ドナルド「やはりドナルドの青春ラブコメは間違っている」 (171)


静「ドナヶ谷、君はなぜここに呼び出されたかわかるかね?」

ドナルド「もちろんさ☆」

静「君の生活態度といい授業態度といい苦情が来ている…まず授業中にダンスをするのはやめてくれないか?」

ドナルド「うーん…」

静「休み時間にポテトを振り回したり、急に音楽かけて体操したりするのもやめて欲しいのだが…」

ドナルド「オッケー!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1423209432


静「わかってくれて助かる。ふむ、格好は問題ないな…後はこのふざけた作文の件だが…」

ドナルド「もちろん知ってるよ」

静「知っててこれはないだろう!読み上げるぞ…『やぁ、こんにちわ!お手紙ありがとう!ドナルドは昨日公園でサッカーをして遊んだよ!楽しかったなぁー…』って…」

静「小学生の作文か!!私は『高校生活を振り返って』という作文を書いてこいと言ったんだ!昨日やった事じゃないし、手紙なんて送った覚えもない!はぁはぁ……君は人を疲れさせる天才のようだ…」

ドナルド「ありがとう!」

平塚「………まぁいい…ドナヶ谷、君には私の部活に入ってもらう。ついてこい」

ドナルド「ワァオ!」


奉仕部

静「そうだったな…ノックをしてくれと何度も注意されていたな…ノックを…」

ドナルド「GO!ハッピー!」

ドカーン

ドア「」

静「」

雪乃「先生!これは何事ですか!?」

ドナルド「驚いた?」

静「あわわわわわ…ドアが粉々に…上に怒られる…」アセアセ

静「ドナヶ谷!後で話がある…くれぐれも帰らないように」



雪乃「えーと…彼は一体…」

静「彼は新入部員だ。彼を更正して欲しい。詳しい事は後で話す!私は急用が出来た!後は任せる」スタスタスタ

雪乃「先生!」

ドナルド「やぁ、こんにちわ!」

雪乃「(はぁ…この赤いパーマで黄色いつなぎの上に無理矢理制服を着ているおかしな人と二人だなんて…)」

雪乃「と、とりあえず座ったらどうかしら…」

ドナルド「ありがとう!」


雪乃「自己紹介をしましょう。私は2年J組、雪ノ下雪乃よ。一応よろしく」

ドナルド「ドナヶ谷ドナルドです。趣味は公園でサッカーをする事と本を読むことかなぁー」

雪乃「そ、そう…(趣味が読書なのが同じ事がなんか癪だわ…)」

雪乃「ドナヶ谷君、ゲームをしましょう。ここが何部か…「奉仕部じゃないかなぁ」

雪乃「せ、正解よ…なぜわかったのかしら?」

ドナルド「ドナルドは君の事も知ってるよ。驚いた?」

雪乃「深くは聞かないわ…(こ、怖い…)」


ドナルド「ドナルドは何をすれば良いのかなぁ?」

雪乃「依頼が無ければ部活が終わる時間まで待機よ。趣味の読書でもしてていいわ」

雪乃「(彼はどんな本を読むのかしら?気になるわ…)」

ドナルド「オッケー!」ガタッ

雪乃「!?」

ドナルド「これか?こっちの方が良いかなぁ?それともこれかぁ?」

雪乃「ド、ドナヶ谷君?」

雪乃「(彼は一体何をしようとしているのかしら…)」


シュッ ドンッ!シュッ ドンッ!

