電「女性の司令官さんなのです!」 (211)

諸注意
本稿は女性提督を中心とする現代パロものであり、多大なオリジナル要素を含む。
尚、シリアス要素はなく百合要素を含むものとする。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422794859

コンコン

総監「どうぞ」

女性提督「入ります!」

女性提督「佐世保艦娘艦隊司令部勤務を命ぜられ、本日着任しました!」

総監「ご苦労さま。あぁ、楽に休んで」

総監「さて…もう聞いてると思うが、君にはこの度新設される部隊の指揮をとってもらいたい」

女性提督「艦娘…ですね」

総監「うむ、昨今問題になってる深海棲艦…アレらの対処専門部隊。という体になっている」

女性提督「(深海棲艦…極めて人型に近い未知の生物。
そして艦娘艦隊。相手が人型に近いが故に、通常火力を持って対処するには過剰防衛と批判を受けたことや、現存の護衛艦では火砲の射程での殴り合いなど想定されておらず、極めて危険。かと言って1発数億円するミサイルを安々撃つわけにも行かず。深海棲艦専門として急遽作られた部隊…)」

女性提督「総監、1つお聞きしても?」

総監「なにかね」

女性提督「艦娘…というのはどういった存在なのですか?」

総監「気になるか」

女性提督「い、いえ」

総監「まぁそれが普通、か」

総監「降霊術は知っているな?」

女性提督「はい、江田島で加護を受けました、それが何か?」

総監「我々海上自衛官は任官するとき、服務の宣誓と共に旧海軍の御霊から加護を受ける伝統がある」

総監「その加護が誰のものか、覚えているかね」

女性提督「確か、旧海軍の艦艇のものだと習った覚えが」

総監「それだよ」

女性提督「はい?」

総監「古来より日本には物に魂が宿ると言われている、愛着を持って大事に扱ってきたものなど特にな?」

総監「特に海軍において軍艦には様々な神社の分家を設けたり、神的な信仰が強かった」

総監「ようはその艦艇の御霊を呼び起こし具現化されたのがあの娘達というわけだ」

女性提督「つまり…艦娘はそのまま旧海軍の軍艦というわけ…なのですか?」

総監「艦艇の魂、だがな。私ももう来年には定年だというのに…年寄りの頭では追いつかないようなことばかりだよ」

女性提督「は、はぁ」

総監「まぁ、孫が出来たと思って可愛がってやってくれ」

女性提督「まだ子供はおろかパートナーすらいませんよ」

総監「ならパートナー候補として…」

女性提督「かわいい部下として」

総監「ふむ、相変わらず堅物のようだな」

女性提督「褒め言葉としてお受けします」

総監「お父上譲りだな」

女性提督「よく言われます。そういえば父が、たまには店に呑みに来ないかとぼやいていましたよ」

総監「今回の部隊新設があってめっきり行っていなかったな…」

総監「家内と一緒に今度お邪魔させてもらうよ」

女性提督「はい、伝えておきます」

総監「さて、そろそろ迎えが来ている頃だろう」

女性提督「?」

総監「君の秘書艦にここまで迎えに来るよう連絡してある」

女性提督「わざわざ申し訳ありません」

総監「礼は迎えに来てくれる娘に言ってあげなさい」

女性提督「そうします、では。帰ります!」

バタン

総監副官「秘書艦の方が玄関でお待ちです」

女性提督「ありがとう」

女性提督(さて、旧海軍の軍艦の魂…一体どんな娘やら…幹校の赤鬼みたいのだったらいやだなぁ)

?「あ、あの!」

女性提督「…?」

?「艦娘艦隊司令部所属、駆逐艦電なのです!お迎えにあがりました!」

女性提督「え…?」

電「はわわ…あ、あの司令官さんが来られるから迎えに来るようにって…」

女性提督「あ、あぁ!ご、ごめんなさいね。その事は聞いてたんだけど、なんというか…こんな可愛らしい娘が迎えにくるとは思ってなかったからびっくりしちゃったわ」

電「はわ!?」

女性提督「あ、セクハラになっちゃうわね…」

電「そ、そんなことは…」

女性提督「それで、えーっと(階級章が見当たらないわね…)」

女性提督「あなた階級は?」

電「電たちは正確な階級はないのです。なんでも正規の隊員じゃないからとか聞きました」

女性提督「そ、そうなの…じゃぁ電…ちゃん?」

電「はいなのです!」パァァ

女性提督「(あらかわいい)それじゃぁ司令部に連れてってくれるかしら?」

電「お任せください!」

トコトコ…

女性提督「あ、徒歩なのね」

電「あぅ…ごめんなさい…電は運転止められてるのです…」

女性提督「(運転はできるのね…)たまには歩かないとね!もう歳だからすぐいらない物ついちゃうしね」

電「そ、そんなことないのです!司令官さんとっても綺麗で、背も高くてスラッとしてて!…はわ!?」

女性提督「お、おぉ…て、照れるわね」

電「はわわわ…い、今のは忘れて欲しいのです…」

女性提督「いやいや、お世辞でも嬉しいよ」

電「はふ…お世辞じゃないのです…私もいつかこんな風に…」ボソッ

女性提督「?」

信号待ち
女性提督「(そっか…立神港区内に作られてるのね…警衛隊の人の申し出聞いとけばよかったかな…)」

電「うぅなんだか注目浴びてる気がするのです…普段は別にそんなことないのに…」

女性提督「あはは、流石に指揮官が礼装(第1種夏服)のまま歩いてるのは珍しいのかもねぇ~」

電「ごめんなさいなのです…」

女性提督「ほーらそんな顔しないの!かわいい顔が台無しよー?」ワシャワシャ

電「はぅ…」

艦娘艦隊庁舎
女性提督「あら、意外と立派な建物なのね」

電「はい!とーっても住みやすいのです!」

女性提督「隊舎もあるのね」

電「あ、隊舎はこことは別にあるのです」

女性提督「え?」

電「な、なんでもないのです…」

女性提督「(ジー)あなたもしかして隊舎戻るの面倒だからってここで寝泊まりしてるんじゃ」

電「そ、そんなことないのです…」

女性提督「もう、忙しいのはわかるけど。そんなのじゃしっかり休めないでしょ?女の子なんだからしっかり休養は取らないと綺麗になれないわよ」

電「はわっ!?そ、それは嫌なのです…」

女性提督「(きっとこの娘は放っておいたらどこまでも無理しちゃうタイプね、業務管理しっかりしてあげる必要があるわね)」

女性提督「おっと、ここで何時までも立ち話しても当直員に迷惑かかるわね」

電「あ、今日の当直士官は長門さんなのです」

女性提督「長門…?そうか、電ちゃんの時は聞き慣れた名前で違和感なかったけど。そっか本当に旧海軍艦の魂なのねぇ」

電「なのです!」

女性提督「で、3本線巻いてるあの大きな娘がそうなのね…(イメージ通り大きいのねぇ、2メートルはあるんじゃないかしら)」

長門「…」バッ

女性提督「(うわぁこれだけ背が高いと敬礼1つでもこんな様になるのね…顔も凛々しくて正に戦艦、って感じね)」トウレイッ

女性提督「(副直士官も背高いわねぇ…)」

龍驤「」ジー

女性提督「(ってぇえー…背が高いと思ったら何この天狗みたいな高下駄、3.40センチあるんじゃない?転んだりしないのかな…)」

龍驤「(あかん、めっちゃ見られとる…長門の隣立つとちっこいの目立って嫌やからって履いたけど、あかんやつやわぁ…)」




長門「よし、お疲れ様。ん?随分暗い顔してるが何かあったのか」

龍驤「いやぁ…見栄張りすぎはあかんやな…」

長門「ふむ?」

電「司令官さん?どうしたのです?」

女性提督「いやぁ…電ちゃんの服は海士っぽくて別に違和感なかったんだけど…」

電「?」

女性提督「(片ややたら露出の多いへそ出しルック、片や露骨な上げ底下駄…)」

女性提督「中々斬新な衣装なのねぇ」

電「あぁ~…」

今日のところは寝ます
更新ペースは期待しない程度だと思います…のんびりやっていけたらいいなぁと思うしだいです

地元佐世保だから立神地区とか懐かしい響き

やっぱ駆逐艦は海士のイメージだよなぁ

暁型は1士くらいで

>>23
佐世保地区をもっと出していくかも…?

