イリアステル滅四星で浦島太郎 (21)

昔々あるところにブルーノというD-ホイール好きの青年が暮らしていた

青年「さて、今日は浜辺までドライブでもしようか」

ブルーノはそういって浜辺に向かうと、浜辺でイリアステル三皇帝がパラドックスをいじめているところを見た

ルチアーノ「自分だけ過去を掘り下げられなくてやられるなんてダッサwww」

プラシド「タッグフォースに出演できなかったのはどんな気分だ?」

パラドックス「黙れ! 切り札を雑魚に魔改造された貴様らが俺を侮辱する資格などない!」

ホセ「黙って聞いておればいい気になりおって…!」

ルチアーノ「この!」ゲシッ!

パラドックス「ぐふっ…!」

言ってはいけないことを言ったパラドックスはさっきよりたくさん暴力を受けた

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訂正

青年「さて、今日は浜辺までドライブでもしようか」 →ブルーノ「さて、今日は浜辺までドライブでもしようか」

これを見たブルーノは咄嗟に間に入りいじめを止めようとした

ブルーノ「ちょっと待ってよ、暴力反対! 3対1なんて卑怯じゃないか!」

プラシド「何だ貴様、部外者は引っ込んでいろ!」

ブルーノ「こんな子供みたいなことをして恥ずかしくないの?」

プラシド「黙れ! 俺たちに逆らうなら貴様もいじめの対象になってもらうぞ!」

プラシド「現れよ、機皇帝ワイゼル∞!」

ホセ「機皇帝グランエル∞!」

ルチアーノ「機皇帝スキエル∞!」

プラシド「どうだ! これが無敵の機皇帝軍団だ!」

プラシド「これから無敵の機皇帝にいじめられる気分はどんなものなのか教えてもらおうか?」

ブルーノ「サイバードラゴンを特殊召喚」

3人「え?」

ブルーノ「機皇帝とサイドラで融合、キメラテック・フォートレス・ドラゴンを融合召喚します」

プラシド「ま、待て…」

ブルーノ「エヴォリューション・リザルト・アーティレリー!」

3人「ぐおおおおおおおお!!!」

ルチアーノ「これも全部プラシドが暇つぶしだといってパラドックスをいじめたせいだ!」

ホセ「どうしてくれるのだ、この責任をどう取る!?」

プラシド「おのれ…これが絶望かァァァァ…!」

ドオオオオオオオオオオオオオン!

ブルーノはキメラテック・フォートレス・ドラゴンを使っていじめっ子を追い返しました

ブルーノは三皇帝を倒し、その後痛めつけられたパラドックスを介抱した

ブルーノ「もう大丈夫だよ」

パラドックス「うぅ…、ひどい目に遭った、礼を言うぞ、青年よ」

ブルーノ「どういたしまして」

パラドックス「それでは俺は立ち去ろう、去らばだ」

ブルーノ「もういじめられたりしないでよ~」

パラドックスは助けてもらってくれたブルーノに礼を言い、空へ帰っていった

数日後ブルーノがD-ホイールの整備をしていると、パラドックスがやって来た

パラドックス「青年よ、この前のことは感謝する」

パラドックス「その件で我が親友が恩返しをしたいと言ったのだ、どうだ、いかないか?」

ブルーノ「ぜひ行かせてもらうよ、君の親友にも会ってみたいしね!」

パラドックス「それでは出発しよう、現れよ! Sinトゥルースドラゴン!」

Sinトゥルースドラゴン「ギャオオオオオオオオオン!」バサッバサッ

パラドックス昔助けてくれたお礼にと言い、ブルーノと共に空の上の城、アーククレイドルへと出発した

アーククレイドルにはZ-ONEという城の主が住んでいた

Z-ONEは、色とりどりの時械神と一緒にブルーノを出迎えてくれた

Z-ONE「よく来てくれました、パラドックスを助けてもらったことについては感謝しております」

ブルーノ「困った時には助け合いでしょ!」

Z-ONE「お礼といっては難ですがこれからあなたにお持て成しをさせてあげましょう」

Z-ONE「現れよ、時械神メタイオン、ガブリオン、ハイロン、ミチオン、サンダイオン!」

時械神たち「ハッ!」

ブルーノ「す、凄い…」

アーククレイドルではZ-ONEに歓迎され、時械神たちの踊りや、素敵なご馳走で持て成され、楽しい毎日を過ごした

ブルーノはここはまるで天国のようだと思い、Z-ONEと共に話したりするなど数日間楽しく過ごした

Z-ONE「あなたは本当に面白い人ですね、共にいるだけで楽しくなります」

ブルーノ「いや~、あはは!」

ブルーノはもっとアーククレイドルにいたい、Z-ONEと一緒にお話がしたいと思い

何日も何日も居続け…

気づいた時にはもう3年もたってしまいました

長い時間家を留守にしてしまい、ブルーノは下界のことが気になって、だんだん元気がなくなってきた

Z-ONE「どうかされましたか?」

ブルーノ「いや、ここも楽しいけど下界がちょっと恋しくなって…」

ブルーノ「みんな心配しているだろうな…」

Z-ONE「ふむ…」

そしてある日、ブルーノは決心しました

ブルーノ「…Z-ONE、いままでありがとう…だけど、僕はもう家へ帰らないと」

Z-ONE「帰られるのですか? よければ、このままここで暮しては」

ブルーノ「いや、僕の帰りを待つ者もいるから」

するとZ-ONEは、さびしそうに言いました

Z-ONE「…そうですか、それはおなごりおしいです…では、おみやげに玉手箱を差し上げましょう」

ブルーノ「玉手箱?」

Z-ONE「はい…この中には、あなたがアーククレイドルで過ごされた『時』が入っております」

Z-ONE「これを開けずに持っている限り、あなたは年を取りませんいつまでも、今の若い姿のままでいられます…」

Z-ONE「ですが開けてしまうと、『時』がもどってしまいますので、決して開けてはなりませんよ」

ブルーノ「うん、どうもありがとう」

Z-ONE「もう二度と会うことはないでしょう、あなたと共にいて本当に楽しかった…お元気で」

ブルーノ「ありがとうZ-ONE、君のことは忘れないよ」

ブルーノはパラドックスと共にSinトゥルースドラゴンに乗って下界に降りました

ブルーノ「箱って開けるためにあるものなのにどうして開けちゃいけないんだろう?」

パラドックス「一見矛盾に思えるかもしれない…、だがそれが正解だ」

ブルーノ「う~ん、よくわからないや」

下界に降りたブルーノはパラドックスにお礼を言いました

パラドックス「それではさよならだ、ブルーノよ」

ブルーノ「ありがとう、お元気で!」

ブルーノ「…さてと、みんな心配しているだろうな…」

ブルーノは自分の町に帰りましたが…

ブルーノ「そ、そんな…一体どうしてこんな…」

自分の住んでいた町は荒廃していた、いや…町はおろか地球全体が滅亡し、生き残ったのはブルーノ一人だけであった

ブルーノがアーククレイドルで過ごしているうちに、地上では200年も経っていたのだった

その間に機皇帝が人類を襲い、モーメントは暴走し、世界は崩壊してしまった

ブルーノ「ううっ…、そんな…みんなぁ…ぁぁ…」

絶望したブルーノは、Z-ONEから貰った玉手箱のことを思い出した

ブルーノ「そういえば、Z-ONEは言っていたな…この玉手箱を開けると、『時』が戻ってしまうと」

ブルーノ「もしかしてこれを開けると、僕が暮らしていた時に戻るのか?」

蓋を開けると、中から白い煙がもくもくと出て…

ブルーノ「な、なんだ!?」

たちまちブルーノは謎のD-ホイーラー、アンチノミーになってしまった

アンチノミー「そうだ…僕はブルーノじゃない、アンチノミーだ!」

アンチノミー「この荒廃した未来を救うには過去へ戻るしかない、カモン! デルタイーグル!」

キイイイイイイイイン!!!

アンチノミー「トップクリアマインド!」

バシュン!

アンチノミー「この荒廃した未来を、変えてみせる!」

アンチノミーは過去へ戻り、歴史を修正するために戦いましたとさ

アンチノミーの勇気が未来を救うと信じて…

終わり

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