諸星きらり「16cm」 (38)
一年ほど前に書いたきらりSSとタイトルが似通っていますが、内容は別です。
きらり熱が再発したので書かせて頂きます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422360443
ちひろ「彼が今日から貴女たちを担当するプロデューサーさんですよ」
P「Pです、よろしくお願いします!」ズォォォォォォ
杏「で、でっか……」
きらり「――――」
ちひろ「ほらほら二人とも、自己紹介して」
杏「あ……杏だよ。双葉杏」
P「よろしくな、双葉……双葉杏?」
杏「なに、その顔」
P「いや、17歳って聞いてたから……17歳?」
杏「歴とした17歳だよ。そういう体質なんだよ。大人なら察してよ」
P「小さいなお前。ちゃんと飯食ってるのか?」
杏「食べてるよ。初対面早々、年頃のレディに失礼だな」
杏「……ちなみにプロデューサー、何cmあるの?」
P「200と2cmだ」ォォォォォォ
杏「は……あはは……杏より60cmも大きい……」ヒクッ
ちひろ「2メートルあるって凄いですね……天井、気を付けて下さいね」
杏「何食べたらそんなに大きくなるの?」
P「肉と米だ!」
きらり「……ぃ」
杏「え?」
きらり「Pちゃんおっきーい!」ピョンッ
P「おぉっと!?」ガシッ
きらり「きらりはね、諸星きらりって言うんだよ☆」
P「よろしくな、諸星」
きらり「きらりでいいよ!」
P「じゃあ、よろしくな、きらり」
杏「初対面なのに男に抱きつくとかすげーなきらり……」
杏「……そういや杏も抱きつかれたっけ」
P「じゃあ双葉も」ヒョイッ
杏「うわああああああ!?」グイー
P「きらり、ちゃんと首に腕回して掴んどけよ」
きらり「うきゃー☆」
杏「高い高い高い! なにこれすっごい怖い!」
ちひろ「きらりちゃんを片手で抱き上げて、杏ちゃんを肩に……すごい力ですね」
P「軽すぎるぞ双葉……よし、今から焼肉食い放題行くぞ!」
杏「えっ、ちょっ」
P「気にするな、奢ってやるから!」
きらり「わーい☆」
杏「杏は帰ってゲームやる予定なんだから! 離して!」グイグイ
P「はっはっは、固いこと言うな。飴やるから」ズカズカ
P「ほら、キシリクリスタルやるよ」スッ
杏「え、くれるの?」パァ
杏「って違う! 杏は飴なんかじゃつられないぞ!」
P「きらりも遠慮せずに沢山食えよ!」
きらり「うん! きらりんお肉だいすきー☆」
杏「人さらいぃぃぃぃぃ!」
バタン
ちひろ「……」
ちひろ「あっ、仕事……」
ちひろ「……まぁ、いいですか、初日くらい。仲良くなるのも仕事ですし」
―1ヶ月後―
仁奈「はいどー! いけでごぜーます!」ペシペシ
P「はっはー、仁奈くらいの子を肩車してると子持ちの父親になった気分だな」
仁奈「きりんさんの気持ちになるですよ!」
薫「かおるもやってー!」
P「いいぞー、二人くらい軽い軽い」ヒョイッ
薫「すごーい、たかーい!」
仁奈「とってもたけーです!」
ちひろ「すっかり溶け込みましたね……」
凛「プロデューサーが来てから事務所がうるさいよ……」
ちひろ「いいじゃない、賑やかで」
バタン
茜「おはようございまーす!!」(88dB)
P「おう、おはよう茜」
茜「あ――――――――っ!!!!」(102dB)
茜「今日こそ勝ちますよプロデューサー!!」
茜「私と勝負しろお!!」(108dB)
P「悪いな二人とも、肩車はまた今度な」ヨイショ
P「いいだろう、今日の種目はなんだ?」ゴキッ
茜「根性ダッシュです!!」ヌギヌギ
P「ほほう……ならば今日は負けたら和牛ステーキ1キロを食ってもらうぞ!」カッ
P「強くなりたければたくさん喰え! 喰らえ! そして立派なトップアイドルとなれ、茜!」クワッ
茜「しゃああああああぁぁぁぁぁぁっす!!!!」(112dB)
P「事務所からより遠くまで走れた方が勝ちだ!!」スッ
茜「はいっ!!!」(99dB)
P「よーい…………スタートォ!!!」(109dB)
茜「ボンバぁ――――――――っ!!!!」(122dB)
P「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉっ!!!!」(125dB)
ドドドドドドドドドド
凛「…………」
ちひろ「…………」
凛「あ、そう言えば」
ちひろ「はい?」
凛「プロデューサー、やたらアイドルたちに食べさせるってちょっと噂になってるよ」
ちひろ「プロデューサーさんの理論はご飯食べればなんとかなる、ですからね……」
ちひろ「なんかアイドル達は痩せすぎだ、健康に悪い、俺が育ててやる!」
ちひろ「……みたいな命題を勝手に設定しちゃったみたいで」
凛「しかもそれが軒並みおいしいし……」
ちひろ「……凛ちゃんも?」
凛「…………」コク
凛「かな子ちゃんもダイエットしてるのに太らされるって悲鳴上げてたよ……」
ちひろ「う、うーん……本人に悪気はないと思うけど……」
凛「悪気がないからタチが悪いんだよ……」
ガチャ
きらり「おっはにょわー☆」
杏「おはよ……」
ちひろ「あら二人とも、おはよう」
きらり「Pちゃんはー?」キョロキョロ
ちひろ「今、茜ちゃんと根性ダッシュしに行ったわよ」
きらり「うにぃ、残念……」シュン
凛「きらりってプロデューサーと仲良いよね」
きらり「うんっ! きらりPちゃんすきー☆」
きらり「Pちゃんみたいなおっきい人、初めて見たからにぃ☆」
きらり「あとー、とっても強いしー、やさしいしー、おもしろーい☆」
杏「確かにきらりより20cmもでかい人間なんて杏も初めてだったよ……」
凛「プロデューサーと一緒にいると……太らない?」
きらり「にょわ?」
杏「あー、確かにプロデューサー、やたら高カロリーなもの食べさせてくるね……」
杏「本人もよく食べるし」
きらり「きらり、あんまり太らないんだー☆」
凛「!?」
杏「きらりはね、カロリーが縦とテンションに全部行くんだよ、凛ちゃん」フッ
杏「その証拠にきらり、プロデューサーと会ってから更に1cm身長伸びたしね」
きらり「あんまりおおきくなるのも困るんだけどにぃ……」
きらり「お洋服、あんまり着れるのなくなっちゃったし……」
杏「フフ……杏はいくら食べても伸びないけどね……」
杏「なんか最近、きらりに成長を吸収されてる気がして来たよ」
凛「……」
―2ヶ月後―
杏「はよーっす」
きらり「Pちゃーん!」
P「おう、おはようきらり……ん?」
P「ひょっとしてまた大きくなったか?」
きらり「Pちゃんすごーい! なんでわかったの!?」
杏「どこまででかくなるつもりなんだ……」
P「そりゃ担当アイドルだからな」
きらり「うんっ、また1cm伸びたにぃ☆」
P「いいぞー、もっとでかくなれ!」ワシャワシャ
きらり「うきゃー☆」ゴロゴロ
杏「きらりが上から頭撫でられてる……すげー」
P「杏も可愛いぞー」グリグリ
杏「やめろー! ちぢむー!」ググググ
杏「気安くおとめの髪に触るんじゃねー!」パシッ
きらり「Pちゃんもかわうぃよー☆」
P「そうか?」
杏「この怪物みたいなプロデューサーにかわいいなんて単語世界一似合わないだろ……」
きらり「じゃあ、きらりん☆ちぇっくしたげる!」
P「なんだそれ」
きらり「どれだけかわうぃーかがわかるんだよ☆」
杏「きらりにそんな謎機能が……」
きらり「にょわ~ん……にょわ~ん……にょわわわわわわわわわわわわわ」グルグルグルグル
杏「ちょ、何これ怖いんだけど」
きらり「にょわ――――――――っ!!」カッ!
きらり「10点10点10点10点10点9点10点10点9点10点!!」
P「やったぜ98点!」
杏「……ちなみに他のは?」
きらり「杏ちゃんは993点だにぃ☆」
P「うそっ!? まさかの千点満点!?」
杏「嬉しくねー……」
P「よーし、じゃあ仕事行くか!」
杏「杏、帰っていい?」
P「仕事か俺の孤独のグルメツアーに付き合うか二択だ。選べ」
杏「わかったよ、仕事行くよ……」ハァ
P「本当、大きくならないな杏」
杏「もう諦めなよ」
杏「杏はたぶん、世の中の小さい子しか愛せない病気の人の為に産まれた永遠のロリ神なんだよ」
杏「だからこれ以上成長しないんじゃないかな」
P「自分で言うかそれ……開き直りすぎだろ」
P「とりあえず飴食え。カロリーたっぷり那智黒の黒飴だ」スッ
杏「んー」パク
杏「む……甘っ」コロロ
―3ヶ月後―
きらり「にょわー♪ にょにょわー♪」
P「おっ、ご機嫌だなきらり」ガチャ
きらり「あっPちゃん!」
きらり「きらりはいっつもハピハピまっくす☆だよ!」
P「そうだな、いつも元気なのはいい事だぞ」ナデナデ
きらり「うぇへへー☆」ゴロゴロ
P「きらりの髪、綺麗だな」サラ
きらり「きらりん☆ぱわーだぅ!」
P「ははは、可愛いぞー」ナデナデ
きらり「あっ……」ドキ
きらり「……うにゅ?」
P「どうしたきらり? 顔赤いぞ」
きらり「にょわ……」ポー
P「……きらり?」
P「熱は……ないな」ピト
きらり「か、かお……」///
P「顔?」
きらり「Pちゃん……」
きらり「あっ、あのねっ!」
P「…………?」
きらり「きらり……きらりね」
きらり「きらり……Pちゃんの事が……すき……かも……」ボソボソ
きらり「~~~~~~~~っ!!」ボッ
P「はは、そりゃ嬉しいな」
P「俺も好きだよ」
きらり「…………っ!!」///
P「きらり……?」
きらり「き、きらり、か、か、帰るね!」ダッ
バタン
P「おっ、おい」
P「……きらり?」
P「何なんだ、一体……」ポリポリ
―4ヶ月後―
P「うーん……」
杏「おっは……」ガチャ
杏「あれ、どうしたのプロデューサー」
杏「元気ないなんて珍しい」
P「いや、ちょっと悩みがあってな」
杏「まぁ、いつも暑苦しいからそれくらいでいいよ」
P「そうだな……」ハァ
杏「……結構重症っぽいね」
杏「どうしたの、飴くれたら聞いてあげるよ」
P「ほらよ、サクマドロップ」カラン
杏「んー♪」パクッ
杏「うむ、懐かしき味」コロコロ
P「……最近、きらりが余所余所しいんだ」
杏「へえー、ふうーん、そうなんだー、たいへんだねー」ペロ
杏「じゃ、頑張ってね」シュッ
P「待てえええぇぇぇい!」ガシッ
杏「なんだよ! 聞いてあげたじゃん!」グググ
P「そういうことじゃないだろ!」グイー
P「相談に乗ってくれよ杏chang!」
杏「相談って……担当アイドル相手にあんた」ハァ
杏「わかったよ……で、きらりがどうしたって?」
P「いや、さっき言った通り素っ気ないと言うか、距離があると言うか」
杏「……具体的には?」
―以前―
きらり『Pちゃんおっすおっす☆ うきゃー☆』ガバッ
P『おっとっと、きらりはいつも元気だなぁ』
―現在―
きらり『Pちゃんおはよー』
P『あ、ああ、おはようきらり』
P「毎回のようだったハグをして来なくなったり」
杏「…………」
―以前―
きらり『Pちゃん、きらりお仕事がんばったにぃ☆』
きらり『なでなでしてー☆』
P『よしよし、いい子だなー』ワシャワシャ
きらり『うきゃー☆』
―現在―
きらり『Pちゃん、お疲れさまー』
P『お疲れ……あれ?』
P「仕事の後に頭撫でて、って言わなくなったし」
杏「…………」
P「後は……全体的に口数が減ってあんまり話してくれなくなった」
杏「…………」
杏「杏、帰る」
P「そりゃないだろ!」ガシッ
杏「バカップルの惚気話聞かされる杏の身にもなれー!」グググ
P「誰がバカップルだ!」グイー
杏「お前らだろ!」
P「はぁ?」
杏「ああもう、わかったよ!」
杏「そこに座れプロデューサー!」
P「あ……はい」スッ
杏「そうだね、ここは正座だよね」
凛「……なにあれ、プロデューサーが杏に怒られてる」
ちひろ「2メートルの成人男性が139cmの女の子に怒られてるってシュールな絵ね……」
凛「正座してもプロデューサーの方が大きいって言うのがまたシュールだね」
杏「原因なんてもう分かり切ってるじゃん」
杏「きらりはプロデューサーのことが好きなんだよ」
P「…………」
P「……いや、でも」
杏「でもじゃない!」
P「……!」
杏「きらりはあの性格だから誰にでも好きって言うけどさ」
杏「きらりだって女の子なんだよ?」
杏「女の子はみんな、いつかは誰かに違う意味で好きって言う日が来るんだ」
杏「それが今で、相手がプロデューサーだったってだけじゃん」
杏「それが嫌なの?」
P「嫌な訳……ない」
杏「一回くらいあったハズだよ、ちゃんときらりが告白したこと」
杏「ちょっと前、様子が変だったことあったからね。あの時だったんじゃないの?」
P「…………」
杏「きらりは見た目通り純粋だから、杏と違って気遣いだってするよ」
杏「プロデューサーが告白したの気付いてないってわかったって、素知らぬ顔でいるよ」
杏「だけど平気な訳ないでしょ!」
杏「年頃の女の子が好きな人に女扱いされてないって暗に言われたんだぞ!」
杏「杏の親友泣かせたら、プロデューサーでも許さないからな!」
P「杏……」
杏「どっちが悪いんだ!」
P「……俺だ」
杏「プロデューサーはきらりの事をどう思ってるんだよ!」
P「……」
P「……好きだ」
P「一人の女の子として……っ!」
杏「だったらさっさと行けっ!」ゲシッ
P「はっ、はいっ!!」ヨロ
ダダダ
ガチャバタン
凛「……お疲れ、杏」
杏「はぁ……十年分くらい怒鳴った」
杏「これはプロデューサーの分の有給ももらわなきゃ割に合わないな」
凛「かっこよかったよ」
杏「なんで杏があのにぶちんカップルの世話焼かなきゃいけないんだよ……」
凛「親友だから、でしょ」
杏「……まぁ、ね」
凛「飴あげる。チュッパチャプス、いちごミルク味」スッ
杏「ん、ありがと」グイ
杏「…………」ギリ...ギ...
杏「包装が取れない……」
きらり「……」トコトコ
きらり(最近、Pちゃんと一緒にいるとお胸がざわざわする……)
きらり(恥ずかしくて顔もあんまり見られないし……)
きらり(なんでだろ……こんなの、はじめて……)
きらり(きらりは……Pちゃんのことがすき……)
きらり(……でも、Pちゃんは……)
きらり「……っ」ジワ
P「きらり!」
きらり「……?」ゴシゴシ
きらり「ぴ、Pちゃん?」
P「よ、良かった……追いついた……」ゼェゼェ
きらり「どうしたの? 汗びしょびしょ……」
P「きらり!」
きらり「な、なに?」
P「俺は……俺はきらりの事が好きだ!」ガバッ
きらり「!?」ギュー
きらり「にょ、にょわわわわわわ」///
P「すまなかった……俺、きらりの気持ちに気付けずに傷つけて……」
P「きらりは……俺にとってこの世で一番大切な女の子なのに!」
きらり「え……」
P「きらり、俺はお前が好きだ」
P「アイドルとしてでもなく、友達としてでもない」
P「一人の女の子として、諸星きらりが好きだ!!」
きらり「Pちゃん……声おっきいよ……」ギュ
P「身長……また大きくなったんだな」
きらり「えへ……Pちゃんは、きらりのことなんでもわかるんだね」
P「当たり前だ」
P「惚れた女だからな」
きらり「え……うぇへへへ……」///
P「きらり……俺の彼女になってくれ」
きらり「Pちゃん……」
きらり「浮気しない?」
P「絶対しない。こんなに可愛い彼女がいるのにする訳ないだろ」
きらり「きらりのこと、大事にしてくれる?」
P「ああ、大事にする」
きらり「きらり、まだ大きくなるかも知れないけど……いいの?」
P「大きくなればなるだけ俺との距離が近づいてるってことだろ」
P「俺と出会ってからも大きくなってるし、むしろ嬉しいよ」
きらり「……ありがと、Pちゃん」ギュッ
P「だから……俺の彼女になってくれ……ませんか」
きらり「……」ニヘ
きらり「うんっ!」パァッ
きらり「きらりは、Pちゃんの彼女になります!」
―5ヶ月後―
きらり「おっはよー! きらりんさんじょー☆」
杏「おはよ」
きらり「Pちゃんはー?」
杏「まだ来てないよ」
杏「……きらり、また背、伸びた?」
きらり「うん☆」
杏「きらり……何cmになったの?」
きらり「186だにぃ☆」
杏「でっか……」
きらり「きらりもっと大きくなるよ!」
杏「前、あんまり大きくなりたくないって言ってたじゃん」
きらり「大きくなればなるほどPちゃんに近付くんだにぃ☆」
きらり「Pちゃんがそう言ってくれたんだよ!」
杏「……ああ、そう。よかったね」
ガチャ
P「おはようございまーす」
きらり「あっPちゃん!」
P「おはよう、きらり」
きらり「おはようきゃー☆」ピョンッ
P「はっはっは、苦しゅうないぞ」ガシッ
杏「相変わらずだね、二人とも」
P「俺が力の一千万!」
きらり「きらりも力のいっせんまん!」
P「二人合わせて二千万パワーズ!」ビシッ
きらり「にょわー!」バチコーン
杏「うわぁ……巨人カップルがクドいポーズ決めてる」
P「はっはっはっはっはっは!」
きらり「にょわっはっはっはっはっは!」
杏「仲いいね君ら……」
杏「もういい、寝るよ。杏、血ィ吐きそう」ゴロン
P「杏、あの時はありがとな」
杏「……いいよ、別に」
P「飴をやろう、ヴェルタースオリジナルだ」スッ
杏「なんでまた……もらうけど」パク
P「何故なら杏もまた特別な存在だからです」ドヤァ
杏「うっわ、うっぜ」コロロ
P「感謝してるのは本当だよ、ありがとう」
杏「……寝る」ゴロ
きらり「Pちゃん、今度のお休みどこいくー?」
P「きらりの行きたいところでいいぞー」
P「きらりとなら何処でも行ける!」
きらり「じゃあきらりはー、Pちゃんの行きたいところに行きたいにぃ☆」
杏「そろそろ爆発しろよお前ら」
P「何言ってんだ、お前も一緒だぞ杏」
杏「は?」
きらり「杏ちゃんは、きらりの親友だから!」
きらり「杏ちゃんもずっといっしょだよ☆」
杏「やめろ! 恋人のいない杏を心筋梗塞で殺す気か!」
P「大丈夫だ、俺が相応しい男を厳選してやる」
杏「大きなお世話すぎるよ!」
P「ははは、遠慮するな」
P「きらりを得た俺にもう不可能はない!」
杏「ああ……もういいよ……勝手にして……」グッタリ
きらり「うぇへへー☆」///
きらり「Pちゃん、だーいすき☆」ダキッ
諸星きらり「16cm」 END
拙文失礼いたしました。
欲望のまま一気に書かせていただきました。
Pときらりんがカップルで杏が世話焼き、という関係が大好きです。
読んでくれた方、ありがとうごぜーました。
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