菊岡「キリトくんとシリカくんのフラクトライトを密室に閉じ込めて監察しよう」 (216)

安価行動多少あり

進行は遅い


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比嘉「菊岡さん悪趣味っスね」

菊岡「まあまあ、これも研究の一つだと思って」

比嘉「まあいいっスけど、それで桐ケ谷君は分かるっスけどシリカって子は誰っすか?」

菊岡「キリトくんのお友達だよ、同じSAO生還者の一人だ」

比嘉「………えーとどれどれ………おっ、あった」カタカタ

菊岡「フラクトライトは移植済みだったよね?」

比嘉「済みっスね、まあSAO生還者のフラクトライトはあらかた移植済みなんスけどね」

菊岡「入手するのは大変だったんだけどねぇ、検査って名目で設備がある場所に呼ぶだけでもいろいろ手回し必要だったし」

比嘉「………桐ケ谷君たちが知ったら怒るっスよこれ?」

菊岡「大丈夫だって、アリシゼーションの本筋はもしかしたら教えるかもしれないけどこっちは拷問されようと言ったりしないから」

比嘉「本筋のほうだって極秘開発なんスけど………」

菊岡「分かってるよ、実際キリトくんにアルバイトとしてアンダーワールドにログインしてもらったりしてるけど詳細は教えていないだろう?僕が関わっているのだって彼は知らないんだし」

比嘉「騙してるみたいで気が引けるっス」

菊岡「僕だってそうさ、だが必要な事だからね」

比嘉「人の事言えないけど悪い人っスね菊岡さん………それですぐに始めるんスか?」


菊岡「……ああ、そろそろ始めるとしようか、果たしてどんなデータが取れるかな?」

比嘉「罪悪感が半端ないっスけど了解しましたよ、それじゃ行きますね」カタカタ


…………

キリト「………………ん……?」ムクッ

キリト「ここは……?」キョロキョロ

キリト「………どこだここ?」

シリカ「………ん……」

キリト「………シリカ…?」

シリカ「……ふぇ?あれ……キリトさん……?」ムクッ

キリト「………シリカと一緒に寝かされてたのか?なんでだ?」

シリカ「あれ?ここ……どこです?」キョロキョロ

キリト「分からない、俺も今目が覚めたんだ」

シリカ「………???」

キリト(………誘拐された?いやその前に記憶が曖昧過ぎる……意識が途切れる前は何をしてた?……くそ……)

シリカ「あ、あのキリトさん………いったい何が……」

キリト「……ごめん、今は何も分からないんだシリカ、とにかくここがどこなのか調べよう」

シリカ「あっ、は…はい!!」スクッ


キリト「見た感じは只のマンションの一室……か?いや……窓が無いって事は地下室か」

シリカ「キリトさん、向こうに玄関が……」

キリト「………行ってみよう」

シリカ「は、はいっ!!」トタトタ

キリト「………やっぱり開かない……か」

シリカ「…………閉じ込められてるんですか?」ギュ

キリト「………………」ガキッ

シリカ「キリトさん?」

キリト(………強めにノブを動かしてもびくともしない……それに……)ガンッ!!

シリカ「っ……!!」ビクッ

キリト「……固いな、異常なぐらいに」

シリカ「…キリトさん?」

キリト「…………他に外に出られる場所が無いか探そう」

シリカ「は、はい」


…………

キリト「………結局、出口に見える場所は玄関だけか」

シリカ「………キリトさん」

キリト「……………」

シリカ「………誰か来るまでじっとしてなきゃダメって事ですよね……たぶん」

キリト「………そうだな、現状待つしかない」

シリカ「…………」

キリト「大丈夫、なんとかなるよ………まずは誘拐犯が何かしら接触してくるのを待とう」

シリカ「……はい」


……………

比嘉「……って会話してますけど接触するんスか?」

菊岡「うーん、状況によっては」

比嘉「例えばなんスか?」

菊岡「苛めるみたいで可哀想だがこの状況に慣れてしまって精神的に安定してしまったら揺さぶりかけるよ」

比嘉「菊岡さんゲスいっス」

菊岡「仕方ないだろう?フラクトライトの崩壊原因調べるんだから」

比嘉「自身がコピーであると認識したらなるアレっスか、他の事でも原因となるか調べるって事っスか」

菊岡「崩壊原因を突き詰めて行けば人口フラクトライトでなくともボトムアップ型と足り得る可能性は出てくるからね」

比嘉「じゃ、自分達の移植したフラクトライトで良かったんじゃ」

菊岡「僕達のフラクトライトではアンダーワールドでの検証で上手く行かないって分かってるし……それに……」

比嘉「それに?」

菊岡「君は僕と密室で二人きりになっている自分を監察したいのか?」

比嘉「イヤっス、気持ち悪いっス」フルフル

菊岡「僕も嫌だよ、つまりそういう事だ」フゥ

比嘉「はぁ、まあでもそれは分かりましたっスけどなんで桐ケ谷君の彼女のアスナちゃんじゃなくてこの子なんスか?」

菊岡「君はバカップルがただイチャコラしてるのを監察していて楽しいと思うのか?」

比嘉「菊岡さん外道っス」

菊岡「いやぁ、キリトくんの浮気性具合を確認するのも面白そうだしねぇ、ははは」

比嘉「…………人格疑う発言っスねぇ」

………

キリト「…………たぶん半日ぐらい経ったはずだけどなんのリアクションもないな」

シリカ「……そうですね」

キリト「…………」

シリカ「……おなか空きましたね」グゥ

キリト「そうだな……冷蔵庫には食い物は入ってたけど」

シリカ「食べて大丈夫なんですか?」

キリト「………まあ、こんな所に閉じ込めておいて毒なんか盛ったりはしないだろうし」スタスタ

ガチャ

シリカ「……たくさん入ってますね、お肉とか野菜とか」

キリト「冷蔵庫だけじゃないぞ?そっちの棚には米もパンも麺類まである」

シリカ「ホントだ……お菓子まである」カタッ

キリト「至れり尽くせりだな……」モグモグ…ゴクン

シリカ「えっ、キリトさんもう何か食べてる?」ギョ

キリト「毒味役は俺がするべきだろ、とりあえず大丈夫そうだな」

シリカ「何を食べたんです?」

キリト「ん?魚肉ソーセージ」

シリカ「………私も食べようかな…」グゥ

キリト「食べる?えーと……」ガチャ

キリト「………ん?」

シリカ「どうしたんです?」

キリト「いや、冷蔵庫の中身が……」

シリカ「へ?」キョトン

キリト「…………」ゴソゴソ

シリカ「キリトさん?」

キリト「シリカ、これちょっと持ってて」

シリカ「たまご……」

キリト「いったん閉める」バタン

シリカ「………?」

キリト「…………」ガチャ

シリカ「あの、なにを?」

キリト「……やっぱり」ゴソゴソ

シリカ「あれ?」

キリト「取り出した筈の玉子がまたなかにあった」

シリカ「………どういう事ですか?これ……」

キリト「………」キョロキョロ

シリカ「………えと」

キリト「……あった、包丁でいいか」カタッ

シリカ「キリトさん?」

キリト「シリカ、少し離れて」チャキ

シリカ「えっ、は…はいっ」ササッ

キリト「………ッッ!!」ガキィッッ!!

シリカ「っ!?」ビクッ

キリト「……………シリカ」

シリカ「は、はい」トタトタ

キリト「壁に突き刺そうとした包丁、欠けてないだろ?それに壁も」

シリカ「ホントだ……」

キリト「………破壊不能オブジェクトか」

シリカ「え、それって……」

キリト「今まで気付かなかったけどここは仮想空間って事だ」

シリカ「えっ、そんな………でもこんなにリアルなのに……」キョロキョロ

キリト「ああ、ALOと言うか……アミュスフィアを媒体に使用した仮想世界じゃこうはいかないし信じられないけど……ここはゲームの中って事になる」

シリカ「じゃ、じゃあ私達またあの時みたいに………」カタカタ

キリト「まだ分からない、少なくともSAOとは違うと思う、だから大丈夫だ」

シリカ「………キリトさん…」ギュ

キリト「……………」

キリト「………とにかく、ここはSAOじゃない、現状閉じ込められてはいるけど命の危険は今のところ心配しなくて良さそうなだけマシだよ、だから怖がらなくて大丈夫だ」

シリカ「………キリトさん」

キリト「大丈夫だから」

シリカ「……………」コクリ

キリト(………俺だって不安なんだ、また仮想世界に囚われる事になってしまったなんて考えたくもない………)

キリト(………一向に現れる気配のない首謀者、自力での脱出も出来るか分からない………リアルの俺達は何処に居るのかすら不明…………くそ……)

キリト(………アスナ…)ギリッ

…………


菊岡「………ふーむ、流石キリトくん、あんまり動揺してないっぽいね」フム


比嘉「桐ケ谷君は場数踏んでるっスからねぇもう一人の娘は泣きそうっスけど」

菊岡「……彼女はSAO時代前線組ではなかったという話だしね、その辺りに違いがあるかもね」

比嘉「そうは言っても桐ケ谷君がフォローしてるから大きく揺さぶられてる様子は無いっスけどね」

菊岡「ま、これからだろう、とりあえず1000倍に加速して経過をみよう」

比嘉「了解っス」カタカタ

…………

キリト「今日で何日目だっけ?シリカ」

シリカ「えーと、一週間ぐらいまではなんとか数えようとしてたんですけどもう曖昧です」

キリト「時計も何も無いもんなぁ………うーん、1ヶ月ぐらいは経ってると思うんだけど」

シリカ「テレビぐらい欲しいですよね………あっキリトさんごはん出来ましたっ」カタッ

キリト「おっ、今日は何?」

シリカ「カレーです、アスナさんみたいに上手く作れませんけど……」

キリト「いやぁ、最初に比べたらだいぶ上達したんじゃないかな」

シリカ「そうですかね?えへへ」ニヨニヨ

キリト「あの冷蔵庫便利だよなぁ……なんでも出てくるから」

シリカ「そうですねぇ」

キリト「とりあえず食い物さえあれば助けを待ってられるもんなぁ」

シリカ「ですねぇ」

…………

菊岡「…………」

比嘉「なんか所帯染みてきてるっスけど」

菊岡「………流石キリトくん、タフというかなんというか」

比嘉「あっさり環境に適応してるっスね」

菊岡「………ふむ、では就寝前はどんな様子かみてみようか」

比嘉「でばがめっスか?」

菊岡「見たくないのかね?」

比嘉「俺ロリコンじゃねぇっス」

菊岡「僕もそうだよ?これは僕らの趣味というよりはキリトくんがどうなのかという興味がね?」

比嘉「グズの極みっスね菊岡さん」

菊岡「まあまあ良いから、早く数時間分だけ加速してくれ」

比嘉「了解っス」カタカタ


…………

キリト「そろそろ寝るか………なんて言うか、食って寝るだけだな俺達」ゴロン

シリカ 「他にすること無いですし仕方ないですよぉ……」モソモソ

キリト「まあね………ん……」ギュ

シリカ「えへへ……」ギュ

キリト(………毎日シリカは手を握ってくるけど、やっぱり不安なんだろうなまだ………)

シリカ「…………zzZ 」 スゥ…

キリト「…………早く帰れればいいんだけどな……」ナデナデ

シリカ「………zzZ 」

………

菊岡「…………」

比嘉「なんもないっスね」

菊岡「意外に一途だねキリトくん………てっきり3日ぐらいでやっちゃうと思ったのに」

比嘉「まあ、3日はともかく普通1ヶ月ぐらい二人きりなら男は我慢出来ないっスよねぇ」

菊岡「…………よし、介入しよう」

比嘉「へ?」

菊岡「どうみても安定してしまっているからね、こちらから何かしらアプローチする」

比嘉「えーと、どんな事を?」

菊岡「まあ、小道具だったりイベントだったり」

比嘉「ふーむ……それじゃすぐに出力するんで何するのか決めて欲しいっス」

菊岡「じゃあ、安価↓3で」

…………

キリト「…………ふぁ……あーよく寝た……」コキ、コキッ

シリカ「……あふっ……キリトさんおはようございます…」ムクッ

キリト「うん、おはようシリカ…………ん?」クルッ

シリカ「あっ!!」ハッ

キリト「テレビ?テレビがある!!」ガバッ

シリカ「キリトさんちゃんと電源入りますか!?こ、壊れてない!?」ワタワタ

キリト「わ、わかんない!!で、でもテレビだ!!娯楽!!暇潰し!!」カチカチカチ

シリカ「き、キリトさん落ち着いて!!ボタン連打しちゃ見れませんよぉ!!」ハラハラ

キリト「そ、そっか……よ、よし」ドキドキ

ポチッ

シリカ「ちゃんと映りますかね?なにが流れるか分かりませんけど」ドキドキ

キリト「………この際贅沢言わない、なんでも良いから映ってくれ」ハラハラ

アン……アン……ッ

キリト「えっ」ギョ

シリカ「へっ」ビクッ

アアアアイッチャウゥゥゥゥウ!!

キリト「ちょ!?,」

シリカ「」

ヤンッ…イモチイイッ……モットォ!!

キリト「……………」

シリカ「……わっ……わぁ………」ドキドキ

キリト「……俺らを閉じ込めてる奴は何を考えてるんだ……」

シリカ「………」ジー

キリト「…シリカ、見ちゃダメ」

シリカ「へっ!?いやあのその!?」ビクッ

キリト「いくらなんでもこれはダメだろ、消すからな?」ポチッ

アン…イヤン……アァン…

キリト「ん?おい……」ポチポチ

ダメェ!!アァン!!

キリト「おい!?オフに出来ないのかよ!?」ポチポチポチポチ

イ,イッチャウゥゥゥーーーー!!

シリカ「………」ゴクリ

キリト「くそっ!?だったら!!」ドタドタ

シリカ「き、キリトさん!?」

キリト「フンッ!!ダラァ!!」ガンッ!!バキャッ!!

アアアアラメェ!!キチャウゥ!!

キリト「」

シリカ「こ、この部屋の物全部破壊不能オブジェクトなの確認済みですって……えと…」オロオロ

キリト「…………」ワナワナ

シリカ「………と、とりあえずごはん作りますねっ?」トタトタ

キリト「あ、ああ…」

アァン…モットォ…

キリト「………ようやくアプローチが来たと思ったらこれかよ……マジで何なんだ……」

キリト(……………俺とシリカのそういう事させるのが目的なのか?なんでだよ……)

キリト「…………わけわかんねぇ」

…………

キリト「…………」モグモグ

シリカ「………」カチャ

アァン…イヤン…

キリト「…………」ゴクン

シリカ「……………」モジモジ

キリト(……………シリカの様子がおかしい、いや……こんなもん見せられながら飯食べてるんだから気まずいのは当たり前だろうけど)

シリカ「…………」チラッ

キリト「……うっ…」ギクッ

シリカ「…………」モジモジ

キリト(…………何となくだが分かる、シリカは変なスイッチ入っちまってる……実際俺だってちょっと変な気分になりそうだし……)ゴクリ

キリト(………でもここで流される訳にはいかないだろ……)ハァ

キリト「……シリカ、ちょっと」

シリカ「へっ、あ、はいっ」ドキッ

キリト「何が目的か知らないけど………なんなんだろうなこんなもん見せて……はは…」

シリカ「そ、そうですね……」モジモジ

キリト「俺達を閉じ込めて観察してる奴、余計顔見て文句いってやりたいよマジで」

シリカ「………観察……あっ…」ハッ

キリト「シリカも覗かれてるのは分かってるだろうけど……気分は良くないよなやっぱり」

シリカ「そ、そうですね……うん、そうだった………」ショボーン

キリト(……よし、これで変な気はお互い起きないはず、犯人の思い通りになるのは癪だしな……アスナにも悪いし)ドキドキ

シリカ「そっか、そうですよね………はぁ……」シュン

………

菊岡「手強いな……」

比嘉「どんだけメンタル強いんすかSAO生還者って」

菊岡「キリトくんは更に特別意思が強い感じだね………いや立派だよ」

比嘉「で、どうするんスかアプローチは失敗しましたけど」

菊岡「うーん……このまま経過観察していればいずれ堕ちるだろうけど埒が開かないのは事実だし………もう一度追加で何かしよう」

比嘉「了解っス、それでどんな事を?」

菊岡「それじゃあ安価↓3で行ってみようか」

ガチャン

キリト「ん?」ピクッ

シリカ「………なんの音?」

キリト「………玄関の方だな……シリカ、確認しに行こう」スクッ

シリカ「はい」ムクッ

キリト「………鍵が開いたような音だったけど………」スタスタ

シリカ「………開いたとして何処に行けるんですかね……」

キリト「さて、ね………よし……開けてみるぞ」ガチ

シリカ「………」ゴクリ

キリト「………っ……開く……!!」キィ

シリカ「行ってみるんですよね?」

キリト「ああ、もちろん」ジリッ

キリト「……これは……」

シリカ「玄関じゃなかったんですね………別室ってだけです……」キョロキョロ

キリト「トレーニングルームか?いろいろ置いてあるけど……」

シリカ「あっ、キリトさん……竹刀もありますよ、ほら…」

キリト「鍛えろって事か?まあ、でも体なまってたしちょうどいいけど」

シリカ「こっちはテレビのあの音聞こえて来ませんね、いっそこっちで寝ますキリトさん?」

キリト「そうだな、正直アレ見せられながら寝るのはキツいし……」

シリカ「暇潰しにもなりますねっ」パタパタ

キリト「仮想世界でこれ、意味あるのかは疑問だけどな……身体パラメータとか存在するのか分かんないし」

シリカ「何もしないよりはマシですよぉ、なんにもなくてつまんなかったのは事実ですし」

キリト「………そうだな、まあありがたく使わせてもらおう」

………

比嘉「避難場所になってるしストレス解消に役立ってるみたいっス」

菊岡「まあ、そうだろうね」

比嘉「……負荷を与えるんじゃなかったんスか?」

菊岡「これは仕込みというかちょっと上げてから落とす前ふりというか、そんな感じかな……次が本命だよ」

比嘉「ふむ……それじゃその本命ってなにを?」

菊岡「安価↓3だよ」

キリト「ん?」パッ

シリカ「えっ」パッ

キリト「!?」ギョッ

シリカ「へっ!?え、なにこれ!?」ワタワタ

キリト「服が消えた?ちょ………!?」クルッ

シリカ「………///////」カァァァァ

キリト(………お、おちょくってんのかマジで?AV といい微妙に回りくどい……!!)イラッ

シリカ「き、キリトさんこれは……!!」

キリト「わ、分かんない……他に変化は?」

シリカ「ふ、服が消えただけです……下着は大丈夫なんですけど……」モジモジ

キリト「…………やってくれるじゃんかこのやろう……」

キリト「シリカ、とりあえずクローゼット確認!!着替えは何着かあっただろ?それも消えてるか確かめて!!」

シリカ「えっ、は…はいっ!!」トタトタ

キリト「………さて、俺はここを調べてみるか……竹刀があるなら胴着もあるかも」キョロキョロ

キリト「………防具しかない、パンツ一丁に防具だけ装備しろってか……」

キリト「………室内プールも実はある!!つまり水着も存在するはず!!」ゴソゴソ

キリト「……………スクール水着発見!!しゃあ!!」ガッツ

シリカ「き、キリトさーん!!」トタトタ

キリト「おっシリカどうだった?」

シリカ「………服はあるけど着たら消えちゃいます……」

キリト「………だからシーツにくるまってるのか」

シリカ「はい……これなら平気みたいなんで」

キリト「一応こっちでもこれは見つけたんだけど」

シリカ「水着………」

キリト「着れるかどうか試しおこう、ないよりはね……」

比嘉「水着、一応用意しておいたっスけどどうします?」

菊岡「当然安価↓3だ」

シリカ「じゃ、じゃあ着てみますね?」

キリト「ああ」

シリカ「………着替えてきます!!」トタトタ

キリト「大丈夫だと良いんだが……」キョロキョロ

キリト「……男用のもあるけどブーメランタイプかよ……トランクスのほうがなんぼかマシだなこりゃ……はぁ…」ポイッ

キリト「…………」

シリカ「……キリトさーん!!」トタトタ

キリト「お?」

シリカ「大丈夫みたいです!!よかった!!」

キリト「……そっか、シリカだけでも下着姿ら抜け出せてよかった」フゥ

キリト(………まあ、安心は出来ないけど……)

シリカ「キリトさんのはなかったんですか?」

キリト「……あるにはあったんだけどな……履き替えたらむしろ肌色が増える……」

シリカ「そ、そうですか……ちょっと困りましたね……」 ポンッ

キリト「……まあ仕方ない……男なら下着姿でもなんとか耐えられるし平気だよ、ちょっと見苦しいだろうけどぉぉぉぅっ!?!?」ビクッ

シリカ「へっ?」

キリト「シリカ!!シーツ!!隠せ隠せ!!?!」ワタワタ

シリカ「えっ………はうぁ!?!?」ビクッ

キリト「じ、時限式!?たち悪っ!!」クルッ

シリカ「」


シリカ「/////////」コソコソ

キリト「…………………………はぁぁぁぁぁ…………疲れる……」グッタリ

今日はおわり、またね

おつん シリーズ化しませんかね…

>>51

アスナ以外はやるつもりはある、まあゆっくり付き合ってくれ

シリカ「……うぅ………」モソモソ

キリト「…その、ごめん」

シリカ「………い、いえ大丈夫です……」カァァァ

キリト「………………」

シリカ「…………………」

キリト「…………………………」

シリカ「………………………………」モジモジ

キリト「………………………………………」ダラダラ

菊岡「気まずい雰囲気になったねぇ」

比嘉「そりゃそうなるっスよ」

菊岡「よし追撃だ、安価↓3」

比嘉「うっス」カタカタ

菊岡「追撃で勃起させよう」

比嘉「うっス、えーと………身体パラメータ弄ってっと、菊岡さんどのぐらいにします?」

菊岡「3割増しで頼む」

比嘉「了解っス、それじゃバ●アグラ薬剤成分をリソースにしてパラメータ書き換えっと……」カタカタ

菊岡「どうなると思う?」

比嘉「どうっスかねぇ?」

キリト「……え、えーとその……なんだ……あんまり気にしないようにしような?うん」

シリカ「は、はい………」コクリ

キリト(………とは言うものの参ったな……この状態で過ごさなきゃならないとなるといろいろとまずいよな……)ゴクリ

シリカ「…………?………あっ……」ギクッ

キリト「……ん?」

シリカ「……///////」ボンッ

キリト「えっ?ん?」キョロキョロ


キー棒「マンマミーヤ!!」ビョーン

キリト「なぁ!?ちょ、なんで!?」アタフタ

シリカ「えと…あの、その……あぅぅ…」モジモジ

キリト「シリカ!!回れ右!!ちょ、ちょっと向こう向いてて!!」コソコソ

シリカ「は、はい」フイッ

キリト(し、下着だけの状態でこれはまずい!!えっ、マジで!?不測の事態が起こらないように毎日処理はしてたはず……!?)コソコソ

キリト(どういう事だよッッ!!!!)ガビーン

シリカ「…………っ…」チラッ

シリカ「………」チラッ

キリト(どうするどうするどうするどうする!?!?収まる気配が一切ない!!くっ………仕方ないこうなったら!!)キッ

シリカ「………」ジー

キリト「……………ごめん、ちょっとトイレ行ってくる」ヒョコヒョコ

シリカ「えっ、あ……はい……」

キリト(…………何するかモロバレじゃん!!もうやだ恥ずかしい!!)シクシク

シリカ「…………」ジー

キリト(あああああ視線が刺さる…!!恥ずか死ぬ…!!)ウルウル

比嘉「トイレで処理するみたいっスね」

菊岡「無駄な事を、例え出し尽くしても効果時間内は収まる事はないのにね」

比嘉「ちなみに永久継続で良かったんスよね?」

菊岡「勿論だ、手は緩めなくていい」

比嘉「でもこのままトイレ行かれたらずっと出て来ないかもしれないっスけど」

菊岡「よし、なら安価↓3で対応しよう」

比嘉「了解っス」カタカタ

二時間後

キリト「」ゲッソリ

キリト「………何故だ……どんなにしても治まらない………」

キリト「…………なにかしらのパラメータを付可されたとみて間違いないか……くそ……下らない嫌がらせばっかりして何が目的なんだよ……」ワナワナ

キリト「………仕方ない、こうなったらこのまま過ごすしかないよな………はぁ……」モソモソ

キィ

キリト「………おーいシリカ?」コソコソ

シリカ「っはぅ!?」ビクッ

キリト(………扉の前に居たのかよ……)

シリカ「あのあのそのあの!?キリトさん実は!?」オドオド

キリト「い、いや後で聞くよ……話をする前にちょっと俺にも何か羽織るもの貰える?バスタオルとかでもいいや」

シリカ「あっ、えっと……はいちょっと待っててくださいっ」トタトタ

キリト「……………はぁ」ゲンナリ

シリカ「き、キリトさんどうぞ…」スッ

キリト「………バスタオルか、ありがとうシリカ……今出るからちょっと待ってて」バタン

シリカ「………やっぱり透けてる………ま、マジックミラー?」ドキドキ

ガチャ

キリト「…………えーと、それで話って?」コソコソ

シリカ「(隠しきれてない……)えっと……実は……」モジモジ

キリト「うん?」

シリカ(………キリトさんからしたら恥ずかしい……のかな?やっぱり……い、言わない方が言いかも……)ドキドキ

キリト「……シリカ?」


シリカ「い、いえやっぱりいいです!!気にしないで下さい!!」ブンブン

キリト「………んん?」

シリカ「……あっ、で、でもキリトさん、私がトイレに入っている時は近づかないで欲しいかなぁって……」モジモジ

キリト「え?あぁ……そりゃ近づかないけど……なんで?」

シリカ「…………な、なんでもです」フイッ

キリト「……………何かあるの?」

シリカ「っ!?な、なんにもないですっ!!全然なんにもないですけど近づいちゃダメですからね!?」ワタワタ

キリト「わ、分かったよ」

菊岡「なかなかうまく行かないな………」フム

比嘉「桐ケ谷君は当然としてシリカちゃんもアスナちゃんのお友達なんでしたっけ?やっぱり遠慮してんじゃないっスかね?」

菊岡「そうだろうねぇ、というかそうじゃなかったらとっくに自分の欲求に従っているんじゃないかな?」

比嘉「言葉や仕草の節々に好きってオーラプンプン匂わせてるっスもんねぇシリカちゃん」

菊岡「アスナ君への義理立てがどこまで持つか………とりあえず安価↓3で揺さぶってみようか」

比嘉「菊岡さん楽しくて仕方ないって感じっスね」カタカタ

菊岡「あくまで仕事だよ、ははは」クイッ

キリト「ん?」パッ

シリカ「あっ」パッ

キリト「服が戻った?」キョロキョロ

シリカ「ですね………あっキリトさんテレビも消えてますよ」

キリト「………ホントだな……良かった…ずっとそのままなのかと……」ヘタリ

シリカ「あはは……いきなり変な事ばっかりでしたもんね……」

キリト「……油断は出来ないけどとりあえず通常に戻った事は感謝するか……言い方おかしいけど」

シリカ「そうですねぇ」

比嘉「良かったんスか戻して?手は緩めなくていいって言ってたのに」

菊岡「あまり状況を追加し過ぎるとごちゃごちゃして確認しづらいからね、一旦リセットして仕切り直すんだよ」

比嘉「なるほど、じゃあ次はなんスかね?」

菊岡「安価↓3で行こう」

比嘉「………なんすか触手ボンデージって」

菊岡「そのままだが?」

比嘉「マニアック過ぎて想像出来ないっス」

菊岡「仕方ないなそれじゃ説明するが……」クイッ

安価↓3

1、「触手が内側で這いずるボンデージだよ、むろんシリカくんに装備させる」

2、「触手で出来ているボンデージだよ、装備者の周囲に居るものを問答無用で●●する、装備はむろんシリカくんだ」

3、「触手が内側で這いずるボンデージだよ、裏をかいてキリトくんに装備させよう」

4、「普通にボンデージファッションでの触手プレイだよ、シリカくんが襲われていをすて素手のキリトくんがどう対応するのかみてみたい」

ズゾゾゾゾッ………

キリト「………ん?」

シリカ「……また何か起きたんですかね?」ポンッ

キリト「トレーニングルームのほうか……って、シリカそのカッコ…」ギョッ

シリカ「え?あっなんですこれ!?」ワタワタ


ニョロニョロ

シリカ「ひっ…」ビクッ

キリト「な……モンスターかよ!?」

シリカ「き、キリトさんどうしよう……」オロオロ

キリト「………戦えるのか…!?くそ、シリカ何か武器になるものあるか!?」

シリカ「ほ、包丁ぐらいしか……っきゃあ!?」ワシッ

触手「チーッス」ウネウネ

キリト「シリカ!!クソッ……!!」タタッ

シリカ「やだっ!?この、離れなさいっ!!」ジタバタ

触手「ねっとりとまさぐりまっス」ウネウネウゾウゾ

シリカ「ひっ!?やっ、やだ気持ち悪い!?」ジタバタ

キリト「シリカ!!」ズバンッ!!

触手「???」

キリト「短剣スキルは苦手……以前の問題かよ……切れない…!!クソッ!!」ガンッッ!!ダンッッ!!

シリカ「き、キリトさ……ひぁ!?」ゾクッ

触手「うねうね」ゾゾゾゾ……

シリカ「あっ…や…やだ!!やめて!!」

キリト「やめろ……!!やめろよ!!シリカ!!」ガンッダンッ!!

触手「触手パンチ」ゴッッ!!

キリト「がっ!?」

シリカ「あっ…!!き、キリトさ……」

キリト「……痛っ……がはっ……!!」ゴホッ

シリカ「キリトさん!!キリトさん…!!」

触手「うねうね」ウゾウゾ

シリカ「あっ!?ゃ……あっ…!!」ビクッ

キリト「……ッッ!!」フラッ

触手「触手ビンタ」ビュッ!!

キリト「ぐッッあ!?」バンッ

シリカ「キリトさん!!そ、そんな……ここ仮想世界でしょ!?なんで……!!」ジワッ

キリト「…………っ……倒せないモンスターに……ついでに痛覚は完全再現かよ……!!アンフェアにも程があるぜ……」ググッ

触手「…………」ビュッ

キリト「がっ!?」

シリカ「キリトさん!?こ、この…!!」ググッ

触手「無駄無駄無駄ァ」ウゾウゾ

シリカ「……うぅ……!!」グギギ

キリト「………い、今助ける……」フラッ

シリカ「……キリトさんダメ!!」

触手「…………」ブンッ!!

キリト「ぶぁッッ!?がっ!?」

キリト「」ドサッ

シリカ「………ぁ…」

触手「………」ウネウネ

シリカ「……や、やだ……やめて……」ジワッ

キリト「………し、シリ…か……」ググッ

触手「……」ピクッ

シリカ「っ!!き、キリトさんもういい……もう良いです立っちゃダメ!!死んじゃったらどうなるかわからないってキリトさんがいったんですよ!?私は大丈夫だから!!」

キリト「………無理言わないでくれ……大丈夫な訳無いだろ……今助ける……!!」フラッ

触手「……………」ウネウネ

シリカ「あぐっ!?やっ……!!」ビクッ

キリト「………こ、この……!!」ヨロッ

触手「無視無視」ウネウネ

シリカ「あぅ……ぅ……いっ……!!」

キリト「ち…くしょ……やめてくれ…やめてくれって言ってるだろ!!こんな事して何か目的なんだよ!!理由ぐらい教えろ!!茅場でさえこんなアンフェアな状況は作らなかったんだぞ、ふざけるなッッ!!!!」ガンッダンッ!!

シリカ「うぅ……うっ…」ポロポロ

触手「しらんし」ウネウネ

キリト「やめろよ、本当にやめてくれよ!!頼むから……シリカを離してくれよ……!!なあ、見てるんだろ!?返事ぐらいしてくれよ!!」

比嘉「悲痛っスね、心が痛むっス」

菊岡「ここまで追い詰めるのはちょっと可哀想だけど、キリトくんの場合自力で解決しうる手段があるかぎり折れたりしないだろうからね」

比嘉「だからこんな無理ゲーな設定にしたんスか、えげつないっスね」

菊岡 「問題は何処で切り上げるかだね、今触手を下げるか最後までやってみるか」

比嘉「最後まで?」

菊岡「フラクトライトが崩壊するまで触手に頑張って貰うか、それとも一度解放して経過を見るか………どっちにしろ変化はあるだろうし」

比嘉「ふーむ、どっちにするんスか?」

菊岡「………安価↓3だ」


触手「退散」ウゾウゾ

シリカ「……うぐっ……」ドサッ

キリト「……っ!!し、シリカ……!!」ググッ

シリカ「………キリトさん……」ジワッ

キリト「………ごめん………ごめんな……」

シリカ「……大丈夫です……キリトさんの方が……」グスッ

キリト「……………ちくしょう……」

シリカ「……大丈夫です……私は平気ですから……」ギュッ

キリト「…………」


シリカ「……ぅ……ひっく……うっ……」ポロポロ

キリト「…………シリカ…」

シリカ「……キリトさん……死んじゃうかもしれないような事しないで下さい……キリトさんが居なくなっちゃったら私……!!」

キリト「…………ごめん……本当に……」

シリカ「……ぅ…」ギュッ

キリト「…………」ギュッ

キリト(……………もう、待てないって事なのかもな………)


キリト(……俺達を閉じ込めている奴は……恐らく解放するつもりなんてこれっぽっちもない、このまま現実世界から隔離されたこの空間で、俺達が死ぬまで………)


シリカ「…………」

キリト(……………助けを待つのも………そろそろ………)



キリト(………アスナ…)

…………

シリカ「………手当てが出来るような物って無くて………キリトさん大丈夫ですか?」

キリト「………大丈夫だよ、一応仮想世界だし、HP の概念があるかは分からないけど怪我を放置してたら死ぬ……なんて事までは無いだろ」

シリカ「でも……」ジワッ

キリト「……それに、殺すつもりならあのままさっきのモンスターになぶり殺しにさせた方が手っ取り早いだろ?あくまで飼い殺すつもりなのさ、見ている奴等は」

シリカ「…………」

キリト「……っ……それより……シリカは本当に平気か?あんな事されて…」

シリカ「……だ、大丈夫ですっ、り……リアルでの体でされた訳じゃないですから!!へへ…えへへ……」ウルッ

シリカ「……あっ……だ、大丈夫ですって……うっ……」ゴシゴシ

キリト「……無理はしなくていいよ、嫌だったのは分かってる」

シリカ「…………」ポロポロ

キリト「…………今日は休もう…シリカ」

シリカ「………」コクン

今日はおわり(´・ω・`)またな


…………

シリカ「…………zzZ 」 スゥ…スゥ…

キリト「……………」ムクッ

シリカ「…………ん……zzZ 」 モソッ

キリト「…………観察者は……何故あのモンスターを途中で下げた?」

キリト「……いや、その前に何故俺とシリカを一緒に閉じ込める、同じSAO生還者だと言うなら……正直俺と同じ前線組だったアスナの方が狙われる可能性は高い筈だ……シリカには悪いけど敢えて選ぶにしては見るべき物はほとんど無い……」

シリカ「………zzZ 」

キリト「……何が望みだ?目的は、最終的にどんな結末を希望している?なんの意味がある、こんな事に……」


キリト「………………」

キリト「………………………俺に負荷をかけようとしているのか?」

キリト「………どうして俺に……」

シリカ「……………ん……」ギュッ

キリト「………っ………シリカ……」

シリカ「………zzZ 」

キリト(………………もしそうなら……次何かが起こればシリカは………)ギリッ

キリト「…………どうすればいい……クソッ……!!」ギリッ


キリト「……………アスナ……」




比嘉「お?鋭い桐ケ谷君流石っスね」

菊岡「彼はあの茅場晶彦が扮するヒースクリフの正体を看破したそうだからね、洞察力は常人のそれを上回っているよ」

比嘉「もしかしたら張本人が菊岡さんだってことも見抜くんじゃないっスかね?」

菊岡「……………そうは取られないように怪しい行動は極力避けてはいたが………可能性はあるね」クイッ

比嘉「そうなったらどうします?」

菊岡「その時判断するよ、まだ気付いている様子もないし、それよりも次の行動に移ろう」

比嘉「様子見でもよさそうっスけどね」

菊岡「………ふむ、確かにそうだが決定打には今一つだった印象だからね………とりあえずこちらからの介入を後二つか三つ行ってみて変化無しなら強制執行と行こう」

比嘉「そっスか、それでひとつ目はどんな事に?」

菊岡「安価↓3で行こうか」

比嘉「うっス」カタカタ

…………

キリト「……………ぅ………っ……!?」ガバッ

シリカ「…あ、あつい………な、なんなんですか……」フラッ

キリト「…………し、シリカ平気か?」

シリカ「な、なんとか………でもこんなのすぐバテちゃいますよ……」

キリト「まるでサウナだな……あっつ……」ダラダラ

シリカ「…………はふぅ……み、みず……おふろ……」フラフラ

キリト「………身体的な負荷をかけて来たのか?すいぶん回りくどいが……」


シリカ「きゃあ!?き、キリトさーーん!?!?」パタパタ

キリト「っ!?シリカどうした!?」

シリカ「お、おふろが!?おふろが!?」ワタワタ

キリト「風呂がどうしたって……げほっ!?むせる!!」ゲホッ

シリカ「みっ、みずが完全に熱湯で……!!」オロオロ

キリト「……げっ……まずいシリカ扉閉めろ!!」ガタッ

シリカ「へっ……!?けほっ……」ガチャ

キリト「…………ぐっ……」ジト…

シリカ「………うっ……余計息苦しく……」ダラダラ

キリト「……あつい……」ダラダラ

シリカ「………うぅ……」クラクラ

キリト「………まずいな………長時間これが続くと持たないぞ……」ダラダラ

シリカ「あついです……」

キリト「シリカ、とにかく水分と体の冷却だ……冷凍庫にアイスがあっただろ、それ食い続けるぞ」

シリカ「ダメですキリトさん………全部溶けてました」

キリト「……なんだと」

シリカ「麦茶もホットです……どうします?」

キリト「…………ぐ…いや、でも水分補給はしないとどんな目にあうか……」

シリカ「………じゃあ、どうぞ…」コトッ

キリト「…………」ズズッ

キリト「………熱い……」ダラダラ

シリカ「………どうしましょう」

キリト「…………このまま耐えるしかないか……」

………

シリカ「………はぁ……はぁ……っ……」クタッ

キリト「………し、シリカ………くそっ……」フラフラ


シリカ「…………はっ……はぁ………」

キリト「……まずい………何か体を冷す方法は………」


カサッ

キリト「……ん?なんだこれ?」スッ

[エジプト式人間クーラー、気温の高い地域では人間の体温の方が外気よりも温度が低い為抱き合って涼を取るらしい]

キリト「」イラッ





キリト「結局それかよッッ!!!!」ドンッ!!


シリカ「……はぁ……はぁ……」

キリト「…………ああくそっ!!分かったよやれば良いんだろ!?」グイッ

シリカ「……?キリトさん?」クタッ

キリト「………ごめんなシリカ、ちょっと我慢してくれ」ギュッ

シリカ「……っ?…………」キュ

キリト「……………これで満足かよ……でばがめ糞野郎…!!」イライラ

比嘉「いやぁ悪ふざけ全開っスねこれ」

菊岡「いやぁ、でも揺さぶりにはなっているだろう?」

比嘉「むちゃくちゃ苛ついてるっスねぇ桐ケ谷君」

菊岡「さっ次行こうか次、次は安価↓3で行こう」

比嘉「ノリノリっスね、ドSっス菊岡さん」

キリト「………ん…?」

シリカ「………ぁ…」

キリト「……気温が下がってきた、終わったのか?」

シリカ「…………キリトさん……」キュ

キリト「……良かった……シリカもう大丈夫………………って寒っ!?」ブルッ

シリカ「………うぅ……」パキパキ……

キリト「……っ!!くそ、汗が凍って……!!まずい……!!」ゴソゴソ

シリカ「………えっ……」グイッ

キリト「…………シリカ、脱がすからな?汗だくの服はマズイ……ごめん!!」ズッ

シリカ「…えっ……やっ、待っ……!?」

キリト「見ないようにはしてる!!我慢してくれまだ動けないだろ自分じゃ!!」グイグイ

シリカ「えっ、はう、あっ……」カァァァ

キリト(………くそっ……こうせざる負えない状況に持ち込むかよ……どんだけゲスなんだよ……!!)

シリカ「き、キリトさん待っ……!?し、下着は……!!」

キリト「分かってるそこまではしない……!!ちょっと待って俺も脱がないと……」グイッ

シリカ「う………」カタカタ

キリト「……氷点下何度なんだよ……着てた服が数分で凍り付いたぞ……ふっ!!」バリバリッ

キリト「…痛っ……あとは……」キョロキョロ

シリカ「…………」カタカタ

キリト「ベッドは………やっぱりな、水蒸気のせいで部屋中氷柱と霜だらけなのにベッドだけは無事だよ……」ギリッ

シリカ「……キリトさん?」

キリト「………定番過ぎて虫酸が走るけど乗せられるしかない……か、シリカ……ホントごめん」ゴソゴソ

シリカ「………ん……」ポフッ

キリト「…………」ギュッ

シリカ「……キリトさん……」

キリト「……こうするしかないんだ、我慢して」グイッ

シリカ「………」コクッ

比嘉「先に寒くしたらこうはいかなかったかもっスねぇ?あっさり裸で抱き合わせられましたよ?」

菊岡「そりゃそうさ、キリトくんの機転のよさは僕も信頼しているからね」

比嘉「なるほど」

菊岡「さて、お膳立てはこのくらいかな?次で決めなければ触手先生にてばって貰うとしよう、では安価↓3で全て決まる、やってくれ」クイッ

比嘉「了解っス」カタカタ

キリト「…………シリカ?」

シリカ「………ん……」ウツラウツラ

キリト「…眠いのか?寝ちゃダメだぞシリカ、仮想世界でも氷点下域で寝たりしたら死亡扱いになりかねない」ユサユサ

シリカ「…………ぁ…はい……」ゴシゴシ

キリト「………………」ゾクッ

シリカ「………キリトさん?」ギュッ

キリト「……いや……とにかく頑張って起きてるんだ、分かった?」

シリカ「…………はぃ……」モソモソ

キリト「うっ」ビクッ

シリカ「………?」

キリト(…………また何か弄りやがったのか?身体的なパラメータも自在だろうからな……!!くそ………)ムラッ


キリト(……………………弄ったんだよな?素でムラムラしてきたとかだとシリカにもアスナにも申し訳が立たない……)ダラダラ

今日はおわり(´・ω・`)またね

シリカ「……………」ギュッ

キリト「……………」ゴクリ

シリカ「………キリトさん…」

キリト「えっ………ああうん、どうした?」

シリカ「お話して良いですか?こうしてじっとしてると寝ちゃいそうです」モソッ

キリト「……ああ、大丈夫だよシリカ」コクリ

シリカ「……実はですね、ほんのすこし……本当にちょっとだけ、帰れなくても良いかなって思ってたんです……私……」

キリト「………どうして?」

シリカ「………ん…」ゴソッ

キリト「シリカ?えと…」

シリカ「分からないんですか?言わないと」ジッ

キリト「……………」

シリカ「………キリトさんとずっと二人で居られたらなぁ……って」

キリト「………シリカそれは……」

シリカ「間違ってますよね、それに他のみんなともう会えないのも嫌ですし……ちょっと考えちゃっただけです」

キリト「…………」

シリカ「………気付いてますよね、私はキリトさんが好きです、初めて会った時からずっと……ずっとずっと大好きでした」

キリト「………シリカ…」

シリカ「強くて優しくて、お兄ちゃんみたいで、大好きです………こうして抱き締められてるだけでドキドキして……安心できて………幸せです」

キリト「………っ……ごめん……シリカ……俺は…」

シリカ「良いんです、私がキリトさんでもきっと知らないふりしますもん、大好きな人を裏切るような事、したらダメですもんね」キュ

キリト「 …………ごめん」

シリカ「………」フルフル


キリト「ハッキリ気づいたのは………ここに閉じ込められて少し過ぎてから、でももしかしてとはずっと前から……な…」

シリカ「キリトさんってやっぱり鈍感なんですね、私あんまり隠してるつもりなかったんですよ?ずっと前から」

キリト「……よく言われるよ」

シリカ「リズさんから?」

キリト「……よく聞いてるな、そうだよ」

シリカ「聞いてたんじゃなくて分かるんですよ?キリトさん、リズさんからも好かれてるっていうのは気付いてませんよね、リズさんは隠すの上手ですもん」

キリト「えっ、いや、リズが?いやいや無いだろそれは」ブンブン

シリカ「ほら気付いてない、ふふっ」クスッ

キリト「…………えと、マジで?」

シリカ「ホントですよぉ、まあ……でもアスナさんでも分かってないでしょうし気付かなくて当たり前ですけど」

キリト「………マジでか……いや、ていうかシリカそれ俺に言って良かったのかよ!?」

シリカ「…………リズさん怒るかな?怒りますよねぜったい」

キリト「……シリカ?」

ミスった>>164訂正


キリト「………キミの言う通りだシリカ……知ってて何も言わなかった、アスナと……自分の為だけにキミの気持ちをずっと無視してた、どうすれば良いのか………分からなかったから」

シリカ「……………」

シリカ「………いつから気付いてました?」

キリト「ハッキリ気づいたのは………ここに閉じ込められて少し過ぎてから、でももしかしてとはずっと前から……な…」

シリカ「キリトさんってやっぱり鈍感なんですね、私あんまり隠してるつもりなかったんですよ?ずっと前から」

キリト「……よく言われるよ」

シリカ「リズさんから?」

キリト「……よく聞いてるな、そうだよ」

シリカ「聞いてたんじゃなくて分かるんですよ?キリトさん、リズさんからも好かれてるっていうのは気付いてませんよね、リズさんは隠すの上手ですもん」

キリト「えっ、いや、リズが?いやいや無いだろそれは」ブンブン

シリカ「ほら気付いてない、ふふっ」クスッ

キリト「…………えと、マジで?」

シリカ「ホントですよぉ、まあ……でもアスナさんでも分かってないでしょうし気付かなくて当たり前ですけど」

キリト「………マジでか……いや、ていうかシリカそれ俺に言って良かったのかよ!?」

シリカ「…………リズさん怒るかな?怒りますよねぜったい」

キリト「……シリカ?」

シリカ「……………」ギュッ


キリト「………」

シリカ「……………………………………」

キリト「シリカ………まさか、諦めてないか?現実に戻る事……」

シリカ「………」

キリト「おい!!シリカ!!」

シリカ「キリトさん………私達を閉じ込めた人はどうしてこんな事するんでしょうね……」

キリト「シリカ……それより今はキミがどう思っているのかの方が……!!」グイッ

シリカ「…………」ギュッ

キリト「なあ、シリカ…!!」

シリカ「…………閉じ込めた人は………キリトさんの心に傷をつけようとしてる、私じゃなくて、キリトさんを……」

キリト「………っ……」

シリカ「…………どうして私が一緒だったのかな………キリトさんを好きな子は……他にも居るのに、どうして私がキリトさんを傷付ける役なんだろう……教えてキリトさん」ポロポロ

キリト「シリカ……キミは……」



シリカ「何をさせようとしてるのかくらい私だって分かりますもん………キリトさんにとってはそれは絶対に許せない事じゃありませんか?」

キリト「…………」ギリッ

シリカ「でも……でもですよキリトさん、閉じ込めた人が私達に示してる事をしたら、解放される可能性はありませんか?」

キリト「………………………無いとは言えない、でもこれだけの事をしていて素直に解放なんてされたりしない可能性の方がはるかに大きい……!!用が済めば殺されるリスクの方が高いなんてキミだって分かるだろ!?」

シリカ「………………」

キリト「シリカ、まだ諦めるのは早い、あの時はもっとずっと長い間捕らわれていたんだぞ俺達は……まだ早いんだよ……」ギュッ

シリカ「……………………………アスナさん達が助けに来てくれるから、まだ耐えなきゃ……ですか?」

キリト「……そう、そうだよシリカ……必ず見つけ出してくれる、何があっても……!!」


シリカ「…………………ごめんなさいキリトさん……私は嫌な予感しかしないんです……ごめんなさい………」

シリカ「……………もしかしたら……私達ホントはもう死んじゃっていてこのアバターしか自分が居ないんじゃないかとか………変なことばっかり考えちゃうんです……」

キリト「そんなはずない……絶対に大丈夫だよシリカ……考え過ぎだ」

シリカ「……キリトさん何も言わないですけど、キリトさんのバイタルサインだってアスナさんチェック出来て何処に居るのか分かる筈なのに何もないし………不安な事だらけで、私……」

キリト「…………っ……」

シリカ「………キリトさん、気付いている事、本当の事を教えて下さい………なんとなくは私も分かるから、驚いたりしないから……お願いします」

キリト「……………この……空間は………理由までは分からないけど、俺への精神的な負荷を与える為にあって………シリカは……俺に巻き込まれただけだ」

シリカ「…………」

キリト「首謀者は俺をよく知る人物か……もしくは俺の交友関係をかなり深い所まで洗える奴……それこそシリカ、キミの気持ちでさえ利用してやろうって考えられるほど俺の周囲を熟知してる……」

シリカ「………ひどいなぁ……えへ……」

キリト「…………………………そして、最悪の場合は………キミが………」

シリカ「………」

キリト「俺を追い詰めるという理由だけで……殺される可能性がある…」

キリト「だから、今は助けを待ちながら良いように操られないでしのぐしかないんだ……!!思い通りに遂行させて、結果が出たら………」

シリカ「……………………そっかぁ……やっぱりそうなんですね……」

キリト「……シリカ……」

シリカ「…………」モソッ

キリト「どうしたんだよ……」

シリカ「キリトさん、もう良いです………キリトさんの言う通り、たぶんもう視てる人は待てないんだと思います」

キリト「………シリカ!!だから……!!」

シリカ「もしかしたら、今ここでキリトさんが拒むだけで私、死んじゃうのかもしれないんですよね?だったら、私……キリトさんに抱いて貰ってから死にたいです」

キリト「………ッッ……!!」

シリカ「………わがまま言ってごめんなさい……アスナさんじゃないと絶対にダメって言うなら諦めます、でも……ほんの少しでも、私のこと好きって気持ち、キリトさんにあるなら………」

キリト「………………………………シリカ……」

比嘉「………………」

菊岡「ふむ………別にシリカくんのフラクトライトだけ消去しようとまでは考えてなかったんだが」

比嘉「まあ、そうっスけど、桐ケ谷君とアスナちゃんのセットで試したら速攻崩壊しましたもんね」

菊岡「自身をコピーだと認識させた時より早かったもんねぇ、同じ轍は踏めないよ」クイッ

比嘉「それで、桐ケ谷君はこの状況どうするんスかね?」

菊岡「あのお願いを断れるほど冷血ではないよキリトくんは、僕としては狙い通りに事が運んで大満足かな?」

比嘉「菊岡さんゲスの極みっス………で、バッチリ鑑賞するんスか?」

菊岡「情事そのものを観る必要はないが………そうだな、やはり安価↓3だろう」

1、台本形式でサックリ

2、地の文でガッツリ(進行激遅)

3、スキップ


シリカ「…………zzZ 」

キリト「…………気温が戻ったな……」ムクッ

シリカ「………ん…」ムクッ

キリト「………………起きた?」ポンッ

シリカ「……………………………………あっ………」カァァァ

キリト「………えーと………大丈夫……みたいだな?」

シリカ「………………///////」モソモソ

キリト「………ははっ……まあ、これで視てる奴らのとりあえずの目的は達成したんだよな……ここからどうなるのかって所か……」

シリカ「………その……あの、キリトさんっ」ヒョコ

キリト「……ん?」

シリカ「……ご、ごめんなさい無理言って……嫌でした?」ジッ

キリト「…………嫌なんかじゃなかったよ、むしろ今まで我慢してたんだから」ナデナデ

シリカ「………ん……でも……」フニャ

キリト「………良いんだよ、俺はシリカも好きだよ、そりゃ………アスナを好きなのは変えられないから………シリカだけを好きだよとは言えないし言ったら嘘になるけど……それでも好きでもない子を抱いたり出来ないよ」

シリカ「…………き、キリトさん……」カァァァ

比嘉「思ったよりダメージないみたいッス」

菊岡「虚勢を張ってるのか天性のスケコマシなのか………ふむ?」クイッ

比嘉「どうするっスか?このままじゃイチャイチャしてるの見てるだけに……」

菊岡「………まあ、そうだね………ここらで最終負荷実験と行こうか……安価↓3だ」

比嘉「了解っス」カタカタ


菊岡「シリカくんのフラクトライトを一時的にスリープ状態にしてくれ」

比嘉「スリープっスか?」

菊岡「ああ、デリートだとアバターも消滅してしまうからね」

比嘉「………………時間は?」

菊岡「無制限で頼む」

比嘉「……………了解っス」

菊岡「さて、比嘉君は暫くモニタリングをお願いするよ、僕は約束があるから外す………結果は後程聞くよ」スタスタ

比嘉「どちらへお出かけっスか?」カタカタ

菊岡「本物のキリトくんは達に助っ人を頼まれているんだよ、どうも魔法使いが必要なクエストで困ってるらしいから」

比嘉「……菊岡さんも面の皮が厚いというかなんというか、俺なら気にして本人の前になんて出れないっスよ」ヘッ

菊岡「…………そうかい?まあこれも仕事の内だしね」

菊岡「それに精密なコピーとはいえそのモニタに映っているのは、幾らでも複製出来るただのデータだよ、そのデータによるシュミュレートでしかない、まあ悪趣味だとは思うが気にするほどの物でもないよ」クイッ

比嘉「………そっスね、まあそう思うのが一番っスか」カタカタ

菊岡「ああ、下手に感情的になっていたらこ
れもアリスも覚束ない、作り物は只の作り物さ……」スタスタ

…………

それから何年経っただろう。

どれだけの時間をこの子を見つめているだけで過ごしただろう。

あの日を最後にこの子は目を覚まさない、ただ深く眠りについている。

抱き締めれば瞳が開くかもしれない。

髪を撫でれば擽ったそうに身動ぎをするかもしれない。

眠る時、手を繋いでいれば握り返してくれるかもしれない。

目覚めの時、頬に触れれば声をあげるかもしれない。

何度も試した、試してダメで、何度も泣いた。

死んではいないんだ、そう何度も自分に言い聞かせてずっと待っている。

彼女が目覚めるのを。



もう現実に帰る事なんて考えてもいない、一人で帰る訳にもいかない、誰かが帰りを待っていようと関係無かった。

ただ、孤独だけが嫌だ。

今すぐ声を聞かせて欲しい。

今すぐ「おはよう」とはにかむように笑顔を向けて欲しい。

独りは嫌だ

今すぐ目を開けてくれ。

今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ今すぐ

独りは嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだイヤだ











そして、俺も深い闇の中へ意識が堕ちた。



……………………

……………

比嘉「………検証開始からこっちで三時間、5000倍に加速してたから二年ぐらいッスね………対象aのフラクトライト、思考ロジック崩壊確認っと」カタカタ

比嘉「…………やっぱり気が滅入るッスね、これの確認は………はぁ……」

比嘉「………っと、シリカちゃん……じゃない対象bのフラクトライトもデリートしとかないと……」

比嘉「……………はぁ……ゴメンねっと………」カタッ


比嘉「………菊岡さんに言ってこっちの検証はやめて貰おっかなぁホント」


比嘉「…………必要な事か………やれやれっスね」ガタッ



終り

安価↓10まで

1、リズ

2、直葉

3、シノン

4、クライン&エギル

5、もうやらんでくれ

多数決で次決める(´・ω・`)5以外なら日を改めてまたスレ立てるよ、でわサラダバー

シノン過半数取得のコールドゲームすか(´・ω・`)本命はリズだったがまあよかろ、明日にでもやるよ、じゃまたな、さんきゅーべいべー

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