ディアナ「天理、安価で桂木さんを手籠めにしますよ」 (66)

天理「……手籠めって」

ディアナ「いいですか天理。確かに貴女がもらった手紙には天理と桂木さんのエンディングが無いと書かれていました」

ディアナ「しかしそれは諦める理由にはなりません。十年思い続けてきた貴女は報われなくてはならない」

天理「……」

ディアナ「天理!」

天理「でも桂馬君はちひろさんが……」

ディアナ「桂木さんとちひろさんはまだ>>3という関係に過ぎません」


コンマ判定>>3
00~60 恋人ではない
61~90 恋人
91~99 もう肉体関係が……

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423569578

ディアナ「たかが恋人……ハッ笑わせます」

天理「でも恋人だよ?」

ディアナ「だからなんだというのです。現代人は恋人になることがそのまま生涯の伴侶になるということではないのでしょう?」

ディアナ「まったく不誠実な話だとは思います。……しかし、これはチャンスです」グッ

天理(ディアナも変わったなぁ)

天理「それじゃあどうするの?」

ディアナ「そうですね。まずは>>7をしましょう」


安価スレですがエロは勘弁して下さい

ネット上であることないことをばらまく

天理「……ディアナって女神だったよね?」

ディアナ「ええ、それが何か?」

天理「ううん」

天理(開き直った。やっぱりディアナも桂馬君が好きだから焦ってるのかな?)

天理「ディアナの気が済むならそれでいいよ」

ディアナ「……何やら含む物もありそうですが。まぁいいです」

ディアナ「それでは早速」



中川かのんの彼氏

1:名無しさん

中川かのんの彼氏の彼女はブス

2:名無しさん

まわりくどすぎワロタ

3:名無しさん

なんだこいつ

4:名無しさん

かのんちゃんディスってんのこいつ?

5:名無しさん

大天使かのんちゃんに男なんていない
いいね?

6:名無しさん

てかかのんちゃん結局付き合ってないんでしょ?
振られたらしいし

   ・
   ・
   ・

21:名無しさん

醤油

22:名無しさん

味噌

23:名無しさん

醤油とかガキ乙
大人は塩一択



ディアナ「気付いたらラーメンスレになってました」

天理(味噌)

ディアナ「というより天理!」

天理「何?」

ディアナ「そもそもネットの住民たちはちひろさんのことを知りません」

天理「そうだね」

ディアナ「広めようにも広めようがないじゃないですか!」

天理「ディアナが言ったんだよ?」

ディアナ「止めてください!」

天理「……」

ディアナ「もういいです。天理には何か良い案はないのですか?」

天理「>>10に聞きにいくとか?」

アポロ

ディアナ「なるほど、アポロ姉様に占ってもらうのですね」

天理「うん」

ディアナ「ですが会えるでしょうか? 姉様の宿主、中川さんは物凄く多忙ですし……」

天理「えりさん(エルシィ)に聞きにいこう」



分かりにくいのでエルシィ表記でいきます


カフェグランパ

天理「こんにちは」

エルシィ「あれ、天理さんどうしたんですかー?」

ディアナ「エルシィさん。本日の中川さんの御予定を知っていますか?」

エルシィ「えーとたしか、かのんちゃんは今日>>12です!!」

全国ツアー中

天理「! すごいですね」

エルシィ「ほんとですよ~。はわ~、私も学校が無ければ毎日行くのに……」

ディアナ「な、それではアポロ姉様に会えないではありませんか!」

天理「残念だったねディアナ。もう帰ろ?」

ディアナ「残念なのは貴女です天理! せっかく占ってもらおうとしていたのに」

ディアナ「しかし、どうしたものでしょう……」

エルシィ「どうかしたんですか?」

ディアナ「実は――

桂馬「ただいま」ピコピコ

エルシィ「あ、にーさまお帰りなさい」

天理「お、お邪魔してます」

桂馬「」ピコピコ


ディアナ「天理、チャンスです! ここで桂木さんの気を引きましょう」ボソボソ

天理「……え、何をするの?」

ディアナ「>>14

コスプレをしてみましょう

するコスプレ>>16

チャイナドレス

天理「ち、チャイナドレス?」

ディアナ「そうです」

天理「何でそんな……」

ディアナ「いいですか天理。私達は水着を着ていたとはいえ桂木さんとお風呂にまで入りました」

天理「」///

ディアナ「しかし桂木さんは微動だにしなかった。これはつまりアプローチの仕方に問題があったのです」

天理(違うと思うけど)

