花陽「誕生日でもゲートオープン、界放!」【ラブライブ!×バトスピ】 (80)


花陽さん、誕生日おめでとうございます!

・ラブライブ!×バトルスピリッツのSSです
・今回は誕生日祝いとしての特別編です
・時間帯は本編内の4話目と5話目の間ぐらいです
・誕生日祝いなのに名前が出てないのもあれなんでこちらでは名前を表記していきます
・専門用語が出て来ますが、その辺は本編での確認をお願いします
・今回は終わってないけど、なんとかなるでしょう

穂乃果「ゲートオープン、界放!」
穂乃果「ゲートオープン、界放!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1406/14063/1406314794.html)

真姫「ゲートオープン」花陽「開放!」【ラブライブ!×バトスピ】
真姫「ゲートオープン」花陽「開放!」【ラブライブ!×バトスピ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1420894702/)

こちらが本編で、今回のは特別編でございます


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1421505589


一年生教室だよ!


花陽「真姫ちゃん、ちょっといいかな?」

真姫「ん、どうしたの?」

花陽「皆のおかげでアイドルバトラーになれたからデッキの調整を手伝ってほしいんだけど…」

真姫「それくらいお安い御用よ」

凛「それなら凛も手伝うよ!」

真姫「凛も…?」

凛「ああ! 真姫ちゃん疑ってる!?」

凛「今のかよちんのデッキになったのは凛のおかげなんだからね!」

真姫「…ホントに?」

花陽「うん、元々緑のみだったんだけど凛ちゃんのアイディアで今の形になったんだよ」

真姫(…つまり凛のデッキには当たり外れがあるって事ね)


凛「今日の練習は確か…」

花陽「えっと…園田先輩が弓道部の方に顔を出す事になってるからなかったはずだよ」

凛「それじゃあ新しくカードを見に行くにゃー!!」

花陽「そうだね! それがいいかも!」

花陽「真姫ちゃんも一緒に行くよね?」

真姫「…」

花陽「…?」

凛「ほら、真姫ちゃんも行くよー?」

真姫「カードって…どこに売ってるの?」

花陽「…へ?」
凛「…へ?」

真姫「ほら…私、カードは親に言えばすぐ調達出来たから…そういうの知らなくて」ションボリ

花陽(お嬢様だ…)
凛(お嬢様だ…)

凛「…それじゃあ真姫ちゃんのカードショップデビューも兼ねてれっつごーにゃー!!」ガシッ

真姫「ちょっ、ちょっとまって凛!!」


秋葉原だよ!


凛「ついたにゃー!!」

真姫「えっと、ここにカードショップがあるの?」

花陽「うん! バトスピタワーから単品、中古販売まで色々な売り方で売ってるよ!」

真姫「…ふーん」カミノケクルクル

凛「じゃあまずはどこに行こっか?」

花陽「真姫ちゃん、行ってみたいところある?」

真姫「……バトスピタワー」

凛「意外だなー、真姫ちゃんなら単品の方に行くかなって思ってたよ!」

真姫「そう?」

花陽「私も…不確定なタワーより確実な単品の方を選ぶと思ってた」

真姫「別に…バトスピタワーを見た事が無いから興味があるってだけよ」

凛「じゃあ行ってみよう!」


SE○Aだよ!


真姫「へぇ、SE○Aねぇ…って、ここゲームセンターじゃない…」ガックシ

凛「ふふーん! 実はこういう所にあったりするんだよ!」

花陽「ほら、この入口の近くに…」

真姫「本当にあるわ…」キョウガク

凛「じゃあ真姫ちゃん! 初タワーよろしくね!」

真姫「はぁ!? 私が先にやるの!?」

真姫「ここはSE○Aなんだし凛がやりなさいよ!!」

凛「? なんで?」

真姫「それは…えっと…」

真姫「SE○Aと凛はなんか大きな関係がありそうだったから…?」

凛「凛はSE○Aにはたまに遊びに来る事はあるけど、そんなに深い関係じゃないよ?」

真姫「そうよね…自分でも不思議だわ…」


花陽「とっ、とにかく、バトスピタワーを回してみようよ!」

真姫「そ、そうね!」チャリーン

真姫(自然に回す流れになってる…)ガチャガチャ

真姫「あら、このカード…」

凛「翡翠の小太刀 日輪丸…」

凛「真姫ちゃんも分身使いになる?」

真姫「ならないわよ!」

花陽「…一応相手のバーストを封じる事は出来るよ?」

真姫「それなら他にもっと相性のいいカードはあるし、このカードである意味は無いわね」

真姫「花陽、あなた緑属性も入ってたし、どう?」

花陽「私も真姫ちゃんと同じで他のカードを使うと思うから…」

凛「じゃあ南先輩にプレゼントしよう!」

真姫「…そうね、私が持っててもどうせ使わないだろうし」


真姫「それじゃあ次は凛よ。 ほら、早く回しなさい!」

凛「任せるにゃ! それっ」ガチャガチャ

凛「…太陽神龍ライジング・アポロドラゴン?」

真姫「へぇ、いいカードじゃない」

凛「園田先輩の太陽龍ジーク・アポロドラゴンに似てるにゃ…」

花陽「元々そのカードが進化したカードだからね」

凛「うーん…でもこのカードは凛のデッキじゃ使えないよ」

真姫「ヤン・オーガやドルクス・ウシワカも使えないわよ」

凛「決めた! このカードは園田先輩にプレゼントしよう!」

凛「怒られそうになった時に使えそうだし!」

真姫(余計に起こられるわよ…)

花陽(仮に受け取ってもらっても結局怒られそう…)

花陽「それじゃあ次は私だね」チャリーン


凛「真姫ちゃん真姫ちゃん」チョンチョン

真姫「何よ、凛?」

凛「ちょっと耳かして」コソコソ

真姫「…?」

花陽(何が出るかな…)ガチャガチャ

花陽「!!」

真姫「爆炎の覇王…」

凛「ロードドラゴン・バゼル…」

花陽「…」
真姫「…」
凛「…」

花陽「…真姫ちゃん、使う?」

真姫「私のサイゴード・ゴレムと相性があまり良くないからパスよ」

花陽「…凛ちゃんは?」

凛「凛のデッキには相性のいいバーストが無いからパスかな」

凛「それにそのカードは高坂先輩が使ってる方が似合うよ!」

花陽「凛ちゃんもそう思う?」

真姫「それには私も同感よ」

真姫「英雄龍ロード・ドラゴンがパワーアップしたカードだしね」

花陽「そうだね、それじゃあ高坂先輩にプレゼントしようかな!」

凛「よーし! じゃあ次は単品の方に行ってみよう!」

真姫(ここのバトスピタワーで手に入れたのが先輩向けのカードだけなんだけど…)


凛「カードショップに到着!」

真姫「単品って…ショーケースの中に売られてるのね」

真姫「あっ、値段がカードを保護してるスリーブに書かれてる…」

花陽「そういうパターンもあればファイルにカードをコピーしたものを乗せて、そこに値段を記入してるっていうのもあるよ」

真姫「ふーん…ここにあるのは全て中古品なの?」

花陽「新品の物と中古品の物を分けてある所が多いかな?」

花陽「場所によってはカードにちょっと難がある物を安く提供する傷有特価品みたいなのもあるよ」

凛「ここにはちゃんと特価品コーナーがあるよ!」

真姫「ホントだ…ここのカード達は傷があったり微妙に反ってたりしてるわね」

花陽(パッと見ると気づかないってレベルの物もあるのに…)

凛(真姫ちゃん流石だにゃー)

真姫「せっかくだし、もうちょっとここの物を見て回りましょう」

凛「賛成ー!」

花陽「…」

真姫「花陽? どうかしたの?」

花陽「えっ!?」ビクッ

真姫「…?」

花陽「なんでもないよ! 早く行こう!」タッタッタッ

真姫「…花陽?」


真姫「結局いいカードが無かったわね…」

花陽「しょうがないよ、元々見に来るだけだったんだし」アハハ

凛「あ! あそこに別のバトスピタワー発見!」

花陽「ゲー○ーズ…ここにもあるんだね」

凛「凛、回してくるね!」タッタッタッ

真姫「あっ、凛!」

凛「目指せ! Xレア!」ガチャガチャ

凛「」チーン

真姫「黄属性のカードすらないわね…」

凛「むっ! そういうなら真姫ちゃんもチャレンジしてみるといいよ!」ブー

花陽「凛ちゃん落ち着いて…」

真姫「わかったわ」チャリーン

花陽「!?」

真姫「前のタワーで手に入れた物が、私達に直接関係無いものだったしね」ガチャガチャ

真姫「リベンジするにはちょうどいい機会よ!」スッ

真姫「…あら」


花陽「神造巨兵オリハルコン・ゴレム…!」

凛「なんで真姫ちゃんに…」シクシク

真姫「日ごろの行いがいいからよ」ドヤァ

凛「真姫ちゃんはそれくらいならいっぱい持ってそうなのに不公平だにゃー!!」ウワーン

真姫「…どうかしらね」

真姫「さて、そろそろ帰りが遅くなるかもしれないし帰るわよ」

花陽「あっ、本当だ」

花陽「それじゃあ帰ろっか、凛ちゃん?」

凛「次こそはXレアを…」グッ

花陽「そんなに悔しかったの!?」

真姫「それじゃあまた明日」

凛「真姫ちゃんばいばーい!」

花陽「また明日ね!」


秋葉原だよ!








凛「…あっ、来た!」

凛「真姫ちゃん遅いよー!」

真姫「あなた、花陽と一緒に帰ったはずよね?」

真姫「なんで私より早いのよ…」

凛「え? なんでって走って来たからだよ?」

真姫「イミワカンナイ!」

真姫「それにしても驚いたわね…明後日が花陽の誕生日だったなんて」

凛「この時の為に今日は見るだけにしてたんだよ!」

真姫「なるほど…意外と考えてるじゃない」

凛「凛だってちゃんと考えてるんだよ?」

真姫「そうね、そのおかげで花陽が欲しがってそうな物にいくつか目星をつけておいたわ」

凛「凛もいくつか目星をつけておいたから、そこから見ていく?」

真姫「そうね、それじゃあさっきまで回ってたカードショップを回りましょう」

マズハコレトコレナンダケド…

リンハコッチノカードノホウガホシガッテタトオモウニャー


とあるカードショップだよ!


真姫「ついたわ…」

真姫「話し合いながら花陽のプレゼントカードを2人で考えた結果にようやくたどり着いたわ…」

凛「あった! かよちんが欲しがってたカード!」

真姫「紫電の霊剣ライトニング・シオン…」

凛「あーーーーーーーー!?」

真姫「どうしたの、凛!?」

凛「真姫ちゃん大変だよ!」

凛「ここの大会の優勝商品だよ!!」

真姫「なんですって!?」

真姫「だから花陽は買おうとせずに、見るだけで終わっていたのね…」

凛「参加人数も結構多そうだし、強そうな人達ばかりだにゃ…」

真姫「…凛、デッキは持ってるわよね?」スッ

凛「まさか参加する気!?」

真姫「当たり前よ! これが大会入賞商品だったから花陽は見るだけで終わっていたのよ!?」

凛「確かに…かよちんはこういったのには積極的に参加しないかも…」

真姫「それに、ここまで話し合って決めたのに手ぶらで帰るなんて私は嫌よ!」

凛「…わかった、凛も覚悟を決めるよ」

真姫「そう、じゃあお互いの健闘を祈りましょう」







次の日!


花陽「凛ちゃんおはよう!」

花陽「…どうかしたの?」

凛「ん? なんでもないよ?」ニヤニヤ

花陽「?」

凛「あ、真姫ちゃん! おはよーう!」ブンブン

真姫「おはよ、花陽、凛」ニヤニヤ

花陽「…真姫ちゃん、何かいい事あった?」

真姫「な…なんでもないわ」ニヤニヤ

花陽(2人共なにがあったんだろう…?)


真姫「凛」ヒソヒソ

凛「どうしたの…?」ヒソヒソ

真姫「そういえば、このプレゼントいつ渡せばいいのかしら?」ヒソヒソ

凛「…いつ渡そう?」ヒソヒソ

真姫「先輩達はこの事を知ってるの?」ヒソヒソ

凛「ううん、知らないはずだよ」ヒソヒソ

真姫「じゃあ休憩時間中にこの事を伝えて、明後日にどこかでサプライズっていうのはどうかしら?」ヒソヒソ

凛「それはいいアイディアだよ!」ヒソヒソ

真姫「それじゃあ私が花陽の足止めをしておくから、凛は先輩達にこの事を伝えに行ってちょうだい」ヒソヒソ

凛「ラジャー!」ヒソヒソ


花陽(2人で何を話しているんだろう?)


1年生教室! 休憩時間!


真姫「花陽、ちょっと新しいデッキを軽く見て欲しいんだけど、いいかしら?」

花陽「うん、いいよ!」

凛「」タッタッタッ

花陽(…凛ちゃん?)







2年生教室! 休憩時間!


海未「明日が花陽の誕生日…ですか」

凛「せっかくだから、先輩達にも祝ってもらおうと思って!」

穂乃果「どうしよう…私達何も用意してないよ…」ガックシ

ことり「大丈夫だよ! まだ1日あるし!」

海未「そうですね…明日は土曜日ですし学校もありません」

海未「明日は練習もありませんし、今日の練習は軽く流す形にしましょう」

穂乃果「それでその後にいろいろプレゼントを買うって訳だね!」

海未「ええ、そうなりますね」

ことり「…でも、場所はどうしよう?」

海未「そうですね…私達に部室はありませんし」

凛「そういえば、話し合う時もファーストフード店だったよ…」

海未「流石に屋上でやる訳にはいきませんし…」

穂乃果「そうだ! いつも走り込みをしてる坂の場所で…」

海未「出来ると思いますか…?」

穂乃果「…ごめんなさい」


ことり「休日なんだし、誰かのお家でやるのはどうかな?」

穂乃果「それだ! それだよことりちゃん!」

海未「それが一番よさそうですね」

海未「では、誰の家で行いますか?」

凛「凛の家ならかよちんも慣れてるかもしれないけど…」

凛「この人数じゃ凛の家に入りきらないよ…」

穂乃果「じゃあ私の家なら…!!」

海未「今のあなたの部屋は片付いてますか?」

穂乃果「…」ギクリ

ことり「そうなると私か海未ちゃんのお家かな?」

海未「それはそうですが、いきなり先輩の家というのは花陽の事ですから遠慮してしまいそうです」

凛「あ、そうだ! 真姫ちゃんのお家とかどうかな!?」

穂乃果「真姫ちゃんの?」


凛「はい! 真姫ちゃんのお家は凄い大きかったってかよちんも言ってましたし!」

ことり「どれくらい大きいの?」

凛「えーっと…そういえば、お家の人がお医者さんをしてるって言ってたような」

海未「なるほど…それは大きい訳ですね」

海未「では、真姫の家で行うという方針で行きましょう」

海未「凛、真姫に確認を取ってもらってもいいですか?」

凛「了解です!」ビシィ

穂乃果「よーし! それじゃあ穂乃果達はクラッカーの用意をしてくるよ!」

ことり「じゃあ私はアップルパイ以外にもおやつの用意をしておくね!」

凛「かよちんをびっくりさせてあげるにゃー!」

海未「ふふ、良いサプライズパーティになりそうですね」

ヨーシ!アゲテクヨー!

ケーキノヨウイモシナクチャ!

カクニントッテクルニャー

イワカンノナイヨウナメニューニシナケレバ!


1年生教室! 休憩時間! その2!


凛「真姫ちゃん真姫ちゃん」

真姫「何、凛? 先輩達にはちゃんと伝えたの?」

凛「うん、それで場所の事なんだけどね…」

カクカクシカジカ

真姫「…私の家で?」

凛「そうだよ、先輩達と一緒に色々考えたんだけど真姫ちゃんのお家が一番かよちんを祝いやすいかなって」

真姫「凛の家は?」

凛「凛の家じゃ皆が入りきらなくて大変だと思うにゃ…」

真姫「先輩達の家は?」

凛「かよちんが遠慮しちゃいそうだから無しになったよ」

真姫「なるほど、花陽を祝うのに本人の家っていうのも変だしね」

真姫「わかったわ。 私から親に伝えておく」

凛「本当!? ありがとー真姫ちゃーーん!!」ダキッ

真姫「クッツカナイデ!」

イマカラデンワシテキクワ!

イマカラ!?


花陽「2人共、何話してるの?」


真姫「!!??!?」ビクッ
凛「!??!??」ビクッ


花陽「? どうしたの?」

真姫「…凛、ここの問題の答えは?」

凛「え? えっと…3x!!」

真姫「凛、これは英語の問題よ?」

凛「英語は嫌いだにゃ~」ウワーン

真姫「あなたから教えてって言って来たんじゃない」ハァ

真姫「頼まれた以上、全力で教えてあげるわ!」

サテ、ツギノモンダイヨ

イヤニャー

花陽(2人共少し前はいがみ合ってばかりだったのに…仲良くなってくれてよかった!)

花陽(邪魔しない様にしとこう!)


真姫「…行った?」

凛「…大丈夫そう」

凛「…危なかったにゃ」

真姫「もう少しでばれる所だったわ…」

真姫「あ、でも本当に苦手そうだったからこの私がちゃんと基礎から教えてあげるわ」

凛「」orz

凛「そ、そうだ! 今日の練習は明日の為に軽く流す感じにするって!」バッ

凛「先輩達はその後にパーティの準備をするらしいよ」

真姫「そういう事…ならこちらもなにかしらの準備はしておいた方がいいかもね」


花陽(凛ちゃん英語嫌いな筈なのに、随分楽しそうにしてるなぁ)

花陽(真姫ちゃんの教え方がうまいのかな?)