雪乃「ドナヶ谷君…」

雪乃「部室でサッカーをするのはやめなさい」

ドナルド「フッ!フッ!」ドスッ

雪乃「ドナヶ君…!やめなさい!」

ドナルド「GOー!ハッピー!」シュッ

静「すまんな、雪ノ下…ドアの件でちょっと離れていた…ってドナヶ谷は何をしている!?」

パリーン

窓「」

雪乃「」

静「ドナヶ谷ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ドナルド「あっはっはっはっは!」


プロローグ終わり


雪乃「平塚先生!彼は危険です!とても同じ空間には入られません!」

静「しかしなぁ…私はカーネル校長から彼が問題を起こさないよう彼の面倒を頼まれていてな…一番奉仕部に置いておくのが良いと思ったのだが…」

雪乃「私の身に危険が及びそうなんですよ?生徒の事を考えてください」

静「困ったな…ならこうしよう。雪ノ下が依頼を先に解決したら彼をここに置くのはやめておこうじゃないか」

雪乃「先生!」


静「それとも負けるのが怖いのか?この問題児に君は負けるのか?」

雪乃「それは聞き捨てなりませんね…私がこの男…いえピエロなんかに負けるはずがありません!」

静「ならそれまでドナヶ谷はここに置くことで良いな?なぁになるべく部室でも変な行動は慎むようにさせるさ」

雪乃「そ、それならまぁ…」

静「ドナヶ谷も良いな?なるべく雪ノ下に迷惑かけないように」

ドナルド「オッケー!」

静「依頼が解決出来たかどうかは私が判断する。以上!」


次の日

ガララララ

ドナルド「フッ!フッ!」ドスッドスッ

雪乃「ドナヶ谷君、ノックを…ってどうせ聞かないわよね…」ハァ

雪乃「(それにしても鮮やかなリフティングね…サッカーが趣味なのは伊達じゃないみたい)」

雪乃「ドナヶ君、こんにちわ。落ち着いて座ってくれないかしら?」

ドナルド「らんらんるー!」

雪乃「らんらんるー…?」


ドナルド「ドナルドは嬉しくなるとついやっちゃうんだ」

雪乃「は、はぁ…(彼の行動が全くわからないわ…)」

ドナルド「………」スタスタスタ

ドナルド「………」ペラッ

雪乃「ドナヶ谷君が素直に言うこと聞いた!?」

ドナルド「うん?」

雪乃「な、なんでもないわ…(つい声に…)」

ドナルド「………」ペラッ


雪乃「(ドナヶ谷君が落ち着いてる違和感と、何の本を読んでいるか気になって本に集中できないわ)」ジー

雪乃「(少し確認を…ジュノンボーイ?かっこいい男の人が写ってる表紙の雑誌…)」

雪乃「…って本じゃないじゃない!」ガタッ

ドナルド「何かなぁ?」

雪乃「なんでもないわ…はぁ…」

トントン

雪乃「どうぞ」

?「し、失礼しまーす!」

?「ってなんでドナっしーがここにいるの!?」

ドナルド「驚いた?」


?「驚いたけど…ってかドナっしーが部活入ってるなんて知らなかった…」

ドナルド「あっはっはっは!」

雪乃「貴方達知り合いなのね…」

?「あはは…ドナっしー目立つからね…」

雪乃「そうね…」

雪乃「たしか貴方は由比ヶ浜結衣さんよね?」

結衣「なんで私の名前知ってるの!?てか雪ノ下さんがなんでここに!?」

雪乃「それは奉仕部の部長だからよ。あと同じ学校なのだから知っていてもおかしくはないでしょう?ドナヶ谷君の事は知りたくなかったけれど…最近知ってしまったわ」

結衣「そっかぁ…ドナっしー目立つのに知ったの最近なんだね」

雪乃「それで来たからには何か依頼があるのでしょう?」

結衣「うん、平塚先生に紹介されて…えっとハンバーガーを…」

ドナルド「ワァオ!」

雪乃「ハンバーガー…?」


雪乃「ハンバーガーを作りたいと…」

結衣「友達にはハンバーガー作りたいなんてなんか言えないし…」

雪乃「ま、まぁそうね…とりあえずなぜハンバーガーを作りたいのか理由を聞いても良いかしら?」

結衣「ハンバーガーに助けられたの!?」

雪乃「ハンバーガーに…?ちょっと意味がわからないのだけれど…」

結衣「ハンバーガーに助けられたから私はその人にお礼でハンバーガーわ渡したくて」

雪乃「はぁ…とりあえず依頼を受ける事にするわ。家庭科室に行きましょう」

結衣「ドナっしーは来るの?」チラッ

ドナルド「もちろんさ☆GOー!」



家庭科室

雪乃「試しに由比ヶ浜さんにハンバーガーを作ってもらったのだけれど…」

雪乃「焦げてドロドロになった物が出来たわ…」

結衣「うーん…何がいけなかったんだろう…」

雪乃「次は私も手伝うから一緒に頑張りましょう。次はまだ食べれる物にするわ」

結衣「ド、ドナっしーはどう思う?」


ドナルド「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

雪乃「ド、ドナヶ谷君…?(般若のような顔をしてるわ…よっぽどハンバーガーに思い入れがあるのかしら…?)」

結衣「ド、ドナっしー!次は頑張るから!だから抑えて!」アセアセ

ドナルド「………フッ!フッ!」ジュー

雪乃「(無言で肉を焼いてる…なんか手慣れてるみたいね…)」

五分後

ドナルド「ハッピー!」パカッ


結衣「で、出来たみたい…」

雪乃「これを試食しろというの?」

ドナルド「もちろんさ」

雪乃「嫌よ…なんか裏がありそうで怖いわ…」

結衣「そ、そんな事言わずにさ!せっかくドナっしーが作ってくれたんだし…」

雪乃「そ、そうね…私達も見てたのだし変な物は入ってないわよね…いただきます」パクッ

結衣「わ、私も!いただきます…」パクッ

二人「「んまーい!」」

雪乃「ハンバーガーなんて余り食べないけれど…こんな美味しいハンバーガーなんてないってわかるわ」

結衣「うん!今まで食べたハンバーガーなんて比べ物にならないくらい美味しい!」


ドナルド「あっはっはっは!」

雪乃「貴方は一体…」

結衣「な、なんか私もハンバーガー作れる気がしてきた!」

雪乃「由比ヶ浜さん?正気かしら?食べたぢけで作れるはずが…」

結衣「ドナっしー、お肉どれくらいが良いかな?」

ドナルド「ハンバーガー4個分くらいかな?」

結衣「うん、わかった!」

雪乃「ええ…今の会話でわかるって…頭が痛いわ…」


五分後


結衣「えへへっ!できた!」

雪乃「う、嘘でしょう?さっきとは比べ物にならないくらい見た目は良いわね…」

ドナルド「らんらんるー!らんらんるー!」

結衣「ドナっしーが喜んでくれてるし!」

雪乃「味は良いはずが…」パクッ

結衣「ど、どうかな?」

雪乃「んまーい!」


ドナルド「フッ!フッ!」

結衣「ドナっしー!嬉しいからって家庭科室でダンスしないで!」

ガララッ

静「お、やってるな。どうだ雪ノ下?ドナヶ谷はちゃんとやってるか?」

雪乃「先生、ドナヶ谷君がすごいんです」

静「ドナヶ谷が凄い?ははっ!雪ノ下でも冗談を言うんだな…てなにやら美味しそうなハンバーガーがあるじゃないか!」

静「たしか由比ヶ浜の依頼がハンバーガーを作りたいだったな。雪ノ下が作ったのか?」


雪乃「いえ、彼です」

静「え?」

雪乃「残念ながらドナヶ谷君です」

静「う、嘘だろ…?これをドナヶ谷が作ったなんて…見た目は良くても味は…ドナヶ谷、私も食べて良いか?」

ドナルド「もちろんさ!」

静「ならいただこう」パクッ

静「んまーい!」

雪乃「でしょう?」


結衣「ドナっしーすごーい!」

ドナルド「嬉しいなぁ」

静「由比ヶ浜の依頼をこうも簡単にこなすとは…やるじゃないか!ドナヶ谷!」

雪乃「悔しいですが…彼には完敗です」

静「ふむ、今回は完全にドナヶ谷の勝ちだな。だからドナヶ谷は奉仕部に残留決定だ」

雪乃「待ってください!私にあと一回チャンスをください!」


結衣「なになに!?ゆきのんとドナっしー勝負してるの?」

静「あぁ、雪ノ下がドナヶ谷と一緒にいたくないと言い出してな…だから雪ノ下が依頼を先に解決したらドナヶ谷は部員にはならないはずだったんだ」

結衣「ってことはドナっしーは奉仕部にいるってこと?」

雪乃「残念ながらそうね…あとゆきのんはやめてくれないかしら…」

結衣「いいじゃん!ゆきのんって呼びやすいし」

