勇者「魔王の娘に懐かれてしまった・・・」 魔王娘「?」(8)

勇者「辛く長い旅の果てに、ようやくたどり着いた魔王城で俺が目にした物は、真の魔王を名乗り現れたおぞましい何かに魔王の軍が蹂躙される瞬間だった」

勇者「訳の解らないまま共に戦う形になり、訳の解らないまま俺が止めを刺す事になって、それで倒した筈の奴が俺達を道連れにしようとして、最後に魔王が盾になって・・・生き残ったのは俺だけだ」

・魔王城跡

勇者「・・・は、ははっ、あんなに広かった城が跡形もない。何もかも、皆焼けて灰になっちまいやがった」

 取り戻された夜明けの光が勇者の足元を照らした 
薫ぶる煙と時たま思い出した様に煌めく火の粉の中 無数に散らばる炭の固まりは先刻まで魔族だった物だ。

そして夜明けの光は 何かを守るように立ったまま炭になったサイクロプスの姿を照らした

駄目だ 仕切直しします

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