも」
P「ありがとう。あのさ、比奈が初めて描いた漫画がどんなかなーってふと気になったんだよ」
比奈「」
P「そこまで固まらなくても」
比奈「そ、それって……」
P「ん?」
比奈「>>53」
※コンマ
00~49…アタシの黒歴史のことっスね!?
50~99…まさかサークルとかバレちゃってまス?
おうふ、と思ったけどコンマだから別に安価下じゃなくてもいいですね?
比奈「まさかアタシのサークルとかバレちゃってまス?」
P「サークル?」
比奈「あ、いやー……もしかしてここでやめておいた方がよかったりするんスかねぇ」
P「そこまで言われちゃ気になるよ。それで?」
比奈「……まいっか。アタシが夏と冬に行われる大きなイベントに参加してる、ってことはお話しましたっけ」
P「ううん、聞いたような聞いてないような。つまり比奈はそこで描いた物を出してると」
比奈「ええまぁ、それで初めて参加した時に出した物を見たいと言われたのかと思っちゃって……あれ委託してないっスから」
P「委託?」
比奈「委託販売のことっス。ってそんなことは置いといて、つまりアタシが描いたやつとか知った上でそんなこと聞いたのかと勘違いしまして。そんなわけないっスよねー……あーよかった」
P「えーと、それで見せてほしいって言ったら見せてくれるのか?」
比奈「気乗りはしないっス。プロデューサーがこっち側の人だったら考えなくもないっスけど」
P「どっちだよそれ……まあ、無理は承知だったからいいよ。変なこと聞いて悪かった」
比奈「もっと突っ込まれるかと思ったのに案外あっさりっスね?」
P「うん、飛鳥と蘭子に試しに同じこと聞いてみたら結構な拒絶だったからそんなもんなのかなと」
比奈「難しいお年頃っスからね~。……その、代わりになるかはわからないっスけど、気が向いたらでいいなら今度何か描いて持ってくるっスよ」
P「え、ほんと? それならいいの?」
比奈「よくはないっスけど、何とな~くプロデューサーならいっかなーと思ったんで。この事務所なんかネタの宝庫みたいなものだし身内ネタの方が通じまスよね」
P「そっか。じゃあ期待して待ってようかな」
比奈「うっ、そこは期待しないでほしいっス……安請け合いしちゃったかなぁ」
P(比奈の初めて描いた漫画はわからずじまいだったけど、比奈が初めて俺に描いてくれる漫画はいつか読むことができそうだ)
P(言ってみるものだな。楽しみに待っていよう……)
(結果 友好+1、親愛+1 友好ルートへ分岐)
友好分岐なので次回から少しだけ互いに気安くなるかと思います
幕間の比奈視点ができ次第、続きをやっていきましょう
ピンポーン、と呼び鈴の鳴る音がする。
宅配のおにーさんにしかほとんど使われることがないから、ぼんやり頭
でさて何か通販で頼んだっけと思い返し……、
「……ん~、あっ。あー……やばっ」
何も浮かんでこないということは、答えは一つだった。
「とりあえず着替えて……それより生存報告生存報告……」
玄関にいるのだろうスーツ姿の見知った顔にひとまず声を掛ける。
ネームを書いてたら思わず没頭してしまったこと、そしていつの間にか
寝落ちしていたこと。
こうして迎えに来てもらうのも何回目だったろう……そろそろ本気で怒
られそうなものだ。
「普段着がジャージって便利っスよね、あはは……すみませんでした」
それどころか嫌な顔ひとつせず、この前買った服着てきてくれよーなん
て言ってくれるこの人には頭が上がらない。
……ダメだー、居心地が良すぎる。
だらしない子を甘やかすと誰の為にもならないっスよ、いやほんと。
「でも見放されたら見放されたでもっとダメになりそうなんスよねー……
わかってまス、何言ってるんでしょうねアタシ」
アイドルなんて、性に合わないと思ってたけど。
この人となら……なんとかやっていけそう、かな?
P「遅れた分、トレーナーさんにこってり搾られてくるんだな」
比奈「脂まみれになれってことっスか? うへー……いってきまーっス」
ちひろ「ふふっ、いってらっしゃい。プロデューサーさんもお帰りなさい」
P「ああ、ちひろさん。すみません空けてしまって」
ちひろ「いえいえ。それにしても比奈ちゃんと随分打ち解けられてるんじゃないですか?」
P「そうですか? そう……かもしれませんね」
P(どこまで踏み込んでいいのかなんとなくわかってきたせいかな。気兼ねしなくてもよさそうだし)
ちひろ「あ、でもだからといって遅刻は褒められたことじゃありませんからね。注意するべきは注意しないと」
P「そうですね。比奈本人からもあまり甘やかさない方がいいって言われました」
ちひろ「本人から言われちゃいましたか」
P「はい」
ちひろ「はいじゃないです」
P「面目ない……」
P(ま、まあ比奈は比奈で俺を気遣ってくれてるはずだし、遅刻もなくなっていく……よな? 頼むぞ比奈、ちひろさんが怖い……!)
P(こうなったら今度>>61してやろう、そうしよう)
昼飯奢る
早速甘やかしててわろた
ところで比奈はアイドルする前は学生なのか社会人として働いてたのか、何か決定的な情報出てましたっけ?
P(昼飯奢ってどうするんだ……)
P(いや、飯でも食いながらいろいろ話すとしよう。奢るのはついでってことで)
P「適当に下のカフェでいいよな」
比奈「いいっスけど、突然奢ると言われても何か裏があるようにしか思えないっスよプロデューサー」
P「と言いながらも結局ついてくる比奈だった。まる」
比奈「悪い気はしないっスからねぇ♪ ただスーツとジャージのコンビがどれほど浮いたものか、それだけが気がかりっス」
P「……たしかに」
P「声優アイドルのウェイトレスはいないようだ」
比奈「どこのアニメの設定っスか? それ」
P「さあな、さてメニューメニュー。好きなの頼んでいいからなー」
P(こうやって一緒に食事するのは初めてか。何とも色気のない光景に逆に安心してる俺がいた)
比奈「むぅ~……」
P「決まらないのか?」
比奈「こういうとこあまり来ないし、自分の中のとりあえずこれっみたいなのがなくて……。何でサンドイッチひとつとってもこんなあるんスかー」
P「メニューが豊富なのを不満がるやつ初めてみた。まあゆっくり選んでくれ」
P(その間に話題でも考えとこうか。どんな話題がいいかな?)
話題 >>69
普段の食事
P「比奈って普段何食べて生きてるの?」
比奈「随分な言い草っスねぇ、人を珍獣みたいな……まぁお察しな部分ありまスけども」
P「自分でだらしない言うぐらいなんだからそりゃあ自炊なんてしないよなあ」
比奈「そういうプロデューサーはしてるっスか?」
P「……」
比奈「一人で食べる分に飾り気とかあっても仕方ないっスよ、ね?」
P「一理あるけども。スーパーの惣菜コーナーに安くなりそうな時間を狙って徘徊してるアイドルとか嫌だぞ」
比奈「そこまではさすがにしないっスけど、コンビニとか近いと便利でスよねー」
P「……。よくお前そのスタイル維持してたな」
比奈「……少食ってことで」
P「歌とかダンスのレッスンでカロリー消費するようになったんだから、今まで以上に腹減らないのか?」
比奈「それなんスよー。何だか最近ご飯が美味しくて美味しくて。食費を削って趣味に費やすのも厭わなかったはずなのに」
P「身体壊されちゃ困るからせめて消費した分は食べてくれな。ほら、デザートも頼んでいいぞ」
比奈「肥えたら肥えたでしぼられるんだろうなぁ……デザートはまた今度ということで」
P「そうか? じゃあ、今度な」
P(まだ時間ある、というか比奈が食べ終わってない。さて何を話そうか)
話題 >>72
加速下
P「アイドル活動は……楽しいか?」
比奈「アタシが言えたことじゃないでスけど、仕事を楽しめたらそれは天職だと思うっス」
P「だろうなあ。比奈にとってアイドルは?」
比奈「んー……天職かはさておき、こうしてプロデューサーにお昼をご馳走してもらってる程度には楽しめてるつもりっスよ?」
P「そう? それなら、うん。よかった」
比奈「……」
P「……」
比奈「ちょっ、何でスかこの流れ!」
P「スカウトした身としては、最初あんまり乗り気になってくれなかったのがどうしてもな……そっかー」
比奈「あ、新手のスタンド使いっスね!? アタシは今ッ、人を照れ殺させるスタンド攻撃を受けているッ!」
P「コーヒーお代わりしよう。すみませーん」
比奈「放置しないで~、突っ込んでくれないと余計恥ずかしいっス……」
P(あかん、嬉しくてついニヤけてしまう。カップで口元隠すしかない!)
その後、妙な格好のコンビが妙な雰囲気になっていたとその店の話題になったとかならなかったとか
(結果 友好+1)
P「せっかく前よりもやる気を見せてくれてるんだから、なんとか輝かせてやらないとな」
P「……」
P「あれ、なんて声かけたものか急にわからなくなったぞ。いやいやいつも通りいつも通り……」
P「いつも通りに次は>>77をしていこう」
スポーツジムに連れ添う
運動用にポニテまでいかずとも髪を結ってる比奈が見てみたいです先生
P「スポーツジムか……こればかりは素直についてきてくれなさそうだな。ジャージ着ててもインドア派だもんなー」
P「それならそれを逆手に取ってみる……?」
P「比奈って体力あるの?」
比奈「敢えて聞きまスけど、あるように見えました?」
P「……」
比奈「デスヨネー。や、局地的には発揮できるんスよ? 某イベントのときとか」
P「某イベントがどれほど体力使うのかは知らないけど、歌はともかくダンスは大丈夫なのか?」
比奈「正直割とキツイっスねー、歌いながらとか無理ゲーに近かったっス」
P「俺がアイドルに誘うまで運動とか一切してなさそうだったもんなあ。よし、じゃあ次のオフにジムに行こう」
比奈「えっ」
P「安心しろ、俺もついでに行ってやる。どのくらい体力あるのか見てやろう」
比奈「拒否権は……」
P「ない! ……とは言えないから、無理しなくていいんだけどさ。その時は比奈を恨めしく思いながらランニングマシーンをひた走るとしよう」
比奈「怖っ!? 知らない間に呪われたりしたらイヤっスよ? うーん……」
P(一応考えてくれているようだ。さすが比奈)
比奈「えーと、じゃあ代わりに次のイベントの時のファンネr、じゃなくて人手足りない時に手伝ってくれるならいいっスよ?」
P「お? 時間の都合がつくかはわからないけど、善処するぞ」
比奈「あぁ、その気軽な感じに罪悪感を覚えなくもない……けどとりあえず嬉しいっス。ならジムでもドムでもどこへでも行くっスよ」
P「わかった。後で集合時間とジム周辺の地図を添付したメール送るよ。夜更かしして寝過ごしてもいいよう昼からな」
比奈「アタシの信頼度低いっスね~、まぁ仕方ないか。了解っス」
P「……やっぱりジャージなのか」
比奈「どうせ運動するならいいかなと」
P「じゃあその荷物の中に何が入ってるんだ?」
比奈「着替えっス」
P「どんな?」
比奈「……ジャージっス」
P「絶望した! 起伏のない着る服に絶望した!」
比奈「まあまあ、こんなとこでエネルギー使わないで中入りましょ」
P「今日の楽しみの半分以上が台無しだよ! くそぅ、くそぅ!」
比奈「どしたのワサワサッ」
P「なんでもナーミン!」
P「とりあえず体力がどの程度あるのかと、ついでにいろいろやってみるか」
比奈「ジムの中ってこういう雰囲気なんスねぇ……あれ、似て非なる空気をどこかでアタシは……?」
P「まずはストレッチしよう。身体の柔らかさも知りたい」
比奈「それはもう固いのでお手柔らかにお願いするっス」
P「……お、押すぞ?」
比奈「? どうぞ」
P(ここまで連れてきておいて何だが、身体触られたりとか抵抗持たれてなさそうでよかった……) グイグイ
比奈「――!? ギブ、ギブ!!」バンバン
P「えっ、ああスマン……って固っ! もうかよ!」
比奈「固いって言ったじゃないっスかー!」
P「そこまで固いとは思わなかった……ゆっくりいくぞゆっくり」
比奈「……思うんスけど、身体の柔らかさって何で決まるんスかね」
P「んー、遺伝もありそうだな。ある程度は何とかなってほしいものだが」
比奈「次いきましょ次。早く楽になりたいっス……」
P「ストレッチでへばるなよ……俺は久し振りに身体動かせてうずうずしてるぞ」
比奈「へー、プロデューサーは運動も得意な方なんでスか?」
P「もちろん!」
(翌日、2人とも筋肉痛で休んだとかなんとか)
(結果 友好+1、親愛+1)
P(筋肉痛で休めるうちの職場はこのご時世に素晴らしいと思う……)
ちひろ「ここにスタドリ置いておきますね♪」
P(でもなんか申し訳ないのでちひろさんにお布施することにした。このドリンク代がどこに還元されるか知らないけど)
P(比奈にも悪いことしたな……次は>>89にしとこう)
しばらく放置
これで友好リーチですね
もともと考えてはいたんですが、次のステップは友好と親愛の上限を伸ばしてみましょうか?
P(しばらく放置プレイと決め込みますか。構い過ぎたかもしれないし)
P「……」カタカタ
比奈「プロデューサー。ちょっといいっスか?」
P「なに?」
比奈「今期の深夜アニメ、なにか追ってるのありまス?」
P「えー……今期とか前期とか知らないけど」
比奈「あんまり観ない人でしたっけ? なら試金石がてら観て欲しいのがあるっス! というか話ができる人が欲しいっス……」
P「わかったわかった、なるべく気に掛けるから。放送日とタイトルは?」
比奈「えーとっスねぇ――」
P「思い……出した!」
P(逆に面白いって言われたが普通に面白く感じてしまったことは内緒にしとこう)
P「綴るッ」カタカタ
比奈「プロデューサ~」
P「何だ? 最後の発音がだらしなく聞こえたけど」
比奈「ひな祭りだからってアタシに仕事を割り振るのは安直過ぎないっスか?」
P「いいじゃん。ファンも期待してたっぽいしさ」
比奈「そうっス? こういう行事とは縁遠く生きてきましたからねぇ」
P「可愛い衣装も似合うのわかってるんだし、自信もっていってこいって」
比奈「……プロデューサーが言うなら、まぁ。……ひな祭りがどんなお祭りだったか念のため調べてくるっス」
P「おう、頼んだぞー」
P(構わなくしたら構われるようになった気がしてならない、まあいっか)
P「……」
比奈「……」カシャッ
P「……。何してるの」
比奈「商材写真をちょっと……」パシャッ
P「おいおい、俺をプロデュースするつもりかい」
比奈「や、ほんとは今度の原稿でプロデューサーをモデルにしようかと思って」
P「もっとだめだよ。先に言ってくれよ」
比奈「大丈夫っス、頭はちゃんとPヘッドに差し替えるんで」
P「Pヘッド? 何だそれ」
比奈「覆面みたいなものっスよ。プロデューサーのご迷惑にはならないようにするつもりっス」
P「それならまあ……いや、それなら俺じゃなくていいんじゃ」
比奈「細かいことは気にしないっス」カシャッ
P「……」カタカタ
比奈「……忙しそうっスね」パシャッ
P「みんなで忙しくしてくれてるからな。嬉しい限りだよ」
比奈「筋肉痛で休んだからだけじゃなかったんスねぇ」
P「それは言うな……」
比奈「アタシも漫画描いたりしてる余裕なんてなくなっちゃったりしまスかね?」
P「そうなったらどうする? アイドル続けられそう?」
比奈「あー……別に漫画で食べてたわけじゃないから、なんだかんだアイドルやってると思うっス」
P「そっか。それはよかった」
比奈「でも夏と冬だけは譲れないっス。どうなるかわからないけど今のうち言っておくっス」
P「わかったわかった。都合つくようにするさ」カタカタ
比奈「……それじゃ、暇のあるうちにアタシはそろそろ帰ってネームでも作りまスか。お先に失礼しまっス」
P「……あ、比奈」
比奈「?」
P「思い……だした!」
比奈「! アレ、観たんスね?」
P「色々観ておくからさ、時間ある時にゆっくり話そう。他に何か面白いのある?」
比奈「そうっスねぇ~、とりあえず一話を一通り観てもらってプロデューサーの好みを知りたいところっスけど――」
P(少しずつ深夜アニメを観るようになってしまった。でも話す回数を減らした分、声を掛けた時はいつまでも喋るようになったしいいか。比奈も楽しそうだし)
(結果 友好+2)
P「眠い……」
P(リアルタイムで観ないで録画しとけばよかったのか。てかこれが普通らしい。まあ深夜だしな……)
P「そういや最近比奈と話してると、奈緒が仲間にしてほしそうな目でこちらを見ているような気がする。何となく視線を感じる……気のせいか?」
P「まあいいや、そっちは様子を見るとして次は>>96といこう」
比奈のスタイルとかを褒めて褒めて褒めまくる
空気を読むコンマ神好きです
それにしてもこのシリーズ(?)になってから00~09出ませんねぇ
P「比奈を褒め倒してみようか。褒められ慣れてない今だからこそ効果がありそう」
P「しかし今さら面と向かって褒めるのは恥ずかしいなあ、まあやってみよう」
P「比奈ってさー」
比奈「はい?」
P「やっぱ可愛いよなー」
比奈「」
P「よく見たらスタイルも良いし、何で俺が見つけるまで埋もれてたんだろう」
比奈「し、知らないっス。むしろよくアタシなんかに目を付けたなって感じっスけど」
P「素材の良さは隠せないってことだ。比奈だって日陰者だとか言ってた頃より少しは自分に自信持てたんじゃないのか?」
比奈「そりゃあ……まー、誰かさんのおかげでちょっとは」
P「オタっぽいところもいいキャラ付けになってるし、なんかもうありがとうだよ」
比奈「何に感謝してるっスか!?」
P「うん……何というか、プロデュースできて良かったなあと」
比奈「……い、今起こったありのままを話すっス! 突然プロデューサーにデレ期がきたのか褒め殺されかけた……何を言ってるかわからねーと思うが、アタシも何がなんだか分からなかった……っス」
P「言っておくが冗談のつもりでこんなこと言ってないからなー」
比奈「う~……いじわる」
P(その後しばらく口きいてもらえなかった……そんなにやり過ぎたかな?)
(結果 親愛+1)
P「幸子ってカワイイよなー」
幸子「当然です! 何を改まったことをおっしゃってるんですか?」
P「いや、うん。でもこれはこれで……うーん」
幸子「えっ、あの……あれ? ……何だったんですかまったく」
P(人それぞれに適した褒め方があるってことか。さて次は>>102をしよう)
休暇を与える
初の00~09でさすがに気分が高翌揚します
さあどうしましょうかねふひひ
なんか無駄なとこ誤字ったでござる
まあ言うほど悪いようにはしませんけども
誤字じゃなくてここの仕様
メール欄にsageじゃなくてsagaで回避可能
>>109
あー……引っかかるような字面だと思ってなかったのでその発想がなかったです
もし比奈が病んだら自虐傾向の強まった構ってちゃんっぽくなりそうですね?
P「休暇を与えよう。割と忙しかったししっかり休ませればきっと生活リズムもマシになるはず」
P「そうでなくとも急に休みができたら嬉しいよな。なんとか調整してサプライズ感覚で言い渡してみるか」
比奈「休み? 明日からオフっス?」
P「そうだよ。よかったなー比奈、アニメ消化できてないとか嘆いてたじゃないか」
比奈「そりゃそうっスけど、どうして急に?」
P「どうしてと聞かれてもなんと言ったらよいものか。比奈は休み欲しくなかった?」
比奈「貰えたら嬉しいっス。でも突然休めって言われたら拍子抜けっスよ~」
P「確かにそうかもなあ。週休8日をねだってくる奴とは大違いだ」
比奈「……えっと、明日からいつまで?」
P「んー。いつまで休みたい?」
比奈「決まってないんスか!?」
P「いや、休めるならどのくらい休みたいのかなーと」
比奈「休めるとも思ってなかったからそんなの分からないっス……」
P「それもそうか。ちょっとその辺決まってないんだ、電話で追って伝えるから今日はもう明日に備えて帰ったらどうだ?」
比奈「休みに備えるってのも変な話っスね。……わかりました」
P「気をつけてな~」
P(うーん? あんまり気乗りしてなさそうだったけど、気のせいだろうか)
その夜
P「なんやかんやしてたら遅くなった……まあ日を跨いでないし比奈なら起きてるだろう」
P「さて電話電話、あれ? いつの間にか着信が――比奈からだ。ちょうどいいや、折り返そう」
「…………………あ、もしもし。電話くれてたんだな。遅くなってごめん」
「……うん。その件なんだが……うん? え、なんだって?」
「本当だって。ぽっかり空いたもんだから、ほら比奈もずっと頑張ってくれてたし……」
「………………違うって。クビなんかじゃないから。それくらいでそんなことにならないよ。…………うん」
「俺だって比奈に辞められたら困るよ。わかるだろ? …………今日まで一緒にやってきたんだ……うん、大丈夫。うん………………もちろん、見捨てたりなんてしないさ」
「………………落ち着いた? 大丈夫だから、今のうちリフレッシュしとけよ~。これからもっと忙しくなって、休める時に休んでおくんだったーって後悔させてやるからな。………………ああ、大丈夫大丈夫」
「……じゃあそろそろ切るぞ。もうすぐアニメ始まるんじゃないのか? あ、録画済み? そう…………うん。じゃあ、お休み」
P「…………」
P(やらかした……喜ばすどころか不安にさせてしまったようだ)
P(最近忙しかった分、違和感あったんだろうな。ごめん比奈、そんなつもりじゃなかったんだ……)
(結果 疑念+1)
P「…………」カタカタ
ちひろ「プ、プロデューサーさん? そんな虚ろな目をしてどうされたんですか? みんな怯えてますよ」
P「……あ、ちひろさん。おはようございます」
ちひろ「聞こえてなかったみたいですね……。何があったか知りませんが、シャキッとしてくださらないと。元気だしていきましょう!」
P「…………」カタカタ
ちひろ「暗っ!?」
P(うまいこと埋め合わせないと……気が収まりそうもない……。何かいいアイデアはないものか)
P(…………>>118?)
できるだけ仕事に同伴していくよう努める
上位日菜子のキョトン顔とか尻もちついてるところとかいろいろ妄想してたら遅くなりました(白目
P(しばらく側についていようか……俺に出来ることなんてそれぐらいだしな)
P(スケジュールを確認しておこう。なんとか融通きかせられればいいんだけど)
P「……」
比奈「……。プロデューサー」
P「ん? なんだ?」
比奈「何というか……近いっス」
P「ああ、すまん……」スッ
比奈「や、別にそういうつもりで言った訳じゃなくて。でも気がついたら側にいるような気がしたんでつい」
P「そうかな?」
比奈「そうっスよ。前よりも現場で見かけるようになりましたし」
P「……鬱陶しい?」
比奈「いえ、娘を見守るお父さんみたいな顔してるから、撮影中とかは噴きそうになって困るっスけど……」
P「そ、そんな顔してたか? Oh...まだ結婚すらしてないというのに」
比奈「あはは。……アタシ、ちゃんとアイドルできてまスかね」
P「もちろん、随分慣れたもんだよ。俺なんかいなくてもやっていけそうだ」
比奈「そんなことないっス。プロデューサーだったから続けてこられたっスよ」
P「この世界に引き入れたの俺だしな……そう言ってもらえると嬉しい」
比奈「……まぁ、その。アイドルしてる内はプロデューサーのお世話になるつもりなので、これからも側で見守っててほしいっス」
P「当然。大成させて辞めるにも辞めにくくしてやるさ。嫌でも長い付き合いにさせてやる!」
比奈「へへ……よかった♪」
(結果 親愛+1)
P「ふぅ……また気軽になんやかんや話したりできるようになってよかった」
P「長い付き合いに、か。口にしたからには俺もプロデュース頑張らないと」
P「……少しは信頼されてるみたいだし、なんとか応えたいな」
P「そうだ、今なら>>126とかいけるか?」
なでなで
P「なでなで……してみたいけどどうなんだろう」
P「いや、逆に考えるんだ。俺になでなでされても抵抗がないか見定めるために、あえてなでてみるのだと考えるんだ」
P(しかし頭をなでるタイミングってのはいつくるんだ?)
比奈「? 何か顔に付いてるっスか?」
P「うん? ああ、別に……」
P(待てよ、そういうことにすれば少なくとも触らせてはくれるかな?)
P「ちょっと髪に何か……取ってやろうか?」
比奈「あ、じゃあお願いするっス。取って取って」
P「うーん……この辺だったような」サラサラ
P(おお、ぼさぼさしてるかと思ったらふわふわしてる。さすがに多少は手入れしてるらしい)
比奈「どうっスか?」
P「んー……」ナデナデ
比奈「プロデューサー?」
P「んー」ワシャワシャ
比奈「ちょ、わーわー!」
P「……気持ちいい」シャランシャラン
比奈「変な擬音出た!? 人の頭で何してるんスかーもー!」
P「ご、ごめん……触り心地よくてつい」
比奈「もともとそんなに気を遣ってる方じゃないっスけど、さすがにこれじゃ人前出れないっスね? 何とかしてくださいよ~」
P「わかったわかった。直すからまあ座ってて」
比奈「で、取れたんスか? 何か付いてるっていってましたけど」
P「それなんだが……>>134」
00~49…なでたかっただけと正直に言う
50~99…ごまかし通す
ぞい
P「さっきので取れたみたいだ」
比奈「そうっスか、どもども。それじゃとっ散らかした分直してくださいっス」
P「……」サラサラ
比奈「……」
P「……あ~」サラサラ
比奈「……あ~」
P「この手触り、癖になりそう」
比奈「アタシも……丁寧に触ってくれるとちょっと気持ちいいっス」
P「そう? 俺としてはさっきみたくわしゃわしゃ撫でくり回したいな~って」
比奈「それはだめっス」
P「だめかー」
比奈「っス」
P「……」サラサラ
比奈「……」
P「……あ~」サラサラ
比奈「……あ~」
(このあと何度かおなじ問答を繰り返すだけのまったり空間がそこにあったとかなんとか)
(結果 友好+1、親愛+1、友好ルートへ分岐)
「えっと、どこからでしたっけ?」
プロデューサーに送ってもらったついでに、消化しきれてないアニメ
をうちで一緒に観ることにした。
送り迎えに来てもらうことはあったけれど、家に上がってもらうのは
初めてだったり。
でも不思議と馴染んですらいる気がする。何故だろう。
「あー、黙って片付けないで~。どこに何があるかわからなくなっちゃうっス」
振り返ると、机の上に散乱していた読みかけの漫画や、原稿のための
資料がきれいに積み上がっている。
一見散らかっているようで物の場所は把握してたのに。
「そういう問題じゃない? や、たしかにそうなんスけど……」
机が散らかるのは職業病ということで一つ。
「それはともかく、何か飲み物持ってくるんで適当にくつろいでてくだ、さってまスね」
本当になんでこんな馴染んでるのか。
もはやアタシの生活領域にプロデューサーのいない方が違和感レベル。
……言い過ぎかな?
そんなことない。
こんな感じで、楽しい時間がまた増えていくのだった。
・3ステップ目は友好と親愛のルート分岐する数値を5から7へ
・友好へ2回分岐したので、コンマ00~09で疑念に代わり反転が累積するように
先に反転が3つ溜まるとこれまでの友好分岐を親愛分岐したことにしてステップを消化します。
言うなれば急に異性として意識するようになる感じですね。
では引き続きよろしくお願いします
ちひろ「ふふっ、随分と仲良くなれたみたいですね」
P「ちひろさん。ええまあ、おかげ様で」
ちひろ「プロデューサーさんなら大丈夫だと思ってましたよ。ですが、くれぐれも一線は越えないでくださいね?」
P「わかってますって。そんなんじゃないですから」
ちひろ「それならいいんですけど、では今日もよろしくお願いします」
P「よろしくお願いします」
P(一線、か。比奈に限ってそんな心配はないよなあ)
P(……。いや、考え出したら逆に意識しちゃいそうだからやめとこう。それより今度>>143してみようかな)
取材という口実の旅行
P(取材を口実に旅行とか。漫画家ってよく取材旅行してるよな、本当に旅行なのかは知らないが)
P(まあ何も理由なく誘うよりはマシだろう。とにかく言ってみよう)
比奈「取材旅行? したことないっスね~」
P「あ、そうなの。漫画描いてればそういうのするもんだと思ったんだけどな」
比奈「アタシは漫画を描くといっても趣味の範疇っスから、資料集めたりはしても旅行までは……面倒だし」
P「そうかー……」
P(比奈がこう言うんじゃこの手は使えないな。ここは一度引こう)
比奈「あのー」
P「ん? な、なんだ?」
比奈「一人で旅行するのは面倒っスけど、誰かにくっついて行くならまぁやぶさかでもない、といいますか~」チラッ
P「??」
比奈「ちょっ、えー……。プロデューサー、いまフラグ立った瞬間折りましたね」
P「そ、そうなのか?」
比奈「そうっス! 理由なんか別になくたって、誘ってくれたらついていくっスよ」
P「比奈……」
比奈「アタシらの仲じゃないっスか~。……うわぁ、まさかリアルにこんな台詞を吐く日がくるとは思わなかったっス」
P「えっと、じゃあどこ行きたい? それともどういうとこなら行ってみたい?」
比奈「そうっスね……ひとけがなくてゆっくり出来そうな、あんまり疲れないところとか?」
P「わかった。なんとかご期待に添えてみせよう!」
比奈「……で」
P「はい」
比奈「なんでアタシらは漫喫でまったりしてるんスかね。たしかに完全個室で人目も気にならないっスけど!」
P「すまん……思いつかんかった」
比奈「いや、個人的にはこのチョイスはありっスよ? でもこれ旅行ではないでスよね」
P「じゃ、じゃあ今日のところはここでゆっくりしつつ行き先決めよう。一緒に、な?」
比奈「仕方ないっスね~。といっても旅行なんてしないしどこ行ったらいいかわからないっス……」
P「日帰りでゆっくりするなら……やっぱ温泉なのか? 足湯とかなら一緒に楽しめるだろ多分」
比奈「あ~イイっスねぇ。せっかく行くなら今度の原稿に使えそうなの撮るっスよ」
P「お、取材旅行っぽいな」
比奈「温泉街を背景に何か描く日がいつくるかはわからないっスけどね」
P「必要になったらまたくればいいんじゃないか? 誘えばきてくれるんだろ?」
比奈「……っス」
P「そしていつかは混浴!」
比奈「それなんてエロゲっスか」
P「だめかー」
比奈「だめっス。というか混浴って実在するものなんでスかね?」
P「ついでに調べる?」
比奈「さーて漫画取ってこよ」
P「おうふ」
後日、変装のために比奈がいやいやオシャレせざるを得なくなるのはまた別の話
(結果 友好+1、親愛+1)
P「変装めんどくさがってますます引きこもったりしないか心配である」
P「いやまあ、俺と一緒に出掛ける時でもなければそこまで変装に気をつけなくてもいいわけだが」
P「……しかしオシャレするだけで変装になるのはどうなんだ? ジャージ着てこそ、なんてファンもいるみたいだしなあ」
P「それより、今なら>>147もいけそうだ」
仕事先へ付き添い
ちょっと他キャラでSS書いたりしてました。個人的に神イベントが続いたせいです本当に(
今日からペース上げていきます
ほか書いたやつのスレタイだけでも貼ってくれたら嬉しい
仕事中はちゃんと衣装着てるから
ジャージだと逆にばれないんじゃないだろうか
P「仕事の付き添いか。比奈ならもう大丈夫だろうけど」
P「……いつまでも担当でいられるとも限らないし、できるだけ近くで見ておこう」
比奈「近いっス」
P「すまん」
比奈「あれ、なんかデジャヴ……いやいいんスけどね。どうかしたんスか?」
P「比奈の仕事ぶりをよく見ておこうと思って。調子はどうだ?」
比奈「おかげさまで。もうプロデューサーなしでも平気っス」
P「あっ、そうなんだ……」
比奈「――なんて、嘘に決まってるじゃないっスか~。冗談っスよ冗談♪」
P「……最近少し意地悪じゃないか?」
比奈「嘘を嘘と見抜けないとネット掲示板を利用するのは難しいっスよ?」
P「何の話だ何の。俺は今この場で比奈と喋ってるっつーの」
比奈「あはは~、プロデューサーって全然冗談通じないっスよね。ピュアピュアっス」
P「否定はしないけどいい歳した成人男性をそんな可愛らしく表現するもんじゃないぞ。鳥肌立ちそう」
比奈「デスヨネー。……プロデューサー?」
P「はいはいなんでございましょうか」
比奈「気のせいだったらいいんスけど……」
P「うん?」
??「ほー」
比奈「アタシを置いてどこかにいったりは……しないっスよね?」
P「ちょっと待て誰かいたぞ」
??「仲良きことは美しきかなー、でしてー」
比奈「あ、今日共演する予定の芳乃ちゃん」
P「あれ? ここうちの楽屋だよな……」
芳乃「あらー? あの方と気が似ておりましたゆえー、わたくしお部屋を間違えたようですねー」
比奈「あの方?」
P「どの方?」
芳乃「そちらの方ー、縁を信じるのですー。深く紡がれた絆はそうやすやすと断ち切れぬ縁となりましょー。わたくしとあの方のようにー」
比奈「は、はぁ……どもっス」
P「えっと、依田さん?」
芳乃「依田ですがー、なにかー?」
P「いやあ、とりあえず送りましょうか?」
芳乃「それには及ばないのでしてー。本日はよしなにー。ではお邪魔しましてー」
比奈「……」
P「……」
比奈「アタシが言うのも何なんでスが、いろんなアイドルいまスよね」
P「うん……担当が比奈で本当に良かったかもしれない」
比奈「でも可愛かったっスね~。プロデューサー、実はあんな感じの子が好みだったりしないんスか?」
P「何言ってんだ、好みならここに……あっ」
比奈「……」
P「いや、あはは……」
比奈「……へぇ~…………ふ~ん」
P「な、なんだよー。悪いかよー」
芳乃「ふふー、良きかな良きかなー」
『『わあーー!!』』
(結果 友好+2、親愛+2)
P「世の中にはああいう個性派を束ねるプロデューサーもいるのだから、俺なんてまだまだなんだなあ」
P「……」
P「なんとか有耶無耶にできただろうか。はぁ、顔合わせにくいぞ」
P「ま、そうも言ってはいられないし、次は>>158してみたい」
休日にお花見や!
P「花見、旬が過ぎる前にしておこうか」
ちひろ「プロデューサーさん? 今度みんなでお花見するってことになってたじゃないですか。準備整ってますよ?」
P「えっ、そうでしたっけ? ……じゃあそれでいっか」
ちひろ「?」
P「酒ッ! 飲まずにはいられないッ!」
みく「飲み過ぎにゃっ! Pチャンそんなにいろいろ溜まってたの?」
杏「働き過ぎて狂っちゃったとか? よーし、プロデューサーのためにみんなで仕事を休もー!」
莉嘉「アタシとデュエットすれば元気になるって! ちょっとマイクとか借りてくるー!」
美波「そっとしておいてあげた方が……プロデューサーさん、無理はなさらないでくださいね?」
P「いや、うん……すまない」
P(いったい何人来てるんだ? 声掛けてもらって相手しないのも悪いし、この分だと比奈を探す隙なんてなさそうだぞ)
みく「にゃふっ、美波チャンの膝枕でPチャンを癒してあげたらどうかにゃ~?」
美波「ええっ!? あ、決してイヤというわけじゃなくてですね?」
杏「その手があった……!」ゴロン
みく「にゃあああ! みくの膝は駄目にゃ! いまちょっと足が痺れて……はっ」
杏「ほ~う?」ツンツン
みく「」
P(しかしまあ、どこもかしこも姦しいことこの上ないな) ツンツン
みく「ちょっ、ふにゃ、やめ……やめろっつってるにゃああ!!」
P(今日に限って成人組が見当たらない。酒はどこだ?)
比奈「あ」
P「う?」
比奈「顔赤いっスよプロデューサー。そんなに飲んでたんでスか?」
P「ああ、比奈か。ここであったが百年目!」
比奈「わー面倒くさそう……お酌しようかと思って用意してたけど水の方が良さそうっスね」
P「あ、いや、それでいいよ。大丈夫大丈夫」
比奈「ほんとっスか~? じゃあ、はい」
P「サンキュー。比奈は?」
比奈「んー、こんな時でもないと飲まないし、いただくっス」
P「ほれ、注いでやろう」
比奈「どもども。……お酒飲んでると驚かれるんスよね。これでも一応成人してるんだけどなぁ」
P「見た目だけじゃわからんって。友紀とか酒買おうものなら確実に身分証明を要チェックされるだろう」
比奈「そうっスかね? いつもビール片手に野球観てる印象が」
P「……あれはファンにはあまりお見せできない姿だからノーカンってことで」
悠貴「美嘉さーんっ、待ってくださーいっ!」
美嘉「違うんだってばー! ……んんっ?」
比奈「それにしても引っ張りだこでしたね~プロデューサー」
P「うーん……嬉しいんだけど常にお腹いっぱいになるからつらい」
比奈「あー。手料理渡されたら断れなそうっスもんねぇ」
P「そりゃあ断りにくいだろう。それに女の子の手料理に勝る料理なんてあまりないぞ」
比奈「例えそれが物体Xだったとしても?」
P「……ムドオンカレーとかはさすがに無理かなーって。比奈は料理とかしないの?」
比奈「するように見えまス?」
P「してよ」
比奈「願望!?」
P「食べてみたいな~ちらっちらっ」
比奈「お酒のせいで欲望垂れ流れてまスね……や、たしかに手料理の魔翌力? 魅力? が凄まじいのはわかりまスけど」
P「それとも」
比奈「それとも?」
P「今日はこのまま比奈をいただくとしようか」キリッ
比奈「だいぶお酒回ってきてるっスね……はいはい、お水持ってきまスからそれでもいただいててくださ……い?」
悠貴「わぁー……」キラキラ
美嘉「!? み、見てない! 見てないからっ! 二人がいただかれたりしちゃう関係だったなんて見てないからぁ!」
比奈「」
P「どういうことだってばよ?」
誤解を解く過程でPと比奈の間に奇妙な友情を感じたとかなんとか
(結果 友好+1、親愛+1)
P「比奈から禁酒令を言い渡されてしまった……」
P「ま、話が大きくならずに済んだからよしとしよう。といっても元から大きくなりようもないけど」
P「俺と比奈がそういうアレに見えるものなのかね。俺と比奈だぞ?」
P「そんなことないってところを>>164を機に見せつけておく必要があるかもしれない」
マスク被って不審者を装い襲い掛かる
本日4月9日は比奈の誕生日ですね
なのに上位に芳乃がきてしまって浄化されそうです。どうしてくれましょう
P「マスク被って不審者を装い襲い掛かる」
P「……天啓のように閃いたけど最低極まりないなこれ」
P「でもアイドルにはこういう危険もつきものだから、どうにかこじつけて試してみるのもあり……なのかな?」
P「――というわけで、不審者に絡まれたら助けを呼ぶこと。大声を出すなり警察に電話するなりするんだぞ」
早苗「本当は護身術を見につけたほうがいいんだけどねぇ。いざって時に頼れるのは己の肉体のみよ♪」
裕子「なんの、エスパーユッコのさいきっくパワーで悪い人なんか一網打尽! ほいやー!」ボンッ
雫「あぁん、私のボタンー!」
P「うほっ、……えー、ではセクシーギルティのお三方でしたー」
ちひろ「あのー。身内の講習にわざわざ着替えてもらう必要あったんですかね」
P「雰囲気ですよ雰囲気。それにしても、うちってこういう不審者とかファン絡みの事件ないんですか?」
ちひろ「そうですねぇ。今のところ大きな話は聞きませんけど、これからもっと売れてくれば可能性は高まるかと」
P「ですよね。だからこそ今のうちに身を守る術を持っていてもらわないと」
P(とまあ、布石はこんなもんでいいだろう。あとは帰り道にでも狙って)
P(……思考がゲス過ぎる! やっぱりやめとこうかな)
誕生日に襲えなかったよ(ゲス顔
続きは後日
比奈「~~」
P(部屋へ行き慣れたのがこんな形で仇となるとはなあ、この辺でいいか。そろそろマスク被ってと、大事になる前に脱いでネタバラシすればいいよな?)
P(あー緊張する。不審者ってどう装えばいいんだ、息遣い荒いとか? ……よし)
P「ふー! ふー!」ダダッ
比奈「ひゃっ!? な、何スか!?」
P(さあどうする比奈、ひとけのある所に逃げてもいいんだぞ!)
比奈「あう、だ、誰か……」
P(誰もいないんだなあそれが。こうしてる間に襲われちゃうぞ比奈)
比奈「ぅぅ……あっ…………」
P(おぼつかない手つきで携帯取り出したな。110かな? 繋がる前にマスク取ってネタバラシといk) trrrrrrrrrrr
P「えっ」trrrrrrrrrrr
比奈「……?」
P「……はい、もしもし」
比奈『…………プロデューサー?』
P(まさか、俺に助けを求めてくれたのか……)
比奈「…………」
P「いや、その……こういう事態にちゃんと対処できるか見ておきたくて……ごめん」
比奈「……はああぁぁぁぁぁぁ」ペタン
P「わっ、大丈夫か?」
比奈「…………ぐすん」
P「……」
比奈「……あの」
P「はい」
比奈「腰、抜けちゃったみたいなんで……とりあえず家まで連れてってください……」
P「わかった。立てる? それともおぶる?」
比奈「あー……おんぶで」
P(比奈が落ち着くまで、と思ったけど)
P「あのー」
比奈「……」
P「あ、はい」
P(どうもこっちを向いてくれないし何も喋ってくれないし、俺たちはいつまで撮り溜めたらしいアニメを無言で眺め続けるのだろう)
P(さすがにそろそろ帰らないとお互い明日に響きそうだ……でも俺が悪いから仕方ないか)
比奈(……あー、どうしよう)
P「あのー」
比奈「……」
P「あ、はい」
比奈(プロデューサー、帰りたがってるっスよね。まだアタシが怒ってると思ってるんだろうなぁ)
比奈(プロデューサーの顔見て安心したら腰抜けたなんて今さら言えないし、そう思ったらなんか恥ずかしくてプロデューサーの顔見れないし……)
P「……ふぅ」
比奈「……はぁ」
(それはそれは長い夜だった、と後に二人は語り合ったとさ)
(結果 反転+1)
ちひろ「プロデュ、うわっひどい顔! あっ、すみません」
P「いいんですよ……俺は酷い男なんです」
ちひろ「そこまでは言ってませんけど……ひとまずその一晩オールしちゃってもう駄目です、みたいな雰囲気をどうにかしてください!」
P「善処します……」
P(猛省しよう。もっと無難に、今度は>>183とかにしとこう……)
お仕事にべったり付き添う
さすがに似た感じの安価を三度こなすのはきついと思いました(小並感
仕事中にべったりできないのがプロデューサーのつらいところですね?
P「何かあるごとに仕事に付き添っているような気がしてならない、まあきっと気のせいだ」
P「べったりったって他のアイドルの手前なー……なるようになりますように」
ちひろ「あ、プロデューサーさん! ちょっと来てください!」
P「はい?」
比奈「う~ん……」グッタリ
P「大丈夫か? 明らかに寝不足が原因だろそれ」
比奈「あははー……すみません。プロデューサーこそ大丈夫なんでス?」
P「大丈夫ではないけど、まあ慣れかな」
比奈「そっスか。アタシも〆切やばい時なんかで、徹夜は慣れてるはずなんだけどなぁ……」
P「起きてるだけならまだしもその状態で体動かすってなったら、誰だってそうなるって」
比奈「……。なんかもう、ふがいないっス…………プロデューサーにまで迷惑かけてるし……」
P「昨日のことは忘れようってことにしただろう? ほら、トレーナーさんには俺から言っとくから、余計なこと考えずに寝ておきなって」
比奈「プロデューサーは?」
P「んー?」
比奈「プロデューサーだってそんななのに、このままお仕事なんだろうなぁって思うと……」
P(もともと比奈に付き添うつもりだったから都合がいい、なんて言えないなこりゃ)
P「急ぎで片づけなきゃいけないものはないし、気にするなって」
比奈「……ほんと?」
P「うん。目下の懸念事項は比奈の体調くらいだから」
比奈「じゃあ、プロデューサー……あの、アタシについててもらってもいいでスか?」
P「……そ、そのつもりだったけど、なんで?」
比奈「ほら、アタシのせいにしちゃえばプロデューサーも……少しは休めるかなぁって」
P「口実を作るためか。そんなの気にする必要ないのに、でもそうした方が比奈も気兼ねなく休めるっていうなら乗っておこう」
比奈「ありがとうございまス。それじゃ、もう、限界…………っス」
P「比奈? ……おお、意識を失うかのように寝てる」
P「さて、俺は横たわれないし……適当に楽な姿勢でも取ってるか」
コンコン
ちひろ「プロデューサーさーん、比奈ちゃんの様子は……」
P「」zzz...
ちひろ「し、しんでる……!」
(誤解が解けた後、2人とも早退させられたとかなんとか)
(結果 親愛+1)
P「日が沈む前に家に帰って、気がついたら日が昇っていた……」
P「でもそのおかげかすこぶる体調がいいぞ。これならドリンクもいらない!」
P「……でもちひろさんには迷惑かけたから1ダースくらい注文しとこう」
P「リフレッシュできたし、今度は>>190でいこうかな」
ちひろさんには迷惑かけたからもうちょっとなにかお礼しておこう
せめて結果発表の前には終わらせたかったです(白目
さりげなく比奈が50位圏内にいてびっくりしました。声はまだですかねぇ
P「ちひろさんには迷惑かけっぱなしだし、もっとちゃんとお礼しよう」
P「思い返せばジムに行ってみた翌日に揃って筋肉痛で休んだりとかしたっけ……そろそろ日頃の感謝を伝える時だ」
P「――というわけで、何をしたらいいだろう」
比奈「アタシに聞かれても気の利いたこと言えないっスよ~」
P「とはいえ俺達はちひろさんに感謝の気持ちをだな……」
比奈「それはそうっスけど、うーん……どうしましょうね。無難にプレゼントとか?」
P「プレゼント、か。そういやちひろさんからはドリンク貰ってばかりで、ちひろさんに物をあげたりとかはあまりなかった」
比奈「じゃあそれでいきまス? 付き合うっスよ、もしかしたらアタシがいた方が便利になることもあるかもしれないでスし」
P「ん、どういう意味だ?」
比奈「プレゼントするんなら気に入ってもらえそうなもの渡すでしょ?」
P「そうだけど」
比奈「ちひろさんの趣味、知ってまス?」
P「えーと……」
比奈「コスプレっス」
P「」
P「いや……どうなのよ。同僚にコスプレ衣装渡されてそれ着るか? 着てみたくなるか?」
比奈「衣装じゃなくても小道具とかありまスって。今なら紐とか」
P「紐?」
比奈「紐。だめっスねぇ、あれだけ話題になってたじゃないっスか~」
P「紐……うーん。何やらいかがわしい響きがしなくもない」
比奈「まーこれは確実に引かれるか扱いに困られるかの2択、でしょうけど」
P「渡せるかそんなもん! ……でも何の紐か気になるからあとで調べてみるとして」
比奈「あ、気になるんスね」
P「そうだなあ。せっかく比奈がついててくれるんだし、渡す相手も女性だ、ここは比奈のセンスに一任しよう」
比奈「えっ!? や、それはだめっス! そういうまともそうな物に関してはお役に立てませんってば!」
P「少なくとも俺よりは頼りになるだろう? それに今の比奈ならなんかそういうセンスとか磨かれてるって多分!」
比奈「ノリでごまかそうとしてもだめっス! ……えー、ほんとにアタシ?」
P「いいからいいから。今日の仕事終わったら早速店を巡るぞ。なんなら紐も買うぞ!」
比奈「紐はもういいっス……」
P「それで、結局マグカップなのか。普通だなあ」
比奈「無難が一番っス。アタシが女物の何かを選んだって、ねぇ? 仕事場用にでも置いて貰えたらいいっスかね」
P「ちひろさんなら大事に使ってくれるさ。それにしたのか?」
比奈「ええ、まぁ。……あれ? プロデューサーもマグカップ買うんでス? さすがにコップを2つ渡されても……」
P「ああこれ? まあいいじゃんか。レジ行ってくるからそれ貸して」
比奈「どぞ。……コースターとかでよかったような」
P「もうちょっとで店閉まるとこだったっぽい。よかったよかった」
比奈「もういい時間でスねぇ。帰りましょっか」
P「比奈、忘れる前にこれ渡しとくよ」
比奈「? あー、アタシが渡す分?」
P「違う違う、俺が比奈に渡す分。ちひろさんには俺達からってことでこれを明日渡す。そいつはまあ、俺から比奈にあげたくなったから買った。貰ってくれよ」
比奈「え……う、そんな急に言われても」
P「こうやって出掛けるの久し振りな気がしてさ。なんというか、これからもよろしくってことで」
比奈「……。あ……」
P「あ?」
比奈「……あ、アタシもプロデューサーの分買ってくるっスーー!!」
P「いや、だからそろそろ店閉めるって……比奈! おーい! 比奈ァーー!」
(結果 友好+1)
ちひろ「~♪」
P「使って貰えてるようで何よりです」
ちひろ「そういうプロデューサーさんはどうしたんですか?」
P「貰った相手にプライベートで使ってくれって……恥ずかしいからって言われましてね。泣く泣く持って帰りました」
ちひろ「それは残念ですねぇ♪」
P「ま、ありがたく使わせてはもらってますけども。ははは」
P(何となくニヤニヤしてるちひろさんをスルーして、今度は>>197とかしてみたくなってきた)
机に突っ伏して居眠り
P(そうそう、いい感じに眠くなってきたし一眠り一眠り……)
zzz... zzz...
比奈「おつかれさまーっス。あ、寝てる」
比奈「寝かせておくべきか早く起こすべきか、なかなか判断の難しいところっスね」
比奈「……見てるだけ見てるだけ」
比奈「――ああ、だめっスよ。しーっス」
比奈「よく眠ってるみたいなんでそっとしといてあげましょ。勝手に寝顔を撮るのはだめっスよまゆちゃん。……や、何で? って顔されても……」
比奈「いたずらも禁止っス。だから麗奈ちゃん、うずうずしながらそのバズーカを構えるのをやめ、こここっち向けるのもなしなし!」
比奈「……え、プロデューサーとサッカーする予定だった? 元気っスね晴ちゃん……アタシ? ちが、このジャージは普段着であってこれからまた体動かすつもりは……一緒に? 何を? 決まってるって、ああぁぁぁぁ――」
P「……。ん……、あれ、外が暗い」
比奈「…………」グッタリ
P「ひ、比奈? どうしたんだそんなに疲れた顔して」
比奈「アイドルをプロデュースするのって……大変なんスね……」
P「おいなにがあった」
(結果 友好+1、親愛+1)
P「じゃ、さっさとシャワーでも浴びて寝るんだぞ」
比奈「はーい……おやすみなさいっス」
P(……比奈の部屋まで行き来してこの辺も見慣れた景色になったもんだ)
P(比奈とも随分近しくなれた気がする。>>200、いろいろするのもこれで最後になるかな)
Pが比奈に耳掃除してあげる
逆ならともかく女の子が男に耳掃除されるのってどう感じるものなんですかね、私気になります!
4月中に終わらせるつもりがもう〆切ギリギリっス……
P「比奈に耳掃除をしてあげたくなった。なぜだろう、してもらうよりしてあげたい」
P「問題は比奈が承諾してくれるかだが……引かれるかなあ」
P「というわけで、突然だけど耳掃除させてほしい」
比奈「……」
P(黙っちゃったよ)
比奈「えーっと、プロデューサーってそういう趣味があったんスね」
P「趣味ってわけじゃないよ。ただなんとなく」
比奈「なんとなくだったら普通は逆じゃないっスか?」
P「ですよねー」
比奈「なんかこう、女性の手が異常に好きな人みたいな」
P「どこの吉良さんですか」
比奈「うーん……本気なんでスね?」
P「まあ、できたら」
比奈「そうっスねぇ……>>204」
00~49…まぁいっか。お願いしまっス(友好ルートへ
50~99…やっぱりだめっス。なんとなくだめっス(親愛ルートへ
ksk
比奈「やっぱりだめっス。なんとなくだめっス」
P「だめかー。なんとなくなの?」
比奈「なんとなくっス。して欲しいのならしてあげまスけど」
P「そっちはいいんだ。じゃあ大人しくしてもらおうかな……いいか?」
比奈「どうぞどうぞ」
P「……」
比奈「借りてきたみくちゃんみたいになってまスよ、プロデューサー」
P「みく? あ、猫か……いや、女の子の、というか比奈の膝枕っていいなあと」
比奈「思考ダダ漏れっスね!? そんなストレートに言われると……じ、じゃあ始めるっス!」
P「耳掃除にそんな気合入れられたら怖いって。……あぁ^~」
比奈「こんな感じでどうっスか? 誰かにやってあげたことないんで……」
P「心がぴょんぴょんするんじゃあ^~」
比奈「アタシが言うのもなんだけど、だいぶ染まっちゃってまスよね」
P「誰のせいだ誰の。比奈のおかげで毎日の楽しみが増えちゃったよ」
比奈「へへ……アタシだってアイドルのお仕事、結構気に入っちゃってるしおあいこっス」
P「あれだけ自分には合わないって言ってたのを、無理やり引っ張ってきた甲斐があったな」
比奈「ほんとっスよ。どうしてくれるんスか~」
P「えっ。不満?」
比奈「不満じゃなくて、なんというか――」
比奈(……なんというか、膝枕だなんてベタなイベントを自分がすることになるなんて)
比奈(漫画とか2次元のお話で、アタシには縁のない話だと思ってたのに)
比奈(こういうのはヒロインがこなすイベントなんだけどなぁ)
比奈(ヒロイン……はは、脇役ですらなかったはずのアタシが随分と出世しちゃった)
比奈(昔のままだったら耳掃除される側でもなんとも思わなかったかな? する側にも興味なかったかも)
比奈(今さら女の子女の子したいってわけじゃないけど――)
比奈(プロデューサーが側にいる間ぐらいは、まぁそれでも……なんちゃって)
P「綺麗になったか? 反対側も頼む~」
比奈「はいはい。じゃあ私、一旦向きかえまスから頭どけてくださいっス」
P「俺がこのまま半回転して向き変えるだけじゃ駄目なの?」
比奈「えー……顔こっち向けるつもりっスか? さすがにそれは恥ずかしいでスって!」
P「言われてみれば俺もそれは落ち着かないな……わかった、頭上げ……ん?」
比奈「どうかしました?」
P「いや、聞き間違いかな……それとも気のせい? まあいいや、続き続き」
(この時を境になんとな~く比奈がいつもより女の子らしくなった、ような気がした)
(友好+1、親愛+1、親愛ルートへ分岐)
今日中に終わるかな?
このスレもいよいよグランド比奈ーレです。なんちゃって
ピンポーン、と呼び鈴の鳴る音がする。
もはやあの人専用とまでになっているから、変にリズミカルに鳴らされても気にならない。
「でもご近所さんに聞かれてたら不審がられるだろうなぁ。大丈夫っスかね」
よく通報されるプロデューサーもいるらしいので、気をつけてもらわないと。
「じゃなくて、着替え着替え……」
いつか描いて持ってくる、と安請け合いしてしまった漫画の原稿に没頭してたらこれだ。
アタシのこういうところはなかなか直らない。見捨てられなければいいんだけど。
……そういえば。
着替える手が止まる。
買ってもらっておいて、まだ着たことのない服があったっけ。
いつものジャージじゃなくてこっちを着ていったら、少しは許してもらえるだろうか。
「散々もったいぶっちゃったし、どんな顔するかなぁ……」
きっと喜んでもらえるに違いない。せめてものお詫びにちょっとだけ無理してみよう。
私にもこういうところが最近できた。人間、やっぱり変われるものっスねぇ。
比奈「……」
P「……」
比奈「や、何か言ってくれないといたたまれないんでスが……」
P「ああ、ごめん……。意外だったからつい」
比奈「自分でも無理してるのわかってるからいいっスけど、その……感想、とか」
P「う、うん……。おせーよホセ! じゃなくて、俺が選んだんだっけなそれ」
比奈「そうっスよ」
P「仕事でオシャレになった比奈を何度も見てきたはずなのに、凄く新鮮味が……やっぱかわいいよお前」
比奈「……あはは。私もいろんな衣装着せてもらってるのに、今が一番ドキドキしてるかも」
P「じっくり眺めていたいところだが、時間もないし後にしよう。さー乗った乗った」
比奈「うぅ、ただでさえ遅れてるのに着替えにも時間かけちゃってふがいないっス……」
P「いいよいいよいいもの見れたし。最近どことなく変わった気がしてたのにまさか服装まで変わるとは」
比奈「たまにはいいかなーと思っただけっスよ。明日からまた普段着っス」
P「普段着って普通そういうのを言うんだぞ……。でも、今日は事務所着いたら大変だろうなあ比奈」
比奈「どうして、って……いよいよ生活態度にお偉いさんからお咎めが……!?」
P「そうじゃなくて。いつもジャージなのにいきなりこんな格好で登場したら、うちのあいつら何か勘繰りそうだなって」
比奈「」
P「女の子ってそういうところ目ざといっていうか、まあ頑張ってくれ」
比奈「や、やっぱりジャージに着替えt」
P「それ出発ーー!!」
比奈「おろしてーーーーーーーーーー!!!!」
(友好→友好→親愛ルート ED)
比奈はゲームでも一人称がアタシから私に変わるので、その変わりようをうまく表現できてたらいいのですが
そういう意味では最後に親愛へ分岐して良かったと思います。友好ならずっとアタシでいこうと考えてました
どうでもいいですが、PはPで比奈から影響受けてアニメとかそういう文化に染まるようにしました
最後も友好だったら某イベントで売り子さんとか手伝わされるEDだったかもしれませんね?
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