たのきゅう (11)
むかしむかし、『たのきゅう』という売れない旅芝居の役者がおりました。
町から町へ渡り歩いてようやく日銭を掠め取るような暮らしをしていたたのきゅう でしたが。
しかしある時、母親が病気になったので、彼は急いで故郷に帰ることにあいなりました。
途中、山の麓の茶屋で
「夜の山にはウワバミが出て人間を喰ってしまう」
という話を聞きましたが、先を急ぐたのきゅうは構わず歩き続けました。
【微エロ】
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暗い月影、寂しい山道。
たのきゅうがびくびくしながら夜の山道を歩いて行くと、怪しい大男が現れました。
大男「お前は何者か?」
大男がそう聞いてきたので、
たのきゅう「た、た、たのきゅう…」
彼は震え声で答えました。
すると、耳が遠いらしい大男
大男「たぬき?」
どうやら『たのきゅう』を『たぬき』と聞き間違えたらしく、
大男「たぬきならば、いますぐ女に化けて見せろ」と言いだしました。
それを受け、たのきゅうは
たのきゅう「ならばもうしわけないが、恥ずかしいのでちょいと後ろを向いていてもらうわけにはいかないか?」
と言って大男を後ろ向きにさせ、その隙に芝居の道具を使って女に変装しました。
流石、たのきゅうは役者でした。
加えて女装オナニーが趣味だったこともあり、
大男はたのきゅうが変装した女にすっかり喜びました。
大男「実は儂も化けておるんじゃ」
と、そのとき大男も何事かとそう申すと途端にみるみる大きなウワバミに変わりました。
たのきゅうは「ひえぇ」と震えあがり、気を紛らわすために思わず煙草に手を伸ばしました。
するとウワバミは驚いて叫びました。
ウワバミ「やめてくれ、儂は煙草の煙が苦手なんじゃ!」
そう言い放ったのち、ウワバミは自分だけ弱みを知られたことが気にくわないのか
ウワバミ「これでは不公平、これたぬきよ、ヌシも苦手な物はなんなのか申せ」
そうしつこく聞きだしました。
そこでたのきゅうは頭を働かせ
たのきゅう「幼女が苦手じゃ」
と答えました。
ウワバミ「なに?幼女とな?……おぬしは人間の幼子が怖いというのか」
たのきゅう「ええはい、それも特に女子……加えて処女などを見た日には泡を吹いて死んでしまいます」
それを聞いて満足したのか、ウワバミはたのきゅうを置いて何処かへと消え失せたので、たのきゅうは無事に山を降ることが出来ました。
そしてたのきゅうは、この話を麓の村の人達に教えてやりました。
すると、日頃からウワバミに苦しめられている村人達は、手に手に煙草を持って、ぷかぷかどんどん、ウワバミ退治に出かけました。
煙草の煙に燻されて、さすがのウワバミもフラフラになってしまい、
怒ったウワバミは最後の力を振り絞り、たのきゅうの家までやってきました。
ウワバミ「くそうたぬきめ、これでどうじゃ!」
戸を破り押し入ると、ウワバミはみるみるうちに見事な真っ裸の幼女になって、たのきゅうを脅し始めました。
幼女「どうじゃ、ほれほれよう見るがいい!ぬしの嫌いな生娘幼女じゃぞ!」
そう言って、たのきゅうの前に己の股座を差し出して一本筋を割り開き、見せつけるウワバミ幼女。
これを見てたのきゅうは悲鳴をあげました。
たのきゅう「ひええ、これはなんと惨い、このような処女のまんまんは食って無くしてしまおう」
幼女「なに?!こら、やめろきさま!うわぁあ」
たのきゅうは幼女のカラダを床にグイと押し倒して、無理やりまぐわってしまいました。
始めは抵抗した幼女も、慣れぬ体に煙草の煙で朦朧とする頭ではこれ以上何も出来ず
結局、たのきゅうが腰を振るに任せるしかなかったのでした。
幼女「だめじゃ、あたまがくらくらしてもう……あんっ、あんっ♥︎」
とうとう一晩中腰を交えた幼女、とっくにたのきゅうの嘘に気づいたようでした。
幼女「おぬし、このわしに嘘をついたようだな、本当のとこを申せ」
すると、たのきゅうは幼女を薄い胸をまさぐりながらこう答えました。
たのきゅう「そうさな、ここらで熱いお乳が怖い」
幼女「あんっ」
すると幼女の胸から母乳があふれたので、それをたのきゅうはちゅうちゅう吸い、飲み干しました。
ー
その後、どうやらたのきゅうの子を孕んだウワバミ幼女は、赤子の命惜しさに元に戻ることもできず。
たのきゅうはそんな幼女を妻に娶って、それはそれは幸せに暮らしましたとさ
めでたしめでたし
ー
しかし、元はただの根無し草の役者崩れであったたのきゅうに、家を支える甲斐性などまるでなく
稼ぎの大半は、女に化けたウワバミが他所の男に抱かれることで得たお金であったそうな
(ナレ:市原悦子)
依頼出す。
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