>>24
ざっくりしすぎてるけど
駆逐艦 海士
軽巡 初任海曹(隊番)
重巡 上級海曹
空母 3、2尉
戦艦 2、1尉
女性提督 1佐
こんなイメージで書いてます…

というわけでちょっと再開します。

蛇足ですが、艦娘の言葉回しはwikiの台詞からの想像とイメージから書いてるので、同じな所ありましたら指摘してください
一人称とか他の艦娘、提督への呼び方とか特に…

司令室
電「ここが司令官さんのお部屋なのです」

女性提督「はぇ~大っきい」

電「でもこんなに大きい扉なのにすっごく軽いのです」

女性提督「この組織は相変わらずお金の掛け方間違ってるよね…」

電「で、でも司令官さんのお部屋はちゃんとしてないと…」

女性提督「体裁ねー。中は意外とシンプルね?」

電「これからいっぱい可愛くするのです!」

女性提督「えぇ…お手柔らかにね?こんなおばさんの部屋を可愛くしてもねぇ?」

電「むっ!司令官さんは全然おばさんじゃないのです!」プンピー

女性提督「あらあら、でもこれでも40も間近だから」

電「はわ!?そ、そうなのです?(てっきりまだ20後半くらいかと思ったのです…)」

女性提督「あはは、嬉しいこと言うねぇ。でも流石にその年で指揮官は難しいよー」

電「はぅ!?こ、声に出てたのです?」

女性提督「うんうん」

電「恥ずかしいよぉ…」

女性提督「(うーん何かしらこのかわいい生き物は…)」

青葉「(ふむふむ、あれが海幕から来たスーパーエリートの司令官ですね…)」ジーカシャカシャ

電「それでは、施設の説明をさせて頂きます!」

女性提督「うん?宜しく」

青葉「(防大を上位成績で卒業、幹部名簿から将来の海幕長候補と言われるエリート…だけでなく!)」カシャカシャ

電「まず食堂と間宮さんのお店…」

女性提督「間宮さん?」

電「はいなのです!」キラキラ

女性提督「うぁ眩しい!これが若さか!」

電「司令官さんも、若いのです!」プンスカポッポー

青葉「(そう!何よりあの歳を感じさせない美貌!タカラジェンヌの如き美貌とその175を超える長身!清流のように流れる黒髪!そして仕事中は堅物と称されるもそれ以外での柔和な物腰からくる天然たらしPOWER!部隊では数多のウェーブを虜にしてしまった伝説の持ち主!)」

女性提督「えーっと?あなたはどちらさま?」

青葉「!!!」

電「あれ?青葉さんどうしたのです?」

青葉「ど、ども!きょーしゅくです!重巡洋艦青葉です!」

女性提督「これはどうも。何か用かしら?」

青葉「え、えーっとぉ?」

女性提督「(んー?あらカメラ…)あぁ、なるほどね。もう識別写真の撮影かしら?」

青葉「!そ、そうなんです!やはり早くから司令官の顔は覚えておきたいので!」

女性提督「そうね、丁度総監挨拶で礼装のままだし。お願いしようかしら」

青葉「ではでは!写真室の方へご案内します!」

提督「識別写真取るのにこんなに疲れたのは初めてだわ…」

青葉「きょーしゅくです!」テカテカ

電「はわー司令官さんの写真がいっぱいなのです…」

提督「途中から全く関係なくなってなかったかしら?」

青葉「キノセイデスヨ」

電「じー」

青葉「おや、その写真がお気に入りでしたら1枚どうぞ?」ボソッ

電「はわ!?で、でも」

青葉「何もおかしくないですよー秘書艦なら司令官の顔を覚えるために必要ですからねぇ」コソコソ

電「そ、それなら…仕方ないのです」コソコソ

提督「電ちゃん?部屋戻るわよ?」

電「は、はい!今行きます!」チャッカリ

青葉「ぬふふあんなに大事そうにしまって…司令官の魔力やはり噂通りのようですねぇ」



提督「えーっと各艦種別に分かれた隊舎、工廠に、ドックまであるの?」

電「はい!だからもし出撃で怪我をしても、この施設内で治せるのです!」

提督「長崎まで一々行く必要がないわけね(それだけ修理…いえ、治療する頻度が多いってことよね?複雑だわ…)」

提督「出港済みの艦隊…遠征部隊…ってあれ?そういえば私が来る前は一体誰が指揮を?確か正式な指揮官配置は私が初めてのはずじゃ?」

電「はい!」

提督「…うん?」

電「今日までは電がやっていたのです!」

提督「えぇ…ドッキリ?」

電「ひどいのです…」

提督「あぁ!ごめんなさいね、冗談よ!」

電「もう司令官さんなんて嫌いなのです…」

提督「うぐ…!な、なにかしらこの心臓を鷲掴みされたような罪悪感っ!」

提督(しかし、確かに秘書艦?言うなれば副官みたいなものよね…それを任されてるわけだしね…総監が電ちゃんの能力を見込んでの人事だろうから、確かなんだろうなぁ)

提督「にしたって…」

電「むー」プクー

提督「えい」頬をつつく

電「ぶふぅー…もぉー!なにするのです!電は怒ってるんですよ!」

提督「いやぁ、つい」

提督「(確かに能力はあるのかも知れない、けどこの娘の性格から指揮官業務は荷が重すぎわね。きっと背負わなくていいものまで背負って、いつか押し潰されちゃうわ…)」

電「プクプクプクプク(苦情)」

提督「よーし今日からはおばちゃんが電ちゃんの分も頑張らないとね」ワシャワシャ

電「司令官さんはお姉さんなのです!!」プヒー

提督「ぇえ…そこぉ?」

書き溜めが…なくなりましたぁ!
今日はこの辺で。

今後小話小話で繋げて行きたいのですが、何かネタや出演艦娘がありましたら提供頂けると助かります

>>26
同じな所ってなんだよってしばらく考えちゃったぞ…
おかしな所ありましたら。ですねこれ

電ちゃんがんばったな……。

何か御褒美を与えるべきだな、うん


青葉の独占インタビュー

>>41
電にご褒美…賞詞かな?
その辺も含めて安価ァ…
でもタイトルで安価って銘打ってないのにやっていいものか…ぐぬぬ

>>42,43
了解!参考にさせてもらいます!

したらば、少しだけ再開します

コンコン

提督「どうぞー」

長門「当直士官入ります。提督、間もなく出撃艦隊が戻ってくる出迎えの用意を」

提督「提督…?え、私の事?」

長門「それ以外に誰がいる?まさか電を提督とは呼ばんだろう。いや?似たような業務はこなしてくれていたから呼ぶに相応しくはあるか…?」ブツブツ

提督「提督ってそんな大げさなぁ…」

長門「む?呼び方などなんでも良かろう。それより、急いでくれ」

提督「おっと、わかりました。すぐ用意しますね」

長門「帰ります」バタン

電「ジー」

提督「ん?どうしたの?」

電「怒らないのです?」

提督「え?なんのこったい?」

電「はぅ、その長門さんは誰に対してもああ言う感じなので…」

提督「あー…そうねぇ。確かに形式上私が指揮官ってことになってるけど…正直私達海上自衛官からしたら、艦娘のみんな旧海軍艦って、大先輩になるわけだからねぇ」

電「そういえば総監さんも似たような事を言ってたのです」

提督「そうそう、特に上の人間ほど旧海軍の伝統大事にしてる人が多いからねぇー。あ、だから電ちゃんも砕けた話し方でいいのよ?」

電「い、電はこれが普通なのです」

提督「そう?ならいいけど。まぁ若い隊員の前でだとビックリさせちゃうだろうから、そこはあれかな」

電「そういえば、長門さんと総監さんの会話聞いて、総監さんの隣にいた白い紐つけた人が顔真っ白になっていたのです…」

提督「あはは…」

提督「って!そうだ話してる暇ないんだった!」

電「はわわ!」

岸壁
提督「確か書類では第2艦隊の陽炎、不知火、黒潮、雷、暁、響が出港してたのよね?」

電「はいなのです!雷、暁、響とは同じ駆逐隊で姉妹!大の仲良しなのです!」

提督「そっか同型艦っていうなれば姉妹なのね」

電「なのです!」

提督「それにしても、人が海上をスケートみたいに滑ってるのは、中々に衝撃的光景ね…」

電「えっへん!」

提督「誇るところなのね」

電「電達は艦艇なのです、陸にいる時よりも海の上のほうがスイスイなのですよ!」

提督「あぁ~同期にもいたわね、陸にいるより水中で泳いでるほうが楽。陸は身体が重い。って…」

電「きっと艦艇の生まれ変わりなんだと思うのです」

提督「それかマグロね」


――――――――――――――――――――――

陽炎「気をつけ!敬礼!」

提督「(流石というか、統制がきっちり取れてるわね…)」トウレイッ

陽炎「直れ!艦娘第2艦隊ただいま帰投しました!」

提督「休め…楽に休んで。おかえりなさい、そして初めまして。本日付でこの隊の指揮を任されました、よろしくお願いします」

提督「っと、帰ってきたばかりで疲れているでしょう?こんなところで長々と立ち話させちゃ悪いわね。各々身体の手入れをして、充分な休息を取ってください。ご苦労様でした」

提督「それじゃぁ電ちゃん、後お願いしますね」

電「りょうかいなのです!」

黒潮「はぁ~司令はん、えっらいべっぴんさんやったなぁ」

暁「ま、まぁ?中々のレディなんじゃないの?」

響「大丈夫、暁も立派なレディだよ」

暁「と、当然よね!」

雷「暁ったら耳まで真っ赤よ!」

暁「そ!そんなこと!」

黒潮「相変わらず仲ええなぁ~、うちらもキャピキャピしようや~」

不知火「混ざってきていいですよ」

黒潮「あぁん、つれへんわぁ~」

雷「よしよし、私がいるじゃない!」

黒潮「雷はええ娘やわ~けどあんまりすると電がヤキモチ焼いてまうよ~?」

電「ふあ!?」

雷「もぉー甘えん坊なんだからーほら電もおいで~」

電「あわわわ」

陽炎「ほらほら、司令がいなくなったからっていきなりダレすぎよ」

不知火「以後の指示を」

電「はわ!?ま、まず各員艤装の整備及び補給を行ってください。
その後嚮導艦の陽炎さんは報告書の提出をお願いします。その後は適宜ブレイクしていいとのことです」
電「以上です」

陽炎「了解、指示された通りかかれ!」

黒潮「なぁなぁ?ブレイクってことは別に陽炎についていってもええんよね?」

陽炎「何言ってるのよ、相手は私達のトップなんだからそんな気安く行くもんじゃないでしょ」

黒潮「んーならさっきは一言二言だけだったから、ちゃんとした挨拶を兼ねて司令面談やん!」

陽炎「そういうのはこっちから言うものじゃないでしょ…」

雷「でもさっきの一瞬じゃどんな人かよくわからなかったのは確かよね」

響「すごく綺麗な人ってことくらいだね」

暁「むぅ」

響「暁と同じくらいってことだよ」

暁「もぉ!そういう恥ずかしいことをポイポイ言わない!」プヒー!

陽炎「あんた達ねぇ…」

不知火「確かに、これから命を預ける相手がどんな人間なのか。それは興味があります」

陽炎「不知火まで…ちょっと電もなんとか言ってよ」

電「は、はひ!?え、ぇと…と、とりあえず司令官さんに聞いてみますので…その間にまず入渠と補給に行く、っていうのはどうです…?」

陽炎「ちょ、それって結局行く方向じゃ」

黒潮「さんせーや!汗と潮流して司令室へゴ~やん!」

雷「そうと決まれば!電お願いね!」

陽炎「あぁもう!どうなっても知らないわよ!」

不知火「その時は陽炎が責任を負ってくれますよ」

陽炎「私の話聞いてるかしら…?」

投稿、完了しました…
基本書き溜めなんで、投稿する分パパっと一気に書き込むんで何か味気なさある気が…

必要睡眠時間には勝てなかったよ…
引き続きネタ募集しながら寝ます

乙!
投下タイミングと出会ったときに一気に読めるから書き溜め型好きですよ
安価、鬼畜安価来ても逃げない以外なら選択肢型かコンマ型がいいかと

>>62
書き溜めだとすぐ引き上げるから気づいてもらいにくそうなのが難点な気が…
でもその場で書ける技量ないから仕方ないね
安価は参考にさせてもらいます。ここの人たちならそんな鬼畜安価出さないから大丈夫大丈夫(震え声)

チョコっと再開します

正面玄関
青葉「フーンフンフーフフフッフン、フフフフフン♪」

女性提督「あらご機嫌ね」

青葉「ややや!?これはこんなところで奇遇ですねぇ」

女性提督「ツッコミ待ちかしら…?」

青葉「それは聞いたらダメなやつです…」

女性提督「ん、それはそうと、早速写真貼ってくれてるのね」

青葉「いつまでも司令官の場所が空白じゃぁ寂しいですからねぇ」

女性提督「そうね、ありがとね青葉」ニッコリ

青葉「ど、ども…きょーしゅくです…」
青葉(そ、その笑顔はズルいですね…チャームでも持ってるんですか、この人は)

女性提督「大丈夫?顔が赤い気がするけれど…」

青葉「いぃ!?き、気のせいでは!?そ、それより司令官こそ何か悩みがある顔していますよ?」

女性提督「え…そんな分かりやすい顔してたの…?迂闊だったわ」

青葉「(話題誘導のために適当に言ったのが当たってしまいました…)」

青葉「不肖青葉!これでも部隊相談員の端くれ!よろしければお話、聞きます!」

女性提督「あらあら、なんだか余計な心配かけちゃったわね」

青葉「まぁ、部隊の長がたかが重巡に相談っていうのも体裁があるでしょうから、何なら青葉の独占インタビューってことでもいいですよぉ?」

女性提督「それって漏れなくリークされるわよね?」

青葉「その辺はご安心を!これでも軍人ですから、職務上知り得た情報は外部に漏らしません」

女性提督「内部は」

青葉「その辺は青葉の独断と偏見で」

女性提督「本当に部隊相談員なの…?」

青葉「もちろんです!佐総監からちゃんと認定証もらってますよ!」

女性提督「この上なく怪しいけど…ま、別に言われて困るような話しでもないし。お願いしようかな」

青葉「ならば!善は急げです!早速司令室に参りましょう!」

女性提督「その活き活きした感じが不安になるわね…」

司令室
青葉「ふむふむ、私達艦娘たちとの距離感をどうしたらいいのか悩んでると」

女性提督「随分ざっくりになっちゃったけど、大体そうね」

青葉「にしてもそんなことで悩んでるとは…」

女性提督「そんなことってあなたねぇ」

青葉「そんな気にしなくても普通に接すればいいんですよ、艦娘と言っても大体人間と変わりませんから」

女性提督「そ、そうねぇ」

青葉「あ、それとも私達が旧海軍の船だからですか?」

女性提督「う…」

青葉「やや、図星ですかぁ」

女性提督「私が指揮官なのはそうなんだけど…やっぱりすごい先輩なわけだし…」

青葉「教官職についてる時に学生に昔の先輩が来た感じですかね」

女性提督「おぉ!それ!もっと深い感じだけど」

青葉「それこそ気にしないでメリハリつければいいと思いますよ。私達もその方がやりやすいですし」

女性提督「そうね…ありがと。私らしく接することにするわ」

青葉「それに心配しなくても、多分あちら側からどんどん接触してきて、そのうち嫌でも気にしないでいられるようになりますよぉ」

女性提督「そうかしら?」

青葉「はい!何せ我々からすると司令官って言ってもただの人間ですから!他の隊員みたいな遠慮なんてそうそうありませんからね!」

女性提督「それはまた…なんというか極端な…」

青葉「では、不肖青葉が隊内だよりで司令官が寂しがってるから会いに行ってあげてください。って書きましょうぞ」

女性提督「せんでよろしい」

――――――――――

電「戻りました~」

女性提督「ご苦労様」

電「あ、あの司令官さん!」

女性提督「は、はい!」

電「あ、あぅ…この後なんですが、陽炎さんが報告にこられるときに、第2艦隊全員で挨拶に来たいそうなのです」

女性提督「あらあら、早速ね」

電「なのです?」

女性提督「いいわよ、私ももっとお話したかったから丁度いいわ」

電「で、では早速伝えてくるのです!」ペカー

女性提督「よろしくね(満面の笑みねぇ)」

書き溜めここらで終わりですので、今回はこの辺で。

また何かネタありましたら書いてもらえると参考にさせてもらいます

そろそろ島風の出番かな?

>>75
オゥ!?島風予知されたァ…
ぜかましネタ書いてたら後輩がぜかまし行き決まって変なシンクロに愛着湧く湧く

島風パートだけちょろっと再開します

コンコンコンコン

女性提督「どうぞー」

島風「おっそーい!!」

女性提督「!?!?」ビクッ

島風「おぅ!?あれ?貴女はだぁれ?電は?」

女性提督「はじめまして、私は今日付でこの部隊の指揮を任されたのよ。電ちゃんは今第2艦隊のところに行ってるわ。」

島風「そうだったのね…私は駆逐艦島風!早きこと、島風の如し、だよ!」

女性提督「よろしくね」

島風「こっちは連装砲ちゃんだよ!」

女性提督「え、えぇ、よろしくね?(ぬいぐるみかしら?)」

連装砲ちゃん「きゅっ!」

女性提督「!!!」ガタッ

島風「どうしたの?」

女性提督「え、えぇ?生きてる…の?」

島風「当たり前だよ!連装砲ちゃんは私の友達なんだから!」

女性提督「ど、どういう仕掛けなのかしら…」

連装砲ちゃん「きゅ?」

女性提督「…見た目はかわいいわね…(まぁ降霊術やなんやとあるわけだし、無くはない…か)」

女性提督「それで、御用は何かしら?」

島風「おぅ!?そうだった!あのね!訓練許可申請書の検印をお願いしに来たの!」

女性提督「あらあら、わかりました。秘書艦の検印欄もあるのね」チラッ

島風「ワクワクソワソワ」

女性提督「ふむ、私の代印ですませちゃうわね。ウニョウニョっと」

島風「提督!ありがとー!」

島風「ところで、提督は駆けっこ早い?」

女性提督「え?うーん自信はないけど…一応1級の基準はクリアしてるわね」

島風「本当!?じゃぁじゃぁ!今度一緒に駆けっこしましょ!」

女性提督「駆けっこ?」

島風「そう!ホントは天津風と駆けっこする約束してるんだけど…今派遣に行っててしばらく帰ってこないの」

唐突ですが、最初の方で夏服着せてたんですが
折角なのに時季ネタ出せないのが口惜しいので、ご都合主義を振りかざして季節を今の時期に変更させてもらいます…
設定ガバガバで申し訳ないです

女性提督「派遣…?」

島風「そう!私の船と一緒に行って、ジブチ泊地って所で待機してるの」

女性提督「あぁ~艦娘も一緒に行ってるのね」

島風「うん!向こうでもたまに深海棲艦が出るらしいから」

女性提督「そうね…話しには聞いてたけど…」

島風「でもでも、1回の派遣活動中に出会うかどうかってくらいだから」

女性提督「そう…それは何よりだわ」

島風「だからそんな暗い顔しないでね?」

女性提督「(え…また顔に出ちゃってたのね)」
女性提督「えぇ、ありがと」

島風「えへへ!」

女性提督「(うーん、私が来るまでにもしっかり部隊運用されてたわけね、早い所把握しきらないとだめね)」

島風「で!で!」ガタガタ

女性提督「は、はい?何かしら?」

島風「んもー!駆けっこだよ!」

女性提督「あ、あぁ!そうね、駆けっこは流石に歳的にキツい、かなぁ~(どう見てもこの娘についていけるとは思えないわ…)」

島風「そっかぁ…」ショボン

女性提督「(あぁ…ざ、罪悪感…心無しかリボンが萎んじゃって…)」

女性提督「そ、そうだわ!駆けっこは無理だけど、よかったら今度走り込み一緒におねがいしようかしら」

島風「ほんとぉ!?」

女性提督「えぇ、厳冬訓練も近いし、一緒に走りましょ」

島風「やったー!約束だからね!」

女性提督「ふふ、約束よ」

島風「じゃぁじゃぁ!指切り!」

女性提督「あら、懐かしい…ゆーびきーりげんまん」

島風「うーそついたら」

女性提督「ハリセンボ…
島風「酸素魚雷のーます!」

女性提督「!?」

島風「ゆーびきった♪」

女性提督「(さ、サラッとすごいものノまされるのね…)」

島風「提督!絶対だからね!」

女性提督「えぇ、よろしくね」

島風「えへへ!提督ありがと!」

女性提督「どういたしまして」

島風「それじゃぁ、私はもういくね!」

女性提督「えぇ、怪我しないように気をつけてね」

島風「うん!連装砲ちゃん、行くよ!」

連装砲ちゃん「きゅきゅ!」

女性提督「ふぅ、元気があって良い娘ねぇ」


女性提督「……ところであれは下着なのかしら…?」

島風タイム終わり…ましたぁ

最初に書いた通りシリアスもストーリーも落ちもなにもない、日常系なん
で、ご都合主義とガバガバ設定のオンパレードで行ってます

またネタありましたら提供してください、何でもしますから

今日のところはこの辺で終わります

おつかれぃ

ハイパーズのお二人ををを

派遣……ジブチ……帰国…、うっ…頭が……


島風の格好より連装砲の方が先にビックリするのかww

>>91.94
ハイパーってことは大北でよろしいですかな?艦これ筆頭百合ップルほんと憧れる。
愛宕さんのパンパカパーンが某百合ラノベ読んでる時に脳内再生されて困ってたところになんてタイムリーな!

>>92
もう…帰国しても…いいよね…
誰だ現地の人に一発屋のネタ教えたやつは!

>>93
服装については「最近(?)若い娘はすごい格好してるのねぇ」程度にビックリしてるけど、ぬいぐるみだと思ったらいきなり動いてしゃべりだしたから流石に気分が高揚します。

少しの書き溜めだけドバーッと出していきます

――――――

BAAAAANG!!

女性提督「うひぃ!?」

金剛「Hey!!テートク!!」

女性提督「あ、あなたは?」

金剛「英国生まれの帰国子女!金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!!」

女性提督「げ、元気があるのはいい事だけど、ドアは静かに開けてね…?ドアとか私の心臓が壊れちゃうから」

金剛「Oh!!ソーリーねー!VeryVeryキュートなテートクが来たって聞いたらいてもたってもいられませんデシター!」

女性提督「あ、あはは…(どんな噂が流れてるのよ…)」

金剛「ンンー…」ジー

女性提督「な、なにかしら?」

金剛「んんんんん!!ンアメェェェイジィィィング!」

女性提督「ビクッ!」

金剛「噂に違わぬVeryキュート!DDG-173くらいキュートネー!」

女性提督「え、ぇと…こんごう…?」

金剛「イエース!現代のこんごうもキュート!テートクもキュート!」

女性提督「(艦娘からしたらアレもかわいいのかぁ…というか船と同じくらいってどういうことなの…)」

女性提督「あ、ありがとうね、あなたもとってもかわいいわよ」

金剛「oh my god…」

女性提督「(気を悪くしちゃったかしら)」

金剛「出会って数秒で口説かれちゃいましたー…すけこましってのも本当デシタネー」

女性提督「えぇ!?な、なにその噂は!!」

金剛「Why?ゴチョーが言ってましたー今度来るテートクはVeryキュートですけこましってー」

女性提督「な、なにそれ…ていうかゴチョー?先任伍長のこと?」

金剛「イエース、まだ会ってませんでしたネー?」

女性提督「いることすら知らなかったわ…いやいるのが当然なんだろうけど…その娘も艦娘なの?」

金剛「ノンノーン、ゴチョーはテートクと同じ現代人デース」

女性提督(ということは自衛官なのね…一体誰よぉ…そんな不名誉なデマながしたのは)

金剛「なんでも、テートクがエンコーしてるときに、同じ船乗ってたそうデース」

女性提督「えぇ?遠洋航海って何年前よ。そんな昔からの…?え、まさか…ね…」

金剛「心当たりあるデス?もうそれはそれはすごかったって聞きマース」

女性提督「聞くのが怖いけど…どんなこと言ってるの?」

金剛「えーとデスネー、エンコ~艦隊の実習幹部は元より、元から乗艦してたWaveを片っ端から虜にしてたって聞きましたー」

女性提督「…はいぃ?」

金剛「以降1練隊に密かに語り継がれる伝説となってマース」

女性提督「まさか、希望いくらだしても一向に話しすら出なかったのって…いやいや、たまたま人事が合わなかっただけよ…」

金剛「それからデスネー」

女性提督「まだあるの!?」

金剛「海幕時代はWaveだけじゃ飽き足らず、女性事務官から議員秘書まで…」

女性提督「も、もう大丈夫!そんなトンデモなデマ流すような人は、心当たり1人しかいないから」

金剛「嘘なんデス?」

女性提督「当たり前です!」

金剛「全く気づかなかったデース」

女性提督「…それにそんなにモテるんだったらとっくにパートナー見つけて…」ボソリ

金剛「何か言いましたカー?」

女性提督「ひぃ!な、な、なんでもないわよ!?」

金剛「怪しいデース」

女性提督「そ、それより何か要件があるんじゃ?」

金剛「そんなのテートクとおしゃべりしに来たに決まってるデース」

女性提督「わぁー本当、青葉の言うとおり自由ねぇ」

金剛「テートクと早く仲良くなるには、こうやってガールズトークするのが一番ネー」

女性提督「ガールかどうかはともかく、確かにお互いを知ることは大切ね。変な誤解も解けたことだし」

金剛「デモデモー、テートクくらいキュートならすぐ噂も強ち遠くなさそうネー」

女性提督「あはは…お世辞でも嬉しいよ、ありがとうね」

金剛「むー…テートクは少し自己評価が低すぎるネー」

女性提督「あ!!」

金剛「Oh!?」

女性提督「伍長は所でどこにいるの?見かけなかったけど…」

金剛「唐突ネー…今は伍長会報で市ヶ谷に行ってマース」

女性提督「そ、そう…」ホッ

金剛「?」

女性提督「あ、ごめんなさいね突然話しの腰折っちゃって」

金剛「ノープログレーム、テートクの為ならいくらでも折るネー」

女性提督「あはは…ありがと」


―――――

「課業やめ、5分前」

女性提督「あら、もうこんな時間?」

金剛「Oops…テートクソーリー…お食事の時間削っちゃったネー」

女性提督「そんなの気にしないの、それにそもそも正しくはこれから食事の時間よ」

金剛「えへへーありがとごジャリマース」

女性提督「それに、貴女との会話とっても楽しかったわ」ホホエミー

金剛「oh...これが…噂の必殺Smile…これは…」(大破)

女性提督「ちょっ!金剛!?大丈夫?フラフラしてるわよ!?」

金剛「金剛は、大丈夫です!」

女性提督「よくわからないけどダメな気が…」

金剛「でもこれ以上ここにいたら大破着底してしまうネー」

女性提督「えぇ!?」

金剛「ので、帰りマース!」ダッ

女性提督「うひゃ!?は、早い…これが高速戦艦の実力…?」

以上!したつ!終わります!!

途中所々今書いたせいで、誤字や変なところが出てった…
やっぱ即席出来るほど力がないってハッキリわかんだね

次は大北コンビ出して、電たちに帰ってきてもらって。パンパカパーンと出てきてもらおうと思います。



あぁ、ここの提督の下なら楽しく仕事出来そうだ……。
次の勤務はこの鎮守府を熱望します

おつー
よっしゃー!おおいっちーきたかみさーん!!

>>110
あ、すみません。この鎮守府艦娘マーク配置だけなんですよ…

>>111
期待されると流石に緊張してしまいます

もひっと続き書きます

メーシメーシフーロフーロアトハネルダケー
「課業やめ」

女性提督「ごっはん~ごっはん~♪」

北上「電~入るよ~」ガチャ

大井「北上さん、ノック忘れてますよ」

女性提督「あら、いらっしゃい」

大井「あら?」

北上「あれ、電見ないうちに大人になった?」

女性提督「いやいやいや…」

大井「いけない…そういえば今日から正規の指揮官が来るって、課業整列の時言ってたわ…」

北上「えぇ~?そうだっけ?」

女性提督「あはは…よろしくね」

大井「重雷装艦、大井です。どうぞよろしくお願い致しますね」

北上「アタシは重雷装艦、スーパー北上さまだよー。まぁーよろしくー」

女性提督「こちらこそ。電ちゃんは今席開けしてるのよ~そろそろ戻ってくると思うけど」

大井「そうですか、では私達はこれで…」

女性提督「あら?帰っちゃうの?何か用事あったんじゃ?」

大井「いえ、用事というほどのことじゃ」

北上「よくアタシたちここでお昼食べるんだよ~」

女性提督「そうだったのね、ならそこの机自由に使っていいわよ」

北上「お~ありがとね~」

大井「き、北上さんっ」

北上「ん~?どうしたの?提督もいいって言ってるんだし早く食べよ?」

大井「で、でも…」

女性提督「そうよ~どうせなら大勢で食べた方がおいしいわ、それにこうやって食事しながらお話するのも、親睦を深めるには大切だからね」

大井「…わかりました、ではお言葉に甘えて…」

───────

女性提督「2人のお弁当はこれ手作り?」

北上「そうだよ~大井っちが作ってくれてるんだよぉ、美味しいんだからこれが」フンス

大井「き、北上さん、恥ずかしいですよ」

女性提督「へぇ~でもお弁当作るのって大変じゃない?」

北上「だよねぇ?アタシは交代でやろうとか、何かお礼とかしたいんだけどねぇ…」

大井「別に私は…北上さんが美味しいって喜んでくれる。それだけで十分幸せですから」

女性提督「いいわねぇなんか…青春って感じね」

北上「そういう提督はベーグルにサラダって…つくばの山に住む奏でる用務員みたいなメニューだねぇ」

女性提督「あはは…たまたまよ」

北上「味気なくない?」

女性提督「少し…」

あ、唐突なんですけど
別のスレで酉つけた方がいいんじゃないか?という出来事があったので、こちらでも酉つけることにします。

北上「ん~ならアタシのおかず分けてあげるよ、大井っちいいよね?」

大井「えぇ、もちろんです。私のもどうぞ」

女性提督「えぇ!?そんな悪いわ、貴女達のが少なくなっちゃうじゃない」

北上「いいのいいの~それにおかず分け合うなんて女子っぽくていいよね~?」

女性提督「た、確かに…おかずの交換は定番な感じがするわね」

大井「だからって所謂【カス】と呼ばれるものはいらないですよ?」

女性提督「だから意識して買ったわけじゃないのよぉ~」

電「ただいま戻りました」

女性提督「おかえりなさい。先にご飯食べちゃってるわよ」

北上「あ~おかえり~」

大井「おじゃましてるわよ」

電「あ、丁度よかったのです、司令官さん、雷たち第2艦隊のみんなが一緒にご飯食べたいって来てるのです」

北上「げぇ…駆逐艦だらけになるじゃん~」

女性提督「あらあら、私は構わないけど。北上はいやかしら…」

北上「嫌じゃないけど…」

女性提督「そう?なら入ってもらっていいわよ」

電「はい!」


───────

陽炎「陽炎以下5名、入ります!」

女性提督「どうぞー、好きな所座ってね」

雷「あ!北上じゃない!」

黒潮「ほんまやー2人もお昼かいなー?」

暁「北上!この前のお菓子ありがとうね、すっごい美味しかったわよ!」

北上「あぁ~もぅ!うーざーいー呼び捨てすんなぁ~」

女性提督「ふむ?口じゃ嫌がっても…?」

大井「ふふ、北上さんあんなこと言ってますけど、すごく駆逐艦の娘たちのこと可愛がってるんですよ。お菓子の作り方教えて一緒に作ったり、細かい困ったこと聞いてあげたり」

女性提督「なるほどねぇ、彼女たちの隊番ってわけだ。良い先輩ね」

大井「照れて素直になれない北上さん…素敵です…」

女性提督「お~ゾッコンってやつね」

陽炎「提督、すみませんお食事中騒がしくしてしまい…」

女性提督「え?いやいや、1人しんみり食事するより、みんなでワイワイ食べる方が私は好きだから。ほらそんな顔しないの」

陽炎「あ、ありがとうございます」

女性提督「でも、その作業長としての責任感はとても良いことだと思うわ、これからも頑張ってね」

陽炎「は、はい!」

女性提督「あ、でもこれだけは覚えておいて、【無理はしても無茶はするな】」

女性提督「我々自衛官…貴女達でいう軍人は国家国民の為、我が身を顧みず事に及んでは危険を顧みず、その責務の完遂に努めなければなりません。ですから多少の無理は仕方ないです…ですが、無茶をしてしまえば、それは自分は元より仲間を、最悪船全体を危険に晒すことになりかねません。」

女性提督「ですから、1人で抱え込み無茶をする前に、隣にいる仲間を、私達士官を頼ってください。私達士官は無駄に金線巻いてるだけじゃないんですよ?貴女達を守るためにいるんですから」

陽炎「…はい!あ、ありがとうございます!」

不知火「司令、安心してください。陽炎は絶対に私が守ります。目の前の脅威から、嚮導艦の重責から、陽炎に降りかかるすべてから絶対に」

黒潮「私は…やのうて、私達は、やで!」

陽炎「ふ、2人とも…もう、こんな時ばかり…ずるいわよ…」

女性提督「ふふ、どうやら私の余計なお節介だったみたいね」

女性提督「っと!ごめんなさいね、折角のご飯が不味くなるようなこと言っちゃって」

女性提督「いやぁ、嫌だねぇ年取ると説教臭くなっちゃって、たはは」

大井「いいえ、そんなことないです」

北上「うん、すっごく良いこと聞いちゃったな」

女性提督「なんか、そう言われると無性に恥ずかしく…」

電「う゛ぅ゛…司令官さん!電は司令官さんについていくのです!」

女性提督「わわっ、電ちゃん泣かないで頂戴。あわわ」

雷「私がいるじゃない!」ハンカチ差し出す

女性提督「あ、ありがとう。ほら電ちゃん笑って笑って、かわいい顔が台無しよ~?」ナデナデ

響「ハラショー、図らずも提督の人柄を知れることになって、任務完了だよ」フタツノイミデ

暁「私もこんな立派なレディに…」ブツブツ…


────────

 時として公然と流す程ではないが、各員の耳に入れておきたい情報というものがある。
 そんな時、部隊に大抵何人かいる「こいつに流しておけば総員に知れ渡るだろ」という人間がいる。
その時司令室には、奇しくもそんな人間が2人も居り、その上悪い噂でなく人に聞かせたいと思う良い噂であるため、瞬く間に艦娘部隊中にこの話しが広まったという。

青葉「それはまた、別のお話です!やや!きょーしゅくです!」

大北及び第2艦隊はとりあえずこの辺で終わりィ…
次は愛宕さんにご来店頂きましょう…
その後のネタどこ…?ここ?

しっかし百合展開が全く書けなくて濁りそう…


百合が無くても好きなように書けばいいと思うよ

建造伊8でキターので祝ってもいいのよ?

>>134.135.136
私自身高性能百合フィルター完備の百合キチガイでして…
つまり何が言いたいかというと今後もきららやゆるゆりレベルのゆるい感じでもお楽しみ頂ければ幸いに存じ上げます。


>>137
了解!呪ってやる!
我が艦隊のハチどこ…?そこ?

わりと真面目にネタが思い浮かばなくて…
というかこの段階でまだ一日立ってないことに驚愕。
一日目なのに親しすぎィ!とかもう目も当てられないくらいガバガバですけど短めに続きを…

「課業はじめ、総員体操用意」

司令室
カイジョウジエイタイダイイチタイソウ、ヒザヲマゲノバセーハジメ
女性提督「お~ここはちゃんと体操してんだねぇ」

電「なのです!」

女性提督「電ちゃんは?」

電「司令官さんと共に」

女性提督「あら、そうねぇ体操なんてしばらくしてないから、久しぶりにやるのもいいかもね」

電「今からいきます?」

女性提督「んー」
チョッカクネンテンハジメー

女性提督「明日からにしよっか、もう今から行っても具合悪いし」

電「はいなのです」

女性提督「それにしても、この時期の体操は寒さが応えるわね」

電「寒さは苦手なのです…」

女性提督「そ~ね~」

電「司令官さんは熱いのと寒いのどっちがいいです?」

女性提督「ん~…どっちも苦手だけど…どっちかと言ったらまだ寒いほうがいいかな」

電「そうなのです?」

女性提督「うん、冬は何だかんだ着込めばいいし、寒いのは我慢して部屋入ったら問題ないしね~、夏だと汗かいてるからどうしてもそのままってわけに行かないし…」

電「着込む…ずるいのです…」

女性提督「あ、そうか…セーラーって私達と違って着込むって言っても限度があるものね…」

電「おまけにいくら着込んでも結局上着の下が空いてるから風が入ってきて寒いのです…」
電「それに風強いとダンビラ(襟から伸びて背中に垂れてる布部分)がバシバシ襲ってくるし…」ブツブツ…

女性提督「おぉぅ…何だか電ちゃんに海士の怨念が…」

電「大体、電が船だった時から格好変わってないっておかしいのです…陸の人とかガラッと変わってるのに…」

女性提督「まぁ、周りから見たらきっとセーラーって伝統的で憧れよ」

電「機能性が皆無なのですよぉ…」

女性提督「でも着て苦労してる電ちゃんたちには悪いけど、見てる方からするととっても似合ってて可愛いわよ」

電「むぁ…そんなこと言われたら…もう何も言えないのです…」カァァ

女性提督「ん?」

電「な、ならちょっとだけでも司令官さんに暖めてもらいたいのです」

女性提督「うん?いいわよ、おいで」

ヒザチョコンー
女性提督「(おとなしい娘かと思ったら結構積極的なところもあるのねー)」

女性提督「どう?暖まるかしら」

電「はふぅ…すごく落ち着くのです…」

女性提督「ふふ、よかった」ナデナデ

電「はわわわ」

コンコン コンコン

電「ビクッ」

女性提督「どうぞー」

電「はわわわ!し、司令官さん!?」

愛宕「入ります~ってあら~?」

電「はぅ…」プシュー

女性提督「湯気が!?」

愛宕「あらあら、電ちゃんったら甘えん坊さんねぇ?」

電「こ、こ、これは違うのです!!」

愛宕「照れなくてもいいのにぃ~何なら私の事また『お姉ちゃん』って呼んでもいいのよ~?」

電「だ、大丈夫なのです!」

女性提督「また?」

愛宕「寂しくて寝れない時にねぇ…」
電「はわわわわわわわわ!」

女性提督「うわっ!びっくりした」

愛宕「うふふっちょっといじめ過ぎちゃったかしら♪」

電「もう知らないのですっ」

愛宕「あらあら嫌われちゃったわ~」

女性提督「(慣れてるわね…私だったら罪悪感でいたたまれなくなってるところね…)」

電「それでなんの御用なのです?」ムスー

女性提督「(あら?不貞腐れてる…こんな可愛いリアクションもするのねぇ…)」

愛宕「うふふっ♪提督の膝に乗ったまま怒っても可愛いだけよ?」

電「はわわ!?わ、忘れてたのです!ごごごごごめんなさいなのです!!」

女性提督「あはは、なにも謝ることないわよ」ナデナデ

電「はわ~…」ほわ~ん

愛宕「あら~ほほえま~」

女性提督「あ、すごいナチュラルに会話しちゃってたけど、はじめましてよね?」

愛宕「私は高雄型2番艦、愛宕。提督、覚えてくださいね♪」

女性提督「よろしくお願いします」

愛宕「でもなんだか、提督とは波長が似てる感じがして落ち着くわ♪」

女性提督「そ、そうかしら?」

電「(…胸の大きさなのです?)」

電「っ!?あの、あの!」モジモジ

女性提督「ん~?どうしたの?」

電「も、もう大丈夫なのでお、降りても!」

女性提督「あら、ごめんなさいね、なんだか心地よくて忘れてたわ」

電「ふしゅ~」

女性提督「(また湯気が…熱くなりすぎたかしら)」

残なし!綺麗に話し切るほどネタが…ネタが…(言い訳)

ハチドロップするのかぁ…私の鎮守府から時代は進んだのですね…

というか読み返すと愛宕さんのはなしのはずが電くんの独壇場な気がして、どうしてこうなった…

雷の母性は電のために生まれたのですね…ソーナノ

番外編

3月5日

ワイワイガヤガヤ
女性提督「あら?何だかにぎやかね」

長門「む、提督か」

女性提督「何の集まりかしら?」

長門「何でも武蔵の船体が発見されたというニュースを聞いてみんな盛り上がっているんだ」

女性提督「あぁ、そういえば昨日の会報で話し出てたわねぇ」

長門「それでちょっとしたお祝いムードなのさ」

女性提督「祝い事なんだ・・・」

長門「それはそうだろう、何十年ぶりに今まで行方不明だった船体が見つかったんだ」

女性提督「なんだか複雑な気分ね」

長門「そう言うな、沈んだ事実は変えれない、だからこそ見つかったことを喜んでやってくれ」

女性提督「わかったわ」

────────

女性提督「・・・」

武蔵「・・・」

女性提督「えぇっと・・・なんで武蔵は巫女さんの格好してるの?」

陸奥「知らないの?今日3月5日は3(ミ)5(コ)で『巫女の日』なのよ?」

女性提督「あぁ、それで今日主賓の武蔵が巫女の格好させられてるのね」

武蔵「殺せぇい!!いっそ水底にある船体と共に沈めろぉぉぉぉ!!」

長門「ついに羞恥心に耐え切れず壊れたか・・・」

女性提督「いや・・・わかってたなら止めてあげたらいいのに」

長門「たまにはしおらしい格好するのもいいもんだ」

武蔵「だったら貴様が着ろ!!」

長門「断る、だれがそんな恥ずかしい格好するか」

陸奥(長門ねぇの巫女姿・・・ありね・・・一着借りておこ♪)

武蔵「貴様から先に沈めてやろう…」ガシャコン

長門「面白い、ビッグセブンの実力なめてもらっては困るな」

女性提督「目の前で喧嘩おっぱじめようとしないでちょうだい」

武蔵「止めてくれるな!この哀しみ、こいつにすべてぶつけてくれる!」

女性提督「そんな、似合ってかわいいわよ?」

武蔵「んなっ!…あ、ぅ…へ、部屋に帰る!」

女性提督「あっ…怒らせちゃったかしら」

長門「ははは、なんか知らんがあいつめ顔を真っ赤にしていたぞ」

陸奥(長門ねぇが調子に乗ってる、やっぱりこの巫女服着せて反省させよ)

女性提督「似合ってると思ったんだけれどねぇ…長門も綺麗な黒髪してるし似合いそうね」

長門「ははは!起きたまま寝言を言ってどうする!」

陸奥「そう思うわよね!」

長門「陸奥までどうした?ん?なぜその服を?なぜにじり寄って…ま、待て!落ち着…」

陸奥「うふ、うふふ…」

長門「ひ、ひぃ!」

仕事中に思いついて即席番外編として書いた、今は反省している。

完全防寒対策したもこもこ電くん絶対かわいいゾ…
もこもこした女の子 is god

多分露出よりも、可愛らしすぎる巫女服に恥ずかしさを感じたんだと思うんです。

6駆逐隊の娘たちなら間違いなく巫女の格好した天使になるに違いない!見える見える…天使かよ…

今宵の佐世保はくっそ寒いんで電くんに暖かい格好してもらいます…
超短編ですみません!

昼休み

雷「司令官!遊びに来たわよ!」ガチャ!

女性提督「どうぞー」

電「いらっしゃいなのです~」

雷「ってさむっ!え、何でこの部屋こんな寒いのよ?」

女性提督「昼休みだからね~節電のために課業外は暖房切ってるのよ」もこもこ

雷「それで司令官そんなもこもこになってるのね」

電「なのっですっ」チラッチラッ

雷「うんうん、電ももこもこですっごいかわいいわ!」

電「えへ、えへへ~」もこもこ~

雷「でもマフラー、ニット帽、ミトンにコートなんて完全装備どうしたの?」

電「むふー」ニコニコ

雷「うぇ?」

電「司令官さんが買ってくれたのです!」

雷「えぇ!?」

女性提督「セーラーって通常中に着込むしかないでしょう?でもいくら着込んでも結局寒いのよね」

雷「そうよね、着る人のこと考えてないわっ」

女性提督「だからせめて室内でくらい…って思って買ったんだけど、電ちゃんにこれ似合うな~って思いながら買ってたら一式揃っちゃったのよね」

電「あったかいのです~」

女性提督「まぁ、私の着任するまでの間頑張ってくれたお礼もかねてね」

雷「電、よかったわね!」

電「えへへ、とっても嬉しいのです」

雷「ところで…」ニジニジ

電「?どうしたのです…?なんでにじり寄って…」

雷「捕まえた!」だきっ

電「はわわっ!?」

雷「やっぱり抱き心地最高ねっ!暖かいわぁ~」もふもふ

電「はわわわ、は、恥ずかしいのです!雷、司令官さんが見てるのです!」

雷「見せつけてるのよ!」

女性提督「(あら?ヤキモチかしら?)ほほえま~」

雷「ん~」頭ぐりぐり

電「んひゃっ、く、くすぐったいのです」

女性提督「(うふふ、なんだか匂いつけしてるみたい)」

雷「それにしても、制服に私物のコートって服務的にいいの?」

女性提督「そこはまぁ、司令権限で…」

雷「えぇ…」

女性提督「さ、流石にこれで部外に出ちゃだめよ?」

電「はぅ…」ショボーン

女性提督「うぐぅ!だ、ダメって制服の上にってことよ?私服でとかなら一向に構わないのよ?」

電「これでお仕事したらだめなのです…?」

女性提督「まぁ…庁舎内とかなら外の目がどうせないし…あぁ、でも示しが…」

雷「ならいっそクールビズみたいに一部の防寒対策を可とする。みたいにしたらどうかしら?」

女性提督「ふむ…そういえばそもそも艦娘用の被服がまだまだ充実してないのもいけないのよね…」

電「な、なんだか難しい顔になったのです…」

雷「出来る女!って感じよね!」

電「と、ところで…雷はいつまでこのままなのです…?」カァァ

雷「ん~いい感じに暖かいからもうちょっとかしら♪」ほむほむ

電「うぅ、なんだか電は熱いくらいなのですぅ」


後日艦娘般命によって、品位を保つ範囲での私物防寒具使用許可が出たのは、また別のお話。

よし(適当)
こんな短いのに書き溜めだと一瞬で終わって侘びしい…でも短いとパッと思いついたのを気兼ねなく書けるから、ウレシイ…ウレシイ…
今後はこんな超短編ポツポツになるかもしれません。

ちなみにこれも番外で別の日のお昼休みってことで

じゃぁ…私は凍死しないようにして寝るから…

すみません…配置替え先が時期的に多忙で全く更新できてませんでした…

が、ちょっと落ち着いたので少しですが更新かかれ

電「そういえば司令官さん、施設の見学はしなくていいのですか?」

女性提督「ん~、そうねぇ。隊内点検でどうせ回るだろうけど…工廠とかは見て回った方がいいかもしれないわね」

電「はい!でしたら先導しますです!」

女性提督「ふふ、お願いします」

工廠
電「ここが私達の兵装や名目上新しい艦娘の建造を行ってる工廠なのです」

女性提督「名目上建造?」

電「はい、私達を召喚された後艤装を施すのがここなのです」

女性提督「なるほどね~そのままだと普通の女の子と変わりない感じだものね」

電「でも脱いだらすごいのです!」

女性提督「!?」

電「司令官さんだって軽々持ち上げることができますよ~」

女性提督「あ、あぁそういうことね」

電「あ、丁度妖精さんが兵装開発してるところなのです」

女性提督「妖精さん?」

妖精さん「ビッ!」ケイレイ

女性提督「え!?えぇ!?」

妖精さん「ビクッ」ナミダメ

電「いきなり大声出したら妖精さん怯えちゃうのです…」

女性提督「あ、ご、ごめんなさい。ってえぇ…ちょ、ちょっと待って?理解が追いつかないのだけれど…」

電「?こちらは電たち艦娘の兵装開発を行ってくれている妖精さんなのです」

女性提督「え…妖精さんが作ってるの?」

電「はい!技本から派出されてるのです」

女性提督「技本から来てるの!?」

妖精さん「ひょい」身分証提示

女性提督「技官さんなの!?」

妖精さん「えっへん」

女性提督「行(一)5(3佐相当)って…艦娘装備科長…えぇ!?」

妖精さん「てれてれ」

女性提督「えぇっと…今後お世話なると思いますけど、よろしくお願いします」

妖精さん「ふかぶか~」お辞儀

夕張「科長~こっちの兵装整備終わったよー…ってあら?お客さん?」

妖精さん「かくかくしかじかうまうま」

夕張「ふんふん…え、提督?」

女性提督「よろしくお願いしますね」

夕張「兵装実験軽巡、夕張です!兵装のことなら任せてね!」

電「夕張さんは艦娘なのですけど、暇を見つけてはこうやって妖精さんと兵装の修理や開発を行っているのです!」

夕張「って言っても所詮私なんかは趣味でやってるようなものだからねぇ」

妖精さん「ぶんぶん」

夕張「え?んも~そんなこと言っても何も出ないよ~?」

女性提督「ふふ、貴女の兵装への情熱を大分買ってるようね」

夕張「好きってだけだよホント」

五月雨「そんなことないです!それが一番大きいんですよ!」

夕張「わっ、五月雨ちゃんいつからいたの?」

五月雨「今来たところですよ、いつまで経ってもお昼食べに来ないんですもんっ」

夕張「え、もうそんな時間だったの?」

五月雨「兵装のことになるとそれしか見えなくなるほど好きなんですから、ちょっと妬けちゃいます」

夕張「なっ!」

女性提督「あらあら、私達はお邪魔だったかしら」

五月雨「はっ!?」

夕張「な、なにを言ってるんですか!」

五月雨「あ、あのこちらの方は…?」ボソボソ

夕張「新しい提督よ」

五月雨「てっ!提督…?」

女性提督「はい、よろしくお願いしますね」

五月雨「さ、五月雨っていいます!護衛任務ならお任せください!!」

女性提督「ふふ、そんな緊張しないで下さいね」

女性提督「んーそれじゃぁお二人の邪魔したら悪いから装備科長にご案内お願いしようかしら?」

五月雨「あ、あぅ…」

夕張「な、なにを…」プシュー

妖精さん「ふんす!」胸ドン

妖精さん「ぴょんぴょん」

女性提督「え?肩に乗りたいの?はい、どうぞ」

電「(う、羨ましく…ないのです…)」

女性提督「どうしたの?」

電「な、なんでもないのです!さ、さぁ工廠ツアーに出発なのです!」





五月雨「も、もぅ!なんで教えてくれなかったんですかぁ!初対面で恥ずかしいところを…もぅ!もぅ!」バシバシ

夕張「いたたちょっ、五月雨ちゃん落ち着いてぇ~」

五月雨「もぅ!夕張さんなんて知らないっ!」タタタタ

夕張「あ!ちょ、ま、待ってぇー!」

今回はここまでです!
更新できない間ゆうさみに出会っちゃって、とにかくゆうさみで何かしたかったんです!今は反省している。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom