友奈「バレンタインデー」【ゆゆゆSS】 (32)
時系列はその後の園子より後だけど読んでなくても問題なし
SS内で園子はこれといった出番はないので
地文はBD1巻特典PCゲームの誰でもない第三者視点と同じタイプ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423813306
風「今日はバレンタイン。というわけで事前に言ってた通り皆の手作り女子力を見せ合うわよ!」
夏凜「いや普通にお菓子って言いなさいよ」
東郷「では私から」
友奈「おお、ぼた餅みたいにまあるい」
東郷「フフッこれはトリュフって言うのよ友奈ちゃん。基本の形は同じだけど簡単なものから難しいものまである拡張性の高いお菓子なの」
樹「東郷さんって洋菓子も作れるんですねー。凄いです」
風「流石は東郷ね。綺麗な形だし味も幾つかの物が用意されてて試食ターンが楽しみになってくるわ。」
風「じゃあ次は夏凜!君に決めた!」
夏凜「えぇっ!?……東郷の後ってのはちょっとキツイわね。私はコレよ」
樹「あっクッキー……美味しそうです」
友奈「夏凜ちゃんのも後で食べてみたいなー」
風「ほほーう、あえてチョコから離れたってやつかしら」
夏凜「チョコは色々あるからどれ作ればいいか分からないし難しそうだったから……本を見てクッキーを作ることにしたのよ」
東郷「それなら今度時間がある時にチョコの作り方を教えてあげるわ」
夏凜「いいの?ありがとう」
風「夏凜も中々侮れない女子力の持ち主のようね。なら次はアタシ達犬吠埼女子力シスターズがお菓子を見せてやるわ!」
風「樹!アタシのバッグからアレを出しなさい!」
樹「うん」
友奈「わー、チョコレートケーキだ。これもいいな~」
夏凜「樹もこれ作ったの?凄いわね」
樹「えっと、その……イチゴを載せただけです……」
風「樹はお菓子作りはまだ出来る領域じゃないからねぇ。トッピング担当させたのよ」
東郷「どうやら樹ちゃんにもお菓子作り教室を開く必要がありそうね」
樹「お、お手柔らかにお願いします」
風「さーて、残るは友奈ね。見せてみなさい」
友奈「はい、私はコレです!」
風「ん、んん!?」
夏凜「サランラップをしたボウルにドロっとしたチョコが入ってるけど……何よこれ?」
東郷「友奈ちゃん、コレは一体……?」
友奈「コレはね、園子ちゃんのアイデアで用意した指チョコだよ」
東郷「そのっちの……?」
夏凜「あぁ、今日とか最近は大赦関係のゴタゴタしてるみたいであまり勇者部に来れてないけど友奈とは連絡とってたってわけね」
友奈「うん、チョコ作りの相談にのってもらってたんだー」
風「それで結局のところ指チョコって何かしら?」
友奈「じゃあとりあえず風先輩食べてみませんか?」
風「そうねー、どんなのか気になるし」
友奈「じゃあ近くに来て下さい」
風「はいはい」
友奈「そのまま口を開けて下さい」
風「はいはい」
風(……ん?)
風は少しおかしな予感がしたが口を開けていた。
すると友奈はボウルに右手の人差し指を入れ、たっぷりチョコを付けると、そのまま風の口へと入れ込み口内でかき混ぜるように動かす
風「むむ!?ゆ……まっ…チュル…て……ジュル」
予想外のことに驚いて一旦ストップをかけようとするが舌が指に絡まり喋ることを遮られる
風「あむ……んじゅ……ぅぅ」
風は思わず顔を離そうとするが友奈の左手が後頭部に置いてありそれもままならない。
口内をマッサージされるような刺激と快感。それに加えてチョコの甘さと指で舌を弄られる感覚に溺れることになった
風「甘…あぁん……もう……ダメ」
風は快感により力が抜け倒れそうになるがとっさに友奈が口から指を抜き、しっかり支えてゆっくり椅子に座らせる
友奈「風先輩、どうでしたか?」
風「……甘かったわ。アタシの負けね」
風「友奈、アンタがNo1よ」グター
友奈「やったぁ!」
夏凜「ええっと……」
樹(凄い光景で思わず見惚れてしまいました)
東郷「ゆ、友奈ちゃん?それをそのっちに教えて貰ったの?」
友奈「うん。『マッサージが得意ならこういうのがいいと思うよ~』って言われたから!」
東郷(そのっちの発想は私にも予想できなかったわ)
友奈「次は誰が食べたい?」
樹「はい!次は私が力尽きたお姉ちゃんの分も頑張ります!」
風「樹……本当にこんなにも頼もしくなっちゃってお姉ちゃんは嬉しいわ」
夏凜「いやいや、何アホなこと言ってるの」
友奈「風先輩みたいにフラついたら危ないからまずはイスに座ってね」
樹「は、はい」
友奈「それじゃ樹ちゃん、あ~ん」
樹「あーん」
ゆゆゆSSは無条件で支援するって決めてるんだ
【1分後】
樹「も……らめぇぇ……」ピクピク
友奈「樹ちゃんにも喜んで貰えたようでよかったー」
夏凜「たったの1分でこうなるってどんなテクニックなの……」
東郷「友奈ちゃん、次は私にお願い」
友奈「もちろんオッケーだよ東郷さん!一生懸命するからね」
東郷「私ならきっと耐えてみせる。ここで負けるわけにはいかないわ」
夏凜「そういえば前のマッサージでこんな流れを見たような」
【3分後】
東郷「うぅ……ハァー…ハァー……友奈ちゃん…」グッタリ
友奈「じゃあこれで次は夏凜ちゃんだね」
夏凜「え?あ、えっと……私は……」
友奈「いや?」
夏凜「ぐっ……」
夏凜(友奈に寂しそうな顔をしてほしくないし……皆も味わったんだからやるしかないわね)
>>12
サンクスー
でも短いからすぐに終わっちまうんだよね
夏凜「いいわ、かかってきなさい友奈!」
友奈「な、なんだかよく分からないけど凄い気合い」
友奈「じゃあハイ、あ~ん」
夏凜「ア、アーン」
夏凜「ん……」
友奈は指をまず舌にまとわりつかせてチョコの甘さを味わせる。それから歯と歯茎を擦るようにかつ痛みを与えたりしないように指を動かしていく
夏凜「あぅ……」
した顎の方を刺激されているうちに唾液が出てきてニチャニチャとした音が出るようになってくる
夏凜(なんだろう、頭の中が熱くてボーッとしてくる)
そうしてしばらくしない内に無意識に夏凜は友奈の指を舐っていた
友奈「おいしい?」
夏凜「ゆーなぁ……ペロ…チュッ…ん……おいし…ジュル……」
友奈「よかったー。あ、もう指チョコなくなっちゃった」
そう言うと友奈は夏凜の口から指を引き抜く
夏凜「あ……」
夏凜「…………ハッ!危うく意識を持って行かれるところだったわね」
友奈「夏凜ちゃんは東郷さんとかみたいにはならなかったね」
夏凜「風達はまだまだね」
夏凜「私の場合、物足りなかったくらいだし」フフン
友奈「ならこのまま2本指でするね」
夏凜「え?」
友奈は左手で夏凜の口を開けチョコを塗った右手の人差し指と中指を入れ込み、右頬と左頬を内側から撫でそのまま舌に絡みつかせる
夏凜(あ、これもうダメなやつだ)
【しばらくした後】
風「……」グター
樹「……」グター
東郷「……」グター
夏凜「……」ピクピク
友奈「うん、皆が喜んでくれたみたいで良かった」
その後、指チョコは禁止となった
園子「ふざけた発想とはいえ酷い話だよね……」
『ゴッドフィンガー・バレンタイン』終わり
乙
久々に平和なゆゆゆSS読んだ
よし、終わり
HTML依頼を出さなきゃね
vitaゆゆゆゲームのバレンタインイベントとか楽しみだなー
>>22
平和なの読みたいならこことか見てみたらどうかな?
ゆゆゆのSS・ネタ含めて100以上はあるよー
http://www46.atwiki.jp/yukiyuna/pages/63.html
>>24
非公式wikiは知っとるよ
非公式wikiで自分のSS載ってるのなんか嬉しいよな
>>26
そうだね嬉しいよね
……といいたいけど非公式wikiのこれらの項目作ったの自分なんでまだ人に纏めて貰ったことはないッス
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