雪乃「はぁ…とにかく平塚先生、もう一度チャンスをくれませんか?」

静「仕方ない…もう一度チャンスをやろう….ドナヶ谷も良いな?」

ドナルド「オッケー!」

第1話おしり


GOー!アクティーブ!まずは準備運動ー!首を前に倒してー


雪乃「ドナヶ谷君…体操する事は良い事よ?だけど、大音量で音楽流して体操するのはやめてくれないかしら…」

ドナルド「両手を前に出してー吸ってーー吐いてー!頭を前に回しまーす!」

雪乃「はぁ…また落ち着かなくなったわ…」

ガラララッ

結衣「らんらんるー!」

雪乃「こんにちわ、由比ヶ浜さん。ノックをしてもらえるとありがたいのだけれど…」

雪乃「あとそれドナヶ谷君も使ってるけど流行ってるのかしら?」


ドナルド「もちろんさぁ!らんらんるー!」

雪乃「はぁ…」

結衣「そうだ!二人にハンバーガー作って来たの!」

雪乃「あのあなたが奇跡的に作り上げたハンバーガーね…今回は私達見ていないのだけれど…大丈夫かしら?」

ドナルド「嬉しいなぁ」

結衣「コ、コツは掴んだからっ!」

雪乃「では、いただくわ」パクッ

雪乃「んまーい!」

ドナルド「ハンバーガー大好きなんだぁ」mgmg

結衣「よかったぁ…ドナっしーも喜んでくれて!」

結衣「また作ってくるね!」

雪乃「さすがに毎日ハンバーガーは困るのだけれど…」

ドナルド「ありがとう!嬉しいなぁ」


ドナヶ谷家

小町「お兄ちゃーん!朝食の支度出来たよー」

ドナルド「ありがとう!」

小町「いや〜それにしても最近のお兄ちゃん大人しくなった?いつもなら誰かを毎日病院送りにしてるじゃん。どったの?」mgmg

ドナルド「うーん…面白い人がいるからかなぁ?」mgmg

小町「そっかぁ…まぁお兄ちゃんが楽しいなら小町的にポテト高いよ!」

小町「小町はまたケンタッキー一件潰して来たのにお兄ちゃんは楽しそうで良いなぁ…」

ドナルド「ワァオ!」

ドナルド「ドナルドはそろそろ学校に行くよ。楽しみだなぁ」

小町「あっ…小町も乗っけてって!」

ドナルド「オッケー!」


校門前

小町「送ってくれてありがとうね!お兄ちゃん!」

ドナルド「もちろんだよ。またねー!」パカッ

ギギギギギギ

通行人「」(唖然)

生徒1「戦車で登校してくる人を見たことがありますか
生徒2「ほぼ毎日私達は見ています」

大志「ドナヶ谷さん、さすがっす!」

小町「あっ!大志君だ!ハンバーガー買ってきてくれた?」

大志「100個っすよね?はい!」

小町「ありがとう!早速みんなで食べよう!」

大志「う、うえーい!」


昼休み

ドナルド「小町の作ったポテトは美味しいなぁ…」mgmg

優美子「ねぇ結衣、最近付き合い悪くない?あとお昼が最近ハンバーガーしか食べてないし、なんかあったん?あーしらに隠し事はなしだよね?」

結衣「えーと…それは…」mgmg

ドナルド「うん?」

優美子「ハンバーガー頬張りながら聞くのやめろし!あーしら友達だよね?」

隼人「まぁまぁ優美子落ち着こうか。結衣にも事情があるんだって…」

優美子「あーしは落ち着いてるし!理由を言ってくれなきゃ納得出来ないし」

結衣「ら、らんらんるー!」

優美子「あーしに誤魔化しても無駄だから。結衣早く言えし」


ドナルド「あっはっはっはっは!あっはっはっはっは!」

優美子「あ、あんたは…!?」ブルブル

ドナルド「やぁ、こんにちわ!」

隼人「ド、ドナヶ谷君!?」ブルブル

隼人「(ドナヶ谷ドナルド。俺達サッカー部内でレギュラーを決める争いをしていた時に突然現れてグラウンドをめちゃくちゃにしグラウンドにいるサッカー部全員を病院送りにした男だ…)」

隼人「(急に現れた彼は1人で勝てると言い放った。当然俺らは負けるはずがないからその勝負を受けた。彼1人対11人で戦った…)」

隼人「(彼のプレイはめちゃくちゃだが、彼からボールを奪えず彼の超人的なシュートでキーパーは重症。みんな戦意喪失した結果20対0で俺らはボロ負けした…)」

隼人「(悔しいが俺達は実力において彼に何一つ勝てる事がない事がわかった。あんなふざけた男に勝てなかった事が腹ただしい…以来彼を見たら俺達は震えるようになってしまた)」

隼人「(優美子はあの試合を見ていたから恐怖がわかるのだろう。すごく震えていた)」


結衣「いつもクラスメートをおもちゃみたいに扱ってるドナっしーが動いた!?」

優美子「結衣…ドナオと知り合いなん?な、なら謝るから!」

隼人「ド、ドナヶ谷君…感に触ったのなら謝るよ…!だからもう痛い目には…」ブルブル

戸部「あれ?ドナヶ谷君じゃん!よくも前はやってくれたわ〜ちょっとしめるっしょ!」

童貞風見鶏「「あぁ!やってやる!」」

ドナルド「ハンバーガー」ポカッ

戸部「うわっ!」バタン

童貞風見鶏「「ありえねぇ…」」バタン

結衣「ほぇー…」

隼人「ハンバーガーを投げつけて気絶させたのか…最早狂気を感じるよ…」


優美子「ごめん…あーし…結衣にいいすぎたし…」

隼人「ドナヶ谷君、俺も謝る。怒りをおさめてくれないか?この通りすまなかった…」

ドナルド「あっはっはっは!オッケー!」スタスタ

結衣「なんだかんだで私を庇ってくれたのかな?」

雪乃「私の出る幕が全くなかったわね…」

結衣「ゆきのん!なんでここに?」

雪乃「ドナヶ谷君が今日由比ヶ浜さんがハッピーなイベントに巻き込まれるって言ってたから…」

結衣「そ、そうなんだ…あはは…」

雪乃「(彼は一体何者なの…?)」


彩加「ドナヶ谷君、ちょっと良いかな?」

ドナルド「うーん…」

彩加「あまり時間は取らせないから!お願い…」

ドナルド「オッケー!」

彩加「ドナヶ谷君、もしかしてテニス経験者だったりする?体育の時間、1人で壁打ちしてたの見てたんだ!すごくフォームが綺麗だよね。後はラケットの代わりにポテトを使う発想も凄いよ!」

ドナルド「嬉しいなぁ」

彩加「もし良かったらなんだけど…テニス部に入らない?今テニス部は、上級生が僕しかいなくて困ってるんだ…ツイストサーブしか打てないんじゃこれからキツイし…」

ドナルド「ドナルドは君の事も知ってるよ」

彩加「知っててくれたんだ!テニス部に入ってくれないかな?壁打ちで壁を粉砕出来るドナヶ谷君が入ってくれれば心強いんだけど…」

ドナルド「それはない!」

彩加「そっかぁ…なら僕にテニスを教えてくれないかな?」

ドナルド「オッケー!」

彩加「ありがとう!じゃあまた来るね!」

正確にはロナルド・マクドナルドだと聞いたんだが
変に八幡の名前に絡めるよりそのままのほうが良かった


>>55 名前は盲点だった…すみません…

放課後

結衣「らんらんるー!依頼人連れてきたよー!」

彩加「ら、らんらんるー!」

ドナルド「らんらんるー!」

雪乃「こんにちわ。そちらの方は?」

結衣「依頼人のさいちゃん!テニスが上手くなりたいんだって」

彩加「戸塚彩加です。ドナヶ谷君にテニスを教えてもらう約束をしたんだ!だけどドナヶ谷君は奉仕部って部活に入ってるみたいだから一応部長の雪ノ下に許可を貰おうと思って」

雪乃「そう…私はついでなのね…依頼って事はドナヶ谷君との勝負にできるし、その依頼受けましょう」

結衣「ドナっしー、テニス出来たんだぁ…いつもダンスしてるイメージしかないからわからなかった…」

ドナルド「テニスコートにGO!ハッピー!」

雪乃「(なぜこんなピエロが人に慕われてるのかしら…謎だわ…)」


テニスコート

雪乃「さぁ、練習を始めましょう」

雪乃「まずは戸塚君の実力を見せてくれないかしら?」

結衣「私もさいちゃんがどれくらい上手いのかみたーい!」

彩加「わかったよ。見ててね!ドナヶ谷君、そっちのコートお願い!」

ドナルド「オッケー!」

雪乃「彼はラケットの代わりにポテトを持ってるけれど…」

結衣「ドナっしーだからなんかあるんじゃない?」

彩加「行くよ?えいっ!」スパンッ

結衣「何あのサーブ!?打球が回転しながら曲がってる…」

雪乃「彼はあれを打ち返せるのかしら?」


ドナルド「ワァオ!」ドゴーン

彩加「!?」

彩加「(は、反応仕切れない…!)

スパーン メリメリ

壁「」

結衣「ボールが壁にめり込んじゃった…」

雪乃「」

彩加「さすがドナヶ谷君!僕のサーブをいとも簡単に返すなんて…なかなか出来る事じゃないよ!」

雪乃「ちょ、ちょっと待ちなさい!ポテトであんなサーブを打ったら普通はポテトの方が粉々になるはずよ!」

ドナルド「これか?」

結衣「あれれ?ポテトが無傷だ!」

雪乃「ありえないわ…ありえない…ありえない…」

結衣「ゆきのーん!しっかり!」

ドナルド「あっはっはっは!」

彩加「早速教えてよ!あとドナヶ谷君って呼びにくいからドナルドって呼んでも良いかな?」

ドナルド「もちろんさ!」


彩加「ありがとう!ドナルド!まずは何をすれば良いの?」

ドナルド「ドナルドはダンスに夢中なんだ」

彩加「まずはダンス…?テニスね関係あるのかな…でもドナルドが言うんだから間違いないよね!」

ドナルド「GO!アクティブ!」

ウッウッウマウマ♪ ウッウッウマウマ♪

ドナルド「フフッ!フッ!」フリフリ

彩加「フッ…!フッ…!よくわからないダンスだけどなんだか身体があったまってきたよ!」フリフリ

ウッウッウマウマ♪ ウッウッウマウマ♪

ドナルド「ほらね!ほらね!イェイ!」

雪乃「フッ…!なんで私達まで…」フリフリ

結衣「フッ!なんだか楽しくなってきたかも!」フリフリ


優美子「怖すぎて行けないし…」

隼人「テニスコート使用するのはやめておこうか…」


彩加「ありがとう!ドナルド!おかげで身体が軽くなったよ!」

ドナルド「今度は公園でサッカーをして遊ぼうよ」

彩加「そうだね!なんだか新しい打球が打てる気がする…雪ノ下さん、そっちのコートから軽く打ってくれないかな?」

結衣「新しい打球?」

雪乃「あれ?ここは…はっ…!打てば良いのね」スパンッ

彩加「え゛い゛!」ドカーン

スパーン

雪乃「うそ…」

結衣「ほぇー…」

ドナルド「フッ!フッ!」

彩加「これがドナルドが言っていた、波動球かぁ…ドナルドに比べたら威力はまだまだだけど、ドナルドのおかげで打てるようになったよ!ありがとう!」

ドナルド「ドナルドは今日も元気いっぱい!」

雪乃「また彼に完敗だわ…」

結衣「ドナっしーに勝負挑むのやめた方が…」


第2話END


静「君は奉仕部で大活躍の様だな。ドナヶ谷を入れて正解だったようだ」

ドナルド「フッ!フッ!」

静「後は落ち着いてくれさえすれば良いんだが…あと君の職業見学の調査票を見た」

ドナルド「驚いた?」

静「君がモスバーガーに行きたいだなんてな…まぁいい。奉仕部をよろしく頼むよ」

ドナルド「もちろんさ」


奉仕部

結衣「チェーンメール?」

隼人「変な噂をメールで流す人にがいるんだ…」

雪乃「ドナヶ谷君のしわざかしら?」

隼人「それはないと思いたい…」


結衣「そういえばもうすぐ職場見学があったね」

結衣「たしか同じ職場は三人って決まってっっけ…」

雪乃「て事は葉山君と同じグループになりたい三人の犯行ね」

隼人「俺はあいつらの中にいるとは思いたくないな…とにかく調査をお願いするよ」

雪乃「わかったわ。依頼を受けましょう。あとは彼がいない時を見計らってくるのは感心しないのだけど」

隼人「ごめん…彼を見ると身体の震えが止まらないんだ…」


雪乃「とりあえずわかった事は葉山君のグループの三人の中に犯人がいるって事ね」

結衣「うーん、疑いたくないけどね…」

雪乃「三人に直接問いただしてもとぼけられるでしょうね…」

結衣「そうだよね〜…そうだ!ドナっしーに聞いてみようよ!」

雪乃「ダメよ!彼に聞いたらまた解決されてしまうわ!」

結衣「隼人君、困ってるし…早めに解決してあげたいじゃん!」

雪乃「はぁ…じゃあ一応聞いてみましょう…」



結衣「って事なの!ドナっしー何かいい案ない?」

ドナルド「うーん…」

雪乃「ないわよね?よしっ…!」

ドナルド「オッケー!GO!ハッピー!」スタスタ

結衣「走ってっちゃったけどなんか思いついたのかな?」

雪乃「どこかに遊びに行ったのでしょう。彼は絶対葉山君を助けはしないわ」

結衣「そうなのかなぁ?」


次の日


担任「職場見学の件だが…全員モスバーガーを見学する事に決まった」

ドナルド以外「「ええー!!」」

ドナルド「嬉しいなぁ」

担任「校長が決めた事だから、悪いですが受け入れてください」

相模「先生!せめてケンタッキーにしてください!」

戸部「おかしいっしょ!」

童貞風見鶏「「誰かの陰謀だー!」」

優美子「てかなんでモスバーガーなんだし…」

結衣「たしかドナっしーの職場見学行く場所がモスバーガーだったような…まさかドナっしー?」

ドナルド「あっはっはっは!あっはっはっは!」

隼人「まぁまぁモスバーガー美味しいじゃないか…変な物は入ってないしさ」

みんな「「葉山(隼人)君がそういうなら…」」

隼人「(みんな戸惑ってる中、明らかに彼は笑みを浮かべている…ドナヶ谷…君のしわざだね…)」


奉仕部

隼人「みんな行く場所がモスバーガーになったせいで…いやおかげかな?あれから変なメールは無くなったよ」

結衣「やっぱりドナっしーが解決してくれたんだね!」

雪乃「ちょっと待ちなさい…ドナヶ谷君がそんな事をしたというの…?」

隼人「おそらくというか絶対彼だと思うな…決まった時全員驚いていたのに彼は不気味な笑みを浮かべていたからね…結果的に解決になったが…彼は一体何者なんだ?」

雪乃「そんな……いや彼が解決した証拠がない以上この勝負は無効よ!」

隼人「まさか雪ノ下さん….彼と勝負しているのか?」

結衣「なんかそうみたい…ゆきのんが一方的に敵視して張り切ってる感じだけど」

隼人「はは…彼を敵に回すなんて考えただけで失神物だよ…雪ノ下さん、これは忠告だ。彼と勝負するのはやめたほうが良い!彼が何をしでかすかわからないからね」

ドナルド「やぁ!」

隼人「こ、こ、これで失礼するよ!ドナヶ谷君今回は君のおかげで助かった!」スタスタ

結衣「行っちゃった…」

雪乃「はぁ…葉山君はダメね…」

ドナルド「GO!アクティブ!」ズチャズチャ



放課後

雪乃「ここまでにしましょうか。ドナヶ谷君、由比ヶ浜さん、さようなら」

ドナルド「ドナルドも家に帰るよ。GO!」

結衣「待って!ドナっしー!話しがあるの…」

ドナルド「うーん…」


廊下

ドナルド「ドナルドに話しって何かなぁ?」

結衣「この前サブレが車に轢かれそうになったの助けてくれてありがとう!」

ドナルド「何の事かなぁ…?」

結衣「あれ?覚えてない?車をハンバーガーで吹き飛ばしたじゃん!あんな凄い光景普通忘れないから!」

ドナルド「うーん…」

結衣「ほんとに覚えてないの?うーん…とにかくありがとうね!」

ドナルド「もちろんだよ。帰っても良いかなぁ?」

結衣「引き止めてごめん!一緒に帰ら…ってドナっしーは今日ヘリだから帰れないよね」

ドナルド「いいよ!GO!」

結衣「乗せてくれるの?ありがとう!」

第3話END


奉仕部


結衣「ごめん!今日は優美子達と約束してるから帰るね!」

雪乃「わかったわ。この男と二人なのは誠に遺憾だけれど…」

ドナルド「イェイ!イェイ!やったぁ!」

雪乃「ドナヶ谷君、ダンスするのをやめなさい…」

廊下

雪乃「ドナヶ谷君、今週の日曜日暇かしら?」

ドナルド「うーん…暇だよ!」

雪乃「由比ヶ浜さんの誕生日が多分、6月18日なの…」

ドナルド「ワァオ!」

雪乃「不本意だけれど…付き合ってくれないかしら?」

ドナルド「オッケー!」


日曜日


ドナルド「やぁ!」

小町「らんらんるー!」

雪乃「こんにちわ、ドナヶ谷君。そちらの方は?」

小町「妹の小町です!兄がいつも迷惑かけてます!」

雪乃「迷惑かけてる前提なのね…まぁ合ってるのだけれど…雪ノ下雪乃です。小町さん、よろしくね」

小町「いやぁ!お兄ちゃんが女の人と出かけるなんて初めてじゃない?」

ドナルド「そうなのかなぁ?」

雪乃「貴方達全然似てないのね。彼の妹だなんて信じられないわ…妹も赤いパーマに白塗りで黄色のつなぎ着てるのかと思ってたわ」

小町「いやいや〜ケンタッキー襲撃する時ぐらいしかそんな格好しませんよ!」

雪乃「一応そんな格好する時もあるのね…」


雪乃「では、二手に分かれましょう。ドナヶ谷君より小町さんの方が使えると思うから小町さんが私ときて、ドナヶ谷君は別行動で行きましょう」

小町「案外兄は頼りになるんですよ?別行動はやめましょう!」

ドナルド「嬉しいなぁ」

雪乃「小町さんがそういうなら…」


ららぽ


小町「お兄ちゃん、ケンタッキーがあるよ!」

ドナルド「ワァオ!GO!」

小町「お兄ちゃん、わかったよ。後で潰しておくね!」

雪乃「物騒な会話はやめてもらいたいのだけれど…」


小町「あっ…!そうだ!小町、ちょっと用事思い出しちゃいました!雪乃さん、すみませんがお兄ちゃんをよろしくお願いします」スタスタ

雪乃「こ、小町さん!」

ドナルド「フッ!フッ!」

雪乃「不安だわ…」



パンさんショップ

店員「……」ジー

ドナルド「これか?こっちの方が良いかな?」

雪乃「ここに男の人…いやピエロがいるのは凄い目立つわね…」

雪乃「何かのイベントかと思われてるのかしら?」

ドナルド「これかぁ?」

雪乃「ドナヶ谷君、決まったの?」

ドナルド「それはない!」

雪乃「そう…まだなのね…一応貴方にも聞いてみるわ」

雪乃「私は一般的な女子高生とはかけ離れた価値観を持っているの。だから貴方の意見も聞かせてちょうだい」

ドナルド「オッケー!」

雪乃「この青いつなぎとピンクのつなぎどちらが良いかしら?」


ドナルド「こっちの方が良いかな?」

雪乃「ピンクね…確かに由比ヶ浜さんはピンクの方が似合いそうよね」

ドナルド「これも良いなぁ…」

雪乃「青は私に似合うって?そ、そう…」



店員「ありがとうございましたー」

ドナルド「らんらんるー!」

雪乃「私は選び終わったのだけど、ドナヶ谷君はまだでしょう?」

ドナルド「もう決めたよ」

雪乃「そ、そう…」

?「あれ?雪乃ちゃんじゃーん!」

雪乃「なぜ姐さんが…」

陽乃「もー釣れないなぁ…」

陽乃「あれ?君は?」

ドナルド「やぁ、こんにちわ!お手紙ありがとう!」

雪乃「ドナヶ谷君よ…」

陽乃「ドナヶ谷…?え…あのドナヶ谷君?ご、ご、ごめんね!二人の邪魔して!」

ドナルド「あっはっはっは!」

陽乃「あ、あ、あの時は本当にごめんなさい!次はしませんから!」スタスタスタスタ

雪乃「あの姐さんをすぐに追っ払った…ていうより知り合いだったの?」

ドナルド「誰かなぁ?」


奉仕部

結衣「それで二人とも話って?」

雪乃「由比ヶ浜さん、お誕生日おめでとう」

ドナルド「ハッピーセット!」

結衣「ありがとう!って誕生日…?」

雪乃「メールアドレスに618ってあったから誕生日だと思ったのだけど、違うのかしら?」

結衣「合ってるよ!二人共ありがとう!早速開けても良い?」

雪乃「ええ。気に入ってくれるかわからないけれど」

結衣「わぁ!ピンクのつなぎだぁ!前から着て見たかったんだ!ありがとう!ゆきのん!」

雪乃「私は青色のを買ったから一応お揃いね」