キーンコーンカーンコーン

花陽(あっ、授業始まっちゃう…)

ちょっとまとめていけそうにないんでここでとめておきます
すみません・・・

再開します
終わりそうではないですが・・・


放課後! 屋上だよ!


海未「さて、本日の練習ですが…」

海未「最近ハードなメニューが続いているので、今日は少し流す感じで軽いメ

ニューで行こうと思います」

ハーイ

海未「ではまずは柔軟体操から始めましょうか」

海未「各自ペアを組んでください」


ことり「花陽ちゃん、よろしくねっ♪」

花陽「は、はい!」


穂乃果「真姫ちゃん、よろしく!」

真姫「ええ」


海未「さて、どこから鍛え上げましょうか…」

凛「柔軟なのに鍛えるの!?」


ことり「花陽ちゃんは何か好きな食べ物とかあるの?」

花陽「ええっ!?」グッ←ことりの背中を押してます

ことり「そんなに驚かなくても…」シュン

花陽「え、えと…ごめんなさい!」

花陽「いきなり聞かれるなんて思わなかったから…」

ことり「いきなりごめんね?」

ことり「せっかくだからこの機会に聞いておこうかなって思って」

花陽「えと…白いご飯とか、ですかね」

ことり「ごはん…?」キョトン

花陽「そうなんです…白いご飯は鑑賞するもよし、食べるもよしと全てが揃った日本人が誇れる至高の食材であって…」クドクド

ことり「えっ? えっ?」オドオド


海未「ことりが…勢いに押されていますね」グッ←凛の背中を押してます

凛「凛はこっちのかよちんも好きだにゃー!」

海未「いつもの花陽の面影がどんどんなくなってきているのですが…」

凛「かよちんはお米とアイドルの事になると人が変わっちゃうんだよ」

海未「なるほど…穂乃果のパン好きも相当な物だと思っていましたが、花陽も凄いですね」

海未「あとは真姫の家の都合がうまく合う事を祈るばかりです」

凛「それなら大丈夫です! 休憩時間の間に真姫ちゃんが電話して聞いたので!」

海未「本当ですか!? それはよかったです!」

海未「あとは私達がパーティの準備をするだけですね!!」グググッ

凛「いだだだだ! 痛いです園田先輩!!」

海未「あ、すみません・・・つい」


真姫(花陽の好きな食べ物はご飯なのね・・・)

穂乃果「真姫ちゃん真姫ちゃん」グッ←真姫の背中を押してます

真姫「・・・なんですか?」

穂乃果「花陽ちゃんとプレゼントって考えてる?」

真姫「もちろんよ、凛と一緒に手に入れてきましたから!」フフン

穂乃果「げげ、思った以上に凄い・・・」

真姫「先輩達は知ったのが今日なんですし、用意しようにも難しいと思うんですけど・・・」

穂乃果「でも、でもせっかくメンバーの誕生日なのに何も用意出来ないなんてやだよー!」ググッ

真姫「いたた・・・高坂先輩は凄いプレゼント用意するより、派手に祝ってた方がらしいと思いますよ」

穂乃果「・・・そうかな?」

真姫「もし私が高坂先輩に凄いプレゼントなんて渡されたら、パン食べるのどれほど耐えたのかなって心配しますよ」

穂乃果「・・・私ってそんなにパンのイメージ強いかな?」

真姫「いや、これはあくまで例えですよ」

真姫「要は先輩には先輩らしい祝い方があるって事です」

穂乃果「うーん・・・私らしい祝い方かぁ」

真姫「それと・・・先輩、私の家の場所知ってますか?」

穂乃果「あ、知らないや・・・」

真姫「それじゃあ練習の後でパーティの準備に行く時のついでに教えますよ」

穂乃果「わかったよ!」

真姫(一応、凛にもこの事を言っておこうかしら?)

穂乃果(それにしても、プレゼントどうしよう・・・)


海未「さて、柔軟はこれくらいにして次はダンスの確認を行いますよ!」

ハーイ!
リン、チョットイイ?
ドウシタノマキチャン?
デスカラニイガタノオコメハ・・・
ウ、ウン・・・







海未「では、今日の練習はここまでとします」

アリガッシター

花陽「あれ? 真姫ちゃん今日は穂乃果さん達と帰るの?」

真姫「ええ、ちょっと用があってね」

ことり「ごめんね、今日は真姫ちゃん借りてくね?」

海未「おや、凛はどこへ行ったのでしょうか・・・?」

穂乃果「さっき携帯もってどこかへ行っちゃったよ」

凛「ふーただいまにゃー」ガチャ

海未「凛、どこへ行ってたのですか?」

凛「ちょっと電話を・・・」エヘヘ

凛「あれ、真姫ty真姫「そのくだりはもうやったわ」

花陽「真姫ちゃんは穂乃果さん達と用があるんだって」

凛「なるほど・・・」アイコンタクト

真姫「・・・」アイコンタクト

真姫「・・・それじゃあ明日ね」

凛「また明日にゃー」

花陽「あれ? 明日は学校お休みじゃ・・・」

穂乃果「!??!??」
海未「!?!??!」
ことり「!?!???」
真姫「!?!?!?」
凛「!!!!??」


穂乃果「えええええっとね! 明日の練習の事を・・・」

花陽「明日は練習はないはずですよね・・・?」

穂乃果「」パリーン

海未「穂乃果、もっといい言い訳はなかったのですか!?」ヒソヒソ

穂乃果「だ、だってとっさの事過ぎて・・・」ヒソヒソ

ことり「えっと、確か凛ちゃんと真姫ちゃんが明日遊ぶ約束をしてたんだよね?」

凛「そ、そうだった! 明日、真姫ちゃんと凛で遊ぶ予定だったんだよ!」

ことり「それに花陽ちゃんを誘う予定だったんだよね?」

真姫「その通りよ! 花陽、あなたも明日私の家に遊びに来ない?」

花陽「いいの?」

凛「当然だよ!」

真姫「なんであなたが言うのよ・・・」

凛「じゃあダメなの?」

真姫「そんな訳ないでしょ、むしろ毎日歓迎するわよ」

花陽「えへへ・・・それじゃあお言葉に甘えようかな」

凛(あの瞬間で計画がばれるかもって思ったけど・・・)

真姫(むしろそこから連れて来る流れに持っていくなんて・・・)

凛(南先輩流石だにゃ・・・)
真姫(南先輩やるわね・・・)


秋葉原だよ!


穂乃果「真姫ちゃんのお家の場所も教えてもらった事だし!」ドン!

ことり「あとはプレゼントを買いに行くのみだね!」ドドン!

海未(なぜか2人共テンションが高いですね…)

海未「しかしなぜ真姫もついて来たのですか?」

海未「あなたは既にプレゼントを用意している筈ですが?」

真姫「いてもたっても居られなくなったからついて来たのよ」ソワソワ

海未(ここまで楽しそうな真姫も初めて見ました…)

海未「…ではことりと私はプレゼントは決まっていますから穂乃果のプレゼント選びを手伝いましょう」

穂乃果「いつのまに!?」

海未「ことりは前から作っていた人形があるのでそちらを、私は最近練習着がきつくなってきたというので練習着をプレゼントしようかと」

穂乃果「ふ、2人共凄く2人らしい…!!」

海未「ではどんなプレz穂乃果「バトスピタワー…」

海未「…え?」


穂乃果「バトスピタワーが…私を呼んでいる…?」

海未「何をいっtことり「大丈夫! 穂乃果ちゃんならきっと運命のカードを引けるよ!!」

海未「…まさかバトスピタワーでプr真姫「大丈夫、あなたならきっと行けるわ」

真姫「園田先輩もそう思いますよね?」

海未「え? あ、はい…」

海未(はっ! しまった!)

穂乃果「…わかったよ!」

穂乃果「私、行ってくる!」タッタッタッ

穂乃果「やるったらやるー!!!」ウオオオオオ

ことり「頑張って穂乃果ちゃん!」

真姫「μ'sを作れたんだもの! あなたになら出来るわ!!」

海未(…きっと当たります…よね?)

穂乃果「うわあああああああああ!!?」ウワーン

海未「穂乃果!?」

ことり「どうしたの!? 穂乃果ちゃん!?」

穂乃果「うっ、ぐずっ…」ウルウル

海未(あの穂乃果が泣くなんて…いったい何が…!?)

真姫「落ち着いて、いったい何があったの?」

穂乃果「…ぐすっ……られたの」グスン

ことり「え?」


穂乃果「目の前でXレアを引き当てられちゃったんだよー!!!」ウワアアアン!


ことり「…そ、そんな…!!?」ガクッ
真姫「なんて事なの…!!」ガクッ

穂乃果「あのカード…絶対花陽ちゃんに合うと思ったのに…」orz

海未「あの、いったいどんなカードだったんですか?」

穂乃果「冥府三巨頭クイン・メドゥーク…」orz

ことり「そ、そんな事って…!!」orz

真姫「確かに花陽のデッキピッタリね…」orz

海未「一度出てしまったらXレアも出づらいと思いますし、別の所h穂乃果「まだだよ…」

海未「!?」

穂乃果「私はまだ…諦めない!!!」ドン!

穂乃果「まだXレアが出ないと決まった訳じゃないし、バトスピタワー…回してみるよ!」ドドン!

海未「いや、他の所d真姫「よく言ったわ! 高坂先輩!」

海未「!?」

真姫「先輩なら引けるわ!!」

海未(真姫の敬語がおかしくなるくらいテンションもおかしくなっていますね…)

ことり「頑張って! 穂乃果ちゃん!!」

海未「ことりまで…」

穂乃果「よーし! あげてくよーっ!」ウオオオオオ







穂乃果「」orz
ことり「」orz
真姫「」orz

海未(まあ、そうなりますよね…)

穂乃果「うぅ…ブレイドラにファイザード…何か悪意を感じるよ…」シクシク

海未(それらのカードはオードランの上位互換って言われてますしね…)

ことり「5回回しても出ないなんて…」orz

真姫「誰かが仕組んでるのかしら…」orz

海未「むしろ5回で出たら万々歳なのですが…」

穂乃果「お小遣いがもうほとんど残ってないよ…」orz

海未「あれだけ計画性を持って使いなさいと言ってるのに、すぐ使ってしまうからですよ」ハァ

海未「おとなしく饅頭でも作ってみたらどうですか?」

穂乃果「饅頭は前に家に来た時に御馳走しちゃったから駄目だよ…」orz

真姫「まだよ!」バッ

穂乃果「!?」バッ

ことり「!?」バッ

真姫「私と凛がプレゼントを手に入れた時は大会の商品だったから、どこかの大会を探せば…!!」

穂乃果「そ、そんな裏ワザが…!?」キョウガク

ことり「ならさっそく大会を行っている所を探しに行こう!!」ダッ

穂乃果「おー!」ダッ
真姫「ええ!」ダッ

海未(穂乃果の実力で勝ち残れるのでしょうか…?)







海未「30分ほど探して、やっと見つけた大会…」

海未「景品は偶然にも冥府三巨頭クイン・メドゥーク」

海未「穂乃果ももちろん参戦したのですが…」


穂乃果「」orz


ことり「そ、そんな…」orz

真姫「ここまでなの…?」orz

海未「見事に1回戦で敗退してしまいました…」

海未「穂乃果、あなたまたロード・ドラゴンでフルアタックを仕掛けてしまいましたね」

穂乃果「…気分がアガってきちゃってつい…」orz

海未「ことりも真姫もそうですが、あなた達、今日は随分とハイテンションですね」

海未「何かあったのですか?」

穂乃果「だって花陽ちゃんは私の人生初めての後輩で、新しいμ'sのメンバーだよ!?」

穂乃果「小さい頃から部活動なんかで後輩と触れ合う機会の多い海未ちゃんと違って、私は初めてなんだからね!!」

海未「その言い方だとまるで私が祝う気が無い様に…ってもしかしてことりと真姫もですか?」

ことり「うん! 私も部活動の後輩っていうのは初めてだったからね♪」

真姫「私も同じような物ね」

海未(それじゃあ3人共祝える事自体がうれしくって舞い上がっていた訳ですね…)


海未「とは言ったものの、もうプレゼントに関しては打つ手が無いと思うのですが…」

ことり「私も準備の為に戻らないと…」

真姫「そうね…私も家でパーティの準備を手伝わないといけないし…」

海未「今の穂乃果に出来る事と言えば、バトルぐらいでしょうか?」

穂乃果「…」

穂乃果「…バトル…?」

穂乃果「なるほど…先輩らしいかも!」

穂乃果「まずは凛ちゃんに連絡しておかなきゃ!」

海未「…穂乃果?」

穂乃果「よーし! さっそく家に帰って調整してくるねー!!」タッタッタッ

海未「あ、穂乃果!」

ことり「行っちゃったね…」

真姫「何とかなると思いますよ…あれだけ自信満々に帰って行ったんですし」

海未「…そうですね」

海未「私達も準備がありますし、これで解散にしましょうか」

真姫「そうね」

ことり「そうだね! また明日ね!」

海未「ええ、また明日!」

真姫「また明日ね」


次の日! 花陽さんのお家!


凛「かーよちーん!」

花陽「あ、凛ちゃん!」

凛「それじゃあ真姫ちゃん家にいくにゃー!」

花陽「そういえば凛ちゃん、真姫ちゃんのお家の場所は知ってるの?」

凛「知らないよ」

花陽「ええっ!?」

花陽「それじゃあ道に関しては私任せなんだね…」

凛「元々かよちんから聞こうと思ってたから問題ないよ!」

花陽「あはは、それじゃあ行こっか」

凛「うん!」







歩行路だよ!


凛「そういえば、なんでかよちんは真姫ちゃんのお家を知ってるの?」

花陽「えっとね、私が帰るのが遅くなった日にたまたま真姫ちゃんがμ'sのポスターを見てる所を見てね」

花陽「ついびっくりしちゃってそのまま私は教室に隠れちゃったんだ」

凛「なんでびっくりしたの?」

花陽「あの時の真姫ちゃんがスクールアイドルカードバトラーに興味があったのが意外だったんだ…だからつい…」

花陽「あの頃から私は、真姫ちゃんが歌やピアノが好きだったのは知ってたから、真姫ちゃんもμ'sに興味があったのかなって今思えば理解出来たんだけどね…」

花陽「で、チラシを持って行った時に学生証を落としちゃったから、それを届けに行ったの」

凛「凛なら明日帰そうって思ってそのまま帰っちゃうなー」

花陽「あはは…学生のカードバトラーにとって学生証は自分の戦績を見たり、他の人の戦績やバトル映像を見たりと必須な存在だから早く届けなきゃって思ったの」


凛「むむむ…それで真姫ちゃんと密会してたって訳だね?」

花陽「密会って…そんな怪しい取引じゃないよぉ」

花陽「でも凛ちゃんだって、最近真姫ちゃん凄く仲が良くなってると思うよ?」

凛「!?」ギクッ

凛「そ、そうかな…?」アセアセ

花陽「うん」

花陽「2人でなぜかニヤニヤしてるだけかと思ったら、凛ちゃんの嫌いな英語まで教わってたし…」

花陽「急に仲が良くなってたからびっくりしちゃったよ」

凛「マ、マアネー」

花陽「?」

花陽「そういえば、なんでデッキを持って来て欲しいって電話して来たの?」

凛「そ、それは真姫ちゃんがいれば新しいデッキを構築出来るかも知れないし…」

凛「2人に相手してもらえれば凛もアイドルバトラーとして大きく1歩進めると思ったから…」


花陽「凛ちゃん…」ウルウル

凛「泣くほど!?」

花陽「そんな真剣に考えてくれてたなんて、嬉しいよ…」ウルウル

凛(高坂先輩の伝言とはいえ、なんだか複雑な気分…)

花陽「嬉しいなぁ…あ、真姫ちゃんのお家はもうそろそろだよ!」

凛(この辺りには、凄く大きいお家しかないなぁ…)

花陽「ここが真姫ちゃんのお家だね」

凛「近くで見ると、本当に大きいにゃ…」

花陽「それじゃあインターホン押すね」ピンポーン

真姫母『はい』

花陽「えっと、真姫ちゃんのお友達の小泉と星空です」

真姫母『あら、真姫ちゃんの…話は真姫ちゃんから毎日欠かさず聞いているわ』

チョットママ、ナニイッテルノ!?

イイカラハヤクウチニアゲテヨ!

真姫母『玄関の鍵は空けてあるからそのまま玄関を開けて入って来て大丈夫よ』

花陽「はい! ありがとうございます!」

花陽(真姫ちゃんと真姫ちゃんのお母さんって仲良いんだなぁ…)







西木野家だよ!


凛「玄関も凄い大きいにゃ…」ガサゴソ

花陽(凛ちゃん何してるんだろう?)

花陽「お邪魔しま…」ガチャ


真姫「花陽!」E:クラッカー
穂乃果「花陽ちゃん!」E:クラッカー
ことり「花陽ちゃん!」E:クラッカー
海未「花陽!」E:クラッカー
真姫母「小泉さん!」E:クラッカー

花陽「・・・先輩?」

凛「かよちん!」E:クラッカー

真姫「誕生日おめでとう!!」パーン!!
穂乃果「誕生日おめでとー!!」パーン!!
ことり「誕生日おめでとう!!」パーン!!
海未「誕生日おめでとう!!」パーン!!
真姫母「誕生日おめでとう!!」パーン!!
凛「誕生日おめでとー!!」パーン!!


花陽「・・・・・・・・・」

花陽「・・・・・・え?」ポカーン


穂乃果「花陽ちゃんホントにおめでとー!!」パパパーン!!

海未「何個クラッカーを使う気ですか・・・」

海未「それはともかく誕生日おめでとうございます!」

ことり「穂乃果ちゃん、真姫ちゃんのお家なんだし控えて、ね?」

穂乃果「むむ、しょうがない・・・」

真姫母「ふふふ、この歳になってクラッカーを使うなんてね」

真姫母「小泉さん、誕生日おめでとう!」パーン!

穂乃果(クラッカー・・・)ウズウズ

花陽「誕生日・・・なんで・・・」

真姫「一昨日カードを見に行った時に、凛に聞かされてね」

真姫「その事を皆に話したら、皆で祝おうって事になった訳」

真姫母「なるほどねぇ・・・じゃあ昨日ずーっと1人でお米をといでいたのってそれが理由?」

真姫「!?」


真姫「ママ、なんで言っちゃうのよ!!?」

真姫母「だってあんなに真剣にお米をといでるのをみたらねぇ・・・」

真姫母「それに、今まで料理なんてした事なんてなかったのに急に、白いご飯を作りたいんだけど・・・なんて言って来たら気になるでしょ?」

穂乃果「真姫ちゃん流石~♪」ニヤニヤ

ことり「真姫ちゃんもご飯とはいえ、手料理振舞いたかったんだねぇ」フフフ

海未「それで・・・出来はいかがでしたか?」

凛「真姫ちゃん、かよちんはお米に厳しいから気をつけた方がいいよ?」

真姫「凛まで!?」

真姫「もう! これじゃあサプライズにならないじゃない!!」

花陽「真姫ちゃん・・・」

真姫「花陽・・・! あの、えと・・・」アタフタ

真姫「こ、これ・・・」つカード

花陽「これ・・・紫電の霊剣ライトニング・シオン!?」

花陽「な、なんでこれを・・・だってこれ、大会の優勝景品だったはずじゃ・・・」

凛「あの後凛と真姫ちゃんでもう1度カードショップに行って、買いに行こうとしたんだよ」

凛「その時に優勝景品だって分かったから2人で参加して手に入れて来たんだ」

花陽「凛ちゃん・・・真姫ちゃん・・・!!」

真姫「えっと、改めて・・・誕生日おめでとう、花陽」


花陽「皆・・・」

花陽「ぐすっ・・・ひっく・・・」ウルウル


真姫「!?」
凛「!?」
穂乃果「!?」
ことり「!?」
海未「!?」


穂乃果「う、海未ちゃん何かしたの!?」アタフタ

海未「ち、違いますよ!? 穂乃果こそクラッカーを当ててしまったんじゃないですか!?」アタフタ

ことり「2人共、落ち着いて・・・」

真姫「凛! じゃああなた何かしたの!?」

凛「ち、違うよ! 凛は何もしてないよ!?」

真姫母「・・・そうじゃないわ」

真姫母「ね、小泉さん?」

花陽「はい・・・皆に祝ってもらえるなんて夢にも思ってなくて・・・」ポロポロ

花陽「真姫ちゃん、凛ちゃん、それに先輩達も私の為にって思ったら・・・」ポロポロ

花陽「嬉しくて、涙が止まらなくて・・・」ポロポロ

花陽「2人からこんなに素敵なプレゼントももらえて・・・」ポロポロ

真姫「花陽・・・」
凛「かよちん・・・」


ことり「私達も負けてないよ?」つμ's人形

穂乃果「なにこれー!? 皆が人形になってる!!」キラキラ

海未「しかも手のひらサイズ・・・カバン等につけても良さそうですね」

海未「では私からはこれを」つ練習着

花陽「これ・・・」

海未「この前練習着がきつくなったと言っていたので、私のお勧めのものですが差し上げようかと」

穂乃果「そして私からはこれ!」

穂乃果「私が作った穂むらの饅頭!」

穂乃果「私が心を込めて作った物だよ!」

海未(おや、饅頭はしないと言っていたのですが・・・)

ことり(諦めてお饅頭を作る事にしたのかな?)

凛(・・・じゃあなんでデッキを持ってこさせたのかなぁ?)

花陽「皆・・・ありがとう」

真姫母「それじゃあ食z穂乃果「それと!」

海未「!?」
ことり「!?」
真姫「!?」
花陽「!?」
凛「!?」


穂乃果「花陽ちゃん!」

花陽「は、はい!」

穂乃果「バトルしよう!!」

花陽「!?」

真姫「・・・なんでそうなるのよ」

穂乃果「せっかく紫電の霊剣ライトニング・シオンが手に入ったんだもん!」

穂乃果「これは私が対戦相手になってバトルするしかないと思ったんだ!」

海未「確かにそうですがすぐにはデッキが完成しないでしょう?」

穂乃果「あ、そうか・・・」

穂乃果「じゃあ出来るまで待ってるよ!!」

ことり「それでも時間かかるかもしれないよ?」

ことり「こっちも作ってるくらいじゃないと難しいんじゃないかなぁ?」

花陽「・・・あ!」

穂乃果「?」

花陽「そういえば・・・」ガサゴソ

穂乃果「? どうしたの、花陽ちゃん?」


花陽「穂乃果さん!」

穂乃果「は、はい!」

花陽「このカード、差し上げます!」つ爆炎の覇王ロードドラゴン・バゼル

穂乃果「こ、このカードは・・・!?!?」

花陽「この前たまたまバトスピタワーで手に入っちゃって・・・」

花陽「一番相応しいのは穂乃果さんだと思うので、プレゼントのお礼も兼ねて差し上げます!」

穂乃果「・・・い、いいの?」

花陽「はい!」

花陽「なので、お互い新しいキーカードを入れたデッキでバトルしましょう!」


穂乃果「・・・」

穂乃果「・・・」ウルウル

ことり「穂乃果ちゃん!?」

海未「穂乃果!?」

穂乃果「・・・」ゴシゴシ

穂乃果「えへへ、そうだね!」

穂乃果「それじゃあお互いデッキを組みなおそう!」

真姫「結局バトルなのね・・・まあいいわ」

真姫「それじゃあ私は花陽のデッキ作成を手伝うわ」

凛「凛も手伝うよ!」

海未「では私達は穂乃果のデッキ作成のお手伝いですかね」

ことり「ふふっ、そうだね!」

ヨーシ!デッキサクセイダー!
マズハキースピリットノハアクデスネ!
ソウダネ!

カヨチンガンバルニャー!
イチカラミナオシテクワヨ!
ウ、ウン!

真姫母「・・・」

真姫母「ふふふ・・・これなら料理はまだあとでいいかしら?」







穂乃果「で、出来た・・・・・・!!」

穂乃果「出来た出来た出来たああぁぁああ!!!」

穂乃果「私の新しいデッキ!!!!」キラキラ

ことり「ロードドラゴン・バゼルの効果が穂乃果ちゃんのデッキにぴったりの

効果だったからすぐ決められたね!」

海未「確かにデッキ作成がうまく行えましたね」

凛「こっちも出来たにゃぁぁあああ!!!」

真姫「こちらもデッキは大きめに変えたけど、完成したわ!」

花陽「これが・・・私の新しいデッキです!」つデッキ

真姫母「2人のバトルを見るために、モニターと食事、飲み物を用意したわ!」

海未「わざわざ、ありがとうございます」

凛「色々な食べ物がいっぱいにゃー!」

ことり「あ、穂乃果ちゃんのお家のお饅頭も並べられてる!」

穂乃果「ちゃんと渡しておきました!」ブイ!

真姫「いつの間にそんな物を渡してたの?」

穂乃果「ふふん! 凄いでしょ!」

真姫母「あ、高坂さんと小泉さんの分はちゃんととっておいてあるから存分にバトルして大丈夫よ!」

穂乃果「よかったぁ~!」

花陽「あ、ありがとうございます!」

穂乃果「それじゃあ始めようっか!」

花陽「あ、はい!」

穂乃果「ゲートオープン、界放!」
花陽「ゲートオープン、界放!」


音乃木坂式バトルフィールドだよ!

花陽「…」
穂乃果「よーし! アゲてくよーっ!」ハチマキギュー

海未「花陽のバトルフォームはことりの物に似ていますね」

ことり「生徒会長もなんだけどね」アハハ

凛「凛もだよ!」

真姫「そういえば、花陽のバトルをここで見るのは先輩達は初めてでしたっけ?」

海未「ええ、フィールド外でのバトルは何回かありますが…」

ことり「もしかして性格がちょっと変わっちゃってるとか…?」


花陽「ふふ、穂乃果ちゃん、お手柔らかにね?」ニコッ


海未「!?」
ことり「!?」
穂乃果「!?」


海未「…どなたですか、あの方は?」

真姫「…花陽よ」

ことり「花陽ちゃんってバトルフィールドだとここまで性格変わるんだね…」

海未(呼び方も変わるレベルで変化するとは…)

凛「凛はこっちのかよちんも好きにゃー!」


・ターン01


穂乃果「誕生日だから1ターン目は花陽ちゃんに譲るよ!」

花陽「あら、それじゃあ遠慮なく♪」

花陽「スタートステップ」

花陽「ドローステップ」
H4→5

花陽「メインステップ」

花陽「まずは颶風高原をレベル1で配置するわね」
H5→4、R4→1
颶風0

海未「颶風高原…暴風ですか」

ことり「紫は疲労状態のスピリットにアタック出来るカードがあるから、ブロックしづらくなるね」

花陽「これでターンエンドです♪」


・ターン02


穂乃果「よし! 私のターン!」

穂乃果「スタートステップ!」

穂乃果「コアステップ!」
R4→5

穂乃果「ドローステップ!」
H4→5

穂乃果「メインステップ!」

穂乃果「まずはオードランをレベル2で召喚!」
H4→5、R5→2
オードラン3

穂乃果「続いて英雄皇の神剣をレベル1で配置するよ!」
H4→3、R4→2
英雄皇0

穂乃果「そしてーっ! バーストセット!」
H3→2

穂乃果「この瞬間、英雄皇の神剣レベル1、2の効果発揮だよ!」

穂乃果「自分がバーストをセットした時、カードを1枚ドロー出来る!」
H2→3

海未(穂乃果にしては、綺麗な動きをしていますね…)

穂乃果「アタックステップ!」

穂乃果「オードラン! アタックだよ!」

花陽「ライフで受けましょう」パリーン
L5→4、R1→2

穂乃果「これでターンエンド!」


穂乃果          花陽
D34          D35
L5           L4
H3           H4
R0           R2
Tコア2         Tコア3
Tカード0        Tカード0

フィールド        フィールド
バースト○        バースト×
オードラン3
             颶風0
英雄皇0


・ターン03


花陽「スタートステップ」

花陽「コアステップ」
R2→3

花陽「ドローステップ」
H4→5

花陽「リフレッシュステップ」
R3→6

花陽「メインステップ」

花陽「ジェーンバードをレベル1で召喚よ」
H5→4、R6→3
ジェーン1

花陽「そしてこの瞬間、颶風高原レベル1、2自分のメインステップ時効果が発揮されるわ」

花陽「暴風を持つスピリットが召喚された時、召喚されたスピリットの暴風の指定数分のコアをボイドからそのスピリットに置けます」

花陽「ジェーンバードには暴風:1があるから、ボイドからコアを1つ置きます」
ジェーン1→2

花陽「さらにムゲンドラゴンをレベル1で召喚よ」
H4→3、R3→0
ムゲン1

花陽「アタックステップ!」

花陽「ジェーンバード、アタックよ!」

穂乃果「もちろん、ライフだよ!!」パリーン
L5→4、R0→1

穂乃果「そして私のライフ減少時、バースト発動!」

穂乃果「真っ赤なヒーロー、爆烈召喚!」

穂乃果「現れよ! 英雄龍ロード・ドラゴン!!」
ロード1

花陽「ふふ、ターンエンドよ♪」


穂乃果          花陽
D34          D34
L4           L4
H3           H3
R0           R0
Tコア2         Tコア4
Tカード0        Tカード0

フィールド        フィールド
バースト×        バースト×
オードラン3       ジェーン2
ロード1         ムゲン1         

英雄皇0         颶風0


・ターン04


穂乃果「スタートステップ!」

穂乃果「コアステップ!」
R0→1

穂乃果「ドローステップ!」
H3→4

穂乃果「!!?」

花陽「!」

穂乃果「…」ニヤニヤ

海未「…」
ことり「…」
真姫「…」
凛「…」

海未(分かりやすいですね…)
ことり(分かりやす過ぎるよ…)
真姫(バレバレじゃない…)
凛(ロードドラゴン・バゼルかな?)

穂乃果「…リフレッシュステップ!」
R1→3

穂乃果「メインステップ!」


穂乃果「英雄龍ロード・ドラゴンをレベル2へ!」
R3→1
ロード1→3

穂乃果「そして! バーストセット!」
H4→3

穂乃果「さらに英雄皇の神剣レベル1、2の効果で1枚ドロー!」
H3→4

穂乃果「よし! アタックステップ!」

穂乃果「ロード・ドラゴン! アタックだよ!」

花陽「ライフで受けます」パリーン
L4→3、R0→1

穂乃果「ターンエンド!」


穂乃果          花陽
D32          D34
L4           L3
H4           H3
R1           R1
Tコア0         Tコア4
Tカード0        Tカード0

フィールド        フィールド
バースト○        バースト×
オードラン3       ジェーン2
ロード3         ムゲン1

英雄皇0         颶風0


・ターン05


花陽「スタートステップ」

花陽「コアステップ」
R1→2

花陽「ドローステップ」
H3→4

花陽「リフレッシュステップ」
R2→6

花陽「メインステップ」

花陽「まずはクロタネホークをレベル2で召喚するわ」
H4→3、R6→3
クロタネ2

花陽「そして颶風高原レベル1、2自分のメインステップ時効果発揮されます」

花陽「クロタネホークは暴風:2をもつスピリット…よってボイドからコアを2つ乗せます」
クロタネ2→4

花陽「そしてムゲンドラゴンをレベル3に、ジェーンバードをレベル2にアップさせるわね」
R3→0
ムゲン1→3、ジェーン2→3

花陽「…バーストもセットしておこうかしら」
H3→2

穂乃果「!」


花陽「アタックステップよ!」

花陽「ムゲンドラゴン! 行きなさい!」

穂乃果「ライフだよ!」パリーン
L4→3、R1→2

穂乃果「来た来た来たーっ!」

花陽「!」

穂乃果「私のライフ減少時、バースト発動!」

穂乃果「爆烈!!」

穂乃果「爆勝ち!!!」

穂乃果「爆炎の覇王ロードドラゴン・バゼル! レベル2で召喚!!!!」
R2→0
バゼル3

穂乃果「不足コストはオードランから!」
オードラン3→2

花陽「クロタネホークでアタックです!」

穂乃果「そっちもライフだよ!」パリーン
L3→2、R0→1

花陽「ターンエンドです」


穂乃果          花陽
D32          D33
L2           L3
H4           H2
R1           R0
Tコア0         Tコア1
Tカード0        Tカード0

フィールド        フィールド
バースト×        バースト○
オードラン2       ジェーン3
ロード3         ムゲン3
バゼル3         クロタネ4
         
英雄皇0         颶風0


・ターン06


海未「今回はバトルの速度が随分早いですね」

真姫「そうね…高坂先輩はともかく花陽も減るのが早いのは意外」

凛「でも、まだかよちんのデッキはまだ本領発揮をしてないよ!」

ことり「そうだね、バトル自体は長引くかも…」

穂乃果「スタートステップ!」

穂乃果「コアステップ!」
R1→2

穂乃果「ドローステップ!」
H4→5

穂乃果「リフレッシュステップ!」
R3→3

穂乃果「メインステップ!」

穂乃果「爆炎の覇王ロードドラゴン・バゼルをレベル3に!」
R2→0
バゼル3→5

穂乃果「そしてバーストセット!」
H5→4

穂乃果「英雄皇の神剣レベル1、2の効果で1枚ドロー!」
H4→5


穂乃果「アタックステップ!」

穂乃果「ロードドラゴン・バゼルでアタック!」

穂乃果「ここでロードドラゴン・バゼル、レベル2、3のアタック時効果発揮!」

穂乃果「私の場のセットしてあるバーストカードをオープンし…」ペラッ

=>爆烈十紋刃

穂乃果「そのカードの発動条件が相手のスピリット/ブレイヴの召喚時発揮後だった場合、そのまま発動させる事が出来る!!」

穂乃果「オープンした爆裂十紋刃の条件は相手のスピリット/ブレイヴの召喚時発揮後!」

穂乃果「なのでこのカードのバースト発揮させられるよ!!」

花陽「貰ったばかりのカードを使いこなすなんて…」

ことり「元々相性がいい上に、あのロード・ドラゴンの進化系だからね…」

海未「普段では考えられないくらい、デッキを作る時に頭を使っていました…」

海未「これでうまく使えなかったら説教物ですよ」

真姫「ロード・ドラゴンの時はどうだったの?」

海未「…」

海未「……ぼちぼち、ですかね?」

凛(なんで自信なさげなんだろう?)


穂乃果「さーて! 爆裂十紋刃のバースト効果は相手のBP6000以下のスピリット!」

穂乃果「合体スピリットのブレイヴ! ネクサスを1つずつ破壊出来るよ!」

穂乃果「ブレイヴは破壊出来ないけど、BP4000のジェーンバード、颶風高原は破壊出来る!」

花陽「…2体同時に!」
R0→3

穂乃果「さらに英雄龍ロード・ドラゴンのレベル1、2、3の自分のバースト発動時効果発揮!」

穂乃果「発動したバーストのコストが5以下の時、相手のBP9000以下のスピリットを1体破壊出来る!」

穂乃果「この効果でBP8000のクロタネホークを破壊するよ!」

ことり「・・・!」

花陽「一気に3枚も…」
R3→7

穂乃果「それだけじゃないよ!」

穂乃果「爆炎の覇王ロードドラゴン・バゼル、レベル3の自分のバースト発動時効果発揮!」

穂乃果「このスピリットは回復するよ!」


花陽「今度はこちらの番よ! 相手による私のスピリット破壊後にバースト発動!」

花陽「マーク・オブ・ゾロ!!」

穂乃果「紫のバースト!?」

花陽「バースト効果でデッキから1枚ドローし、相手のスピリットからコアを2つトラッシュに置く!」
H2→3

真姫「この効果でバゼルのコアをトラッシュに送ればレベル2になる…」

ことり「バゼルのレベル2の時のBPは7000…今のムゲンドラゴンと同じになるね」

凛「流石かよちんだにゃー!」

花陽「この効果で英雄龍ロード・ドラゴンのコア2つをトラッシュに!」

穂乃果「!?」
ロード3→1

海未(バゼルではなくロード・ドラゴン…?)

海未(フラッシュ狙いでしょうか…)

穂乃果「ロード・ドラゴンはアタック出来なくなったけど、バゼルは止められないよ!」


花陽「フラッシュタイミング! マジック、ドリームネビュラを使用!」
H3→2

花陽「コストはムゲンドラゴンから確保するわね」
R7→5
ムゲン3→1

凛「! なんでリザーブに必要なコアが足りてるのにムゲンドラゴンから…?」

花陽「フラッシュ効果で爆炎の覇王ロードドラゴン・バゼルを手札に戻すわ!」

穂乃果「バゼル!!」
H5→6、R0→5

花陽「さらに紫シンボルが1つあるので連鎖発揮!!」

穂乃果「紫シンボル!? 今は緑属性のムゲンドラゴンしかいないよ!?」

花陽「ムゲンドラゴンレベル1の効果、この子は紫のスピリットとしても扱う

事が出来ます」

穂乃果(生徒会長と同じようなスピリット…!?)

花陽「この連鎖で英雄龍ロード・ドラゴンのコアを1つリザーブに置きます!」

花陽「コアが無くなった事により英雄龍ロード・ドラゴンは消滅します!」

穂乃果「ロード・ドラゴン!!?」
R5→6

花陽「ふう…これで爆裂十紋刃の分は取り返せたかしら?」

穂乃果「…ターンエンド」


穂乃果          花陽
D30          D32
L2           L3
H6           H2
R6           R5
Tコア2         Tコア5
Tカード2        Tカード5

フィールド        フィールド
バースト×        バースト×
オードラン2       ムゲン1

             
英雄皇0         


・ターン07


海未「ロード・ドラゴン、それとバゼルにより耐えられるか難しい所だったのですが…」

真姫「まさかあの状況をひっくり返すなんてね…」

海未「穂乃果も頑張っているのは伝わるので、どちらも頑張って欲しいですね」

花陽「スタートステップ」

花陽「コアステップ」
R5→6

花陽「ドローステップ」
H2→3

花陽「リフレッシュステップ」
R6→11

花陽「メインステップ」

花陽「まずはモスビートをレベル1で召喚」
H3→2、R11→10
モスビート1

花陽「そしてハンドリバースを使用するわね」
H2→1、R10→3

花陽「手札を全て破棄し、相手の手札と同じ枚数分デッキからドロー出来るわ」
H1→0

花陽「穂乃果ちゃんの手札は6枚…よって6枚ドローさせてもらいます」
H0→6

穂乃果「ろ、6枚ドロー…」

花陽「…」


花陽「…偽りの地下帝国をレベル2で配置しましょうか」
H6→5、R7→4
地下帝国2

花陽「偽りの地下帝国レベル2の自分のメインステップ時効果!」

花陽「手札にあるコスト10以上の紫のスピリットを召喚する時、そのコストを6として扱えるわ」

花陽「よってこのスピリットはコスト6として召喚が行えます!」

穂乃果「!?」

花陽「白き蛇、天使の翼! 白蛇帝アルデウス・ヴァイパー…レベル1で降臨!」
H5→4、R4→0
アルデウスV1

花陽「白蛇帝アルデウス・ヴァイパーレベル1、2、3の召喚時効果!」

花陽「相手のスピリットのコアを3つまで、相手のリザーブに置くわ」

花陽「あなたのオードランのコアは全てリザーブ行きよ!」

穂乃果「オードラン!?」
R6→8

花陽「さらにこの効果でコアを0にしたスピリット1体につき、ボイドからコアを1つ置ける!」

花陽「0にしたスピリットの数は1体・・・よってコアが1つ増えるわ」
アルデウスV1→2

真姫(何やってるのよ先輩・・・これじゃあ花陽があのブレイヴを使えないじゃない!)


花陽「・・・アタックステップ!」

花陽「アルデウス・ヴァイパー! お願い!」

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「大丈夫だよことりちゃん!」

穂乃果「フラッシュタイミング! 幻影氷結晶!!」
H6→5、R8→6

穂乃果「相手スピリット1体を指定し、このターンの間そのスピリットはブロックされなかった場合、私のライフを減らす事が出来なくなる!」

穂乃果「指定するのは白蛇帝アルデウス・ヴァイパー!」

穂乃果「今の私はそもそもブロック出来ないから、そのスピリットではライフを削れないよ!」

凛「アルデウス・ヴァイパーのアタックを止めた!」

海未「いえ、まだ2体残っています!!」

花陽「その通りよ! モスビート、お願い!」

穂乃果「そのアタック待ってましたーっ!!」

穂乃果「フラッシュタイミング!! 救世神撃覇!!」
H5→4、R6→3

穂乃果「私のデッキから1枚ドローして・・・」
H4→5

穂乃果「手札のバースト効果を持つカード1枚をセット出来る!!」
H5→4

穂乃果「ついでに英雄皇の神剣の効果で1枚ドローだ!」
H4→5

花陽「このコンボは・・・!?」

凛「生徒会長の時とのコンボだ・・・!」


穂乃果「そしてモスビートのアタック・・・ライフだよ!!」パリーン
L2→1、R3→4

穂乃果「そして私のライフ減少時! バースト発動!!」

穂乃果「爆烈!!」

穂乃果「爆勝ち!!!」

穂乃果「爆炎の覇王ロードドラゴン・バゼル! レベル2で召喚!!!!」
R4→0
バゼル4

穂乃果「まだ終わりじゃないよ!」

花陽「・・・!」

花陽「ターンエンド・・・」


穂乃果          花陽
D28          D25
L1           L3
H5           H4
R0           R0
Tコア7         Tコア6
Tカード5        Tカード7

フィールド        フィールド
バースト×        バースト×
バゼル4         ムゲン1
             モスビート1
英雄皇0         アルデウスV2

             地下帝国2


・ターン08


穂乃果「スタートステップ!」

穂乃果「コアステップ!」
R0→1

穂乃果「ドローステップ!」
H5→6

穂乃果「リフレッシュステップ!」
R1→8

穂乃果「メインステップ!」

穂乃果「まずはロードドラゴン・バゼルをレベル3に!」
R8→7
バゼル4→5

穂乃果「アルマジトカゲをレベル3で召喚!」
H6→5、R7→4
トカゲ3

穂乃果「さらにキジ・トリアをレベル2で召喚するよ!」
H5→4、R6→2
キジ2

海未(ロードドラゴン・バゼル、レベル2、3の効果によってバーストがないまま相手のターンに入る事になります)

海未(それを補えるキジ・トリアを召喚させるのはいい考えですね)

穂乃果「さらにバーストセット!」
H4→3

穂乃果「バーストをセットした事により英雄皇の神剣の効果で1枚ドロー!」
H3→4


穂乃果「そしてアタックステップ!」

穂乃果「ロードドラゴン・バゼル! アタックだよ!」

穂乃果「さらにロードドラゴン・バゼル、レベル2、3のアタック時効果発揮!」

穂乃果「めくったカードはグラウンドブレイク!!」

穂乃果「発動条件は相手のスピリット・ブレイヴの召喚時発揮後なのでそのまま使用出来るよ!」

穂乃果「グラウンドブレイクのバースト効果はBP5000以下の相手のスピリット2体とネクサス1つを破壊出来る効果!」

穂乃果「BP4000のムゲンドラゴン、BP2000のモスピード!」

穂乃果「ネクサスの偽りの地下帝国を破壊するよ!」

花陽「くっ・・・!」
R0→4

穂乃果「さらに爆炎の覇王ロードドラゴン・バゼル、レベル3の自分のバースト発動時効果発揮!」

穂乃果「ロードドラゴン・バゼルは回復する!」

花陽「フラッシュタイミング! トライアングルトラップ!!」
H4→3、R4→1

花陽「相手スピリット1体か相手のコスト4以下のスピリット3体を疲労させます!」

花陽「穂乃果ちゃんのアルマジトカゲとキジ・トリアには疲労してもらうわね」

穂乃果「!」

花陽「ロードドラゴン・バゼルのアタックはライフで受けるわ」パリーン
L3→2、R1→2

穂乃果「・・・ターンエンドだよ」


穂乃果          花陽
D26          D25
L1           L2
H4           H3
R0           R2
Tコア2         Tコア9
Tカード7        Tカード11

フィールド        フィールド
バースト×        バースト×
バゼル5         アルデウスV2

トカゲ3         
キジ2          
             
英雄皇0         


・ターン09


花陽「スタートステップ」

穂乃果「相手のスタートステップ時、キジ・トリアのレベル2の効果発揮!」

穂乃果「私がバーストをセットしていない時、手札のバーストを1枚セットする事が出来る!」
H4→3

穂乃果「さらに英雄皇の神剣レベル1、2の効果で1枚ドローだ!」
H3→4

穂乃果「そしてキジ・トリアの相手ターン時の効果が発揮!」

穂乃果「バーストをセットしている間、私の合体していないスピリットのBPを+2000する!」

花陽「ロードドラゴン・バゼルのBPは14000ですか・・・」


花陽「・・・コアステップ」
R2→3

花陽「ドローステップ」
H3→4

花陽「リフレッシュステップ」
R3→12

花陽「メインステップ」

花陽「白蛇帝アルデウス・ヴァイパーをレベル3に!」
R12→9
アルデウスV2→5

花陽「ジャンゴヘビをレベル1で召喚よ!」
H4→3、R9→8

花陽「そして・・・」つカード

穂乃果「!?」

花陽「霊験あらたかな、紫電の霊剣ライトニング・シオン!」

花陽「紫の電光石火をフィールドに刻め!!」
H3→2、R8→4
シオン1

凛「紫電の霊剣ライトニング・シオン!」

花陽「紫電の霊剣ライトニング・シオンの召喚時効果発揮!」

花陽「相手のスピリット1体のコア1つをリザーブに置くわ!」


花陽「さらに白蛇帝アルデウス・ヴァイパーの強化発揮!」

穂乃果「強化!?」

花陽「紫の強化はコア除去効果でリザーブに置くコアを+1個するわ!」

花陽「今ある強化の数は1つ!」

花陽「よって合計2つスピリットのコアをリザーブに送ります!」

花陽「穂乃果ちゃんのロードドラゴン・バゼルのコアを2つリザーブへ送ります!」

穂乃果「バゼル!?」
バゼル5→3、R0→2

花陽「さらにデッキから1枚ドローするわね」
H2→3

花陽(・・・このカード)

穂乃果「だけど・・・相手のスピリット・ブレイヴの召喚時効果発揮後にバースト発動!」

穂乃果「海皇龍シーマ・クリーク!」

穂乃果「バースト効果でこのスピリットをレベル2で召喚!」
R2→0
シーマ2

穂乃果「不足コストはアルマジトカゲから!」
トカゲ3→2
シーマ2→3

穂乃果「そして海皇龍シーマ・クリークのレベル1、2の効果!」

穂乃果「このスピリットとコスト2以下のスピリットはアタックする事が出来ない!」

穂乃果(手札には絶甲氷楯・・・ブロックとフラッシュタイミングを挟まないと!)


花陽「・・・紫電の霊剣ライトニング・シオンを白蛇帝アルデウス・ヴァイパーに合体!」
アルデウスV+シオン6

花陽「アタックステップよ!」

花陽「合体スピリット、お願い!」

花陽「白蛇帝アルデウス・ヴァイパーのレベル2、3のアタック時効果!」

花陽「相手のフィールド上のコア1つをリザーブへ送ります!」

花陽「さらに強化発揮よ!」

穂乃果「それでもコアをリザーブに送れるのは2つ・・・私の回復しているスピリットは消滅出来ないよ!」

花陽「いいえ・・・強化は2つあるのよ?」

穂乃果「なっ・・・!?」


花陽「強化は今、白蛇帝アルデウス・ヴァイパーと」

花陽「紫電の霊剣ライトニング・シオンの合体時効果の合計2つ!」

花陽「合計3つ・・・海皇龍シーマ・クリークからリザーブへ送りましょうか」

穂乃果「シーマ・クリーク!?」
R0→3

花陽「さらにフラッシュタイミング! ヴァニシングコアを使用するわ!」
H3→2、R4→2

花陽「相手スピリット1体のコアをリザーブへ!」

花陽「さらに強化によって合計3つのコアをロードドラゴン・バゼルからはずします!」

穂乃果「バゼルまで・・・!!」
R3→6

凛「ブロッカーが消えたにゃ!!」

穂乃果(これじゃあ絶甲氷楯を使用しても意味が・・・!!)

穂乃果「・・・ライフだよ!」パリーン
L1→0、R6→7

 花陽 WIN!


真姫「流石ね花陽、いいバトルだったわ」

凛「かよちんかっこよかったよ!」

花陽「えへへ、でも最後に警戒せずにアタックステップに入っちゃったのは失

敗だったかなって思ってるんだけどね」

穂乃果「まさか合体時に強化が付くなんて・・・」orz

海未「乗せるコアの数を間違えてしまったようですね」

ことり「仕方ないよ、効果を知らなかったんだし!」

穂乃果「私が効果をしっかり知ってればブロックしてフラッシュタイミングを

作って絶甲氷楯でアタックステップを終了出来たのに・・・」orz

海未「では、これを期にカードの効果を知っていけば良いじゃないですか」

ことり「私達も手伝うから、ね?」

穂乃果「2人共・・・ありがとーっ!!」ダキッ

花陽「ほ、穂乃果さん!」

穂乃果「ほえ?」

花陽「ありがとうございました、いいバトルでした!」

穂乃果「こちらこそ! 悔しかったけど良いバトルだったよ!」


真姫母「本当、いいバトルを見させて頂いたわ」

穂乃果「あ、真姫ちゃんのお母さん!」

真姫母「そんなあなた達の為に、新しく料理を持ってきてもらったわ」

真姫母「たくさん食べていってくださいね?」

穂乃果「おお・・・テレビとかで見るような食べ物ばかり・・・」キラキラ

穂乃果「よーし! いっぱい食べるぞー!!」

真姫母「あ、それと小泉さん?」

花陽「は、はい!」

真姫母「これを・・・」つご飯

花陽「!? これはご飯!」

真姫母「そうよ・・・しかもこれは世界に1つしかない最高のご飯よ」

花陽「世界に1つ!?」

真姫母「その通り・・・このご飯はね?」


真姫母「真姫ちゃんが昨日一生懸命作っていたご飯なの」

真姫「ちょっと待って」


真姫「いつのまにそれを・・・?」

真姫母「バトルが終わった直後よ」

真姫「・・・はあ、もうしょうがないわね」

真姫「花陽」

花陽「?」

真姫「その、初めて炊いたからおいしく出来てるかよくわからないけど・・・」

真姫「食べて・・・もらえるかしら?」

花陽「・・・!」

花陽「うん!」

花陽「では・・・」つはし

花陽「頂きます!」パクリ

真姫「・・・・・・どう、かしら?」

花陽「・・・」モグモグ

真姫「・・・」ドキドキ

花陽「うん! おいしいよ、真姫ちゃん!」

真姫「!」パアァ


凛「本当だ、意外とおいしいにゃー!」mgmg

穂乃果「うん! おいしい!」mgmg

真姫「!?」

海未「確かに・・・あ、お醤油をとっていただけますか?」mgmg

真姫「え、うん・・・」つ醤油

ことり「本当だ、流石真姫ちゃんだねっ♪」mgmg

真姫母「初めてなのにこんなにおいしく出来るなんて・・・私、うれしいわ」mgmg

真姫「ママまで!?」

花陽「~♪」mgmg

真姫「・・・まあ、本人は喜んでるし、良しとしましょうか」

マキチャンノゴハンオイシイニャー
マキチャンツギハパンツクラナイ?
ツクラナイワヨ!
2リトモ、オチツキナサイ!
ア、マカロンダ!


花陽(いつも凛ちゃんぐらいしか祝ってくれなかったけど・・・)

花陽(今回は凛ちゃん、真姫ちゃんが欲しかったカードをがんばって手に入れてくれて・・・)

花陽(海未さんが私の何気なく言った悩みも解決してくれて・・・)

花陽(ことりさんが私の夢だったアイドルバトラーの姿を形にしてくれて・・・)

花陽(穂乃果さんが手作りとお饅頭と新デッキでのバトルをしてくれて・・・)

花陽(今年の誕生日は私の忘れない誕生日になりそうです・・・)

花陽「皆、ありがとう・・・」


なんとか書き終わりました
試しにバトルの時の表記も変えてみました

感想があればとうれしいです

ルールミスがひとつ

フィールドに[颶風高原]が配置してあり、[ジェーンバード]をLv1で召喚した場合はコアを追加できません。【暴風】はLv2からですね
[颶風高原]が【暴風】を参照するのはスピリットカードではなく、スピリットになるからですね。参照するタイミングは召喚処理が終わり、召喚時効果と同じタイミングになります
なので[カンネイドエース]の効果で【暴風】を持たせたり[ゲラン准将]で【暴風】の数値をあげている場合は[颶風高原]はそれに合わせて効果を発揮できるわけです

この裁定を使った特殊なデッキ破棄デッキがチャラペラですね

>>79
指摘ありがとうございます!
誕生日にミスとはまだまだ僕も未熟です
どうせ何もしてなかったんだしラクダチョウとかにしておけばよかったのか・・・

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