ディアナ「露骨なエロよりチラリズムです! スリットから見える生足に男は釘付けらしいですよⅠ」

天理「誰がそんなこと……」///

ディアナ「ネットで見ました」

天理(最近ネットで見たばっかり言うなあ)

ディアナ「というわけでエルシィさん。チャイナドレスを貸して頂けませんか?」

エルシィ「いいですよー」

エルシィ「はいどうぞー」ホイ

ディアナ「ありがとうございます」

天理(何でそんな物持ってるんだろう?)

ディアナ「さぁ、着替えますよ」

天理「うぅ……」ヤダナァ



エルシィ「うわぁ、似合ってますよ天理さん!」

天理「」///

ディアナ「それでは、特攻します」

天理「……恥ずかしいよ」///

ディアナ「あーもう、焦れったいですね! 私が体を借りますよ!!」

桂馬ルーム

ディアナ「桂木さん!!」ドンドントン

ディアナ「入りますよ」ガチャ


画面1『大好き!!』

画面2『べ、別にあんたのために―』

画面3『泥棒猫!!』

桂馬「ああ、最高だ! これこそ僕の人生! 訳の分からん駆け魂狩りにももう関わらなくていいし――」


ディアナ「……相変わらずですねこの男は」

天理(やっぱり悪いよ、桂馬君ゲームしてるし)

ディアナ「いいから行きますよ」


ディアナ「か、桂木さん!! よろしいですか!」

桂馬「………なんだよ。って、げぇ、ディアナか。よろしくないから出てってくれ」ピコピコ

ディアナ「げとは何ですかげとは!」プンスカ

桂馬「あー分かったから。用は何だよ」ピコピコ

ディアナ「コスプレをしてみたので

桂馬「うわーチャイナドレスだーかわいー」ピコピコ

ディアナ「か、可愛いだなんて」///

桂馬「うんすごく可愛いです。今日は本当にありがとうございましたそれでは」ピコピコ

ディアナ「一目ぐらい見ていいなさいこのダメ男!!」バキィ

桂馬「ゴフぅっ!」ガラガラドッシャーン

ディアナ「もういいです帰ります」バタン

天理(ゴメンね桂馬君)


桂馬「あーゲームがー!!」ウワー

天理「見向きもしなかったね」ホッ

ディアナ「まったく。やはりあの男は通常時にはまるでダメな男ですね」

天理「でも楽しそうだよ」ニコニコ

ディアナ(天理は押しが弱すぎます)

ディアナ「しかし、やはり小手先では靡きませんね……」

エルシィ「どうでしたかー。にーさま喜んでました?」

ディアナ「一瞥もされませんでした」

エルシィ「あらら」

天理「チャイナ服ありがとうございました」ハィ

エルシィ「あ、どーいたしまして」


>>20「なんか楽しそうな話してるね」ガラッ

二階堂先生…

二階堂「楽しそうな話をしてるな」

天理「ドーちゃん!」ヒサシブリ

エルシィ「二階堂先生どうしたんですか?」

二階堂「もう先生ではないぞ桂木妹」

エルシィ「あ、すみません」アセ

二階堂「ところで天理、まだ桂木を諦めていないのか?」

天理「……そうい

ディアナ「当然です! 天理には桂木さんと一緒になる権利があります、いえ義務と言っても良い」フンス

二階堂「そうか……。桂木は手強いが、あいつは押しに弱い。お前と意を同じくする奴と手を組んだらどうだ?」

天理「意を同じく……?」

二階堂「そうだ。女神連中なんて丁度いいんじゃないのか?」

エルシィ「え、なんで二階堂先生が女神のこと……?」

ディアナ「なるほど。それは良い手かもしれません。今夜にでも召集をかけます」

二階堂「ああ、それがいい」

天理「ところでドーちゃんはなんでここに?」

二階堂「何でって、ここは喫茶店だろう。茶を飲みにさ。……一向におしぼりもメニューも出て来ないが」

エルシィ「は、すみません今用意します!!」バタバタ



ウルカヌス「アポロ以外集まったか……」

マルス「それで、用って何ですか姉様?」ポリポリ

メルクリウス「」zzz

ミネルヴァ「」パリパリ

ディアナ「私達の共通の話題なんて一つしかないでしょう」

マルス「ああ、桂木か……」

ウルカヌス「桂木、信じられん男だ……! 月夜のような美しい娘を差し置いてあのような平凡な」

マルス「まったくです。結ほど魅力的な女性はそういないというのに」

ディアナ「まあ、どちらも天理には劣るわけですが」

ウルカヌス「何?」イラ

ミネルヴァ「栞も……可愛いよ……!」

メルクリウス(また始まった)


アポロ「なんじゃなんじゃ。わらわを差し置いて面白そうなことやってるではないか」トンデキタ

アポロ「あ、あとどのみちどんな娘もスーパーアイドルのかのんには敵わんから」スマンノ

マルス「姉様といえど聞き捨てなりません」

メルクリウス(全員ちひろに負けてるんだよなぁ)

ディアナ「はいはい、そこまで」

アポロ「で、結局これはなんの集まりなんじゃ?」

ウルカヌス「地獄に動きが無い以上、やはり桂木のことであろう」

ディアナ「その通りです姉様。……桂木さんがちひろさんと恋人になって早1ヶ月。みなさんはもう諦めたのですか?」

マルス「まさか、結は臨戦態勢さ」

ウルカヌス「当然そのようなことはない」

アポロ「諦めてはいないのじゃが、何分かのんは忙しくてのー」

ミネルヴァ「栞も……!」

メルクリウス「歩はもう応援する側に回るってさ。全然諦められてないのに、人間ってのは良く分かんないな」

ディアナ「よろしい。ならば私達の総意は桂木さんを諦めないとのことで一致していますね」ウム

アポロ「それで、どうするんじゃ?」

ディアナ「とりあえずこの映像を見てください」



桂馬『おい、行くぞ』

ちひろ『はいはい、ったく、もう少し愛嬌があってもいいんじゃないですかねー』

桂馬『愛嬌なんてところに振り分けるスキルポイントはない』

ちひろ『ひえー恐れ入るねこりゃ』


ウルカヌス「これは……?」

ディアナ「見ての通り、桂木さんとちひろさんがデートしているところです。独自のルートで入手しました」

マルス(独自……?)

ウルカヌス(自分だろうな)

アポロ(相変わらず重いのう)

ミネルヴァ(すとーかーだ)

メルクリウス(女神とはいったい……?)

桂馬『ったく、楽器屋なんてところに来て買いもしない楽器を見るのの何が楽しいのかね』

ちひろ『そこに浪漫があるのさ。そういうそっちこそゲーム屋なんてどこも一緒じゃないのか?』

桂馬『これだから素人は困るよ』ハッ

ちひろ『はいはい。彼女をゲーム屋につれてく男なんて聞いたこと無いよ』



ディアナ「とまぁこのように、この二人はあまり良好な関係を築けていないようなのです」

ウルカヌス「つまり、

マルス「私達にもまだチャンスはあるということか!!」

アポロ(正直なところかなり良好に見えるんじゃが、わらわだけなんじゃろうか)

メルクリウス「要するに姉様方は桂木を寝とろうって魂胆な訳か」

ミネルヴァ「ねとる?」

ディアナ「ミネルヴァに不道徳な言葉を教えないでください!」

メルクリウス(不道徳なことをしようとしているくせに)ヤレヤレ

アポロ「で、ディアナはなぜわらわ達を呼んだのじゃ?」

ディアナ「それは、姉様方と手をくんで、桂木さんを手込めにするためです」

ディアナ「なにか良い案はありませんか?」

ウルカヌス「ふむ、>>26などはどうだ?」


寝ます


春日檜さんみたいに巨大娘化する

マルス「巨大化……って、正気ですか姉様!?」

ウルカヌス「私が冗談など言ったことがあったか?」

メルクリウス(冗談みたいなことは良く言うけどなぁ)

ディアナ「いえ、でも良いかもしれません」

アポロ(雲行きが怪しくなってきたの。さっさと逃げるか)

マルス「ディアナ姉様、どういうことですか?」

ディアナ「桂木さんはもうちょっとやそっとのことでは現実に目を向けてくれません」

ディアナ「何をしても『ゲームの邪魔だから帰れ』くらいにしか感じていないのです」

ウルカヌス「とんでも無い奴だ」プンスカ

ディアナ「まぁ、もともとそういう人でしたが……。この間の地獄の騒動に巻き込まれた時ほどの、彼のアグレッシブさはもう望めないといっていい」

ミネルヴァ「だから、巨大化するの……?」パクパク

ディアナ「そうです」

アポロ(よし、逃げよう。かのんのアイドル生命に関わるからの)

アポロ「それじゃ、わらわはそろそろ変えるとする。明日もドラマの撮影じゃ」グッバイ

バサバサ

ディアナ「………行ってしまいましたか」

ウルカヌス「…………チッ」

メルクリウス(舌打ちしたよこの人)ウワー

ディアナ「それでは、作戦を説明します」






次の日の深夜


桂馬「そろそろ寝るかなー」ピコピコ

桂馬「いや、でももうすぐエンディングを迎えるゲームが三本……。でもこれが終わる頃にはもう三本終わりが見えてくるし……」

桂馬「ま、徹夜すればいいか。ボク天才!」ヒャッホー


ズーン


桂馬「 なんだ? 地震か?」


ズーンズーン


桂馬「おいおいおい止めてくれよ。この間何本ゲーム割れたと思ってるんだ」

桂馬「とりあえずセーブを……」イソイソ


「桂馬くーん」


桂馬「なんだ?」


「か、かつらぎくん」ボソボソ


桂馬「外から聞こえるな」ドタドタ

桂馬「……面倒ごとは勘弁してくれよー」マドガラッ


結(大)「やぁ」

栞(大)「」ハンナキ


桂馬「」

桂馬「三徹程度で白昼夢を見るとは、ボクも衰えたな」ヤレヤレ

桂馬「ちょっと寝るかな」スタスタ

結(大)「ちょ、ちょっと待ってよ桂馬君。ボク達困ってるんだ」

栞(大)「助けてください」ナキ

桂馬「……そんなこと言われたってボクにはどうしようもないだろ!!」

桂馬「あークソ。お前らの女神に何とかしてもらえばいいじゃないか」

結(大)「それがどうにも出てこないんだ」

栞(大)「」コクコク

桂馬(……間違いなく地獄関係だよなぁ)


ズーンズーン


天理(大)「け、桂馬君」タスケテ

桂馬「お前もか……」

天理(大)「目を覚ましたらもうこんなことに……」

桂馬(クソ、ディアナに聞けばいいと思っていたんだけどな)

桂馬「この分だと女神がいる奴全員大きくなってそうだな……」

結(大)「いやぁ、驚いたよ」

桂馬(……エルシィは使えないし、ハクアにでも聞きにいくか)

桂馬「お前らちょっとここで待ってろ」ドタドタ

ハクア「ったくもう、何よこんな時間に」

桂馬「いいから来い。もうなんかワケわかんないことになってるんだよ!」

ハクア「はいはい」

トタトタ

桂馬「ん?」

月夜「桂馬ー」

桂馬「月夜!」

月夜「こんばんは」

桂馬「あ、ああ。こんばんは。それよりお前は大きくなってないんだな」

月夜「? 目が覚めたかと思ったら、ウルがここは危ないから桂馬のところに行けって」

桂馬「ウルカヌスは無事なのか! 今呼び出せるか?」

月夜「できませんわ」

ハクア「女神全員って訳じゃないのね」

月夜「……それより桂馬。月でも見ません?」モジモジ

月夜「せっかくこんな時間に二人でいるんですから」///

ハクア「ちょっと、私もいるんだけど……」

桂馬「それにしてもなんなんだこの状況は……」

ハクア「地獄に別に動きはないわよ」

月夜「今は桂馬の家に向かってるの?」

桂馬「ああ。ウルカヌスが危ないって言ったなら放置は出来ないよ」

桂馬「ハクア、一応歩美の様子を見てきてくれ」

ハクア「はいはい。……まったく、私はパシリかなにかだと思ってるのかしら」ピャー


―――――
―――



月夜「まあ、栞大きくなったのですね」

栞(大)「月夜さん」ナキ

結(大)「一生このままだったらやだなぁ。ボクだって一応女の子なんだよ」

桂馬「朝になったら自衛隊が来ることになるかもしれないな……」

天理(大)「ええっ!?」

栞(大)(まさかゴジラ扱いされる日が来るとは、たしかこういう展開の本は三階書架に2冊に倉庫に1冊あったわ……)

栞(大)(だからなんなのという話なのだけど……)


ハクア「歩美、普通にスヤスヤ寝てたわよー」ピャー

桂馬「……そうか」

桂馬(ここに来ている連中だけななのか……?)

桂馬(…………もしかして)

桂馬「おい、起きろ歩美」ユサユサ

歩美「ん~?」

歩美「………って桂木!? なんでこ

桂馬「メルクリウスを出してくれ」

歩美「はぁ? ……!? てかなんで結達大きくなってるの!?」

結(大)「やぁ、ボクもどうしてこうなってるやら」

桂馬「あーそのやり取りは散々やったんだ。スキップしろ」

歩美「……はいはい。メルね。出します出せばいいんでしょ?」ケッ

ファー

メルクリウス「何か用か?」

桂馬(あーやっぱりな)

桂馬「こいつらの姿を元に戻してくれ。巨大化ヒロインはメジャーじゃないんだよ」

メルクリウス「……気づいてたのか」

桂馬「そう考えるのが自然だっただけだよ」

メルクリウス「食えない男だ。……ちなみに原案はウル姉様だ」

ウルカヌス「あ、これメルクリウス!」

メルクリウス「%#&*@」ファー

シュウウ

桂馬「……やれやれ、やっと元に戻ったか」

ハクア「えっ、何? 何なの?」

マルス「ズルいですよウル姉様!」

ディアナ「一人だけ普通の状態で桂木さんに接触するなんて!」

ウルカヌス「すまんな。私は耳が遠くてな、良く聞こえなかったのだが」

メルクリウス「」zzz

ミネルヴァ「ズルいです」


桂馬「あーお前達。近所迷惑だから他所でやってくれ。ボクは寝る」

ハクア「全然話が見えないんですけどーー!!」

桂馬「女神達の遊びに付き合わされてただけだよ」スタスタ


ウルカヌス「あ、待て桂木!!」

ディアナ(良い機会なので何か印象に残るような発言をしましょう)

ディアナ「桂木さん! >>35!!」

私の性奴隷なってください

ディアナ「桂木さん! 私の性奴隷になってください!!」

桂馬「!!???」///

ハクア「えっ、はあああああ!? 何言ってるのお前!!」//

ウルカヌス「うわ……」コイツマジカヨ

マルス(やはりディアナ姉様は……)ウワ

ミネルヴァ(せいどれい……?)

桂馬「お前ついにおかしくなったのか!?」///

ディアナ「今のは>>37という意味です!!」

もっと貴方に好意を抱いてる人をみて欲しい

ディアナ「今のはもっと貴方に好意を抱いてる人をみて欲しいという意味です!!」

桂馬「な、なんだよ脅かすなよ」ホッ

ハクア(言い訳苦しすぎだろ)

ウルカヌス「……ディアナよ、一瞬お前が女神であることをやめるのかと思ったぞ」ヤレヤレ

マルス「ええ、安心しました」

ディアナ「聞いているのですか桂木さん!」

桂馬「……そんなことを言われてもボクには彼女がいる。どういうわけだかリアルのな」

桂馬「お前の言っていることは分かるけど、それには応えられない。ゲーマーとしてヒロインを裏切ることなんて出来ないよ」

ディアナ「そんなことを言ったら私たちだって貴方が攻略したヒロインですよ!」

ウルカヌス「そうじゃそうじゃー」イイゾー

マルス「ヒロインを裏切るのかー」イッタレー

ハクア(馬鹿ばっかりね)ヤッチマエー

桂馬「うぐっ……それを言われると」

ディアナ(いい具合に追い詰められています。ここで止めの一言です)

ディアナ「>>40!!」

私のルートをクリアできるのはあなただけしかいないんですよ?クリアしなくて良いんですか?

ディアナ「私のルートをクリアできるのはあなただけしかいないんですよ?」

桂馬「くっ……」

ディアナ「クリアしなくて良いんですか?」

ウルカヌス「月夜もだ。そこの女はそうでもないが月夜のルートはお前にしか無理だ」

マルス「結は男装してるからなー。いくら本人が魅力的でも他の人は寄ってこないなー」チラッ

ミネルヴァ「し、栞も本にしか興味無いから!!」

アポロ「かのんはスーパーアイドルじゃからのう、その辺の馬の骨じゃ無理じゃのー」チラッチラッ

ハクア(自分の宿主なのに酷い言いようね)

ハクア「そ、そういえば地獄の悪魔って普通てを出せないわよねー(棒」

桂馬「くっ……、積みゲーを作ってしまうのはゲーマーの恥。残されたヒロイン達はどうなる……!?」

桂馬「いや、しかし!! ……そうだ、お前達はリアル女じゃないか、三次元だ! ボクは精度の低い三次元をヒロインとは認めないいい!!」ロンパーー!

ディアナ「ちひろさんも三次元ですが」

桂馬「そ、そうだったーー!」

ウルカヌス「……勝ったな」

マルス「ああ」


桂馬「……>>43

ちひろは特別だからいいんだよ

桂馬「……ちひろは特別だからいいんだよ」ボソッ

ディアナ「……は?」

桂馬「そうだよ、ハハ。いいか、良く聞け愚民共」

桂馬「ちひろは特別だからいいんだよ」ケロッ

ディアナ「なっ」

アポロ「なん……じゃと……!?」

桂馬「だって好きなんだもん。関係無くね?」

ウルカヌス「こやつ……開き直りおった」

マルス「ああ、負け戦が見える……」

桂馬「好きな人には特別な行動をとってしまう。これって凄く人間らしいよね」ウフフ

ハクア(うわっ、キモい。目がキラキラしてる)

ディアナ「そ、そんなの不公平です!!」

桂馬「うん、本当に申し訳ないよ」

ミネルヴァ「し、栞だって好きだよ!!」

桂馬「……君は話を聞いていたのかい?」

歩美(目を覚ましたら桂木が愛を叫んでいた。正直キモいけどとりあえず録音しておこう)

桂馬「確かにボクは君達を愛している。すべてのヒロインに分け隔てなく与えられるゲーマーの愛だ」

桂馬「だけどね、もう一度言おう。ボクはちひろを、一人の男として愛しているんだーー!!」ズギャーン

ウルカヌス「こ、こんな恥ずかしいことを躊躇いもなく叫びおった……!?」

マルス「くっ、戦の神が負けるのか……」

アポロ(良い流れを感じてさりげなく混ざりに来たというに、逆に完全に敗北してしもうた)ハハ

ディアナ(もうだめだというのですか天理……)

桂馬「ふ、フハハハ。ボクの完全勝利だ」

ディアナ「>>47

ゲーマーとして失格ですね、呆れました

ディアナ「ゲーマーとして失格ですね、呆れました」

桂馬「………何?」

ハクア(まだやる気なの?)

ウルカヌス(よせ、ディアナ。傷口を広げるだけだぞ)

ディアナ「いえ。ただ、以前私に落とし神とか偉そうなことを言っていましたが、所詮貴方も一人のキモヲタだったのだな、と」

桂馬「…………動揺させようとしているのかもしれないけど、その程度の謗りにボ

ディアナ「言い訳結構。彼女が出来た途端今までのヒロインは捨て置く。やはりただの代替品だったのですね」

桂馬「……違う」

ディアナ「違いません。彼女を好きだから特別視するといいましたね、それはつまり他のヒロインは好きじゃなかったのですね」

桂馬「そんなことはないっ!!!!」

ディアナ「もういいです。それでは」ファー

桂馬「ま、待てっ! ディアナっ!」

ディアナ(ここからが正念場ですよ天理)

天理「ディアナはあんなこと言ってたけど。私、大丈夫だから」ウル

桂馬「……ッ!」

月夜「私は桂馬の一番にはなれないのですね……」

桂馬「……月夜!」

栞「……」スタスタ

栞(何だか良くわからないけど、恥ずかしいから帰ろう)

桂馬「……栞、違うんだ!」

結「ボクは、それでも諦めないよ」ウル

桂馬「結……」

かのん「私はステージの上で輝くね。それが桂馬君との約束だから」ニコ

桂馬「……」

歩美「ちひろによろしくね」タタタ

ハクア(便乗していいかな。……いや、別に桂木のことなんてどうとも思ってませんけどね!!)

ハクア(良い機会だから思い知らせてやろうと……)

ハクア「はぁ、みんな行っちゃったけど?」

桂馬「……」


ちひろ「よっ、修羅場じゃん。>>50

ゲームするのも嫌いじゃないけどたまにはリアル女子といちゃついてみたら?

ちひろ「よっ、修羅場じゃん。ゲームするのも嫌いじゃないけどたまにはリアル女子といちゃついてみたら?」

桂馬「……ちひろか。でもそんなこと出来ないよ。ボクにはちひろがいる。好きな人を裏切れない」

ちひろ「こっ恥ずかしいこと言うな!!」バシ

桂馬「ぐへっ」

ちひろ「……あのね」

桂馬「なんだよ」

ちひろ「別れよっか」

桂馬「……いい加減愛想が尽きたのか?」

ちひろ「そりゃもう」

桂馬「……ゴメン」

ちひろ「」バシ

桂馬「いてっ!」

ちひろ「嘘だよ。尽きる愛想なんて最初から無いし、私はまだアンタが好きだよ」

桂馬「……なんだよ」

ちひろ「デートにしたって、正直ゲーム屋巡りもそんなに悪いもんじゃなかったし、アンタといたら楽しかった。彼女をゲーム屋につれてく神経はちょっと引くけど」

ちひろ「でも今見てて思ったの。このままいろいろ残した状態で桂木と付き合ってるのは違うなって」

桂馬「それでボクが違う女の所に行ったら?」

ちひろ「死ぬほど悔しい。でも、最後に私のとなりにいるならそれでいい」

桂馬(………)

桂馬「……ラオウかよ」

ちひろ「……アンタも漫画読むんだ」

桂馬「少しな」

ちひろ「ていうかアンタ凄いよね」

桂馬「……何が」

ちひろ「今居た女の子達全部恋に落としたんでしょ。歩美以外にも居るとは思ってたけど、正直びっくりした」

桂馬「……」

ちひろ「……しかもそのたんびにその子のことを好きになってたんだ」

桂馬「」

ちひろ「事情があったのもあのハクアって人から聞いてる。実は記憶も返してもらったんだ」

桂馬「……!」

ちひろ「そうだ、怒らないからちょっと言ってみてよ。全部で何人くらいなの?」

桂馬「……忘れた」

ちひろ「攻略女子のプロフィールは忘れないんじゃないの?」

桂馬「……18」

ちひろ「……は?」

桂馬「愛莉のばあちゃんを引くと17。17人だよ」

ちひろ「」

桂馬「歩美、美生、かのん、栞、楠、ちひろ、純、月夜、みなみ、天理、スミレ、七香、結、檜、灯、うらら、ドクロウ」

ちひろ「」バシバシバシ

桂馬「あっいてっいてっ、怒んないんじゃなかったのかよ!!」

ちひろ「ゴメン、無意識に」バシバシバシ

桂馬「ごめんなさい、本当ごめんなさい」

ちひろ「ふぅ、……ちょっと仕切り直していい?」

桂馬「ふぁい」


ちひろ「つまり、アンタはそれだけの人を好きになってたんだ」

桂馬「ふぁい、すみません」

ちひろ「記憶がない人はもういいんだ。仕方がないから」

桂馬「ふぁい」

ちひろ「でも、その記憶がある子達に、私は顔向けが出来ない」

ちひろ「アンタが、その、私のことを好きでいてくれるのは嬉しいんだけど」///

ちひろ「でもアンタは同時に他の子達も好きではあるんだ、と私は思う」

ちひろ「だってアンタはいつだって誰に対する攻略だって本気だ。本気の気持ちっていうのはそんなに簡単に忘れられるものじゃないよ」

桂馬「……」

ちひろ「そんな状態で棚からぼた餅みたいに私がアンタの恋人になるのはなんか違うと思う」

ちひろ「だから、私は一度この関係を白紙にして、もう一度やり直したい。全員同じスタートラインに立ってよーいどんで始めたいんだ」

ちひろ「アンタからしたらとんでもない話かもしれないけど、許してほしい」

桂馬「……ボクは」

ちひろ「安心しなさい。このちひろ様が、アンタを攻略して見せる。だてにゲーマーの彼女やってなかったわよ」ニコ

桂馬「いや、攻略を甘く見るなよ」

ちひろ「そこはうんって言っとけアホーー」バシバシバシ

桂馬「ずびばぜん」



ディアナ「やりましたよ天理。私達にもチャンスが巡ってきました!!」コソコソ

天理(今のってむしろチェックメイトされたような)

月夜「いい話です」ウル

歩美「ちひろ……」

栞(あんな男前なこと、私には絶対無理だなぁ)

結「ちひろ、手強いな……」ムム

かのん(私も頑張ってみようかな)


ディアナ(そうだ、今>>57をしたらいいんじゃないでしょうか!!)


ラスト安価です

だきつく

ディアナ(ここはもう出し惜しみしている場合ではない。抱きつきます!!)

ディアナ(天理、いえ。私の初めてのキス、混浴、全てを捧げたのです。初ハグくらいどうということはない!!)///

ディアナ「いっけええええ!!」ウオオオ

マルス「しまった、遅れを取った!?」

ウルカヌス(嘘だろう妹よ、この空気のなか突貫を……)

アポロ「わらわたちも行くぞかのん」

かのん「うん、行こうアポロ!」タタタ

メルクリウス「歩美はいいのか? 走ったら今からでもぶち抜けるだろう」

歩美「わ、私はこの空気でそういうのは厳しいから。……でも明日からは本気出すよ」ウン

メルクリウス「……それはいつまでも本気を出さない者が言うセリフだと聞いたのだが」

歩美「……出すよ」

栞(今走り出すと転ぶわ。私のことだもの)

栞(でも、ちょっとだけなら大丈夫かな?)タタタ


ディアナ「うおおおお」ドタタ

ちひろ「うわ、何?」

桂馬「嫌な予感しかしな――

ディアナ「桂木さん!!」ダキッ

桂馬「!!!??」///

ディアナ「私は貴方が大好きです!!」///




尾張

大変やっつけエンドですみません
終盤は恥ずかしくて自分でも見ていられませんでした

神のみ好きなのにSSが全然無い
じゃあ書こうという短絡思考で書き始めましたが、凄く難しかったです

ほんと、みんなもっと書いてくださいお願いします
それでは

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