結衣「そうなんだ!じゃあさ!部活中はこれ着て活動しようよ!ユニフォーム的な感じで!」

雪乃「そうね。そうしましょう…そこで踊ってる人と色違いとはいえかぶるのは癪だけど…」

ドナルド「らんらんるー!」

結衣「ドナっしーのも開けるね…黄色のブレスレット…?」

雪乃「貴方…意外とまともなプレゼントね…」

ドナルド「フッ!フッ!」ニヤッ

結衣「二人とも、次は私が祝ってあげるからね!」


第4話END


トゥルートゥルッルッルー♪

ドナルド『もしもし、ドナルドです』

静『ドナヶ谷か?今から用じ…』ピッ

ドナルド「あっはっはっはっは!」

トゥルートゥルッルッルー♪トゥルートゥルッルッルー♪トゥルートゥルッルッルー♪
トゥルートゥルッルッルー♪トゥルートゥルッルッルー♪トゥルートゥルッルッルー♪

小町「お兄ちゃーん!なんか先生が家に来たよ!」

ドナルド「アラーッ!」

静「はぁはぁ…ドナヶ谷…電話を切った言い訳を聞こうか…」

ドナルド「公園で…「衝撃のファーストブリットォォォォ!」パーンチ


ドナルド「フッ!」ガシッ

ドナルド「お話ししようよ」メキメキメキメキメキメキ

静「タイムタイムタイム!謝るから!腕が折れるぅぅぅぅ!」

ドナルド「あっはっはっは!」

静「はぁはぁ…もう君には何も文句は言わんよ…」

小町「兄に喧嘩売る人久しぶりに見ましたよ…」

結衣「ドナっしーおそーい!」

小町「雪乃さん、結衣さん、らんらんるー!」

結衣「らんらんるー!」

雪乃「小町さん、こんにちわ。あとそこのピエロも…」

ドナルド「らんらんるー!」

彩加「ドナルドー!」ダキッ

ドナルド「嬉しいなぁ」

ドナルド「ハンバーガー」ポイッ

彩加「ドナルド僕にくれるの?」

ドナルド「うん」

小町「お兄ちゃんが自分の命の5番目に大事なハンバーガーを渡すなんて…」

結衣「さいちゃん、いいなぁ…」

静「さて、揃ったな。行こうか!すま村へ!」


すま村


ドナルド「やぁ、こんにちわ!」

隼人「ド、ドナヶ谷君…!」ブルブル

優美子「な、なんでドナオが…聞いてないし!」ブルブル

戸部「ドナヶ谷君、夏なのにそんな格好はないっしょー!見てて暑苦しいわーまじで!」

海老名「ぐふふ…ドナ×ハヤ….キマシタワー!怯える隼人君に無理矢理ハンバーガーを食べさせるドナヶ谷君…//」

ドナルド「ワァオ!」

結衣「勢揃いだね!」

雪乃「はぁ…面子が濃すぎるわ…」

静「これで全員揃ったな。今からオリエンテーションがある。ついてきたまえ」


オリエンテーション

隼人「葉山隼人です。短い間ですが、みんなの楽しい思い出を作れたらいいなと思います」

キャーキャーキャーキャー

戸部「小学生の林間学校とかまじ懐かしいわー!それから比べたら俺らもういい年じゃね?」

優美子「あーし達がババアみたいないい方やめてくんない?」

ドナルド「ハンバーガー4個分くらいかな?」

彩加「なになに?ドナルドが小学生の頃は、高校生がグラコロに見えたって?」

結衣「それわかるかも!なんかグラコロに見えたよね〜」

小町「小町は今でもグラコロに見えますよー!」

雪乃「なにこの会話…頭が痛いわ…」

ドナルド「驚いた?」


雪乃「ねぇ、あの子一人でハンバーガー食べてるけど大丈夫かしら?」

結衣「ほんとだー…なんでだろうね」

ドナルド「ワァオ!」

留美「………」mgmg

隼人「ちょっと声かけてみるよ」

雪乃「はぁ…貴方じゃどうしようもできないわよ…」



隼人「君、一人だけど大丈夫かい?」

留美「ちっ…KFCの犬が…近寄らないで」シャー

隼人「はは…参ったな…俺はモス派なんだけどな…」

雪乃「貴方じゃ無理なのよ…」

隼人「うーん、あの子はロッテリア派なのかな?」

ドナルド「フッ!フッ!」

彩加「ドナルド、ダンス上手だね!」

小町「さすがにここで踊るのは、小町的にポテト低いよ…」

留美「なんかあの人は仲間な気がする!」ピコーン


静「夕食はカレーだ。君達には小学生のグループに混ざって調理を手伝って欲しい」

結衣「うわーん!ゆきのーん!ハンバーガーしか作れないよー!」

雪乃「逆にハンバーガーしか作れないのはなぜなのかしら…」

ドナルド「うーん…」

海老名「なんかドナヶ谷君、大人しいね」

優美子「ドナオに暴れられると思ったけど、さすがに小学生の前じゃ自重した感じじゃん」

戸部「なんか大人しいと逆に怖いわーなんかまじで!」

隼人「鶴見さん…だっけ?カレーには何を入れたい?」

女子1「絶対ケンタッキー!」

女子2「ケンタッキーしかありえないよね?」

女子3「どこぞの誰かは、オワコンのマックとか言ってるけど…」

女子達「「まじださーい!」」


結衣「グラコロ入れようよ!」

留美「みんな馬鹿ばっかり…ここはチーズバーガーに決まってるでしょ!」

隼人「さすがにチーズバーガーは…」

女子1「鶴見…あんたまだマック派なわけ?いい加減目を覚ましてこっち来なよ…あんな異物オワコンのどこが良いわけ?」

女子2「もうクラス中、マック派はあんたしかいないよ?」

女子3「早く移れば間に合うって!」

留美「ちっ…妥協としてポテト用意したに…もういい!」

隼人「鶴見さん!」タッタッタッ

結衣「留美ちゃんかわいそう…」

雪乃「いい分はめちゃくちゃだったけれど…」

ドナルド「ハンバーガーハンバーガー」ポイッ

隼人「ああああああ!カレーの中にハンバーガーが!」

女子達「「きゃあああああああああ!」」

優美子「代わりのご飯とルーがもうないし…!」

海老名「案外いけるかもよ?」

戸部「ドナヶ谷君、まじやる事がぱないっしょ…!さすがだわー」

小町「うわーお兄ちゃん鬼畜ぅー!まぁそこが小町的にポテト高いんだけど!」

彩加「でもなんか美味しそうだよね!」

ドナルド「あっはっはっは!あっはっはっは!」


隼人「意外とハンバーガーカレー美味しかったな…最初は冷や汗もんだったけど案外口に入れたら食べれたよ」

女子達「「マックも悪くないかも…ってダメダメ!」」

優美子「あーしなんかドナオの事見直したかも…最初はただ怖かっただけだけどなんだかんだで険悪なムード変えたし」

海老名「私の言った通りだったね。あとは濃厚なドナ×ハヤを…」

結衣「やっぱりカレーハンバーガーんまーい!さすがドナっしー!」

雪乃「彼の行動はほんと勘に触るけれど、なんでこう上手くいくのかしらね…」

小町「兄はなんでも自分の思い通りにできるんですよ!」

彩加「ドナルドってなんでそんなにすごいの?」

ドナルド「うーん…嬉しくなるとついやっちゃうんだ」

彩加「へぇー!僕も見習いたいな!」

雪乃「もう突っ込まないわ…」


深夜


ドナルド「フッ!フッ!」ブンブン

ガサゴソ

ドナルド「うん?」

雪乃「ドナヶ谷君、こんばんわ」

ドナルド「やぁ!」

雪乃「私は三浦さんとモス派とマック派で議論をしたの。それで彼女を泣かしてしまったからいずらくなってしまって…」

雪乃「あなたは、こんな夜遅くにポテトの素振り?不審者として通報されかねないわよ?」

ドナルド「それはない!」

雪乃「そう……ねぇ、ドナヶ谷君…あの子のことなんとかでき……なんでもないわ」

ドナルド「いえよ」

雪乃「なら貴方は、マック派?」

ドナルド「あっはっはっは!」ニヤリ

雪乃「ならいいわ…お休みなさい」


次の日、昼間


ドナルド「GO!」

小町「みてみて!お兄ちゃん!ポテト色の水着だよーポテト高い?」

ドナルド「嬉しいなぁ」

小町「うーん、相変わらずお兄ちゃんは捻デレさんだなぁ!」

小町「あっ…結衣さん!こっちこっち!」

結衣「ひゃあっ!小町ちゃん、押さないで!」

雪乃「こんな男に水着姿を晒すなんて…なんか屈辱だわ…」

ドナルド「ワァオ!」

小町「ほら!お兄ちゃん、二人に感想はないの?」

ドナルド「ポテト、ビックマック」

雪乃「私がポテト…?」

結衣「それで私がビックマック?」

優美子「ふっ…ポテト…!」テクテク

雪乃「…?」

静「ドナヶ谷、もう来ていたのか!」ボイーン

ドナルド「ワァオ!メガマック!」

結衣「ドナっしーの変態!」

雪乃「ポテト…ビックマック…メガマック…?ああああ…//私はこれっぽっちも気にしてないのだけれど…第一胸の大小でマック派かモス派に分かれる訳ではないもの…」

静「まぁ雪ノ下、まだ諦めるレベルじゃないさ!」

ドナルド「あっはっはっは!」

彩加「ドナルドー!」

ドナルド「GO!ハッピー!」


木陰


ドナルド「ハンバーガーは美味しいなぁ」mgmg

留美「隣良い?」

ドナルド「もちろんさ」

留美「名前は?」

ドナルド「ドナルドです」

留美「ねぇ、ドナルド…この世界は退屈だと思わない?」

ドナルド「まぁまぁかなぁ…」

留美「最近、マック派がいなくなって…KFC派ばっかりで嫌になる。モス派とかは論外」

ドナルド「うーん…」

留美「ドナルドは私と同じ感じがする…ねぇ、ドナルドはマック派?」

ドナルド「うん」

留美「嬉しい!久しぶりにマック派に会った!最近、昨日までマック派だった友達が翌日になったら敵になったりしたから…ドナルドはずっとマック派?」

ドナルド「もちろんだよ!ハンバーガー」

留美「くれるの?ありがとう!」

留美「私と同じずっとマック派がいるなんて…生まれて初めて…みんなコロコロ変わるから」

ドナルド「許せないなぁ…」

結衣「ねぇねぇ留美ちゃん、一緒に遊ぼうよ!」

留美「誰?マック派以外は近づかないで」

結衣「私は由比ヶ浜結衣!まだ派閥には入ってないかな…ねぇ、留美ちゃんはなんでマックにこだわるの?」

雪乃「雪ノ下雪乃よ。鶴見さんだったかしら?私も派閥には属してないのだけれど…クラスから浮いてまで貴方が頑なにマックにこだわる理由を教えて欲しいわ」

留美「無所属ならマック派に引きずりこめるからいていいよ。マックにこだわる理由は助けられたから」

結衣「マックに…?」

雪乃「助けられた?」

留美「正確には、教祖様にね」


留美「私の両親は共働きで家にいない事が多くて…私はよくマックでご飯を食べてたの」

ドナルド「知ってるよ」

留美「ある日、家が火事で燃えて、私は家に居たから出られなくなって…もう私は死ぬんだって思った。その時、赤いパーマの白塗りの黄色のつなぎを着た人が現れて火をあっという間に消してくれたの」

留美「そういえばドナルドによく似てるね」

結衣「さすがにドナっしーじゃないって!」

雪乃「他人の空似でしょう。彼が人を助けるなんてありえないわ」

ドナルド「アラーッ!」

留美「それで私が思わず、『なんで私を助けてくれたの?』って聞いたら…」

留美「『君がマックでよく食べてるのを知ってるよ。驚いた?もし、君がモスバーガーや、KFCにいたら殺ってたよ』って…だから私はマックに助けられたの!」

結衣「だからマックにこだわるんだ…命助けてもらったんだから当然だよね!」


雪乃「そんな事が……納得したわ。ところで助けてくれた人の名前を聞いたのかしら?」

留美「よく聞きとれなかったけどドナ…とか言ってた…あとその人はマックの教祖様なんだって言ってたかな。後は焼けた家をドナルドマジック!とか言って一瞬で元通りにしてくれたよ」

雪乃「ドナ…?ドナルドマジックってのも気になるわね…」

結衣「その人魔法使いなのかな?すごいね!会ってみたいなぁー」

ドナルド「あっはっはっは!」

留美「私も会いたい。マック派で居続ければまた会える気がして…後は5日前に変な手紙が届いたの」

雪乃「手紙?」

結衣「変な手紙って?」

ドナルド「驚いた?」

留美「今度また君に会いに行くよ!楽しみだなぁー!って血で書いた手紙が家のドアに刺さってたの!だからあの人にもしかしたらもうすぐどこかで会える気がして…」

雪乃「そう…会えるといいわね。私もなぜか会ってみたいわ」

結衣「私も会ってみたいなー!案外近くにいたりして…」

ドナルド「ワァオ!」

留美「ドナルド、あと二人も話聞いてくれてありがとう。私一人でも頑張って布教するから」

ドナルド「らんらんるー!楽しみだなぁ…」

留美「夜のドナ試し楽しみにしててねって?うーん、布教できたら良いな」

ドナルド「あっはっはっは!」

結衣「ドナっしー?」

雪乃「ドナヶ谷君、あなたまた何かする気なの?」


集会所

優美子「ドナ試しの衣装ってドナオの服装に似てない?ってか全員色が違うだけなんだけど…」

戸部「パーマのカツラもあるわードナヶ谷君の格好の再現度高すぎじゃね?」

雪乃「あの由比ヶ浜さんの誕生日に買ったつなぎが役に立ったわね。10着違う色を買っておいたからみんなの分があってよかったわ」

結衣「えーと、ドナっしー似合うかな?」

ドナルド「イェイイェイ!やった!」

小町「お兄ちゃんが踊り出したって事は似合ってるって事ですよ!」

彩加「お揃いだね!ドナルド!」

ドナルド「らんらんるー!嬉しいなぁ」

雪乃「私は、青。由比ヶ浜さんはピンク、三浦さんはオレンジ、葉山君は緑、戸部君は虹色、海老名さんは黒、小町さんは紫、戸塚君は白…」

雪乃「ドナヶ谷君は着替える必要がなくてよかったわね」

ドナルド「あっはっはっは!ありがとう!」

隼人「みんな、鶴見さんの件はどうするんだい?」

海老名「手っ取り早いのは、モス派かKFC派にさせれば孤立はなくなると思うけどね」

優美子「てかなんでマック派にこだわるわけ?」

隼人「俺も思った。理由を知ってる人はいるか?」


海老名「手っ取り早いのは、モス派かKFC派にさせれば孤立はなくなると思うけどね」

優美子「てかなんでマック派にこだわるわけ?」

隼人「俺も思った。理由を知ってる人はいるか?」

結衣「留美ちゃん、マックに命助けられたんだって…だから他の派閥なんかにさせられないよ」

雪乃「命の恩人だし、その助けてくれた人に会えるかもしれないと頑張ってる彼女を無理矢理変えさせるなんてできないわ」

隼人「そうか…マックに命をね…なら無理矢理変えさせるなんてできないな…だけど他の方法なんて…とりあえずマック派とKFC派で話し合うってのはどうかな?」

彩加「どこのクラスもそうだと思うけど…マック派とKFC派が素直に話し合えると思う?一番対立してる派閥だよ?」

結衣「もし話できたとしてもその時だけだし…」

雪乃「はぁ…それじゃあ全くの解決にならないわね…」

隼人「やっぱりダメか…」

ドナルド「あっはっはっは!」

雪乃「ドナヶ谷君?邪悪な笑顔を向けてどうしたのかしら?」

ドナルド「みんな、一緒にお話ししようよ」

結衣「ドナっしーなんかアイディアあるの?」

彩加「ドナルド、どうしたの?」

小町「お兄ちゃん、暴れる感じ?それは小町的にポテト高い!」

ドナルド「みんなもおいでよ!」

優美子「今はドナオは仲間なんだし怖がる必要はないから聞いてみるし」

隼人「あぁ、彼だけが頼りだ。とりあえず聞いてみよう」

戸部「ドナヶ谷君が味方とかこんな頼りになる事はないっしょ!」


雪乃「ハンバーガーをKFC派に無理矢理食べさせる?」

隼人「正気かい?そんな事がばれたら俺たちタダじゃすまないぞ」

結衣「たしかKFC派はハンバーガーを食したら罰せられるんだっけ?」

彩加「でも、ドナルドの案しか解決方法はないと思う…」

優美子「面白そうじゃん!あの三人をマック派に引きずり込みさえすればいいんだし」

戸部「ドナヶ谷君の発想凄すぎるわー!斜め上じゃなくて三倍くらい上の発想じゃね?」

雪乃「バレだ時の責任はあなたが取るのね?」

ドナルド「もちろんさ」

雪乃「そう…なら何も言わないわ」

雪乃「あとあなたその白塗りの顔にところどころ赤いペンキをつけてるけど…」

隼人「血を浴びた後みたいで怖さが百倍ぐらい増すな。それだけ彼が本気って事さ」

結衣「ドナっしーすごいリアルだー」

彩加「まるで誰かを殺った後みたいに全身にペンキを塗ってるね!」

ドナルド「あっはっはっは!」

隼人「俺は今日だけモス派をやめる!俺たちのチーム名はマクドナルドだ!」

全員「「オー!!」」



ドナ試し


小町「次の人ー!らんらんるー!」

結衣「らんらんるー!」

女子達「「みんな格好ダサっ!あははははは!」」

留美「みんな良い格好してる….」

女子1「てか全然怖くないね」

女子2「子供騙しじゃん!」

女子3「さっきの血塗られた女の人は怖かったけど…」

女子1「あれ?お兄さんとお姉さんじゃん」

女子2「ダンスしてるね」

女子3「見てみようよ」

留美「混ざりたいな」


優美子「はぁ…まじハンバーガー」

戸部「フッ!…ダンスしすぎて疲れたっしょ…まじ…」

女子1「お兄さん、お姉さん…その格好何?ださーい!」

女子2「なんであのピエロとお揃いのつなぎ着て赤いパーマなの?」

女子3「気でも狂ったんですか?」

優美子「あっはっはっは!」

戸部「あっはっはっは!」

女子達「「ひ、ひぃ…!」」

ガサゴソ

隼人「やぁ、みんな!」

女子達「「イケメンのお兄さん!って…ダサっ!」」

隼人「ダサいだって?戸部、優美子、やっちゃって良いよ」


戸部「よし、いっちょやるか!ハンバーガー投げる準備完了っと!」

優美子「あーし、ハンバーガー四個分くらい投げるし」

女子達「「ハンバーガー…!やめて!」」

留美「美味しそう…」

隼人「やめて欲しいか?ならお前達四人のうち二人は助けてやる。だが二人はハンバーガーを食べてもらう。さぁ、二人は前に出ろ」

女子1「鶴見、前に出なさい….ってもう前に出てるし!」

女子2「あんた行きなさいよ!」

女子3「やだよ…女子1ちゃんが言ってよ…」

隼人「埒があかないな。あの方をお呼びしようか」

留美「あの方?」mgmg


ドナルド「やぁ、こんにちわ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

隼人「(すごい…気迫で大地が揺れている!)

女子達「「ひ、ひぃ!!ピエロ!赤い悪魔!」」ブルブル

隼人「もう手っ取り早く、三人に食べさせよう。教祖様、お願いします」

ドナルド「オッケー!」

留美「え…教祖…様?」

女子1「に、逃げるよ!」ガシッ

女子2「う、うん!」

女子3「恐怖で足が…動かないよ!」ブルブル

戸部「おっと!逃がさないっしょ!」ガシッ

優美子「あーしのハンバーガーが食べれないっていうわけ?」ガシッ

隼人「よし、二人とも抑えててくれ。俺が口の中に突っ込む」ズボッ

ドナルド「GO!ハッピー!」ズボッ


女子達「「あむっ…うっ…!」」パクッ

戸部「美味しいよな?ああん?」

女子達「「んまーい!」」

隼人「止めをお願いします!」

ドナルド「行くよ?フッ!ドナルドマジック!」キラーン

女子達「「アラーッ!」」バターン

優美子「ちょっと…!大丈夫なん?」

戸部「ドナヶ谷君、倒しちゃまずいっしょ!」

隼人「ドナヶ谷…どうする気だ?本当ならここで君がネタばらししてマック派になれって脅して終わるはずじゃないか!」

ドナルド「あっはっはっは!i'm lovin' it!」

女子1「うーん、何で私KFC派なんかにいるんだろう…」

女子2「KFCとかありえないのにね」

女子3「今までの私達が信じられないよ…」


留美「みんな…!マック派になったの!?」

女子1「何言ってるの?私達最初からマック派だったじゃん」

女子2「さぁ、早くポテト食べようよ!」

女子3「ピエロさん、ハンバーガーくれるの?ありがとう!」

隼人「奇跡だ…君は奇跡を起こしたんだ!さすがドナヶ谷君!一生着いていくよ!」

戸部「凄すぎるでしょ!まじドナヶ谷君リスペクトだわー!」

優美子「ドナオやるじゃん!ま、前からすごいと思ってたけど…」

ドナルド「嬉しいなぁ!」

留美「まさか…ドナルド…あなたが教祖様だったなんて…」ウルウル

ドナルド「驚いた?」


隼人「あの鶴見さんが言ってた命の恩人って君だったのか…道理ですごいわけだ」

優美子「そんな人とあーしら一緒にいれれるってなんか感激なんだけど!」

戸部「ドナヶ谷君、うわー!うわー!サインください!」

留美「ずっと会いたかった!」

ドナルド「ドナルドもだよ。嬉しいなぁ」

留美「なんで最初に教えてくれなかったの?」

ドナルド「うーん…」

留美「照れ臭かったんだね…ププ…ピエロなのに…」

ドナルド「ドナルドは今日も元気いっぱい!」

留美「この調子で布教続けてって?もちろん続けるよ!」

ドナルド「ワァオ!」

留美「今回助けてくれたのって私がずっとマック派でいたから?それとも…いやなんでもない!」

ドナルド「いえよ」

留美「とにかくドナルド…いや教祖様ありがとう!」

戸部「感動したわー…いいもん見れたわ」グスッ

優美子「ドナオの事、もう怖いとか思わないし」グスッ

隼人「感動で涙が止まらないよ…」グスッ

ドナルド「ドナルドはダンスに夢中なんだ。ほらね?ほらね?つい身体が動いちゃうんだ」

ドナルド「フッ!フッ!」

戸部「俺もやるわ!フッ!フッ!」

隼人「俺も混ぜてくれ!フッ!GO!」

優美子「隼人がやるならあーしも…//フッ!」

留美「楽しそう!フッ!」


隼人「雪ノ下さんと結衣にと戸塚君には言わないで欲しいって?わかった。言わないよ」

戸部「俺ら口は堅いから!」

ドナルド「それはない!」

優美子「あっはっはっは!ドナオの言う通りだし」


キャンプファイヤー


マエウシロ!マエ!マエ! マエウシロ!マエ!マエ!

