少年 「……ね、ねえちゃん」 チラッ お隣さん 「うん……?」(19)

お隣さん 「わからないとこ、あった……?」

少年 「な、ない」

少年 「ねえちゃんの教え方、学校の先生よりわかりやすいから」

お隣さん 「そんなことないよ……」

ピピッ

お隣さん 「メールだ……」 ピッ

友達 『ねーねーカラオケいこー(*'▽')」

お隣さん 「……」 ピッピッピッ

お隣さん 『ごめん、家で少年君の勉強見てるから……』

お隣さん 「……」 ピッ

少年 「……ねえちゃん?」

お隣さん 「友達から遊びのお誘い」

少年 「行ってきなよ」

お隣さん 「……」 ナデナデ

少年 「!?」 ドキドキ

お隣さん 「……」 ニコニコ

ピピッ

お隣さん 「……またメール」 ピッ

友達 『あーじゃあしょうがない。一緒に行きたかったなぁ(/_;)』

お隣さん 「…………」

少年 「……ね、ねえちゃん?」

少年 「やっぱり行ってきたら……」

お隣さん 「……」 ギュッ

少年 「ちょ、ちょっと、くっつき過ぎだ!」

お隣さん 「いやかな……?」

少年 「あ、いや、嫌じゃないけどさ……」

お隣さん 「……続き、しよっか」 ナデナデ

少年 「……」 カキカキ

お隣さん 「……そこ、計算間違えてる」

少年 「あ……」

お隣さん 「……」 ジィー

少年 「なんか、恥ずかしいよ……」

お隣さん 「可愛いから、つい……」

少年 「……」

ムニュ

お隣さん 「!」

少年 「わあっ!」

ガタン

お隣さん 「胸、触っちゃダメなんだよ……?」

少年 「あ、ご、ごめんなさい」

お隣さん 「……押し倒したみたいになってる」

少年 「あ……」

お隣さん 「……大きくなったね」

少年 「……大きくなっちゃった」

お隣さん 「仕方ないよ……」

お隣さん 「でも、もうそういう年頃なんだね……」

少年 「……」

少年 「ねえちゃんのことばっかり頭に浮かんでさ……」

少年 「……嫌いになったろ」

少年 「しちゃいけないって言われてたこと、したんだし」

少年 「ああそうだよ、俺はかわいいなんてものじゃ……」

ナデナデ

少年 「……ねえちゃん?」

お隣さん 「小学生はみんな可愛い……」 ナデナデ

少年 「……卒業したら?」

お隣さん 「人による……」

少年 「……」

お隣さん 「……」 サワッ

少年 「!?」 ビクッ

お隣さん 「辛いよね……」ヌギヌギ

少年 「ちょ、なんで服脱いで……!」

お隣さん 「こうしたかったんだよね……?」

少年 「うっ……」 ドキッ

お隣さん 「いいよ、でも……」

お隣さん 「優しくしてね……」 ニコ…

少年 「……痛かったら、殴って」

少年 「……」 サワサワ

お隣さん 「胸ばっかりだね……」

少年 「……ごめん」

お隣さん 「……」 ナデナデ

少年 「……」 サワサワ

お隣さん 「……君も服、脱ぎなよ……」

少年 「どうしてさ」

お隣さん 「恥ずかしいの……」

少年 「……じゃ、じゃあ」

お隣さん 「あと、ちょっと退いてくれるかな……」

少年 「……え?」

お隣さん 「お布団、敷きたくて……」

―――――

少年 「……」

お隣さん 「……お布団の上だと、眠くなるね……」

少年 「……」 サワサワ

お隣さん 「痛くしない、それだけでいいからね……」

少年 「……それだけじゃ、悪い」

お隣さん 「それだけが、すごく嬉しいんだ……」

少年 「……変な人」

お隣さん 「よく言われる……」

お隣さん 「……」 ギュッ

少年 「……あ」

お隣さん 「……やっぱり、熱いのが当たるね」

少年 「……ごめん」

お隣さん 「……」 ナデナデ

少年 「……」 ポッ

お隣さん 「……やっぱり、すっきりしたいかな」

少年 「……」 コクリ

お隣さん 「……ティッシュ、持ってくるね」

スタスタ

少年 「あ……」

お隣さん 「持ってきたよ……」

「はぁ……はぁ……ねえ、ちゃん」

「ねえちゃん……」 シコシコ

お隣さん 「……」 ニコッ

少年 「わあっ!」

お隣さん 「待ちきれなかったんだ……」

少年 「……ごめん」

少年 「こんなに苦しくなったの、初めてで」

お隣さん 「一回は許す……」

お隣さん 「さ、膝においで……」

少年 「……」 ドキドキ

お隣さん 「肩に力入ってる……」

お隣さん 「もっと、リラックス……」

少年 「……」 スゥ、スゥ

お隣さん 「そう……」

少年 「!?」 ビクッ

お隣さん 「痛かったら、言ってね……」

サワ、サワ

少年「……ん、あぅ」

お隣さん 「……」 ナデナデ

少年 「……あぁ」

お隣さん 「……」 ニコ

サワ、スリ

少年 「ふわふわする……」

お隣さん 「ドクドクしてるね……」

少年 「……なんか、変な感じが……」

お隣さん 「……」 っ

お隣さん 「直接受け止めるのは……ちょっと、怖くて……」

少年 「いい、よ…… ティッシュ越しでも……」

お隣さん 「……気持ちいいんだ」

少年 「うん……」

スリ、スリ

少年 「……んぁ!」

ドビュドビュ

お隣さん 「……」

少年 「……ご、ごめん」

お隣さん 「私こそ……」 ナデナデ

お隣さん 「優しくしてくれて、ありがとね……」

少年 「乱暴なんて、するわけないじゃんか!」

お隣さん 「そういうところ、好きだよ……」

少年 「……からかうなよ」

お隣さん 「ふふ……」 ニコニコ


少年 「……本当に、これでいいのか?」

お隣さん 「よくないかな……」

少年 「!」

お隣さん 「もっと勉強頑張ってくれないと……」

少年 「くれないと……?」

お隣さん 「拗ねる……」

少年 「拗ねるって……」

お隣さん 「……」 サワッ

少年 「わっ!?」

お隣さん 「小さくなってる、落ち着いたんだ……」

少年 「おかげ様で」

お隣さん 「……疲れちゃった」

お隣さん 「お昼寝、しようよ……」

少年 「……ん」

お隣さん 「……」 ニコッ

少年 「……」ポッ

お隣さん (ぼんやりと、ゆっくりと過ごせれば……)

お隣さん (……幸せ、なんだけどなぁ……)

つづかない

唐突に薄いssが書きたくなった。
あとは任せた

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