音無「キャプテンは鈍感過ぎます!」円堂「え?」 (192)
今では珍しいイナイレSSです
余り需要が無いと思いますが宜しくお願いします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1369841272
そして生まれるGO2の平行世界
円堂「何がだ?」
音無「夏未さんが好きってキャプテンに言いましたよね?」
円堂「あー、アイツもやっぱりサッカー好きなんだなって思ったよ」
音無「せい!」バキッ
円堂「ぐふっ?!」
音無「何がサッカー好きなんだなですか!?舐めてんですか!?女の子舐めてんですか!?」
円堂「い、いやそういう訳じゃあ……」
音無「夏未さんがどれだけ勇気を出して言ったか分かってますか!?分かってませんよね!キャプテンだもん!」
円堂「おい、どう言う意味だ!」
音無「と言う訳で」
円堂「ん?」
音無「キャプテンには恋愛と言うものを学んでもらいます!」
円堂「そんなことよりサッカーしy」
音無「学んでもらいます!!!」
円堂「……はい」
———————————————
鬼道「クソ!円堂、俺の春奈と何を話してるんだ!!」
鬼道「この場所じゃあよく聞こえんぞ!!」
鬼道「円堂め、春奈に手を出したらデスゾーン2を喰らわせてやる!」
———————————————
音無「キャプテンはまず乙女心から勉強しましょう」
円堂「って言われてもなあ、よく分かんねーや」
音無「だから学ぶんですよ!」
音無「と言う訳でゲストの方に来てもらいました」
円堂「ゲスト?」
クリプト「……」
音無「元エイリア学園のクリプトさんに来ていただきました」
円堂「(やべえ、誰だっけ)」
音無「あー!今誰だっけって顔しましたね!」
円堂「え?いや……」
クリプト「ぶっ潰す……」
円堂「怖い!」
音無「はい、ではまず告白からいきましょうか」
円堂「いきなり告白!?」
音無「早くしないとこうていぺんぎん1号が待ってますよー」
円堂「そんなこと言われても……」
クリプト「……」
円堂「お、俺と一緒にサッカーやらねえか?」
クリプト「死ね」
円堂「えっ」
クリプト「死ね」
音無「ほら、キャプテンがデリカシーの無いことほざくから……」
円堂「お、俺のせいなのか!?」
音無「当たり前ですよ、ほら見てください」
円堂「ん?」
クリプト「……」
音無「ほら、今にもキャプテンをぶち殺そうとしてる目ですよアレ」
円堂「冗談に聞こえないなぁ……」
染岡「よう円堂、何やってるんだ?」
円堂「染岡!助けてくれ!!」
染岡「ん?助けてくれだと?」
音無「実はですね」
———————————————
染岡「なるほどな、乙女心を学ぶねえ……」
染岡「まぁ、お前にはいい薬だな」
円堂「え!?」
音無「あ、せっかくなので染岡さんも学びませんか?」
染岡「はぁ?なんで俺が…」
音無「今年のバレンタイン、私と貴方のお母さんを除いて貰ったチョコはいくつですか?」
染岡「……まぁ、暇つぶしにはちょうどいいか」
———————————————
鬼道「何で染岡まで来たんだ!?」
鬼道「ま、まさか!!そういうプレイなのか!」
鬼道「クソ!早すぎる!まだそんなプレイは春奈には早すぎるぞ!」
鬼道「もう少し様子見して、ナニを仕出かしたら行こう」
音無「では染岡さんにはこちらの方で学んでもらいますか」
染岡「ん?」
音無「ではどうぞ!!」
クィール「来たッポー」
音無「元エイリア学園のクィールさんです」
染岡「何故エイリア学園ばかりチョイスするんだよ!!」
音無「だってエイリア学園には女性が多いゲフンゲフン」
音無「では愛の告白をどうぞ!」
染岡「俺と、サッカーで勝負だ!!」
クィール「ザコには興味無いッポー」
染岡「……」ショボン
音無「(あ、ガチで落ち込んでる染岡さん始初めて見た……写メっとこ)」ピロリーン
音無「まぁ、そんな顔ですから仕方ないですよ」
染岡「うるせえ!!」
円堂「そうだぞ!顔が悪くて何が悪いんだ!」
音無「キャプテン、フォローになってないですよ」
円堂「え?」
音無「ハイハイ、落ち込んでないでもう一回やってください」
染岡「……よし!!」
クィール「ポ?」
染岡「俺と勝負して俺が勝ったら付き合え」
クィール「良いッポー」
サザンクロスカット
サザンクロスカット
サザンクロスカット!!!
染岡「……」プシュー
音無「全然ダメじゃないですかー」
染岡「あんなの無理だろ!?」
クィール「やっぱりザコだッポー」
染岡「くっ……」
円堂「よし!俺とサッカーでバトルして俺が勝ったら付き合ってくれ!!!」
音無「パクリですかー、まぁいいですけど」
クリプト「良いだろう」
円堂「本当か!?よっしゃ!!」
クリプト「ただし、私からボールが奪えなかったら、死ね」
円堂「……」ガタガタガタガタ
メテオシャワー
メテオシャワー
メテオシャワー!!!
円堂「……」プシュー
音無「どうして予測できないんですか?染岡さんの見てたっていうのに……」
クリプト「約束だ、死ね」
音無「こ、今回ばかりは許してもらえないですかね?」
クリプト「……良いだろう」
とりあえず投下はここまで、需要ないかもだけどちまちま書いていくんでよろしければ見に来てください
ヒロト×ウルビダというものを連想した……
でもヒロトってホモぽいからなぁ……
音無「何でこう、乙女心がわからないんですかねー」
円堂「そう言われてもなぁ……」
音無「染岡さんなんて人殺ししてそうな顔ですしね」
染岡「ほっとけよ!!」
音無「うーん、何か良い人材は……あっ!居た!!」
雨宮「得意そうって…。確かに僕はモテるし、バレンタインチョコはトラック一台届いた。」
雨宮「ゲタ箱はラブレターで常にいっぱいだし、デートのお誘いもひっきりなしにあるけど…。」
雨宮「でもだからって、女の子のことが得意とは限らないよ。」
こういう人みたいにならないでね、円堂さん
音無「一之瀬さーん!」
一之瀬「ん?」
音無「告白して下さい!」
一之瀬「は?」
染岡「おい、説明位はしろよ」
音無「えーっと……」
———————————————
一之瀬「つまり、円堂達に乙女心を分からせるために俺が元エイリア学園の人に告白しろって?」
音無「まぁ平たく言えばそうですね」
一之瀬「(でも俺にはアキが……どうしよう)」
鉄壁のウルビダさんに告白すればいいよ(^0^)
そもそも雷門のイケメン率は微妙
豪炎寺、一之瀬、鬼道ぐらい。2でも吹雪、ツナミ。3だとヒロトしかいない
円堂はバンダナを取るとショタぽいから微妙
風丸を忘れてたわ……半田は中途半端(よくてショタ)
緑川ってイケメンなのか困るところ
音無「では一之瀬さんにはこの方を!」
マキュア「マキュアに何か用?」
一之瀬「(もう覚悟を決めよう)」
一之瀬「君が……好きだ!付き合ってくれないか?」
マキュア「マキュア弱い奴きらーい」
一之瀬「……」
音無「で、ではサッカーで勝てばいいと?」
マキュア「うーん、それでいいよー」
イリュージョンボーl……失敗!
イリュージョンボ……失敗!
イリュー……失敗!
マキュア「よわーい!!」
一之瀬「いや、強すぎだろ!?」
円堂「流石エイリア学園だな……」
———————————————
鬼道「クソ!人数が増えたから下手に動けない!!」
???「円堂……円堂……可愛いよ円堂……」
鬼道「む?お前は……風丸?」
風丸「鬼道?何故こんなところに?」
鬼道「俺は妹の春奈を見守っていただけだ」
風丸「俺は円堂を観察していただけだ」
鬼道「(コイツ……そっち系だったのか……)」
風丸「妹に興奮してるのかお前は……」
鬼道「お前には絶対に言われたくないぞ!!」
風丸「お前には円堂の可愛さが分からないのか!!」
鬼道「分かるはずが無いだろう!!」
———————————————
音無「何で皆さんマトモな告白が出来ないんですか!?」
円堂「告白したことないし……」
染岡「俺も……」
一之瀬「俺は仕方なくないか!?」
音無「そんなの、好きです付き合ってくださいで終わりじゃないですか!!」
音無「ていうか無理やりサッカーに繋げないで下さい!!」
円堂「そいつがサッカー好きかもしれないだろ!」
染岡「円堂、それは無いからな」
円堂「えっ?」
一之瀬「(円堂……どこまで純粋なんだ……)」
染岡「大体相手が駄目なんだよ!」
音無「え?」
染岡「元エイリア学園……前まで敵だった奴らにそうホイホイ言える訳ないだろ!」
音無「うーん、確かに……」
円堂「(ていうか、何故エイリア学園ばかり連れてきたんだろうか)」
一之瀬「(多分ネタとしてだろうな)」
音無「じゃあ普通の人連れてくるから暫く待っててください!」
染岡「なぁ円堂、一之瀬」
一之瀬「ん?」
染岡「何だか嫌な予感がするぜ……」
円堂「お、俺もだ……」
一之瀬「俺も……」
———————————————
風丸「あ、音無が何処かに行ったな」
鬼道「何だと!!?これでは春奈の透き通るような可愛い肌が見れない!!」
風丸「いや、こんな遠い所から見れるわけ無いだろう」
鬼道「甘いな、この総帥から貰ったゴーグルには、双眼鏡の機能も付いているのだ」
風丸「何だと!?貸せ!俺も円堂のもちもち肌が見たいっ!!」
鬼道「貸す訳にはいかないな」
風丸「少しくらいは良いだろう!?」
鬼道「コレが無くては春奈の発育中の胸も!太ももも!そして何より世界一可愛い顔が見えないからな!!」
風丸「(何だコイツ、少し気持ち悪いぞ……)」
風丸「今居ないしいいじゃないか!」グググ
鬼道「おい!ゴーグルを引っ張るんじゃない!!」
———————————————
音無「連れてきましたよー」
音無「えっと、キャプテンにはこの人です!」
塔子「よっ!円堂!」
円堂「お!塔子じゃないか!」
音無「染岡さんには……」
吹雪「えっと、状況が読み取れないんだけど……」
染岡「いや、男じゃねえか!」
吹雪「え?どういう事だい染岡君」
染岡「いや、コイツが告白の練習に必要な奴連れてくるっていうから……」
吹雪「そ、染岡君が僕に告白?」
一之瀬「(満更でもない顔だな)」
音無「それで一之瀬さんにはこの人です」
リカ「久しぶりやな?ダーリン!」
一之瀬「もう訳が分からないよ」
リカ「ウチな、ダーリンが正式に告白してくれる言われてからわざわざ大阪から飛ばして来てんねんで!」
一之瀬「そ、そうなのか……」
一之瀬「(この子が得意なタイプではないことは彼女も分かっているはず……何故だ?)」
今回の更新はここまで
因みにイナイレはDSの1?3までしか知識がないです
キャラ崩壊は書く前から分かっていたので、不快に思った方はお許しください
音無「ではまずはキャプテンからどうぞ!!」
円堂「や、やるしかないよな!」
円堂「塔子!」
塔子「ん?どうしたんだ?」
円堂「俺はお前が好きだ!!」
塔子「!?」
円堂「だから、付き合ってくれ!!」
塔子「……ごめんけど円堂、無理だ」
円堂「え……」
塔子「お前とはいい友達、仲間で居たいんだ、だから円堂の気持ちには答えられないよ……」
円堂「……だ、だよな!変なこと言ってゴメンな!」
円堂「だから一緒にサッカーしようぜ!」
塔子「うん!」
音無「ハイハイ、キャプテンはまだ帰れませんからねー」
円堂「ですよねー」
音無「キャプテンは駄目っと……」
音無「では次に染岡さんお願いします!」
染岡「(いや、お願いしますっていうか……相手が男じゃあな……)」
吹雪「……」ワクワク
染岡「もしかしたら……」
染岡「吹雪!俺はお前が好きなんだ!付き合ってくれ!!!」
吹雪「もちろん良いよ、ただし」
染岡「?」
吹雪「僕以外の人間とは口を聞かないでね?」
染岡「!?」
———————————————
染岡「(てな感じになるかもしれない!)」
音無「はい、30秒前ですよー」
染岡「(時間制限付きかよ!?えぇい!当たって砕けろだ!!)」
染岡「吹雪!俺はお前が好きなんだ!付き合ってk」
吹雪「お願いします!」
一之瀬「(早いな!?)」
染岡「え?いや、あのー……」
吹雪「あぁ、ゴメンね、僕が女の子だったら絶対に落ちてたよ」フフフ
染岡「そ、そうか」
音無「染岡さんはオーケーっと」
音無「後は一之瀬さんだけですね!」
染岡「(結果は目に見えてるだろうな)」
一之瀬「リカ!僕と付き合ってくれないか!!」
リカ「もちろんオーケーやでダーリン!!」
一之瀬「う、うん」
リカ「ほんならまずはデートから行くでー!!」ダッ
一之瀬「ちょっ!引っ張らないで!!」ダッ
音無「あー、行っちゃいましたね」
円堂「大体想像出来たけどな」
音無「あ、今日は帰っていいですよー」
染岡「やっとか……」
円堂「染岡!サッカーしようぜ!」
染岡「まぁ、気分転換にやるか!」
塔子「あ、ずるいぞ!私も混ぜろー!」
吹雪「僕も参加しようかな」
クリプト「……帰るぞ」
クィール「了解だっポー」
マキュア「マキュア帰りにコンビニ行きたい!」
クリプト「知らん」
音無「……」
———————————————
円堂「今日の部活も楽しかったなー!」
音無「キャプテーン!!」
円堂「ん?どうしたんだ春奈?」
音無「今日も恋愛について学びますよー!」
円堂「えー……」
音無「いいから行きますよ!」
円堂「おう……」
木野「(……円堂君?)」
———————————————
円堂「……」
音無「はい、どうぞ!」
円堂「ん?これは?」
音無「モテモテの秘伝書です!私が昨日書き上げたんですよ!」
円堂「あ、ありがとう」
音無「はい」
円堂「え?」
音無「え?じゃないですよ、5000熱血ポイントくださいよ」
円堂「無駄に高いな!」
音無「今いくつくらいあるんですか?」
円堂「230ポイントだな」
音無「少ないですねー!」
円堂「だって新しいスパイク買っちゃったし……」
音無「仕方ないですねー、後から払ってくださいよ?」
円堂「結局払うのね」
———————————————
木野「結局着いてきちゃったけど……何話してるんだろう?」
木野「まさか……告白?」
風丸「無いな」
木野「風丸君!?」
風丸「何故なら円堂は俺にしか眼中に無いんだからな!」
鬼道「それに、春奈は俺とラブラブだからな、告白など有り得んな」
木野「(この二人、どこから湧いて出たんだろう)」
木野「ていうか二人共何かこう……キャラが崩れているような……」
風丸「何を言ってるんだ、コレが俺の素だぞ?」
鬼道「俺もコレが素なんだが」
木野「(こんな二人見たくなかった……)」
円堂 は 女について少し分かったぞ!
円堂「じゃあ帰って読んでみるよ」
音無「はい!是非参考にしてくださいね!」
———————————————
木野「春奈ちゃん、円堂君になにか渡していたけど……」
風丸「き、きっと借りてた漫画返しただけだよ」ガクガクガクガク
鬼道「そ、そうだ、そうに違いない」ガクガクガクガク
木野「二人共凄い同様……」
———————————————
円堂「うーん、ある特定の人物にドキドキしたり、その人物に特別な感情があるなら、それは恋である……か、分からねーな」
コンコン
円堂「あ、母ちゃんかな?」
ガラッ
デザーム「……」
レーゼ「……」
円堂「……え?」
円堂「な、何しに来たんだ?」
レーゼ「いや、音無と言う女に円堂守の家庭教師をしろと言われてな……」
デザーム「私もだ」
円堂「それって……恋愛についてか?」
レーゼ「あぁ」
デザーム「うむ」
円堂「……不幸だ」
円堂「因みに、お前ら恋愛経験は?」
レーゼ「ゼロだ」
デザーム「同じくゼロだ」
円堂「」
円堂「(春奈……なんでこの二人を選んだんだ……)」
今回の更新はここまで
果たして円堂は女心を理解できるのか!?
円堂はアストロブレイクを覚えた!
円堂はワームホールを覚えた!
円堂はワープドライブを覚えた!
円堂「……あれ?これ何の勉強だったっけ?」
デザーム「円堂、なかなか筋がいいじゃないか」
レーゼ「確かに飲み込みが早いな」
円堂「……まぁいいや?
———————————————
音無「うーん、どうやったらキャプテンは鈍感じゃ無くなるんだろう」
音無「あの秘伝書も無駄になりそうだなぁ」
鬼道「春奈、夜ふかしは良くないぞ?」
音無「うん、すぐに寝るよ」
音無「……あれ?」
鬼道「どうしたんだ?」
音無「お兄ちゃんなんで此処に居るの!?」
鬼道「何でって、此処は俺の家でもあるだろう?」
音無「鬼道家の人達は!?」
鬼道「ははは、すぐに此処に泊まっていいと承諾してくれたさ、すぐにな」
鬼道「ところで、今日はここで寝ていいか?」
音無「私の部屋!?良い訳ないでしょ!
鬼道「……そうか」ショボン
音無「(ゴーグルで見えないけど悲しい目になってる……)」
———————————————
鬼道「こんなところで諦めてたまるか」
鬼道「よし、壁に穴を開けて春奈を観察しよう」
鬼道「しかし、この部屋にこれ以上春奈の写真が飾れないが、残りはどうしようか」
鬼道「そうだ、枕の中に2,30枚入れておこう、もしかしたら春奈と結婚できる夢が見られるかもしれん」
鬼道「ふふふふ……」
———————————————
音無「(聞こえてるし……)」
音無「うーん、どうしたらいいかなぁ」
音無「いっそのこと私がキャプテンに告白して理解してるかテストするしか……」
ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!
音無「!?」
———————————————
ガチャッ
音無「お兄ちゃんどうしたの!?」
鬼道「春奈!嘘だよな!?円堂と付き合って結婚して野球チームが出来るくらい子供作って暖かい家庭を築くなんて嘘だよな!?」
音無「そこまで言ってないよ!?テストするだけだから!!」
鬼道「……ほ、本当か?嘘ついてたりしてないか?」
音無「(めんどくさっ!?)」
———————————————
音無「昨日はある意味寝れなかった……」
音無「お兄ちゃんのせいでどういう内容か考えてないよ……」
音無「まぁ、ぶっつけ本番で良いでしょう!」
———————————————
円堂「(……何か寒気がするな)」
栗松「なんか最近、キャプテンおかしいでやんすねー」
壁山「確かに、春奈ちゃんを見たらもうこのよのおわりだ!みたいな顔するッスよねー」
マックス「何かトラウマでも植え付けられたのかな?」
栗松「まさかー!だって春奈ちゃんでやんすよ?」
壁山「そうッスよー」
マックス「だよねー」
染岡「……」
一之瀬「……」
土門「一之瀬、どうしたんだ?そんなやばい事になったみたいた顔して」
一之瀬「な、なんでもないよ」
土門「またまたー、何だ?アキに告白でもするのか?」
一之瀬「いや、まだ心の準備がって何言わせるんだ!!」
土門「じょ、冗談だよ」
一之瀬「ご、ごめん……ついカッとなっちゃって……」
一之瀬「(円堂、俺にはどうする事もできない……ごめん)」
円堂「おーい!皆!今日は久しぶりに紅白しようぜ!」
風丸「紅白か、久しぶりだな」
染岡「だな」
壁山「み、皆強くなってそうで不安ッス……」
半田「お前も強くなったんだろ?」
栗松「そうでやんすよ!自信出せでやんす!」
壁山「そ、そうッスね!」
———————————————
紅チーム
円堂「皆、今日は俺にフォワードをやらせてくれ」
染岡「は?何言ってんだ?」
壁山「キャプテンがゴールキーパーじゃないと負けるッスよ!?」
円堂「だから俺の代わりに壁山、お前をゴールキーパーにする!」
壁山「しかも俺ッスか!?」
風丸「円堂がフォワード……いい事を聞いたぞ」
———————————————
白チーム
風丸「俺がゴールキーパーをやろう」
栗松「え?いや、風丸さんはディフェンダーを……」
風丸「そんなの関係ないな、俺がやる」
豪炎寺「……何か風丸の様子がおかしいな」
鬼道「前からだ、気にするな」
豪炎寺「(……)」
風丸「(円堂のシュートはすなわち愛!その愛は俺しか受け取るのを許さないからな……ふふふふ)」
シャドウ「(何だコイツ、いきなりニヤけたぞ)」
そして試合が始まり
———————————————
染岡「円堂!パスだ!」
円堂「よし!」
栗松「キャプテン!行かせないでやんすよ!」シュッ
円堂「くそ……そうだ!」
ワープドライブ!
栗松「な、何故キャプテンがその技を!?」
円堂「風丸!このシュート受けてみろ!」
風丸「来い!お前の愛は俺が受け止める!!」
円堂「うおおおおおおお!!!」
アストロブレイク!
ズドドドドドドドド
風丸「ふ、ここでカッコ良くキャッチして円堂の好感度をアッへぶし!!」バキッ
ゴ-------ル!!!!!!!!!
———————————————
円堂「ふう、今日も疲れたぜ」
音無「キャプテーン!!」
円堂「は、春奈か!ど、どうしたんだ?」
音無「今から部室の外に来てください!」
円堂「え?どうしてだ?」
音無「良いから早く!!」ズルズル
円堂「行くから引きずるなぁぁ!」
今回の更新はここまで
果たして円堂はテストに合格できるのか!?
そして冬っぺと夏未様は明日くらいに出るよ!
———————————————
円堂「話って何だ?」
音無「わ、私……実は前からキャプテンの事が好きだったんです!」
円堂「……は?」
音無「ですからキャプテン!私と付き合ってください!」
バキッ
円堂「(何だ?今の音は……じゃなくて!!え!?告白!?)」
円堂「(えーっと確か春奈がくれた秘伝書には、告白を断るときにはなるべく相手を傷つけないようにって書いてあった気がする!!)」
円堂「(だからこの場合は……えーっと……)」
円堂「ごめん春奈!」
音無「(さてどう返して……)」
円堂「俺、お前なんかよりサッカーの方が大事なんだ!だからごめん!」
音無「ちょっ!!アウトーーーーー!!」
———————————————
鬼道「円堂オオオオオオオオ……!!!」ミシミシミシミシ
夏未「ちょっと!!部室の壁にヒビを入れないでちょうだい!!」
鬼道「アイツは春奈なんかよりと言った……だから処刑だ!!」
夏未「確かにあんな言い方はいけないけど、いきなり告白されて良い対応なんて出来て?」
鬼道「まずはジャッジスルー2をしたあとにこうていペンギン三号を食らわせた後にデスゾーン2で……」
夏未「ちょっと!!円堂が死んじゃうでしょ!?」
鬼道「あんなクソ外道なんて死んで当然だ!!」
夏未「ちょっと!!円堂が死んじゃうでしょ!?」×
夏未「ちょっと!!円堂君が死んじゃうでしょ!?」〇
呼び捨てはあかんで夏未ちゃん
———————————————
円堂「は?アウト?」
音無「アウトに決まってますよ!!なんかは駄目ですよなんかは!!」
円堂「だ、だって……」
音無「だっても何も無いですよ!私だったからいいものを、ほかの女の子だったらビンタでしたよ絶対!!」
円堂「ご、ごめん……」
音無「全く……」
———————————————
豪炎寺「円堂、一緒に帰ろうぜ」
円堂「……おう」
豪炎寺「お前さっき音無に呼ばれたみたいだが……何を言われたんだ?」
円堂「(これをコイツに言っていいのだろうか……いや、出来るだけ豪炎寺を巻き込みたくない)」
円堂「いや、今度学校の掲示板に載せるからインタビューさせろってな」タラタラ
豪炎寺「(目が泳ぎまくってる……しかも汗の量が半端じゃないな……何を隠してるんだ円堂……)」
冬花「あ、マモル君……」
円堂「お、冬っぺじゃんか!今帰りか?」
冬花「うん」
円堂「なら一緒に帰ろうぜ!」ニカッ
冬花「マモル君……無理に笑ってない?」
円堂「そ、そうか?」
冬花「私にはそう見えるけど……間違えたらゴメンね」
円堂「(ヤバイな、冬っぺは昔から勘が良いからな……バレたら大変な事になるぞ……)」
円堂「あー!そういえば母ちゃんに頼まれてた物があるんだった!じゃーな!!」ダッ
豪炎寺「あ、円堂!!」
冬花「……マモル君、なにか焦ってたみたい」
豪炎寺「円堂……俺じゃあ頼りにならないのか?」
風丸「ならないな!」
豪炎寺「風丸!?」
風丸「」
豪炎寺「風丸!?」
風丸「何故ならば、円堂の相談相手は俺一人!すなわちお前ごときに相談してられないって事だよ!」
豪炎寺「……」
冬花「風丸君……何かが壊れてるような……」
>>125はミスですスマンね
円堂「ハァ……モテモテの秘伝書、帰ったらまた読まないとな」
ガチャッ
円堂「ただいまー」
温子「ちょっと!」
円堂「は?何だよ母ちゃん」
温子「女の子を部屋に待たせて何やってるのよ!!」
円堂「は?女の子??」
温子「良いから早く二階に行きなさいよ!」
円堂「おう……」
円堂「(女の子って誰だ?)」
———————————————
ガチャッ
音無「あ、キャプテーン!」
円堂「(ギャアアアアアアアアアアア!!!悪魔ああああああああああああ!!!)」
音無「うわ!すごい顔になってますよ!?」
円堂「(いえ、あなたのせいです)」
円堂「な、何をしに来たんだ?」
音無「勿論」
音無「今日も勉強ですよ」ニコッ
円堂「ソ、ソウナノカー」
———————————————
音無「それでー……ってもうこんな時間ですねー」
円堂「」
音無「あれ?キャプテン寝ちゃったんですか?仕方ないなー」パサッ
円堂「」
音無「よし、布団羽織ってあげたし風は引かないよね、それじゃー」ガチャッ
円堂「」
———————————————
グラン「ねえウルビダ」
ウルビダ「どうした?」モグモグ
グラン「働かないで食べるご飯は美味しいかい?」
ウルビダ「働いてもさほど味は変わらないだろう?」
グラン「せめて家事くらいは……」
ウルビダ「グラン、家事はお前の取り柄でもあるだろう?」
グラン「こんな取り柄なんて嫌だよ!!」
グラン「ハァ……最近マモルに会えないなぁ」
ウルビダ「よく勘違いされるが……お前はそっち系の男なのか?」
グラン「違うよ!?」
ウルビダ「私という女がいるからな、浮気したら……分かるな?」
グラン「しないから……でもマモルとサッカーしたいな」
ウルビダ「ご飯おかわり」
グラン「……これじゃあ当分無理かな」
グラン「でもウルビダってよく太らないよね、何もしてないのに」
ウルビダ「私はアレだ、太らない体質なんだよ」
グラン「本当に……?ってヤバイ!ちょっと出かけてくる!」
ウルビダ「どこに行くんだ?」
グラン「すぐ戻るから!!」ダッ
ウルビダ「……本当にお前はそっち系じゃ無いのか?」
守、よく聞け
円堂「ん……じいちゃん?」
ワシは実は……ホモだったんだ
円堂「はぁ!?」
だから守、やらないか?
———————————————
円堂「ギャアアアアアアアアアアア!!!」バッ
グラン「あ、起きたねマモル」
円堂「ハァ……ハァ……ヒロトか……嫌な夢を見ちゃったぜ」
グラン「大丈夫かい?」
円堂「おう……って何でお前がここに?」
グラン「マモルが倒れたって仲間から聞いてね、すぐに駆け付けたんだよ」
円堂「あぁそうなのか……ありがとう」
グラン「友達を心配しない人なんて居ないでしょ?」
円堂「(ヒロトが来てくれなかったら……ヤバかったな俺……)」
グラン「マモルも大丈夫みたいだしね、そろそろ帰るよ」
円堂「え?」
グラン「もうちょっといて欲しかった?」
円堂「いや、気をつけて帰れよな!」
グラン「うん、またね!」
円堂「おう!」
今回の更新はここまで
ウルビダさんを無意識にニートキャラにしてしまったが後悔してはいない
あと自分はグラン×ウルビダが好きです
——————————————
鬼道「円堂、ちょっと良いか?」
円堂「ん?どうしたんだよ鬼道」
鬼道「俺は見ていたぞ!お前が春奈に告白されている所をな!!」
鬼道「そして貴様は春奈に対して何と言ったか忘れたのか!?」
円堂「え……見てたのか?」
鬼道「お前なんかと言っていたよな?」
円堂「(……なんか鬼道からどす黒いオーラが……)」
鬼道「だから貴様を処刑だ!」
円堂「しょ、処刑だと!?」
鬼道「来い、不動と佐久間!」
佐久間「ほ、本当にやるんですか鬼道さん……」
不動「……鬼道チャン、今ならまだ引き下がれるぞ?」
鬼道「良いんだよ!早くコイツにこうていペンギン三号を」
ジャッジスルー2
鬼道「ごぱっ!!」バタッ
佐久間「円堂、済まないな」
不動「鬼道チャンには頭を冷やして貰わないとな」
佐久間「じゃあな!」
円堂「お、おう」
円堂「(結局鬼道は何がしたかったんだ?)」
円堂「うーん……」
風丸「おう円堂、帰りか?」
円堂「お、風丸じゃないか、今帰りだぜ」
風丸「久しぶりに一緒に帰らないか?」
円堂「いいぞ!」
風丸「ふふふ……」
栗松「あ、キャプテン!暇ならゲーセンにでもいk」
ダッシュストーム
栗松「わあああああああああ!!!」キラーン
円堂「あれ?今栗松の声が……」
風丸「栗松?いや、聞こえなかったぞ?」
円堂「何だ空耳か」
風丸「(せっかくの円堂との下校を邪魔されてたまるか!)」
円堂「うーん……」
風丸「円堂!?どうした!?悩みか!誰だ俺の円堂を悩ます奴は!」
円堂「は?俺の?」
風丸「いや、何でもない、どうしたんだ?」
円堂「いや、俺って女運無いなぁってな」
風丸「円堂……女なんて必要無いぞ!俺が居るんだからな!」
円堂「(風丸が何か変なこと言い出した……)」
円堂「あ、俺こっちだから」
風丸「あぁ、そうか」
円堂「じゃあな」
風丸「おう」
円堂「……」スタスタ
風丸「……」スタスタ
円堂「いや、何でついてくるんだよ」
風丸「いや、円堂の家に行こうかなtt」
ドラゴンクラッシュ
風丸「へぶし!」バタッ
染岡「うわ、偶然放ったドラゴンクラッシュが偶然風丸に当たっちまったぜ」
円堂「そ、染岡?」
染岡「風丸は病院に連れていく、じゃあな円堂」
円堂「あ、あぁ」
円堂「(何だろうこの安心感)」
———————————————
染岡「とりあえずこの変態は河川敷に放っておこう」
染岡「つか、俺がドラゴンクラッシュ当てなかったら円堂がどんな目にあったか……」
風丸「」
染岡「この草らへんがちょうどいいな」
風丸「」
染岡「さて、俺も帰ろう」
———————————————
円堂「風丸の奴……何か病気にでもかかったのかな」
円堂「何だろう、無性にふゆっぺに合いたい」
円堂「まぁ行かないけどな」
風丸「円堂、風邪引くから暖房くらいつけろよ」
円堂「いや、もう夏だから……な……」
円堂「か、風丸!?」
風丸「ん?どうしたんだ円堂」
円堂「お前……染岡のドラゴンクラッシュに当たって病院に運ばれたんじゃ……」
風丸「ハッハッハ!そんなの喰らってくたばるほどやわじゃ無いぞ俺も」
円堂「そ、そうなのか……部屋には鍵をしたはず何だけど」
風丸「ピッキング位出来なくてどうする」スッ
円堂「帰れ!」ドスッ
風丸「グハッ」バタッ
———————————————
鬼道「ん……」
不動「やっと目ェ覚ましやがったか」
鬼道「不動!?」
佐久間「鬼道さん……」
鬼道「佐久間!何でそっちに!糞!また影山に……!!」
不動「黙れシスコン野郎」
鬼道「なっ……誰がシスコンだ!」
佐久間「鬼道さん、流石にあれは無いですよ」
鬼道「黙れ!俺が間違ってるとでも言いたいのか!」
不動「おう」
佐久間「はい」
鬼道「えっ」
不動「あのな鬼道チャン、あんまりこういうのは言いたかねぇんだけどよ、お前の行為は度が過ぎてるんだよ」
鬼道「何だと……」
不動「お前、妹を性的な目で見てるだろ」
鬼道「何が悪い!」
不動「全部悪いんだよ!」
鬼道「……」
不動「多分妹が嫁に行ったら完全に病むなコイツ」
佐久間「いや、相手を殺しかねないな」
鬼道「なら……」
佐久間「ん?」
鬼道「俺はどうすれば良いんだ!」
佐久間「妹さんを性的な目で見ない事から始めましょうよ」
鬼道「そんなのやるか!」
不動「テメェ……」
鬼道「くそ……春奈を傷つけずに合法的に春奈と結婚出来る方法は無いのか……!」
不動「付き合ってられねェな」スタスタ
佐久間「鬼道さん、今回ばかりは俺もちょっと……」スタスタ
鬼道「……」
鬼道「行ってしまった……」
鬼道「何故だ!何故奴らは春奈の可愛さに気付かない!」
鬼道「……ん?」
鬼道「そうか、なら気付かせればいいのか……」
鬼道「クックック……」
———————————————
公園
円堂「はぁ……風丸が変な奴だったなんて……」
鬼道「みつけたぞ円堂!」
円堂「鬼道!?」
円堂「つか、帝国学園の連中まで……」
辺見「我々は帝国学園などでは無い」
円堂「は?」
大野「我々は春奈様親衛隊だ!」
円堂「何それ」
成神「鬼道さんの妹、春奈様の親衛隊ということだ」
咲山「円堂、貴様は春奈の告白を断った」
佐久間「だからこそここで廃除する」
不動「今ここでな」
円堂「(どゆこと???)」
円堂「……因みに聞くけど、告白をOKしてたらどうしてたんだ」
鬼道「無論、貴様を廃除していた所だ」
円堂「かわんねーじゃんか!」
???「面白い話だな」
????「私達にも聞かせてみろ」
円堂「お前等は!」
円堂「レーゼ!デザームも!」
辺見「な、何者だお前達は!」
レーゼ「アストロブレイク!」シュッ
デザーム「グングニル!」シュッ
ズドーン
佐久間「ふっ……我等に盾突こうと言うのか」
不動「なら来い、全力でお前達を潰す」
レーゼ「……円堂守」
円堂「は?」
デザーム「我等はお前に沢山サッカーの楽しさを教えて貰った」
レーゼ「だからこの借りを今返す、お前は逃げろ」
円堂「……ゴメン!」ダッ
円堂「(いつもの俺なら一緒に戦うけど……今回ばかりは許してくれ!)」
次の日
音無「こうなったら仕方ない、手紙作戦ですね」
栗松「手紙作戦でやんすか?」
壁山「そんなもんでキャプテンに乙女心って奴が分かるっスかね〜」
音無「え〜っと冬花よりっと」カキカキ
栗松「ちょっ!名前が違うでやんすよ!」
音無「これで良いんですよ、あとは夏未さんと秋さんの名前を書けば……」
音無「よしこれで完了」
壁山「ま、まさか……」
音無「そう、この四人を集めれば、誰かが絶対にキャプテンに告白する」
音無「キャプテンには最高な肯定の仕方と最高の断り方が要求されるって訳です!」
栗松「うわぁ……」
壁山「何だか恐ろしいっス……」
———————————————
円堂「デザームとレーゼ……大丈夫だったのかなぁ」
緑川「やぁ円堂くん」
砂木沼「元気か円堂守」
円堂「あ、今日はそっちなのか……ってお前ら大丈夫だったのか!?」
緑川「ははは、あんな連中に負ける訳無いじゃないか」
砂木沼「全員見事に病院送りにしてやった」
円堂「すげぇ……」
円堂「あ、俺こっちだから」
緑川「じゃあね」
砂木沼「また会おう」
円堂「……」
円堂「そうだよ、何で気付かなかったんだろう」
円堂「風丸と鬼道の穴をあの二人に埋めて貰う事だって……はっ!」
円堂「駄目だ駄目だ、そんな私情で部員を辞めさせる訳にはいかない!」
円堂「……でもどうしよう……」
円堂「……」
円堂「……学校に着いたら考えよう」
———————————————
円堂「はぁ……」パカッ
円堂「……ん?」
円堂「何故下駄箱に手紙が三枚も……」
豪炎寺「……円堂」
円堂「あ、豪炎寺おはよう」
豪炎寺「いや、それよりも……」
円堂「は?」
豪炎寺「相談があるんだ」
円堂「……相談?」
豪炎寺「あぁ、実はな……恥ずかしい話、妹に彼氏が出来たらどうしよう……そう考えていたら眠れなくなってしまう事が多くなってな」
円堂「……豪炎寺!」
豪炎寺「!?」
円堂「妹を気にする事は大事だけどな……行き過ぎるなよ、やばくなるから……」
豪炎寺「え?あぁ……気をつける」
———————————————
円堂「さて、手紙には何が……」ビリリ
放課後、部室横に来て下さい
冬花
円堂「フユッペ?何だろう……まぁいいや、次」ビリリ
放課後、部室横に来なさい、絶対よ
夏未
円堂「夏未も!?最後は……」ビリリ
放課後、部室横に来てね、あ……都合が悪かったら来なくて良いからね!
秋
円堂「やっぱり秋もか……一体何の用だろうか……」
先生「席につけー」
円堂「……まぁ放課後に分かるだろう」
———————————————
円堂「放課後だ……」
大谷「円堂君大丈夫?顔色悪いような気がするけど……」
円堂「大谷……今のお前が天使に見えて仕方ないよ、大丈夫だ、死にはしない」
大谷「!?」
円堂「では行こう、我の戦場にな……ククク」
大谷「円堂君……病気かな」
部室横
円堂「はぁ……」
秋「え、円堂君!?」
夏未「何でここに?」
円堂「何でってお前等が呼んだんだろう?」
冬花「私達が呼んだ……?あっ」
冬花「(まさか誰かがマモル君と私をくっつけさせてくれようとしてる?)」
夏未「(ならその人に感謝して私は遠慮無く……)」
秋「(円堂君に一番に告白する!)」
秋 夏未 冬花「円堂君!(マモル君!)」
円堂「!?」
秋 夏未 冬花「私は貴方が大好きなの!……ってえっ!?」
円堂「(マジかよ……三人の同時告白とか誰が予想するんだ……)」
円堂「(だけど皆には悪いけど……告白は全員断ろう)」
円堂「(さて……)」
円堂「皆ごめん!俺……付き合ってる奴が居るから!」
秋「えっ!?」
夏未「本当に!?」
冬花「……誰なの?」
円堂「えーっと……その……」
円堂「(くそっ!適当に言うけどゴメン!)」
円堂「俺が付き合ってるのは……大谷なんだ」
大谷「えっ」
円堂「お、大谷!?何でここに!?」
大谷「た、たまたま通りかかっただけだけど……そんないきなり告白だなんて……////」
円堂「あ、やばい」
大谷「だけど……こんな私で良かったら……付き合って下さい!」
円堂「(えぇー……いや、夏未達もこれは……)」
夏未「貴方達……幸せにならなかったら承知しないんだからね!」
円堂「(えっ!?)」
秋「円堂君……私達の分まで幸せにね……」
冬花「……マモル君……」グスッ
円堂「あー……えっと……その……」
円堂「分かった!よろしくな!」
円堂 は 空気を読んだ!
———————————————
円堂「なぁ春菜」
音無「あ、キャプテンどうでしたか!?」
円堂「お前がやっぱり犯人か!でも……無事に付き合える事ができたよ」
音無「誰と!?誰とですか!?」
円堂「……大谷と」
音無「は?」
〜完〜
書いてて思ったのはキャラ崩壊がやばかったですね
あと、書いている途中で何でこんなSS書いてるのか不思議に思ったりもしました
でも皆さんのご支援のおかけで最後まで書き終える事が出来ました
最後ですが言わせて下さい
ウルビダは俺の嫁、異論は認めない
このSSまとめへのコメント
これはすごいですね
まさかの大谷ちゃんエンド
土門(大谷ちゃん俺好みだって設定あったよな……?)