女子1「鶴見、チーズバーガーばっかり食べ過ぎ!私にも分けてよ」mgmg

留美「チーズバーガーはお気に入りだから!」

女子2「ねぇグラコロないの?」mgmg

女子3「シャカシャカチキンで手を打とう」

留美「みんな…100個は食べすぎ…」


雪乃「あれはどういう事なのかしら?」

結衣「いつの間にかマック派になってる…」

彩加「みんな楽しそう!」

小町「お兄ちゃん、また洗脳しちゃったかぁ…まぁいずれマック派になってただろうし早めの方がいいよね!」

雪乃「まさかドナヶ谷君が…?まさかね…」


ドナルド「グラコロも美味しいなぁー…」mgmg

隼人「ドナヶ谷君、隣良いかな?」

ドナルド「うーん…」

隼人「マックシェイク持ってきたからさ!」

ドナルド「オッケー!」


隼人「ありがとう。ふと思ったんだけど、もしドナヶ谷と同じ小学校だったらどうだったかなって」

ドナルド「あっはっはっは!」

隼人「俺たちは友達にはなれないよな。もし同じだったら俺が君の舎弟になってたと思うな」

ドナルド「もちろん知ってるよ」

隼人「君に頼みがあるんだ…俺を弟子にして欲しい!モス派からは足を洗う!頼む!」

ドナルド「嫌だよ」

隼人「そこをなんとか…今の自分が変われる気がするんだ…今まで何もできなかった自分を!」

ドナルド「うーん…」

隼人「すぐじゃなくても良い。考えてくれないか?」

優美子「隼人ー!一緒に踊らない?」

戸部「海老名さん、俺のポテト食べない?」

海老名「下ネタ…?さすがにそれはできないよ…」

戸部「うわー!違うって!隼人君、フォロー頼むわ!」


静「ふむ、見事孤立していた子を救えたようだな…ドナヶ谷、君は本当に素晴らしい。次もよろしく頼むよ」

ドナルド「フッ!フッ!」

彩加「ドナルドー!一緒に踊らなーい?」

結衣「ドナっしーも踊ろうよ!」

雪乃「みんな踊っているのに一人だけ踊らないのは感心しないわね」

ドナルド「オッケー!」

第5話END


帰り

ドナルド「楽しかったなぁー」

留美「ドナルド!」

ドナルド「やぁ!」

留美「もう行っちゃうんだね…他のお姉さんとお兄さん達が探してたけど帰っちゃうの?」

ドナルド「うん」

留美「そっか…ドナルドは、教祖だし布教とかいろいろ忙しいもんね…」

ドナルド「もちろんだよ」

留美「ドナルド、私布教頑張る!クラス中…いや学校中マック派にして見せるから!」

ドナルド「ありがとう!」

留美「また会えるように連絡先渡しておくね。毎日電話するから出てね!ドナルドの事だからこのままバイバイする気だったでしょう?させないからね」

ドナルド「アラーッ!」

留美「それじゃ私みんなの所に戻るね!バイバーイ!」

ドナルド「フッ!フッ!」



トゥルートゥルッルッルー♪

ドナルド『もしもし、ドナルドです』

結衣『あ、ドナっしー!やっと携帯繋がった!勝手に帰らないでよー!』

ドナルド『あっはっはっは!』

結衣『ドナっしー、その…一緒に人体花火大会行かない?サブレ助けてくれたお礼がしたいの!』

ドナルド『いいよ!GO!』

結衣『ほんと!?なら駅前のケンタッキーのに集合ね!』

ドナルド『オッケー!』

小町「お兄ちゃん、駅前のケンタッキー、さっき潰しちゃった…」

ドナルド「アラーッ!」

当日

結衣「らんらんるー!ドナっしー、待ったー?」

ドナルド「うん、5時間くらい」

結衣「そっかぁー…それくらいなら問題ないよね!」

ドナルド「おい」

結衣「なんかケンタッキー潰れてたからカーネル像の前に集合にしたけど合流出来て良かった!」

ドナルド「ドナルド、5時間待ったよ?ねぇねぇ」

結衣「じゃあドナっしー行こうか!花火大会!」

ドナルド「5時間待ったって言ってるよね?ねぇねぇねぇ」


人体花火大会

結衣「人がいっぱいいるねー」

ドナルド「ドナルド、5時間待ったよ?ねぇねぇねぇ」

結衣「あっ!私あれ食べたい!ドナっしー
は何か食べたいのない?」

ドナルド「ハンバーガー」

結衣「え?焼きそばとりんご飴?なら私も一緒に食べたいから一緒に買いに行こう!」

ドナルド「おいっ!」


結衣「はふはふ…りんご飴美味しい!ドナっしーはドナあめ美味しい?」

ドナルド「いっぱいゲロ吐いたよ」

結衣「美味しいんだー私もドナ飴買おうかなー」

ドナルド「怒って良いかなー?ねぇねぇ」


結衣「もうすぐ人体花火の打ち上げが始まる時間だよ」

ドナルド「楽しみだなぁー」

?「……」ジー

ドナルド「ん…?」

結衣「ドナっしー、どうしたの?」

ドナルド「フッ!」ドゴーン

?「アラーッ!」バタン

結衣「ドナっしー!いきなりロケットランチャーぶっ放してどうしたの?」

ドナルド「つい嬉しくなっちゃったんだ」

結衣「そっかぁ…ならしょうがないね」

ドナルド「あっはっはっは!」


相模「けほけほっ…ドナヶ谷め…!」ギリッ

ゆっこ「南…ドナヶ谷君に喧嘩売るのほんとやめときなよ…」

遥「そのうち死ぬよ?」

相模「うちがあんなのに負けるはずないし!」

二人「「ええー…」」

陽乃「私からも忠告。ほんとに死んじゃうよ…私ハンバーガーで吹き飛ばされて5針縫ったから」

三人「「い、いきなり誰!?」」

陽乃「あと夢にずっとドナヶ谷君が出てきて、毎日血まみれの顔で迫ってくるの…」ガタガタ

遥、ゆっこ「「南…や、やめなよ!」」ガタガタ

相模「うちはあんな奴こわくない…し…」ガタガタ


帰り道

結衣「ありがとね!今日は付き合ってもらっちゃって…あとなんだかんだ全部おごってくれて//」

ドナルド「ドナルドに無理矢理奢らせたよね?おかげでドナルドが信者からもらったお布施がらんらんるー↓↓だよ?」

結衣「気にしないでって?ドナっしーってほんと太っ腹だよね!ありがとう!」

ドナルド「聞けよ」

結衣「ドナっしー、あのね…私…」

ドナルド「うん?」(怒)

結衣「マック派に…マエウシロ!マエ!マエ!マエ!

結衣「ごめん!電話が来ちゃったみたい…出るね…」

ドナルド「アラーッ!」

結衣「騒音おばさんからだ…ごめん!帰るね!ドナっしー、また学校で!」

ドナルド「ドナルド、泣いていいかなぁ?」


学校


静「ドナヶ谷、君は実行委員決定な」

ドナルド「ハンバーガー」ポイッ

静「人にハンバーガーを投げつけるな!全く…」mgmg

生徒達「「食べるんだ…」」

静「お前が実行委員決めの時、サッカーしてて聞いてなかったから強制だ…」

静「よし、実行委員は、相模とドナヶ谷でいいな?」

相模「うげっ…」

遥&ゆっこ「「死んだな…」」

ドナルド「あっはっはっは!」

相模「先生!待っ…」

ドナルド「フッ!フッ!フッ!」

静「ドナヶ谷なんか言ったか?なんだ…いつものダンスか…」

静「うむ、決まったな。二人は会議に出席するように。以上!」

相模「」


会議室

雪乃「あら、ドナヶ谷君?あなたが実行委員とかこの学校も終わりね…」

ドナルド「嬉しいなぁ」

雪乃「褒めてないのだけれど…」

ドナルド「らんらんるー!」

めぐり「みんな揃ったかな?」

雪乃「城廻先輩、こんにちわ」

めぐり「雪ノ下さん、こんにちわ!あっ!君がドナヶ谷君かぁ…この前、ポテトくれたよね?ありがとう!」

ドナルド「i'm lovin' it!」

めぐり「クスッ…ドナヶ谷君面白いね!もし良かったら文化祭実行委員長やってみない?」

雪乃「!?」

ドナルド「ワァオ!」

めぐり「ダメかな?ドナヶ谷君がやってくれたらすごく盛り上がりそうなんだけど…」

雪乃「ちょっと待ってください!普通私に話が回ってくるはずじゃ…」

めぐり「今年の文化祭は、盛り上がりたいの!だから雪ノ下さんじゃちょっとね…」

雪乃「」

めぐり「それで…ダメかな?」

ドナルド「うーん…」

相模「ちょっと待ってください!私がやっても良いですか?」

ドナルド「いいよ!」

相模「ドナヶ谷も言ってる事ですし…!」

めぐり「相模さん、盛り上げれる…?」

相模「もちろん盛り上げれますよ!ケンタッキーの力で!」

めぐり「ならお願いしようかな」

相模「ありがとうございます!うち頑張ります!」

めぐり「みんな、相模さんにお経!」

南無阿弥陀南無阿弥陀南無阿弥陀

雪乃「なにこれ…」

ドナルド「あっはっはっは!」


奉仕部

結衣「文化祭が終わるまで部活がお休み?」

雪乃「ええ、実行委員だからこれから忙しくなるだろうし…」フラフラ

結衣「そっかぁ…二人とも実行委員だもんね…うん、しょうがないよね!それにしてもゆきのんフラフラだけど大丈夫?」

雪乃「だ、大丈夫よ…ちょっとショックな事があっただけだから…」

ドナルド「あっはっはっは!」

雪乃「ドナヶ谷君は楽しそうね…」ムスッ

トントン

相模「失礼しまーす…」

結衣「あれ?さがみんだー!」

相模「奉仕部ってドナヶ谷君の部活だったんだね〜」クスッ

ドナルド「うん?」


相模「ひぃっ!」

雪乃「依頼かしら?」

相模「うち実行委員長になったけど…あまり自信なくて…だからうちを助けて欲しいんだ!」

雪乃「つまりあなたの補佐をして欲しいと…」

相模「そう!頼めるかな?」

雪乃「嫌よ…今日は受けれる気分じゃないもの…あとなんか裏がありそうだわ。ドナヶ谷君にでも頼んでみたらどうかしら?」

相模「え?」

結衣「そうだね。ドナっしーってすごく頼りになるんだよ?」

ドナルド「アラーッ!」

相模「え?ちょっと待って!奉仕部ってどんな依頼でも解決してくれるんじゃ…」

雪乃「例外もあるのよ。例外もね…」

相模「」

ドナルド「あっはっはっは!あっはっはっは!あっはっはっは!」

相模「もうドナヶ谷でいいや…ドナヶ谷、お願い!」

ドナルド「嫌だよ」

相模「アラーッ!」


会議室

相模「ドナヶ谷、これなんだけど…」

ドナルド「もちろん知ってるよ」

相模「ありがとう!助かるよ!」

雪乃「なにあれ…あの二人いつの間に打ち解けてる…」

めぐり「ドナヶ谷君、すごい勢いでケンタッキーが関連してる屋台をなくす仕事してくれてるよ!」

雪乃「はぁ…彼の魂胆は一体…?」

相模「えーと、皆さんちょっといいですか?今年の屋台でハンバーガー系のショップを一つに統一しようと思うんですが…」

相模「マクドナルドに統一で良いですか?文句言ったらドナヶ谷がキレるそうです」

実行委員全員「「あ、ありません!」」

相模「なら決まりですね」

陽乃「雪乃ちゃーん!有志団体の申し込みしに来たよー!」

ドナルド「やぁ!」

陽乃「ひゃっ!なんだードナヶ谷君かぁー!雪乃ちゃんと仲良くやってる?」

相模「え?あんなに震えてた人が普通に会話してる…」

雪乃「姉さん…へ、平気なの?」

陽乃「なんかマックのハンバーガー食べたら怖くなくなっちゃってね!あっはっはっは!じゃあ雪乃ちゃんよろしくねー!」

雪乃「ね、姉さん!」

ドナルド「フッ!フッ!」


文化祭当日

結衣「何事もなく文化祭が始まって良かったね!」

彩加「ドナルドのおかげって聞いたよ?ほんとにすごいよね!」


体育館


めぐり「それでは実行委員長のご挨拶です!」


相模「文化祭実行委員長の相模南です。今度一緒にお話ししようよ。らんらんるー!」

\ハハハハハハハハハ/

めぐり「ありがとうございました!」

ドナルド「イェイイェイ!やった!」

雪乃「ドナヶ谷君の台本通り盛り上がったわね」


ガヤガヤ ガヤガヤ

結衣「すごい人だー!そういえば、ドナっしーってクラスの事しらないよね?」

ドナルド「知ってるよ」

結衣「なら見てみる?隼人君とさいちゃんが主役なの!」

ドナルド「おい、聞けよ」


KFCの王子様

隼人「ふぉっふぉっふぉっ!ドナルドよ。そろそろわしにケツの穴を見せるのじゃ…」

彩加「だ、ダメだよ!ドナルドが嬉しくなっちゃう…」

隼人「なら力ずくで…ふぉっふぉっふぉっ!」

彩加「フッ!」ドゴーン

隼人「アラーッ!」

海老名「こうしてドナルドは、純潔を守り通したのでした…おしまい!」

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

結衣「面白かったでしょ?姫菜が考えたんだよ?」

ドナルド「ワァオ!」

結衣「ドナっしー、お昼まだだよね?ハンバーガー作ってきたの!」

ドナルド「嬉しいなぁ」

結衣「あの机で食べよっか!」

ドナルド「オッケー!」



体育館


ウッウッウマウマ♪フッフッ♪フッフッ♪ ウッウッウマウマ♪フッフッ♪フッフッ♪

陽乃「フッ!フッ!イェイ!」

静「フッ!フッ!オラぁ!オラ!」

ワーワー!ヒュー!ヒュー!イェイ!イェイ!


雪乃「姉さん…一体どうしてしまったの?」

ドナルド「あっはっはっは!」

実行委員「すみません、ちょっと大変な事が…」

雪乃「一体どうしたの?」

実行委員「実行委員長が…カーネルにさらわれました!」

雪乃「なんですって!?」

ドナルド「アラーッ!」


静「相模がさらわれた?雪ノ下ほんとか!?」

めぐり「携帯も繋がりません…どうしましょう…最悪、代役でどうにか…」

雪乃「それは無理だと思います。実行委員長でなければKFC派かマック派かの投票結果がわかりません」

めぐり「そっかぁ…でもどうしたら…」

隼人「ほんとどうしようか…俺たちはもう3曲踊り切ったぞ…」

雪乃「ドナヶ谷君、相模さんを助けに行ってくれないかしら?私達が時間を伸ばすわ」

結衣「ゆきのん、私も手伝うよ!」

陽乃「私も!」

めぐり「はるさんがいるなら私も手伝うよ!」

ドナルド「オッケー!GO!ハッピー!」

隼人「ドナヶ谷、俺も何かできる事はないだろうか…なんでもする!頼む!」

ドナルド「フッ!」ポイッ

隼人「この着ぐるみを着れば良いんだね。わかった!ドナヶ谷、いやドナルド!頑張って時間を稼いで見せるよ!」

ドナルド「あっはっはっは!」


雪乃&結衣「「見つめるたび、ブルブルしてる〜♪君の事通報したいよ〜♪」」

雪乃&結衣「「嫌な予感溶けちゃう前に〜♪気づいてね♪ボコボコにし〜たい♪」」


ヒュー!ヒュー!ワァァァァァァァ!

雪乃&結衣「「ありがとうございました!」」


めぐり「相模さんはまだなの?もう終わっちゃったよ!」

静「えーい!ドナヶ谷は何をしている!」

?「ここは俺に任してくれないか?」

めぐり「え?誰?この着ぐるみって…」

静「その声は葉や…「先生、それ以上は言わないでください」

静「あ、あぁ…わかった…君に託すぞ」

隼人「ドナヶ谷、見ててくれ!新しい俺を!」


ざわざわ…ざわざわ…ざわざわ…
ざわざわ…ざわざわ…ざわざわ…


めぐり「お、お待たせしました!突如現れた期待の新星…その名も…」

ふなっしー「ふなっしーだなっしぃぃぃぃぃぃ!梨汁プシャァァァァァ!」

キャアアアアアァァァァァ!

ふなっしー「ふなふなふな…ヒャッハァァァァ!」

ふなっしー「元気にふなっしー♪ヒャッハァァァ!ふなふなふなっしー♪」

キャアアアア!助けてー!


結衣「あれ…誰がやってるの…?」

雪乃「由比ヶ浜さん、中に人なんていないのよ?」

結衣「そ、そうだよね…」


屋上

ドナルド「やぁ!こんにちわ!」

義輝「よく来たな…ドナルドよ…」

相模「ドナヶ谷!助けて!」


ドナルド「フッ!」バキ

義輝「効かんぞ!ドナルドよ!堕ちたものだな!」ガシッ

義輝「お返しする!はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ドゴーン

ドナルド「アラーッ…!」バタン

相模「ドナヶ谷!」

義輝「どうせ死んでおらんのだろう?なら…このチキンで殴り殺すまでよ!オラオラオラ!」バキッボキッメキッ

ドナルド「アラーッ!アラーッ!アラーッ!」チーン

義輝「ふはっはっはっ!弱いな!ドナルドよ!昔は対等だったものを…今は…」

義輝「こんな無様なのだからな」グリグリグリ

相模「やめて!ドナヶ谷が死んじゃうじゃん!」

義輝「なぜこやつの事を思いやる?嫌いじゃなかったのか?」

相模「最初は、怖いし…いつもニヤニヤしててキモいし…いつも踊ってる変な奴だと思ってたけど…」

相模「今はこんな私を支えてくれるピエロなの!だから…!」

義輝「こやつは、昔散々悪い事をしたのだぞ?犯罪なんて軽くこなす極悪人…そんな奴を思いやるなどばかばかしいとは思わんのか?」

相模「ドナヶ谷が犯罪者…!?確かにいつか人ヤりそうだと思ってたけど…」

義輝「そうだ…それでもこやつを庇うのか?」

相模「………」


相模「それでも守りたい世界があるんだ!」ポイッ

義輝「そ、それはドナルドのハンバーガー!だんだん大きく…つ、潰れる!ぬおおおおおおお!」プチッ

相模「ドナヶ谷!しっかりして!」ユサユサ

ドナルド「あっはっはっは!」

相模「え?無傷?」

ドナルド「驚いた?」

相模「う、うん…そうだ!文化祭実行委員長の挨拶しないと!」

ドナルド「GO!」


体育館

ふなっしー「も、もう限界なっしなー…ぜえぜえ…」

静「プリッキュア!プリッキュア!プリキュア!プリキュア!」

ふなっしー「悪あがきはやめるなっしぃぃぃぃ!」

めぐり「どうしよぉー!もう無理だよー…」

雪乃「ドナヶ谷君…」

結衣「ドナっしー…」

バタン

相模「遅れてすみません!」

めぐり「相模さん!」

結衣「さがみん!」

雪乃「全く…遅いわよ…」

相模「うちがもう出ます」

めぐり「わかったよ。えーと、余興ありがとうございました!では、実行委員長の挨拶です!」

相模「みんな一緒にー?らんらんるー!」

ドナルド「らんらんるー!」

みんな「「らんらんるー!」」

洗脳完了☆


義輝「どうだ!八幡よ!我が渾身の新作は!」

八幡「うるさいよ…あと150レスもご苦労なこった…」

結衣「あれ?終わった?」

雪乃「読むのが苦痛だったけれど読み終わったわ…」

八幡「無駄に長いんだよ!無駄にな…」

義輝「か、感想は?一応自信作なんですが…」

八幡「まず俺に至っては原型がない」

雪乃「私がこのドナ…?なんかに負けるはずがないのだけれど…あと後半のバトルシーンから書き手がめんどくさくなったのが分かるわ」

結衣「なんだろう…とにかくよくわからなかったな!」

八幡「お前途中で寝てただろうが…」

義輝「ぐはっ!」

雪乃「点数で言ったら5点ぐらいかしら?もう作家は諦めた方がいいレベルね」

義輝「ごはっ…!」

八幡「てか身近にいる奴、使うのやめろよ…戸塚が主人公を慕った所から殺意が芽生えたわ」

雪乃「そうね。身近にいる人を巻き込むのは感心しないわ。まずそこから出直してきなさい」

義輝「ふむ、次はラブコメを書けば良いのだな!待っていろ!八幡よ!」

八幡「誰も待ってないから」

結衣「あはははは…」

トントン

雪乃「どうぞ」

八幡「依頼か?」

結衣「なんか久しぶりだね!」

ガチャ

?「あっはっはっは!」

END


これにて終わりです。ありがとうございました。

自分がモスで働いていた時にドナルドのコスプレをした人が来店してきた事を思い出して書きました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年02月06日 (金) 21:43:30   ID: UWfdlXF7

期待

2 :  SS好きの774さん   2015年02月07日 (土) 01:28:42   ID: D926H0gy

なんゃこりやw

3 :  SS好きの774さん   2015年02月10日 (火) 14:39:08   ID: BMwqIIRn

続編たのんます
久々に爆笑してしまう作品でした

4 :  SS好きの774さん   2015年02月14日 (土) 21:23:21   ID: PF7GfEAH

ひどいw

5 :  SS好きの774さん   2015年02月14日 (土) 22:26:47   ID: iu3TwR0W

ワロタ

6 :  SS好きの774さん   2015年03月05日 (木) 05:01:02   ID: te8Fwu8q

どんな人生を送ればこんな組み合わせが湧いてくるんだ・・・

7 :  SS好きの774さん   2015年07月05日 (日) 00:08:02   ID: fHN3YEkY

くっそワロタwwwww

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom