切嗣「僕は、子供のころポケモンマスターに憧れてたんだ」(13)

士郎「何言ってんだよじいさん」

切嗣「本当さ。だけど、大人になってから目指そうとすると、難しいんだよな。ポケモンマスターっていうのは、期間限定なんだ」

士郎「……だったら、なってやるよ」

士郎「俺が、じいさんの代わりに、ポケモンマスターになってやるよ!」

切嗣「よかった。そりゃあ、本当に、よかった。これでもう、思い残すことは……」

士郎「じいさん? ……おい、じいさん」

切嗣「……」

士郎「……」

士郎「……おやすみ、親父」

~数年後~

セイバー「問おう、貴方が私のマスターか」

士郎「いいや、俺は君のトレーナーだ」

セイバー「トレーナー?」

士郎「士郎でいい。よろしくな、2vセイバー。厳選頑張ったんだぜ」

セイバー「ろ、ろくぶい? 厳選?」

難聴か……

>>3 士郎のミス。6vで

士郎「そう、俺たちは旅に出るのさ。ポケモンリーグを目指して」

セイバー「あのう、聖杯戦争は一体……?」

士郎「魔術教会の人がな、『血で血を洗うような争いより、仮想世界で公平にゲームを楽しもうじゃないか』って」

セイバー「……仮想世界?」

士郎「そう。ここは初代ポケモンの世界を模して造られた、仮想世界だ」

セイバー「さっぱり意味が……」

ワカメ「よー! 衛宮。お前もポケモンもらったんだろ? 対戦しようぜww」

セイバー「何奴!」

士郎「ライバルの慎二。シゲルのポジションだ」

士郎「まあ説明は後だ。セイバー、初陣頼むぞ! あーワクワクしてきた!」

セイバー「え、ちょ、なんですかこの展開」

ワカメ「いけっ、ライダー」

ワカメは ライダーを くりだした!

士郎「セイバー、君に決めた!」

セイバー「何がですか!?」

士郎「セイバー、体当たりだっ!」

セイバー「え、ちょ、なんですかこれ! 体が勝手に……わーっ!」

ドスッ。 ライダーに 7のダメージ!

ワカメ「くっ! ライダー、かげぶんしん!」

ライダー「……」

ライダーは 嫌そうに かげぶんしんした!
ライダーの かいひりつが あがった!

セイバー「今のはいったい……」

士郎「気をつけろ、相手は回避一段階アップだ! こちらの攻撃が外れやすくなるぞ」

ワカメ「ふふん、さぁ来いよ衛宮!」

士郎「セイバー、もう一度体当たりだ!」

セイバー「うわわっ、体が引っ張られ……」

ドスッ。 ライダーに 14のダメージ!
きゅうしょに あたった!
ライダーは たおれた!

ワカメ「ライダァアアア!」

ライダー「きゅう」

ワカメ「くっ、今回はまぐれだからな。思い上がるなよ衛宮!」

士郎は せんとうに しょうりした!

しょうきんとして 100円を てにいれた!

セイバー「どうやら勝ったようですね」

士郎「ああ。君のおかげだ、セイバー」

ワカメ「ちっ、僕はさっさと先に行くよ。タウンマップなんかやらないから、くれぐれも僕の家にはくるなよ。くれぐれもだぞ!」

士郎「ああ、わかってるよ。慎二」

ワカメ「……ふんっ」

ワカメは去って行った。

士郎「よし、じゃあ慎二の家に行くとするか」

セイバー「ええっ!?」

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