キリト「仮想世界で13歳未満とセックスしたら」 (33)

キリト「現実で捕まるのか?」チラッ

クライン「どうなんだろうな」チラッ

エギル「仮想世界はただのデータだが……」チラッ

シリカ「どうして私を見るんですかっ! 私は13歳以上ですよぉっ!」

キリト「データってことはそのデータがナーヴギアに残るよな?」チラッ

エギル「確かに、だが誰が何処にいたか程度で何を話したとかは残らないとも聞いたな」チラッ

クライン「つまりバレないんじゃねぇか?」チラッ

シリカ「だからこっち見ないでください!」

――宿のある部屋

キリト「クライン達との会話聞かせて悪かった」

シリカ「キリトさん達変なことばっかり言ってて……正直気持ち悪かったです」

ぷいっ

キリト「悪かったって。だけど大事な話だったんだよ」

シリカ「あれが大事だったんですか?」

キリト「シリカってSAOにログインしたのは12歳の時だったよな?」

シリカ「そうですけど、それがどうしたんですか?」

キリト「リアルだと12歳以下の女の子とセックスしたら、どんな状況であれ強姦なんだよ」

シリカ「は、はぁ……?」

キリト「それで、ゲームの中にいるシリカって、リアルでは年齢は上がったって認識がされるのかわからなくて」

シリカ「……?」

キリト「俺が初めて会った時は13歳だったよな」

シリカ「はい、そうですね」

キリト「でだ、もし俺がシリカとセックスしたとして」

シリカ「き、キリトさんとえっち、ですか? ……ごくっ」

キリト「現実ではずっと寝ていて頭は教育も受けず12歳のままのシリカだ、しかし俺の前にいるのは13歳以上のシリカなんだ」

シリカ「えっと……?」

キリト「仮想世界での生活はリアルの時間に計上されるのか、仮想世界での強姦は強姦として捕まるのか、この二つが問題なんだ」

シリカ「つまり私が法律上で12歳のままなかと、仮想世界でのご、ごう……悪いことはばれたら捕まっちゃうのかってことですか?」

キリト「ああ」

シリカ「うーん……」

ぎゅっ

キリト「シリカ?」

シリカ「きっと大丈夫ですよキリトさん、私とえ、えっちしても私が言わないから誰にもバレませんよ?」

キリト「そうか、そういうのもあるか」

シリカ「だから、キリトさん……えっち、しましょう?」
キリト「!」

シリカ「もう、キリトさん激しすぎですよぉ……」

キリト「ずっと悩みながら我慢してたから……悪い」

シリカ「その、そんなに私としたかったんですか?」

キリト「ああ」

シリカ「そうですか……えへへ……」

キリト「そ、それでシリカ、その、このことは誰にも」

シリカ「もうっ、わかってますよぉ」

キリト「はぁー……良かった」

シリカ「……その代わりに」

キリト「そ、その代わり?」

シリカ「その……さ、最低でも、毎週一日はデートしてくださいね?」

キリト「? そのくらいなら……」

シリカ「それとですね」

キリト「?」

シリカ「デートした日に、またしまし」キリト「ああ! もちろんだ!」

――翌日

シリカ「ん、うぅん……」

キリト「おはようシリカ」

シリカ「えっ、あっ……えへへ、キリトさんおはようございます」

キリト「よし、今日はデートしよう」

シリカ「え?」

キリト「ほら、週に一日はデートするんだろ? 今日はこのままデートしよう」

シリカ「は、はいっ!」

キリト「朝食は用意してあるし、食べたら早速行こうな」

シリカ「ありがとうございますキリトさん!」

キリト「あ、それと」

シリカ「なんです――んむっ?」

キリト「んんっ……ふぅ、おはようのキス」

シリカ「」

シリカ「えへ、えへへ……」

シリカってだれだっけ?

キリト「それは飛び掛かってくるモーションだ! かわせ!」

シリカ「えっ、わわわっ!」

ぬちゃっ!

シリカ「いやああああ! 纏わり付いたああああ!!」

キリト「大丈夫かシリカ!」

シリカ「キリトさぁんっ! これっ、ぬめぬめして気持ち悪いですーっ!」

キリト「今剥がしてやるからな!」

むにっ、ふにっ、くにっ

シリカ「んんっ! き、キリトさんっ! そこはっ!」

キリト「悪い、我慢してくれ」

くにっくにっくにゅっ

シリカ「わっ、わざと! 絶対わざとですーっ!!」

>>9
頭に金玉みたいな二つの玉付けて髪をツインに縛ってるロリっ子
MOREDEBAN

シリカ「キリトさんキリトさん」

キリト「ん?」

シリカ「レベルアップしました!」

キリト「おお! 頑張ったなシリカ!」

なでなで

シリカ「えへへ」

キリト「それじゃあ今日は帰ろう! 転移結晶!」

シリカ「えっ、あの、まだレベリングしか……」

キリト「転移! さっきの町に!」

シリカ「きっ、キリトさんっ!?」

ちょっと離れる

――宿

シリカ「……キリトさん」

キリト「はい」

シリカ「私はデートって言ったんですよ?」

キリト「はい」

シリカ「レベリングってデートだったんですか? 違いますよね?」

キリト「はい、違います」

シリカ「だったらどうして」キリト「シリカ、悪かった!」

ぎゅっ!

シリカ「あっ……き、キリトさん」

キリト「明日、明日はちゃんとデートしよう」

シリカ「……約束ですよ?」

キリト「ああ、ありがとう、好きだよシリカ」

シリカ「!! わ、私も好きです、大好きですキリトさんっ!」

シリカ「もう、デートはちゃんとしてくれないのにえっちはしっかりするんですから……」

キリト「嫌だったか?」

シリカ「嫌じゃ、ないですけど……明日はちゃんとデートしてくださいね?」

キリト「ああ、明日な」

シリカ「……それなら、良いんです」

キリト「よし、それじゃあ今日はもう一度しようか」

シリカ「えぇっ、ま、まだするんですか?」

キリト「シリカ」

ぎゅっ

シリカ「き、キリトさん……」

キリト「シリカのことが好きだからしたいんだ……ダメか?」

シリカ「……キリトさんは、ずるいです」

――数ヶ月後

キリト「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

シリカ「はー、はー……キリト、さん、流石に三日もずっとは……やっ」

キリト「えっちの先払いって言ったのはシリカだろ?」

シリカ「そうですけど、んんっ、ふぁぁっ!」

キリト「先払いだからな、しっかりとやっておかないと」

シリカ「だ、だからってこれはしすぎですよーっ!」

――SAOから解放後の学校

キリト「あ……シリカ」

シリカ「き、キリトさん!」

ぎゅっ

シリカ「キリトさんキリトさぁんっ! やっと、やっと会えましたーっ!」

キリト「ああ、久しぶり」

シリカ「キリトさんだ、この抱き心地……えへへ」

キリト「……な、なあシリカ、ちょっときてくれないか?」

シリカ「?」





キリト「シリカっ! シリカぁっ!」

シリカ「キリトさぁんっ! あっあっ!」

――シリカの家

シリカ「それでねお母さん! SAOでずっと一緒だったキリトさんと出会ってね!」

シリカ「えへへ……じ、実はたくさんデートとかもしてたんだよ」

シリカ「えっ? リアルでも付き合いたいなって思ってるけど……良いよね?」

シリカ「はぁ、キリトさん……あっ」

シリカ「う、ううん! なんでもないよ!」

シリカ「え? その人の前で脱いだりしたらだめ? そういうのは早い?」

シリカ「あ、あー……あはは、まさか、そんなこと、あはは……」

シリカ「そ、それじゃあ部屋に戻るね!」

――キリトの家

プルルルル

キリト「電話? はいもしもし」

キリト「え、警察? えっと、SAOのことですか?」

キリト「はいわかりました、明日の放課後に学校でですね、はい、それでは」

キリト「しばらくはSAOのことでごたごたしそうだなあ」

――学校

キリト「……え?」

キリト「そんな強姦って! 俺はただシリカと仲良くしていただけで!」

キリト「そもそも、もししていたとしてもシリカは合意していたでしょうし、なにより仮想世界の話ですよね?」

キリト「それにあの世界で俺がシリカにあったのはシリカが13歳のとき、合意があれば和姦でしょう?」

キリト「SAOに入る前がなんだって言うんですか! 俺達はあそこで生きて、成長してきたんですよ!?」

キリト「俺とシリカの関係は真っ当なものですよ!」

こうして世にも珍しい裁判が始まった

争点は仮想世界に幽閉されていた少女の年齢と、仮想世界での犯罪についてである

まずは少女の年齢について話し合うこととなる

キリト「仮想世界でも時間は進む!」

キリト「教育を受けていない? じゃあ引きこもりは犯罪しても責任能力が認められなくて無罪になるじゃないですか!」

キリト「そもそも教育は青少年の権利で、受けてなくても問題はないはずです!」

キリト「シリカは可愛いけど無知な子供じゃないんです!」

次に仮想世界での犯罪についてが話し合われた

キリト「仮想世界はデータのやりとりをする世界です」

キリト「ネットバンクをいじり口座からお金を奪うのは犯罪ですよね?」

キリト「ましてやあの世界は人と人がリアルタイムで関わる世界です、大怪我をしたら死ぬ、そんな世界です」

キリト「あの世界での犯罪は、立派に犯罪だと思います」

キリト「殺人ギルドによるプレイヤーキル、軍による恐喝、これは犯罪として、しっかり刑罰を下す必要があると思います」

キリト「シリカとの関係を邪推して、強姦と言うのは構いませんが、どうか理解してください」

キリト「リアルもゲームもかんけーし、シリカも俺も、あの世界で様々なことを学び、成長してきたんです」

キリト「それはリアルで生きるよりも、よりリアルに、死と肌で触れ合って」

キリト「リアルよりも濃密なゲームで生きて来たんです」

キリト「だから俺を強姦犯に「ごり押しても」メリット無いってきづけよ」

キリト「強姦犯にごり押しして、何のメリットがあんだよ? 答えてみろよ!? あぁ!_?」

キリト「はーっ、疲れた」

シリカ「き、キリトさんごめんなさい、私のお母さんが……」

キリト「いやいいよ、いつかこうなるのはわかってたから」

シリカ「でも」

キリト「それよりも、そのうちお母さんとはちゃんと挨拶しないとな……」

シリカ「お、お母さんに挨拶、それって……」

キリト「……シリカ、好きだよ」

シリカ「私も大好きですっ! んっ、ちゅっ」

こうして裁判は終わった

争点は二つ、仮想世界中の年齢についてと、仮想世界中の犯罪についてだ

前者は仮想世界でも人の精神の成長は認められ、綾野珪子の年齢は13歳以上であったとされた

後者は仮想世界の犯罪いえども取り締まるべきだとされ、新たな法が作成されることとなった

以上のことから、強姦は犯罪ではあるが、桐ケ谷和人少年が行った行為は強姦にはあたらないとの結論が出て、決着したのである

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月13日 (木) 21:01:48   ID: OYv78jCp

論破すかキリトさん

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom