魔王「貴様の言い分は分かった」

魔王「だが妾が協力する理由がない」

勇者「理由？　あるじゃないか」

勇者「何故ならお前は俺に負け、俺が腕を一振りすれば首が飛ぶ」

勇者「そしてお前は死ぬのが恐い。これが理由にならないか？」

魔王「拒否権はないというわけか」

勇者「ああ」

魔王「わかった」

勇者「協力する気になったか」

魔王「まあ、貴様がいなくなれば侵略しやすくなるしな」

勇者「何を言っているんだ？　最初に言っただろ。お前も来るんだ」

魔王「な……！　ふざけるな！　妾が行くわけないだろう！」

勇者「拒否権はないと自分で言っていただろ？」ﾁｬｷ

魔王「ぐ……」

勇者「ほら、さっさとやるそ」

魔王「……何をすればいい」

勇者「魔力を解放しろ。限界までな」

魔王「そんなことをすれば、この城が崩れるぞ」

勇者「問題ない、その前に移動する」

勇者「それに、この城に生きている魔物はいないはずだ」ﾆﾔ

魔王「下種が……」

期待されると緊張するんだが……ﾊｱﾊｱ

勇者「下種で結構。元の世界に戻れるのなら神でも殺そう」

勇者「よし、こちらの準備は出来た。いつでもいいぞ」

魔王「……はっ！」ｶｯ

勇者「！　転送……魔法！」

ﾋｭﾝ

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ﾋｭﾝ　ﾄﾞｻ

魔王「う……ここは……？」

勇者「俺のいた世界。地球という惑星の日本という国だ」

魔王「ちきゅう……にほん……」

勇者「それはともかく、何故一声かけなかった？」

魔王「ふん、せめてもの抵抗だ」

勇者「てめえ……」

勇者は地球で中二病とか周りに言われてそうだな

>>9
戦いで荒んじゃったんだよ、きっと・・・

魔王「ふふ、ここでは妾を殺すことはできまい」

魔王「何故なら、ここには魔力が存在しない。よって、魔法が使えない」

魔王「それに、剣も先程の衝撃で落としただろう？　これで同等だ」

勇者「それはどうかな？」ﾆﾔｱ

魔王「なに？」

勇者「お前はこの世界のことを何も知らない」

勇者「力ずくで食事や住む場所を手に入れることもできない」

勇者「それに対して俺には住む場所も食事もいくらでも手に入る」

勇者「これのどこが同等だ？」

魔王「ぐ……」

勇者「分かったら『私はあなたの奴隷です』と言ってから俺の靴を舐めろ」

魔王「ふ……ふざけるな！　生きるためとはいえ高貴な魔王一族の現魔王の妾が人間の奴隷になるなど！」

勇者「俺は別にいいんだがな。お前がどこで野垂れ死のうと」

魔王「うぐ……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

勇者(そういやこいつ、顔はいいんだよな)

>>14
陵辱で行くかほのぼの？で行くか

どう考えても陵辱

やっぱり陵辱だよね！
上手く書けるかはわからんが

勇者「どうする？　プライドをとって野垂れ死ぬか？　それとも命をとって俺の奴隷になるか？」

魔王「……」

勇者「……さっきお前は俺がお前を殺せないと言ったな」ｶﾞｼｯ

魔王「うぐ!?」

勇者「魔力がないならこうやって首を絞めるだけで死ぬんだぜ？」ｷﾞﾘｷﾞﾘ

魔王「う……あ……くるし……」

勇者「こうやって殺されるなんて思いもしなかっただろ」ｷﾞﾘｷﾞﾘ

魔王「や……しにたく……ないぃ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

勇者「だったら奴隷になるか？」

魔王「なる……なるからぁ……」

勇者「よーし」ﾊﾟｯ

魔王「かっ……げほ！　げほっ！」ｷﾞﾘｯ

勇者「さて、とりあえず食い物だな」

勇者「俺は少し出かける。そこから動くな何も触るな」

魔王「……」

勇者「返事は？」ｶﾞｽ

魔王「っ……！　わかった」

勇者「『わかりましたご主人様』だろ？」

魔王「わかりました……ご主人様」

勇者「よし」ｶﾞﾁｬ

ﾊﾞﾀﾝ

魔王「うぅ……何でこんな目に……」ｸﾞｽ

魔王「泣いちゃ駄目だ……お母様と約束しただろう？」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

勇者「ふう、結構混んでたな」

魔王「……」

勇者「ちゃんと動かなかったようだな」

勇者「しかしご主人様が帰ってきたのに何も言わないとはどういうことだ？　城にはメイドがいたから少しは分かるはずだろう？」

魔王「お帰りなさいませ……ご主人様……」

勇者「まあそんなもんでいいか」

勇者「ほら、飯だ……って人間の飯食えるのか？」

魔王「問題ない……と思います」

勇者「そうか。ならこれを食え」ﾄｻ

魔王「はい……」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

ちょっとこれで続けるのが難しくなったから
>>21、>>22は無しで
あと陵辱じゃなくて調教だった

勇者「さて、まずは飯だな」

冷蔵庫「」ｶﾞﾁｬ

勇者「……チッ」

勇者「俺は少し出かける。おとなしくしてろよ」

魔王「」ｹﾞﾎｹﾞﾎ

勇者「っと、その前に風呂沸かしとくか」ﾋﾟｯ

ｶﾞﾁｬ　ﾊﾞﾀﾝ

魔王「くそ……魔力が無いと妾はこんなにも弱いのか……」

魔王「奴隷……と言ってたな。何をされるのか……」ｿﾞｸｯ

魔王「……？　何だ今のは……」

ｵﾌﾛｶﾞ　ﾜｷﾏｼﾀ

魔王「ひゃあ！」ﾋﾞｸｯ

魔王「今の精気の無い声は何だ!?　アンデットでもまだ精気があるぞ!?」

ﾋ~ﾛ~♪　ﾋｰﾛｰﾆﾅﾙﾄｷ♪

魔王「っ！」ﾋﾞｸｯ

魔王「うぅ……ここには妾の知らない音が多すぎる」

ｶﾞﾁｬ

勇者「そういや魔族って人間の飯食えるのか？　まあいいや」

魔王「勇者っ！　よくも妾をこんな世界に連れてきたなっ！」

勇者「何を今更。それより飯を買ってきたが人間の食えるのか？」

魔王「問題は無い……」

勇者「よし、なら適当に買ったから適当に食え」

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

魔王「まさか人間の食事がこんなにも旨いとは……」

勇者(さて腹も膨れたし次は調教だな)

勇者「次は風呂だ。こっちに来い」

魔王「ふろ……？」

勇者「魔族は風呂に入らないのか？」

ｶﾞﾗｯ

魔王「何だ、湯浴みのことか」

勇者「知ってるならいい。ほら、服を脱げ」

魔王「断る。お母様から一生を共にする者にしか体を見せるなと言われてるのでな」

勇者「……俺に逆らうのか？」ｽｯ

魔王「」ﾋﾞｸｯ

魔王「く……わかった、脱ぐ」ｽﾙ

勇者「最初からそうしろ。言っておくが、俺の言うことには絶対服従だ」

魔王「ほら、脱いだぞ……///」

勇者「タオルで隠すか。人間の女みたいだな」ﾆﾔﾆﾔ

>>31
はい！　一人暮らしのマンションです！
設定上両親が二人共死んでいてその保険金でそこそこでかい部屋に不自由せず住んでいます！

ついでに勇者は非童貞なんだよ……
童貞だと調教なんて恐れ多くてできないから……

魔王「う、うるさい！」

勇者「ほら、椅子に座れ」ﾆﾔﾆﾔ

魔王「つめたっ」

勇者「水出すぞ」ｼｬｰ

魔王「あつっ……くない」

勇者(まずは背中だな)ｺﾞｼｺﾞｼ

魔王「ひゃあ！」

魔王「な、何だ!?　うぇ、ヌルヌルしてる……」

勇者「ボディー何とかだ。そうか、あっちには無かったよな」ｺﾞｼｺﾞｼ

勇者(そろそろだな)ﾌﾆｭ

魔王「んっ」ﾋﾟｸｯ

勇者(結構でかいな)ﾓﾐﾓﾐ

魔王「や……なにをする……」

勇者「奴隷にすることと言ったら決まってるだろ？　調教だ」ﾑﾆｭﾑﾆｭ

魔王「調教だと……んあっ！」ﾋﾞｸﾝ

勇者「乳首が弱いんだな」ﾓﾐﾓﾐｺﾘｺﾘ

魔王「やあ……そこばっかだめ……」

勇者「そうか、だったら……」ﾆｭﾙ

魔王「！　ふああっ！」

勇者「濡れてるな、水だけじゃなさそうだ」ｸﾁｭｸﾁｭ