球磨川『親?もちろんいるよ』(29)

球磨川『戯言ばかりで周りの人がバタバタ死んでいく気持ち悪い父親と、そんな父親を心底愛しているやたらと青い気持ち悪い母親が僕の両親だよ』




っていう感じの誰か頼む

ミスって同じスレ二つ立ててしまった

スマン

それ見飽きた

>>3
あるの?

出来ればスレタイ教えてくれ

そういうことか

てか何でこんなにスレ立ってんの?

意味分からん

のび太『ぼくは過負荷だ』ドラえもん「はあ?」



ドラえもん「いきなり何を言い出すんだい?」

のび太『だって、ぼくって何やってもダメじゃないか?それってぼくが過負荷だからだと思うんだよね』

ドラえもん「はぁ…さてはまーたマンガに影響されたんだな?」

のび太『ぼくはこれから球磨川さんのように生きると決めたんだ!止めるなよ?』

ドラえもん「ハイハイ……」

登校中

のび太『……』テクテク

スネ夫「オッース!のび太!いやあ昨日のパーティー楽しかったよな……って、お前は来てなかったけか?アハハハ!」

のび太『……』テクテク

スネ夫「えっ?なに?無視?せめてもの抵抗のつもり??ふ~ん…いいのかなぁ?そういう態度とって…」

のび太『……』テクテク

スネ夫「…のび太のクセに生意気だぞ!返事しろよな!」ボスッ

のび太『ゥッ……』ピタッ  テクテク

スネ夫(こいつ!ボディに拳を叩き込まれても歩みを止めないだと!?)

スネ夫(ならっ……!)「うーわっー、足が滑ったー」ズルッ スッ

のび太『!?』ガッ グラッ

スネ夫(ビンゴ…!そのまま転けちまいな!!)

グシャァッ

スネ夫(うっわ……顔面からいったよ…受け身もとれないのか?)

のび太『……』スクッ ポタポタッ テクテク

スネ夫「!?」ゾゾッ

スネ夫「オイ…?お、お前前メガネ砕けてるぞ?鼻血出てるぞ?歯折れてるぞ??な、なのに…」

のび太『……』テクテク

スネ夫「なのに何で歩き続けるんだよ!?意味分からないぞ!?」

しずか「あらスネ夫さんにのび太さん、おはよ……どうしたのその傷!?」

のび太『やぁしずかちゃん、おはよう…傷かい?なーにいつもみたいに転んだだけさ、ご気使いありがとね』

しずか「嘘よ…自分で転んだだけなら、そんな傷……」ハッ

スネ夫(ま、まさか僕は……ハメられているのか!?)

のび太『いやそれが、さ、ぼく位のドジになると年に一度か二度こうなるんだよね、まあ自業自得だし仕様がないよ』ケロッ

しずか「……そう、とりあえず学校の保険室へ急ぎましょう、ばい菌入っちゃうかもしれないし…肩貸すわ」

スネ夫「あっ、……僕も…」

しずか「!!」キッ

スネ夫「!?」ビクッ

しずか「のび太さん、かわいそう……何も悪くないのにこんな怪我して…」グスッ

のび太『うーん、これは日頃の行いが悪いせいかもしれないなぁ……みんなが疲れる旅行や非生産的なゲームをしている間にぼくは幸せに寝てるしなぁ』

のび太『友達が苦労してる楽をするなんて人間失格だもんね、因果応報だよ』

のび太『まあ結果的に言うと……』


ぼ く が 悪 い ん だ よ


スネ夫「ッッッ!!!」ゾクッ

しずか「……そうね、のび太さんが悪いのよね…スネ夫さんは何もしてないわ……」

のび太『スネ夫?誰だいそれ??』テクテク

しずか「気にしないで、ただの独り言よ……」スタスタ

学校

「おい、聞いたかよ…のび太怪我させた奴のこと…」「ああ、口止めさせてたらしいな…クズだな」「アイツの友達やっーめたっ」ヒソヒソ

スネ夫(クッ!噂の広まりが異常に早い!!これのアイツの仕業か!?)

ジャイアン「……」ヌッ

スネ夫「ジャイアン……」

ジャイアン「見損なったぜ……クズが」クルッ

スネ夫「ッ!!」ビキッ

スネ夫(クズゥ!?お前のび太にあれ以上のこと数えられない位やってきたじゃないかよ!!貧民がぁ…!!)

スネ夫(……今なら無防備だな…、…殺すか)キチキチキチッ

シュパァッ バタッ

スネ夫「おフランス製のカッターはよく切れるなぁ……」ウットリ

「せ、先生呼んでこい!」「いやっぁぁあ!!」「おい!誰かソイツからカッター奪えよ!」「死にたくないよ!」




のび太『で、ジャイアン今どんなかんじなの?』

ドラえもん「相変わらず昏睡状態だよ」

のび太『スネ夫は?』

ドラえもん「コネを使って執行猶予5年だってさ……」

のび太『ふーん』

のび太『まあどーでもいいや、ぼくは今忙しいし』ガサゴソッ

ドラえもん「何してるんだい?」

のび太『ラスボスに挑むための装備調整』

ドラえもん「まーたよからぬことを企んでるなぁ?」

のび太『またって君…、あの事件の被害者はぼくだぜ?ぼくは悪くない』

ドラえもん「今の君の遺伝子がセワシ君に引き継がれてると思うと恐くて未来に帰れないよ……」

学校
しずか「あらのび太さん、怪我はもう大丈夫なの?」

のび太『ああ、お医者さんカバンを使ったからすぐ治ったよ』

しずか「そう、ならよかったわ」

のび太『そういえば今日も出木杉は来てないのかい?』

しずか「ええ……出木杉さんどうしてあんな風に荒れちゃったのかしら…」

のび太『アイツみたいに頭のいいやつの考えはぼくにはよく解らないよ』

キーンコーンカーンコーン

先生「えっー、今日はみんなに注意して欲しいことを話す」

先生「近頃この学校付近で犯罪に巻き込まれる子供が増えている、皆も危ない所には近づかないように」

「注意するだけで対処しないのかよ…」「やだー怖ーい」ザワザワ

のび太『……』

自宅

ドラえもん「近頃の騒ぎ……君の仕業じゃないよね?」

のび太『まさか、いくら球磨川さんに憧れてるって言っても関係無い人を堕とす気にはならないぜ?』

ドラえもん「まぁ根は善人…なのかなぁ」

のび太『酷いなー』

のび太『まあいいや、それより探し物ステッキ出してよ』

ドラえもん「何を探すの?」

のび太『出木杉』

ドラえもん「ああー不登校なんだっけ?……はい、探し物ステッキ」

のび太『君がやってくれよ』

ドラえもん「何でさ?」

のび太『ぼくがやってもどうせ外れる』

ドラえもん「実に賢明だね、よっ」カランッ

のび太『あっちか』

ドラえもん「方角だけじゃ見つけられないだろうに」

のび太『いや、ぼくほどの不運なやつは外に出ると会いたくないやつと確実に会うようになってるんだよ』

ドラえもん「探してるのに会いたくないの?」

のび太『まあそんなかんじ、それじゃあいってきまーす』

廃校
のび太『へぇーこんな所に潰れた中学校があるなんて知らなかったぜ』トコトコ

のび太『おーい、出木杉ー!出てこいよー!』

のび太『うん?あんな所に人影が……』トコトコトコ

ズガンッ ズガンッ ズガンッ

のび太『グフッ!!』バタッ

スネ吉「フフフッ!ヒット、ヒット~」

のび太『……改造エアガンかい?』

スネ吉「おっ!よく実銃と間違わなかったね!まあ威力は同等だけどね!アハハハハッ」ズガンッ ズガンッ

のび太『………痛いなぁ』ヒュー ヒュー ヒュー

スネ吉「ハハッ虫の息だね!もうちょっと遊んだら楽にして上げるよ、それまでは楽しませてくれよ?」スチャッ

のび太『ふぅ……ぼくはこのまま死ぬ…けっしてもう助からない…』

スネ吉「うん、まあそうだね」

のび太『スネ吉兄さんの銃は壊れない、スネ吉兄さんは他に武器を持っている』

スネ吉「?何を言っている?幻聴でも聞いてんのか?」

のび太『ぼくの傷は治らない、ぼくの身体能力は10倍にならない』スゥッ

スネ吉「な!?立ち上がった!!?チッ!」スチャッ

スカンッ

スネ吉「あ、あれ?」カチッ カチッ カチッ

のび太『……』ニヤニヤ スタスタスタ

スネ吉「銃がなければ俺に勝てると思ったか?甘いぜガキがっ!大人の怖s」ドゴッ

のび太『しばらく起きてなよ』

のび太『…ドラヤキとコーラがぼくの目の前に現れる』

シーン

のび太『効果切れか…まあ一口だけだとこんなもんか』

のび太『しっかし便利だなーウソ800、飲んでから効き始めるのに少し時間がかかるのがネックだけど…』

カミナリさん「死ねぇ!」ブンッ

のび太『休ませてもくれないのかい?』ガシィッ

カミナリさん「クッ!何故お前ごときにワシの鋏の奇襲が止められるんだ!?」プルプルッ

のび太『効果は切れたけどすでに起こったことは無くならいんだな、これが』ググッ

カミナリさん「グァアッ!!」カランッ

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