灰原「くんくん、これは工藤君のパンツ!」(48)

阿笠「新一! どうしたんじゃその恰好は!」

コナン「傘忘れちまってよ…雨に降られた」

阿笠「大丈夫か? ちゃんと天気予報を見て外出しないからじゃぞ」

コナン「へいへい…悪いけど博士、風呂貸してくれねえか? このままじゃ風邪引いちまう」

阿笠「わかった、沸かして来よう。とりあえず以前君が泊まりに来て置いて行った服が残っているから、それに着替えなさい」

コナン「おう、ありがとな」

灰原「はいこれ。下着はないけど大丈夫?」

コナン「おう灰原。パンツの方までは濡れてねえし大丈夫だよ」

灰原「上がる前に、とりあえずタオルで乾かして。カーペットが濡れちゃうでしょ」

コナン「わーってるって」

灰原「その分なら、服の方は少し乾燥機にかけておけば乾きそうね」

コナン「そうだな。へっくし!」

~十数分後~

阿笠「新一、風呂の用意ができたぞ」

コナン「サンキュー博士」

灰原「……」

阿笠「新一が上がってきてすぐ飲めるようにコーヒーでも作っておくかのう」

灰原「そうね。そうしてあげて」

コナン『あ~温まるなぁ~』ザバーン

灰原「……」ガチャッ

灰原(5分は出てこないでしょう…)ガサガサ

灰原(…あった)

灰原(工藤君のパンツ…ふふ、子どもらしい柄のトランクスね)

灰原(できればブリーフとかボクサーの方が好みなんだけど)

灰原(まあ贅沢言ってられないわ)スンスン

灰原(ハァ……工藤君のニオイ……///)

灰原(たまんない……このまま持って帰りたいぐらいだわ……)スーハースーハー

灰原(んぅ…工藤君自身のニオイと、ほのかなアンモニア臭……工藤君の汗のニオイも加わって……おふ……)スーハースーハー

灰原(くらくらしてきたわ……部屋の芳香剤にしたい……工藤君のニオイに包まれたい……)スーハースーハー

コナン『おーい、誰かそこにいるのかー?』

灰原「ッ!」

灰原(落ち着きなさい……行為を見られたわけじゃないんだから)

灰原「私よ」

コナン『なんだ灰原か。何してんだよそんなとこで』

灰原「洗濯してたバスタオルの補充にね。あと洗剤とかトイレットペーパーのストックとかも」

コナン『ふーん。まだかかるのか? そろそろ出てえんだけど』

灰原「出てくればいいじゃない(工藤君の江戸川君にも興味あるしね」

コナン『オメーが居たら出にくいだろ』

灰原「あら、子どもの体なら見られてもノープロブレムなんじゃなかったかしら」

コナン『まだ根に持ってんのかよ…』

灰原「当然でしょ、こんな未成熟な体、ある意味元の裸見られるより嫌よ」

コナン『俺が悪かったよ……だから早めに切り上げてくれねーか』

灰原「はいはい……」スゥゥゥゥゥゥゥゥゥハァァァァァァァァァ

灰原(名残惜しいけどここまでね…)パサ

コナン「あーさっぱりした」ガチャッ

阿笠「おう新一、コーヒーができておるぞ」

コナン「さすが博士、気が利くじゃねーか」

灰原(今工藤君は私が鼻をこれでもかとつけたパンツを穿いているのね…)ニヤニヤ

阿笠「ほっほっほ。ところで新一、週末に予定している登山の件なんじゃが」

阿笠「実は近場の温泉旅館の女将さんがワシの知り合いで、部屋を用意してもらえることになったんじゃ」

灰原「」ガタッ

コナン「本当かよ博士。山登りで汗かいた後に温泉なんて最高じゃねーか!」

阿笠「ほっほっほ、ワシの人脈に感謝するんじゃぞ!」

阿笠「そこは美肌の効能があるという温泉じゃし、哀君も楽しめるんではないかな?」

灰原「そうね、楽しみだわ」

灰原(大感謝よ博士!! 登山で蒸れに蒸れた工藤君のパンツを楽しめるなんて最高だわ!!)

コナン「ふー、ごちそうさん。そろそろ服も乾いただろ」

灰原「ええ。傘貸してあげるから、明日返してね」

コナン「おう、サンキュー」

灰原(週末が楽しみだわ……)

~そして週末、登山後~

光彦「や、やっと麓ですか…」

歩美「歩美、もうへとへと~…」

元太「俺も、棒が足になっちまうぜ…」

コナン「それを言うなら足が棒に、だろ…」

灰原(工藤君、すごい汗…これは期待できそうだわ)」ニヤリ

阿笠「まあまあ…車まで戻れば後は温泉で一泊じゃ…元気を出しなさい…」

コナン「ハハ…博士が一番堪えてんじゃねーか」

~旅館にて~

コナン「さてと、夕飯前にひとっ風呂浴びるかオメーら!」

元太光彦「賛成ぇー!」

阿笠「ワシはちょっと女将さんと話をするから後にするわい」

灰原「私もちょっと旅館の中見てからにするわ」

歩美「歩美も後にするー」

灰原(チャンスは脱いだ衣類をバッグに詰めてからでもあるけれど…やはり脱ぎたてが至高)

灰原(狙うなら工藤君が温泉に入っている間に狙うのがベストね)

灰原「じゃあまた後でね」

コナン「おう」

灰原(すれ違いざまにシャツにシール型盗聴器を張り付けて、と…)ペタ…

灰原(これでタイミングが図れる)

歩美「あっ、哀ちゃん、歩美ちょっとおトイレ行ってくるね!」

灰原「ええ」

灰原(ああ…早く嗅ぎたいわ…工藤君の蒸れ蒸れパンツ…///)

灰原「……」

コナン『しっかし汗かいちまったなー』ガサガサ

光彦『ホントですねー、跡が残っちゃいそうです』

元太『俺なんか見ろよ、水たまりに転んだみたいになってるぜ!』

コナン『うぇっ、マジかよ…』

光彦『元太君、汚いです…』

灰原(小嶋君のシャツとかどうでもいいから! 早く脱衣所から退きなさい!)イライラ

コナン『こういう日に限ってブリーフしか洗濯されてなかったんだよな…蒸れてしょうがなかったぜ』

灰原(ブリーフ!!? やった!! 最高だわ!!)

光彦『コナン君はトランクス派ですか?』

コナン『おう』

光彦『僕はブリーフ派です! こう、ちんちんが包み込まれる感じが心地よくて!』

灰原(聞いてないわよそんなの…でも、レアな工藤君のブリーフを嗅げる機会なんて今日だけ…興奮してきたわ…)ドキドキ

元太『俺もトランクス派だぜ! スースーする感じが気持ちいいんだよな!』

コナン『元太、お前そのせいでこの間体操着の短パンから見えてたぞ。注意しろよな』

光彦『元太君、きもかったです…』

灰原(工藤君のもたまに見えてたわよ…眼福だったわ///)

コナン『さてと、じゃー入るか』

光彦元太『おー!』

灰原(今だわ!)タタタッ

~男湯脱衣所~

灰原(三人の声はしない…もう入ったようね。追跡メガネを使ってカゴを特定して…)ピピピ

灰原(あそこの棚ね! さあご馳走はすぐそこ――)

歩美「あ、哀ちゃん!?」

灰原「え…吉田さん!? どうしてこんなところに!?」

歩美「え、えと、ちょっとね! 哀ちゃんは?」ニコニコ

灰原「私は…ええと、そう! 部屋に鍵ごと忘れ物をしてしまったから、江戸川君が持ってる鍵を借りようと思ったのよ!」

灰原「携帯に連絡しても応答がないから、もう温泉に入ってしまったと思って、鍵だけ取りに来たのよ」

歩美「そうなんだ。でも鍵なら博士も持ってるはずだし、博士のところに行った方がいいと思うよ?」

灰原「そ、そうね…でもまあ、せっかくここまで来たんだし、江戸川君の鍵を借りていくわ…」

灰原(この子、私をこの場から遠ざけようとしている…まさかとは思うけど…)ゴソ

歩美「あっ、それがコナン君のカゴなんだね? 歩美も鍵探すの手伝うよ!」

灰原「え? いいわよそんな、探すのに困るほどごちゃごちゃしてないし…」

歩美「いいからいいから!」ガサガサ

灰原「あっ、ちょっと…!」ガサゴソ

歩美「ないねー、鍵」ガサゴソ

灰原(あるはずないじゃない、鍵はフロントに預けてあるんだから。さっきのは嘘よ…ううっ、工藤君のパンツに手が触れているのに取り出せない…)

灰原(なんてもどかしいの…!)ガサゴソ

歩美「コナン君、フロントに預けたんじゃないかなぁ」スッ

灰原「!!」

灰原(今…早くてとても見えなかったけれど、吉田さんがカゴから何かを取り出して懐に入れた…)ガサゴソ

灰原(そして私が適当に引っ掻き回している工藤君の衣類の中から、脱ぎたてブリーフの生温かい感触がなくなった…)ガサゴソ

灰原(間違いない…吉田さん、あなた、工藤君の脱ぎたてブリーフが目当てで張り込んでいたわね!!)

灰原(恐ろしい子…小学一年生でそんな嗜好に目覚めているなんて…)

歩美「やっぱりないみたいだね。哀ちゃん、博士のところへ行ったほうがいいよ」

歩美「歩美も一緒に行くからさ。ね、行こ!」

灰原「…待ちなさい吉田さん」

歩美「え? どうしたの哀ちゃん」

灰原「どうしたのじゃないわ。あなた、自分が今何をしているのかわかっているの?」

歩美「……」

灰原「とぼけても無駄よ。私には見えた。江戸川君のカゴから、あなたが何かを取り出して懐に入れるのがね」

歩美「酷いよ哀ちゃん! 歩美そんなことしないもん!」

灰原「私だって、あなたにこんなことを言いたくないわ。今ならまだ間に合う」

灰原「今盗ったものを出して。取り返しのつかないことになるわよ」

歩美「し、してないもん! 何も盗んだりなんかしてない! 哀ちゃん酷いよ!」

灰原「…そう。じゃあ」

歩美「えっ? ちょっと、浴衣の中に手を入れないで…あんっ」

灰原「これは何なのかしらね」ゴソッ

歩美「だめっ!」ガシッ

灰原「っ! 吉田さん! 放しなさい!」

歩美「ずっと楽しみにしてたの! コナン君のパンツのニオイを嗅ぐの…ずっと楽しみにしてたの!」

灰原「あなた、やっぱり! 駄目よ! あなたにはまだ早すぎるわ!」

歩美「そんなことないもん! ふんっ!」グイイ

灰原「っ!? 無理矢理鼻を近付けて臭いを嗅ぐ気ね! させないわ!」グイッ

歩美「どうして邪魔するの哀ちゃん!」

灰原「私も楽しみにしていたからよ! くd江戸川君の、レアな蒸れ蒸れブリーフのニオイを嗅ぐのをね!」

歩美「!! 哀ちゃん…歩美を悪者扱いしたくせに、同じことしようとしてたんだね!」

灰原「悪いと思っているわ…」

歩美「そう思うならパンツから手を放して! 早い者勝ちだよ!」

灰原「それは…できない!」

歩美「そ、そうだ! 仲良く二人で嗅ごうよ! そうすれば二人とも…」

灰原「そうね…いい考えだわ。それじゃあ私に先に嗅がせてもらえるかしら」

歩美「え、やだよ! 歩美が先に取ったんだから、歩美が先だよ!」

灰原「何を言っているの…カゴを特定したのは私よ。私に一番強烈な臭いを嗅ぐ権利…つまり先に嗅ぐ権利があるわ」

歩美「ずるいよ! 哀ちゃんしかその眼鏡渡されてないのに、フェアじゃないよ!」

灰原「こっそり盗み出して一人で楽しもうとしていたあなたに言われたくないわ!」グイイ

歩美「哀ちゃんだって私から上手く取り返したら一人で楽しもうとしてたくせに!」グイイミチミチ

灰原(まずい、お互い引っ張っているせいでゴムが伸びて破けそうだわ)

灰原(これではパンツを変態仮面のように顔面に被って臭いを楽しむことができなくなる!)

灰原(かくなる上は…!)

灰原「ふっ!」バッ

歩美「っ!? 飛び込み前転!?」グイイイ パッ

灰原「…ふふ」ドヤァ

歩美「そんな…伸びてるパンツに向かって飛び込み前転をすることで」

歩美「パンツにかかる体重に耐え切れなくなった私の手から、無理矢理パンツを奪うなんて…!」

灰原「どうやら私の勝ちのようね…吉田さん」グイッ

歩美「ああああああ!! 被ったパンツをそのままずらして、おちんちんの部分が鼻先に被さるように!」

歩美「変態仮面みたいにして!」

灰原「んはぁ……はぁ……んんぅ……」スーハースーハー

灰原「すごい……今までの比じゃないすごいニオイだわ……たまんない……たまんないぃぃぃぃ……!!」スハースハースハースハ

歩美「哀ちゃんずるい! 二人で嗅ごうって言ったのに! 独り占めして!」

灰原「もう駄目よ吉田さん! このニオイは……私だけの、私一人の物よ!! ああっ、工藤君っ! 工藤君のパンツ! んほぉおおおおおおおお!!!」スハッスハースハッスハー

歩美「ああああああああああああああああああああああああああ!! 臭いがなくなっちゃううううううう!!!」

灰原「すはっ、すはーすはーすはははははははぁああああああああん!!」

歩美「なーんてね♪」

灰原「!?」

歩美「哀ちゃんってば単純なんだから。コナン君の本物のパンツはこっちだよ」スッ

灰原「なんですって!? じゃ、じゃあこのパンツは…!」カポッ

歩美「光彦君のだよ。もしもの時の為にそれも取り出しておいたのよ」

灰原「うぅええええええええええええ!! げほっ、げほっ、おえっ、うええええええええ!!」

歩美「肺いっぱいに吸ってたもんね哀ちゃん! 今頃肺の中身は光彦君のニオイでいっぱいなんじゃないかな?」

灰原「嫌なこと言わないで! おえっ、げほっ、うえええっ! まだ、まだそのパンツで中和すれば…!」ダッ

歩美「だーめだよっ」カポッ

灰原「あああああああああああああああああああああああああ!!」

歩美「すんすん…コナン君のにおーい♪」スンスン

灰原「吉田さんっ! 二人で! 二人で嗅ぎましょう!? 私たち、友達じゃない!」

歩美「先に約束破ったの哀ちゃんだもん。すーはー、あっ、コナン君のおちんちんのにおーい♪」スーハー

灰原「いやあああああああああああああ!! 肝心な臭いがなくなっちゃううううううう!!」

歩美「ぜーんぶ歩美が吸っちゃうね!」スゥゥゥゥゥゥゥゥゥハァァァァァァァァァ

灰原「あ、ああ…ああああああ……」ガクッ

歩美「あっ、もうほとんどおちんちんの臭いしなくなっちゃった。哀ちゃーん、臭い嗅ぐ?」ニコニコ

灰原「…もういいわ、私、部屋に戻るから…嗅ぎごろの一番いい状態の物が嗅げなければ意味がないわ…」フラフラ

歩美「いっちゃった。よーし、哀ちゃんもいなくなったし、他のにおいも…♪」

コナン「なにやってんだ? 歩美ちゃん」

光彦「あれ? 僕が穿いていたパンツがなぜかゴミ箱に落ちています…」

元太「夕飯なにかなー」

歩美「あ…あの…」スンスン

コナン「なんで俺のパンツの臭い嗅いでんだよ…」ドンビキ

歩美「いやああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

~深夜0時~

灰原(夕食時、工藤君と吉田さんがとても気まずい雰囲気だった)

灰原(おそらく、お楽しみ中のところを目撃されてしまったのね。可哀想だけど、いい薬になるでしょう)

灰原(工藤君の鞄を漁れば、例のパンツは入っているだろうけど、嗅ぎごろを逃したパンツに価値はないわ)

灰原(とはいえ、今日この日を楽しみに生きてきた私は、ムラムラを抑えきれないでいる…)

灰原(同じ部屋に工藤君が寝ているこの状況…やることは一つ)

灰原(寝ている工藤君の臭いを直接嗅ぎにいくこと…いっそのこと夜這いすること)

灰原(これで今回の旅行を清算するとしましょう)

コナン「すぅ…すぅ…」

灰原(はぁ…反則級に可愛い寝顔だわ工藤君。いいえこの姿は江戸川君と言うべきかしら)

灰原(解毒剤のリスクさえなければ、元の体で無理矢理めちゃくちゃに犯してしまいたいくらいの可愛さね)

灰原(まあそれは彼女の存在がある以上、彼に配慮するとして…)ゴソッ

灰原(布団に入り込むことに成功…さぁて、まずはうなじの臭いでも…)スンスン

コナン「んっ…ん?」

灰原(少し鼻息が荒かったかしら…保険に麻酔銃を用意しているとはいえ、注意しないと)スンスン

灰原(はぁん……やっぱり本人の臭い……生の臭いもいいわ……)

灰原(パンツのような強烈さはないけど、その上質な香りがまたたまらない…)スンッスンッ

灰原(そして工藤君の肌のぬくもり…これが欲しかったのよねこれが。もっと引っ付きたいところだけどこれ以上は危険ね)

コナン「むにゃむにゃ…」

灰原「……」

コナン「おい、やめろよ元太…それはうな重じゃなくて俺の指…」

灰原(夢を見るくらいに熟睡している……ちょっとだけなら、舐めてもバレないわよね……)

灰原「ペロッ」

コナン「んん…」

灰原「ペロペロ」

コナン「あっ、おい元太……そこは俺のうなじだってば……」

灰原「ペロペロペロ。ペロ」

コナン「っ!?」ガバッ

灰原「!!」パシュッ

コナン「はひぃん」バタッ

灰原(危なかったわ…つい油断してしまった…)

灰原(見ている夢と状況がリンクしていたとはいえ、迂闊だったわね)

灰原(でもこれで、工藤君はちょっとやそっとのことじゃ起きない)

灰原(となれば…一番の難関に挑戦するべきね)

灰原(そう…)

灰原(直接、工藤君の江戸川君の臭いを……!!)

灰原(とうとう一線を超えてしまうことになるけど…そんなのはどうでもいいわ)

灰原(どうせ工藤君は探偵事務所の彼女のことで頭がいっぱいで私のことなんか見向きもしない)

灰原(これは普段の過酷な解毒剤研究の正当な見返り……何も迷う必要なんてないんだから)

灰原(というわけで…脱がしましょうか)ガシッ

コナン「すやぁ…」

灰原(慌てずに、ゆっくりと…慎重に。一度に出そうとしないで、ズボンから…)ズル…ズル…

灰原(全部脱がすと後が面倒だから…必要な分だけ、太腿の途中で手を止めて)ズル…

灰原(ま、まずはブリーフ越しに…)クンクン

灰原(使用中の臭いもまた良し…おちんちんの臭いがするだけでも素晴らしいわ…)

灰原(そしてこの可愛らしい膨らみ! このまま顔をこすりつけたいくらい愛おしい!)

灰原(…やれるかしら? やれるわよね? 仮にも全身麻酔に近い効果があるんだから)

灰原「……」ピタッ

灰原「んふ///」スリスリ

灰原(この感触…この臭い…嗅覚と触覚が狂喜乱舞していくのがわかるわ!)スリスリ

コナン「むにゃ…むにゃ」

灰原(麻酔って最高……)

~30分後~

灰原(あまりに感触が心地よくて枕にして寝てしまったわ)

灰原(幸い工藤君は起きなかったようだけど…もうあまり時間をかけられない)

灰原(本番…いくわよ)ガシッ

灰原(慎重に…それっ)ズルズル…

コナン「んん…」ポロンッ

灰原(ふわあああああああああああああ/// かわいいいいいいいいい/// 生のおちんちんんんんんん///)

灰原(こ、こんな小指サイズなのね、小学生の平常時は…皮かぶりの理想的なショタちんだわ!)

灰原(まったく罪深い男ね工藤君…この私をショタコンに目覚めた責任を取ってもらわなきゃ)

灰原(うう…けっこう距離を離しているのに臭ってくるわ…でもくさいわけじゃない、上品な香り…)

灰原(すんすん…んはぁ/// 生の臭いはさすがね/// パンツが霞むくらいの価値あるニオイ///)

灰原(玉袋の裏側とか…先っぽとかも香っておきましょう…)スンスン

灰原(やばいわ…理性が壊れてしまう…むしゃぶりつきたい衝動が…)チラッ

コナン「んん…? んん…」グーグー

灰原(麻酔はまだまだ利いてるし…手術に比べればペロッといくぐらい何てことないわよね…」ペロ

コナン「すやすや」

灰原(んはぁ…/// 私今、工藤君の江戸川君舐めてる/// ぺろぺろしている///)ペロペロ

工藤の江戸川「こんな夜更けに何事だ…」ムクリ

灰原(た、勃ってきたわ…/// 気持ちいいのね、工藤君!)ペロペロ

工藤の江戸川「今の体ではこれといって効果もないのだがな…」ムクムク

灰原(もっと、もっと大きくなって…私の力で大きくなって!)ペロペロスンスン

工藤の江戸川「結構なテクだ。毛利の娘の裸に及ぶとは…できるな」ビンビン‼

灰原(まだまだ小さいけどこの弾力…なんて蠱惑的な…)スリスリ

工藤の江戸川「かつてシルバーブレッドと呼ばれた私も、今の体ではただ惨めに勃つことしかできん」

工藤の江戸川「お前には期待しているぞ、宮野志保…」

灰原(んん…枕にさせて…この弾力がまた格別なの…///)ピトー




阿笠「おい、哀君! 哀君!」

灰原「…え?」

阿笠「何をしておるんじゃ、新一のパンツをずらして、股間を枕にして寝るなど…///」

灰原「は、博士!?」

阿笠「大きな声を出すでない…みんなが起きてしまうじゃろう。困るのは哀君じゃぞ」

灰原「ご、ごめんなさい…」

阿笠「その、なんじゃ…君も年頃じゃから、そういう気分になることはあるかもしれんが」

阿笠「できればこういう場ではやめてほしいのう…ワシがトイレに起きだして最初に気付いたから良かったものの」

阿笠「これが子どもたちじゃったら色々取り返しのつかないことになるぞ」

灰原「ごめんなさい…」

阿笠「これからは気を付けるんじゃぞ…それじゃあワシは寝るから、哀君も自分の布団に戻りなさい」

灰原「あの、博士…」

阿笠「ん?」

灰原「このこと、その、工藤君には内緒に…」

阿笠「わかっておるよ。君が新一に言いたくても言えない境遇なのは承知しているつもりじゃ」

阿笠「彼がうちに泊りに来たりしたときにパンツを拝借して臭いを嗅いだりして欲求を満たしたりしているのも」

灰原「し、知ってたのね…」

阿笠「まあの。ただ今回はやり過ぎじゃったな。あそこまでやるなら合意の上でやった方がいい」

阿笠「お互いのためにも、のう」

灰原「合意の上でできないからこんなことしてるんじゃない…」

阿笠「それはどうじゃろうな?」

灰原「え?」

阿笠「なに、性欲と体が整合せずに悶々としておるのは君だけではない、ということじゃよ」

灰原「…!」ハッ

阿笠「気付いたようじゃのう。まあ彼がどう応ずるかはわからんが」

阿笠「可能性はあるかもしれんのう。ほっほっほ」

灰原「……」

それから一週間後のこと。

灰原「ついにできたわ……」

灰原「APTX4869の解毒剤の試作品…その成分を弄って、さらに精力増強の効果を追加した、性的な秘薬…」

灰原「APTSEX6969が…!!」


工藤の江戸川「この性的な秘薬によって、結果として我が主と宮野志保が性行為に及ぶことになるわけだが…」

工藤の江戸川「それはまた、別のお話」

~完~

これ完です。だらだら続けて申し訳ない。
一応、『コナン「ハァ…ハァ…」シコシコ 灰原(工藤君の声…?)』に繋がっていますので、
そちらも楽しんでいただければと思います。

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